JPH085954Y2 - パレタイザ - Google Patents

パレタイザ

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JPH085954Y2
JPH085954Y2 JP6287890U JP6287890U JPH085954Y2 JP H085954 Y2 JPH085954 Y2 JP H085954Y2 JP 6287890 U JP6287890 U JP 6287890U JP 6287890 U JP6287890 U JP 6287890U JP H085954 Y2 JPH085954 Y2 JP H085954Y2
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JP
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brake
palletizer
transfer device
bottle
air cylinders
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JP6287890U
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勝利 中山
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山村硝子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パレタイザの改良に関する。
〔従来の技術〕
近年、酒造業,清涼飲料製造業,化学薬品工業あるい
は缶詰業などにおいて使用されるびんや缶などの容器
は、物流コストの低減,工場の自動化および省力化のた
めに、ポリケース,カートンケース,木箱などに代わっ
て、パレットの上にびんのような容器を整列配置したも
のを段ボール紙やプラスチック薄板などのシートを間に
介して複数段積み重ねて、紐,ゴムバンドあるいは収縮
フィルムなどで梱包したバルクパレット方式が広く採用
されており、このようなバルクパレットの形に容器を積
み重ねるものとしてパレタイザが用いられている。
第6図は従来のパレタイザにおけるトランスファ装置
の構成例を示し、この図において、61は矩形状の外枠
で、上下方向および左右方向に移動自在に構成されたブ
ラケット部材(図外)に固定的に保持されている。そし
て、62は井桁状の内枠で、その各辺を構成する可動プレ
ート63〜66は外枠61の各辺部67〜70にそれぞれ平行にな
るように設けられている。そして、71〜78は可動プレー
ト63〜66をそれぞれ平行にスライドさせるためのエヤー
シリンダで、各可動プレート63〜66の外側に各辺につき
2個ずつ配置されている。79〜82は内枠62の内寸法a,b
を調整するためのターンバックルで、各辺につき2個ず
つ配置されたエヤーシリンダ71と72,73と74,75と76,77
と78のそれぞれに一つずつ配置されている。
そして、バルク処理の処理の対象物体である例えばび
んの種類が変わる(型替え)都度、ターンバックル79〜
82を操作して整列された物体の一層分の外側寸法に合う
ように内枠62の内寸法a,bを調整するようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記型替えの都度、ターンバックル79
〜82を操作する必要があり、この操作にかなりの時間を
要すると共に、型替え後に微調整して前記内寸法a,bを
調整し直さなければならないことがあり、そのため、バ
ルク処理が中断されるといった不都合があった。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、そ
の目的とするところは、物体の種類が変わるような場合
に、その型替えに要する時間を低減できると共に、型替
え後に微調整などしなくてもよい能率的なパレタイザを
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案においては、垂直
な支柱に沿って昇降自在に取付けられた中間載置部と、
前記支柱に沿って昇降自在に取付けられた昇降ベース
と、この昇降ベースに水平方向に移動自在に取付けられ
たブラケット部材と、このブラケット部材に取付けら
れ、整列された物体をその周囲から包囲するトランスフ
ァ装置を備えたパレタイザにおいて、前記トランスファ
装置の井桁状に構成された内枠の駆動をブレーキ付きシ
リンダによって行うようにしている。
〔作用〕
内枠を駆動するシリンダにブレーキが設けられている
ので、内枠の内寸法を所定値にした状態を維持すること
ができ、従って、従来のように、ターンバックルなどの
寸法調整用の部材を用いる必要がなく、型替えに要する
時間を低減できると共に、型替え後に微調整しなくても
よい。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係るパレタイザの一例を概略的に示
し、この図において、1は適宜の間隔をおいて立設され
る支柱で、詳細に図示してないが、チェーンブロックな
どの昇降駆動装置を備えており、2はそのチェーンであ
