JPH0859268A - 板ガラスの折割り装置 - Google Patents

板ガラスの折割り装置

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JPH0859268A
JPH0859268A JP19422694A JP19422694A JPH0859268A JP H0859268 A JPH0859268 A JP H0859268A JP 19422694 A JP19422694 A JP 19422694A JP 19422694 A JP19422694 A JP 19422694A JP H0859268 A JPH0859268 A JP H0859268A
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JP
Japan
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plate glass
edge
glass
sheet
cutting line
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Withdrawn
Application number
JP19422694A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Chiyousokabe
仁 長曽我部
Yasunori Ito
泰則 伊藤
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Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/033Apparatus for opening score lines in glass sheets

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 板ガラス48に接触したエッジ支持バー12
の接触面が板ガラス48の傾斜に合わせて傾斜する。従
って、板ガラス48から受ける接触面の圧力が略均一に
なる。また、エッジ支持バー12は、板ガラス48の移
動に追従して移動するので板ガラス48と接触面との摩
擦力が小さくなる。さらに、エッジパッド14、16
は、切線から折割りされた板ガラス48を互いに引き離
す方向に移動して折口同士の当接を防止する。 【効果】 板ガラスの折口傾斜を小さくすることがで
き、また、折口部にハマ欠けが発生することを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板ガラスに加工された切
線から板ガラスを折割りする板ガラスの折割り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、板ガラスを切線から折割りする場
合、板ガラスの下方に設けられたエッジ押上げ部材を上
昇させて、エッジ押上げ部材を切線位置に接触した状態
で板ガラスを押し上げて切線から板ガラスを折割りす
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法で板ガラスを折割りすると、折割りされた板ガラ
スの折口部に発生する折口傾斜が大きいという問題があ
り、また、折割りされた板ガラスの折口部同士が当接し
て折口部にハマ欠けが発生するという問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、折口部の折口傾斜を小さくし、また、折口部の
ハマ欠けの発生を防止することができる板ガラスの折割
り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、板ガラスに切線
を加工し、前記板ガラスの下方からエッジ押上げ部材を
上昇させて前記切線位置に接触した状態で前記板ガラス
を押し上げて前記板ガラスを折割りする板ガラスの折割
り装置において、前記エッジ押上げ部材は、前記板ガラ
スに接触した接触面が前記板ガラスを押し上げた時の前
記板ガラスの傾斜に合わせて傾斜するとともに前記板ガ
ラスの移動に追従して移動することを特徴とする板ガラ
スの折割り装置である。
【0006】また、本発明は、前記切線の近傍に位置
し、前記エッジ押上げ部材で前記板ガラスが押し上げら
れる前記板ガラスを上方から押圧し、前記板ガラスに接
触した接触面が前記板ガラスの傾斜に合わせて傾斜する
とともに、前記切線から折割りされた板ガラスを互いに
引き離す方向に移動するエッジ押下げ部材を備えたこと
を特徴とする板ガラスの折割り装置である。
【0007】さらに、本発明は、前記エッジ押上げ部材
の一方側に移動自在に支持され、前記切線から折割りさ
れた一方の板ガラスを載置した状態で、該載置した一方
の板ガラスを他方の板ガラスから引き離す方法に移動す
るウイング部材を備えたことを特徴とする板ガラスの折
