JPH0850637A - 帳票類取扱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、取り扱う帳票類が変更された場合
でも容易にユーザーのみで対応できる帳票類取扱装置を
提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明は、情報処理欄の位置が種々に異なる
複数種の帳票類を搬送しつつ書込読取手段を用いて前記
情報処理欄に対する情報の書込処理、読取処理を行う帳
票類取扱装置１において、複数種の帳票類の各情報処理
欄の全ての位置に亘って書込読取手段をスライドさせる
書込読取手段移動機構部と、書込読取手段を配置する位
置以外の帳票類の通過位置にこの帳票類を押圧する押圧
部材をスライドさせる押圧機構部７とを備えた第１の取
扱処理手段３と、書込読取手段及び押圧部材と帳票類を
挟んで対向し押圧部材との摩擦力により帳票類に搬送力
を付与する受部材を前記複数種の帳票類の各情報処理欄
の全ての位置に亘って設けた第２の取扱処理手段４とを
設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、磁気ストライプの位置
が種々に異なる複数種の預金通帳（以下「通帳」とい
う。）等の帳票類を取り扱う帳票類取扱装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、通帳を搬送しながらこの通帳に設
けた磁気ストライプの情報を磁気ヘッドを用いて読み書
きする帳票類取扱装置においては、通帳を搬送する搬送
機構部と、磁気ヘッドを定位置に保持し、読み書きの際
磁気ストライプに押圧させる磁気ヘッド保持機構部とが
個別に構成されているのが通常である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
帳票類取扱装置の場合、搬送機構部と磁気ヘッド保持機
構部とが個別に構成され、かつ、磁気ヘッドは定位置に
配置されているため、この帳票類取扱装置において取り
扱う通帳が変更され磁気ストライプの位置が当初の位置
と異なるものとなった場合には、そのままでは対応でき
ず、搬送機構部、磁気ヘッド保持機構部の双方を改変又
は取換えなければならなかった。

【０００４】この結果、ユーザーのみでの対応が困難と
なり、帳票類取扱装置の維持コストの増大を招くという
問題があった。

【０００５】そこで、本発明は、取り扱う帳票類が変更
され情報処理欄の位置が異なる位置に変わった場合でも
容易にユーザーのみで対応でき、維持コストの削減を図
ることができる帳票類取扱装置を提供することを目的と
するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
情報処理欄の位置が種々に異なる複数種の帳票類を搬送
しつつ書込読取手段を用いて前記情報処理欄に対する情
報の書込処理、読取処理を行う帳票類取扱装置におい
て、前記複数種の帳票類の各情報処理欄の全ての位置に
亘って書込読取手段をスライドさせる書込読取手段移動
機構部と、前記書込読取手段を配置する位置以外の帳票
類の通過位置にこの帳票類を押圧する押圧部材をスライ
ドさせる押圧機構部とを備えた第１の取扱処理手段と、
前記書込読取手段及び押圧部材と帳票類を挟んで対向し
押圧部材との摩擦力により帳票類に搬送力を付与する受
部材を前記複数種の帳票類の各情報処理欄の全ての位置
に亘って設けた第２の取扱処理手段とを設けたものであ
る。

【０００７】請求項２記載の発明は、磁気ストライプの
位置が種々に異なる複数種の帳票類を搬送しつつ磁気ヘ
ッドを用いて前記磁気ストライプに対する情報の書込処
理、読取処理を行う帳票類取扱装置において、前記複数
種の帳票類の各磁気ストライプの全ての位置に亘って磁
気ヘッドをスライドさせる磁気ヘッド移動機構部と、前
記磁気ヘッドを配置する位置以外の帳票類の通過位置に
この帳票類を押圧するピンチローラをスライドさせる押
圧機構部とを備えた第１の取扱処理手段と、前記磁気ヘ
ッド及びピンチローラと帳票類を挟んで対向しピンチロ
ーラとの摩擦力により帳票類に搬送力を付与する受ロー
ラを前記複数種の帳票類の各磁気ストライプの全ての位
置に亘って設けた第２の取扱処理手段とを設けたもので
ある。

