JPH0864999A - 検査装置、三次元形状計測方法及び製品の製造方法 - Google Patents

検査装置、三次元形状計測方法及び製品の製造方法

Info

Publication number
JPH0864999A
JPH0864999A JP6195025A JP19502594A JPH0864999A JP H0864999 A JPH0864999 A JP H0864999A JP 6195025 A JP6195025 A JP 6195025A JP 19502594 A JP19502594 A JP 19502594A JP H0864999 A JPH0864999 A JP H0864999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
image
imaging
image pickup
illumination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6195025A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Kobayashi
茂樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6195025A priority Critical patent/JPH0864999A/ja
Publication of JPH0864999A publication Critical patent/JPH0864999A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査能力の安定化と向上を実現し得る検査装
置を提供する。 【構成】 X−Yステージ2上の被検査対象1に、光源
3によって照明するとともに、被検査対象1の上方に両
眼視のカラーカメラ4a、4bを設け、かつこのカラー
カメラ4a、4bをX−Yステージ2のX−Y軸に対し
て45度方位角回転した位置に設置する。カラーカメラ
4a、4bの2画像から画素の距離計測を行い、自動良
否判定演算を行う。自動良否判定で不良判定された部分
をカラーカメラ4a、4bで撮像し、目視判定のため表
示ユニット13に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製品製造ラインにおい
て、立体の形状や立体構造を計測することによって半完
成品を検査し、不良品を修理修正する場合に利用される
検査装置、三次元形状計測方法と、製品製造方法に関す
るものであり、特にプリント配線板に電子部品を搭載
し、はんだ付けを施した後の部品実装基板検査自動化技
術、目視検査のための画像化表示技術、及びこれらの技
術を利用した修理修正製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】三次元形状計測法の基本原理は三角測量
法であるが、その原理は元来測地法に由来する距離計測
(レンジファインディング)である。そのために、この
方法を画像処理の三次元形状計測に適用する場合には欠
点があり、画像計測上利用し難い条件となっている。そ
れらの欠点は次のようである。
【0003】(1)三角測量法の代表的方法である左右
両眼視撮像法の場合、例えばプリント配線板上に搭載さ
れた電子部品の外観検査に利用する場合、大多数の電子
部品は直方体をその基本形状としているために検査した
い表面全体を一度に撮像することは不可能で、その画像
には観察不能の所謂ブラインド面ができてしまう(図1
8参照)。
【0004】(2)距離計測法はスケール絶対値計測で
あるために、センサと計測対象の間の僅かな位置誤差の
影響を直接的に受けてしまい、プリント配線板のように
実装工程上熱暴露を受けて歪みを生じる計測対象の場合
には、計測に必要な精度を位置誤差が上回ってしまう。
例えば、1画素当り数ミクロン程度の差高を計測しなけ
ればならないはんだ形状計測の場合、過熱による上下変
形は数百ミクロン以上であることが極く普通の出来事と
して発生する。従って、従来プリント配線板の計測や検
査に両眼視法を適用した例は数十種類の計測・検査装置
が公表されている中で、皆無の現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した位置誤差は、
両眼視の場合、視方向が斜めであるために上下のたわみ
が平面に平行な誤差になり、画像処理には更に不都合で
ある。図19に示すようにプリント配線板にΔzの誤差
が生じると、傾斜角θの撮像装置から見た対象はx方向
にΔxの誤差を生じる。演算式(1)により、誤差Δx
=Δzcotθである。これは画像処理上画素ずれとな
るので、三次元計測及び検査に大きな支障を来たすので
ある。
【0006】部品を実装したプリント配線板のケースで
は、CAD/CAMデータに従って、電子部品が整然と
搭載される。一般の部品は大多数が直方体か直方体に近
い形状で、側面の法線ベクトルがCAD/CAMデータ
座標軸のx、yのいずれかの軸に平行に配置される。一
方、カメラやウオッチ等のように特殊な外形を必要とす
るプリント板を例外として、ほとんど全てのプリント配
線板は外形が長方形の平板であるので、その表面に搭載
された電子部品の搭載軸は結果的にプリント配線板の外
縁に平行になる。部品自動搭載機やはんだ熔融炉やイン
サーキット検査機が行っている最も一般的なプリント配
線板のチャッキング方法は、プリント配線板を左右の外
縁または上下の外縁でX−Yステージにチャッキングし
ており、X−Yステージがそれぞれの装置のX−Y軸に
平行に備え付けられるので、その結果、部品固有のX−
Y軸、プリント配線板固有のX−Y軸、装置のX−Y軸
の3者がすべて一致する。これらはすべて設計及び製造
上の便宜と効率のためである。
【0007】画像検査機の場合にも、両眼視三角測量法
では通常撮像装置の両眼間の軸を装置のいずれかの軸に
平行に配置するので、両眼に相当する左右の撮像装置は
部品の斜め左右方向から部品を見ることになる。即ち、
図18に示すように左眼は部品の上面と左方側面の画像
を得、右眼は部品の上面と右方側面の画像を得ることに
なる。ここで全く得られない画像は、部品の上方側面と
下方側面と下面の画像である。三角測量法において単に
部品の高さだけが計測目的であれば、この条件で何等問
題がない。しかし、例えばQFPのように部品の4辺に
リードがあり、これに接合されたはんだジョイントの形
