JPH08509924A - シェーディング要素を連続的に再位置決めして目標位置を隠すための自動バイザー - Google Patents

シェーディング要素を連続的に再位置決めして目標位置を隠すための自動バイザー

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JPH08509924A
JPH08509924A JP6519275A JP51927594A JPH08509924A JP H08509924 A JPH08509924 A JP H08509924A JP 6519275 A JP6519275 A JP 6519275A JP 51927594 A JP51927594 A JP 51927594A JP H08509924 A JPH08509924 A JP H08509924A
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Abstract

(57)【要約】 本発明はシェーディング要素(9)を連続的に再位置決めして、アイポイントを光源(19)から発生された直接的な光線から隠すための方法及び装置を提供する。前記方法を簡素化するための各種方法が提供されており、シェーディング要素を連続的に再位置決めして、目標位置を直接的な光線から隠すための再位置決め装置(20)を用いることが含まれている。また本装置の中に組み込まれる再位置決め装置としての役割を果たす新規な装置も提案されている。輸送用自動車におけるバイザーとしての実施例においては、本発明は従来装置における欠点と制限事項をなくしている。従来型のバイザーにおける2重の問題、即ち、それらの寸法が大きすぎたり、小さすぎたりしていることについての実際的な解決方法を提供している。本発明は、運転者の目を直接的な太陽光線から防ぎ、走行をより安全かつ楽しいものにすると共に、自動車の乗員に対してより開放された視野を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 シェーディング要素を連続的に再位置決めして 目標位置を隠すための自動バイザー 発明の背景 従来のバイザーには2重の問題がある。その1つは、それらが大きすぎるとい う点である。それらは非常に大きな視野を遮断する。他方の問題は、それらが非 常に小さすぎるという点である。太陽は依然として視野の中へ遮断されないで現 れる。これら両方の問題は運転の安全性と快適性とに対してマイナスの影響を与 える。 従来技術においては、多くの改善案が提案されてきた。ある者は拡張可能なバ イザーを提案したが、それらはより大きな視野領域を遮断したし、また太陽は依 然として遮断されないで現れた。他のある者は可動バイザーあるいは滑動可能な 延長部を提案したが、それは不安全であったし、また太陽の移動に応じてバイザ ーを手動的に移動させるという不便さがあった。ある者はまたバイザーをモータ ー化し、光検出器を組込み、太陽が現れるとバイザーは自動的にその作動位置へ 移動されるようになっていたが、その装置は方向的な感受性をまったく有してい なかった。 バイザー装置に対して方向感受性を付加するために多くの提案があった。ある 者はロイターによる米国特許第3,226,151や、ヤコブによる米国特許第 4,641,922のような光検出器を用いることを提案した。光検出器の提案 は多くあり、例えば、ゴールデンによる米国特許第3,961,181、オガワ による日本国特許第55−68422、ハートによる英国特許第2,090,5 70、およびチャンによる米国特許第4,874,938があった。光検出器の 代わりに、ビッダバットによる米国特許第4,892,394はコンパス装置を 提案した。それらの欠点の幾つかを次に要約する。 ロイターの装置に関していうと、バイザーの作動位置が固定されていた。視野 内での太陽の移動に追従できなかった。 ヤコブの装置は遮光板と液晶板のための適当な傾斜形状にまで持っていくのに は、かなりの研究努力が必要であっただろう。光検出器によって受止められる太 陽光線の量に影響を及ぼす天候のような要素があるので、彼の装置が依頼性高く 作動するかどうかは疑わしかった。 ゴールデンの装置は太陽を一次元的にしか追跡できず、困難な機械的な較正が 必要であっただろうし、特定の座席に位置した特定の運転者に対して装置が作動 するかどうか、試行錯誤しなければならない。この装置は、後述するように領域 の寸法という他の問題を有していた。 オガワの装置は太陽を一次元的にしか追従できず、半球型の軌道を必要とし、 それは自動車に据付けるには不都合であった。それはまた、運転者が円の中心に 座ることを必要とした。もし運転者が中心から外れて座ると、それは作動しない であろう。 ハートとチャンの両者は、太陽が低い位置に現れたときに、バイザーを延在さ せることを提案した。これは、バイザーが大きな領域の視野を遮断するので望ま しくない。さらに、チャンの装置は小さなバイザーに関する固有の問題を有して いた。バイザーが小さければ小さい程、装置はバイザーをより正確に位置決めし なければならず、そのことによって、さらに太陽の追跡においてより大きな解像 力を必要とするようになった。従って、各々のDD(方向検出器)に関するモニ タリング領域はさらに小さくならざるを得ず、より多量のDDが必要となった。 例えば、190度の方位角と45度の仰角とをカバーするのに0.5度の解像力 を得るためには、少くとも34,200台のDDが必要である。装置が単に2度 の解像力を保持したとしても、すでに2000台以上のDDが必要であった。そ のように多数のDDを、妥当な低価格で適正に製造し、取付け、結線し、試験す ることは極めて困難であっただろう。さらに、たとえこれらのDDを組み立てる ことができたとしても、装置を小さなバイザーで作動させることは、目を正確に 位置決めする簡単な方法がなかったので、さらに不可能であった。運転者がある 種の座標系の原点に関する運転者の目の3次元的な座標を測定するのに、運転者 が目盛り付きのルーラーに頼ったり、またその座標をキーボードを介してある種 の工夫された使用フォーマットの中へ挿入することは、非常に不都合であっただ ろう。 本来的に、ビッタバッドの装置におけるコンバスは太陽の高さを規定すること はできなかった。さらに、本装置が、自動車の頭部の方向がALPHA度変化す る毎に1つのセクター分だけバイザーを移動させるように提案されている通り較 正されたとすると、運転者から同じ角度を対角するためには全てのセクターを適 正に配置しなければならない。しかし、このことによって運転者は固定的な位置 に座っていなければならないであろう。もし運転者がその座席を移すと、全ての セクターは最早同じ角度と対角しなくなり、装置は作動できなくなったであろう 。 ビッダバッドとゴールデンの装置におけるセル寸法の問題 ビッダバッドとゴールデンの両者は、太陽を遮断するために選択的に暗くなる 複数個のセル(セクターあるいはゾーン)を提案した。両方の装置とも他の問題 、即ち、セルの寸法の問題を有していた。 ビッダバッドは、前記寸法は使用者の目を遮るのに十分な大きさでなければな らないと提案した。目は約7cm離れているので、各々のセルの幅はすくなくとも 7cmでなければならない。彼はまた、自動車の頭部方向がALPHA度変化する 毎に1個のセル分だけバイザーを移動させるように較正することを提案した。A LPHAが5であって、頭部方向が約20度であったとしよう。道路の状況など により前記頭部方向は、例えば、19.9度と20.1度の間で振動するであろ う。これが19.9度であれば、15度から20度をカバーするセルが暗くなる であろうし、またそれが20.1度になると、20度から25度をカバーするセ ルが暗くなるであろう。従って、使用者は各々が少なくとも7cm幅の2つのセル が前方でフラッシュしているのを見るであろう。これでは非常に気持ちが混乱し 、運転するのが楽しくなくなる。 ゴールデンの装置もまた同じ問題を有していた。彼は、各々のセルが一方の目 にかかる太陽のぎらぎらした光線の影響を効果的に除去するために暗くなった時 に、その幅が十分な大きさになっていなければならないことを提案した。彼はま た、たとえ運転者が頭を少し移動あるいは回転させても、各々のセルが太陽から 目を隠すのに十分幅が大きいことが好ましいと提案した。眼球が、例えば側方へ 1cm回転できるとして、各々のセルには少くとも2cmの幅でなければならない。 また頭が例えば側方へ2.5cm回転できるとして、各々のセルは約7cmの幅でな ければならない。各々のセルは光検出器に対して直接的に結線されているので、 前述したようなフラッシュ効果を避ける方法はなかった。 ビッダバッドとゴールデンは各セルが考えている対象物を遮るのに十分に大き なものであることを要求した。(ビッダバッドの場合、対象物は両目であった。 ゴールデンの場合、それは1つの目であった。)しかし本発明者はその逆のほう がより良くなること、即ち、各々のセルは対象物を完全に隠すためには余り大き くてはいけなくて、セルが小さければ小さいほど良いことを発見した。例えば、 もしビッダバッドの装置が各々のセルを20分の1に狭くするように修正したら 、目を隠すために少なくとも20個のセルを暗くしなければならなかった。前記 フラッシュ効果は、いかなる知的処理によっても消滅されなくても、バイザーの 左端と右端に現れるだけであろう。各々のセルがバイザーの20分の1の幅しか なかったら、セルがバイザーと同じ幅になっている場合程には混乱させるもので はないであろう。さらに、バイザーの移動は滑らかに思えるし、バイザーの寸法 、形状も望みの精度や、目の間の距離や、バイザーと目との間の距離や、運転者 の座席の全ての特定位置に合致するために、簡単に調節することができる。 目的 本発明の目的は、前述した2重の問題に対する実際的な解決法を提供すること にある。他の目的は、シェーディング(遮蔽)要素を連続的に再位置決めして、 アイポイントを光源から発生する直接的な光線から、アイポイントに関する動き の中で隠すための方法及び装置を提供することにある。他の目的は、従来装置に おける制限事項のいくつかを避けるための自動バイザー装置を提供することにあ る。他の目的は、アイポイントの位置を正確に規定するための装置を備えた装置 を提供することにある。他の目的は、光源に関する空間情報を高度に正確に提供 するための実際的な装置を備えた装置を提供することにある。他の目的は、目か らのバイザーの距離や、装置の望みの精度や、目の間の距離に応じて、寸法を変 化させることのできるバイザーを備えた装置を提供することにある。他の目的は 、安全で、据付けや補修が簡単な、非機械的なバイサーを備えた装置を提供する ことにある。他の目的は、たとえ目の位置が頻繁に変化しても作動するような装 置 を提供することにある。 本発明のこれらの目的や、その他の目的、また特徴は、特定の実施例と、次の ような添付図面とを参照すると明らかになるであろう。前記添付図面は本発明の 範囲を限定しようとするものではない。 図面の簡単な説明 第1図は自動車の内部図である。 第2図は自動車の内部図である。 第3図は面検出装置を示す。 第4図は線検出装置を示す。 第5図は2つの面検出装置を用いてシェーディング位置がどのようにして規定 されるかを説明する図である。 第6図は1つの面検出装置を1つの線検出装置を用いてシェーディング位置が どのようにして規定されるかを説明する図である。 