JPH07114623A - 搬送ベルトユニット - Google Patents

搬送ベルトユニット

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JPH07114623A
JPH07114623A JP25984893A JP25984893A JPH07114623A JP H07114623 A JPH07114623 A JP H07114623A JP 25984893 A JP25984893 A JP 25984893A JP 25984893 A JP25984893 A JP 25984893A JP H07114623 A JPH07114623 A JP H07114623A
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roller
belt
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shaft
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Shigeki Oguchi
茂貴 小口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト交換や組み付けが容易なベルト搬送ユ
ニットを提供する。 【構成】 複数のローラ6a,6bの間に無端ベルト6
cを掛け渡し、ローラ6a,6bを、同ローラの外径よ
りも小さく形成された側板14に回転自在に支持すると
共に、一方のローラ6b内には軸受25を設け、側板1
7に軸受25と連通する軸孔23を形成して、この軸孔
23に、側板17の外方に位置するフレーム8,9に支
持する軸を26挿脱自在とした搬送ベルトユニット6。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カードを搬送する
搬送ベルトユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気情報を記録再生できる磁気記録層を
形成された磁気カードの一つであるプリペイドカードや
航空券等のような薄い磁気カードのカード処理装置で
は、カードの搬送にベルトが用いられている。このベル
トは、カード処理装置のフレームに支持された軸に固定
された複数のローラに掛け渡されいる。ベルトには、駆
動軸に設けられたローラに巻かれる駆動側ベルトと、駆
動側ベルトに接触して従動するパッド側ベルトとがあ
り、これら2つのベルトの間にカードを保持して搬送し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ベルト搬送
式のカード処理装置においては、ベルトの劣化が他の構
成部品よりも激しいことから保守点検の際に交換や点検
を行うのであるが、ベルトが巻きかけられているローラ
がフレームに支持された軸に固定されているものが多
い。その為、ベルト交換の際には、軸とローラをフリー
にして軸をフレームから抜き取らなければベルトがロー
ラから外れないので、ローラ、ベルト、軸がバラバラに
なってしまったり、あるいは、ベルトの巻きかけ時にベ
ルトの張力によってローラを支持する軸に大きな軸荷重
が掛かるので、交換や組み付け作業がやり難く、作業効
率が良くないという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明では、複数のローラの間に無端ベルトを掛け渡し、
上記ローラを、同ローラの外径よりも小さく形成された
側板に回転自在に支持すると共に、少なくとも一方の上
記ローラには軸受を設け、上記側板に上記軸受と連通す
る軸孔を形成し、上記軸孔に、上記側板を同側板の外方
に位置するフレームに支持する軸を挿脱自在とした。
【0005】請求項3記載の発明では、複数のローラの
間に無端ベルトを掛け渡し、上記ローラの軸を同ローラ
の外径よりも小さく形成された側板に回転自在に支持す
ると共し、上記ローラ軸の軸受の外端部を上記側板から
突出させ、一方、上記側板の外方に配置されたフレーム
の、上記軸受と対向する部位にキャップを設け、この記