状計測や検査を目的とする場合には、左右両眼撮像の
後、これを90度回転して再度撮像するか、またはプリ
ント配線板を90度回転して撮像しなければならない。
また、あるいは左右両眼の他に、更に上下両眼を加えて
4眼としなければならない。またQFP以外の大多数の
部品は2側面電極型であるが、搭載方向は配線上任意で
あるため、上方側面と下方側面の画像を得ようとすれば
同様な用意が必要になる。このような方法が装置構造の
複雑化と検査シーケンスの複雑化とコストアップを招く
ことは明らかである。
【0008】本発明の目的は、主として直方体類似形状
の物体が直交的な配置をなしている部品実装プリント配
線板のような検査対象に対して、両眼視三角測量法を適
用する場合に、三角測量法の距離計測機能だけを利用す
るのではなく、三角測量法に新しい機能を加え、検査対
象の画像情報量を増大して、検査能力の安定化と向上を
実現することであり、かつ、また三角測量法の画像情報
をそのまま画像表示に利用可能にすることによって、目
視検査への直接流用や修理修正の簡便化と容易化を実現
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的は、ま
ず第1の課題である左右両眼視三角測量法のブラインド
面存在に対しては、視野画面に対して従来水平に配置さ
れていた両眼の位置を、両眼間距離の中点を中心とし
て、一定の立体角(プリント配線板が水平位置にあれば
一定の方位角)だけ回転した位置に固定し、かく斜め撮
像した画像情報を逆回転演算アルゴリズムと三角測量演
算アルゴリズムを用いて、コンピュータ処理することに
よって解決される。この斜め両眼座標軸による画面の画
素座標変換は図21に示す演算式(3)によって行い、
その後、図20に示す演算式(2)によって画素距離を
算出する。
【0010】次に第2の三角測量法の欠点である上下の
位置ずれに対する過敏性に対しては、左右両眼撮像装置
間にプリント配線板面に垂直な視方向を持つ第3の撮像
装置を備えることにより、安定的な画像を獲得する方法
を提案している。この場合の三角測量法も第3の撮像装
置と、左あるいは右の撮像装置のそれぞれの組合せの間
で演算式(2)の距離計測演算を行えば良い。また対象
の立体感ある画像は斜め撮像情報をそのまま表示用信号
として用いることで達成される。
【0011】例えば、左右両眼の撮像装置をX−Y水平
面において、左右間距離の中点を中心として45度方位
角回転した位置に固定すると、図18に示すようにX−
Y座標軸に平行にチャッキングされたプリント配線板上
にX−Y座標軸に平行に搭載された直方体近似形状部品
の右方側面と上方側面の画像が右眼装置により、また左
方側面と下方側面の画像が左眼装置により、同時に撮像
されることになり、上記の4眼の必要性は消滅する。更
に本発明になる斜め両眼視法のメリットは、この方法で
得た画像を用いて画像目視検査を行う場合に、立体の立
体感ある画像表示ができることである。従って、斜め両
眼視法により自動計測及び自動検査を行った後、不良判
定された箇所の目視再検査を行う検査装置においては、
自動検査と画像表示用の撮像を同一の照明・撮像手段に
よって得られる同質の画像情報を用いて行うことができ
るという大きなメリットが得られる。また、図19のZ
軸方向に第3の撮像装置を配置する方法を用いれば、演
算式(1)の通り、対象の上下誤差由来の誤差はゼロに
なる。
【0012】この出願の特許請求の範囲の請求項1に係
る検査装置は、プリント配線板への部品実装の品質を外
観検査する検査装置であって、検査対象を位置決めする
位置決め手段と、検査箇所の画像を得るための照明・撮
像手段と、得られた画像情報から三次元計測データを算
出する演算手段と、前記三次元計測データを用いて実装
品質良否を判定する判定手段と、不良判定箇所の位置デ
ータを記憶するメモリ手段と、自動検査終了後、前記位
置データを用いて前記検査対象が再位置決めされ、その
不良判定箇所を照明・撮像する照明・撮像手段と、その
不良判定箇所の画像を表示する表示手段とを備え、自動
検査のための照明・撮像手段と、画像表示のための照明
・撮像手段を共用している。
【0013】この検査装置は、部品実装検査の自動検査
終了後に不良判定された箇所を画像表示して、これを目
視により再検査する検査装置において、従来は自動検査
用の撮像法で得られる画像は画像目視検査に不適であっ
たので、両者に相異なる撮像法を採用せざるを得ない
か、もしくは自動検査用の不十分な画像情報をやむなく
利用して、不満足な目視検査を行っていたのに対し、両
者を同一の撮像法で得た同質の画像情報を使用する。
【0014】請求項2記載の検査装置は、請求項1記載
のものに、別途検査装置により検査が行われた検査対象
の判定結果データを利用する手段を備え、前記位置決め
手段が前記検査対象を位置決めし、前記撮像手段が撮像
した前記別途検査装置不良判定箇所の画像を前記表示手
段が表示するようにしている。この検査装置では、他の
自動検査装置で検出された不良プリント板の検査結果デ
ータを受容し、判定不良箇所を撮像し、画像表示して目
視検査を可能にする。
【0015】請求項3に係る検査装置は、請求項1のも
のにおいて、共用する照明・撮像手段は、前記撮像手段
がプリント配線板への部品搭載座標軸に対して斜め立体
角方向に配置された両眼視撮像装置としたものである。
この検査装置は、両眼視撮像装置をプリント配線板の部
品搭載座標軸に対して斜め立体角方向に設定し、三次元
計測法を適用する。
【0016】請求項4に係る検査装置は、請求項3のも
のにおいて、共用する照明・撮像手段は、撮像手段が、
両眼視撮像装置間に、前記プリント配線板面に垂直の視
方向をもって配置された第3の撮像装置を備えたもので
ある。この検査装置は、両眼視撮像三次元計測法におい
て両眼撮像装置の中央にプリント配線板面に垂直の視方
向を取る第3の撮像装置を設置することにより、三角測
量法の欠点である対象の上下位置ずれ過敏性を解消す
る。
【0017】請求項5に係る検査装置は、プリント配線
板への部品実装の品質を外観検査する検査装置であっ
て、検査対象を位置決めする位置決め手段と、検査箇所
の画像を得るための照明・撮像手段と、得られた画像情
報から三次元計測データを算出する演算手段と、前記三
次元計測データを用いて実装品質良否を判定する判定手
段と、不良判定箇所の判定結果データを記憶するメモリ
手段と、前記判定結果データを出力する手段とを備え、
前記撮像手段がプリント配線板への部品搭載座標軸に対
して、斜め立体角方向に配置された両眼視撮像装置であ
