JPH08506275A - 溶融金属、特に鋳鉄を鋳造機に供給するための装置、及び該装置を含む鋳造装置 - Google Patents

溶融金属、特に鋳鉄を鋳造機に供給するための装置、及び該装置を含む鋳造装置

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JPH08506275A JP6525075A JP52507594A JPH08506275A JP H08506275 A JPH08506275 A JP H08506275A JP 6525075 A JP6525075 A JP 6525075A JP 52507594 A JP52507594 A JP 52507594A JP H08506275 A JPH08506275 A JP H08506275A
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Abstract

(57)【要約】 溶融金属源と鋳造機の間に配置された、溶融金属供給装置(1)はモジュール式構造(3、16)を有する。この構造は、溶融金属を溶融金属源から鋳造機まで運ぶ、交換可能な部品を構成するサイホン(3)と、サイホンの周囲にそれに接触して取り外し可能に配置された、サイホン(3)を予加熱するためのプレート(16)とを含む。鋳鉄管の上昇連続鋳造に適用される。

Description

【発明の詳細な説明】 溶融金属、特に鋳鉄を鋳造機に供給するための装置、 及び該装置を含む鋳造装置 本発明は溶融金属の鋳造に関するものであり、更に詳しく言えば、金属鋳造品 、特に鋳鉄管の垂直連続鋳造に関するものである。それは各種の金属鋳造品の鋳 造に応用されるが、薄肉鋳鉄管の鋳造に特に有利である。「薄肉管」という表現 は、それ自体による分離に考えられる厚さではなくて、厚さ/直径の比が小さく 、10パーセント未満の管に適用される。 更に詳しく言えば、本発明は溶融金属を鋳造機に供給するための装置、特に鋳 鉄管の上昇垂直連続鋳造のための装置に関するものである。その供給装置は溶融 金属源と鋳造機の間に配置される。溶融金属源は通常は鋳鉄の注ぎとりべであり 、鋳造機は垂直ダイ型の金属鋳造品の上昇垂直連続鋳造用の機械である。したが って、本発明は、溶融金属源とそのような金属鋳造品用の装置の間に配置される 、鋳造装置の中間リンクに関するものである。 金属管の鋳造用のダイと高温入口を持つ垂直連続鋳造装置に関連するフランス 特許FR−A−2547517号が、注ぎと りべと垂直ダイの間に配置された液状鋳鉄供給装置を既に記述している。この供 給装置は、アルミノケイ酸塩型の耐火材料で製作された、または黒鉛で製作され たワンピース部品より成るサイホン装置を含む。このサイホン装置は、鋳鉄を受 けるためのじょうごが上に置かれた垂直ダクトと、ダイの下端部に密封連結され ている水平ランナーとを含む。その下端部に対して水平ランナーは底プレートす なわち支えとして作用する。 現況技術によるこのサイホン装置はいくつかの問題をひき起こす。実際に、溶 融金属の鋳造に必要な高温をうけると、サイホン装置は連続鋳造作業中に急速に 損傷を受ける。特に、黒鉛製のサイホンは、その比較的高コストに加えて、徐々 に磨耗し、またはそれに接触する溶融鋳鉄によって徐々に消耗し、あるいは、そ の両方の現象を起こす。更に、ワンピース・サイホン装置は比較的大型の部品で あって、使用し難く、またサイホンを交換する場合に必要な取扱いが複雑になる 。黒鉛が消費されると、鋳鉄の組成が希望の分析範囲外まで変化することがある 。 本発明の目的は、既知の融解金属供給装置、特に、現況技術で公知のサイホン 装置が示す欠点を是正することである。 