JPH08506224A - 多重衛星による映像受信アンテナの架台 - Google Patents

多重衛星による映像受信アンテナの架台

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JPH08506224A
JPH08506224A JP6515762A JP51576294A JPH08506224A JP H08506224 A JPH08506224 A JP H08506224A JP 6515762 A JP6515762 A JP 6515762A JP 51576294 A JP51576294 A JP 51576294A JP H08506224 A JPH08506224 A JP H08506224A
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ムーラン,ジヤツク
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ムーラン,ジヤツク
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、架台支持体(4)によって垂直位置に精密に方向決めが可能な垂直軸(3)と、軸(3)との軸との交点によって固定点(A)を定義する上記軸(3)を軸にして旋回することができるストラップ(6)と、軸(3)の点(M)を通る水平軸の回りに連接され赤道面に対し直角になるように調整された緯度傾斜軸(D)とを特徴とする多重衛星による映像受信アンテナの架台であって、緯度傾斜軸(D)の回りを回転することのできる追尾システム(9)が、ストラップ(6)とともに連接されているパラボラ支持体(7)とともに環状線状接続体(B)を含み、その結果、機構の駆動部が、頂点(A)と、設置場所の垂線である軸と、衛星の静止軌道の準線とで決められる軌道円錐とともに、中心を(A)とする正または負の相似を再現し、AM/BM比率が地球半径/軌道半径と同じであることを特徴とする、多重衛星による映像受信アンテナの架台に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 多重衛星による映像受信アンテナの架台 本発明は静止衛星による直接映像受信用アンテナの架台に関する。 衛星は静止すなわち地球に対する位置が一定であり、受信可能性を最適化する ためすなわち放送受信可能性を倍加するため、アンテナの架台は各放送を受信す るため次々に衛星に向けることができるようになっている。 軌道は赤道面において静止しており、地球の中心を中心としたときの半径は4 2164km、すなわち赤道における地球の直径を12756kmとしたとき、 地表から35786kmの高度に位置する。 第1図は提起された問題の説明を示しており、地球と、赤道面と、赤道と、地 球の中心(O)と、アンテナの設置場所(M)と、アンテナの設置場所からの垂 線(MO)とアンテナとを定義する。 現状では多重衛星架台は、連続手探り法を用いるか局の設置場所が所有する情 報処理プログラムと記憶装置とを用いることによって種々の衛星に正確に向ける ことが可能な2つのモータ を具備しているものと、近似追尾を行う単モータ式のものとがある。前者は非常 に高価であり、非常に大型のアンテナを使用する業務用のみに限定されている。 後者は異なる2つの機構に基づいたものである。 第1の機構(第2図)は、設置場所からの垂線を想定し、同軸を中心としてア ンテナを回転させる機構である。したがってアンテナの軸は設置場所からの垂線 (MO)に直角な面内を移動し、直線(D’)に沿って軌道面を切る。したがっ て衛星の視準は非常におおまかになり、両極の軸と局のある地点とを含む地面の 半径面の近くに位置する非常に少数の衛星しか傍受することができず、しかも傍 受状態は悪い。 第3図に示す第2の機構は、前記と同じ要素を想定するが、設置場所の緯度の 余角だけアンテナの連接・回転軸を傾斜させ同軸が赤道面に直角になるようにし 、同回転軸に対しアンテナの軸を傾斜させて、アンテナの束が、赤道面内の基線 の中心が軌道面への設置場所の投影となるような回転円錐を描くようにする。