JPH085882A - レンズ保持体 - Google Patents

レンズ保持体

Info

Publication number
JPH085882A
JPH085882A JP14048594A JP14048594A JPH085882A JP H085882 A JPH085882 A JP H085882A JP 14048594 A JP14048594 A JP 14048594A JP 14048594 A JP14048594 A JP 14048594A JP H085882 A JPH085882 A JP H085882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
optical
pressing
lenses
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP14048594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Kitahara
友博 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP14048594A priority Critical patent/JPH085882A/ja
Publication of JPH085882A publication Critical patent/JPH085882A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レンズ相互の光軸合わせが行われるように、任
意のレンズを所定位置に迅速且つ高精度に位置決め保持
させることができる簡単な構成で低価格なレンズ保持体
を提供する。 【構成】光学部材4上にレンズ2を押圧して所定位置に
置決め保持するレンズ保持手段6を備え、レンズ保持手
段6には、光学部材4上の複数のレンズ2を押圧する
際、レンズ2の半径方向に均一の押圧力が作用するよう
に弾性変形する複数の弾性部材8と、弾性部材8を介し
てレンズ2に押圧力を作用させることによってレンズ2
を光学部材4上に同時に位置決め保持する押さえ部材1
0と、押さえ部材10を所定の光学部材4に締結させる
ように、押さえ部材10の両側に突設したフランジ部材
12とを備える。押さえ部材10は、弾性部材8を収容
して弾性部材8の弾性変形状態を一定の範囲に規制する
複数の溝部10aを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザースキャ
ニング顕微鏡をはじめとする顕微鏡分野や複写機分野及
びフォログラフィー分野等に用いられるレンズを所定の
光学部材の一定位置に位置決め保持するレンズ保持体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば実開
昭57−88109号公報及び特開昭60−55307
号公報に開示されたように、所定のレンズを収容保持し
たレンズ鏡筒自身を装着手段(例えば、止めバンド)を
介して所定の光学部材に装着させることによって、所定
の光路中にレンズを位置決めさせる技術が知られてい
る。また、例えば実開昭55−164606号公報に
は、上記技術を利用した反射鏡パネル支持装置が開示さ
れている。
【0003】このような各技術では、レンズ鏡筒等を装
着手段を介して所定位置に固定することによってレンズ
等を間接的に所定の光路中に位置決め保持させている
(以下、従来例1と称する)。
【0004】一方、例えば実開昭55−123912号
公報、特開昭60−130708号公報、特開昭63−
287808号及び特開昭63−287809号公報に
は、夫々、複数のレンズをレンズ支持部材によって光軸
方向に位置決め保持させる技術が開示されている(以
下、従来例2と称する)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1の技術では、予め内部にレンズが収容保持されたレン
ズ鏡筒を所定の光学部材上に装着させるように構成され
ているため、複数のレンズ鏡筒相互の光軸合わせが困難
になるという問題が生じる。
【0006】例えば、同一のレンズ鏡筒装着面に対して
第1のレンズ鏡筒と第2のレンズ鏡筒の光軸が相互にず
れている場合、互いの光軸を合わせるためには、第1及
び第2のレンズ鏡筒の光軸が相互に一致するようにレン
ズ鏡筒装着面を加工したりあるいは別々の装着手段が必
要となる。
【0007】この場合、極めて高い加工精度が必要とな
るため、加工に手間がかかり、光学系全体の製造コスト
が上昇してしまうといった問題も生じる。また、別々の