【０００８】請求項３記載の発明は、磁気ストライプの
位置が種々に異なる複数種の帳票類を搬送しつつ磁気ヘ
ッドを用いて前記磁気ストライプに対する情報の書込処
理、読取処理を行う帳票類取扱装置において、前記複数
種の帳票類の各磁気ストライプの全ての位置に亘って磁
気ヘッドをスライドさせる磁気ヘッド移動機構部と、前
記磁気ヘッドを配置する位置以外の帳票類の通過位置に
この帳票類を押圧するピンチローラをスライドさせる押
圧機構部と、前記磁気ストライプに対する情報の書込処
理、読取処理に際して前記磁気ヘッドを帳票類の磁気ス
トライプ側に付勢する付勢機構部とを備えた第１の取扱
処理手段と、前記磁気ヘッド及びピンチローラと帳票類
を挟んで対向しピンチローラとの摩擦力により帳票類に
搬送力を付与する受ローラを前記複数種の帳票類の各磁
気ストライプの全ての位置に亘って設けた第２の取扱処
理手段とを設けたものである。

【０００９】

【作用】以下に本発明の作用を説明する。

【００１０】請求項１記載の帳票類取扱装置において、
帳票類を搬送しつつ書込読取手段を用いて前記情報処理
欄に対する情報の書込処理、読取処理を行うに際して、
帳票類が他の種類のもの変更され情報処理欄の位置が異
なるものになった場合には、第１の取扱処理手段におけ
る書込読取手段移動機構部により、書込読取手段をスラ
イドさせてその他の種類の帳票類の情報処理欄に対応す
る位置とするとともに、押圧機構部により押圧部材を前
記書込読取手段を配置する位置以外の帳票類の通過位置
にスライドさせる。

【００１１】この場合に、第２の取扱処理手段における
受部材は、前記複数種の帳票類の各情報処理欄の全ての
位置に亘って設けているので、位置変更後の前記書込読
取手段及び押圧部材と帳票類を挟んで対向させ、受部材
と押圧部材との摩擦力により帳票類に搬送力を付与する
ことができ、位置変更後の前記書込読取手段により変更
後の帳票類の情報処理欄に対する情報の書込処理、読取
処理を支障なく実行できる。

【００１２】この結果、第１の取扱処理手段の書込読取
手段、押圧部材の位置変更を行うだけで第２の取扱処理
手段については何等の操作も不要となり、帳票類が変更
され情報処理欄の位置が異なる位置に変わった場合でも
容易にユーザーのみで対応でき、帳票類取扱装置の維持
コストの削減を図ることができる。

【００１３】請求項２記載の帳票類取扱装置において、
帳票類を搬送しつつ磁気ヘッドを用いて磁気ストライプ
に対する情報の書込処理、読取処理を行うに際して、帳
票類が他の種類のもの変更され磁気ストライプの位置が
異なるものになった場合には、第１の取扱処理手段にお
ける磁気ヘッド移動機構部により、磁気ヘッドをスライ
ドさせてその他の種類の帳票類の磁気ストライプに対応
する位置とするとともに、押圧機構部によりピンチロー
ラを前記磁気ヘッドを配置する位置以外の帳票類の通過
位置にスライドさせる。

【００１４】この場合に、第２の取扱処理手段における
受ローラは、前記複数種の帳票類の各磁気ストライプの
全ての位置に亘って設けているので、受ローラを位置変
更後の前記磁気ヘッド及びピンチローラと帳票類を挟ん
で対向させ、受ローラとピンチローラとの摩擦力により
帳票類に搬送力を付与することができ、位置変更後の前
記磁気ヘッドにより変更後の帳票類の磁気ストライプに
対する情報の書込処理、読取処理を支障なく実行でき
る。

【００１５】この結果、第１の取扱処理手段の磁気ヘッ
ド、ピンチローラの位置変更を行うだけで第２の取扱処
理手段については何等の操作も不要となり、帳票類が変
更され磁気ストライプの位置が異なる位置に変わった場
合でも容易にユーザーのみで対応でき、帳票類取扱装置
の維持コストの削減を図ることができる。

【００１６】請求項３記載の帳票類取扱装置において、
帳票類を搬送しつつ磁気ヘッドを用いて磁気ストライプ
に対する情報の書込処理、読取処理を行うに際して、帳
票類が他の種類のもの変更され磁気ストライプの位置が
異なるものになった場合には、第１の取扱処理手段にお
ける磁気ヘッド移動機構部により、磁気ヘッドをスライ
ドさせてその他の種類の帳票類の磁気ストライプに対応
する位置とするとともに、押圧機構部によりピンチロー
ラを前記磁気ヘッドを配置する位置以外の帳票類の通過
位置にスライドさせる。

