JPS618392A

JPS618392A - 通帳めくり装置

Info

Publication number: JPS618392A
Application number: JP12951084A
Authority: JP
Inventors: 浦川　隆司
Original assignee: Tateisi Electronics Co; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-06-22
Filing date: 1984-06-22
Publication date: 1986-01-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は例えば郵便局において使用される如き横開き
で上下方向に印字行を設けた横開きタイプの通帳をめく
る通帳めくり装置に関する。

（０）発明の背景一般に自動預金機や自動記Ｖ＆機などにおいて、前述の
横開きタイプの通帳を扱うには、その通帳入口から前述
の通帳を開いた状態で挿入覆るのであるが、この通帳を
通帳リーダ部、印字部、めくり部に順次移送づるため、
開かれた通帳の左右の頁の両端を押える必要がある。

ここで、前述の通帳めくり部以外の箇所つまり通帳リー
ダ部および印字部においては通帳をめくる必要がないの
で、開かれた通帳の左右の頁の両端を押えるガイド部材
は固定形のものでよいが、通帳めくり部においては通帳
の頁がめくられるので、前述のガイド部材は可動形にす
る必要がある。

そこで、前述の開かれた通帳の左右の頁の両端を押える
装置として、たとえば断面がＬ字状の可動ガイドを設け
、この可動ガイドを通帳の印字頁に対して上下動可能に
設け、印字頁がめくられるごとに、前述の可動ガイドを
上下動する構成が案出される。

しかしながら、このような構成の装置では、可動ガイド
のリフト機構や可動ガイドを上下動させる案内板等が必
要であって構造が複雑化する問題点を有する。

（ハ）発明の目的この発明は、簡単なＩＩ４造でありながら、めくられた
印字頁の両端を確実に押えることができる通帳めくり装
置の提供を目的とする。

（ニ）発明の要約この発明は、横開きタイプの通帳を開いた時に、その開
かれた左右の頁の両端を押える左右の押圧ガイドをそれ
ぞれ設け、これら各押圧ガイドを回転軸に固定すると共
に、前記回転軸を駆動源に連結した通帳めくり装置であ
ることを特徴とする。

（ホ）発明の効果この発明によれば、通帳がめくられる時に、前述の押圧
ガイドをその下端が通帳から一旦離反する方向に回転さ
せ、完全にめくられた時に前述の回転によって押圧ガイ
ドで通帳の頁を上方から押えながらこの押圧ガイドが元
位置に復帰して、めくられた頁の端部を確実に押えるこ
とができ、前述の如きリフト機構等を要さないので、そ
の構造の簡素化を図ることができる効果がある。

（へ）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は通帳めくり装置を示し、第１図にＪ３いて、１は
横開きタイプの通帳で、この通帳１は、第３図にも示づ
如く、上下方向に印字行２．２・・・を設けたものであ
る。

この通帳１は第１図の矢印ａ方向から図示しない搬送ロ
ーラ、搬送ガイド板等に案内されながら搬送されてくる
ようになっている。

前述の通帳１の搬入側（第１図では左方）には第１モー
タ３と連動する連動軸４を水平に横架し、この連動軸４
に所定間隔をへだててローラガイド５．５を嵌合すると
共に、これらのローラガイド５．５の先端には通帳１の
印字頁に転接するピンチローラ６．６をそれぞれ遊嵌し
ている。

また、第１図に示１′如く、開かれｌζ状態の通帳１に
おける左右の頁の両端を押えるブロック状の押圧ガイド
７．８を通帳１端部と平行に設置プ、これら左右の各押
圧ガイド７．８をそれぞれの回転軸９，１０に固定する
と共に、これら各回転軸９゜１０を駆動源であるところ
の第２モータ１１Ｊ３よび第３モータ１２に各別に連結
している。

一方、通＠１の他端部（第１図では右方）にはラック１
３を設け、このラック１３１に″Ｌ字形の分離杆１４．
１５を枢着して、これら分離杆１４゜１５の一端には、
先端をテーパ状になしたゴム体１６．１７を固定し、ま
た他端には第１および第２のソレノイド１８．１９を各
別に連結している。

また前述のラック１３に噛み合うビニオン２０を第４モ
ータ２１の回転軸に連結している。

さらに前述の通帳１の余白部２２（第３図参照）に相当
する箇所には、この通帳１の頁（印字頁のこと〉をめく
るためのローラ２３．２４を配設している。

これらの各ローラ２３，２４はその外周全域に比較的細
かいゴム製の鋸歯状凹凸面を形成したものである。これ
ら左右の各０−ラ２３．２４を回転および揺動させるた
めの構成は左右対称となっているので、ここでは左側の
ローラ２３を例にあげて、その構造について述べる。