る。
【0018】この検査装置は、自動検査機において斜め
撮像画像情報を利用することで部品にブラインド側面が
発生しない検査の実現をしている。請求項6に係る検査
装置は、請求項5のものにおいて、前記照明・撮像手段
の撮像手段は、両眼視撮像装置間に、前記プリント配線
板面に垂直の視方向をもって配置された第3の撮像装置
を備えている。
【0019】この検査装置は、両眼視撮像三次元計測法
において両眼撮像装置の中央にプリント配線板面に垂直
の視方向を取る第3の撮像装置を設置することにより、
三角測量法の欠点である対象の上下位置ずれ過敏性を解
消する。請求項7に係る検査装置は、プリント配線板へ
の部品実装の品質を画像目視検査する検査装置であっ
て、検査対象を位置決めする位置決め手段と、検査箇所
の画像を得るための照明・撮像手段と、得られた検査箇
所の画像を表示する表示手段とを備える検査装置におい
て、前記撮像手段がプリント配線板への部品搭載座標軸
に対して、斜め立体角方向に配置された両眼視撮像装置
である。
【0020】この検査装置は、斜め撮像画像情報を利用
することで部品にブラインド側面が発生せず、かつ立体
感ある画像表示法を実現している。請求項8に係る検査
装置は、請求項7のものにおいて、別途検査装置により
検査が行われた検査対象の判定結果データを利用する手
段を備え、前記位置決め手段が前記検査対象を位置決め
し、前記撮像手段が撮像した前記別途検査装置不良判定
箇所の画像を前記表示手段が表示するものである。
【0021】この検査装置は、他の自動検査装置で検出
された不良プリント板の検査結果データを受容し、判定
不良箇所を撮像し、画像表示して目視検査を可能にす
る。請求項9に係る三次元形状計測方法は、両眼視撮像
装置を備える撮像手段の画像情報から演算手段が対象の
形状計測演算を行う両眼視ステレオ計測方法において、
前記両眼視撮像装置が撮像倍率を双方同期して自動的に
変更するようにしている。
【0022】請求項10に係る製品の製造方法は、製品
の製造工程ラインに請求項1に記載の検査装置を設置
し、この検査装置の表示手段に検査箇所を表示し、表示
された検査箇所の画像の目視検査により検出された目視
検査不良判定箇所の修理修正を行い、半製品を完成す
る。請求項11に係る製品の製造方法は、製品の製造工
程ラインに、検査対象を位置決めする位置決め手段と、
プリント配線板への部品搭載座標軸に対して斜め立体角
方向に配置された両眼視撮像装置と、撮像された検査箇
所の画像を表示する表示手段を備える検査装置を設置
し、この検査装置の表示手段に検査箇所を表示し、表示
された検査箇所の画像の目視検査により検出された目視
検査不良箇所の修理修正を行い、半製品を完成する。
【0023】
【実施例】以下、実施例を示す図面に沿って本発明をさ
らに詳細に説明する。図1は本発明を具体化した第1実
施例の検査装置の構成を示す。図1に示されるその撮像
装置は左右両眼視方式である。その真上よりの平面図は
図2に示すように左右の撮像装置4a、4b間距離の中
点を中心にX−Yステージ2のX−Y軸に対して45度
方位角回転した位置に設定されている。第1実施例の照
明装置の光源は図1及び図2の3であり、ハロゲン灯か
らの光束を光ファイバによって誘導し、白色環状光源と
している。また、この光源3は円環状蛍光灯でも良い。
さらには、またこの光源は必ずしも円環状でなくとも差
支えはない。
【0024】光束は検査対象1にあたって反射し、撮像
装置であるカラーカメラ4a及び4bに入射する。撮像
装置4は検査の目的に応じてモノクロカメラであっても
良い。撮像装置4が撮像した4a画像と4b画像の2画
像をそれぞれのメモリ・フレームに取込み、演算式
(3)及び(2)に従って画素の距離計測を行い、算出
された距離画像データを自動認識のために用いて良否判
定演算を行う。
【0025】検査全体の動作順序を図3のフローチャー
トに示す。まず、搬入装置(図示せず)により図1の検
査対象1が搬入され、X−Yステージ2にセットされる
と(ST1)、検査シーケンスに従って制御ユニット8
の制御信号により位置決め装置(図示せず)がX−Yス
テージ2を移動させて検査対象1の検査領域を検査位置
にもたらす(ST2)。光源3の照明による対象からの
反射光を撮像装置のカラーカメラ4a及び4bが斜め両
眼視撮像する(ST3)。そこでカラーカメラ4a及び
4bは、これを画像信号に変換して画像処理演算ユニッ
ト7へ出力する(ST3)。画像処理演算ユニット7は
この画像信号をルート(A)を介して形状計測データを
演算し(ST4)、予めプログラム化して保有している
良否判定のための認識アルゴリズムに供給し、検査領域
の自動良否判定を行い(ST5)、その判定結果データ
をメモリ10にメモリする(ST6)。未検査領域があ
れば、次の検査位置に対象を移動するが、全検査領域の
検査が完了すれば(ST7)、検体を排出して(ST
8)検査を完了する。
【0026】次に、本発明の第2実施例を説明する。第
2実施例検査装置の構成を図4に、また動作のフローチ
ャートを図5にそれぞれ示す。本実施例は、斜め両眼視
画像を表示し、これをオペレータが目視することによ
り、良否判定する検査装置である。まず、搬入装置(図
示せず)により、図4の検査対象1が搬入され、X−Y
ステージ2にセットされると(ST1)、検査シーケン
スに従って制御ユニット7の制御信号により位置決め装
置(図示せず)がX−Yステージ2を移動させて検査対
象1の検査領域を検査位置にもたらす(ST2)。光源
3の照明による対象からの反射光を撮像装置のカラーカ
メラ4aまたは4bが、斜め両眼視撮像する(ST
3)。この時、教示データにより対象電子部品の観測し
たい方向に応じて、図2の撮像装置4aまたは4bのい
ずれか適する方の画像が表示されるようになっている
(ST4)。撮像された画像は、表示ユニット12の画
面上に表示されるので、この画像をオペレータが目視観
測して品質の良否を判定し、判定結果を入力ユニット1
0により入力する(ST5)。未検査領域があれば(S
T6)、次の検査位置に対象を移動するが、全検査領域
の検査が完了すれば(ST6)、検体を排出して検査を
完了する(ST7)。このフローにおいて必要があれ
ば、判定結果データをメモリ9にメモリしたり、または
出力ユニット11によりプリント・アウトしたり、他の
コンピュータ等に送信したりすることもできる。
【0027】次に、本発明の第3実施例を説明する。第
3実施例は、検査対象の自動検査を行った後、不良判定