したがって、本発明の主題は、特に鋳鉄管の上昇垂直連続鋳 造用装置に対する、溶融金属源と鋳造機の間に配置される、溶融金属を鋳造機に 供給するための装置であって、一方では、溶融金属源から溶融金属を鋳造機まで 運ぶサイホンを、他方では、サイホンの周囲にサイホンに接触して配置された、 サイホンを加熱するための取り外し可能なプレートを含む、モジュール式構造を 有することを特徴とする装置である。 発明の他の特徴によれば、 − サイホンは、特に成型された耐火コンクリート製の交換可能な部品であり、 − サイホンは、頂部近くで溶融金属の入口穴で終端する第1のほぼ垂直な通路 と、溶融金属の出口穴を介して鋳造機の底部で発生する第2のほぼ垂直な通路と 、垂直な通路を互いに連結するほぼ水平な通路とを含む、ほぼU形の部品であり 、 − 第2の通路の周囲における部品の形は、シールを用いて、鋳造機の整合する 底部と相互作用するように円錐台形になっており、 − 装置は、殼の内部と加熱プレートの間に、熱絶縁性の化学的保護物質を充填 する空間が残るようにサイホンと加熱プレートを囲む耐火材料製の殼を更に含み 、 − 殼は、殼の内部に埋め込まれたインダクタ回路から特に構成され、加熱プレ ートを加熱する手段を含み、加熱プレートは電機子として作用し、 − 熱絶縁性の化学的保護物質は細かい鋳物砂であり、 − 加熱プレートは黒鉛製であり、 − サイホンと、サイホンを囲む加熱プレートとのスタックが耐火れんがの上に 配置され、 − サイホンが各加熱プレートを支持するための平面を含む。 本発明の主題は、上記のような溶融金属供給装置を含むことを特徴とする、特 に鋳鉄管の上昇垂直連続鋳造用の、金属鋳造品の鋳造装置でもある。 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例について例としてのみ説明す る。 − 第1図は鋳鉄管の連続鋳造用のダイに連結されている現況技術の溶融鋳鉄供 給装置の断面立面図である。 − 第2図は本発明の溶融金属供給装置の断面立面図である。 − 第3図は本発明の供給装置に使用する黒鉛サセプタの分解斜視図である。 − 第4図は本発明の供給装置に使用する耐火コンクリートサ イホンの断面立面図である。 − 第5図は第4図のサイホンの平面図である。 − 第6図は本発明の溶融金属供給装置の断面斜視図である。 まず第1図を参照する。 この図は、フランス特許FR−A−2547517号による、上昇連続鋳造に より鋳鉄管Tを製造するためのダイ2を供給するための既知の鋳鉄供給装置1を 示す。実際の供給装置1はほぼL字形のサイホン装置3で構成される。このサイ ホン装置3は本質的にアルミノケイ酸塩型耐火材料のワンピースで、または黒鉛 で製作される。サイホン装置3は供給ダクト4を含む。供給ダクトの上部はじょ うご形拡がり部5で終端する。サイホン装置の水平部6が水平ランナー7を含み 、この水平ランナーの一方の側が供給ダクト4に連結され、他方の側が上昇垂直 通路部8に連結される。その垂直通路部は、ダイの下側部分10に設けられてい る円錐台形拡がり部9で終端する。ダイは本質的に円筒形黒鉛管11で構成され る。その管はその下側部分10が耐火カラー12によって囲まれる。液状金属を その融点以上に保つために耐火カラーの内部に、インダクタ回路のケーブル13 が埋め込まれる。ダイ2の下側部分14が冷却回路 15によって囲まれている。管を形成するために冷却回路15は溶融金属を徐々 に凝固させる。供給装置1の運転中は、注ぎとりべPが供給装置1のための溶融 鋳鉄源を構成する。とりべはダイ2に供給する。 この供給装置1のサイホン装置3は、本発明がその解決を提案している諸問題 をひき起こす要素である。実際に、このワンピース装置は取扱いおよび設置が単 純ではなく、費用がかかり、黒鉛製の時は特にそうである。また、鋳造中に溶融 鋳鉄の作用による磨耗すなわち消耗のために、ワンピース装置は徐々に劣化する 。したがって、現況技術によるこの供給装置1においては、ある数の管を鋳造し た時にサイホン装置3をそっくり交換しなければならない。 次に第2図を参照する。 