し たがって同束の走査と軌道面との交点は、地球の中心からずれた円である。視準 はより精度が高いが、地平線上にあるより若干低い衛星に向けようとすると誤差 が過大になり、そ のためより大型のアンテナが必要となり、表示角度は、局設置場所そのものの角 度となる(第5図)。 事実、子午面から15〜20゜以上離れた衛星にアンテナを向けようとする場 合、視準誤差が大きくなるため、パラボラアンテナの寸法を過大にしたり、非常 に精緻で高価な電子装置を使用したり、振幅の小さな束内において照準を合わさ れた衛星のみを抽出して正常に受信できるいくつかの放送のみを受信したりする 。その結果、衛星と正面で向かい合っていない国では放送を受信することができ ず、非常に広大な国(アメリカ、ソ連、中国、インド、...)あるいは言語ま たは利害が影響する区域(フランス語圏アフリカ、宗教に関するイスラム教国、 文化に関する日本と東南アジアなど)では、通信ができないあるいは直接画像送 信衛星の数を倍加させなければならないという制約があり、業務用の電気通信衛 星でも事態は同じである。 本発明はこれらの短所を解消することが可能である。実際、本発明により、1 つのモータのみで、アンテナを正確に軌道に向けることと、アンテナの設置場所 の緯度に固有な角度を表示することと、設備の設置場所(第6図)とは無関係に 種々の衛星にアンテナを向けるための回転機構をもつこととが可能とな る。その結果、アンテナをはるかに小型化することができ、設置ははるかに簡単 で実施が容易であり、予備プログラミングは設置場所には依存しないので架台は 工場で行われる予備プログラミングを具備することができ、現状、専門の設置業 者による作業が必要であるのとは異なり、研修も測定器具もいらず個人が設置を 行うことができる。 本目的を実現するのに用いる方法は以下の通りである。アンテナの束によって 、赤道面内に、直接画像送信衛星の静止軌道であるような円が描かれるようにす る。したがって、アンテナの束は常に、局の設置点を頂点とし、地球の中心を通 るこの場所からの垂線を、また赤道面内の準線については静止軌道を傾斜軸とす る、傾斜円錐の母線でなければならない。この傾斜円錐を赤道面に平行な面で切 断すると、同面内の同円錐の準線は、この面と、局の設置場所および比例する半 径からの垂線との交点を中心とする円となり、その結果、円錐の2つの部分、す なわち静止軌道から求められ同軌道と頂点とを両端とする部分と、赤道面に平行 な面と頂点とを両端とする部分とが、頂点の中心ならびに地球の半径を、円錐の 頂点から赤道面に平行な面と設置場所からの垂線との交点までの距離で割った比 において相似 である。相似は正でも負でもよい(第4図)。 同目的を達成することが可能な第8図の機構は、以下の一般的モデルにより組 み立てられる。支柱(1)と微調整システム(4)とを固定することにより、垂 直軸が架台上に形成される。同軸上に2つの固定点(A)、(M)を設ける。( M)において軸(D)を、アンテナの設置場所の緯度の余角に等しい角度だけ、 子午面に対し垂直な軸を中心として回転させ、同軸(D)が赤道面に対し垂直に なるようにする。同軸(D)に接続する点(B)は同軸の回りを回転し、静止軌 道の相似円を描く。アンテナのパラボラの軸を常に点(A)、(B)を通るよう にする。同直線(AB)は確かに、前記の説明で定めた傾斜円錐の1つの母線で ある。パラボラがいわゆる『オフセット』である場合、すなわちその固定面が、 傾斜しているアンテナが取りこまれる無限大回転放物面の対称軸に対し垂直でな い場合、同軸を同面に引き続くようにする(AB)か平行にするため、同面が架 台に対し逆の傾斜をもつにようにしなければならない。主に『オフセット』アン テナの場合には、たとえば対称面であるようなアンテナの面は、移動中常時平行 を保ったままであることがきわめて重要である。この目的を達成するため、アン テナ の支持部がもつ回転機構は、3つではなく、たとえば垂直回転とアンテナの対称 面に垂直な水平回転とのように2つだけとしなければならない。2つの回転で空 間内に直線を定義することができるので、この方法の方が理にかなっている。