装着手段を用いる場合には、夫々のレンズ鏡筒に対応す
るように個々の装着手段を構成する必要があるだけでな
く高い装着精度が要求される。この場合、装着に手間が
かかると共に部品点数も多くなり製造コストが上昇して
しまうといった構造上の不具合が生じる。
【0008】一方、従来例2の技術では、一定の形状を
有するレンズ支持部材によってレンズを保持させるよう
に構成されているため、レンズ相互の光軸を合わせるた
めには、レンズ支持部材自身に対する高い加工精度が要
求される。即ち、レンズ相互の光軸を合わせるために
は、個々のレンズ径に合わせた加工精度が必要となるた
め、レンズ支持部材の製造コストが上昇し、結果、光学
系全体の製造コストが上昇してしまうといった問題が生
じる。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
になされており、その目的は、レンズ相互の光軸合わせ
が行われるように、任意のレンズを所定位置に迅速且つ
高精度に位置決め保持させることができる簡単な構成で
低価格なレンズ保持体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のレンズ保持体は、レンズ相互の光軸
が一致するように、所定の光学部材上にレンズを押圧し
て、前記レンズを前記光学部材上の所定位置に位置決め
保持するレンズ保持手段を備える。
【0011】
【作用】光学部材上のレンズは、レンズ保持手段によっ
て、レンズ相互の光軸が一致するように、光学部材上の
所定位置に位置決め保持される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るレンズ保持体
について、添付図面を参照して説明する。図1(a),
(c)に示すように、本実施例のレンズ保持体は、レン
ズ2相互の光軸Aが一致するように、所定の光学部材4
上にレンズ2を押圧して、レンズ2を光学部材4上の所
定位置に置決め保持するレンズ保持手段6を備えてい
る。
【0013】具体的には、レンズ保持手段6には、光学
部材4上に配列された複数のレンズ2を押圧する際、各
レンズ2の半径方向に均一の押圧力が作用するように弾
性変形する複数の弾性部材8と、これら弾性部材8を介
して各レンズ2に押圧力を作用させることによって、各
レンズ2を光学部材4上に同時に位置決め保持する押さ
え部材10と、この押さえ部材10を所定の光学部材4
に締結させるように、押さえ部材10の両側に沿って突
設したフランジ部材12とを備えている。
【0014】弾性部材8は、例えば、シリコン系,ゴム
系,プラスチック系等の弾性部材が該当する。押さえ部
材10は、その断面形状が複数のレンズ2の周面を均等
に押圧可能な略半円状を成しており、且つ、所定の光学
部材4上に配列された複数のレンズ2を同時に位置決め
保持するように、その全体の形状が所定の長さだけ延出
した半円筒状を成して構成されている。
【0015】このような押さえ部材10には、複数のレ
ンズ2を光学部材4上に押圧させる際、複数の弾性部材
8を介してレンズ2に均一の押圧力が作用するように、
これら弾性部材8を収容して弾性部材8の弾性変形状態
を一定の範囲に規制する複数の溝部10aが長手方向に
沿って設けられている。なお、これら溝部10aは、押
さえ部材10の周方向に沿って3等分した位置に夫々形
成されており、弾性部材8は、これら溝部10a内に接
着又は貼り付けられている。
【0016】フランジ部材12は、押さえ部材10の延
出方向に沿って、押さえ部材10の両側に突設されてお
り、このフランジ部材12を光学部材4にねじ14で締
結することによって、複数のレンズ2を弾性部材8と光
学部材4との間に押圧挟持させることができる(図1
(a)の下側の図面参照)。なお、図1(a)の下側の
図面には、弾性部材8は示されていないが、各弾性部材
8は、各レンズ2によって弾性変形して溝部10a内に
圧縮されている。
【0017】なお、本実施例の説明では、複数のレンズ
2を位置決め保持させる場合について説明するが、上記
押さえ部10の延出長さは、光学部材4上に配列するレ
ンズ2の数に応じて種々変更することができるため、そ
の延出長さを短くすることによって例えば1個のレンズ
2を位置決め保持させることも可能である。また、光学
部材4上に屈曲して配列された複数のレンズ2(即ち、
光軸Aが屈曲し続いている状態)を同時に位置決め保持
させる場合には、光軸A方向に沿って屈曲して形成した
押さえ部10を用いることによって、これら複数のレン
ズ2を同時に位置決め保持させることができる。
【0018】次に、このようなレンズ保持手段6を用い
たレンズ保持方法について,図1及び図2を参照して説
