JPH0864266A - 端子装置 - Google Patents

端子装置

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JPH0864266A
JPH0864266A JP19971594A JP19971594A JPH0864266A JP H0864266 A JPH0864266 A JP H0864266A JP 19971594 A JP19971594 A JP 19971594A JP 19971594 A JP19971594 A JP 19971594A JP H0864266 A JPH0864266 A JP H0864266A
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plate
electric wire
spring
terminal
release lever
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Shoichi Saida
正一 斉田
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Nitto Kogyo Co Ltd
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Nitto Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドライバー等の工具を使用することなく電線を
的確に接続できる鎖錠ばねを使用した端子装置を提供す
ること。 【構成】前板部1の下方に端子板3及び電線4を遊嵌で
きる鎖錠孔5を設けるとともに該前板部2と後板部6と
の上端間を傾斜上板部7をもって連設した帯状ばね板材
よりなる鎖錠ばね1を、遮断器類のベースAの一側に設
けた端子板3の基端に後板部6の下端部をもって取り付
け、前記鎖錠孔5にベースAの電線挿入口8に臨ませた
端子板3の先端を嵌合させ、また、該鎖錠ばね1の上方
に起立時に該鎖錠ばね1の傾斜上板部7を押圧する解除
レバ9を起伏自在に設け、該解除レバ9を起伏すること
により鎖錠ばね1の鎖錠孔5と端子板3との間に電線を
脱着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線用遮断器、漏電遮
断器等の遮断器類及び開閉器類に使用される鎖錠ばねに
より電線を保持する端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鎖錠ばねにより電線を保持する端
子装置は、図9に示すように、鎖錠ばね21の上面をド
ライバー等の工具により押圧して該鎖錠ばね21の鎖錠
孔22と端子板23との間を拡開させ電線24を挿入し
たうえ該工具による押圧を解除して鎖錠ばね21をその
弾発下に復帰させ電線24を鎖錠孔22と端子板23と
の間に挟持するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の端子装置は、鎖錠ばね21をドライバー等の工具に
より押圧して電線24の脱着を行うものであるため、ド
ライバー等の工具により適切な力を加えれば問題はない
が、作業者が誤って過剰な押圧を加えるとベース底部2
5に鎖錠ばね21の先端があたり鎖錠ばね21が変形し
て弾発力が弱まり電線の端子板23への接圧減少となり
端子部が異常発熱するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記のような
問題点を解決するためになされたもので、前板部の下方
に端子板及び電線を遊嵌できる鎖錠孔を設けるとともに
該前板部と後板部との上端間を上板部をもって連設した
帯状ばね板材よりなる鎖錠ばねを、遮断器類のベースの
一側に設けた端子板の基端に後板部の下端部をもって取
り付け、前記鎖錠孔にベースの電線挿入口に臨ませた端
子板の先端を嵌合させ、また、該鎖錠ばねの上方に起立
時に該鎖錠ばねの傾斜上板部を押圧する解除レバーを起
伏自在に設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の端子装置は、電線を接続するには、先
ず、解除レバーを起立させて鎖錠ばねの上板部を下方に
押圧して、該鎖錠ばねの前板部を押し下げ該前板部の下