第7図は自動車の前面図を示す。 第8図はフロントガラスの小さな領域における液晶セルのレイアウトを示す。 第9図は液晶バイザーのアウトラインを示す。 第10図は制御パネルの設計を示す。 第11図は光源追跡装置の断面図を示す。 第12図は感知面に到達した光線の4つのビームを示す。 第13図は光学的中心と入射点との間の空間関係を説明する図である。 第14図は目標とフロントガラス上のメッシュとの間の空間関係を説明する図 である。 第15図はAutoVisorプロシーデュアの流れ図である。 第16図は自動車の内部図である。 第17図はバイザー装置の前面図である。 第18図は制御パネルの設計を示す。 第19図は制御パネルの設計を示す。 第20図はバイザー装置を示す。 第21図は制御パネルの設計を示す。 これらの図は一定の縮尺にはなっていない。 詳細説明 本発明による方法および装置は、小さな対象物を、相互に移動している2つの 関心点と常に、一直線状に位置するように、連続的に再位置決めするのに全体的 に有効である。特定の用途においては、それらはアイポイントに関して移動して いる光源から発せられた直接的な光線からアイポイントを正確に隠すために、シ ェーディング要素を連続的に再位置決めするのに有効である。 第1図は自動車に取り付けられた自動バイザーを示している。この実施例にお いて、光源は太陽19であり、光線は太陽光線であり、アイポイント14は自動 車運転者の目の位置であり、シェーディング要素9はアイポイントを直接的な太 陽光線12から隠すために常に再位置決めされているバイザーである。 方法 本発明による方法は次の3つの段階からなる。 (a)アイポイントを含む少くとも2つの幾何学的実体を見つける。好ましく は、前記幾何学的実体の交差部は空中における単一点しか含んでいないか、ある いは実際的な目的のための単一点にほぼ一致している。 (b)幾何学的実体の交差部の中に1つの点を見つける。 (c)段階(b)において見つけた点を直接的な光線から隠すために、シェーデ ィング要素を連続的に再位置決めする。 例えば、前記幾何学的実体は2つの目−光源線であってもよい。1つの目−光 源線はアイポイントと光源とを結ぶ線である。この実施例においては、前記方法 は次の3つの段階からなっている。 (a)2つの目−光源線を見つける。 この段階は更に次の2つの副段階からなっている。 (a.1)光源が第1の位置に位置している時には、アイポイントと光源の第1 位置とを結ぶ第1の目−光源線を規定するのに十分な空間情報を得る。この空間 情報の例としては、目−光源線上のあらゆる2つの点の位置や、光線の方向や、 光線上のあらゆる点の位置などがある。 (a.2)副段階(a.1)と同様に、光源が第1の目−光源線から十分離れた第2 の 位置に位置している時には、アイポイントと光源の第2位置とを結ぶ第2の目− 光源線を規定するのに十分な空間情報を得る。 (b)前記2つの目−光源線の交差点を見つける。 (c)光源の全ての位置に関して、シェーディング要素を連続的に再位置決め し、前記交差点および光源とほぼ一直線状になるようにし、従って、前記交差点 はシェーディング要素によって直接的な光線から連続的に隠される。 例えば、段階(c)は次の3つの副段階を繰り返すことによって達成される。 (c.1)交差点と光源の現在の位置とを結ぶ線を規定するのに十分な空間情報 を得る。 (c.2)交差点の位置と、副段階(c.1)において得られた空間情報とに基づい て、光源および交差点とほぼ一直線状になるシェーディング位置を選択し、従っ て、前記シェーディング位置に位置したシェーディング要素は、前記交差点を直 接的な光線から隠すであろう。 (c.3)シェーディング位置にシェーディング要素を位置させる。 前記交差点がアイポイントと一致しているか、あるいは十分に接近しているの で、前記副段階(c.1)、(c.2)、(c.3)を繰り返すと、シェーディング要素 は常にアイポイントを直接的な光線から隠すであろう。 虚光源を用いての簡素化 前記方法は、もし上記副段階(a.1)あるいは(a.2)における光源が虚光源で あり、また実光源から十分離れた既知の位置あるいは方向に位置している場合に は、簡素化されるであろう。アイポイントと虚光源とを結ぶ線を規定するために は、その線上の点の位置を見つけなければならない。また、段階(a)は1つの 位置における実光源を用いて達成される。例えば、もし副段階(a.1)において 光源が虚光源である場合には、副段階(a.2)を行うために実光源を別の位置へ 移動させるために待たなくてもよい。 再位置決め装置を用いての簡素化 前記方法はまた、もしシェーディング要素を連続的に再位置決めさせて、空中 の目標位置がシェーディング要素によって常に直接的な光線から隠されるように することのできる再位置決め装置を用いれば、簡素化することができるであろう 。 正確な目標位置は再位置決め装置にとっては知られるが、使用者にとっては知ら れないかもしれない。再位置決め装置は物理的な目標を目標位置において操作す ることを必要としない。しかしながら、説明を簡単にするために、目標位置にお いて虚目標を仮定してもよい。従って、ここで“目標を移動させる”といった場 合、それは“目標を変化させる”ことを意味し、また、“目標”という用語と、 “目標位置”という用語とは、今後もしばしば交換可能的に用いられる。 再位置決め装置。代表的な再位置決め装置は次のものを含んでもよい。 (1)シェーディング要素を位置決めするための装置。 (2)光源に関する空間情報を提供するための光源追跡装置。 前記空間情報は目標−光源線を規定するのに十分であると仮定する。目標−光 源線は目標と光源とを結ぶ線である。空間情報の例としては光源の位置がある。 目標位置もまた知られているので、目標−光源線を確実に規定することができる 。 (3)(2)で得られた空間情報および目標位置に関しては、目標及び光源とほ ぼ一直線状になったシェーディング位置を選択し、従ってシェーディング位置に 位置したシェーディング要素が目標を直接的な光線から隠すための装置。 (4)シェーディング要素を(3)で選択されたシェーディング位置に位置させ るために、シェーディング要素の位置決め装置のための信号を発生させるための 装置。 再位置決め装置に関して言うと、シェーディング要素は“目標を移動させる” ことにより移動させることができる。もし段階(a)における幾何学的実体が目 −光源線である場合には、前記方法は次のようになる。 (a)次の2つの副段階を用いて2つの目−光源線を見つける。 (a.1)光源が第1位置に位置している時には、シェーディング要素が再位置 決め装置によってアイポイントが直接的な光線から隠される位置にまで再位置決 めされるまで目標を移動させる。 (a.2)同様に、光源が第1の目−光源線から十分離れた第2位置に位置して いる時には、シェーディング要素がアイポイントを直接的な光線から隠すために 再位置決めされるまで、目標を移動させる。 (b)2つの目−光源線の交差点を見つける。 (c)目標を前記交差点にまで移動させる。 副段階(a.1)あるいは(a.2)において、目標がシェーディング要素がアイポ イントを隠すように移動される時に、シェーディング要素が小さい場合には、目 標とシェーディング要素とは両方ともアイポイント及び光源とほぼ一直線状にな っていなければならない。光源追跡装置によって得られた空間情報が目標−光源 線を規定するのに十分であるので、目−光源線を規定するための空間情報は自動 的に得られる。 前記段階(c)もまた、再位置決め装置の機能性によって簡素化されるであろ う。前記交差点はアイポイントと一致しているか、あるいは十分に接近していな ければならないことを想起しよう。再位置決め装置は常にシェーディング要素を 再位置決めし、目標を直接的な光線から隠し、その目標が前記交差点と一致して いるので、前記シェーディング要素はアイポイントを直接的な光線から隠すであ ろう。 再位置決め装置と強制的な目標移動とを用いた簡素化 もし上述の副段階(a.2)において、強制的に目標の動きを第1の目−光源線 に沿わせるならば、前記方法は更にもっと簡素化されるであろう。すなわち、前 記再位置決め装置に関して、本方法は明確な段階、すなわち段階(a)だけで済 み、これは次の2つの副段階からなっている。 (a.1)光源が第1位置に位置している時には、シェーディング要素がアイポ イントを隠すまで目標を移動させる。 (a.2)光源が第1の目−光源線から十分離れた第2位置に位置している時に は、シェーディング要素がアイポイントを隠すまで、目標を第1の目−光源線に 沿って移動させる。 副段階(a.2)がなされる時には、目標はすでに交差点に位置しているはずで あり、従って、段階(b)と(c)は自動的に同時になされており、従って、段階 (a)の後で段階(b)と(c)を正確に行う必要がなくなる。 再位置決め装置と、強制的な目標移動と、虚光源とを用いた簡素化 使用されている座標系は、3つの軸線、すなわち、X軸、Y軸、及びZ軸が相 互に直角をなしているデカルト座標系であってもよい。 上述した副段階(a.1)においては、目標から十分に離れた虚光源を仮定し、 従 って、目−光源線は常に軸線の1つ、例えばZ軸に平行となる。再位置決め装置 はシェーディング要素を連続的に再位置決めし、目標を実際の光線の代わりに虚 光線から隠す。前記虚光線はZ軸に平行になっているので、シェーディング要素 が再位置決めされて、アイポイントを虚光線から隠した時には、目標のX、Y座 標はアイポイントのそれらと同一になるであろう。 副段階(a.2)においては、再位置決め装置はシェーディング要素を連続的に 再位置決めし、目標を実光線から隠し、目標は第1の目−光源線に沿って強制的 に移動される。前記第1の目−光源線はZ軸に平行であるので、目標のZ座標だ けが変化することができる。シェーディング要素が再位置決めされてアイポイン トを隠す時は、目標のZ座標はアイポイントのそれと同一になるであろう。 従って、本方法は1つの明確な段階、すなわち段階(a)のみで済ませること ができ、これは次の2つの副段階を含んでいる。 (a.1)シェーディング要素がアイポイントを虚光線から隠すまで、目標のX 、Y、座標を変化させる。 (a.2)シェーディング要素がアイポイントを実光線から隠すまで、目標のZ 座標を変化させる。 同様に本方法は2次元座標系にも適用することができる。 直接的にアイポイントを規定することによる方法 本発明の他の方法は次の2つの段階からなっている。 (a)自動位置決め装置は、例えば音波あるいは電磁波を発信、受信すること によって対象物を位置決めするような装置を用いて、アイポイントの位置を規定 する。 (b)シェーディング要素を光源及びアイポイントの前記規定位置とほぼ一直 線状にするように連続的に再位置決めし、従って、シェーディング要素が前記規 定位置を直接的な光線から隠す。 ある再位置決め装置を用いると、上述した段階(b)は目標を規定位置へ簡単 に移動させるであろう。もっと詳しく言うと、前記方法は次のようになる。 (a)自動位置決め装置を用いてアイポイントの位置を規定する。 (b)目標を前記規定位置まで移動させる。 この種の方法は特にアイポイントが静止している時に有効である。この2つの 段階を連続的に繰り返すことにより、アイポイントは常に隠されるであろう。 装置 本発明による装置は次のものを有している。 (1)シェーディング要素。 (2)目標位置を表す電気的な値を保持するための保持装置。 (3)前記保持装置によって保持された値によって表される目標位置を光源か ら発生された直接的な光線から隠すために、シェーディング要素を連続的に再位 置決めするための再位置決め装置。 (4)アイポイントの位置を規定し、かつその規定されたアイポイントの位置 を表すのに前記保持装置によって保持された値を変化させるための、前記保持装 置と再位置決め装置とを備えた電気回路における較正装置。 シェーディング要素 前記シェーディング要素は光源からの光線を濾過したり、遮断したり、散乱さ せたり、あるいは消滅させる材料などのような材料でできていてもよい。例えば それは、プラスチック、電気クロム材料、あるいは液晶などでつくることができ る。 シェーディング要素は非常に小さく、好ましくは対象物をアイポイントにおい て覆ってしまう影を造り出すのに必要な最小寸法に近い寸法にすることができる 。例として、バイザー装置の実施例を自動車に取り付けてみよう。太陽は運転者 の目から約0.5度しか対角していない。従って、もしバイザーが2つのコイン 大の板でできていて、それらがフロントガラスの近くに位置し、かつ2つの目の 間の距離と同じ距離だけ離されているとすると、この2枚板のバイザーは両方の 目を太陽光線から隠すのに十分な大きさになっているといえるであろう。もし本 装置が静止的なアイポイントのためにのみ作動するものであれば、これらの板の 寸法を少しだけ大きくして、太陽によって眩しくされることなしに、走行中に運 転者の頭部と目とを動かすために、運転者のための空間をいくらか許容するとよ い。 保持装置 前記保持装置は空中の位置、すなわち、目標位置を表す幾つかの電気的な値を 保持するための役割を果たす。この電気的な値は再位置決め装置を参考にし、較 正装置によって変化される。例えば、前記値が目標座標のデジタル表示であって もよく、また前記保持装置は回路内の記憶装置であってもよい。この記憶装置の 中の値は再位置決め装置によって読み取ることができ、較正装置によって書き取 ることができる。 較正装置 前記較正装置はアイポイントの位置を規定して、使用者が目盛りのついたルー ラーを用いてアイポイントの位置を直接測定するという困難な問題から解放する 役割を果たす。前記較正装置は前記値を自動的に変化させて、それらがアイポイ ントの規定位置を表すようにする。 前記較正装置は、対象物を位置決めするための装置、例えば赤外光線あるいは 音波を発信、受信する装置、あるいは対象物の像を捕獲、分析する装置、等の当 業界で既知の装置からなっていてもよい。この種の較正装置は特にアイポイント が常に移動しているような場合に有効であり、その理由は、較正装置が、現在の アイポイントを連続的に規定し、かつ目標を前記規定されたアイポイントへ移動 させる装置を有しているからである。 しかしながら、アイポイントの位置が余り大きく、あるいはあまり頻繁に変化 しない場合には前記較正装置は波を発生させる装置を有していなければならない ということはない。例えば、もし前記較正装置が次のもの、即ち、 (1)目標位置を表す値を変化させるための使用者のための装置であって、従 って、再位置決め装置がシェーディング要素をアイポイントに対する直接的な光 線がシェーディング要素によって隠されるような位置まで再位置決めするまで、 使用者が値を変化させることにより目−光源線を見つけることができる、その装 置と、 (2)2つの目−光源線の交差点を自動的に計算し、前記値を前記計算された 交差点を表すように変化させるための装置と、 を有しておれば、本装置は上述した3段階法通り作動し、従ってアイポイントを 直接的な光線から連続的に隠すであろう。 あるいは、もし前記較正装置が次のもの、即ち、 (1)前記値を自由に変化させるための使用者のための装置と、 (2)前記値を、目標が第1の目−光源線に沿ってのみ移動するという強制状 態の下で、変化させるための使用者のための装置と を有していれば、本装置は前述した簡素化された1段階法(2つの副段階)通り 作動するであろう。 第1図を参照すると、前記較正装置は制御パネル39における幾つかのスイッ チを有している。このスイッチは制御回路に接続されており、前記回路は、スイ ッチを押すことによって目標位置を表す値が上述したようにして各種に変化され るように設計されている。 再位置決め装置 前記再位置決め装置は前述したものと同一である。例えば、前記再位置決め装 置は次のものを有している。 (1)シェーディング要素を位置決めするための装置。 (2)光源に関する空間情報を提供するための光源追跡装置。 (3)前記保持装置によって保持された値と、前記光源追跡装置によって提供 された空間情報とに関連してシェーディング位置を選択し、かつシェーディング 要素をシェーディング位置に位置決めして目標が直接的な光線から隠されるよう にするための、シェーディング要素を位置決めするための装置に対して信号を発 生する装置。 もし目標がたまたまアイポイントと一致してしまったり、あるいは、シェーデ ィング要素が十分に大きくて、従ってたとえ目標がアイポイントと一致しなくて も、使用者の目が依然として直接的な光線から隠される場合には、前記再位置決 め装置自身が自動バイザー装置として用いられてもよいことに注目する必要があ る。しかしながら、大きなシェーディング要素は前に説明したように望ましくな い。 目標を位置決めするための装置は、シェーディング要素を支持し、かつ移動さ せることのできる装置であれば、どのような装置を有していてもよい。例えば、 前記バイザーは機械的に支持され、電動モータによってシェーディング位置へ駆 動される。機械的ではない他の方法としては、フロントガラスの表面を多数のセ ルに分割し、前記セルをシェーディング位置の近くで暗くさせてバイザーを形成 することがある。各々のセルが十分小さくて、バイザーが複数個のセルによって 形成されることが好ましく、この場合にはバイザーの位置を正確に支持し、運転 者の注意をほとんど乱すことなくバイザーを滑らかに移動させ、各種のバイザー と運転者との間の距離や、各種の目と目との分離状態や、各種の運転席の位置、 等に応じて、バイザーの寸法、形状を簡単に調節することができる。機械的な位 置決め装置は費用がかからないが、応答性が悪く、維持が困難で、危険性が大き い(自動車内で保護なしの、急速移動するバイザーは、乗員にとって危険である )。 シェーディング位置を選択して信号を発生するための装置に関して言うと、そ れは論理回路を有していてもよい。プログラム制御の下で作動するマイクロプロ セッサーのようなプログラム化可能な装置を用いると非常にコスト効果が上がる 。 前記光源追跡装置は、空間情報を直接提供することができる。例えば、もし光 源が既知の移動スケジュールに追従するならば、前記光源追跡装置はそのスケジ ュールに応じて光源の位置あるいは方向を直接提供する装置を有していれば良い 。前記光源追跡装置はまた間接的に空間情報を提供することができる。例えば、 それは幾つかの既知の透視画像から光源の像を捕獲する装置を有していてもよい 。それ自身による像は直接的には光源の位置あるいは方向を表さないが、その位 置及び方向は前記像と既知の透視画像とから類推することができる。このように して光源追跡装置は多くの異なった変形例を有している。以下は幾つかの他の例 である。 変形例1。 光源追跡装置は次のものを有している。 (1)例えば、良く知られた天文学的データを基にして、あらゆる時刻におけ る太陽に対する地球の位置を数える時計とソフトウエア機能とを用いた、太陽に 対する地球の位置を規定するための装置。 (2)例えば、地球的な位置決め用の衛星装置を用いて、地球に対する自動車 の位置を規定するための装置。 (3)例えば、マグネットメーターを用いて自動車の状況を規定するための装 置。 (4)例えば、2次元的なレベルと幾つかの光検知器を用いた自動車の傾斜度 を 規定するための装置。 この種の光源追跡装置によって得られた情報を基にして、前記マイクロプロセ ッサーは自動車と共に移動する座標装置の中で太陽の位置を規定することができ る。太陽に対する位置と、目標位置とシェーディング面(その上をバイザーが移 動する)の幾何学的形状とを知って、マイクロプロセッサーはシェーディング面 が太陽と目標とを結ぶ線と交差する位置を見つけることによって、シェーディン グ位置を選択することができる。 変形例2。 前記光源追跡装置は時計と、天文学的データに基づいた太陽の現 在の方向を教えるサブルーチンとを有していてもよい。この装置は移動する自動 車の代わりにビルの窓に据え付けられる。シェーディング位置は、窓の表面(そ の上をバイザーが移動する)と、目標を含み、かつサブルーチンによって与えら れた方向にある線との交差点を見つけることによって選択される。 変形例3。 サンバイザーが1次元方向にのみ移動できるという自由度を有し ている場合には、光源追跡装置は平面検出装置を有していてもよい。前記平面検 出装置は既知の方向に据え付けられ、これは太陽を含む参考平面(あるいは我々 の目的のために太陽に十分近い点)と既知の線とを規定できるように情報を提供 する役割を果たす。 例えば、第2図を参照すると、自動車の内部の図が示されている。この実施例 におけるバイザー9はフロントガラス8の後方における軌道10に沿って移動す ることができる。前記バイザーは水平方向には狭くなっているが、それが太陽1 9及び目と一直線状になって位置している時には、両方の目を直接的な太陽光線 12から隠すのには十分幅が広くなっている。バイザーの垂直方向の寸法は太陽 の仰角の望みの範囲を覆うのには十分である。ここではアイポイント14として 2つの目の中間点を用いている。バイザーの中心11が通過する軌跡はシェーデ ィング曲線15を形成する。 平面検出装置はカウル上の箱20の中に収納されている。第3図は箱の内部を 示している。前記平面検出装置は1次元CCD(チャージカップルドデバイス) 35と、箱の前壁26における狭いスリット34とを有している。前記CCDに おける光応答個所の列23は水平方向に配置される。前記スリットは垂直方向に 切られており、その幅は列の全長よりもかなり小さく、従って、スリットを通過 する太陽光線は列の内の非常に小さな部分を照らす。この部分の中心21とスリ ットの線とが、太陽19を含んだ参考平面22を規定する。太陽光線の焦点を絞 ったり、あるいはその強さを弱めるために、レンズあるいはフィルター32が選 択的に用いられる。 前記マイクロプロセッサーは、シェーディング曲線が目標を含みかつ参考平面 に対して平行な平面と交差する位置を検出することによってシェーディング位置 を計算する。 変形例4。サンバイザーが2次元的に移動できる場合には、光源追跡装置は線 検出装置を有していてもよい。この線検出装置は既知の方向に据え付けられ、こ れは太陽(あるいは我々の目的のために太陽に十分近い点)と既知の点とを含ん だ参考線を規定できるように情報を提供する。 第4図は、前記線検出装置が球29の表面にまたがる多数の光検知器27を有 していることを示している。前記球は自動車に固定されている。球の中心28の 位置は既知であり、これは前述した既知の点としての役割を果たす、いついかな る時刻においても、太陽19に面した方の半球26における光検知器のみが直接 的な太陽光線にさらされている。参考線22は球の中心28と半球体の表面にお ける中心点24とを結ぶ線である。 本装置は第1図に示した自動車の中に取り付けられ、光源追跡装置がフロント ガラス8の後における透明な箱20の中に収納されている。