この図は本発明の溶融金属供給装置1を示す。ダイ2に供給する、第1図の装 置に類似する、鋳鉄管の連続鋳造装置の枠組み内で、単に例によって本発明を説 明する。 本発明はその原理によりモジュール式供給装置を提供する。そのモジュール式 供給装置の主な部品は非常に低価格の交換可能なサイホンである。鋳鉄以外の金 属を用いる鋳造装置の枠組 み内で、または管製造用のダイではない鋳造品製造装置にも本発明を使用できる が、わかりやすいように、ダイを用いて得られる鋳鉄管の連続上昇垂直鋳造装置 の枠組み内で本発明を説明することにする。 本発明の供給装置1はサイホン3と、サイホンの入口と出口の部分を除いてサ イホン全体の周囲に配置されてサイホン3を加熱する、加熱プレート16の形の サイホン加熱手段と、インダクタ18を備える殻17と、最後に、このサイホン 3と加熱プレート16で構成されたスタックと殻17の間に残された自由空間内 に配置された絶縁性の保護充填物質19とを主として含む。殻17の内部にはサ イホン3と加熱プレート16が置かれる。 サイホン(第4図および第5図): サイホン3を第4図と第5図に一層詳しく示す。これはほぼU形の部品であっ て、低コスト耐火材料、特に耐火コンクリートで成型される。サイホン3は溶融 鋳鉄用の下降する垂直入口通路20を備える、横断面が正方形の部分3Aと、上 方に向いた第2の垂直通路22に通じる水平通路21を備える横断面が正方形の 部分3Bとを含む。通路22は円錐台部分3Cを有し、 通路20よりはるかに短くて、通路21に通じる。この部分3Cによって、ダイ の加熱底10の整合する下側部分I0Aをシールして中央に配置できる(第2図 )。部分3Bは部分3Aを僅かに越えて延びることによって、水平肩23を形成 する。 このサイホン3はコアを伴うモールディングによって得られるので、モールデ ィングから生じる水平通路21の2つの端部穴24が、手作業で詰め込んだ耐火 土類を用いて閉じられる。したがって、サイホン3は鋳鉄の入口穴25と出口穴 26を含む。余分の穴24を閉じる際に、サイホンの内部の鋳鉄温度を測定する ための、アルミナシースの内部に設けた熱電対の形の計器が挿入可能である(い ずれも図示せず)。この組立体は閉じる前に穴に挿入される。耐火コンクリート から成型されたこのサイホンは簡単なので、各鋳造作業の後で交換される消耗可 能な極めて安価な部品を形成する。 じょうご(第2図): サイホンの入口穴25の上に置くために、このじょうご5の内部形状は円錐形 であり、液状鋳鉄をサイホン中に入れるために、じょうごの下側部分は同じ直径 で垂直通路20に通じる。じょうご5は耐火コンクリート、好ましくはサイホン の耐火コ ンクリートと同じものからも成型される。じょうご5とサイホン3の間を確実に 封じるために、じょうごは耐火セメントによってサイホンに接合する。サイホン と同様に、じょうご5は1回または複数回の鋳造作業後に交換される、消耗する 安価な部品である。こぼしたり、はねたりせずに鋳鉄を流し込むことができるよ うにするために、じょうご5の上にじょうご通路26が設けられる。じょうご通 路は消耗しない耐火セメントからなり、注ぎ込まれる鋳鉄を受けるためにじょう ごより大きい開口部を有する。 加熱プレート(第3図): 本発明の供給装置1は、サイホンの物質を通じての伝導によって液状鋳鉄の温 度を維持するための1組の加熱プレート16も有する。これらの加熱プレートは 、サセプタとも呼ばれ、それ自体が誘導加熱できるので、本発明は、厚さ30m m程度の、たとえば、黒鉛製のプレートを提供する。これらのプレートは、第3 図に示すように、サイホンの入口穴25と出口穴26を除き、下側プレートと、 上側プレートと、側面プレートとでサイホンを囲むように、サイホンの耐火物質 に直接接触して置かれる。サセプタとして用いられる、プレート16の黒鉛は誘 導に よってサイホン3を、1000℃の温度まで均一かつ制御可能に予加熱できるよ うにする。 