( B)において、三角形(AMB)は、長さが一定の2辺(AMとBM)と角度が 変更可能な(ABM)とにより、変形可能であるので、アンテナ支持部とアーム (BM)との間の連結は、直線(AB)と2つの回転と直線(D)の回転の合計 3つの回転ならびに移動を自由に行わせなければならない。このようにして決め られた方法を用いることにより、オフセットアンテナの対称面が設置場所の垂線 に平行になる。アンテナの同対称面を常に軌道面に対し垂直とし軌道に対し径方 向としたい場合には、適合軸(AB)は回転軸をもつ追尾システム(MB)の回 転軸に対し垂直な滑り面による接続部を具備する(第9図)。 2つの円錐は相似であるので、ある衛星から別の衛星に「移動する」ための、 地球の中心の周囲の赤道面における回転角は、点(M)を中心とする点(B)の 回転の直線(D)に対し垂直な面の回転角と同じであるので、衛星は地球に対し 不動であり、このようにして架台上に設定された回転も不動であり設備の設 置場所とは無関係である(第6図)。したがってこれら回転は製造の際にあらか じめプログラムすることが可能であり、後は設置緯度に応じてプログラムに原点 を設定するだけでよい。したがってこのような架台では、直線(D)の回転軸を 、設備の設置面の子午面内に置くことと、(D)の傾斜を設置場所の緯度の余角 に等しい角度にするいうことの2つの調整を行うだけでよい。子午面内の調整は 、設備の場所の垂線を中心にして架台を回転させ直後にこの運動を固定すること によって衛星の理論角を「表示」させた後、衛星を捕らえた直後にその調整を行 うことにより、より容易に行うことができる。設置場所の垂線を具体的に示した 後、バーニアまたはその他の機械的、視覚的手段を用いるか、特別な機器をもた ない、大型店舗で販売しているような、情報処理用カウンタを使用したステッピ ングモータまたはレゾルバ付きモータを用いて希望角度を表示することにより、 所望の調整が得られるように設計されている。 地球の形状が真の球ではないことを考慮してさらに精密な視準を所望する場合 は、通常は垂直である傾斜面(AM)を子午面において若干の補正角度だけ傾け るか、または長さ(MB)の微調整装置をアンテナの架台に搭載することが可能 である。 その場合、数値一覧表が必要であるが、照準品質は完璧であり、設置業者による 設置の不良が全くない。 頂点として設備の設置場所を、傾斜軸として地球の中心を通る同場所の垂線を 、準線として衛星の静止軌道を各々もつ傾斜円錐を、アンテナの束が描けるよう にする機構を特徴とする、衛星による直接映像用アンテナの架台。このため、架 台は、1つは、円錐の頂点である(A)と、もう1つは、地球の半径で割った( d)に等しい相似関係を定義する頂点から距離(d)のところに位置する点(M )であるような2つの固定点が具体的に示されている垂直に調整された軸をもち 、軸(D)は(M)を通り、局の設置場所の緯度の角度の余角だけ子午面内にお いて傾斜することができ、(d)と(r)とが各々地球の半径と静止軌道の半径 に比例するような長さ(r)のアーム(MB)は同軸を中心として、(M)を中 心とする円(C)を描きながら、また、アンテナの束を直線(AB)または同直 線に平行な線に一致させながら、静止軌道面に平行な面内を回転し、同束は、軌 道照準の円錐を描き、頂点(A)、軸(AMO)と、円(C)の準線とからで決 められる傾斜円錐は、地球の半径で割られる比率(d)において軌道円錐と相似 であり、同相似は正 でも負でもよい(第8図)。 地球の実際のジオイドを考慮するため、数値表を決め、子午面内で垂直軸を傾 斜させ子午面が実際に地球の中心を含むようにし、前記において規定した軸(D )を、設置場所の実緯度を考慮した角度だけ子午面内で傾斜させ、アーム(MB )の長さを調整して、軌道をきわめて正確にねらうようにする。 制御に対し架台が回転に関し線形的な法則をもつようにする目的と、制御装置 とは独立して照準位置での固定と風に対する強度とをもたらす動きの非可逆性を 確保する目的とのため、移動制御端末装置は、歯数比とモジュールが充分に精度 の高い減速を可能にするようなホイール−ウォームシステムで実現され、ねじの 回転を表示するだけで照準精度が得られ、非可逆性と、単体でまたは固定装置に より補完され160km/hの例外的な風速にも耐えうる歯の物理的強度が得ら れる。 