された箇所のみを画像表示して目視再検査を行う検査装
置である。その構成は図1の通りであり、第1実施例と
同様である。また、その照明撮像装置も第1実施例と同
様であり、その真上よりの平面図も図2に示す通りであ
る。その動作のフローチャートを図6及び図7に示す。
搬入装置(図示せず)により、図1の検査対象1が搬入
され、X−Yステージ2にセットされると(ST1)、
検査シーケンスに従って制御ユニット8の制御信号によ
り位置決め装置(図示せず)がX−Yステージ2を移動
させて検査対象1の検査領域を自動検査位置にもたらす
(ST2)。光源3の照明による対象からの反射光を撮
像装置のカラーカメラ4a及び4bが斜め両眼視撮像す
る(ST3)。そこでカラーカメラ4a及び4bは、こ
れを画像信号に変換して画像処理演算ユニット7へ出力
する(ST3)。画像処理演算ユニット7は、この画像
信号をルート(A)を介して形状計測データを演算し
(ST4)、予めプログラム化して保有している良否判
定のための認識アルゴリズムに供給し、検査領域の自動
良否判定を行う(ST5)。その判定結果が不良である
場合にはST6がNOとなり、ST7において不良判定
箇所(即ち再検箇所)位置データをメモリ10にメモリ
する。また、もし判定結果が良品である時はST6がY
ESとなり、次にST8がNOであれば、次の検査位置
に対象を移動するが、YESであれば全自動検査領域の
検査が完了し、目視再検査ステップ(図7)へと進む。
【0028】図7の目視再検査ステップにおいては、再
検査シーケンスは図1のメモリ10にメモリされている
不良判定箇所位置データに従って制御ユニット8の制御
信号により位置決め装置(図示せず)がX−Yステージ
2を移動させて検査対象1の再検査領域を再検査位置に
もたらす(ST9)。そこでST10において、白色環
状光源3が検査対象1に対して白色光束を照射すると、
カラーカメラ3が再検査領域を撮像し、その画素を表示
ユニット13のスクリーン上に表示する(ST11)。
この際、不良判定箇所位置データには、その電子部品の
どの部分が不良であるかの位置データも含まれているの
で、図2の撮像装置4aまたは4bのいずれか適する方
の画像が表示されるようになっている。そこで、オペレ
ータはこの画像を観測することによって目視検査を行
い、良否判定を下し(ST12)、判定結果を入力ユニ
ット11に入力する(ST13)。結果の入力が終わる
とST14がNOであれば、再検査シーケンスはメモリ
10にメモリされている不良判定箇所位置データに従っ
て、制御ユニット8の制御信号により位置決め装置(図
示せず)が再びX−Yステージ2を移動させて検査対象
1を次の再検査位置にもたらし、以上述べた動作が反復
される(ルートB→A)。このようにして、全ての再検
査位置の再検査が完了したら、ST14がYESとなり
検査対象1がX−Yステージ2から排出される(ST1
6)。以上述べたように本実施例は、良否判定を自動的
に行い、不良の領域だけを画像として表示するので、オ
ペレータは極く少数の目視検査を行えばよいことにな
り、大幅な省力化が実現されるばかりでなく、稍緩かな
自動検査判定基準を設定することによって、不良箇所の
不検出リスクを回避し、少数の良箇所過検出を許容して
不良判定し、不良判定分のみの目視再検査を表示画像に
よって行うのである。
【0029】次に、本実施例の第4実施例を説明する。
第4実施例は左右両眼視撮像法において、左右両眼視撮
像装置の間に第3の撮像装置を設定することにより、両
眼視三角測量法の欠点を補う本発明に係る三次元計測方
法を利用した検査装置である。第4実施例の照明撮像装
置の構成を図8の断面図と図9の平面図に示す。第4実
施例の照明装置の光源は、図8及び図9の3であり、ハ
ロゲン灯からの光束を光ファイバによって誘導し、白色
環状光源としている。また、この光源は円環状蛍光灯で
も良い。さらには、またこの光源は必ずしも円環状でな
くとも差支えはない。光束は検査対象1にあたって反射
し、撮像装置である左右のカラーカメラ4a、4b、及
び第3の撮像装置であるカラーカメラ5に入射する。撮
像装置4及び5は検査の目的に応じて、モノクロカメラ
であっても良い。両眼視画像は直方体もしくは直方体に
近い形状の立体である電子部品の左側面画像については
撮像装置4aと5、また電子部品の右側面画像について
は4bと5が撮像した画像のそれぞれ2画像をフレーム
メモリに取込み、演算式(2)に従って画素の距離計測
を行い、算出された距離画像データを自動認識のために
用いて良否判定演算を行う。第4実施例は自動検査装置
であって検査動作のフローは、三次元計測演算内容の差
違以外は、第1実施例と同様であり、図3のフローチャ
ートと同様であるので説明を省略する。
【0030】次に、本実施例の第5実施例を説明する。
第5実施例は、検査対象の自動検査を行った後、不良判
定された箇所のみを画像表示して目視再検査を行う検査
装置である。その構成は図8の通りであり、その照明撮
像装置における一つの相違点以外は第4実施例と同様で
ある。第5実施例の照明撮像装置の真上よりの平面図は
図10に示す通りであり、撮像装置4a、4bが第1実
施例と同様に斜撮像方式に設置してある点以外は、第4
実施例と同様である。その動作の主要なフローチャート
は図6及び図7に示す通りであり、両眼視画像は直方体
もしくは直方体に近い形状の立体である電子部品の左側
面及び下側面画像については撮像装置4aと5、また電
子部品の右側面及び上側面画像については4bと5が撮
像した画像のそれぞれ2画像をフレームメモリに取込
み、演算式(2)に従って画素の距離計測を行い、算出
された距離画像データを自動認識のために用いて良否判
定を行う。三次元計測演算内容が、撮像装置4aと5ま
たは撮像装置4bと5のそれぞれの組合わせの画像デー
タの間で、演算式(1)及び(2)による演算を行う差
違以外は第3実施例と同様であるので説明を省略する。
第5実施例の目視再検査ステップは左右の撮像装置4a
及び4bが得た画像を用い、第3撮像装置5の画像は使
用しないので、本質的に第3実施例の再検査ステップと
同様であるので説明を省略する。
【0031】次に、本実施例に係る上述の第1至第5実
施例の画像表示手段が有する撮像のズーミング機能につ
いて説明する。既に述べ来った実施例の説明において明
らかなように、本発明の提案によって自動検査位相と画
像表示位相における撮像装置の共用化が可能になった。
しかしながら、パタン認識技術応用の自動検査性能には
認識精度の他に検査スピードがあり、スピードを稼ぐた