【００１７】この場合に、第２の取扱処理手段における
受ローラは、前記複数種の帳票類の各磁気ストライプの
全ての位置に亘って設けているので、受ローラを位置変
更後の前記磁気ヘッド及びピンチローラと帳票類を挟ん
で対向させ、受ローラとピンチローラとの摩擦力により
帳票類に搬送力を付与し、かつ、付勢機構部により磁気
ヘッドを変更後の帳票類の磁気ストライプ側に付勢し
て、変更後の帳票類の磁気ストライプに対する情報の書
込処理、読取処理を確実に実行できる。

【００１８】この結果、第１の取扱処理手段の磁気ヘッ
ド、ピンチローラの位置変更を行うだけで第２の取扱処
理手段については何等の操作も不要となり、帳票類が変
更され磁気ストライプの位置が異なる位置に変わった場
合でも容易にユーザーのみで対応でき、帳票類取扱装置
の維持コストの削減を図ることができる。

【００１９】

【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。

【００２０】図１に示す帳票類取扱装置１は、情報処理
欄としての磁気ストライプＭＳの位置が種々に異なる複
数種の帳票類としての通帳Ｃを搬送しつつ書込読取手段
としての磁気ヘッド２を用いて前記磁気ストライプＭＳ
に対する磁気情報の書込処理、読取処理を行うものであ
り、通帳Ｃの磁気ストライプＭＳを付した下面側に配置
した第１の取扱処理手段３と、通帳Ｃを挟んでこの通帳
Ｃの上面側から第１の取扱処理手段３と対向する第２の
取扱処理手段４とを有している。

【００２１】第１の取扱処理手段３は、前記複数種の通
帳Ｃの各磁気ストライプＭＳの全ての位置に亘って磁気
ヘッド２を前記通帳Ｃの搬送方向（ａ方向）と直交する
ｂ方向にスライドさせる書込読取手段移動機構部として
の磁気ヘッド移動機構部５と、前記磁気ヘッド２を配置
する位置以外の帳票類Ｃの通過位置にこの通帳Ｃを押圧
する押圧部材としての例えば２個のピンチローラ６を各
々ｂ方向にスライドさせる押圧機構部７と、前記磁気ス
トライプＭＳに対する磁気情報の書込処理、読取処理に
際して前記磁気ヘッド２を通帳Ｃの磁気ストライプＭＳ
側（β方向）に付勢する付勢機構部８とを備えている。
この付勢機構部８は、磁気ヘッド移動機構部５ととも
に、前記押圧機構部７を保持する外部ユニット９に対し
て着脱可能に取り付けた内部ユニット１０に組み込まれ
ている。

【００２２】前記押圧機構部７は、外部ユニット９の一
対の側板１２ａ、１２ｂ間に掛け渡した第１の軸１３に
対して２個のローラ保持部材１４をβ方向に回動可能
に、かつ、ｂ方向にスライド可能に取り付けるととも
に、各ローラ保持部材１４の自由端側で各々ピンチロー
ラ６を回転可能に支持している。

【００２３】また、ピンチローラ６と同軸配置に補助プ
ーリ１５を、前記第１の軸１３にｂ方向にスライド可能
に補助軸プーリ１６を配置し、補助プーリ１５、補助軸
プーリ１６間に補助ベルト１７を掛け渡している。

【００２４】前記磁気ヘッド移動機構部５は、外部ユニ
ット９に対して着脱可能に取り付けた内部ユニット１０
を構成する一対の内側板１９に掛け渡した第２の軸２０
に対して磁気ヘッド支持部材２１の略中間部をβ方向に
回動可能に、かつ、ｂ方向にスライド可能に取り付ける
とともに、この磁気ヘッド支持部材２１の一端側で磁気
ヘッド２をそのギャップ部が上方を向く配置に支持して
いる。