架台については3つの設定を行う。1つは、直線(AM)を形成する肩軸(3 )の垂直度の調整であり、第2は局の設置場所の子午面内での架台の対称面の方 向決めであり、第3は局の設置場所の緯度の余角に合わせた仰角の調整である。 肩軸の延長部分において機構は工場(AM)で調整され、子午面内での 微調整は、照準と衛星上での調整が終った後に行われるので、これら3つの調整 は簡単であり、架台と一緒に支給された機器以外には特別な機器は一切必要とし ない。 近くの小児や家畜に対する作動の安全と、悪天候に対する強度と、植物の破片 および小動物(虫、鳥など)の巣に対する機構の保護とに関するきわめて厳格な 仕様書に対応するため、架台は風の捕捉を少なくするカバーシステムによって保 護されているので、機構のうちの危険な部分が保護され、同仕様書の達成を保証 するのに充分な防水性が確保されている。 第1実施例について説明する(第11図から第16図)。垂直軸は、支柱(1 )の周囲の円と中央のねじ穴の上方で、それぞれが120゜ずつ離れた3つのね じ穴がある上部においてカラーを含む、庭、屋根、ベランダ、正面に取り付ける ことができる支柱(1)と、支柱の4つのねじ穴に適合する4つの滑面穴と3つ のねじ穴を含み、支柱の3つの穴にねじ込んだ3つの押し付けねじにより架台の 支持体の方向を変えることができ支柱の4つの穴にねじ込まれる4つの組み立て ねじにより同支持体を同支柱に固定することができる本来の意味での架台支持体 (4)から成り、同支持体は一定径の穴を含むので、アンテナ の架台とともに取り外し可能な旋回接続を実現しており、垂直方向または補正角 度にしたがって調整されるのはこの軸である。支持体の穴に入り、たとえば押し 付けねじ、ピンチコック、接線方向プラグを用いて定位置に固定される肩軸によ り、架台は同支持体に固定することができる。 支柱とアンテナ支持体の垂直度の調整と、架台の対称面と設備の設置場所の子 午面との平行出しとは、曲率半径が1/100゜(半径1.5m以上)の評価が できるような円形の気泡をもつ水準計から成り、コンパスを形成する磁石フロー トを含む精密水準計−コンパス(5)によって確認される。同水準計は粗調整を 行うためその下面が支柱のカラーに当たり、架台そのものの肩軸のアンテナ支持 体の中の支持面に当たる。この面と支持体の穴とは完全に直角であり、水準器の 透明部分上の目盛のついた円形の基準により、設備の設置場所の子午面において 、地球のジオイドを考慮して微調整を行うための補正角度分だけ、アンテナの支 持体の穴の軸の垂直度を「傾斜させる」ことができる。 パラボラの支持体と架台との接続は2つの関節で実現される。1つは肩軸(3 )と共線である架台それ自体の肩軸(3)とス トラップ(6)と呼ばれる中間材との間の垂直軸の関節であり、他の1つはスト ラップ(6)と水平軸のパラボラ支持体(7)との間のストラップ状関節(24 )であって、これら2つの軸はあらかじめ決められた点(A)において共点とな り、これら関節はたとえば軸受金また防水ボールベアリングによって実現するこ とができる。 架台の肩軸(3)は、架台の緯度(8)の傾斜軸と連結する水平軸ストラップ 関節をもち、同傾斜軸は、同架台の肩円筒部の軸と共点であり、同点は、長さ( AM)が、いわゆる架台の肩軸と、ストラップと、パラボラ支持体と、肩軸と緯 度傾斜軸とを連結する関節軸とによって決まるような肩部からの距離のところに あらかじめ決められた点(M)である。 緯度傾斜軸(第11図の8)は、本来の意味での架台の肩軸とともに、前記に 説明したストラップ状の関節と、追尾システム(9)の旋回軸を形成する、直径 がわかっている肩付きシリンダとを含み、同シリンダは、ストラップ関節の対称 面内で、同関節の軸に対し直角である。 追尾システム(第10図および第12図の9)は、緯度傾斜軸とともに、たと えば軸受金またはベアリングを用いて実現さ れる旋回接続体と、対称面が前記の接続体(B)を形成する玉継手支持体(11 )を受承することのできる追尾システム(7)を含む、追尾システム(7)の直 角軸の滑り面(10)を形成された直径がわかり肩のついた穴を含む。 