明する。なお、図2には、簡単のため、押さえ部材10
及び弾性部材8は示さずに、レンズ保持体の他の構成の
みを示す。
【0019】第1の方法において、光学部材4には、複
数のレンズ2(図1(c)には、2個のレンズ2)を載
置可能な載置台4aが突設されている。この載置台4a
には、レンズ2の外形に一致した円弧状の凹部4bが光
軸A方向(即ち、レンズ2の配列方向)に沿って形成さ
れており、この凹部4b内にレンズ2を載置したとき、
載置台4aの上端面4cを結ぶ面Sとレンズ2の光軸A
(即ち、中心線)とは同一面上に位置付けられる(図1
(a)の下側の図面参照)。
【0020】このような載置台4aには、レンズ2の光
軸A方向(即ち、スラスト方向)の位置を規制する一対
の規制部材16が取り付けられるように構成されてい
る。これら規制部材16は、夫々、レンズ2の直径と略
同一形状の開口部16aと、この開口部16aの両側か
ら開口部16aに直交する方向に延出し且つ規制部材1
6を載置台4aにねじ18(図2参照)で締結するため
の締結部16bとを備えている(図1(b)参照)。
【0021】ここで、一方の規制部材16を載置台4a
の一端に締結した後、まず、第1の間隔リング20aを
規制部材16に当接させた状態で載置台4aの凹部4b
に載置する。次に、第1番目のレンズ2を第1の間隔リ
ング20aに当接させた状態で凹部4aに載置する。更
に、第2の間隔リング20bを第1番目のレンズ2に当
接させた状態で凹部4bに載置した後、第2番目のレン
ズ2を第2の間隔リング20bに当接させた状態で凹部
4bに載置する。そして最後に、第3の間隔リング20
cを第2番目のレンズ2に当接させた状態で凹部4bに
載置する。
【0022】この後、残りの規制部材16を第3の間隔
リング20cに当接させた状態で載置台4aの他端に締
結することになるが、図1(c)から明らかなように、
載置台4aの光軸A方向の長さは、第1ないし第3の間
隔リング20a,20b,20cと第1及び第2番目の
レンズ2とを加えた光軸方向の合計の長さよりも若干短
く形成されている。
【0023】従って、残りの規制部材16を第3の間隔
リング20cに当接させ、且つ、第3の間隔リング20
cを押圧することによって、第1ないし第3の間隔リン
グ20a,20b,20cと第1及び第2番目のレンズ
2は、一対の規制部材16によって挟持されることにな
る。
【0024】なお、載置台4aの一端に締結された一方
の規制部材16は、レンズ光学系のスラスト方向の光学
的位置関係を規定する衝として機能する。従って、上述
したように、衝として機能する一方の規制部材16方向
に、第1ないし第3の間隔リング20a,20b,20
cと第1及び第2番目のレンズ2とを押圧させた状態で
残りの規制部材16を締結すれば、スラスト方向の光学
的位置関係を高精度に出すことができる。
【0025】この結果、光学的位置関係の調整を行うこ
と無く、2個のレンズ2のスラスト方向の光学的な位置
決めが完了する。次に、光軸Aに直交する方向(即ち、
ラジアル方向)の光学的な位置決めを行う。
【0026】まず、スラスト位置決めされた2個のレン
ズ2を同時に位置決め保持するに充分な寸法を有する押
さえ部材10(図1(a)の上側の図面参照)を用意し
て、フランジ部材12を載置台4aの上端面4cに締結
する。
【0027】このとき、押さえ部材10の溝部10aに
夫々設けられた弾性部材8は、2個のレンズ2及び第1
ないし第3の間隔リング20a,20b,20cの外周
面によって押圧されて弾性変形する。
【0028】弾性部材8が弾性変形することによって、
2個のレンズ2及び第1ないし第3の間隔リング20
a,20b,20cには、夫々、弾性部材8からの反作
用が均一に働き、結果、2個のレンズ2及び第1ないし
第3の間隔リング20a,20b,20cは、夫々、凹
部4b方向に均一の押圧力で押圧される。
【0029】この結果、2個のレンズ2及び第1ないし
第3の間隔リング20a,20b,20cは、夫々、上
記スラスト方向の光学的な位置関係が維持されるよう
に、弾性部材8を介して押さえ部材10と凹部4bとの
間に位置決め保持されることになる。この結果、ラジア
ル方向の光学的な位置決めが完了する。
【0030】このように本実施例によれば、レンズ保持
手段6によって、光学部材4上に直接レンズ2を位置決
め保持させることができるため、光学系全体に要する部
品点数が大幅に削減され、製造コストを低減させること
が可能となる。また、従来の方法では、レンズ相互の光
軸を合わせるために、他の光学系に対して高精度な位置
決めや加工精度が要求されていたが、本実施例では、弾