第3図の例では、サイホン3の下で、部分3Bの各側に横に延びるベースプレ ート16Aと、部分3Bに隣接し、プレート16Aの縁部の上に配置された2枚 の垂直側プレート16Bと、部分3Bの上に配置された上側プレート16Cと、 サイホンの部分3Aに隣接し、プレート16Cと肩23とプレート16Bの上縁 部の上にそれぞれ配置された4枚の垂直プレート16Dとを用いる。 絶縁体(第2図): 黒鉛サセプタプレート16とサイホン3とじょうご5とによって形成されたス タックが、耐火れんが27の上に配置される。スタックと殻17の間に空間28 が残るように、耐火物質製の殻17がこのスタックの周囲に配置される。既知の やり方で、インダクタ巻線18が殻17の厚さ中に埋め込まれ、外部電源(図示 せず)から電流が供給される。殻は、サイホンの部分3Bを囲んで後者の上を延 びる主部17Aと、部分3Aの上側部分を囲んで後者の上を延びる延長部17B とを備える。 殻17と、サイホン3および予加熱プレート16によって構 成されたスタックとの間の空間28に、断熱機能及び予加熱要素を酸化から化学 的に保護する機能を提供する充填物質19が充填される。実際に、誘導現象の作 用で黒鉛プレート16が高い温度まで予加熱されると、黒鉛プレートは酸化され 劣化するようになる。これを避けるために、空間28を、インダクタの殻17と 、プレート16を備えるサイホン3との間に単に注入される細かい鋳物砂で充填 することが好ましい。砂は空間28内に流れ込み、その空間を完全に充填し、黒 鉛予加熱プレート16とサイホン3を完全に囲んで供給装置1を最適に保護する 。この砂は供給装置1を分解する時に殻17の除去を決して妨害せず、各鋳造作 業の後で回収してリサイクルできる。 第2図から分かるように、絶縁性の砂保持耐火れんが29がプレート16Cの 上に配置され、殻17の延長部17Bの下に挿入される。また、ダイ2の周囲に 補助インダクタ30が配置される。 本発明の鋳鉄供給装置1は下記のようにして使用する。れんが27及び下側予 加熱プレート16Aが支えの上に配置される。その支えは上昇台31とすること ができる。この下側プレートの上に耐火コンクリートサイホン3が配置され、そ の後、第3 図に示すように、残りのプレート16の積み重ねと配置が終了する。それらの部 品間の動きを阻止するために、各種の予加熱プレートが保持手段、特に接着テー プによって取り囲まれる。次に、れんが29が配置され、予加熱プレートによっ てサイホン3を予熱するためのインダクタ手段18を備えた殻17が、通常はガ ントリークレーンによって入れられる。これはサイホン3の周囲に中心を置いて 配置され、その後、殻7に砂19が充填されて、恐らく黒鉛製のすべての部品が 被覆される。その後、インダクタ30が所定の場所に置かれ、じょうご5がサイ ホン3の入口穴25の上に接着され、ダイ2が、耐火セメントによってこのサイ ホンの部分3Cに接着される。その後、必要があれば砂を盛り上げる。その後、 予熱インダクタ18がその電源キャビネット(図示せず)に接続され、供給装置 1の予熱が開始される。したがって、電機子として作用する予加熱プレートが温 度上昇して、砂19とれんが29によって熱と酸化から絶縁されたままサイホン 3を予加熱する。 装置の予熱には、インダクタ回路の電力に応じて、1〜3時間要する。鋳造前 の供給装置1の準備の補足として、固体鋳鉄の小球と舌状のものが鋳造中にくっ つき合うことを阻止するた めに、液状鋳鉄の種々の通路を黒くしておくと有利である。 予熱が終わって、溶融鋳鉄が充たされた注ぎとりべPが使用できるようになる と、本発明の供給装置1による液状鋳鉄のダイの底への供給を開始できる。その 後に鋳鉄管の上昇連続鋳造が従来のやり方で行われる。 鋳造作業が終わると、サイホンの通路21に残っている鋳鉄が凝固する。