JPH0863286A - タッチパネル付き液晶表示装置 - Google Patents
タッチパネル付き液晶表示装置Info
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- JPH0863286A JPH0863286A JP19680994A JP19680994A JPH0863286A JP H0863286 A JPH0863286 A JP H0863286A JP 19680994 A JP19680994 A JP 19680994A JP 19680994 A JP19680994 A JP 19680994A JP H0863286 A JPH0863286 A JP H0863286A
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Abstract
枚の回路基板にLCD駆動回路以外の用途に使用できる
比較的広いスペースを確保することにより、回路基板の
枚数を従来の2枚から1枚に減らして装置全体を薄型化
し、且つノイズの影響を受けにくくした、タッチパネル
付き液晶表示装置を提供する。 【構成】 LCDの電極端子群を上下のガラス基板の互
いに直角な一辺端に集中させて、これら端子群に接続さ
れる駆動IC12,13群を略L字形の配置で回路基板
7に搭載することにより、該回路基板7にLCD駆動回
路14以外の用途に使用できる広い領域を確保し、そこ
にタッチパネル駆動回路15を設けた。
Description
LCDと称する)の前面側に透明なタッチパネルを配置
し、このタッチパネルの入力面の所望位置を押圧操作す
ることでLCDの表示内容の変更(例えば表示メニュー
の選択)が行えるようにしたタッチパネル付き液晶表示
装置に関する。
は、通常、前面側にタッチパネルを配置したドットマト
リクス型LCDの背面側に、LCD駆動回路を形成した
第1の回路基板と、タッチパネル駆動回路を形成した第
2の回路基板とを設けて概略構成されている。
極シートをスペーサを介して重ね合わせたもので、上部
電極シートの任意個所を押し込んで局部的に下部電極シ
ートに接触させると、その押圧操作部位の座標位置が検
出できるようになっている。また、ドットマトリクス型
のLCDは、上下のガラス基板の一方にX軸方向に延び
る多数本の透明電極を設け、且つ他方にY軸方向に延び
る多数本の透明電極を設けて、マトリクス状の電極パタ
ーンを形成しており、このうち本数の多い例えばX軸方
向に延びる電極パターンの端子群は一方のガラス基板の
平行な2辺の端部に交互に引き出されており、比較的本
数の少ない例えばY軸方向に延びる電極パターンの端子
群は他方のガラス基板の一辺端に引き出されている。そ
して、これら電極パターンの端子群は、LCDの背面側
に位置する第1の回路基板に形成されているLCD駆動
回路に、ラバーコネクタやフレキシブル基板等を介して
接続されている。さらに、第1の回路基板の背面側に位
置する第2の回路基板に形成されているタッチパネル駆
動回路が、一端部をタッチパネルに接続せしめたフレキ
シブル基板等からなるリード用のテール部の他端部と接
続されており、押圧操作時に該テール部を介してタッチ
パネルからタッチパネル駆動回路へ検出信号が出力され
ると、その検出信号に基づく指令が第1の回路基板のL
CD駆動回路へ入力されるようになっている。
た従来のタッチパネル付き液晶表示装置は、LCDの背
面側に、LCD駆動用の第1の回路基板とタッチパネル
駆動用の第2の回路基板という2枚の回路基板を組み込
む関係上、装置全体の厚さ寸法が大きくなってしまい、
所望の薄型化が図れないという問題があった。また、最
上層のタッチパネルと最下層の第2の回路基板との間隔
が大きいことから、両者を接続するフレキシブル基板等
のテール部をある程度長くしなければならず、それゆえ
タッチパネルの出力信号ラインが不所望に長くなってノ
イズを拾いやすく、これが信頼性を損なう要因となって
いた。
その回路基板にLCD駆動回路とタッチパネル駆動回路
を共に形成してしまうことが考えられるが、実際には、
LCDの3辺の端部に電極パターンの端子群が引き出さ
れている関係上、LCD駆動回路の駆動IC群は回路基
板の3辺に沿う略コ字形の配置で該回路基板に搭載しな
ければならず、それゆえ該回路基板にタッチパネル駆動
回路が形成できるだけの広いスペースを確保することは
困難であった。
されたもので、その目的は、回路基板の枚数を従来の2
枚から1枚に減らして装置全体を薄型化し、且つノイズ
の影響を受けにくくした、タッチパネル付き液晶表示装
置を提供することにある。
下のガラス基板にX,Y軸方向に延びる多数本の透明電
極を設けてマトリクス状の電極パターンとなしたLCD
の前面側に、押圧操作部位の座標位置を検出するための
タッチパネルを配置し、このタッチパネルから出力され
る検出信号に基づく指令が、上記LCDの背面側に配置
した回路基板に形成されているLCD駆動回路に入力さ
れるようにしたタッチパネル付き液晶表示装置におい
て、上記電極パターンの端子群を上記両ガラス基板の互
いに直角な一辺端に集中させて、これら端子群に接続さ
れる上記駆動回路の駆動IC群を、上記回路基板の隣り
合う2辺に沿う略L字形の配置で該回路基板に搭載する