性部材8によって均一の押圧力を個々のレンズ2に作用
させることができるため、レンズ保持手段6自身に対す
る高精度な位置決めや加工精度は要求されない。このた
め、レンズ保持手段6自身の製造コストが低減できると
共に、簡単且つ高精度にレンズ2を位置決め保持させる
ことが可能となる。更に、本実施例のレンズ保持手段6
には、弾性部材8が設けられているため、位置決め保持
するレンズ2の相互の直径はある程度ばらつきがあって
もよい。即ち、従来の技術では、レンズを固定する部材
の規格が一定に制限されているため、レンズ径も同様に
一定の加工精度が要求された。しかし、本実施例によれ
ば、個々のレンズのレンズ径にばらつきがあっても、弾
性部材8によって、そのばらつきに応じた押圧力をレン
ズに作用させることができるため、任意の種類のレンズ
を同時且つ高精度に位置決め保持させることが可能とな
る。
【0031】第2の方法において、本実施例のレンズ保
持手段6を適用することによって、図3に示すように、
第1ないし第4のレンズ保持部材22a,22b,22
c,22dによって保持された複数のレンズ2を載置台
4aに位置決め保持させることが可能となる。なお、同
図には、簡単のため、押さえ部材10及び弾性部材8は
示さずに、レンズ保持体の他の構成のみを示す。
【0032】このような構成によれば、第4のレンズ保
持部材22dは、間隔リング24を介して第3のレンズ
保持部材22cに連接されており、第1ないし第4のレ
ンズ保持部材22a,22b,22c,22d及び間隔
リング24は、一対の規制部材16によって、スラスト
方向の光学的な位置決めがされている。そして、上述し
た第1の方法と同様に、第1ないし第4のレンズ保持部
材22a,22b,22c,22d及び間隔リング24
は、弾性部材8を介して押さえ部材10によってラジア
ル方向の光学的な位置決めがされる。
【0033】このように本実施例のレンズ保持手段6に
よれば、レンズ2に限らず、任意の光学系構成部材を所
定位置に位置決め保持させることが可能となる。第3の
方法において、図4(a)に示すように、規制部材16
と第3の間隔リング20cとの間に弾性リング26を挿
着させることも好ましい。
【0034】このような構成によれば、第1ないし第3
の間隔リング20a,20b,20cと第1及び第2番
目のレンズ2とから成るレンズ光学系が、そのスラスト
方向及びラジアル方向において、弾性的に押圧されてい
る。このため、温度変化に伴って上記レンズ光学系以外
の他の光学構成部材が膨脹収縮した場合でも、その形状
変化を弾性部材8及び弾性リング26によって吸収させ
ることができるため、上記レンズ光学系の光学的な歪み
を事前に除去できるという利点が生まれる。
【0035】第4の方法において、図4(b)に示すよ
うに、載置台4aに形成された凹部4bは矩形状を成し
ており、この凹部4bの内径は、レンズ2の外径に一致
した寸法を有している。なお、同図には、弾性部材8は
示されていないが、各弾性部材8は、各レンズ2によっ
て弾性変形して溝部10a内に圧縮されている。
【0036】このような凹部4bにレンズ2を載置させ
た場合、レンズ2の保持性が向上するように、レンズ2
の光軸A(即ち、中心線)は、載置台4aの上端面4c
を結ぶ面Sよりも下方に位置付けられる。そして、上記
第1の方法と同様に、押さえ部材10を載置台4aの上
端面4cに締結することによって、レンズ2は、弾性部
材8と凹部4bとの間に位置決め保持されることにな
る。
【0037】第5の方法において、図4(c)に示すよ
うに、載置台4aに形成された凹部4bはV字状を成し
ている。なお、同図には、弾性部材8は示されていない
が、各弾性部材8は、各レンズ2によって弾性変形して
溝部10a内に圧縮されている。
【0038】このような凹部4bにレンズ2を載置させ
た場合、レンズ2の光軸A(即ち、中心線)は、載置台
4aの上端面4cを結ぶ面Sと同一平面に位置付けられ
る。そして、上記第1の方法と同様に、押さえ部材10
を載置台4aの上端面4cに締結することによって、レ
ンズ2は、弾性部材8と凹部4bとの間に位置決め保持
されることになる。
【0039】なお、本発明は、上述した実施例の構成に
限定されることはなく、種々変更することができる。例
えば、レンズ保持手段6として、弾性部材8の代わり
に、自身が弾性変形する弾性体で形成された押さえ部材
10を適用することも可能である。また、ランダムに突
設された複数の載置台4aにレンズ2を位置決め保持さ
せる場合には、複数の載置台4aに対面した位置に夫々
押さえ部材10が形成されたレンズ保持手段6を用いる
ことによって、夫々の載置台4aにレンズ2を同時に位