【００２５】付勢機構部８は、前記内部ユニット１０の
底板１０ａに対して着脱可能に取り付けた電磁ソレノイ
ド２２と、前記内側板１９に配置した垂直面方向に回転
する支持プーリ２３及び水平面方向に回転する支持プー
リ２４と、前記磁気ヘッド支持部材２１の他端から支持
プーリ２３、支持プーリ２４を経て前記電磁ソレノイド
２２のプランジャ２２ａに連結したワイヤ２５及びばね
２６とを具備し、電磁ソレノイド２２の吸引動作でプラ
ンジャ２２ａを吸引し、これにより、ワイヤ２５及びば
ね２６を引っ張って前記磁気ヘッド支持部材２１をβ方
向に付勢するようになっている。

【００２６】前記第２の取扱処理手段４は、図１示すよ
うに、通帳Ｃを挟んでこの通帳Ｃの上面側から第１の取
扱処理手段３の前記磁気ヘッド２及び２個のピンチロー
ラ６に各々対向する配置に、即ち、通帳Ｃの通過領域を
含む配置に例えば３個の受部材としての受ローラ３０を
一定の配置で軸体３１に取り付けている。軸体３１の一
端側には、従動プーリ３５が取り付けられ、駆動モータ
３７に取り付けた原動プーリ３４と、従動プーリ３５と
にベルト３６を掛け渡して、駆動モータ３７により軸体
３１、受ローラ３０をα方向に回転駆動するようになっ
ている。

【００２７】上述した帳票類取扱装置１によれば、通帳
Ｃを搬送しつつ磁気ヘッド２を用いて磁気ストライプＭ
Ｓに対する磁気情報の書込処理、読取処理を行うに際し
て、通帳Ｃの磁気ストライプＭＳの位置が図１、図２に
示す位置にある場合には、前記磁気ヘッド２、２個のピ
ンチローラ６の位置も同図に示す位置としたままこの磁
気ストライプＭＳに対する磁気情報の書込処理、読取処
理を行うことができる。

【００２８】一方、通帳Ｃが他の種類のもの変更され磁
気ストライプＭＳの位置が図４に示す位置である場合、
前記磁気ヘッド移動機構部５により、磁気ヘッド２を図
３、図４に示す位置にスライドさせ、また、前記押圧機
構部７の一方のローラ保持部材１４を図３、図４に示す
位置にスライドさせ、磁気ヘッド２が２個のピンチロー
ラ６の間の位置を占める配置とする。

【００２９】このような位置変更は、前記内部ユニット
１０を一旦外部ユニット９から取り外すことで容易に実
行できる。

【００３０】この場合に、第２の取扱処理手段４におけ
る各受ローラ３０は、前記各磁気ストライプＭＳの全て
の位置に亘って設けているので、受ローラ３０を位置変
更後の前記磁気ヘッド２及びピンチローラ２と通帳Ｃを
挟んで対向させ、受ローラ３０と対応するピンチローラ
６との摩擦力により通帳Ｃに搬送力を付与し、かつ、付
勢機構部８の前記電磁ソレノイド２２の吸引動作でプラ
ンジャ２２ａを吸引し、これにより、ワイヤ２５及びば
ね２６を引っ張って前記磁気ヘッド支持部材２１をβ方
向に付勢して磁気ヘッド２を通帳Ｃの磁気ストライプＭ
Ｓに密接させ磁気情報の書込処理、読取処理を確実に実
行できる。

【００３１】この結果、第１の取扱処理手段３の磁気ヘ
ッド２、ピンチローラ６の位置変更を行うだけで第２の
取扱処理手段４については何等の操作も不要で各ユーザ
の仕様が違っても共通化でき、通帳Ｃが変更され磁気ス
トライプＭＳの位置が異なる位置に変わった場合でも容
易にユーザーのみで対応でき、従来例に比べ帳票類取扱
装置１の維持コストの削減を図ることができる。

【００３２】なお、上述した例では、磁気ストライプＭ
Ｓの位置が２箇所に亘って変わる場合を説明したが、こ
れに限らず３箇所、４箇所の位置変更にも対応可能であ
る。

【００３３】

【発明の効果】以上説明した本発明によれば、以下の効
果を奏する。

【００３４】請求項１記載の発明によれば、第１の取扱
処理手段の書込読取手段、押圧部材の位置変更を行うだ
けで第２の取扱処理手段については何等の操作も不要と
なり、帳票類が変更され情報処理欄の位置が異なる位置
に変わった場合でも容易にユーザーのみで対応でき、維
持コストの削減を図ることができる帳票類取扱装置を提
供できる。