接続体(B)を形成する玉継手支持体(第13図および第10図の11)は、 調整可能で所定位置に固定可能な追尾システムの滑り面内に収納されるスライダ と、スライダに平行であり、スライダの対称面において、特別に作られたまたは 市販の中空玉継手(第10図の12)をもち、その結果、玉継手の中心が、本来 の意味での架台の肩軸と同軸とのストラップ接続軸の緯度0゜の傾斜軸の旋回軸 に平行な間隔であって、同旋回軸に直角な距離であって、追尾システムの対称面 においては、(AM)/(BM)比が、地球の半径を静止衛星軌道の半径で割っ た商に等しい。 パラボラ支持体(7)はその対称面内に、直径がわかっている穴とともに取り 外し可能な全体接続体を形成する直径のわかっている軸(13)を受承する直径 のわかっている穴を、直角にかつ共線となるようにして含む。同軸は前記に説明 した中空玉継手の穴内を自由に滑動し、パラボラの固定プラットフォー ムは、同支持体のストラップの軸に平行であり、同ストラップの軸と同支持体の 同直径既知穴とで形成される面に対する傾斜が、対称パラボラの場合は90゜に 等しい固定角度であり、またいわゆる「オフセット」パラボラの場合は「オフセ ット」角と等しい角度であり、あるいは、使用するパラボラの種類に特有の適合 を受けるパラボラの同支持体のキャップの軸に平行な軸のピボットと、この適合 の支持面と、そのロック調節装置とを備える。 傾斜軸の傾斜装置は、ねじに連結されたバーニアに関わる減速により1/10 0゜程度の精度の表示が可能なホイール−ウォームシステム(第10図の14) を用いて実現され、同システムは非可逆的で、アンテナに対する悪天候の影響に 対し耐久性をもつ所定位置固定ねじ(15)によって補完されているので、限ら れたスペース内において、強度と一定位置固定力は大きく、架台は、傾斜装置の 旋回軸が本来の意味での架台の肩軸に平行になるよう工場における組み立て時に 調整される。 傾斜軸に対する追尾システムの移動の制御は、ホイールが傾斜軸に固定されね じが追尾シシステムとともに、歯車式減速装置(17)または、入力装置が、モ ータの1ステップ分の回転 が、好ましくは1/100゜以下の傾斜軸に対する追尾システムの回転角度に対 応するようカバーが追尾システムに連結されているようなステッピングモータ( 18)であるような第2ホイール−ウォームシステムであるような減速装置(1 7)の旋回接続体をもつホイール−ウォーム出力装置(16)を用いて行う。 追尾システムとパラボラ支持体との間の連結(B)は、1つは傾斜軸の追尾回 転軸に対し直角でかつ中間部品に対する対称面に対し直角な水平な旋回接続体と 、他の1つは同中間部品と適合軸との間のアンテナの束の水平位置内において垂 直な直角軸の旋回接続体との、合計2つの旋回接続体(19)を用いて実現され 、同適合軸は追尾システムの旋回軸に対し直角な水平の穴を穿孔され、これら軸 は全て、追尾システムの対称面内の理論点(B)に対し共線であり、その結果、 回転において自由度が3で次移動(MB)(第31図、第32図、第33図)に おいて自由度が1である接続が実現される。 パラボラの対称面が常に軸道の面に垂直である場合、第2の主方式で、前で定 義した適合軸が追尾システムの回転軸に垂直な滑動連結を備え、その滑動軸がこ のシステムの較正軸との対 称面内にあり、パラボラ支持体と呼ばれる部品とピボット連結を有する相補形で あり、パラボラが全体としてこの軸に連結された標準の支持体により、パラボラ の各マークおよび方法に固有の適合を受けてこの較正軸に全体として連結されて いる(第9図、第31図、第32図、第33図)。 問題となっている相似は正でも負でもよい。すなわち正であれば、理論点(A )は理論点(M)の上方にあり、接続(B)は、肩軸(3)に対するストラップ (6)の回転軸から成る垂直線(AM)に関しパラボラと同じ側に位置すること を示す。負の相似の場合、(M)は(A)の上方にあり、接続(B)およびパラ ボラは垂直線(AM)の両側に配設される。 