づなわち、前述の左側のローラ２３は、第２図に示す如
く、レバー２５の道端側（第２図では右側）に設けたも
ので、このレバー２５の両端に小径のプーリ２６．．２
７を設け、これら各プーリ２６．２７ｍにベルト２８を
張架する一方、レバー２５下方の原動プーリ２９と前述
のプーリ２６との間にもベルト３０を張架している。

また原動プーリ２９と同軸上にクランク円板３１を設け
、このクランク円板３１と前述のレバー２５との間にク
ランクレバー３２を連結したもので、前述の原動プーリ
２９から６要ｉ３０，２６゜２８．２７をこの順に介し
てローラ２３に回転力が伝達され、このローラ２３を通
帳１の印字頁から離反させる時には、クランク円板３１
を回転させてクランクレバー３２をよ動させ、ブー９２
６部位を支点としてレバー２５および［１−ラ２３を、
第２図に仮想線で示す如く、通帳１の印字頁から１１１
１反させるようになっている。

図示実施例は上述の如く構成するものに、して、以下作
用を説明する。

いま、第１図に示す位置まで搬入されて、かつ停止した
通帳１の印字頁をめくるには、まず第１モータ３を駆動
してその連動軸４を介してローラガイド５およびピンチ
ローラ６を矢印す方向へ上動させ、このピンチローラ６
を通帳１から離反させる。

次に、一方のローラ２３を矢印Ｃ方向へ回転させて、そ
の外周の凹凸部によって通帳１の余白部２２（第３図参
照）を変位させると印字頁は第１図に示す如く湾曲する
。

次いで第１ソレノイド１８を駆動し、そのプランジ１７
の突出により一方の分離打１４を矢印ｄ方向に回転させ
、その先端を湾曲した印字頁の下側に挿入する。

次に第４モータ２１を駆動し、ピニオン２０を回転させ
てラック１３を矢印ｅ方向に移動させる。

このラック１３の矢印Ｃｈ向への移動時には分離打１４
．，１５およびソレノイド１８．１９も共に同方向に移
動する。

このため前述の分離打１４の矢印ｅ方向への移動により
印字頁は第１図の矢印ｆ方向へめくられる。

なお、前述のラック１３の矢印Ｃ方向への移動前に、他
方のローラ２４はクランク機構によって上方へ変位させ
ておく。

次いで第３モータ１２を駆動し、回転軸１０を介して第
１図上、右側の押圧ガイド８を矢印、ｑ方向く第１図の
反時計方向）へ回転させる。

つまり印字頁が矢印ｆ方向へめくられる時に、この押圧
ガイド８をその下端が通帳から−ｐ、ｉ反づ゛る方向に
回転させ、めくり完了時に押圧ガイド８の矢印９方向の
回転によって、この押圧ガイド８で印字頁を上方から押
えながら、この押圧ガイド８が第１図に実線で示す元の
位置に復帰するので、めくられた印字頁を確実に押える
ことかでき、このように成すと、リフト機構等を必要と
しないので、その構造の簡素化を図ることができる。

なお、印字頁を逆方向にめくる場合には、上述と左右対
称的な作用によって行なえばよいことは容易に理解でき
よう。

なお、前述のソレノイド１８．１９は第１図、図示とは
逆に、これらソレノイド１８．１９を共に中央に配置し
、ピニオン２０をラック１３の左右いずれかの一端部分
に配置してもよいことは云うまでもない。

【図面の簡単な説明】図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は通帳めくり装置の斜視図、第２図はローラ２３の関連構造を示す正面図、第３図は
通帳の斜視図である。１・・・通　帳　　　　　　２・・・印字行７．８・・
・押圧ガイド　　９，１０・・・回転軸１１．１２・・
・駆動源（モータ） −ζ６

Claims

【特許請求の範囲】１、横開きで上下方向に印字行を設けた横開きタイプの
通帳をめくる通帳めくり装置であって、前記通帳を開いた時にその開かれた左右の頁の両端を押える左右の押圧ガイドをそれぞれ設け、これら各押圧ガイドを回転軸に固定すると共に、前記回転軸を駆動源に連結した通帳めくり装置。