【００３５】請求項２記載の発明によれば、第１の取扱
処理手段の磁気ヘッド、ピンチローラの位置変更を行う
だけで第２の取扱処理手段については何等の操作も不要
となり、帳票類が変更され磁気ストライプの位置が異な
る位置に変わった場合でも容易にユーザーのみで対応で
き、維持コストの削減を図ることができる帳票類取扱装
置を提供できる。

【００３６】請求項３記載の発明によれば、請求項２記
載の発明と同様、帳票類が変更され磁気ストライプの位
置が異なる位置に変わった場合でも容易にユーザーのみ
で対応でき、帳票類取扱装置の維持コストの削減を図る
ことができる帳票類取扱装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例装置の概略斜視図である。

【図２】本発明の実施例装置の磁気ヘッド、ピンチロー
ラ、受ローラの配置を示す説明図である。

【図３】本発明の実施例装置の磁気ヘッド、ピンチロー
ラの位置変更状態を示す部分斜視図である。

【図４】本発明の実施例装置の磁気ヘッド、ピンチロー
ラの位置変更状態と受ローラの配置を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１ 帳票類取扱装置 ２ 磁気ヘッド ３ 第１の取扱処理手段 ４ 第２の取扱処理手段 ５ 磁気ヘッド移動機構部 ６ ピンチローラ ７ 押圧機構部 ８ 付勢機構部 Ｃ 通帳 ＭＳ 磁気ストライプ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 情報処理欄の位置が種々に異なる複数種
   の帳票類を搬送しつつ書込読取手段を用いて前記情報処
   理欄に対する情報の書込処理、読取処理を行う帳票類取
   扱装置において、 前記複数種の帳票類の各情報処理欄の全ての位置に亘っ
   て書込読取手段をスライドさせる書込読取手段移動機構
   部と、前記書込読取手段を配置する位置以外の帳票類の
   通過位置にこの帳票類を押圧する押圧部材をスライドさ
   せる押圧機構部とを備えた第１の取扱処理手段と、 前記書込読取手段及び押圧部材と帳票類を挟んで対向し
   押圧部材との摩擦力により帳票類に搬送力を付与する受
   部材を前記複数種の帳票類の各情報処理欄の全ての位置
   に亘って設けた第２の取扱処理手段と、を設けたことを
   特徴とする帳票類取扱装置。
2. 【請求項２】 磁気ストライプの位置が種々に異なる複
   数種の帳票類を搬送しつつ磁気ヘッドを用いて前記磁気
   ストライプに対する情報の書込処理、読取処理を行う帳
   票類取扱装置において、 前記複数種の帳票類の各磁気ストライプの全ての位置に
   亘って磁気ヘッドをスライドさせる磁気ヘッド移動機構
   部と、前記磁気ヘッドを配置する位置以外の帳票類の通
   過位置にこの帳票類を押圧するピンチローラをスライド
   させる押圧機構部とを備えた第１の取扱処理手段と、 前記磁気ヘッド及びピンチローラと帳票類を挟んで対向
   しピンチローラとの摩擦力により帳票類に搬送力を付与
   する受ローラを前記複数種の帳票類の各磁気ストライプ
   の全ての位置に亘って設けた第２の取扱処理手段と、を
   設けたことを特徴とする帳票類取扱装置。
3. 【請求項３】 磁気ストライプの位置が種々に異なる複
   数種の帳票類を搬送しつつ磁気ヘッドを用いて前記磁気
   ストライプに対する情報の書込処理、読取処理を行う帳
   票類取扱装置において、 前記複数種の帳票類の各磁気ストライプの全ての位置に
   亘って磁気ヘッドをスライドさせる磁気ヘッド移動機構
   部と、前記磁気ヘッドを配置する位置以外の帳票類の通
   過位置にこの帳票類を押圧するピンチローラをスライド
   させる押圧機構部と、前記磁気ストライプに対する情報
   の書込処理、読取処理に際して前記磁気ヘッドを帳票類
   の磁気ストライプ側に付勢する付勢機構部とを備えた第
   １の取扱処理手段と、 前記磁気ヘッド及びピンチローラと帳票類を挟んで対向
   しピンチローラとの摩擦力により帳票類に搬送力を付与
   する受ローラを前記複数種の帳票類の各磁気ストライプ
   の全ての位置に亘って設けた第２の取扱処理手段と、を
   設けたことを特徴とする帳票類取扱装置。