割り装置である。また、本発明は、前記エッジ押上げ部
材の一方側に昇降自在に支持され、前記エッジ押上げ部
材で前記板ガラスを押し上げると共に上昇して、前記切
線から折割りされた一方の板ガラスの折口部を他方の板
ガラスの折口部より高い位置まで押し上げる中間押上げ
部材を備えたことを特徴とする板ガラスの折割り装置で
ある。
【0008】さらに、本発明は、前記切線に沿って配置
され、その延長線上に前記エッジ押上げ部材が位置し、
上昇時に前記板ガラスの前記切線位置に接触して前記板
ガラスのエッジ部が前記板ガラスの搬送面から離れるま
で前記板ガラスを押し上げるセンタ押上げバー部材を備
えたことを特徴とする板ガラスの折割り装置である。
【0009】
【作用】本発明によれば、エッジ押上げ部材は、板ガラ
スに接触した接触面が板ガラスの傾斜に合わせて傾斜す
る。従って、板ガラスから受ける接触面の圧力を略均一
にすることができる。また、エッジ押上げ部材は、板ガ
ラスの移動に追従して移動するので、板ガラスと接触面
との摩擦力を小さくすることができる。
【0010】また、本発明によれば、エッジ押下げ部材
は、エッジ押上げ部材で押し上げられる板ガラスを上方
から押圧する。そして、エッジ押下げ部材は、板ガラス
に当接した接触面が板ガラスの傾斜に合わせて傾斜す
る。従って、板ガラスから受ける接触面の圧力を略均一
にすることができる。また、エッジ押下げ部材は、切線
から折割りされた板ガラスを互いに引き離す方向に移動
する。従って、折口同士の当接を防止することができ
る。
【0011】さらに、本発明によれば、切線から折割り
された一方の板ガラスを載置するウイング部材を備え、
このウイング部材は、ウイング部材に載置された一方の
板ガラスを他方の板ガラスから引き離す方法に移動す
る。また、本発明によれば、エッジ押上げ部材で板ガラ
スを押し上げると共に中間押上げ部材を上昇する。これ
により、中間押上げ部材で一方の板ガラスを押し上げる
ので、一方の板ガラスの折口部を他方の板ガラスの折口
部より高くすることができる。
【0012】さらに、本発明によれば、センタ押上げバ
ー部材を切線に沿って配置され、センタ押上げバー部材
の延長線上にエッジ押上げ部材が位置されている。この
センタ押上げバー部材は、上昇時に板ガラスの切線位置
に接触して板ガラスのエッジ部が板ガラスの搬送面から
離れるまで板ガラスを押し上げる。従って、エッジ部を
下方に押し下げる荷重が切線に有効に伝達される。
【0013】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る板ガラス
の折割り装置の好ましい実施例について説明する。図1
に示す板ガラスの折割り装置10はエッジ支持バー(エ
ッジ押上げ部材)12、第1エッジパッド(第1エッジ
押下げ部材)14、第2エッジパッド(第2エッジ押下
げ部材)16、補助パッド18、ウイング20、中間サ
ポートピン(中間押上げ部材)22、センタ支持バー2
4及びハンマリング装置26を備えている。エッジ支持
バー12は搬送コンベア28、28…と搬送コンベア3
0、30…の間の側部に昇降自在に支持され、エッジ支
持バー12は通常搬送コンベア28、30の搬送面の下
方に位置している。
【0014】図2に示すように、エッジ支持バー12は
支持枠32を有している。支持枠32は断面略コ字型に
形成され、支持枠32の下端部には、例えばエアシリン
ダ等の昇降手段(図示せず)が設けられている。支持枠
32の表面にはレール34が固定され、レール34には
ガイド36が移動自在に支持されている。ガイド36の
上端には移動体38が固定されている。移動体38には
凹部40が形成され、凹部40内にはシャフト42を介
して回転体44が回動自在に支持されている。
【0015】このシャフト42はベアリング43を介し
て移動体38に回動自在に支持されている。回転体44
の上端部にはパッド46が固着されている。パッド46
は樹脂等の弾力性を備えた材質で形成されている。そし
て、図3に示すようにパッド46はレール34に沿って
矢印A−B方向に移動し、また、図4に示すようにパッ
ド46はシャフト42を中心にして揺動する。
【0016】このエッジ支持バー12で板ガラス48を
切線48Aから折割りする場合、エッジ支持バー12を
上昇して板ガラス48の切線48Aに接触した状態で板
ガラス48を押し上げると板ガラス48が傾斜する。そ
して、図4に示すようにエッジ支持バー12のパッド4
6は板ガラス48の傾斜に追従するようにレール34に
沿って移動するとともにシャフト42を中心にして揺動
する。
【0017】従って、エッジ支持バー12のパッド46
はエッジ支持バー12の上昇時に板ガラス48の傾きに
追従して傾斜するので、板ガラス48に接触するパッド
46の接触面の圧力が均一になる。また、パッド46は
レール34に沿って移動するので、パッド46の上昇や
回転によって生じた板ガラス48との摩擦力を小さくす