めには認識精度が許す限り撮像倍率を成るべく低倍率に
抑えたい。一方、画像表示による目視検査では目視判別
に必要なだけの倍率で画像を拡大したい。従って、自動
検査に適した倍率と目視検査に適した倍率とが一致しな
い場合の方がむしろ多いことが本発明になる検査装置の
設計段階で考慮せねばならないことになる。
【0032】倍率の課題を更に実際上の詳細に亘って見
てみるに、自動検査においても目視検査においても、あ
る検査対象の中の各々の検査領域にとっての最適の撮像
倍率が存在するので、認識精度と検査スピードの総合的
最適化を計るためには、各検査領域に対して適合した倍
率にセットできることが望ましいのである。以上説明し
た技術上のニーズを満足するには、撮像の倍率可変機
能、即ちズーミング機能の装備が実用上の必要機能とな
る。本発明の各実施例には、それぞれの撮像手段に自動
ズーム機能を備え、しかもそれは図3、図5、図6、図
7、図11、図14及び図17に示したように、撮像手
段の両眼視撮像装置のそれぞれが同期信号によって同期
して倍率変更するので、自動検査位相においては三角測
量法を用いた三次元形状計測演算をセットされた倍率の
画像毎に行うことができ、また画像表示位相においては
最適の倍率での目視検査が可能となったのである。
【0033】次に他の検査装置により検査された検査対
象の中、他の検査装置が不良判定した箇所を本発明にな
る検査装置により再検査する方法について説明する。他
の検査装置は自動検査装置であって、本発明に係る自動
検査装置でも、または全く別途の自動検査装置でも構わ
ない。再検査の機能を図11のフローチャートに示す。
図11は図1、2の斜め両眼撮像方式を例示している
が、図8、10の撮像方式においても再検査の流れは全
く同様である。まず、他の検査装置の検査により得られ
た検査結果データを図1の入力ユニット11または図8
の入力ユニット12においてデータ受信、もしくはフロ
ッピディスクのセットによって行う。この検査結果デー
タには他の検査装置が不良判定した箇所の位置データが
含まれており、次のステップで再検対象をX−Yステー
ジにセットすると制御ユニット(図1の8または図8の
9)の指示信号により、前記の判定不良箇所の検査位置
に位置決めする。この検査位置の画像はルート(A)を
経由して表示されるので、オペレータがその表示画像を
目視して判定結果を入力する。この作業を再検査対象の
全再検位置について行い、完了するとその対象の検査結
果データが完成する。
【0034】また、上述の検査装置による画像目視再検
査を行いながら、最終的に不良と判定された箇所を修理
修正することによって、半製品を完成する製造工程につ
いて説明する。図12は対象がプリント配線板に電子部
品をはんだ付けする製造ラインを示している。左端のは
んだ印刷機21にプリント配線板が搬入されると、そこ
でスクリーン印刷によりクリームはんだが塗布され、ベ
ルトコンベアによりチップ装着機22に搬入され、チッ
プ部品が装着されて、次に異形部品装着機23に運ばれ
て異形部品が装着される。予定された全ての部品の装着
が終わると、リフロー炉24に搬入され、クリームはん
だが熔融されてはんだ付けが完了する。はんだ付けプリ
ント配線板は、次に自動検査装置25に送り込まれて電
子部品の有無やはんだ付けの良否の検査がなされる。自
動検査装置25で自動検査が終わったプリント配線板
は、ベルトコンベアにより本発明に係る検査装置に送り
込まれると同時に、自動検査結果データも通信線を通じ
て本発明に係る検査装置に送信される。そこでオペレー
タは表示画像について目視再検査を行った上、この半製
品プリント配線板の不良箇所の修理修正をその場で即実
行する。
【0035】図13は検査装置が修理台15を備え、画
像目視再検査がなされて不良と判定された場合、検査対
象1は修理台15へ引き出され、そこで修理対象16と
して修理または修正が施される。その場合の動作ステッ
プは図14のフローチャートの通りであり、オペレータ
が画像目視により不良判定する度に(ST6)、その箇
所の修理修正を実施し(ST7)、再び対象をX−Yテ
ーブル2に戻すと再検査対象1は、上述の通りに次の再
検査対象に位置決めされ、次の再検箇所が画像表示され
る。このようにして、再検査と修理修正が施されて全箇
所の部品実装状態が完璧となった実装プリント配線板
は、製品として仕上げられたものであり、完成品として
出荷される。検査と修理修正はこのようにして不即不離
の関係にあり、不可欠のステップとして製造工程に組み
込まれているのである。
【0036】上記説明では自動検査装置と本発明に係る
検査装置とがベルトコンベアで連結される例をあげた
が、現場の必要性から両検査装置が切り離された状態に
あってプリント配線板がストッカによって一括して後者
に運ばれ、一方自動検査結果データが通信方式またはフ
ロッピディスクによって入力ユニット10に伝達されて
も一向にかまわない。
【0037】また、前述した再検査と同様に自動検査ス
テップと再検査修理ステップとを全て本発明になる第3
実施例または第5実施例の検査装置によって実行しても
良い。また図13の修理台15はX−Yテーブル2が兼
用されて、その機能を果たす構成であっても良い。次
に、本発明に係る検査装置における目視検査を稼働しつ
つ、修理修正を実施する工程について説明する。上述と
同様に電子部品実装ラインを例に取ると、図15に示す
ライン構成となる。このケースの装置構成を図16に、
また操作ステップを図17のフローチャートにそれぞれ
示す。この場合、オペレータは検査装置の前に座り、画
像目視検査を行いながら不良箇所を発見する度に(ST
5)、直ちにこれを修理修正していく(ST6)。この
際の修理台の機能は前節で述べた通りである。この修理
修理工程も前述のケースと全く同様に半製品を完成する
製造工程である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、斜め両眼視による三角
測量法、あるいは両眼視撮像法に、更に第3の撮像装置
を具備した撮像手段による三角測量法を用いるので、直
方体あるいは直方体に近似の形状を持つ立体の三次元計
測の欠点である垂直側面計測不能や上下の位置誤差に過
敏な性格が解消され、特にプリント配線板に搭載された
部品実装検査に適用すると、コンピュータ・パタン認識
利用による検査の自動化ばかりでなく、目視検査のため
の画像表示法においても極めて見易い画像の撮像が可能
になったので、コンパクトかつ低コストの計測・検査装