目標位置と、シェー ディング要素が移動するシェーディング面15の幾何学的形状とが与えられると 、制御回路は参考線22を規定し、目標を含み、かつ参考線と平行な線とシェー ディング面とが交差する位置としてシェーディング位置11を計算する。 変形例5。 光源が遠くのものではなく、シェーディング要素が1方向にのみ 移動可能である場合には、光源追跡装置は、例えば、2つの平面検出装置を有し ていてもよい。第5図を参照すると、シェーディング要素9は1次元的にしか移 動しない。自動車における平面検出装置の位置と方向とはわかっている。各々の 平面検出装置は、光源19と既知の線76とを含む参考平面75が規定できるよ うに情報を提供する。もし変形例3におけるような平面検出装置が用いられれば 、 前記既知の線はスリットの線になる。好ましくは、2つの既知の線76a,76 bは相互に平行であり、これらは両方ともシェーディング要素の移動方向に対し て直角になっている。2つの参考平面は光源19を含む参考線77において交差 しなければならない。シェーディング要素は一方向に移動できる自由度を有して いるので、その中心はシェーディング曲線15に沿って移動する。前記再位置決 め装置は、シェーディング曲線15と、参考線77及び目標14によって規定さ れる平面78との交差点を見つけることにより、シェーディング位置11を規定 することができる。 変形例6。 他の実施例に関して第6図を参照しよう。光源19が本装置から 余り離れておらず、シェーディング要素9が2次元的に移動できる場合には、光 源追跡装置は平面検出装置と線検出装置とを有していてもよい。例えば、平面検 出装置は浜松コーポレーションから市販されている1次元PSD(位置感知検出 器)であってもよく、線検出装置は2次元PSDであってもよい。前記平面検出 装置は光源19と既知の線76とを含んだ参考平面75が規定されるように情報 を提供する。前記線検出装置は光源19と既知の点86とを含む参考線85が規 定できるように情報を提供する。前記参考平面と参考線とは光源の位置している 参考点87において交差しなければならない。シェーディング要素が2方向の移 動自由度を有しているので、その中心の全ての可能性のある位置がシェーディン グ面15を形成する。シェーディング位置11は、前記シェーディング面と、参 考点87及び目標14によって規定される線88との交差点として計算される。 我々の目的を達成できる光源追跡装置には、明らかに多くの変形例が存在する 。好ましい光源追跡装置は光線照射に応答する装置を有していてもよい。応答そ れ自身は光源に関する空間情報を表わしてはいない。しかしながら、空間情報は 類推することができる。この類推は前記応答に基づくだけではなく、光源追跡装 置の幾何学的形状にも基づいている。 また好ましくは、光源追跡装置は感知装置と変化装置とを有している。前記感 知装置は照射応答する感知領域における多数の感知個所を有している。例えば、 前記感知装置としては、CCDや、ビデオカメラ撮像管、ミクロンテクノロジー 社製のオプティックRAMのような露出されたRAM(ランダムアクセスメモリ ー)や、あるいは光検出器のクラスター等がある。前記変化装置としては、孔や 、レンズ、及び/あるいは感知個所上へ不均等照射させる既知の幾何学的形状に なった表面などがある。前記変化装置は多数の感知個所を同時に照射光線に対し て露出させることもできる。所定の方向性を検出するのに各々感知個所に頼る代 わりに、本装置は目標位置や、照射分布や、光源追跡装置の幾何学的形状に応じ てシェーディング位置を選択する。 これらの種類の光源追跡装置は従来のバイザー装置に採用されている方向セン サーよりも多くの点で優れている、主な利点を幾つかあげると次の通りである。 (a)ロイターによって提案された、単一方向しか同定することのできないセ ンサーとは異なり、複数方向の太陽光線を規定することができる。 (b)ヤコブによって提案された、正確性が天候によって影響を受けるセンサ ーとは異なり、太陽光線の方向を信頼性高く規定することができる。 (c)太陽の高さを追跡できないビッダバッドのコンパス装置とは異なり、太 陽を1次元的あるいは2次元的に追跡することができる。 (d)チャンによって提案された多数の光線路や、ヤコブによって提案された 特別に傾斜した光線遮蔽装置は、望みの高度な正確性、精度を維持するのには製 造困難であったが、そのような複雑な補助構造を必要としない。 (e)オガワによって提案された移動センサーや、ゴールデンによって提案さ れた調節可能な光感知構造のように、機械的な移動部品を必要としない。 (f)チャンによって提案されたDDとは異なり、所定の方向において注意深 く据え付ける必要のある多数の構成部品を必要としない。 (g)ゴールデンによって提案されたものとは異なり、光検出器と同数の液晶 領域を必要とせず、また装置の各種の部品の間で正確な幾何学的同一性を得るた めに必要な困難な調節作業を必要としない。 (h)CCDあるいはRAMのような感知装置はすでに多数商業利用されてお り、解像力は高く、信頼性も高く、費用も妥当に安価である。またこれらの装置 のための感知個所を走査するための装置も利用可能であり、チャンあるいはゴー ルデンによって提案されているように、多数の検出器に対して個々の配線を提供 する必要がなくなる。 露出装置を備えた装置 本発明の他の実施例においては、バイザー装置は次のものを有している。 (1)シェーディング要素。 (2)2つの目を視野の中へ交互に露出させる露出装置。 (3)シェーディング要素を連続的に再位置決めして、目標位置を照射光源か ら発生された直接的な光線から隠すための再位置決め装置。 (4)目標位置を露出された目の位置へ変化させるための装置。 前記露出装置は、例えば、目の前に1対の電子式光線シャッターを有していて もよく、従って、目は視野に対して交互に露出される。前記光線シャッターの1 つが解放している時は、同時に他方は閉じている。この光線シャッターは開閉を 繰り返し、従って、一方の目が視野に対して露出されている時には、他方の目は 視野を見ることが妨げられたり、あるいはその視野は強く消されていく。各々の 目に対する露出周期が十分大きくて、対象物の動きが連続的に見え、また使用者 も交互露出の不連続性を感じないようにすることが好ましい。 目標は常に露出された目と一致し、従って、シェーディング要素は再位置決め 装置によって再位置決めされ、露出された目を直接的な光線から隠し、露出され た目に対して大部分の視野を開放したままにして残すことができる。 この実施例の利点は、シェーディング要素の寸法を更に減少させることができ る点にあり、露出装置なしの等価なバイザー装置に必要とされる寸法の約50% 以下になる。 利点 本発明を輸送用自動車における自動バイザー装置として実用化させてきている 。自動車の中の乗員はバイザーあるいはその関連機器を手動で動かす必要がなく 、運転者の目は常時太陽のぎらぎらした光線から隠され、広い視野を楽しむこと ができる。この装置は、たとえ太陽が自動車に関して移動しても、道路が曲がっ ていても、乗員の頭が回転しても、座席の位置が変わっても、また乗員が異なっ た座高の他の人に変更されても作動する。本発明はまた目を対向自動車のぎらぎ らするヘッドラインから隠すためにも適用できる。本装置はドライブをもっと楽 しいものにするだけでなく、運転の安全性を増加させもする。陸上の輸送に加え て、 このバイザー装置は水上輸送、空中輸送にも用いることができる。それらはまた 移動している自動車以外の場所にも据え付けることができる。 本発明のバイザー装置が従来の自動バイザー装置を上回る幾つかの利点は以下 の通りである。 (a)ある種の好適実施例においては、本装置は目の位置を容易かつ正確に規 定するための装置を有しており、目の位置を手動測定する必要がなくなった。 目の位置が正確であれば、小さなバイザーを正確に位置決めすることが可能に なる。 (b)ある種の好適実施例においては、本装置は目標位置を規定された目の位 置へ自動的に変化させるための装置を有していて、目の座標を装置に手動的に入 力する必要がなくなる。 (c)ある種の好適実施例においては、目の位置を連続的に規定し、目標を現 在の目の位置へ連続的に移動させることのできる装置を備えており、たとえ目の 位置が変化し続けていても、本装置は常にそれ自身を調節して作動させることが できる。 (d)ある種の好適実施例においては、本装置の主たる構成部品は、高い正確 性と信頼性で、安価に商業的に利用することができる。 (e)ある種の好適実施例においては、本装置は従来のバイザーよりも極めて 小さいバイザーにとって必要な高い精度を維持することができる。従って、運転 者は前方の道路状況をより幅広く見ることができ、バイザーが交通信号や指示事 項をさえぎることがほとんどない。バイザーは小さいが、多くの各種方向におい て目を直接的な太陽光線から隠すために正確に位置決めすることができる。従っ て前述した2つの問題は解決される。 (f)ある種の好適実施例においては、本装置は動的部品を有していない。動 的部品は余り信頼性がなく、急速移動するバイザーは自動車の中の乗員の安全性 に対して厳しく影響することがある。 (g)ある種の好適実施例においては、本装置は自動車の中の不便な場所に据 え付ける必要がなくなる。 (h)ある種の好適実施例においては、バイザーの寸法は、バイザーと目との 距 離や、目と目の間の距離や、その他の要素に応じて変化され、従って、その寸法 は目を覆う影を投影するのに必要な最小寸法に近くして維持することができる。 (i)本発明はまた前述したような従来装置における多くの他の制限事項、即 ち、運転者を固定位置に座らせたり、特別な傾斜形状のために困難な研究を行な ったり、各種部品の間で正確な幾何学的類似性を確保したり、あるいはバイザー が移動している時に、運転者の注意をそらすことになるような寸法の光線遮断セ ルを用いたりすることが必要となる制限事項をなくしている。 これらの利点は、もっと詳細な以下の例を参照すると、他の利点とともに明ら かになるであろう。 例1 第7図は本発明の1実施例を自動バイザー装置として取付けた自動車の前面図 を示す。3次元座標装置が用いられている。原点(O)はフロントガラスの上部 エッジの中心に位置している。X軸は自動車の左へ伸び、Y軸は下方へ伸び、Z 軸は自動車の後方へ伸びている。長さの単位はcmである。 バイザー 第7図に示したように、フロントガラスの表面に格子を想定する。Z軸方向に おいて見た場合、格子線は水平あるいは垂直であり、格子における各メッシュは 5cm四方の正方形である。説明を簡単にするために、フロントガラスは、Z軸方 向で見た場合に、長方形(ABCD)に見えるように拡大されたものと仮定しよ う。第8図はメッシュ(EFGH)の拡大図を示す。多数の液晶セル(L)がフ ロントガラスの表面を覆い、各メッシュ毎に縦20個横20個のセルが存在する 。前記セルはシェーディング要素、即ち、バイザーを形成するために選択的に暗 くなっている。第9図は直径約7cmのほぼ円形の2つのサブエリアからなるバイ ザーの設計を示している。前記バイザーが太陽及び目と一直線状になると、サブ エリア52は1つの目を直接的な太陽光線から隠すのに十分大きく、またサブエ リア62も他の目を隠すのに十分大きくなっている。サブエリア間の中心50と 中心60との距離は約7cmであり、従って、このバイザーは目と目の間が約7cm の運転者に対して用いることができる。 