JP2846878B1 - 端子装置 - Google Patents

端子装置

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JP2846878B1
JP2846878B1 JP560898A JP560898A JP2846878B1 JP 2846878 B1 JP2846878 B1 JP 2846878B1 JP 560898 A JP560898 A JP 560898A JP 560898 A JP560898 A JP 560898A JP 2846878 B1 JP2846878 B1 JP 2846878B1
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Abstract

【要約】 【課題】複数の端子部の各鎖錠ばねを1個のリリースノ
ブで同時に押圧及押圧の解除をして複数の電線を装脱で
きる端子装置を提供する。 【解決手段】複数並設した端子部1の鎖錠ばね2のケー
ス上面側に、ケース上面に対して垂直な軸線の回りに回
転させることにより回転軸に対して略垂直な底面10に
より複数の鎖錠ばね2を電線挿入可能な位置まで押圧で
きるリリースノブ8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線挿入用の鎖錠
孔を備えた鎖錠ばねの弾力により電線を端子板に密着さ
せる端子部を複数並設した端子装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の電線挿入用の鎖錠孔を備えた鎖錠
ばねの弾力により電線を端子板に密着させる端子部を複
数並設した端子装置は、図8〜図10に示すように、各
端子部の鎖錠ばね21の上面を各別の解除レバー22に
より押圧して鎖錠ばね21の鎖錠孔23と端子板24と
の間を拡開させ、電線25を挿入したうえ解除レバー2
2による押圧を解除して鎖錠ばね21をその弾発下に復
帰させ、電線25を鎖錠孔23と端子板24との間に挟
持するものであった。
【0003】ところがこのような従来の端子装置は、複
数本の電線を同時に装脱する2芯ケーブル電線であって
も、各芯線25aに対応する端子部毎に解除レバー22
を各別に操作して接続、解除を行う必要があり手数を要
するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解決して、複数の端子部の各鎖錠ばねを1個の
リリースノブを操作することにより同時に押圧及押圧の
解除をして複数芯のケーブル電線の各芯線を同時に装脱
できる端子装置を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の端子装置は、鎖錠ばねの弾力によ
り電線を端子板に密着させる端子部を複数並設してなる
端子装置において、複数並設した端子部の鎖錠ばねのケ
ース上面側に、ケース上面に対して垂直な軸線の回りに
回転させることにより回転軸に対して略垂直な底面によ
り複数の鎖錠ばねを電線挿入可能な位置まで押圧できる
リリースノブを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい2つの実
施の形態を2極用の配線用遮断器により詳細に説明す
る。
【0007】〔第1の実施の形態〕図1〜図3におい
て、1、1は2極用の配線用遮断器に並設したL1極、
L2極用の端子部である。各端子部1は、前板部2aの
中間部に端子板3及び電線4を遊嵌できる電線挿入用の
鎖錠孔2bを設けた帯状ばね板材よりなる鎖錠ばね2
を、該前板部2aの後部に続く湾曲ばね部2cの下端部
を端子板3に溶接、ネジ止め、または鎖錠ばね自身によ
る押圧力等の手段で固定し、前板部2aを常時上方に附
勢させているものである。また、鎖錠孔2bにはケース
20の正面に設けた電線挿入口7に臨ませた端子板3の
先端側を挿通して、常時は鎖錠ばね2の弾発力により鎖
錠孔2bの下端孔縁を端子板3の下面に圧接させてい
る。
【0008】8は並設した両端子部1、1の鎖錠ばね
2、2のケース上面側に設けたリリースノブである。こ
のリリースノブ8は、図4に示したように大径軸部8a
の底面10を回転軸に対して垂直な平面とするととも
に、大径軸部8aの上面11を対称に配置した2つの最
下方面部11a、11aとの中間に対称に最上方面部1
1b、11bを配置した傾斜したカム面としたものであ
る。そして該リリースノブ8は図1及び図2に示す通り
両鎖錠ばね2、2の上部中央に中心軸を臨ませてケース
20の上面に設けた拡大段部9a付きの軸孔9に回転自
在とするとともに該拡大段部9aの一部に形成した案内
突起12の下面に大径軸部8aの上面11を当接させて
取り付けられている。13はリリースノブ8の上端面に
形成したドライバ等の工具係合孔である。
【0009】このように構成されたものは、リリースノ
ブ8の上端面に形成した工具係合孔13にドライバ等を
係合させて該リリースノブ8を回動させて、図1に示す
ようにカム面11の最下方面部11aが案内突起12と
当接した状態とすれば、リリースノブ8の平面状の底面
10は鎖錠ばね1を押圧しないこととなる。また、図2
に示すようにリリースノブ8を回動させ、カム面11の
最上方面部11bを案内突起12と当接させれば、リリ
ースノブ8の平面状の底面10は並設した両端子部1、
1の鎖錠ばね2、2を下方に押圧することとなって両鎖
錠ばね2、2の前板部2a、2aの下方に設けた電線挿
入用の鎖錠孔2b、2bの下端孔縁と端子板3、3の下
面との間にそれぞれ電線挿入空間部が拡開形成されるこ
ととなる。
【0010】そこで、両電線挿入空間部に2芯ケーブル
の電線4の各芯線4aを各端子部1に同時に差し込み、
その後再び図1に示すようにリリースノブ8の平面状の
底面10による鎖錠ばね1への押圧を解除して該鎖錠ば
ね1の弾発下に旧状に復帰させれば各芯線4aは鎖錠孔
2b、2bの下端孔縁と端子板3、3の下面との間に同