置の実現が期待できる。
【0039】請求項1に記載の発明によれば、自動検査
と画像表示による目視再検査を1台の装置で行い、しか
も同一の撮像法で得た同質の画像情報を使用することが
可能になった。また請求項2及び請求項8に記載の発明
によれば、他の自動検査機で検出された不良プリント板
の検査結果データを受容し、判定不良箇所を撮像し、画
像表示して、目視検査に供する画像表示検査装置が可能
になった。
【0040】また請求項3の発明によれば、両眼視撮像
装置をプリント配線板の部品搭載座標軸に対して斜め立
体角方向に設定し、三次元計測法を適用することによっ
て、自動検査と画像表示による目視再検査を1台の装置
で行い、しかも同一の撮像法で得た同質の画像情報を使
用することが可能になった。また請求項4に記載の発明
によれば、両眼視撮像三次元計測法において両眼撮像装
置の中央にプリント配線板面に垂直の視方向を取る第3
の撮像装置を設置し、三角測量法の欠点である対象の上
下位置ずれ過敏性を解消し、熱処理変形度の大きいプリ
ント配線板に両眼視三角測量法を適用することが可能に
なった。
【0041】また請求項5に記載に発明によれば、斜め
撮像画像情報を利用することで、部品にブラインド側面
が発生しない自動検査機が可能になった。請求項6記載
の発明によれば、両眼撮像装置の中央にプリント配線板
面に垂直の視方向を取る第3の撮像装置を設置し、三角
測量法の欠点である対象の上下位置ずれ過敏性を解消し
た自動検査機が可能になった。
【0042】また請求項7記載の発明によれば、斜め撮
像画像情報を利用することで、部品にブラインド画像が
発生せず、かつ立体感ある画像表示法検査機が可能にな
った。また請求項9に記載の発明によれば、両眼撮像装
置の撮像倍率を双方同期的に変更することで両眼視撮像
法による三次元形状計測技術が実用的な利用に便利にな
った。
【0043】請求項10及び請求項11に記載の発明に
よれば、製造ラインに設置した画像表示検査機で目視検
査を行い、不良箇所を発見したら直ちにその箇所を修理
または修正して完成品として出荷する製品の製造方法が
可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例検査装置の構成を示す図
である。
【図2】同実施例検査装置の照明・撮像部の平面部であ
る。
【図3】同実施例検査装置の全体動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】この発明の第2実施例検査装置の構成を示す図
である。
【図5】同実施例検査装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】この発明の第3実施例検査装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】図6とともに、第3実施例検査装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図8】この発明の第4実施例検査装置の構成を示す図
である。
【図9】同実施例検査装置の照明・撮像部の平面図であ
る。
【図10】この発明の第5実施例検査装置の照明・撮像
部の平面図である。
【図11】この発明のさらに他の実施例検査装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図12】プリント配線板に電子部品をはんだ付けする
製造工程を示す図である。
【図13】この発明の他の実施例検査装置の構成を示す
図である。
【図14】同実施例検査装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図15】プリント配線板への電子部品を実装する他の
製造工程例を示す図である。
【図16】この発明のさらに他の実施例検査装置の構成
を示す図である。
【図17】同実施例検査装置の操作ステップを示すフロ
ーチャートである。
【図18】電子部品の視方向を説明するための図であ
る。
【図19】カメラの撮像画像による誤差演算例を説明す
るための図である。
【図20】カメラの撮像画像による三角測量法演算例を
説明するための図である。
【図21】カメラの撮像画像による斜め撮像演算例を説
明するための図である。
【符号の説明】 1 被検査対象 2 X−Yステージ 3 光源 4a、4b カラーカメラ 13 表示ユニット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線板への部品実装の品質を外観
    検査する検査装置であって、 検査対象を位置決めする位置決め手段と、 検査箇所の画像を得るための照明・撮像手段と、 得られた画像情報から三次元計測データを算出する演算
    手段と、 前記三次元計測データを用いて実装品質良否を判定する
    判定手段と、 不良判定箇所の位置データを記憶するメモリ手段と、 自動検査終了後、前記位置データを用いて前記検査対象
    が再位置決めされ、その不良箇所を照明・撮像する照明
    ・撮像手段と、 その不良箇所の画像を表示する表示手段とを備え、 自動検査のための照明・撮像手段と、画像表示のための
    照明・撮像手段を共用するものである検査装置。
  2. 【請求項2】別途検査装置により検査が行われた検査対
    象の判定結果データを利用する手段を備え、前記位置決
    め手段が前記検査対象を位置決めし、前記撮像手段が撮
    像した前記別途検査装置不良判定箇所の画像を前記表示
    手段が表示することを特徴とする請求項1記載の検査装
    置。
  3. 【請求項3】前記共用する照明・撮像手段は、前記撮像
    手段がプリント配線板への部品搭載座標軸に対して斜め
    立体角方向に配置された両眼視撮像装置である請求項1
    記載の検査装置。
  4. 【請求項4】前記共用する照明・撮像手段は、撮像手段
    が、両眼視撮像装置間に、前記プリント配線板面に垂直
    の視方向をもって配置された第3の撮像装置を備えたこ
    とを特徴とする請求項3記載の検査装置。
  5. 【請求項5】プリント配線板への部品実装の品質を外観
    検査する検査装置であって、 検査対象を位置決めする位置決め手段と、 検査箇所の画像を得るための照明・撮像手段と、 得られた画像情報から三次元計測データを算出する演算
    手段と、 前記三次元計測データを用いて実装品質良否を判定する
    判定手段と、 不良判定箇所の判定結果データを記憶するメモリ手段