バイザーの位置決め 本装置はプログラム処理するマイクロプロセッサーを有している。プログラム における種プロシーデュアAutoVisorについては後で説明する。フロン トガラス上の望みの位置にバイザーを表示するために、 プロシーデュアMoveVisor(visorx、visory、REAL) が用いられる。目と目の間の中心点をアイポイントとして選択し、バイザーの位 置はバイザーの中心のX、Y座標で与えられる。このプロシーデュアはメモリー 内にビットパターンを設定し、各々のビットはフロントガラス上のセルに対応す る。ディスプレー制御装置はフロントガラス上にビットパターンを連続的に表示 し、従って、バイザーは望みの位置、シェーディング位置に表れる。本装置への 電力が切られると、全ての液晶セルは透明になる。シェーディング位置がフロン トガラスのエッジに近い時には、バイザーは部分的に可視的になっている。 光源追跡装置 第11図は光源追跡装置の断面図を示し、これは自動車の中で太陽光線が遮ら れることのない場所ならどこにでも据え付けることができる。前記光源追跡装置 は感知装置35と変化装置36とを有している。前記感知装置は2次元CCDを 有しており、これは感知面25を形成する光感知ユニット23の2次元行列を有 している。前記変化装置はレンズ32と、孔34を有する囲い33とを有してい る。前記感知装置は前記囲いの内側に収納され、従って、太陽光線はそれが孔を 貫通している時以外は、感知面に到達することができなくなっている。レンズは 孔を貫通する太陽光線を絞って、感知面上の小さな領域を照射する。もし望みな らば、前記孔を感知面の寸法よりかなり小さくして用いることができ、従って、 レンズがなくても、前記孔を貫通する太陽光線もまた感知面上の小さな領域に絞 られる。太陽光線の強度を弱めるために、CCDの前にフィルター30を配置し てもよく、従って、フィルターを貫通した直接的な太陽光線のみが感知ユニット においてあるしきい値を越えたチャージ量を生成する。 説明を簡単にするために、太陽光線が照射する小さな領域の中心点21を入射 点と呼ぶことにする。前記感知装置と変化装置とは一緒になって線検出装置を形 成する。そのような名前がつけられる理由は、前記入射点とレンズの光学的中心 38とが、太陽19を通過する参考線22を規定するからである。前記参考線の 規定は非常に正確である。多くの商業的に利用可能なCCDは、1度以内の角度 解像力を維持することができる。 他の座標装置、u−v−w、が用いられる。原点は長方形の感知面の角部に位 置する。U軸はその長方形の長辺側のエッジに位置し、V軸は短辺側のエッジに 位置する。W軸は感知面に対して直角になっている。前記入射点はGetPointOfIn cidプロシーデュアを呼び出すことによって検出される。 プロシーデュアGetPointOfIncid(VARincidu、incidv、REAL) このプロシーデュアは感知ユニットを走査して、どのユニットが光線によって 励起されているか、即ち、しきい値を越えたチャージ量を蓄積しているかを検出 する。次に前記プロシーデュアは励起されたユニットのクラスターの中心点の、 u、v座標を戻す。入射点は感知面上に位置しているのでw座標は常に0である 。 光源追跡装置を修正する 光源追跡装置は自動車に、好ましくはu,v,w軸がそれぞれx,y,z軸に 平行になるようにして取り付けられる。しかしながら、正確にはそのようになっ ていない。光源追跡装置はソフトウエアを用い“修正”され、その応答は適当に 解釈される。 第12図を参照すると、3つの座標系u−v−wと、x′−y′−z′と、 u′−v′−w′を示している。x′,y′,z′軸はそれぞれx,y,z軸と 同一の方向に向かっている。z′軸はレンズの光学的中心(m)を貫通している 。x′−y′−z′座標系の原点は点(n)に位置し、z′軸は感知面と交差す る。u′−v′−w′座標系の原点もまた(n)に位置する。u′、v′、w′ 軸はそれぞれu,v,w軸と同一の方向を向いている。説明を簡単にするために 、これらの全ての座標系においては長さの単位としてcmを使用する。この例にお いて空中の点あるいはベクトルを表すのに太字を用いていることに注意しよう。 光源追跡装置を修正するために、光ビームを光源追跡装置に対して4回、各種 の、しかし既知の方向へ送る。例えば、この図に示したように、前記ビームは感 知面へ(a),(b),(c),(d)において到達し、それらはz′軸に関して角 度(φa),(φb),(φc),(φd)をなしており、(ma),(mb)は x′−z′平面に、また(mc),(md)はy′−z′平面に位置している。 各入射点に関するu,v座標は、GetPointOfIncidプロシーデュアを呼び出すこ とによって得ることができる。点(n)に関する座標は次のように推論できる。 それぞれ普通字(a),(b),(c),(d)によって示した点(a),( b),(c),(d)の点(n)からの距離が推論できる。次に、線(ab)と x′−y′平面との間の角度(α)と、線(cd)とx′−y′平面との間の角 度(β)と、点(m)と、(n)との間の距離(m)とは、次のようにして計算 できる。 (i),(j),(k)をx,y,z方向の単位ベクトルとし、(u),(v ),(w)をu,v,w方向の単位ベクトルとする。 ここでu=uxi+uyj+uzk及びv=vxi+vyj+vzkとすると、 ここで、(au',av')と(cu',cv')とは、それぞれ点(a),(c)のu ′, v′座標である。 第13図を参照すると、(S)は太陽であり、(m)は光学的中心、(n)は x′−y′−z′座標系とu′−v′−w′座標系の原点である。感知面に到達 する全ての光ビームに関して、入射点(q)に関する。x′、y′、z′座標は 、最初にGetPointOfIncidプロシーデュアを呼び出し、u,v座標、(qu、qv )を得ることによって得ることができ、次に以下の変換式を用いる。 q(qx,qy,qz)とm(o,o,−m)に関するx′、y′、z′座標を 知ると、参考線(mq)を規定することができる。x、y、z軸はx′、y′、 z′軸と同じ方向を向いているので、変換しないで線(mq)の方向から目標− 光源線の方向を得ることができる。 地球的な値 AutoVisorプロシーデュアは次の地球的な値を参考にしている。 normalModeは本装置が通常モード通り作動しているかどうかを示すブール変数 である。 (Mx),(My),(Mz),は目標のx,y,z座標である。それらの値は 変化するが、運転者が較正装置でそれらを調節するか、あるいは以前に蓄えて いた値を再貯蔵している時以外は変化しないで残っている。本装置が自動車に据 付けられると、それらは欠如していた目標位置によって初期化され、これは、例 えば、平均身長で通常の座席に位置している運転者のアイポイント座標であって もよい。 (m)は点(m)と(n)との間の距離であり、(4)式で計算される。 (nu)と(nv)は点(n)のu,v座標であり、(1)式および(2)式で計 算される。ux,uy,uz,vx,vy,vzは単位ベクトル(u),(v)のx, y,z座標であり、(6)式から(11)式で計算される。これらの定数は計算 され、光源追跡装置を修正した後にROM(リード オンリー メモリー)に貯 蔵される。 (gx),(gy),(gz)は格子点のためのx,y,z座標を貯蔵するため の行列である。行列(gx)と(gy)のための値は予め規定されている。行列( gz)のための値は測定されるが、その測定は1回だけ、例えば、ニューモデル の自動車に関して、メーカーによって行う必要がある。これらの格子点の座標は 自動車の一定の特性である。それらもまたROMの中へ貯蔵される。 全ての格子点に関して、格子点と目標とを結ぶ線のための1組の方向の番号が 計算される。前記方向番号の組がz成分が1になるように正規化される。前記方 向番号の組x,y成分はそれぞれ行列(gdx,gdy)に貯蔵される。x成分は またx−z平面への投影線の勾配が(Δx/Δz)でも表され、y成分がy−z 平面への投影線の勾配(Δy/Δz)で表されることに注意しよう。従って、行 列(gdx,gdy)に貯蔵された値は勾配値とも呼ばれる。前記勾配値は変化し 、normalModeがTRUEへリセットされたり、あるいは目標のz座標が変化した 時にはいつも最新データに変化される。 AutoVisorプロシーデュアのリスト 以下はAutoVisorプロシーデュアのリストである。 AutoVisorプロシーデュアの作動 第15図はAutoVisorプロシーデュアの流れ図である。一度実行されると、こ のプロシーデュアは電源が切られるまで作動ループを繰り返す。各ループの中で 行っていることは、normalModeのフラッグにおける値に依存している。 もしnormalModeが真ならば、本装置は通常モードで作動する。このモードにお いては、AutoVisorは最初にGetPointOfIncidプロシーデュアを呼び出し、点(q )のu,v座標を得、それらを(12)、(13)、(14)式を用いてx′− y′−z′座標に変換する。次にx−y平面への投影線(mq)の勾配値を以下 のようにして計算する。 dx=Δx/Δz=qx'/(qz'+m) (15) dy=Δy/Δz=qy'/(qz'+m) (16) フロントガラス上の全てのメッシュに関して、もしdxがメッシュの4つの格 子点に関するgdx値の範囲内であり、dyがこれらの4つの格子点の範囲内にあ れば、目標−光源線はこのメッシュと交差することができる。AutoVisorは全て のメッシュを点検し、どのメッシュがこの“勾配条件”を満足しているかを見出 す。(NIN4とMAX4は4つの与えられた変数の中で、それぞれ最小値と最 大値を戻す機能を有する) もしあるメッシュがこの条件を満足していることがわかると、AutoVisorは目 標−光源線がメッシュと交差するかどうかを見出すために点検する。その計算は 次の通りである。 第14図を参照すると、点(M)は目標である。線(QM)は目標−光源線で ある。この線上の全ての点は M−t(dx i+dy j+k) (17) として表される。 EFGHはメッシュを表している。このメッシュを取り囲む格子線のためのイ ンデックスはv1,v2,h1,h2である。メッシュによって取り囲まれたフロン トガラスの領域は平坦であると仮定する。同一の平面における全ての点は次のよ うに表すことができる。 H+r(G−H)+s(E−H) (18) 線(QM)がこの平面と交差する点(Q′)においては、 M−t(dx i+dy j+k)=H+r(G−H)+s(E−H),or r R+sS+tT=P, ここで、R=G−H,S=E−H,T=dx i+dy j+k,and P=M−H (19) もしr,及びsの値が0と1の間にあれば、前記交差点は実際にメッシュの内 側に存在する。もしそうであれば、(Q′)はシェーディング位置である。 AutoVisorは点(Q′)のx,y座標を(17)式で計算し、MoveVisorプロシー デュアを呼び出し、バイザーをシェーディング位置へ移動させる。もしそうでな ければ(交差点がメッシュの外側にある場合)、AutoVisorは勾配条件を満足す る次のメッシュを求めに行き、メッシュが勾配条件を満足していることを見い出 すか、あるいは全てのメッシュを点検するまで、上述したことを繰り返す。