ることができる。これにより、板ガラス48の折割り開
始部の折口傾斜が小さくなり、良好な折口部を得ること
ができる。
【0018】ここで、エッジ支持バー12の上昇量を設
定する場合について説明する。例えば、板ガラス48の
板厚が15mmの場合、板ガラス48のエッジ長さbと
幅寸法wに応じてエッジ支持バー12の上昇量を設定す
る。すなわち、エッジ長さbがb<250mmのとき、
図5のグラフに基づいてエッジ支持バー12の上昇量を
設定する。
【0019】一方、エッジ長さbが250mm<b<4
00mmのとき、図6のグラフに基づいてエッジ支持バ
ー12の上昇量を設定する。このように、板ガラス48
のエッジ長さbと幅寸法wに応じてエッジ支持バー12
の上昇量を変えることにより、板ガラス48を折割りし
た後にエッジ支持バー12を無駄に上昇させることがな
いので、折割りされた折口部同士が当接しない。従っ
て、折口部にハマ欠けが発生することを防止できる。
【0020】次に、図7において第1エッジパッド1
4、第2エッジパッド16について説明する。尚、第1
エッジパッド14と第2エッジパッド16とは同一構成
なので、第2エッジパッド16について説明して第1エ
ッジパッド14の説明を省略する。図2に示すように、
第2エッジパッド16は切線48Aの右側に位置し、板
ガラス48の上方にの昇降自在に支持されている。第2
エッジパッド16は支持部材50を有し、支持部材50
の上端部にはエアシリンダ52のロッド部が取付けられ
ている。
【0021】また、第2エッジパッド16の下端部には
凹部54が形成され、凹部54内にはシャフト56を介
して移動体58がシャフト56に沿って矢印A−B方向
に移動自在に支持されている。移動体58の左端部には
ロッド60の上端部が固定され、ロッド60の下端部に
はボール62が固定されている。ボール62は球状に形
成され、ボール62には回転ブロック64が球面回転可
能に連結されている。回転ブロック64の下端部にはパ
ッド66が固着され、パッド66は樹脂等の弾性力を備
えた材質で形成されている。
【0022】これにより、パッド66はエアシリンダ5
2が伸長すると下降して板ガラス48の切線48Aの右
端部を押圧する。この状態で、エッジ支持バー12を上
昇して板ガラス48を切線48Aから折割りすると、パ
ッド66は折割りされた板ガラス48の傾斜面に追従し
て傾斜するので、板ガラス48に接触するパッド66の
接触面の圧力が均一になる。これにより、板ガラス48
の折口部の折口傾斜が小さくなる。
【0023】また、第1、第2エッジパッド14、16
のそれぞれのパッド66はシャフト56に沿って互いに
離れる方向にスライドするので、エッジ48Bは製品4
8Cから離れる方向に移動する。これにより、板ガラス
48の折口部の当接を防止して、折口部にハマ欠けが発
生することを防止することができる。ここで、第1、第
2エッジパッド14、16の押下げ荷重を設定する場合
について説明する。例えば、板ガラス48の板厚が15
mmの場合で、図1に示すエッジ支持バー12〜第2エ
ッジパッド16間の距離Lを80mm及び第1、第2エ
ッジパッド14、16に作用する定荷重Fを15kgf
と設定すると、板ガラス48の幅w寸法が2800mm
以下の板ガラスに対して良好な折口を得ることができ
る。
【0024】しかしながら、板ガラス48の幅w寸法が
2800mm以上になると、板ガラス48を最後まで折
りきることができない。一方、折口傾斜は、板ガラス4
8の折りはじめ部において定荷重Fが最適値から外れる
と発生するが、板ガラス48の折り終わり付近では、定
荷重Fを最適値より大きくしても折口傾斜が発生しにく
いことが知られている。
【0025】そこで、エッジ支持バー12の上昇終了
時、又は、上昇終了直前に定荷重Fを増加することによ
り、幅w寸法が2800mm以上の板ガラス48を最後
まで折割りすることができる。さらに、定荷重Fを増加
することにより、エッジ支持バー12の上昇量を大きく
取る必要がないので、エッジ支持バー12の上昇量を大
きく取りすぎた場合に発生するハマ欠けの発生を防止す
ることができる。例えば、エッジ支持バー12が上昇し
終わった時、又は、その直前に作用する定荷重Fを30
kgfに増加させて良好な折口を得ている。
【0026】また、図1に示す補助パッド18は、図1
に示す板ガラス48の製品48Cの幅寸法wと長さ寸法
aが小さいとき、製品48Cの自重が軽くなるので、自
重不足を補うために使用される。例えば、板ガラス48
の板厚が15mmの場合、幅寸法w及び長さ寸法aがそ
れぞれa<1000mm及びw<1000mmであると
き、押圧力が16kgfに設定された補助パッド18で
製品48Cを押圧すると製品48Cの自重不足が補われ
て製品48Cの折口部が良好になる。尚、補助パッド1
8は第1エッジパッド14及び第2エッジパッド16と
同一に構成されているので、上述した第2エッジパッド
16の構成の説明を補助パッド18の構成の説明にかえ