置決め保持させることが可能となる。この結果、光学系
の組み立て工程が大幅に減縮され、製造コストの削減が
達成される。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、所定の光学部材上にレ
ンズを押圧して、レンズを光学部材上の所定位置に位置
決め保持するレンズ保持手段を備えているため、レンズ
相互の光軸合わせが簡略化されるだけでなく、任意のレ
ンズを所定部位に迅速且つ高精度に位置決め保持させる
ことができる簡単な構成で低価格なレンズ保持体を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、その上側の図面が、本発明の一実施
例に係るレンズ保持体に適用されたレンズ保持手段の構
成を概略的に示す斜視図であり、その下側の図面が、レ
ンズ保持手段によってレンズが位置決め保持された状態
を示す断面図であり、(b)は、本発明に適用された規
制部材の斜視図、(c)は、レンズ保持手段及び規制部
材によってレンズが位置決め保持されている状態を示す
断面図。
【図2】レンズ保持手段及び規制部材によってレンズが
位置決め保持されている状態を示す展開図。
【図3】レンズ保持部材によって保持されたレンズを本
発明のレンズ保持体によって位置決め保持した状態を示
す部分断面図。
【図4】(a)は、規制部材と第3の間隔リングとの間
に弾性リングを挿着させてレンズを位置決め保持した状
態を示す断面図、(b)は、矩形状の凹部が形成された
載置台にレンズを位置決め保持した状態を示す断面図、
(c)は、V字状の凹部が形成された載置台にレンズを
位置決め保持した状態を示す断面図。
【符号の説明】
2…レンズ、4…光学部材、6…レンズ保持手段、8…
弾性部材、10…押さえ部材、10a…溝部、12…フ
ランジ部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ相互の光軸が一致するように、所
    定の光学部材上にレンズを押圧して、前記レンズを前記
    光学部材上の所定位置に位置決め保持するレンズ保持手
    段を備えていることを特徴とするレンズ保持体。
  2. 【請求項2】 前記レンズ保持手段には、前記レンズを
    前記光学部材上に押圧させる際、前記レンズに均一の押
    圧力が作用するように弾性変形することによって、前記
    レンズを前記光学部材上の所定位置に位置決め保持させ
    る弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載のレンズ保持体。
  3. 【請求項3】 前記レンズ保持手段は、前記弾性部材を
    介して前記レンズに押圧力を作用させる押さえ部材を備
    えており、この押さえ部材には、前記レンズを前記光学
    部材上に押圧させる際、前記弾性部材を介して前記レン
    ズに均一の押圧力が作用するように、前記弾性部材を収
    容して前記弾性部材の弾性変形状態を一定の範囲に規制
    する溝部が設けられていることを特徴とする請求項2に
    記載のレンズ保持体。
JP14048594A 1994-06-22 1994-06-22 レンズ保持体 Withdrawn JPH085882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14048594A JPH085882A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 レンズ保持体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14048594A JPH085882A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 レンズ保持体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH085882A true JPH085882A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15269708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14048594A Withdrawn JPH085882A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 レンズ保持体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH085882A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1045268A2 (en) * 1999-04-13 2000-10-18 Hewlett-Packard Company Setting focus in an imaging system