る。3はこのチェーン2に支持台4を介して保持された
重量物に耐えることができるシート材よりなる中間載置
部で、支柱1に沿って昇降するように構成されている。
5は支柱1に水平な状態に、しかも、支柱1に沿って
昇降するように保持された昇降ベースで、この昇降ベー
ス5には図外の水平駆動装置によって水平方向に移動す
るブラケット部材6が設けられている。そして、このブ
ラケット部材6の下方には、整列コンベヤ7によって所
定の状態に整列されたびん(物体の一例)8をその周囲
から包囲するトランスファ装置9が取付けられている。
このトランスファ装置9の構成を第2図〜第5図をも
参照しながら説明する。先ず、第2図および第3図にお
いて、10はブラケット部材6に固定的に保持される外枠
で、2個の例えばリップ溝型鋼などの辺部材11,12を互
いに平行に配置すると共に、この辺部材11,12間をその
両端部において連結する角柱状の辺部材13,14とによっ
て平面視矩形状に形成してある。なお、11a,12aは後述
するブレーキ付きエヤーシリンダ20〜23をそれぞれ取り
付けるための孔である。
15は井桁状の内枠で、その各辺を構成する可動プレー
ト16,17,18,19は外枠10の各辺部材11〜14にそれぞれ平
行で、かつ内方または外方にスライドするように設けら
れている。なお、詳細には図示してないが、各可動プレ
ート16〜19の内側にはびん8を傷つけないようにするた
め適宜の緩衝部材が設けてある。
20〜27は前記可動プレート16〜19をそれぞれ平行にス
ライドさせるためのブレーキ付きエヤーシリンダで、通
常のエヤーシリンダ部Sの他にブレーキ部Bを備えてお
り、各可動プレート16〜19の外側に各辺につき2個ずつ
配置されている。そして、各ブレーキ付きエヤーシリン
ダ20〜27におけるエヤーシリンダ部Sとブレーキ部Bと
は互いに独立して制御できるように、8個のエヤーシリ
ンダ部Sをそれぞれ接続する配管系統28と、8個のブレ
ーキ部Bをそれぞれ接続する配管系統29とが互いに独立
して設けられ、30はエヤーシリンダ部Sを開閉するため
の電磁弁、31はブレーキ部Bを動作させるための電磁弁
である。
次に、前記ブレーキ付きエヤーシリンダ20〜27の取付
け構造について、第4図および第5図をも参照しながら
説明する。例えば可動プレート19の外側面には適宜の間
隔をおいて保持部材32,33が取り付けてあり、これらの
保持部材32,33の上部に形成された挿通部34,35を挿通す
る軸36に支持部材37,37、38,38を取付け、支持部材37,3
7によってブレーキ付きエヤーシリンダ26が、また、支
持部材38,38によってブレーキ付きエヤーシリンダ27が
それぞれ水平に支持されている。そして、ブレーキ付き
エヤーシリンダ26のロッド26aは、軸36を外嵌するシリ
ンダスライド39を介して可動プレート16と連結してあ
り、一方、ブレーキ付きエヤーシリンダ27のロッド27a
は、軸36を外嵌するシリンダスライド40を介して可動プ
レート17と連結してある。
また、前記軸36の両端にはそれぞれ保持部材32,33と
連結されたシリンダスライド41,42が設けてあり、この
シリンダスライド41,42には外枠10の辺部材11,12に形成
されたガイド部11b,12bにガイドされるように車輪41a,4
2aが設けてあると共に、このシリンダスライド41,42に
はそれぞれ辺部材11,12に水平に取付けられたブレーキ
付きエヤーシリンダ21,23のロッド21a,23aが連結してあ
る。なお、この構成は可動プレート18に対応して設けら
れるブレーキ付きエヤーシリンダ24,25と、可動プレー
ト16および17にそれぞれ対応して設けられるブレーキ付
きエヤーシリンダ20および22の取付け構造についても同
様であることは云うまでもない。
再び第1図において、43はプラットホーム44上に載置
されたパレット、45はセパレートシート46の供給装置で
ある。
次に、上記構成のパレタイザの動作を説明すると、整
列コンベヤ7上を第1図における矢印A方向に搬送され
てくるびん8が所定個数整列コンベヤ7の送り出し端部
7aに集まると、ストッパ7bが動作して後続のびん8の流
れを止めると共に、整列コンベヤ7が停止される。この
とき、整列コンベヤ7の送り出し端部7aには一層分のび
ん8が所定の状態に整列している。そして、このとき、
ブラケット部材6は昇降ベース5に沿って水平に移動し
て集まったびん8の上方位置にあり、ブラケット部材6
は整列されたびん8の上方から下降して、トランスファ
装置9の内枠15が前記一層分のびん8の周囲から包囲す
るようになる。
そして、ブレーキ部動作用電磁弁31が動作して配管系
統29を介して各ブレーキ付きエヤーシリンダ20〜27のブ
レーキ部Bに給気が行ってブレーキを開放した状態で、
エヤーシリンダ部開閉用電磁弁30が動作して配管系統28
を介してブレーキ付きエヤーシリンダ20〜27の各エヤー
シリンダ部Sに給気が行われることにより、ブレーキ付
きエヤーシリンダ20〜27が動作して可動プレート16〜19
は互いに近づくようにスライドし、前記一層分のびん8
の最外側に規制されて止まる。このとき、ブレーキ付き
エヤーシリンダ20〜27のストロークには若干の余裕があ