キャップで上記外端部を支持した。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によると、無端ベルトを掛
け渡した複数のローラを回転自在に支持し、ローラの外
径よりも小さく形成した側板に、ローラの一方に設けた
軸受と連通する軸孔を設け、この軸孔に、上記側板を同
側板の外方に位置するフレームに支持する軸を挿脱自在
としたので、軸の軸孔への挿脱によりベルトを巻きかけ
られたローラを支持する側板が、フレームに着脱され
る。
【0007】請求項3記載の発明によると、無端ベルト
を掛け渡した複数のローラの軸を、ローラの外径よりも
小さく形成した側板に回転自在に支持し、同側板から突
出させたローラ軸の軸受の外端部を、側板の外方に配置
されたフレームにおける軸受との対向する部位に設けた
キャップで嵌合支持したので、上記キャップと外端部と
の嵌合を解くことで、フレームから側板が外れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図8は、薄い磁気カードとしての搭乗券(以下「カ
ード」と称す)の一例を示す。このカード1は、厚さが
薄い紙材で作られていて、その表面には出発地や目的地
等のデータ(図示せず)が表示されており、その裏面の
一側には、磁気記録層(磁気ストライプ)1aが長手方
向に沿って設けられている。磁気ストライプ1aには、
表面のデータと同様のデータが磁気的に記録されてい
る。
【0009】カード1は、ミシン目1bの部分で搭乗者
に渡す搭乗控え券1Aと回収券1Bとに切離可能となっ
ており、図1に示す磁気カード処理装置2の挿入口3か
ら取り込まれて処理が行なわれる。そして、搭乗控え券
1Aはカード排出口4から装置外に排出され、回収券1
Bは装置内に回収される。本実施例においてカード1の
裏面を下側にしての矢印A方向への挿入を順方向挿入と
し、矢印B方向への挿入を逆挿入と称す。
【0010】図1,図2に示す磁気カード処理装置2
は、空港のゲート等に配置されており、その構成を大別
すると、カードの挿入口3が配置されるカードリーダ部
2Aとカード1の排出口4が配置されるカード排出部2
Bとから構成されている。
【0011】先ず、カードリーダ部2Aに付いて説明
し、後にカード排出部2Bに付いて説明する。カードリ
ーダ部2Aは、正逆回転可能な駆動モータ5によって駆
動される駆動側搬送ベルトユニット(以下、「駆動ベル
トユニット」と記す)6、従動側搬送ベルトユニット
(以下、「従動ベルトユニット」と記す)7とフレーム
8,9によって形成される挿入口3と連通するカード搬
送路10、カード搬送路10内に臨ませて設けた磁気ヘ
ッド11、挿入口3と磁気ヘッド11との間に配設され
る分岐路12及び第1スタンプユニット13から主に構
成されている。
【0012】従動ベルトユニット7は、カードリーダ部
2Aの長手方向に延びる一対の基板14の間に回転自在
に配設されたベルトローラ(以下、「ローラ」と記す)
7a,7bに巻き掛けられた2本の無端状のベルト7c
と、基板14に回転自在に支持されていて、ベルト7c
を下方に向かって押圧するローラ7d,7eから構成さ
れている。
【0013】ローラ7aは、フレーム8にその基端16
aを固定された支持軸16に回転自在に支持されてい
る。支持軸16は、基板14を貫通していて、従動ベル
トユニット7を回動自在に支持している。さらに、基板
14には、磁気ヘッド11に所定のパッド圧を与えるパ
ッドローラ15と、搬送されるカード1に検印する第1
スタンプユニット13が支持されていて、従動ベルトユ
ニット7と一体化されている。
【0014】駆動ベルトユニット6は、従動ベルトユニ
ット7の下方の対向位置に、駆動軸18と支持軸26に
よってフレーム8,9に支持されて配設されている。駆
動ベルトユニット6では、ベルト7cと接触する無端ベ
ルト6cが掛け渡される駆動ローラ6aと従動ローラ6
bが側板17に回転自在に支持されていて、カード搬送
路10の略中央に配置されている。
【0015】駆動ローラ6aがねじ20で固定される駆
動軸18は、フレーム8,9に設けられたベアリング1