る。
【0027】次に、ウイング20を図8において説明す
る。ウイング20は固定部材68を有し、固定部材68
はエッジ支持バー12の支持枠32の右端部に固定され
ている。固定部材68には張出部68Aが形成され、張
出部68Aの表面は右方向に下降するようにテーパ状に
形成されている。張出部68Aの表面にはレール70が
固定され、レール70にはガイド72が矢印A−B方向
に移動自在に支持されている。ガイド72の上端部には
移動体74が固定され、移動体74の上面にはパッド7
6が固定されている。
【0028】移動体74の右端部にはストッパ板78が
固定され、ストッパ板78にはピン80が当接してい
る。ピン80は筒部82内に移動自在に支持され、筒部
82内には圧縮ばね84が収納されている。これによ
り、ピン80が圧縮ばね84で筒部82から突出する方
向(図8上で左方向)に付勢されるので、圧縮ばね84
の付勢力でパッド76が図8の位置に位置決めされる。
【0029】そして、板ガラス48が折割りされたと
き、折割りされたエッジ48Bがパッド76上に載置す
る。この場合、エッジ48Bには第2エッジパッド16
の押圧力が付与されているので、エッジ48Bはパッド
76と共に圧縮ばね84の付勢力に抗して右方向(製品
48Cから離れる方向)に移動する。これにより、エッ
ジ48B及び製品48Cのそれぞれの折口部の当接を防
止することができる。
【0030】ところで、エッジ支持バー12で板ガラス
48を折割りした場合、製品48Cの折口部の角部とエ
ッジ48Bの折口部の略中央とが当接すると、エッジ4
8Bの折口部の略中央は破損しないが、製品48Cの折
口部の角部にハマ欠けが発生するという問題がある。こ
の問題は、図10に示す中間サポートピン22を使用す
ることにより解消することができる。
【0031】以下、図1、図10に基づいて中間サポー
トピン22を説明する。中間サポートピン22は切線4
8A近傍のエッジ48B側に位置し、また、中間サポー
トピン22はエッジ48Bの幅方向の略中央に位置して
いる。中間サポートピン22は昇降自在に支持され、エ
ッジ支持バー12と連動するように構成されている。す
なわち、エッジ支持バー12が上昇して板ガラス48を
折割りする場合、中間サポートピン22に同時に上昇し
て、切線48Aから折割りされたエッジ48Bを少量だ
け上方に突き上げる。
【0032】これにより、エッジ48Bの折口部の角部
が上昇してエッジ48Bの折口部の角部が製品48Cの
折口部の略中央に当接する。従って、エッジ48Bの折
口部の角部にハマ欠けが発生するが、製品48Cの折口
部の略中央は破損しない。この場合、折割りされたエッ
ジ48Bは廃却されるので折口部の角部にハマ欠けが発
生しても問題ない。
【0033】ここで、中間サポートピン22の具体的な
使用例を示す。板厚15mmの板ガラス48に中間サポ
ートピン22を使用する場合、中間サポートピン22の
押上げ荷重Pを2.4kgfに設定した。この条件で板
ガラス48を折割りした場合、製品48Cの折口部の角
部にハマ欠けが発生しないという良好な結果が得られて
いる。
【0034】次に、図1、図11に示すセンタ支持バー
24を説明する。センタ支持バー24は、エッジ支持バ
ー12と同様に搬送コンベア28、28…と搬送コンベ
ア30、30…の間に昇降自在に支持され、エッジ支持
バー12は搬送コンベア28、30の搬送面の下方に位
置している。センタ支持バー24は、左端部がエッジ支
持バー12に隣接して配置され、右端部は板ガラス48
の右側部の外側まで延長されている。このように構成さ
れたセンタ支持バー24は、エッジ48Bの長さ寸法b
が比較的長く設定され、エッジ48Bの自重が比較的重
くなる場合に自重を利用するために使用される。尚、セ
ンタ支持バー24を使用する場合、第1エッジパッド1
4は第2エッジパッド16は板ガラス48の浮き上がり
防止の役割をする。
【0035】このセンタ支持バー24はエッジ支持バー
12と組み合わせて使用される。この場合、センタ支持
バー24は、駆動源として例えばACサーボモータが使
用され、ACサーボモータの駆動でセンタ支持バー24
が昇降する。このACサーボモータはエッジ支持バー1
2の駆動源とは独立している。そして、エッジ支持バー
12及びセンタ支持バー24は、エッジ支持バー12が
センタ支持バー24より僅かに先行して上昇するように
構成されている。
【0036】このように、エッジ支持バー12をセンタ
支持バー24より僅かに先行させて上昇させることによ
り、板ガラス48の折割りはエッジ支持バー12が板ガ
ラス48に当接した1点を起点として進行するので、製
品48Cは良好な折口部を得ることができる。すなわ
ち、先ずエッジ支持バー12が板ガラス48に接触した
1点を起点として折割りが進行し、次に、平行に上昇し
たセンタ支持バー24が板ガラス48の略全幅に渡って
当接して板ガラス48を切線48Aの位置で平行に上昇