る。
次いで、ブレーキ部動作用電磁弁31が動作して配管系
統29を介して各ブレーキ部Bからの排気が行われてブレ
ーキが掛けられることにより、可動プレート16〜19は所
定の内寸法(第6図における寸法a,b)を保持する。そ
して、始動時におけるピストンロッドの飛び出し防止の
ため各エヤーシリンダ部Sの両側に給気する。
そして、中間載置部4を整列コンベヤ7の上端面と同
じ高さになるように上下方向に移動し、その状態で矢印
B方向にトランスファ装置9を水平移動させることによ
り、整列コンベヤ7上の一層分のびん8は中間載置部4
に移載される。このとき、内枠15は一層分のびん8を所
定の状態で挟持している。
次いで、前記一層分のびん8を載置した状態の中間載
置部4を上下方向に移動して、その位置を、プラッホー
ム44上に載置されたパレット43の最上の高さ位置、第1
図に示す例では、最上層のびん8の上に載置されたセパ
レートシート46の上面と同じ高さに合致させて、矢印C
方向にトランスファ装置9を水平移動させることによ
り、中間載置部4上の一層分のびん8はセパレートシー
ト46上に移載される。
さらに、ブレーキ部動作用電磁弁31が動作して配管系
統29を介して各ブレーキ部Bへの給気が行われてブレー
キが解除されると共に、エヤーシリンダ部開閉用電磁弁
30が動作して配管系統28を介して前記各エヤーシリンダ
部Sに給気が行われることにより、ブレーキ付きエヤー
シリンダ20〜27が動作して可動プレート16〜19は最も外
方にスライドする。その後、ブレーキ部動作用電磁弁31
が動作して配管系統29を介して前記各ブレーキ部Bから
の排気が行われてブレーキが掛けられると共に、エヤー
シリンダ部開閉用電磁弁30が動作して配管系統28を介し
て各エヤーシリンダ部Sの両側に給気を行う。このと
き、内枠15は一層分のびん8の挟持を解き、可動プレー
ト16〜19の内面はびん8と非接触となっている。この状
態でブラケット部材6(従って、内枠15および可動プレ
ート16〜19)はセパレートシート46上に載置された一層
分のびん8の上方に移動した後、昇降ベース5に沿って
水平に移動して最初の位置(整列コンベヤ7の上方)に
戻る。
上記説明から理解されるように、本考案に係るパレタ
イザにおいては、内枠15の各可動プレート16〜19をブレ
ーキ付きエヤーシリンダ20〜27によってスライドし、所
定の内寸法を保持することができ、しかも、びん8の種
類が変わった場合においても、一層分のびん8の最外側
寸法に合わせた内寸法となるように移動し、その状態を
保持することができるから、従来のようにターンバック
ルを調整したり、型替え後に微調整などしなくてもよ
い。
なお、本考案に係るパレタイザはびん8以外の他の物
体、例えば缶などにも適用できることは云うまでもな
い。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成されるので、型替え作業に
要する時間を20〜25%も低減することができ、また、型
替え後に微調整などしなくてもよいので、バルク処理が
中断されるといった不都合がなくなり、この種の装置に
よる作業能率が大幅に向上される。また、物体を中間載
置部へ移載する際における精度のバラツキがなくなり、
より確実にバルク処理を行うことができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は本
考案に係るパレタイザの一例を示す斜視図、第2図は前
記パレタイザに組み込まれるトランスファ装置の一例を
示す分解斜視図、第3図は前記トランスファ装置の平面
図、第4図は第2図における矢印X視図、第5図は第2
図における矢印Y視図である。 第6図は従来のパレタイザにおけるトランスファ装置を
示す平面図である。 1……支柱、4……中間載置部、5……昇降ベース、6
……ブラケット部材、9……トランスファ装置、15……
内枠、20〜27……ブレーキ付きシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直な支柱に沿って昇降自在に取付けられ
    た中間載置部と、前記支柱に沿って昇降自在に取付けら
    れた昇降ベースと、この昇降ベースに水平方向に移動自
    在に取付けられたブラケット部材と、このブラケット部
    材に取付けられ、整列された物体をその周囲から包囲す
    るトランスファ装置を備えたパレタイザにおいて、前記
    トランスファ装置の井桁状に構成された内枠の駆動をブ
    レーキ付きシリンダによって行うようにしたことを特徴
    とするパレタイザ。
JP6287890U 1990-06-14 1990-06-14 パレタイザ Expired - Lifetime JPH085954Y2 (ja)

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JP6355269B2 (ja) * 2016-03-29 2018-07-11 日本山村硝子株式会社 スイーパ装置及びバルクデパレタイザー、スイーパ装置を用いた容器群の搬送方法

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