9により回転自在に支持されている。駆動軸18の一端
18aには、駆動モータ5の出力軸5aに取付けられた
駆動プーリ5bにつながるベルト5cが掛け渡されるベ
ルトプーリ5dが装着されている。駆動軸18の他端1
8bには、手動で駆動軸18を回転させるための握手2
1が固定されている。
【0016】側板17は、図4に示すように、駆動ロー
ラ6aや従動ローラ6bの外径よりも小さく、かつ、ロ
ーラ7d,7eによって押圧変形される無端ベルト6c
の形状と略同一形状となるように形成されている。
【0017】側板17の一方に設けられた軸孔21に
は、図3に示すように、側板17に駆動ローラ6aを支
持する軸受ブッシュ22が側板の外側から圧入されてい
る。
【0018】軸受ブッシュ22のスリーブ22aは、側
板17の内側に突出していて、駆動ローラ6aの端面に
設けられた凹部6dに遊嵌して駆動ローラ6aを支持し
ている。スリーブ22aの内周面には、テフロン(商品
名)等の皮膜がコーティングされていて、軸受ブッシュ
22に挿通される駆動軸18の回動を滑らかにしてい
る。
【0019】側板17の他方に形成された軸孔23に
は、筒状のブッシュ24のスリーブ24aが側板17の
内側から挿入されている。軸孔23は、駆動軸18と支
持軸26との軸間距離が調整できるように、ブッシュ2
4に対して僅かにガタを持って形成されている。
【0020】ブッシュ24の大径部24bは、従動ロー
ラ6aの端面に設けられた凹部6eに遊嵌して従動ロー
ラ6bを支持している。ブッシュ24の内周面は、軸受
ブッシュ22同様、テフロン加工が施されている。
【0021】従動ローラ6bの内部には、ブッシュ24
と連通する軸受25が固定されていて、この軸受25と
ブッシュ24にフレーム8,9にねじ20aで固定され
た支持軸26が挿通される。
【0022】カード搬送路10は、図2に示すように、
フレーム8,9によってその幅Dが規制されている。こ
の幅Dは、図8に示すカード1の幅dと略同寸法に設定
されていてカードの幅方向への位置決めを行なってい
る。
【0023】磁気ヘッド11は、読取りと書込み(以
下、「R/W」と記す)機能を有するR/Wヘッドであ
って、カードの磁気ストライプ1aの位置に合うように
ベルト6cの両側に配置されて搬送路5内に臨んでい
る。磁気ヘッド11の内、一方のヘッド11(a)は、
順方向に挿入されるカード1に対応するもので、他方の
ヘッド11(b)は、逆方向に挿入されるカード1に対
応するものである。
【0024】第1スタンプユニット13は、搬送路10
を搬送されるカード1Bへ検印を適時行なうものであっ
て、通常(非スタンプ時)、搬送路10から退避した部
位に位置していて、スタンプ捺印時に、アクチュエータ
13Aによって作動され、搬送路10に侵入する。
【0025】分岐路12は、装置の下方に向かって成形
されていて、その上部には、不良なカード1を分岐路1
2に導く第1フラップ27が軸28に回転自在に支持さ
れて配置されている。このフラップ27には、図示しな
いソレノイドが連結されていて、カード挿入時には、搬
送路10から退避した位置にあり、挿入されたカード1
を一度戻す必要があるとき、搬送路10と分岐路12と
を連通させてカードを分岐路12に導くようになってい
る。この時、駆動モータ5は、カード挿入時と反対方向
に回転駆動される。
【0026】カード排出部2Bは、図1,図2に示すよ
うに、排出口4に一方がつながり他方がカッターユニッ
ト29を介してカード搬送路10と通じるカード排出路
30と、一方がカード排出路30につながり、他方が装
置の下部に配置された回収箱31,32につながるカー
ド回収路33となり、カード排出路30とカード回収路
33内のカードを搬送するベルト搬送ユニット34、第
2スタンプユニット35及び駆動モータ36から主に構
成されている。
【0027】カッターユニット29は、カード搬送路1
0内のカード1を搭乗者控え券1Aと回収券1Bとに切
断するもので、同ユニット29が動作すると駆動モータ
36を駆動するようになっている。
【0028】駆動モータ36の軸36aに固定されたプ
ーリ37に掛けられる駆動ベルト38は、フレーム8,