もし どのメッシュも目標−光源線と交差しないことがわかると、フロントガラス全体 が透明になる。 もしnormalModeが偽である場合には、AutoVisorは特別な“Mx−Myセッティ ング”モードで作動し、これはバイザーをフロントガラス上のx,y座標が(Mx 、My)の点にまで常に移動させる。 手短にいうと、AutoVisorプロシーデュアはシェーディング位置の座標を連続 的に計算し、バイザーをシェーディング位置に表示する。通常モードにおいては 、シェーディング位置はフロントガラスの表面と目標−光源線との交差点である 。特別なモードにおいては、シェーディング位置は目標と同じx,y座標を有し ているフロントガラス上の点である。ここで提供されたAutoVisorプロシーデュ アは単なる例である。当業界の人間は各種条件の下での最適特性のためのアルゴ リズムを確実に提供することができる。 制御パネル 制御パネルは運転者が通常の運転位置において容易に到達することのできる範 囲内なら、自動車内のどのような位置に据え付けてもよい。第10図は制御パネ ル39の設計を示し、これはスイッチパネル41、42、43、44、45を有 している。 スイッチ41は本装置への電力を入切することができる。電源が入るとnormal Modeのフラッグが真側へリセットされ、AutoVisorが実行され、また制御パネル 上の他のスイッチは次に述べるように機能する。 スイッチ42を押すと、normalModeのフラッグが真側へリセットされる。 スイッチ43を押すと、またnormalModeフラッグが真側にリセットされ、目標 のZ座標、Mz,が変化される。前記スイッチを上側に押すと、Mzは減少し、下 側へ押すと、Mzは増加する。 スイッチ44を押すと、normalModeのフラッグは偽側にセットされ、目標のx ,y座標、Mx,Myが変化される。スイッチを上側(下側)に押すと、Myが減 少(増加)される。左側(右側)に押すとM、が増加(減少)される。 スイッチ43あるいは44のいずれかを押し、2、3秒間以上1方向に保持し ていると、座標はより速いpaste(?)で変化される。 もしスイッチ45の内のどれか1つを2、3秒間以上内側へ押すと、現在の目 標位置がメモリーに貯蔵される。前記スイッチを押し、急速にはなすと、直前に 貯蔵された目標位置が現在の目標位置にとって代わる。本装置が据え付けられる と、これらのスイッチの全てに関して欠如した目標位置が貯蔵される。 本装置の較正 本装置を較正するために、以下の段階1と段階2を用いる。 段階1。バイザーが目の前で直線状になって、また目と同じ高さに位置するま でスイッチ44を押す。 段階2。バイザーが目を直接的な太陽光線から正確に隠すまでスイッチ43を 押す。 もし運転者がスイッチ44を押すと、本装置はその通常モードによる作動を停 止してしまい、バイザーは最早太陽に追従しなくなる。運転者はスイッチ44を 別の方向へ押すことによってバイザーを動かすことができる。もしバイザーが目 の直前に、また目と同じ高さにまで移動されると、(Mx,My)はアイポイント のx,y座標と同じになるであろう。 そのようにした後でスイッチ42あるいは43を押すと、本装置はその通常モ ード作動を再開する。もしバイザーがたまたま正確にアイポイントを隠すと、 Mzに関する現在の値は、即ち、アイポイントのZ座標と丁度同じになっており 、この場合には段階2は不要である。さもなければ、運転者は段階2を実行する ことになる。段階2においては、スイッチ43を一方側あるいは他方側へ押すと 、運転者はその視野の中でバイザーが太陽の方へあるいはそれから遠去かる方へ 移動するのを見出すことであろう。バイザーが目を直接的な太陽光線から正確に 隠すと、(Mz)はアイポイントのZ座標と同じになるであろう。 上述したような非常に簡単な方法によると、運転者はアイポイントの位置を簡 単かつ正確に規定し、目標をアイポイントと一致させるように移動させることが でき、アイポイントの座標を直接測定したり、その測定した座標を本装置へ手動 で入力したりする必要がなくなる。バイザーが小さければ較正ももっと正確にな ることに注目することが重要である。またこの方法が使用者が較正の正確さを確 保するために、非常に明確な可視的なフィードバックを提供していることに注目 するのも重要なことである。段階1においては、MxとMyとがアイポイントのx 、y座標と同じ時には、使用者はバイザーが目の直前及びそれと同じ高さに位置 していることがわかるであろう。段階2においては特にユニークであって、Mz がアイポイントのZ座標と同じであれば、使用者はバイザーが目を直接的な太陽 光線から正確に隠していることがわかるであろう。 上述した較正を行った後は、運転者はスイッチ45の1つを押して、2、3秒 間内側へ保持することにより、Mx,My,Mzの値を非揮発性のメモリーへ貯蔵 することができる。次に、運転者が自動車を運転する時に、もし目標位置が誰か 他の者によって変化されていれば、このスイッチを押して、以前に貯蔵した値の 組を再貯蔵することができる。 アイポイントの位置は各種座席に位置した各種身長の運転者によって大きく変 化するが、特定の座席に位置する特定の運転者の場合であれば、アイポイントの 位置は、通常運転中に運転者の目あるいは頭を移動させても余り変化しないこと がわかる。実際的に、アイポイントの位置は運転者の身長の違いおよび座席の位 置の違いによって1フィート(30cm)あるいはそれ以上変化することがあるが 、運転者がそのポーズを大きく変えない限り、運転中にその目あるいは頭を動か してもほんの数cmしか変化しないであろう。従って、本装置が前述したように一 度 較正されると、第9図に示したバイザーの設計は、運転者が運転中にその目や頭 を動かすための適当な空間を許容しながら、常に目を隠すのに十分な大きさとな るであろう。しかしながら、従来のバイザーに比べると、このバイザーは非常に 小さく、運転者はフロントガラスを通して実質的に広い視野を見ることができる 。 この種の較正装置を用いると、アイポイントの位置を連続的に規定し、データ 改新をするための特別な装置は必要でなくなる。しかしもし特別な装置が用いら れる時には、その装置の精度によってバイザーはもっと小さくすることができ、 目と目の間の距離だけ離された2つのコイン大の板にまで小さくすることができ る。 もし望みならば、本装置は次のような多くの選択的な特徴を支持するために容 易に変更することができる。 本装置はバイザーと目標との距離に応じてバイザーの寸法を自動的に変化させ ることができ、バイザーはそれが目標から離れると大きくなり、目標に近づくと 小さくなるであろう。 バイザー領域における液晶セルは各種のグレーパターンおよびグレーレベルに 設定することができる。 本装置はどのような物質的な部品を付加することなしに、多数のバイザーを用 いて、同一のアイポイントに対する多数の光源を遮断することができる。このこ とは、太陽からの直接的な光線に加えて、遮断させたいと思われる近隣の自動車 あるいは建物からの明るい反射太陽光線もまた存在するので、有用である。 同様に、本装置は多数のバイザーを用いて、自動車内の多数の乗員に対して目 を隠すこともできる。例えば、前部座席の乗員に対しては、もし本装置が2人の 乗員の目に関して較正されておれば、付加的なバイザーを表示することができる 。 また同一の自動車内の多数の場所に多数のバイザー装置を据え付けることがで き、例えば、サンルーフ、側部窓、あるいは後部窓等において、本装置の幾つか の部品を分散配置されてもよい。 例2 この実施例は例1に説明したものと類似している。主な相違点は次の通りであ る。 第16図は自動車の内部の図である。本装置は、好ましくは従来のバイザー1 04と同様にフロントガラスの近くに枢軸的に取り付けられたスクリーン101 を有している。第17図はスクリーンの前面図を示す。制御パネル102は頂部 に位置し、制御回路103は右側に収納されている。また右側には使用者を音響 的に補助するためのミニスピーカー106が設けられている。 光源追跡装置は自動車の前面に向かったスクリーンの下右角部において1次元 CCD105を有している。CCDにおける光子感知個所の行列は、スクリーン の頂部エッジにほぼ平行になっている。CCDを覆っているふたには、その行列 に対してほぼ直角をなす狭いスリットが入っている。 CCDをスクリーン上に固定するのは有効である。例えば、光源追跡装置は据 え付け者によるよりも、あるいは据え付け後の使用者によるよりも、輸送前のメ ーカーによって修正されている。一体物になっているので、本装置は据え付けし 易い。スクリーンを従来のバイザーにクリップ止めすることも同様に簡単である 。 前記スクリーンは、適当な剛性を有し、かつ安全コードに合致した、ガラスプ ラスチックのようなガラス材料に固着された液晶フィルムの層を有している。前 記フィルムはレイケム者のNCAP技術のような従来技術を用いて製造すること ができ、スクリーン上の1次元的なストライプあるいは絵画素107の列が選択 的に透明あるいは不透明に変化される。各々のストライプの幅は十分に狭く、従 って、いずれかの目を直接的な太陽光線から隠すためには、複数個のストライプ を不透明にする必要がある。 第18図は制御パネルの拡大図である。それは4つのスイッチ81、82、8 8と表示窓83を有している。電源スイッチ81は運転者が本装置への電源を入 切できるようにしている。電源が切られると、全ての絵画素は不透明になり、前 記スクリーンは従来のバイザーと同様にして用いることができ、下方へ降ろして 太陽を遮断したり、上方へ上げてしまい込むことができる。電源が入れられると 、全ての絵画素は、バイザーを形成するために不透明になって残る幾つかの絵画 素、即ち、運転者の目を太陽から隠すことのできる不透明領域(第16図の10 8)以外は透明になる。自動車が回転すると、バイザーは太陽の左右への動きに 追従するであろう。もし自動車が太陽の範囲外へより幅広く回転すると、全スク リー ンが透明になるであろう。 選択スイッチ82は、運転者が本装置を較正あるいは注文製作のために調節さ れた4つのパラメータの内の1つを選択することができるようにするためのもの である。表示窓83は“基本”、“整列”、“寸法”、“ギャップ”と名づけた 4つの部分からなっており、各々の部分は調節されている4つのパラメータの内 の1つを表示する。選択スイッチを押すと、運転者は4つの選択部分を循環する ことができ、表示窓は選択されているパラメータを表している部分を明るくして 、他の3つの部分を暗くすることによって、常に現在の選択部分を表示すること になるであろう。2つの調節スイッチ88は、以下に説明するように、選択され たパラメータの値を調節するために用いられる。左側の調節スイッチには“<” と“−”の印がついており、右側の調節スイッチには、“>”と“+”の印がつ いている。 基本線を位置決めする。選択スイッチを押して基本部分が点灯すると、1つの 絵画素(第17図の110)以外の全ての絵画素は透明になるであろう。この唯 一の不透明絵画素は“基本線”と呼ばれる。この実施例は2次元的な座標系を使 用しており、X軸はスクリーンの上部エッジと平行に、Z軸はスクリーンの表面 に直角になっている。本装置は常に基本線を目標と同じX座標を有するように位 置決めする。もし運転者が左側の調節スイッチ(“<”の印)を押すと、基本線 は左側へ移動し、右側の調節スイッチ(“>”の印)を押すと基本線は右側へ移 動するであろう。