時に挟持されることとなり作業時間を短縮することがで
きる。しかも、リリースノブ8を回転させることにより
リリースノブ8自体が軸線方向に移動してケース上面に
出没することとなるため、リリースノブ8の高さによっ
て電線4の結線状態をケース上面側から容易に目視する
ことができる。
【0011】〔第2の実施の形態〕また、図5、図6及
び図7に示す第2の実施の形態は、リリースノブ8の側
面とケース20との間に、検電用の透孔14を形成する
ものである。そのため、前記第1の実施の形態とリリー
スノブ8及びケース20が相違するのみであるのででそ
の点につき説明し、他の説明は図に同符号を付して省略
する。リリースノブ8は押圧する並設した両端子部1、
1の鎖錠ばね2、2の上部に検電用の透孔14が形成さ
れるようにリリースノブ8の側面に対称に半円状の縦溝
14a、14aを形成し、また、ケース20の軸孔9の
孔縁の両鎖錠ばね2、2の上方位置に対向して前記縦溝
14a、14aに向かい合う半円状の縦溝14b、14
bを設けたものである。
【0012】すなわち、大径軸部8aの上面11に形成
したカム面を図7に示すように最下方面部11a、11
aを対称に配置し、各最下方面部11a、11aの一側
に続かせた傾斜面11c、11cの上端を細幅な最上方
面部11b、11bとし最下方面部11a、11aの他
側に半円状の縦溝14a、14aを形成したもので、図
5(A)に示すようにリリースノブ8の平面状の底面1
0は鎖錠ばね1を押圧しないこととなるカム面11の最
下方面部11aが案内突起12と当接した状態では縦溝
14aとケース20側の縦溝14bとが一致して検電用
の透孔14が両鎖錠ばね2、2の上方に形成されるの
で、鎖錠ばね1の弾発下に鎖錠孔2b、2bの下端孔縁
と端子板3、3の下面との間に各芯線4aを挟持したも
のとしてあれば、この検電用の透孔14に検電棒を挿入
してその先端を鎖錠ばね1と接触させれば、結線後のテ
ストを容易に行うことができる。また、リリースノブ8
を回動させたときに縦溝14aとケース20側の縦溝1
4bとは一致しなくなるので、この一致状態を確認する
ことにより結線状態及び非結線状態が外観から確認で
き、結線忘れを防止できる効果もある。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の端子装
置は複数並設した端子部の鎖錠ばねのケース上面側にケ
ース底面に対して垂直な軸線の回りに回転させることに
より回転軸に対して垂直な平面とした底面により複数の
鎖錠ばねを電線挿入可能な位置まで押圧できるリリース
ノブを設けたものであるので、複数の芯線を同時に差し
込んだうえ、リリースノブを回動して鎖錠ばねへの押圧
を解除すれば各芯線は鎖錠孔の下端孔縁と端子板の下面
との間に確実に挟持されるので、複数の電線を同時に装
脱できものである。
【0014】また、鎖錠ばねへの押圧は前記したように
リリースノブを回動させて行うものであるから、小さな
力で押圧でき、複数の鎖錠ばねも容易に押圧できるもの
である。さらに、複数並列した端子部の鎖錠ばねが1個
のリリースノブで同時に押圧及押圧の解除がされるので
複数芯のケーブル全体を引っ張ることにより各芯線の結
線状態及び非結線状態を判別できる利点もある。また、
検電用の透孔を設けることにより結線後の通電確認を検
電棒等で容易に確認できる。さらに、リリースノブとケ
ースの検電用の透孔の縦溝の一致状態を見ることにより
結線状態を外観から確認できる。従って、本発明は従来
の電線挿入用の鎖錠孔を備えた鎖錠ばねの弾力により電
線を端子板に密着させる端子部を複数並設した端子装置
の問題点を解決したものとして、業界に寄与するところ
大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す一部切欠正
面図である。
【図2】 第1の実施の形態を態様を異にして示す一部
切欠正面図である。
【図3】 第1の実施の形態を態様を異にして示す一部
切欠側面図である。
【図4】 第1の実施の形態に使用するリリースノブを
示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、
(C)は側面図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示す図であり、
(A)は一部切欠正面図で、(B)は平面図である。
【図6】 第2の実施の形態を態様を異にして示す図で
あり、(A)は一部切欠正面図で、(B)は平面図であ
る。
【図7】 第2の実施の形態に使用するリリースノブを
示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、
(C)は側面図である。
【図8】 従来例を示す斜視図である。
【図9】 従来例を示す一部切欠側面図である。
【図10】 従来例を態様を異にして示す一部切欠側面
図である。
【符号の説明】
1 端子部 2 鎖錠ばね 2b 鎖錠孔 3 端子板 4 電線 8 リリースノブ 10 底面 14 透孔 20 ケース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鎖錠ばね(2) の弾力により電線(4) を端
    子板(3) に密着させる端子部(1) を複数並設してなる端
    子装置において、複数並設した端子部(1) の鎖錠ばね
    (2) のケース上面側に、ケース上面に対して垂直な軸線
    の回りに回転させることにより回転軸に対して略垂直な
    底面(10)により複数の鎖錠ばね(2) を電線挿入可能な位
    置まで押圧できるリリースノブ(8) を設けたことを特徴
    とする端子装置。
  2. 【請求項2】 リリースノブ(8) の側面とケース(20)と
    の間に、検電用の透孔(14)を設けた請求項1記載の端子
    装置。
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