する。この場合、製品48A及びエッジ48Bはそれぞ
れの自重で下降しようとするので、板ガラス48は切線
48Aの位置で容易に折割りされる。
【0037】ここで、センタ支持バー24及びエッジ支
持バー12を組み合わせて使用する具体的な使用例を示
す。先ず、センタ支持バー24及びエッジ支持バー12
のそれぞれの上昇量を6mmと設定し、また、エッジ支
持バー12のセンタ支持バー24に対する先行量を2m
mと設定した。この条件で板ガラス48を折割りした場
合、先ず、板ガラス48の折割りはエッジ支持バー12
が板ガラス48に接触した1点を起点として進行し、次
に、センタ支持バー24で平行に上昇された板ガラス4
8を製品48A及びエッジ48Bのそれぞれの自重で下
降して、切線48Aの位置から容易に折割りされる。こ
れにより、板ガラス48を良好に折割りすることができ
る。
【0038】また、センタ支持バー24は次のような場
合にも使用することができる。すなわち、エッジ支持バ
ー12を上昇させた場合、エッジ48Bのエッジ支持バ
ー12の反対側のS部がコンベア28等の板ガラス保持
部と接触して、S部とコンベア28等の板ガラス保持部
とが互いに押し合うので、第2エッジパッド16の荷重
Fが切線48Aに有効に伝えることができない。
【0039】この現象は、エッジ48Bの長さ寸法bが
比較的大きい場合、特に顕著に現れる。この場合、セン
タ支持バー24を少量上昇させることにより板ガラス4
8が上昇して、S部とコンベア28等の板ガラス保持部
との間に隙間が生じる。これにより、第2エッジパッド
16の荷重Fを切線48Aに有効に伝えることができ、
良好な折口を得ることができる。例えば、板ガラス48
の板厚が15mmの場合、センタ支持バー24を1mm
上昇させることにより、良好な折口を得ることができ
る。
【0040】次に、図12及び図13に基づいてハンマ
リング装置26について説明する。図12に示したよう
にハンマリング装置26はエアシリンダ90を有し、エ
アシリンダ90は支持部材91に固定されている。エア
シリンダ90の上方には同軸上にストッパ92が位置
し、ストッパ92は支持部材91に固定されている。ス
トッパ92は筒状に形成され、ストッパ92内にはハン
マリングシャフト94が移動自在に支持されている。
【0041】ハンマリングシャフト94はガイド部材9
6に移動自在に嵌入され、ガイド部材96はストッパ9
2の上方に同軸上に位置した状態で、支持部材91に固
定されている。これにより、ハンマリングシャフト94
はガイド部材96に沿って上下方向に移動する。また、
ハンマリングシャフト94の下端部にはフランジ94A
が形成され、フランジ94Aはハンマリングシャフト9
4が上昇したときストッパ92の上端部に当接して、ハ
ンマリングシャフト94の上昇を停止する。
【0042】また、ストッパ92の下端部が開口してい
るので、ハンマリングシャフト94が自重で下降した場
合にフランジ94Aがストッパ92から抜け落ちる。従
って、エアシリンダ90のロッド部90Aが収縮した場
合、フランジ94Aがストッパ92から抜け落ちてロッ
ド部90Aの先端部に当接する。この場合、ハンマリン
グシャフト94の先端部は板ガラス48から離れた下方
に位置する。
【0043】そして、この状態からエアシリンダ90の
ロッド部90Aを伸長した場合、ロッド部90Aの先端
部がストッパ92の下端部に接触する。そして、ロッド
部90Aの先端部がストッパ92の下端部に接触した位
置で、ロッド部90Aが停止すると、ハンマリングシャ
フト94は慣性力で上昇を続けハンマリングシャフト9
4の上端部が板ガラス48の切線48Aの位置に当接す
る。
【0044】このように、ハンマリングシャフト94で
板ガラス48をハンリングす場合、ハンマリングシャフ
ト94とエアシリンダ90を分離し、さらに、ストッパ
92を適切な位置に設けることにより、ハンマリング時
にハンマリングシャフト94の運動エネルギのみが板ガ
ラス48に作用し、エアシリンダ90の推力は作用しな
い。
【0045】そして、ハンマリングシャフト94は板ガ
ラス48をハンマリングした後、ハンマリングシャフト
94と板ガラス48との反発力により、ハンマリングシ
ャフト94が板ガラス48から離れる。これにより、板
ガラス48を押し上げることなく、安定したハンマリン
グが可能になり、エッジ支持バー12やセンタ支持バー
24を使用して板ガラス48をエッジ折割り、センタ折
割りする前に、切線上に折口の起点48D(図13参
照)を形成することができる。
【0046】尚、ハンマリングのエネルギの大きさは、
エアシリンダ90のストロークや作動圧を変えることに
より任意に設定することができる。前記の如く構成され
た板ガラスの折割り装置の作用について説明する。先
ず、板ガラス48をエッジ折割りする場合について説明
する。エッジ折割りする場合、エアシリンダ90のロッ
ド部90Aを伸長して、ハンマリングシャフト94を慣