正の相似の場合、小児、大人、家畜の安全と、風の捕捉の軽減と、天候不良、 植物の破片、小動物(虫など)に対する機構の保護とを同時に行うカバーは、中 心が機構の点(A)に位置する球形であり、相互に相手の中に入る2つの中空半 円形(20と21)であって、ストラップ上に同カバーを中心合わせを行い、2 つの固定ねじによりストラップに対し固定される穴付きボスと、玉継手とともに 接続体(B)を形成する直径のわかっている軸の通過を可能にする対称面内の開 口部とをアン テナに最も近い部分が受承できるようにするため、継目面が斜めで架台の対称面 に対し直角な半円形である。同開口部は、機構内への水、雪、破片の侵入防止用 のカラーと、露を流すためのカバーの下部の穴とを含み、同カバーの反対側部分 は半円形であり、対向部分と相互に入り込む部分以外には特別な部分はない。 パラボラの支持体は、カバーと支持体自身との間においてあそびとじゃま板を 設けつつ防水性を確保するため、カバーに設けた開口部を覆う球形部分(24) をもっている。 正の相似の場合の変形例においては、カバーは前記と同様に球形であるが、パ ラボラ支持体によってもたらされる保護に加え、第1のカバーの内側に、二重防 水板の役割を果たすための支持体−玉継手接続を可能にする追尾支持体のボス部 に連結された、球の一部を成す第2カバーを含み、球の一部の大きさは、主カバ ーの開口部が常に「隠蔽」されているような大きさである。 負の相似の場合、カバーは球形の主カバーから成り、パラボラ支持体に固定さ れるトンネル状の形状によって補完されている。同カバーは内部カラーをもつ大 きな開口部を含み、同カバ ー内では、球形の中間カバーが自由に滑動し、同中間カバーはその下部において 、内部カラーをもつ大きな開口部を含み、その上部において外部カラーを含む。 同第2カバー内では、球形の第3カバーが、締め付け固定または接着固定ボスと 外側カラーとにより架台の肩軸上に設置され、これらカバーの回転運動が各々の カラーによって駆動されかつ運動の振幅はカバーの可能範囲と相応するようにな っている。これらカバーの球の中心は機構の点(A)と一致している。 負の相似の場合の変形例においては、カバーは2部分から成る外側カバーで構 成される。1つは球形であって延長部分がトンネル状の形状となりパラボラ支持 体に固定される上側部分であり、もう1つはねじまたはクリップにより上側部分 に固定され、半球形であり、部品の相対横移動を可能にする大きな下部開口部を 含む。締め付け固定または接着固定ボスにより肩軸に連結された内部カバーは、 防水性を確保するため常時外部カバーの下部開口部を覆い、球形部分の中心は機 構の点(A)と一致している。 負の相似の場合の変形例においては、肩軸を屈曲させ、堅固に連結される2つ の部分に分けることができるので、カバーは、 パラボラに近い部分が締め付けまたは接着によって肩軸の端部に固定されるボス を具備した、ねじまたはクリップにより連結される2つの半球形部から成る外部 カバーを用いて実現することができ、もう1つの半カバーは、接続体(B)を形 成する直径がわかっている軸を通すことが可能な大きな開口部を含み、第2円形 下側カバーは玉継手のところで締め付け固定または接着固定ボスにより追尾支持 体に連結され、狭通路による防水性を確保するため、機構の種々の要素の相対運 動中常時、外部カバーの開口部を覆う。これらカバーの中心は機構の点(M)で あり、パラボラ支持体は、玉継手軸を支承するボスを連結するため、ストラップ 状の連結用ボスとパラボラ固定板とをもっことができ、外部の球面形状はカバー と機構との保護を行っている。 負の相似の場合の変形例においては、下部がストラップの垂直軸であって、ね じ止めか、締め付けか、接着によりストラップに連結されている軸内に収納され るボスと、玉継手とともに接続体(B)を形成する直径がわかっている軸を通す ため機構の対称面にオリフィス状の開口部とを含む、ねじまたはクリップにより 相互に接続される2部分から成る球形カバーでカバー を実現することができ、同オリフィスには、同軸とパラボラ支持体の別の機能上 の表面との接続形状とを通過させることが可能な蓋がはめられ、同カバーの中心 は機構の点(A)である。 防水性を向上させる目的と、カバーの外部機構の部分の場合、防水性を補完す る目的として、回転、移動のじゃばら形か、円筒形か、螺旋形のゴム製継手を取 り付けることができる。 保護されていない摺動表面は全て、湿気の侵入を防止するじゃま板を具備して いる。 