US7295225B2 (en) * 2002-09-19 2007-11-13 Ricoh Company, Ltd. Light source and light beam scanning unit
JP2008298954A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Sharp Corp レンズ固定機構
US11081242B2 (en) 2016-09-30 2021-08-03 Korea Hydro & Nuclear Power Co., Ltd. Coolant tank, and passive containment cooling system comprising same

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1045268A2 (en) * 1999-04-13 2000-10-18 Hewlett-Packard Company Setting focus in an imaging system
EP1045268A3 (en) * 1999-04-13 2002-04-17 Hewlett-Packard Company, A Delaware Corporation Setting focus in an imaging system
US7295225B2 (en) * 2002-09-19 2007-11-13 Ricoh Company, Ltd. Light source and light beam scanning unit
JP2008298954A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Sharp Corp レンズ固定機構
US11081242B2 (en) 2016-09-30 2021-08-03 Korea Hydro & Nuclear Power Co., Ltd. Coolant tank, and passive containment cooling system comprising same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4679906B2 (ja) レンズ固定構造
JP3739295B2 (ja) 鏡筒内に二つ以上のレンズを位置決め固定した光学機器
US7529046B2 (en) Optical element
JPH09113787A (ja) レンズの位置調節機構
JPH075352A (ja) レンズ支持胴枠
JPH085882A (ja) レンズ保持体
US20110013296A1 (en) Optical device and optical instrument
JPS6223289B2 (ja)
JP2005338869A5 (ja)
JPH10160993A (ja) レンズの組み立て調整方法、レンズ調整機構、レンズ鏡筒、及び光学機器
JPS63131110A (ja) プラスチツクレンズ保持装置
JP5048939B2 (ja) エタロン装置及びその組立調整方法
KR20130141432A (ko) 2개의 광학 부품을 위한 다단계 조절형 마운트 어셈블리
JP2004013103A (ja) 光学部品ホルダ及び光学部品の保持方法
US5200010A (en) Method for manufacturing lens array optical system
JPS59226309A (ja) 光伝送路部品の固着構造
JPS62187808A (ja) レンズ保持装置
JP3547647B2 (ja) 接合レンズの調芯装置
JP4775148B2 (ja) レンズモジュール及び光学機器並びにレンズ取り付け方法
JPH0545550A (ja) レンズの保持構造
JPH03208008A (ja) レーザスキャナ装置
JPS63136010A (ja) 光フアイバ・レンズアセンブリ
JP2012014113A (ja) fB調整及びシフト調整可能なレンズ枠及び調整装置
JPH0219812A (ja) 光学素子保持装置
JPH0246413A (ja) レンズユニット調整装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010904