とともに、この回路基板のうち他の2辺と上記駆動IC
群とに囲まれる領域に、上記タッチパネルを駆動するた
めの回路を設けることによって達成される。
をすべて上ガラス基板の一辺端に形成し、且つY軸方向
に延びる電極パターンの端子群をすべて下ガラス基板の
一辺端に形成するというように、LCDの電極パターン
の端子群を上下のガラス基板の互いに直角な一辺端に集
中させれば、LCD駆動回路の駆動IC群を回路基板の
隣り合う2辺に沿う略L字形の配置で該回路基板に搭載
することができ、そうすると該回路基板に比較的広いま
とまったスペースが確保されるので、そこにタッチパネ
ル駆動回路を形成することにより、回路基板の枚数を従
来の2枚から1枚に減らすことができる。その結果、装
置全体の厚みを大きく低減することができるので、所望
の薄型化が図れるとともに、タッチパネルの出力信号ラ
インが短くできることからノイズの影響を受けにくくな
る。
基づいて説明する。ここで、図1は本実施例で用いた回
路基板の平面図、図2は同実施例で用いたLCDの電極
パターン示す説明図、図3は同実施例の組立説明図であ
る。
すタッチパネルユニットは、枠状のハウジング2にタッ
チパネル3を取り付けて構成されており、タッチパネル
3の一部にはリード用のテール部3aが突設してある。
一方、このタッチパネルユニット1が装着される液晶表
示装置4は、上下のガラス基板の間に液晶を封入せしめ
たドットマトリクス型のLCD5を枠状の金枠6にて支
持し、この金枠6を回路基板7に位置決め固定して概略
構成されており、図2に示すように、LCD5の上ガラ
ス基板8にはX軸方向に延びる多数本の透明電極からな
る第1の電極パターン10が設けてあり、且つ下ガラス
基板9にはY軸方向に延びる多数本の透明電極からなる
第2の電極パターン11が設けてあって、これらの電極
パターン10,11によりマトリクス状の電極パターン
が形成されている。そして、上ガラス基板8の一辺端に
はX軸方向に延びる第1の電極パターン10の端子群1
0aがすべて引き出されており、この一辺端に対して直
角な下ガラス基板9の一辺端には、Y軸方向に延びる第
2の電極パターン11の端子群11aがすべて引き出さ
れている。また、LCD5の背面側に位置する回路基板
7には、第1の電極パターン10用の複数の駆動IC1
2をY軸方向に列設し、且つ第2の電極パターン11用
の複数の駆動IC13をX軸方向に列設してなるLCD
駆動回路14と、検出IC等を配設してテール部3aに
導通されるタッチパネル駆動回路15とが形成されてお
り、さらに、タッチパネル駆動回路15等の外部回路と
LCD駆動回路14とのデータ交換を行うコントロール
IC16が搭載されている。
ンターフェイスコントロール部のほかに、LCDコント
ロール部やタッチパネルコントロール部、キーボードコ
ントロール部、発光ダイオードコントロール部等が内蔵
され、コントロールIC16で、液晶表示装置4、タッ
チパネル3およびタッチパネルユニット1付き液晶表示
装置4が組み込まれる複写機等の本体装置に設けられる
キーボード部、発光ダイオード表示部を駆動制御してい
る。このコントロールIC16により、本体装置の種々
のコントロール部を一体化しているため、各部間の接続
コードが不要になり、組立が簡素化される。また、図示
はしていないが、第1の電極パターン10の端子群10
aはラバーコネクタを介して駆動IC12群に接続され
ており、第2の電極パターン11の端子群11aはフレ
キシブル基板を介して駆動IC13群に接続されてい
る。さらにまた、回路基板7には、スクリューねじ16
を挿通するためのねじ挿通孔7aや、テール部3aを挿
通するための挿通窓7bや、上記ラバーコネクタとLC
D駆動回路14との位置合わせを行うための位置決めマ
ーク(図示せず)や、挿通窓7bから突出するテール部
3aを挿着するためのコネクタ7cや、該テール部3a
を押えつけるための金属薄板製のストラップ17等が設
けられている。
装置4に装着する際の組立手順について簡単に説明す
る。
うに液晶表示装置4の前面側にセットした後、回路基板
7の背面側からスクリューねじ16をねじ挿通孔7aへ
挿通し、これをハウジング2のねじ取付穴2a内へ螺進
させることにより、高い位置精度で液晶表示装置4に装
着することができる。そして、この装着時に、ハウジン
グ2の後方へ突出しているタッチパネル3のテール部3
aを回路基板7の挿通窓7bに挿通して上記コネクタ7
cに挿着するとともに、上記ストラップ17の一部を折
り曲げて該テール部3aを回路基板7に押えつける。
めしてタッチパネルユニット1を装着すると、タッチパ
ネル3の入力面の座標がLCD5の表示画面の座標とほ
ぼ合致するので、該入力面を押圧操作するオペレータが
該表示画面のどの領域を指定したのかということが検出
でき、その押圧操作部位の座標位置に応じたLCD5の
表示内容の変更が行えるようになっている。すなわち、
押圧操作時にタッチパネル3からテール部3aを介して
タッチパネル駆動回路15へ検出信号が出力されると、
その検出信号に基づく指令がコントロールIC16を介
してLCD駆動回路14へ入力されるようになってい
る。
ターン10,11の端子群10a,11aをそれぞれ上
下のガラス基板8,9の互いに直角な一辺端に集中させ