もし運転者がエッジに対して直角な方向においてスクリーンの 上部エッジを見て、基本線を視軸がエッジに一致する位置にまで移動させると、 目標のX座標はアイポイントの座標と同一になるであろう。 バイザーの整列。もし選択スイッチを押して整列部分が点灯すると、多数の絵 画素が不透明になってバイザーが形成され、本装置は通常モードで作動するであ ろう。もし左側(右側)の調節スイッチを押すと、バイザーは左方(右方)へ移 動するであろう。いずれかの調節スイッチを押すと、本装置は実際に目標のZ座 標を変化させる。基本線を上述したようにして適当に位置決めしておけば、バイ ザーを移動させて太陽および目と整列させると、目標のZ座標もまたアイポイン トのそれと同一になる。目標がアイポイントと一致すると、本装置は、運転者が その座席の位置やスクリーンの傾きを変えない限り、常に目を直接的な太陽光線 から隠すように正しく機能するであろう。 サブエリアの寸法調節。バイザーは同一寸法(幅)の2つのサブエリアからな っている。サブエリア間の中心間距離はギャップと呼ばれる。もしギャップが寸 法より小さければサブエリアは一緒になって併合し、1つの不透明な領域として 見られる。もし選択スイッチを押して寸法部分を点灯させると、幾つかの近接し た絵画素を除いて全ての絵画素が透明になる。不透明な絵画素(単数あるいは複 数)の全体幅はサブエリアの幅と同じになる。運転者は調節スイッチを押して寸 法を調節できる。左側の調節スイッチ(“−”の印)を押すと、サブエリアは薄 くなり、右側の調節スイッチ(“+”の印)を押すと、サブエリアは幅広くなる 。 サブエリアのギャップの調節。もし選択スイッチを押して、ギャップ部分が点 灯されると、2つ以外の全ての絵画素は透明になるであろう。この2つの不透明 な絵画素はサブエリア間のギャップと同じ距離だけ分離されている。前記ギャッ プは調節スイッチを押すことによって調節される。もし左側(右側)の調節スイ ッチを押すと、ギャップは小さく(大きく)なるであろう。最終的には、ギャッ プが目と目の間の距離に合致するようにギャップ調節される。 この実施例に用いられるソフトウエアは例1と同じである。主な相違点は、( a)全ての絵画素が同一平面上に位置しているので、計算が非常に簡素化される 。(b)目標の全ての座標に関する通常モードのシェーディング位置と、太陽の 全ての可能性のある方向とが予計算されて、ルックアップ表に貯蔵される。(c )プログラムはあらゆる浮動小数点計算あるいは三角関数を用いないで、整数計 算のみを用いている。ルックアップ表と整数計算とを用いるので、迅速な処理速 度を低価格のプロセッサーで達成することができる。 例3 この実施例は例2と類似している。主な相違点は次の通りである。 この実施例は3次元座標系を用いている。スクリーン上の絵画素の行列は単に 1次元であるが、1次元CCDの代わりに2次元CCDが用いられて前記CCD の前部における孔はスリットの代わりにピンホールになっている。 スクリーンの傾斜度を感知するセンサーが存在する。前記センサーは、例えば 、 スクリーンが枢軸回転する軸線に取り付けられた、小さな可変抵抗であってもよ い。前記可変抵抗からの出力は制御回路へ送られ、傾斜角として解釈される。こ の傾斜角がシェーディング位置を計算する際に考慮に入れられる。 第19図に示したように、制御パネルは前記軸線より下の運転者の目の高さを cm(あるいはもし望みならインチ)で表示するためのアイレベル表示窓86を有 している。もし選択スイッチを押して、アイレベル表示窓が点灯されると、運転 者は調節スイッチを押すことによってアイレベルを調節することができる。もし 左側の調節スイッチ(“−”の印)を押すと、アイレベル表示窓の数字は減少し 、右側の調節スイッチ(“+”の印)を押すと、その数字は増加する。最終的に は、アイレベル表示窓の数字を調節して、運転者の目が前記軸線より下方におい て位置している距離を示すようになる。 この実施例が例2より優れている点は次の通りである。(a)運転者がスクリ ーンの傾斜度を変化させても、本装置を再較正する必要がない。(b)例2の装 置における問題、即ち、太陽がスクリーンより高いところあるいは低いところに 見えても、バイザーがスクリーン上に見えるという問題をなくしている。しかし ながら、この実施例は運転者がそのアイレベルを測定あるいは予測しなければな らないという望ましくない特徴も有している。 例4 この実施例は例3と類似している。主な相違点は次の通りである。 第20図に示したように、本装置は自動車内でフロントガラスの頂部の近くに 取り付けられたスクリーン111を有している。制御回路は補助バイザー113 の中に収納され、それはスクリーンと同じ軸線の周りで枢軸回転可能になってい る。もし望みならば、別の分離的な軸線を用いてもよい。制御パネル116は、 補助バイザーが屋根の方へ向かって上げられている時に、運転者に対面するよう になっている。補助バイザーはまた他の側に向かった鏡をも有していて、運転者 はその鏡を使うために補助バイザーを下方へ降ろすことができる。 前記2次元CCDは露出されたRAM120であり、これは前記CCDよりは るかに安価である。 前記スクリーンは1次元の代わりに2次元の絵画素の行列を有し、この絵画素 は液晶の代わりに電気クロム材料からなっている。各々の絵画素は目を太陽から 隠すのに必要な寸法より極めて小さく、従って目を隠すために複数個の絵画素を 暗くすることが必要となる。バイザー121は2つの丸いサブエリアを有し、そ の各々が目の1つを隠す役割を果たす。 第21図は制御パネルの拡大図を示している。これは電源ボタン81と、4つ の選択ボタン87と、調節ボタン89を有している。アイレベル表示窓はなく、 従って、使用者はそのアイレベルを測定あるいは予測する必要がない。前記選択 ボタンには、“整列1”、“整列2”、“寸法”、“ギャップ”のラベルが付け られている。もし選択ボタンの内の1つを押すと、押されたボタンが他の3つの ボタンより明るくなり、選択された部分を表示している。 前述したような通常モードで作動している間は、本装置はバイザーを常に連続 的に再位置決めし、目標位置を直接的な太陽光線から隠すことができる。本装置 はまた以下に説明するように、第1あるいは第2の整列モードにおいて作動する 。 もし運転者が“整列1”のボタンを押して点灯させると、本装置は第1整列モ ードで作動するであろう。このモードにおいては、運転者は十字形の調節ボタン を用いてバイザーを移動させることができる。調節ボタンの左端(右端)を押す と、バイザーは左方(右方)へ移動され、また上端(下端)を押すと、バイザー は上昇(下降)される。もしバイザーが運転者の視野の中で太陽を遮断する位置 にまで移動されると、太陽と、バイザーと、目とが整列される。もし運転者が“ 整列1”ボタンを再び押すと、ボタンは消灯し、バイザーの現在位置が、感知装 置上の太陽光線の現在の入射点の位置と共に1組のデータとしてメモリーに貯蔵 され、本装置はその通常モード作動を再開する。このデータの組は第1の目−光 源線を規定するために用いられる。 同様に、運転者が“整列2”のボタンを押すと、そのボタンが点灯し、本装置 は第2整列モードで作動し、運転者はまたバイザーを太陽及び目と整列させるた めに調節ボタンを用いる。運転者が“整列2”ボタンを再び押すと、ボタンは消 灯し、バイザーの現在位置が現在の入射点の位置と共に他の組のデータとしてメ モリーに貯蔵され、本装置はその通常モード作動を再開する。このデータの組は 第2の目−光源線を規定するために用いられている。 本装置が通常モードで作動を再開する前に、本装置は常に、メモリー内の2組 のデータを用いて、2つの目−光源線の交差点を検出しており、目標を交差点ま で移動させる。もっと正確な結果を得るために、太陽が運転者の視野内で異なっ た位置に位置しているような時、好ましくは、2つの位置ができるだけ離れてい る時に、前記2つの整列段階を実行すべきである。理論的には2つの目−光源線 は(アイポイントにおいて)交差すべきであるが、実際には人間のエラーや機械 の丸めの誤差によって、全く交差しないことがある。この問題を解決するために 、例えば、2つの線に最も近い点を検出して、目標をそこへ移動させるために、 当業界において知られているあらゆるアルゴリズムを用いてもよい。 例5 この実施例は、夜間に対向車からのヘッドライトのぎらぎらした光線を減少あ るいは消滅させるために自動車に据え付けられる。本装置は例1で説明したもの と類似している。主な相違点は次の通りである。 第1に、ヘッドライトの強度が太陽よりも弱いので、CCD内で励起された光 子感知の個所を検出するのに、各種のしきい値が用いられる。 第2に、光源追跡装置が2つの線検出装置を有している。対向車のヘッドライ トが非常に近くなって、参考線が目標−光源線に平行でなくなるので、1つの線 検出装置では目標−光源線を規定するのに十分な情報を提供することができない 。各々の線検出装置はヘッドライトと既知の点とを結ぶ参考線を規定するための 情報を提供する。前記2つの参考線はヘッドライトの位置を規定し、これが2つ の参考線の交差点になっている。前記目標−光源線はヘッドライトの位置と目標 とから規定される。 前記2つの線検出装置は、線検出装置に到達するヘッドライトからの光線が邪 魔されないような、自動車の適当な位置に据え付けることができる。好ましくは 、前記2つの線検出装置はもっと正確な結果を提供するために、できるだけ遠く 離されているとよい。 第3に、2つの目に関するシェーディング位置が分離的に計算される。ヘッド ライトから運転者の2つの目に到る2つの光線ビームは平行でないので、2つの 目標が用いられる。較正装置を用いると、1つの目標は左の目に一致させられ、 他の目標は右の目に一致させられる。 第4に、本装置は、普通は多数のヘッドライト視野の中に存在するので、多数 の光源を扱わなければならない。2つのCCDによって捕獲されたヘッドライト の像を合致させ、対応させるためには従来技術を用いることができる。 第5に、各々の目に関して、明るいヘッドライトが視野内に入るので多くのシ ェーディング要素を有する必要がある。シェーディング要素の寸法を減らすこと は望ましいことである。 例6 この実施例は例5と類似している。主な相違点は、本装置が運転者のための特 別なゴーグルを有している点にある。各々のレンズ上に液晶のフィルムを取り付 けると、前記ゴーグルは2つの目の1つを視野に対して交互に露出させる。いつ いかなる時でも、1つの目しか露出されていない。その露出周期は毎秒30回で あり、従って、運転者の視野における全ての対象物の動きは連続的に見える。左 (右)の目を露出させると、本装置はフロントガラス上に左(右)の目のための シェーディング要素しか示さない。このようにして、1つの目の視野は他の目の ためのシェーディング要素によって隠されることがなく、従って、運転者にはよ り大きな領域を見ることができる。人間の視覚が立体的な特性を有しているので 、シェーディング要素は異なった距離にあるように見え、即ち、ヘッドライトが どこに位置しているかがわかる。 本発明は特定の実施例について詳細に記述、説明してきたが、これは説明と例 示によって行ってきただけであって、限定的に扱ってはいない。本発明の精神お よび範囲は、添付した請求の範囲によってのみ限定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,V N