機構全体の構造は、カバーの内部にあるか、ストラップとなっておりその接続 部分がカバーの外側にあるか、のいずれかである。 パラボラの固定は、パラボラの種々の型式によって異なる適合部品によって実 現され、これら適合部品は全て、パラボラのストラップ−支持体接続軸に平行な 軸に沿って連節されている「オフセット」傾斜支持体に4つのねじで固定する方 法であり、同接続軸は調整が可能で、玉継手とともに接続体(B)を形成する直 径がわかっている軸と、機構の対称面に直角なパラボラのストラップ−支持体の 接続軸とで規定される面に直角なパラボラ支持体面に固定が可能である。 各アンテナの適合部品は、部品要素の製造不良を相殺するため、同部品の固定 用上部ねじの周囲に挿入するねじまたは様々な厚さのシムを用いて、パラボラ支 持板に対する距離を微調整する。 機構の良好な作動を妨げないで、種々の方法を全て、あるいはブロック毎に、 あるいは要素毎に併用することが可能である。 架台は、強度、外観、モータの出力の観点から、種々の寸法のパラボラアンテ ナに適合するようにするため、全体寸法の縮尺、あるいは幾つかの要素のみの縮 尺をもつ。 接続体、構造、付属物の実施において顕著な差異があったとしても、それだけ の新規性および発明があるわけではない。 ここに、構造、相似の記号、その他の部分的方法の選択の変形による、いくつ かの別の非限定的実施例を揚げる。 第1の変形例(第17図と第18図)は、正の相似を特徴とする。 庭、ベランダ、屋根、垂直壁のいずれかに固定されたマット(23)は、別の 構成において説明されている、供給水準器によりほぼ垂直に調整される。同マッ ト上においては、本来の意味での支持体(21)が、3つの押し付けねじ(25 )と読み 取り感応度が0.01゜程度の精密水準器とにより微調整される。次に同支持体 は、3つの固定ねじ(22)を用いてマットに固定される。 その結果、仰角支持軸(18)は、地面に対し確実に垂直方向に向けられる。 同軸は支持体(21)とともに旋回接続体をもち、同接続体は押しつけねじ(2 6)により全体的なものとすることができる。同固定軸(18)は、一方ではス トラップ(16)と、他方では方位追尾支持体(33)と、ウォームねじ(29 )による調整とを支承する。ストラップ(16)は、たとえば2つの自己潤滑軸 受金(19)を用いて実現され、2つの関節軸(5)によりアンテナ支持体(1 5)に連接する軸(18)をともなう旋回接続体である。仰角調整システムは、 旋回接続体により方位追尾支持体(33)に連結されているウォームねじ(29 )に噛合する歯車(28)から成る。これら要素は、軸(18)に接続され歯車 (28)の中心に設置されている軸(13)の回りを回転する。このように、仰 角システムは正確かつ非可逆的であり、結果として脱調することはない。同クラ ンブ装置は、あらゆる振動を防止し設備の風による捕捉に対する同装置の強度を 補強する定位置固定ねじ(12)によ って補完されている。方位追尾支持体(33)は、たとえば2つの自己潤滑軸受 金を用いて実現される旋回接続体により、減速モータ支持体(34)と、(33 )に全面的に接続された歯車(36)とを支承している。本モータ(35)は、 その出力によって110km/hの風速下であっても操作が可能なステッピング モータである。モータは、歯車付き減速機と、歯車(36)に噛合する出力ウォ ームねじ(37)とを含む。このようにシステムは非可逆的であるので、風の限 界条件を変えることができ、110km/hでの操作と、160km/hの風速 の影響を受けるアンテナの強度とが確保される。さらに、モータの回転と方位の 回転との間には線形法則が存在するため、方位位置を正確に計数することができ る。モータ支持体(34)はアンテナ支持体(15)とともに、アンテナ支持体 に接続されたロッド(8)を介して、アンテナの移動を可能にする玉継手−滑動 旋回接続体(10)をもつ。 部品(23、21、18、28)は常に不動である。部品(29)、(33) 、(36)は方位において調整され、次に二重装置(28、29)とねじ(12 )とによって固定される。 ストラップ(16)は固定垂直軸(18)の回りを回転する。 