9に支持された軸39,40に固定されたプーリ39
a,40aに掛け渡されていて、カード排出部2Bの駆
動手段を構成している。
【0029】軸39,40には、駆動ベルトユニット4
1,42を構成する駆動ローラ41a,42aが固定さ
れていて、各駆動ローラには、ローラ41bとローラ4
2b,42cとの間でベルト41c,42dがそれぞれ
掛け渡されている。
【0030】駆動ベルトユニット40,41の対向側に
は、ローラ43a,43b,43cにベルト43dが掛
けられた従動ベルトユニット43と、ローラ45,45
bにベルト45cが掛けられた従動ベルトユニット45
がそれぞれ配置されている。ベルト45cは、ローラ4
2aとローラ42cとの間でベルト42dに接触してい
る。ベルト43dは、ローラ42bとローラ42aの間
でベルト42dと接触し、ローラ41aとローラ42b
の間でベルト41cと接触している。ベルト41cに
は、ローラ43cによってテンションが与えられてい
る。
【0031】ローラ45bを支持する軸46には、第2
フラップ47が、ローラ42cとローラ45aの間に
は、第3フラップ48が配設されている。第2フラップ
47は、カードの長さ等を検知して搭乗控え券1Aと回
収券1Bとを判別する図示しないセンサーによって作動
する図示しないアクチュエータによって切換え制御され
る。第2フラップ43は、図示しない制御装置に設定さ
れる切り替えモードによって切り替えられる。この切り
替えモードとしては、座席のクラスや行き先等が挙げら
れる。
【0032】第2スタンプユニット35は、図1に示す
ように、排出口4近傍に配置されていて、アクチュエー
タ35aによって適時駆動されてカード排出路30に侵
入し、同搬送路30を搬送される搭乗者控え券1Aに検
印するように動作する。第2スタンプユニット35の対
向部には、スタンプ台44が配置されている。
【0033】従動ベルトユニット43は、図6に示すよ
うに、ローラ43aの支軸49を支点として側板8,9
に対して回動自在に支持されており、通常(装置作動
時)は、カード排出路30を構成するべく、ロック機構
50によって側板8,9の間に固定されている。
【0034】支軸49は、ローラ43a,43b,43
cの外径よりも小さく、かつ、各ローラに掛け渡された
ときのベルト形状と略同様となるように形成された一対
の側板51に軸受52を介して回転自在に支持されてい
る。ローラ43b,43cは、側板51に支持された軸
56,57に回転自在に支持されている。軸受52は、
図6に示すように、側板51に形成された孔51aに側
板内側から圧入されていて、その外端部52aを側板か
ら突出させている。
【0035】一方、側板51の外方に配置されたフレー
ム8,9の、軸受52と対向する部位には、図6に示す
ようにキャップ53がねじ54が固定されている。キャ
ップ53は、フレーム8,9に形成される孔55に嵌入
されて側板側にその一部を突出させて外端部52aを支
持している(図5参照)。
【0036】ここで、ロック機構50の構成について説
明する。ロック機構50は、図6,7に示すように、フ
レーム8,9の内側面8a,9aに固定されたロックガ
イド58、一方にロックバー59が固定され、他方に側
板51に固定されたガイドピン61と係合する長孔60
aが設けられたスライダー60、及びガイドピン61と
ロックバー59に係止して、スライダー60を図7に実
線で示すロック位置に付勢するコイルバネ62から構成
されている。
【0037】ロックガイド58は、プレート状であっ
て、ロックバー59の端部を係合凹部58aに案内する
案内面58bが水平に設けられている。スライダー60
は、断面がコの字形状で側面形状が略L字型をしてお
り、上端部60bに握手60cが固定されている。スラ
イダー60は、ロックバー59と案内面58b及びガイ
ドピン61と長孔60aによって水平方向に摺動自在と
されている。
【0038】このように構成された磁気カード処理装置
2全体の動作を先に説明する。カード1がカード挿入口
3から挿入されて図1に示すセンサーS1が作動する
と、図示しないシャッターが開かれ、駆動モータ5が正
回転に駆動してベルト6cが時計方向に回動する。ベル