ることにより、これら端子群10a,11aに接続され
るLCD駆動回路14の駆動IC12,13をすべて、
回路基板7の隣り合う2辺に沿う略L字形の配置で該回
路基板7に搭載しているので、該回路基板7には、他の
2辺と駆動IC12,13群とに囲まれてLCD駆動回
路14以外の用途に使用できる比較的広いスペースが確
保されている。そのため本実施例では、回路基板7の該
スペースにコントロールIC16を搭載するだけでな
く、通常は別の回路基板に形成するはずのタッチパネル
駆動回路15も該スペースに形成し、これによって回路
基板の枚数を従来の2枚から1枚に減らしている。その
結果、このタッチパネル付き液晶表示装置は、全体の厚
みを従来品に比べて大きく低減させることができるので
所望の薄型化が図れ、また、タッチパネル3とタッチパ
ネル駆動回路15との間の出力信号ラインを従来品に比
べて短くできるのでノイズの影響を受けにくくなる。
チパネル付き液晶表示装置は、LCDの電極パターンの
端子群を上下のガラス基板の互いに直角な一辺端に集中
させ、LCD駆動回路の駆動IC群を回路基板の隣り合
う2辺に沿う略L字形の配置で該回路基板に搭載するこ
とにより、該回路基板に比較的広いまとまったスペース
を確保し、そこにタッチパネル駆動回路を形成している
ので、回路基板の枚数を従来の2枚から1枚に減らすこ
とができ、そのため装置全体の厚みを大きく低減するこ
とができて所望の薄型化が図れるという優れた効果を奏
し、また、タッチパネルの出力信号ラインが短くできる
ことから、ノイズの影響を受けにくくなって信頼性が向
上するという効果を奏する。
明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 上下のガラス基板の一方にX軸方向に延
びる多数本の透明電極を設け、且つ他方にY軸方向に延
びる多数本の透明電極を設けてマトリクス状の電極パタ
ーンとなした液晶表示素子の前面側に、押圧操作部位の
座標位置を検出するためのタッチパネルを配置し、この
タッチパネルから出力される検出信号に基づく指令が、
上記液晶表示素子の背面側に配置した回路基板に形成さ
れている該液晶表示素子駆動用の回路に入力されるよう
にしたタッチパネル付き液晶表示装置において、 上記電極パターンの端子群を上記両ガラス基板の互いに
直角な一辺端に集中させて、これら端子群に接続される
上記駆動回路の駆動IC群を、上記回路基板の隣り合う
2辺に沿う略L字形の配置で該回路基板に搭載するとと
もに、この回路基板のうち他の2辺と上記駆動IC群と
に囲まれる領域に、上記タッチパネルを駆動するための
回路を設けたことを特徴とするタッチパネル付き液晶表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19680994A JP3454579B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | タッチパネル付き液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19680994A JP3454579B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | タッチパネル付き液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0863286A true JPH0863286A (ja) | 1996-03-08 |
JP3454579B2 JP3454579B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=16364019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19680994A Expired - Fee Related JP3454579B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | タッチパネル付き液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3454579B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200476826Y1 (ko) * | 2010-07-20 | 2015-04-08 | 슈퍼 파이오니어 컴퍼니 리미티드 | 정전용량 터치 스크린 |
-
1994
- 1994-08-22 JP JP19680994A patent/JP3454579B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200476826Y1 (ko) * | 2010-07-20 | 2015-04-08 | 슈퍼 파이오니어 컴퍼니 리미티드 | 정전용량 터치 스크린 |
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JP3454579B2 (ja) | 2003-10-06 |
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