性力のみで板ガラス48の切線48Aの位置に当接す
る。これにより、ハンマリングシャフト94で板ガラス
48がハンマリングされ、板ガラス48の切線48A上
に折口の起点48D(図13参照)を形成する。
【0047】次に、第1エッジパッド14及び第2エッ
ジパッド16のそれぞれのエアシリンダ52を伸長し
て、第1エッジパッド14及び第2エッジパッド16の
それぞれのパッド66を下降して、板ガラス48の製品
48C及びエッジ48Bに当接する。これにより、板ガ
ラス48の表面が3点で支持される。次に、エッジ支持
バー12のACサーボモータを駆動してエッジ支持バー
12を昇降し、エッジ支持バー12のパッド46を板ガ
ラス48の切線48Aに当接した状態で、さらにエッジ
支持バー12を昇降して板ガラス48を切線48Aで折
割りする。これにより、板ガラス48は図1に示す状態
に傾斜する。
【0048】この場合、エッジ支持バー12のパッド4
6はエッジ支持バー12の上昇時に板ガラス48の傾き
に追従して傾斜するので、板ガラス48に接触するパッ
ド46の接触面の圧力が均一になる。また、パッド46
はレール34に沿って移動するので、パッド46の上昇
や回転によって生じた板ガラス48との摩擦力を小さく
することができる。従って、板ガラス48の折割り開始
部の折口傾斜が小さくなり、良好な折口部を得ることが
できる。
【0049】また、第1、第2エッジパッド14、16
のそれぞれのパッド66は、折割りされた板ガラス48
の製品48C及びエッジ48Bの傾斜状態に対応して傾
斜する。このように、第1、第2エッジパッド14、1
6は板ガラス48の傾きに追従して傾斜するので、板ガ
ラス48に接触するパッド66の接触面の圧力が均一に
なる。これにより、板ガラス48の折口部の折口傾斜が
小さくなる。
【0050】そして、折割りされたエッジ48Bはウイ
ング20のパッド76上に載置する。この場合、エッジ
48Bには第2エッジパッド16の押圧力が付与されて
いるので、エッジ48Bはパッド76と共に圧縮ばね8
4の付勢力に抗して右方向(製品48Cから離れる方
向)に移動する。これにより、エッジ48B及び製品4
8Cのそれぞれの折口部の当接を防止する。
【0051】尚、第1、第2エッジパッド14、16の
それぞれのパッド66はシャフト56に沿って互いに離
れる方向に移動するので、エッジ48Bは製品48Cか
ら離れる方向に移動する。これにより、板ガラス48の
折口部の当接を防止して、折口部にハマ欠けが発生する
ことを防止することができる。また、エッジ支持バー1
2を上昇して板ガラス48を折割りする場合、中間サポ
ートピン22を同時に上昇して、切線48Aから折割り
されたエッジ48Bを少量だけ上方に突き上げるように
してもよい。これにより、エッジ48Bの折口部の角部
が上昇してエッジ48Bの折口部の角部が製品48Cの
折口部の略中央に当接する。従って、エッジ48Bの折
口部の角部にハマ欠けが発生するが、製品48Cの折口
部の略中央は破損しない。この場合、折割りされたエッ
ジ48Bは廃却されるので折口部の角部にハマ欠けが発
生しても問題ない。
【0052】さらに、エッジ48Bの長さ寸法bが比較
的大きい場合、エッジ支持バー12を上昇させると共に
センタ支持バー24を少量上昇させる。これにより、エ
ッジ48Bのエッジ支持バー12の反対側のS部がコン
ベア28等の板ガラス保持部と接触して、S部とコンベ
ア28等の板ガラス保持部とが互いに押し合うことを防
止することができる。従って、第2エッジパッド16の
荷重Fを切線48Aに有効に伝えることができるので良
好な折口を得ることができる。
【0053】次に、板ガラス48をセンタ折割りする場
合について説明する。板ガラス48をセンタ折割りする
場合もエッジ折割りと同様にハンマリング装置26を使
用して、ハンマリングシャフト94で板ガラス48をハ
ンマリングして、板ガラス48の切線48A上に折口の
起点48D(図13参照)を形成する。次に、エッジ支
持バー12をセンタ支持バー24より僅かに先行させて
上昇させる。この場合、例えばセンタ支持バー24及び
エッジ支持バー12のそれぞれの上昇量を6mmと設定
し、エッジ支持バー12のセンタ支持バー24に対する
先行量は2mmと設定する。
【0054】このように、エッジ支持バー12をセンタ
支持バー24より僅かに先行させて上昇させることによ
り、板ガラス48の折割りはエッジ支持バー12が板ガ
ラス48に当接した1点を起点として進行するので、製
品48Cは良好な折口部を得る。すなわち、先ずエッジ
支持バー12が板ガラス48に当接した1点を起点とし
て折割りが進行し、次に、平行に上昇したセンタ支持バ
ー24が板ガラス48の略全幅に渡って当接して板ガラ
ス48を切線48Aの位置で平行に上昇する。この場
合、製品48A及びエッジ48Bはそれぞれの自重で下
降しようとするので、板ガラス48は切線48Aの位置
で容易に折割りされる。