ト6cが回動すると、同ベルト6cと接触するベルト7
cが反時計方向に従動し、カード先端が両ベルトの間に
挟まれてカード1が取り込まれて搬送される。
【0039】搬送されるカード1が磁気ヘッド11まで
達すると、磁気ヘッド11とパッドローラ15に挟持さ
れ、同ヘッドと接触する磁気ストライプから磁気データ
の読込みが行なわれる。ここで、カード1の記録内容等
がチェックされ、書込みの必要がなければ、図1に示す
第1スタンプユニット13まで搬送されて回収券1Bに
スタンプが押され、カッターユニット29に送られる。
【0040】書き込みが必要の時及び磁気ヘッド11で
の読込み時にエラーが発生すると、駆動モータ5が逆回
転し、第1フラップ27が退避路12と搬送路10とを
連通させるように動作してカードを分岐路12に導き、
駆動モータ5を正回転させて書き込み又はもう一度読み
込みを行う。
【0041】カッターユニット29では、カード1が送
られてくると、その長さに応じてユニット29を動作さ
せて図8に示すミシン目1bでカード1を切断すると共
に、駆動モータ36を駆動させる。
【0042】駆動モータ36が駆動されると、ベルト3
8が時計方向に回転し、このベルトの駆動によってプー
リ39a,40aが駆動され、駆動ベルトユニット4
1,42のベルト41cとベルト42dが時計方向回転
する。ベルト41c、ベルト42dの回転により、従動
ベルトユニット43,45のそれぞれのベルト43d、
45cが反時計方向に回転する。
【0043】挿入されたカード1が仮に順方向で挿入口
3に挿入されたとして、カッターユニット29が動作す
ると、搭乗控え券1Aが先にカード排出部2B内に送ら
れ、後に回収券1Bが送られる。
【0044】このような場合、第2フラップ47は、最
初、カード排出路30から退避した状態を採り、搭乗控
え券1Aを、ベルト43dとベルト42d、41cの間
に挟持して第2スタンプユニット35まで搬送する。第
2スタンプユニット35に送られた搭乗控え券1Aは、
所定のタイミングで検印をされ、排出口4に送られ装置
外に排出される。
【0045】一方、回収券1Bがカッターユニット29
から送り出されると、第2フラップ47は、排出路30
上に図示しないソレノイドによって位置され、搬送され
る回収券1Bをカード回収路33、すなわち、ベルト4
2dとベルト45cの間に導入する。導入された回収券
1Bは、第3フラッ48に向かって搬送され、同フラッ
プ48の位置によって、回収箱31か回収箱32の何れ
かに振り分けられる。
【0046】次に、駆動ベルトユニット6の分解組立て
について説明する。まず、従動ベルトユニット7を軸1
6を中心に回動させてフレーム8,9の間から取り出
す。次で、駆動プーリ5dを駆動軸18から外すと共に
駆動ローラ6aを駆動軸18に固定しているねじ20を
緩めて駆動軸18を握手21側から引き抜き、フレーム
9に支持軸26を固定しているねじ20aを緩めて軸2
6を引き抜く。
【0047】駆動ローラ6aと従動ローラ6bは、図3
に示すように軸受ブッシュ21とブッシュ24によって
それぞれ側板17に支持されているので、ローラやベル
ト等が分解せずに駆動ベルトユニット6ごとフレーム
8,9から取り出すことができる。
【0048】また、ブッシュ24に対して軸孔23は、
ガタを持っているので、支持軸26を従動ローラ6bか
ら抜き取り、従動ローラ6bを駆動ローラ6a側に寄せ
てベルト6cの張りを緩めたのち、ベルト6cをローラ
から取り外す。この時、側板17は、ローラ外径より小
さく形成されているので、ベルト6cを容易に取り外す
ことができる。
【0049】組立ての場合は、上述した分解手順と逆に
行って駆動ベルトユニット6をフレーム8,9に支持し
た後、従動ベルトユニット7を軸16を中心に回動させ
てフレーム8,9の間に戻して固定し、ローラ7d,7
eでベルト6cを下方に押圧する。
【0050】次に、従動ベルトユニット43の分解組立
動作を図6,図7を用いて説明する。握手60cを矢印
A方向に引いて、コイルバネ62のバネ力に抗してスラ
イダー60を摺動させて係合凹部58aからロックバー
59を移動させ、従動ベルトユニット43のロックを解