方に設けた鎖錠孔と端子板の下面との間に電線挿通空間
部を形成し、該電線挿通空間部にベースに設けた電線挿
入口から電線を差し込み、その後解除レバーを倒し鎖錠
ばねの上板部の下方への押圧を解除して該解除レバーを
弾発下に旧状に復帰させ鎖錠孔の下端孔縁と端子板の下
面との間に電線を挟持するものであり、鎖錠ばねの上板
部を下方への押圧は解除レバーを起立させて行うもので
あるから作業者が誤って過剰な押圧を加え鎖錠ばねが変
形して弾発力が弱まり電線の端子板への接圧減少となり
端子部が異常発熱するという不都合のないものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を遮断機構部を取り付
けるベースAにカバBを施蓋した遮断器類の前後部に設
けた電力用或いは負荷側の電線を接続する端子装置によ
り詳細に説明する。1は前板部2の下方に端子板3及び
電線4を遊嵌できる鎖錠孔5を設けるとともに該前板部
2と後板部6との上端間を前側を上方位置として傾斜さ
せた上板部7をもって連設した逆u字状の帯状ばね板材
よりなる鎖錠ばねである。該鎖錠ばね1の後板部6の下
端部はベースAに取り付けた端子板3の基端屈曲部に溶
接、ネジ止め等の手段で固定されて前板部2を常時上方
に附勢させている。また、前記鎖錠ばね1の前板部2の
下方に設けた鎖錠孔5にはベースAに設けた電線挿入口
8に臨ませた端子板3の先端側を挿通して、常時は鎖錠
ばね1の弾発下に鎖錠孔5の下端口縁を端子板3の下面
に圧接させている。なお、15はベースAの底面に設け
た前記鎖錠ばね1の前板部2が押し下げらた場合に逃げ
部となる切欠部である。
【0007】9は鎖錠ばね1の上方に起伏自在に設けた
解除レバーであり、該解除レバー9は起立時に前記鎖錠
ばね1の上板部7の頂部を押圧して先端が自由端である
前板部2を下方に押し下げて鎖錠孔5の下端孔縁とを端
子板3の下面との間に電線挿通空間部を形成するもので
ある。この解除レバー9は起立時に前記鎖錠ばね1の傾
斜上板部を押圧しできるものとするため枢軸点である軸
部10を基端側との距離を下面側の距離より長くさせた
カム形状としている。9aは解除レバー9の先端に設け
た低段状に形成した該解除レバー9起伏用の摘みであ
り、伏倒時に該摘み9aがベースAの基端面から張出て
手指で起立できるものとしいる。
【0008】また、解除レバー9は該解除レバー9の両
側に突設した軸部10、10をカバーBの絶縁隔壁に直
接設けた軸孔に軸支して起伏自在としもよいが、図1、
図2、図3、図4及び図5に示すように解除レバー9の
両側に突設した軸部10、10を端子板3の両側に折曲
して立設した軸受板部12、12の上方に設けた軸孔1
3、13に軸支したものとすれば鎖錠ばね1のばね荷重
はカバーBに加わることがないのでカバーBの強度を強
くする必要がなく、また、図4に示すように鎖錠ばね
1、端子板3及び解除レバー9をユニット化することが
でき組立性の向上も図ることができるものである。さら
に、図6に示すように解除レバー9の両側に突設した軸
部10、10の一方をベースAに立設した軸受板部16
の上方に設けた軸孔17に軸支して他方をカバーBの絶
縁隔壁に直接設けた軸孔18に軸支してもよい。
【0009】また、図7及び図8に示すように解除レバ
ー9を端子装置カバーを兼ねるものとして検電用の透孔
14を設け、電線接続時における検電作業を容易に行う
ことができるものとするとともに別異に端子装置カバー
を不要とすることができるものである。さらに、解除レ
バー9の上面9bを色彩を付することにより、解除レバ
ー9が起立時で電線を接続していない状態にあっては色
彩を付した上面9bは見えず、逆に解除レバー9が伏倒
時で電線を接続した状態にあっては色彩を付した上面9
bは見えることにより施工時の作業時間、確認時間が短
縮できるものである。なお、この図7及び図8に示すも
のでは電線挿入口8は電線4が挿通できるのみの円形に
形成したものである。
【0010】このように構成されたものは、電線4を接
続するには、先ず、図1に示すように解除レバー9を起
立させて鎖錠ばね1の傾斜上板部7を下方に押圧して、
該鎖錠ばね1の先端が自由端である前板部2を押し下げ
該前板部2の下方に設けた鎖錠孔2の下端孔縁と端子板
3の下面との間に電線挿通空間部を拡開形成する。次
に、図2に示すように、該電線挿通空間部にベースAに