じょ うご5およびじょうご通路26と、れんが29と、殻17と、砂19と、予加熱 プレート16と、サイホン3を順次除去することによって、本発明の供給装置1 が分解される。最後の部品を廃棄して新しいサイホンと交換する。その後で、次 の鋳造作業のために、本発明の供給装置1の再組立てを行う。したがって、本発 明の供給装置1は前記諸目的を完全に満たす。低価格の交換可能なサイホンを備 えるモジュール式構造を得ることによって、この装置は金属鋳造品の生産コスト と、装置が要する取扱いコストを低減する。 本発明は棒などの中実体の鋳造にも応用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.特に鋳鉄管の上昇垂直連続鋳造用装置(1)に対する、溶融金属源(P)と 鋳造機(2)の間に配置された、溶融金属を鋳造機(2)に供給するための装置 であって、一方では、溶融金属源(P)から溶融金属を鋳造機(2)まで運ぶサ イホン(3)を、他方では、サイホン(3)の周囲にサイホンに接触して配置さ れた、サイホンを予加熱するための取り外し可能なプレート(16)を含む、モ ジュール式構造(3、16)を有することを特徴とする装置(1)。 2.前記サイホン(3)が、特に成型された耐火コンクリート製の交換可能な部 品であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の供給装置(1)。 3.サイホン(3)が、頂部近くで溶融金属の入口穴(24)で終端する第1の ほぼ垂直な通路(20)と、溶融金属の出口穴(26)を介して鋳造機(2)の 底部で発生する第2のほぼ垂直な通路(22)と、前記垂直な通路(20、22 )を互いに連結するほぼ水平な通路(21)とを含む、ほぼU形の部品であるこ とを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載 の供給装置。 4.第2の通路(22)の周囲における前記部品の形が、シールを用いて、鋳造 機(2)の整合する底部(10A)と相互作用するように円錐台形(3C)であ ることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の供給装置。 5.装置が、殼(17)の内部と予加熱プレート(16)の間に、熱絶縁性の化 学的保護物質(19)が充填される空間(28)が残るようにサイホン(3)と 予加熱プレート(16)を囲む、耐火材料製の殼(17)を更に含むことを特徴 とする請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載の供給装置。 6.殼(17)が、殼(17)の内部に埋め込まれたインダクタ回路(18)に よって特に構成される予加熱プレート(16)を予加熱する手段(18)を含み 、予加熱プレート(16)が電機子として作用することを特徴とする請求の範囲 第5項に記載の供給装置。 7.熱絶縁性の化学的保護物質(19)が細かい鋳物砂であることを特徴とする 請求の範囲第5項または第6項に記載の供給装置(1)。 8.予加熱プレート(16)が黒鉛製であることを特徴とする 請求の範囲第1項から第7項のいずれか一項に記載の供給装置(1)。 9.サイホン(3)と、サイホン(3)を囲む予加熱プレート(16)とのスタ ックが耐火れんが(27)の上に配置されることを特徴とする請求の範囲第1項 から第8項のいずれか一項に記載の供給装置(1)。 10.サイホン(3)が各予加熱プレート(16)を支持するための平面を含む ことを特徴とする請求の範囲第1項から第9項のいずれか一項に記載の供給装置 (1)。 11.請求の範囲第1項から第10項のいずれか一項に記載の溶融金属供給装置 (1)を含むことを特徴とする、特に鋳鉄管の上昇垂直連続鋳造用の、金属鋳造 品の鋳造装置。
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