    と、 前記判定結果データを出力する手段とを備え、 前記撮像手段がプリント配線板への部品搭載座標軸に対
    して、斜め立体角方向に配置された両眼視撮像装置であ
    ることを特徴とする検査装置。
  6. 【請求項6】前記照明・撮像手段の撮像手段は、両眼視
    撮像装置間に、前記プリント配線板面に垂直の視方向を
    もって配置された第3の撮像装置を備えたことを特徴と
    する請求項5記載の検査装置。
  7. 【請求項7】プリント配線板への部品実装の品質を画像
    目視検査する検査装置であって、 検査対象を位置決めする位置決め手段と、 検査箇所の画像を得るための照明・撮像手段と、 得られた検査箇所の画像を表示する表示手段とを備える
    検査装置において、前記撮像手段がプリント配線板への
    部品搭載座標軸に対して、斜め立体角方向に配置された
    両眼視撮像装置であることを特徴とする検査装置。
  8. 【請求項8】別途検査装置により検査が行われた検査対
    象の判定結果データを利用する手段を備え、前記位置決
    め手段が前記検査対象を位置決めし、前記撮像手段が撮
    像した前記別途検査装置不良判定箇所の画像を前記表示
    手段が表示することを特徴とする請求項7記載の検査装
    置。
  9. 【請求項9】両眼視撮像装置を備える撮像手段の画像情
    報から演算手段が対象の形状計測演算を行う両眼視ステ
    レオ計測方法において、前記両眼視撮像装置が撮像倍率
    を双方同期して自動的に変更するようにしたことを特徴
    とする三次元形状計測方法。
  10. 【請求項10】製品の製造工程ラインに、検査対象を位
    置決めする位置決め手段と、検査箇所の画像を得るため
    の照明・撮像手段と、得られた画像情報から三次元計測
    データを算出する演算手段と、前記三次元計測データを
    用いて実装品質良否を判定する判定手段と、不良判定箇
    所の位置データを記憶するメモリ手段と、自動検査終了
    後、前記位置データを用いて前記検査対象が再位置決め
    され、その不良箇所を照明・撮像する照明・撮像手段
    と、その不良箇所の画像を表示する表示手段とを備え、
    自動検査のための照明・撮像手段と、画像表示のための
    照明・撮像手段を共用するものである検査装置を設置
    し、この検査装置の表示手段に検査箇所を表示し、表示
    された検査箇所の画像の目視検査により検出された目視
    検査不良判定箇所の修理修正を行い、半製品を完成する
    製品製造方法。
  11. 【請求項11】製品の製造工程ラインに、検査対象を位
    置決めする位置決め手段と、プリント配線板への部品搭
    載座標軸に対して斜め立体角方向に配置された両眼視撮
    像装置と、撮像された検査箇所の画像を表示する表示手
    段を備える検査装置を設置し、この検査装置の表示手段
    に検査箇所を表示し、表示された検査箇所の画像の目視
    検査により検出された目視検査不良箇所の修理修正を行
    い、半製品を完成する製品製造方法。
JP6195025A 1994-08-19 1994-08-19 検査装置、三次元形状計測方法及び製品の製造方法 Pending JPH0864999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6195025A JPH0864999A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 検査装置、三次元形状計測方法及び製品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6195025A JPH0864999A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 検査装置、三次元形状計測方法及び製品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0864999A true JPH0864999A (ja) 1996-03-08

Family

ID=16334290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6195025A Pending JPH0864999A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 検査装置、三次元形状計測方法及び製品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0864999A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007327757A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Mega Trade:Kk 目視検査装置
JP2011122873A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Shinmaywa Industries Ltd 被覆電線検査装置及びこれを備えた電線処理機
CN105571491A (zh) * 2016-02-22 2016-05-11 麦特汽车服务股份有限公司 基于双目视觉的汽车底盘数据测量***及其方法
CN106289086A (zh) * 2016-09-20 2017-01-04 东南大学 一种用于光学标识点间距离精确标定的双相机测量方法
WO2017029701A1 (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置
CN106969706A (zh) * 2017-04-02 2017-07-21 聊城大学 基于双目立体视觉的工件检测与三维测量***及检测方法
CN107490342A (zh) * 2017-06-30 2017-12-19 广东工业大学 一种基于单双目视觉的手机外观检测方法
CN112782181A (zh) * 2020-12-28 2021-05-11 吉林大学 一种基于双目视觉的车轴划痕检测测量***及方法
US11277950B2 (en) 2017-09-28 2022-03-15 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Component mounting device