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. アイポイントを照射光源から発生される直接的な光線から隠すために、 シェーディング要素を連続的に再位置決めするための方法において、 (a)前記アイポイントを含む少なくとも2つの幾何学的実体を検出する段階 であって、前記幾何学的実体が2つの線であり、また前記幾何学的実体の交差部 が空中の点である、その段階と、 (b)前記交差部内に点を検出する段階と、 (c)前記交差部内の前記点を、前記直接的な光線から隠すための、前記シェ ーディング要素を連続的に再位置決めする段階、 とからなるシェーディング要素の連続再位置決め方法。 2. 請求の範囲第1項記載の方法において、 少なくとも1つの前記幾何学的実体が、前記アイポイントと前記光源とを結ぶ 線であり、 前記シェーディング要素が前記再位置決め装置によって再位置決めされて、前 記アイポイントを前記直接的な光線から隠すようになるまで前記目標位置を変化 させることによって、前記再位置決め装置が前記シェーディング要素を連続的に 再位置決めして、目標位置を前記直接的な光線から隠している間に、前記線が検 出されるシェーディング要素の連続再位置決め方法。 3. 請求の範囲第1項記載の方法において、前記段階(c)が、前記交差部 における前記点に前記目標位置を設定することにより、前記シェーディング要素 を連続的に再位置決めして、目標位置を前記直接的な光線から隠すための再位置 決め装置によって達成されるシェーディング要素の連続再位置決め方法。 4. アイポイント照射光源から発生される直接的な光線から隠すために、シ ェーディング要素を連続的に再位置決めするための方法において、 (a)前記アイポイントを含む幾何学的実体を検出する段階であって、好まし くは前記幾何学的実体上には、前記アイポイント及び前記光源と一直線状になっ た唯一の点が存在している、その段階と、 (b)再位置決め装置が前記シェーディング要素を連続的に再位置決めして、 目標位置を前記直接的な光線から隠している間に、前記幾何学的実体の強制条件 の下で、前記シェーディング要素が前記再位置決め装置によって再位置決めされ て、前記アイポイントが前記直接的な光線から隠されるまで、前記目標位置を変 化させる段階 とからなるシェーディング要素の連続再位置決め方法。 5. 目標位置を照射光源から発生される直接的な光線から隠すために、シェ ーディング要素を連続的に再位置決めするための装置において、 (a)前記シェーディング要素を位置決めするための装置と、 (b)前記照射光線に応答する追跡装置であって、前記追跡装置が既知の幾何 学的形状を有し、従って、前記光源に関する空間情報が前記幾何学的形状と、前 記追跡装置の前記光源に対する応答とによって推論されるようになっている、そ の追跡装置と、 (c)前記目標位置と前記空間情報とによって、前記目標位置と前記光源との 間においてシェーディング位置を選択し、従って、前記シェーディング位置に位 置している前記シェーディング要素が前記目標位置を前記直接的な光線から隠す ようにするためと、 前記シェーディング要素を位置決めして、前記シェーディング要素を前記シェ ーディング位置に位置決めするための前記装置に信号を発生するために、 前記シェーディング要素を位置決めするための装置と前記追跡装置とを備えた 電気回路における装置 とを具備するシェーディング要素の連続再位置決め装置。 6. 請求の範囲第5項記載の装置において、前記追跡装置が、 前記光源に応答する複数個の個所と、 前記個所の上に前記照射光線を不均等分布させるための装置とを有しており、 従って、前記空間情報が前記幾何学的形状と前記分布とによって推論されるシ ェーディング要素の連続再位置決め装置。 7. 請求の範囲第6項記載の装置において、不均等分布をさせるための前記 装置が、少なくとも1つの透視画像から前記光源の像を前記個所の上で形成する ための装置を有しているシェーディング要素の連続再位置決め装置。 8. 目標位置を照射光源から発生される直接的な光線から隠すために、シェ ーディング要素を連続的に再位置決めするための装置において、 (a)前記シェーディング要素を位置決めするための装置と、 (b)前記光源の位置を規定するのに十分な情報を提供するための装置と、 (c)前記目標位置と前記情報とによって、前記目標位置と前記光源との間に おいてシェーディング位置を選択し、従って、前記シェーディング位置に位置し ている前記シェーディング要素が前記目標位置を前記直接的な光線から隠すよう にするためと、 前記シェーディング要素を位置決めして、前記シェーディング要素を前記シェ ーディング位置に位置決めするための前記装置に信号を発生するために、 前記シェーディング要素を位置決めするための装置と前記情報提供装置とを備 えた電気回路における装置 とを具備するシェーディング要素の連続再位置決め装置。 9. 請求の範囲第8項記載の装置において、前記情報提供装置が、複数個の 透視画像から、前記光源の像を捕獲するための装置を有しているシェーディング 要素の連続再位置決め装置。 10. 目標位置における対象物を照射光源から発生される直接的な光線から隠 すために、シェーディング要素を連続的に再位置決めするための装置において、 (a)前記照射光線の透過度を選択的に変化させることのできる複数個のセル であって、前記各々のセルの寸法が十分に小さくて、従って、十分な寸法の前記 シェーディング要素を形成して、前記目標位置における前記対象物を前記直接的 な光線から隠すためには、透過度の小さい複数個の前記セルを必要とする、その 複数個のセルと、 (b)前記セルの透過度を選択的に変化させるための装置と、 (c)前記光源に関連する空間情報を提供するための装置と、 (d)前記目標位置と前記空間情報とによって、前記目標位置と前記光源との 間においてシェーディング位置を選択し、従って、前記シェーディング位置に位 置している前記シェーディング要素が前記対象物を前記直接的な光線から隠すよ うにするためと、 前記シェーディング位置においては前記シェーディング要素を形成するために 、透過度を変化させるための前記装置に信号を発生するために、透過度を変化さ せるための装置と空間情報提供装置とを備えた電気回路における装置 とを具備するシェーディング要素の連続再位置決め装置。 11. 目標位置を照射光源から発生される直接的な光線から隠すために、シェ ーディング要素を連続的に再位置決めするための装置において、 (a)前記照射光線の透過度を選択的に変化させることのできる複数個のセル を有するシートと、 (c)前記セルの透過度を選択的に変化させるための装置と、 (d)前記光源に関連した空間情報を提供するための、前記シートに固着され た装置と、 (e)前記目標位置と前記空間情報とによって、前記目標位置と前記光源との 間においてシェーディング位置を選択し、従って、前記シェーディング位置に位 置している前記シェーディング要素が前記目標位置を前記直接的な光線から隠す ようにするためと、 前記シェーディング位置において前記シェーディング要素を形成するために、 透過度を変化させるための前記装置に信号を発生するために、透過度を変化させ るための装置と空間情報提供装置とを備えた電気回路における装置 とを具備するシェーディング要素の連続再位置決め装置。 12. 請求の範囲第2項、第3項、あるいは第4項記載の方法において、前記 再位置決め装置がここで請求されている装置を含むシェーディング要素の連続再 位置決め方法。 13. アイポイントを照射光源から発生される直接的な光線から隠すために、 シェーディング要素を連続的に再位置決めするための装置において、 (a)前記シェーディング要素と、 (b)目標位置を表す電気的な値を保持するための保持装置であって、前記値 が(c)における再位置決め装置によって参考にされ、かつ(d)における較正装 置によって変化され得るようになっている、その保持装置と、 (c)前記シェーディング要素を連続的に再位置決めして、前記目標位置を前 記直接的な光線から隠すための再位置決め装置と、 (d)前記アイポイントの位置を規定し、かつ前記規定された前記アイポイン トの位置を表すために前記値を変化させるために、前記保持装置と前記再位置決 め装置とを備えた電気回路における較正装置 とを具備するシェーディング要素の連続再位置決め装置。 14. 請求の範囲第13項記載の装置において、前記較正装置が前記値を変化 させるための装置を有しており、従って、前記アイポイントと前記光源とを結ぶ 線が、前記シェーディング要素が前記再位置決め装置によって再位置決めされて 、前記アイポイントを前記直接的な光線から隠すようになるまで、前記値を変化 させることにより検出されるシェーディング要素の連続再位置決め装置。 15. 請求の範囲第13項記載の装置において、前記較正装置が複数個の幾何 学的実体の交差部における点を検出して、好ましくは前記幾何学的実体が各種の 位置において前記アイポイントと前記光源とを結ぶ線であり、また、前記較正装 置が前記交差部における前記点を表すために前記値を変化させるための装置を有 しているシェーディング要素の連続再位置決め装置。 16. 請求の範囲第13項記載の装置において、前記較正装置が、前記目標位 置が幾何学的実体の拘束範囲の中で絞られるようにして前記値を変化させるため の装置を有しており、好ましくは前記幾何学的実体上には、前記アイポイント及 び前記光源の現在位置と一直線状になった点は唯1つしか存在しないシェーディ ング要素の連続再位置決め装置。 17. 請求の範囲第13項記載の装置において、前記較正装置が前記目標位置 に関する所定方向において、前記シェーディング要素を連続的に再位置決めする ための装置を有しているシェーディング要素の連続再位置決め装置。 18. 請求の範囲第13項記載の装置において、前記較正装置が、 前記アイポイントの位置を規定するために周期的な波を発信、受信するための 装置と、 前記アイポイントの規定された位置を表すために、前記値を変化させるための 装置 とを有しているシェーディング要素の連続再位置決め装置。 19. 請求の範囲第13項記載の装置において、前記較正装置が、 前記アイポイントの現在位置を連続的に規定するための装置と、 前記現在位置を表すために、前記値を連続的に変化させるための装置 とを有しているシェーディング要素の連続再位置決め装置。 20. シェーディング要素を連続的に再位置決めして、使用者の目を照射光源 から発生された直接的な光線から隠すための装置において、 (a)前記シェーディング要素と、 (b)前記目の1つを視野に対して交互に露出するための露出装置であって、 好ましくは、各々の目に対する露出周期が極めて高く、従って、前記交互露出が 使用者の感覚にとっては連続的なものと思われる。その露出装置と、 (c)前記シェーディング要素を連続的に再位置決めして、目標位置を直接的 な光線から隠すための再位置決め装置と、 (d)前記目標位置を露出された目の位置へ変化させるために、前記露出装置 と前記再位置決め装置とを備えた電気回路における装置 とを具備したシェーディング要素の連続再位置決め装置。 21. 請求の範囲第13項あるいは第20項記載の装置において、前記再位置 決め装置がここで請求した装置を有しているシェーディング要素の連続再位置決 め装置。
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