設けた電線挿入口8から電線4を差し込み、その後図3
に示すように解除レバー9を倒し鎖錠ばね1の傾斜上板
部7の下方への押圧を解除して該解除レバー9の弾発下
に旧状に復帰させ鎖錠孔4の下端孔縁と端子板3の下面
との間に電線3を挟持するものである。
【0011】本発明は鎖錠ばね1の傾斜上板部7を下方
への押圧は解除レバー9を起立させて行うものであるか
ら作業者が誤って過剰な押圧を加え鎖錠ばね1が変形し
て弾発力が弱まり電線4の端子板3への接圧減少となり
端子部が異常発熱するいう不都合のないものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、鎖錠ばねの押圧を該鎖錠ばねの上方に設けた解除レ
バーで行うことができるうえに、一定の力で鎖錠ばねを
押圧するものであるから鎖錠ばねの変位量は常に一定で
あり電線と端子板の接圧減少もないもので端子部が異常
発熱するいう不都合のないものである。従って、本発明
は従来の端子装置の問題を解決したものとして、業界に
寄与するところ大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部切欠正面図でなる。
【図2】本発明の実施例を態様を異にして示す一部切欠
正面図である。
【図3】本発明の実施例を態様を異にして示す一部切欠
正面図である。
【図4】本発明の実施例の要部を示す一部切欠正面図で
ある。
【図5】本発明の実施例に使用する端子板を示す斜視図
である。
【図6】本発明の他の実施例の要部示す一部切欠側面図
でなる。
【図7】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例を態様を異にして示す斜視
図である。
【図9】従来例を示す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
A ベース B カバー 1 鎖錠ばね 2 前板部 3 端子板 4 電線 5 鎖錠孔 6 後板部 7 傾斜上板部 8 電線挿入口 9 解除レバー 9b 上面 10 軸部 12 軸受板部 13 軸孔 14 透孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板部(2) の下方に端子板(3) 及び電線
    (4) を遊嵌できる鎖錠孔(5) を設けるとともに該前板部
    (2) と後板部(6) との上端間を上板部(7)をもって連設
    した帯状ばね板材よりなる鎖錠ばね(1) を、ベース(A)
    の一側に設けた端子板(3) の基端に後板部(6) の下端部
    をもって取り付け、前記鎖錠孔(5)にベース(A) の電線
    挿入口(8) に臨ませた端子板(3) の先端を嵌合させ、ま
    た、該鎖錠ばね(1) の上方に起立時に該鎖錠ばね(1) の
    上板部(7) を押圧する解除レバー(9) を起伏自在に設け
    たことを特徴とする端子装置。
  2. 【請求項2】 解除レバー(9) の両側に突設した軸部(1
    0)、(10)を端子板(3) の両側に立設した軸受板部(12)、
    (12)の上方に設けた軸孔(13)、(13)に軸支して起伏自在
    としたことを特徴とする請求項1記載の端子装置。
  3. 【請求項3】 解除レバー(9) の両側に突設した軸部(1
    0)、(10)をカバー(B) に形成した軸孔に軸支して起伏自
    在としたことを特徴とする請求項1記載の端子装置。
  4. 【請求項4】 解除レバー(9) の両側に突設した軸部(1
    0)、(10)の一方をベース(A) に立設した軸受板部(16)の
    上方に設けた軸孔(17)に軸支するとともに他方をカバー
    (B) に形成した軸孔(18)に軸支して起伏自在としたこと
    を特徴とする請求項1記載の端子装置。
  5. 【請求項5】 解除レバー(9) を端子装置カバーを兼ね
    るものとして検電用の透孔(14)を設けたことを特徴とす
    る請求項1、2、3及び4に記載の端子装置。
  6. 【請求項6】 解除レバー(9) の上面(9b)に接続表示用
    の色彩を付したことを特徴とする請求項1、2、3、4
    及び5に記載の端子装置。
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