【0055】前記実施例では第1、第2エッジパッド1
4、16、ウイング20及び中間サポートピン22等を
使用して、折口部におけるハマ欠けの発生を防止する場
合について説明したが、これに限らず、搬送コンベア2
8、30を使用して折口部におけるハマ欠けの発生を防
止することができる。すなわち、板ガラス48が折割り
された時、下流側の搬送コンベア28、28…又は上流
側の搬送コンベア30、30…を駆動して、折割りされ
た一方の板ガラスを他方の板ガラスから離す方向に少量
移動する。
【0056】そして、一方の板ガラスが少量移動された
後、エッジ支持バー12を下降することにより、エッジ
支持バー12の下降時の折口部同士の当接を防止するこ
とができる。これにより、折割りされた板ガラスの折口
部にハマ欠けが発生することを防止できる。例えば、折
割りされた一方の板ガラスを搬送コンベアで互いに引き
離す方向に3mm移動することにより、ハマ欠けの発生
しない良好な折口を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る板ガ
ラスの折割り装置によれば、エッジ押上げ部材は、板ガ
ラスから受ける接触面の圧力を略均一にすることがで
き、また、板ガラスと接触面との摩擦力を小さくするこ
とができる。これにより、板ガラスの折割り開始位置の
折口部に発生する折口傾斜を小さくすることができる。
【0058】また、本発明によれば、エッジ押下げ部材
は、板ガラスに当接した接触面が板ガラスの傾斜に合わ
せて傾斜して、板ガラスから受ける接触面の圧力を略均
一にすることができる。さらに、エッジ押下げ部材は、
切線から折割りされた板ガラスを互いに引き離す方向に
移動する。従って、折割りされた板ガラスの折口部同士
の当接を防止することができる。これにより、折口部に
ハマ欠けが発生することを防止できる。
【0059】さらに、本発明によれば、切線から折割り
された一方の板ガラスを載置するウイング部材を備え、
このウイング部材は、ウイング部材に載置された一方の
板ガラスを他方の板ガラスから引き離す方法に移動す
る。これにより、折口部にハマ欠けが発生することを防
止できる。また、本発明によれば、エッジ押上げ部材で
板ガラスを押し上げると共に中間押上げ部材を上昇して
折割りされた一方の板ガラスを押し上げる。これによ
り、一方の板ガラスの折口部の位置を他方の板ガラスの
折口部の位置より高くすることができる。従って、一方
の板ガラスと他方の板ガラスの折口部同士が当接する場
合、一方の板ガラスの折口部の角部と他方の板ガラスの
折口部の平面部とが当接する。これにより、他方の折口
部にハマ欠けが発生することを防止することができる。
【0060】さらに、本発明によれば、センタ押上げバ
ー部材を切線に沿って配置され、センタ押上げバー部材
の延長線上にエッジ押上げ部材が位置されている。この
センタ押上げバー部材は、上昇時に板ガラスの切線位置
に接触して板ガラスのエッジ部が板ガラスの搬送面から
離れるまで板ガラスを押し上げる。従って、エッジ部を
下方に押し下げる荷重が切線に有効に伝達されるので、
良好な折口を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板ガラスの折割り装置の全体を示
した斜視図
【図2】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用され
たエッジ支持バーを断面で示した断面図
【図3】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用され
たエッジ支持バーの動作を説明する説明図
【図4】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用され
たエッジ支持バーの動作を説明する説明図
【図5】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用され
たエッジ支持バーの動作を説明するグラフ
【図6】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用され
たエッジ支持バーの動作を説明するグラフ
【図7】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用され
たエッジパッドを断面で示す断面図
【図8】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用され
たウイングを示す正面図
【図9】折割りされた板ガラスの状態を説明する説明図
【図10】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用さ
れた中間サポートピンの動作を説明する説明図
【図11】本発明に係る板ガラスの折割り装置によるセ
ンタ折りの動作を説明する説明図