除する。
【0051】次に、キャップ53を固定しているねじ5
4を外してキャップ53をフレーム8,9から取り外
す。この時、ロック機構50や従動ベルトユニット43
は、側板51に支持されているので、フレーム8,9か
らロック機構50や従動ベルトユニット43を簡単かつ
容易に取り出すことができる。
【0052】
【発明の効果】以上、本発明によれば、従来フレームに
支持された軸で支持さりしていたベルト掛け渡されたロ
ーラを、ローラ外径より小さく形成された側板に設けた
軸孔に軸受を介して回転自在に支持してユニット化した
ので、ベルト交換等にローラやベルト等がバラバラにな
らず、ベルト交換や組付け作業が容易にでき、作業時間
の短縮を図れ、コストの低減につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である搬送ベルトユニットを
有するカード処理装置の構成図である。
【図2】カード処理装置の概略構成を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の要部である搬送ベルトユニットの拡大
断面図である。
【図4】図3に示す搬送ベルトユニットの側面図であ
る。
【図5】本発明の要部である搬送ベルトユニットの支持
構造を示す斜視図である。
【図6】本発明の要部である搬送ベルトユニットの支持
構造を示す断面図である。
【図7】搬送ベルトユニットのロック機構の構成を示す
側面図である。
【図8】本発明で使用たれた磁気カードとしての搭乗券
を示す底面図である。
【符号の説明】
6 搬送ベルトユニット 6a,6b 複数のローラ 6c 無端ベルト 8,9 フレーム 17 側板 18 回転自在な軸 23 軸孔 25 軸受 26 軸(支持軸) 43 搬送ベルトユニット 43a,43b,43c 複数のローラ 49 ローラ軸 51 側板 52 軸受 52a 外端部 53 キャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のローラの間に無端ベルトを掛け渡
    し、上記ローラを、同ローラの外径よりも小さく形成さ
    れた側板に回転自在に支持すると共に、少なくとも一方
    の上記ローラ内には軸受を設け、上記側板に上記軸受と
    連通する軸孔を形成し、上記軸孔に、上記側板を同側板
    の外方に位置するフレームに支持する軸を挿脱自在とし
    た搬送ベルトユニット。
  2. 【請求項2】他方のローラを回転自在な軸に固定した請
    求項1記載の搬送ベルトユニット。
  3. 【請求項3】複数のローラの間に無端ベルトを掛け渡
    し、上記ローラの軸を同ローラの外径よりも小さく形成
    された側板に回転自在に支持すると共に、上記ローラ軸
    の軸受の外端部を上記側板から突出させ、 一方、上記側板の外方に配置されたフレームの、上記軸
    受と対向する部位にキャップを設け、この記キャップで
    上記外端部を支持した搬送ベルトユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018020614A1 (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 堺ディスプレイプロダクト株式会社 振子センサユニット、基板検出装置及び基板搬送装置

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JPS60137740A (ja) * 1983-12-27 1985-07-22 Ricoh Co Ltd シ−ト搬送装置
JPH01267226A (ja) * 1988-04-19 1989-10-25 Fuji Xerox Co Ltd 給紙装置
JPH05213472A (ja) * 1992-02-07 1993-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置におけるベルト搬送装置

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