CN114266822A (zh) * 2021-12-22 2022-04-01 河南淮海精诚工业科技有限公司 基于双目机器人的工件质检方法、装置、机器人及介质
CN117330568A (zh) * 2023-08-22 2024-01-02 江苏天钧精密技术有限公司 一种电池箱体视觉检测***及方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007327757A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Mega Trade:Kk 目視検査装置
JP2011122873A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Shinmaywa Industries Ltd 被覆電線検査装置及びこれを備えた電線処理機
CN107852857A (zh) * 2015-08-17 2018-03-27 雅马哈发动机株式会社 元件安装装置
US10674650B2 (en) 2015-08-17 2020-06-02 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Component mounting device
WO2017029701A1 (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置
JPWO2017029701A1 (ja) * 2015-08-17 2018-02-08 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置
CN107852857B (zh) * 2015-08-17 2020-01-10 雅马哈发动机株式会社 元件安装装置
CN105571491A (zh) * 2016-02-22 2016-05-11 麦特汽车服务股份有限公司 基于双目视觉的汽车底盘数据测量***及其方法
CN106289086A (zh) * 2016-09-20 2017-01-04 东南大学 一种用于光学标识点间距离精确标定的双相机测量方法
CN106969706A (zh) * 2017-04-02 2017-07-21 聊城大学 基于双目立体视觉的工件检测与三维测量***及检测方法
CN107490342A (zh) * 2017-06-30 2017-12-19 广东工业大学 一种基于单双目视觉的手机外观检测方法
US11277950B2 (en) 2017-09-28 2022-03-15 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Component mounting device
CN112782181A (zh) * 2020-12-28 2021-05-11 吉林大学 一种基于双目视觉的车轴划痕检测测量***及方法
CN114266822A (zh) * 2021-12-22 2022-04-01 河南淮海精诚工业科技有限公司 基于双目机器人的工件质检方法、装置、机器人及介质
CN114266822B (zh) * 2021-12-22 2024-06-07 河南淮海精诚工业科技有限公司 基于双目机器人的工件质检方法、装置、机器人及介质
CN117330568A (zh) * 2023-08-22 2024-01-02 江苏天钧精密技术有限公司 一种电池箱体视觉检测***及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5574801A (en) Method of inspecting an array of solder ball connections of an integrated circuit module
EP0563829B1 (en) Device for inspecting printed cream solder
JP5365645B2 (ja) 基板検査装置および基板検査システムならびに基板検査結果の確認用画面の表示方法
JPH04287943A (ja) リード線相互の平坦性評価装置を有する表面実装装置
WO2007149050A1 (en) Method and apparatus for 3-dimensional vision and inspection of ball and like protrusions of electronic components
JPH10300448A (ja) プリント回路板アセンブリの検査装置及び方法
KR20010040998A (ko) 입체 영상에 의한 자동 검사 시스템 및 그 검사 방법
JPH0864999A (ja) 検査装置、三次元形状計測方法及び製品の製造方法
JP4877100B2 (ja) 実装基板の検査装置および検査方法
JPH07307599A (ja) 検査装置及び製品製造方法
JP3553652B2 (ja) 形状計測装置、検査装置、及び製品の製造方法
JP3361682B2 (ja) 撮像対象領域位置決め撮像装置、検査装置、形状計測装置、及び製品製造方法
JP2000346896A (ja) 基板検査装置
WO2022085135A1 (ja) 検査システム
JP3381129B2 (ja) 観測領域設定方法およびその装置、ならびにこの観測領域設定方法を用いた外観検査方法およびその装置
JP2005017234A (ja) 外観検査方法、外観検査装置及び電子回路基板の製造装置
CN111947896A (zh) 一种镜头光心与成像传感器感光面中心对齐***与方法
JPH1114552A (ja) 検査システム及びプリント回路板の外観検査システム並びにプリント回路板の外観検査端末装置
JP2004022871A (ja) マニピュレータ型プローブ装置およびそのプローブピンの位置調整方法
JP2003152037A (ja) ウェハ検査方法、検査装置及び検査用赤外線撮像装置
JPH10197399A (ja) 薄型表示機器の欠陥箇所位置決め装置
JP2008157749A (ja) 検査装置
CN212646046U (zh) 一种镜头光心与成像传感器感光面中心对齐***
JPH095033A (ja) 印刷配線板の実装部品検査装置
JPH0251007A (ja) 線状物体形状検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041109