【図12】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用さ
れたハンマリング装置の断面図
【図13】本発明に係る板ガラスの折割り装置に使用さ
れたハンマリング装置の動作を説明する説明図
【符号の説明】
10…板ガラスの折割り装置 12…エッジ支持バー(エッジ押上げ部材) 14、16…エッジパッド(エッジ押下げ部材) 20…ウイング(ウイング部材) 22…中間サポートピン(中間押上げ部材) 24…センタ支持バー(センタ押上げバー部材) 48…板ガラス 48A…切線 48B…エッジ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ガラスに切線を加工し、前記板ガラス
    の下方からエッジ押上げ部材を上昇させて前記切線位置
    に接触した状態で前記板ガラスを押し上げて前記板ガラ
    スを折割りする板ガラスの折割り装置において、 前記エッジ押上げ部材は、前記板ガラスに接触した接触
    面が前記板ガラスを押し上げた時の前記板ガラスの傾斜
    に合わせて傾斜するとともに前記板ガラスの移動に追従
    して移動することを特徴とする板ガラスの折割り装置。
  2. 【請求項2】 板ガラスに切線を加工し、前記板ガラス
    の下方からエッジ押上げ部材を上昇させて前記切線位置
    に接触した状態で前記板ガラスを押し上げて前記板ガラ
    スを折割りする板ガラスの折割り装置において、 前記切線の近傍に位置し、前記エッジ押上げ部材で前記
    板ガラスが押し上げられる前記板ガラスを上方から押圧
    し、前記板ガラスに接触した接触面が前記板ガラスの傾
    斜に合わせて傾斜するとともに、前記切線から折割りさ
    れた板ガラスを互いに引き離す方向に移動するエッジ押
    下げ部材を備えたことを特徴とする板ガラスの折割り装
    置。
  3. 【請求項3】 板ガラスに切線を加工し、前記板ガラス
    の下方からエッジ押上げ部材を上昇させて前記切線位置
    に接触した状態で前記板ガラスを押し上げて前記板ガラ
    スを折割りする板ガラスの折割り装置において、 前記エッジ押上げ部材の一方側に移動自在に支持され、
    前記切線から折割りされた一方の板ガラスを載置した状
    態で、該載置した一方の板ガラスを他方の板ガラスから
    引き離す方法に移動するウイング部材を備えたことを特
    徴とする板ガラスの折割り装置。
  4. 【請求項4】 板ガラスに切線を加工し、前記板ガラス
    の下方からエッジ押上げ部材を上昇させて前記切線位置
    に接触した状態で前記板ガラスを押し上げて前記板ガラ
    スを折割りする板ガラスの折割り装置において、 前記エッジ押上げ部材の一方側に昇降自在に支持され、
    前記エッジ押上げ部材で前記板ガラスを押し上げると共
    に上昇して、前記切線から折割りされた一方の板ガラス
    の折口部を他方の板ガラスの折口部より高い位置まで押
    し上げる中間押上げ部材を備えたことを特徴とする板ガ
    ラスの折割り装置。
  5. 【請求項5】 板ガラスに切線を加工し、前記板ガラス
    の下方からエッジ押上げ部材を上昇させて前記切線位置
    に接触した状態で前記板ガラスを押し上げて前記板ガラ
    スを折割りする板ガラスの折割り装置において、 前記切線に沿って配置され、その延長線上に前記エッジ
    押上げ部材が位置し、上昇時に前記板ガラスの前記切線
    位置に接触して前記板ガラスのエッジ部が前記板ガラス
    の搬送面から離れるまで前記板ガラスを押し上げるセン
    タ押上げバー部材を備えたことを特徴とする板ガラスの
    折割り装置。
JP19422694A 1994-08-18 1994-08-18 板ガラスの折割り装置 Withdrawn JPH0859268A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006169045A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Amagasaki Kosakusho:Kk 板ガラス切断機における切線加工済み板ガラスの搬送装置。
JP2011207638A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Shiraitekku:Kk 折割装置

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JP2006169045A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Amagasaki Kosakusho:Kk 板ガラス切断機における切線加工済み板ガラスの搬送装置。
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