要素(34)、(35)、(37)は(33)の軸の回りを回転する。アンテナ 支持体(15)は、ストラップ(16)に対する回転と、モータ支持体(34) に対する回転移動とが組み合わされた運動をもつ。 軸(5)を介した、ストラップ(16)上の回転軸、仰角軸(13)、アンテ ナ支持体(15)の関節軸の垂直移動により、前項において決めた原則にしたが い、相似の関係と、(33)の軸と玉継手(10)の中心との間の距離とが決め られる。 庭またはベランダに設置する場合、装置を小児、大人、動物に対し安全なもの とするため、運転制御は、枯葉や各種の苔に対し不感応で小動物および悪天候に 対しても不感応なリモコン受信装置に向かって、離れた所から行うとともに、機 構は覆いで囲み「水が入らない」ようにする必要がある。この覆いによりさらに 風の捕捉や風切り音(雑音)を減らすことができ、またすぐれた外観を得ること ができる。したがって同覆いは、機構そのものと同程度に根源的なものである。 機構の種々の部分の相対運動には大きな差異があることと前記運動の大きな振幅 とを考慮すると、カバーの設置は非常に微妙であり、本特許出願に関する相当数 の案はこの覆いによってそれぞれ異なってい るのである。 覆いは、2つの半球(17)、(27)から成る。覆い(17)はストラップ の円筒部分への若干「硬い」はめによってストラップ(16)に接続されており 、減速モータ支持体(34)の横方向の動きを可能にする内径をもっている。同 覆い(17)は仰角支持体(18)の軸の回りを回転し、ロッド(8)と同ロッ ドを固定するアンテナ支持体(15)のボスとを通しその横方向の動きを可能に する径方向のスロットを含む。覆い(27)はクリップにより覆い(17)の中 心に設置され同覆い内に箝合するので、簡単に取り外すことができる。アンテナ 支持体(15)は、溝の「防水性」を確保するため、溝の面内に溝よりも幅の広 い「シャンク」を含む。さらにこの防水性を補完するため、継手(7)、(20 )によって、機構の機能表面に水分が接触しないようになっている。種々の覆い の中心は、アンテナ支持体(15)によって支承される軸(5)、(8)の交点 に位置する。 中心にあるパラボラアンテナを使用する場合、アンテナ支持体(15)上のア ンテナ固定板はロッド(8)の軸に対し直角であり、前述の「オフセット」パラ ボラアンテナを使用する場 合には、同固定板は同軸に対し「オフセット」角だけ傾斜している。 モータは最も厳しい天候条件にも耐えるものでなくてはならない。また、使用 材質はその機械的特性、とくに耐候性と材質間の接触に対する強度によって決め られる。 第2の変形例(第19図と第20図)は、負の相似を特徴とする。 庭、ベランダ、屋根、垂直壁の縦のいずれかに固定されたマット(3)は、別 の構成において説明されている、供給水準器によりほぼ垂直に調整される。同マ ット上においては、本来の意味での支持体(7)が、3つの押し付けねじ(1) と読み取り感応度が0.01゜程度の精密水準器とにより微調整される。次に同 支持体は、3つの固定ねじ(6)を用いてマットに固定される。 その結果、仰角支持軸(10)は、地面に対し確実に垂直方向に向けられる。 同軸は支持体(7)とともに旋回接続体をもち、同接続体は押し付けねじ(5) により全体的なものとすることができる。同固定軸(10)は、ストラップ(2 7)と、方位追尾支持体(17)と、ウォームねじ(44)による調整 とを支承する。ストラップ(27)は、たとえば2つの自己潤滑軸受金(4)を 用いて実現され、2つの関節軸(40)によりアンテナ支持台(22)に連接す る軸(10)をともなう旋回接続体をもつ。仰角調整システムは、旋回接続体に より方位追尾支持体(17)に連結されているウォームねじ(44)に噛合する 歯車(37)から成る。これらの要素は、軸(10)に接続され歯車(37)の 中心に設置されている軸(32)の回りを回転する。このように、仰角システム は正確かつ非可逆的であり、結果として脱調することはない。同クランブ装置は 、あらゆる振動を防止し設備の風による捕捉に対する同装置の強度を補強する定 位置固定ねじ(35)によって補完されている。方位追尾支持体(36)は、た とえば2つの自己潤滑軸受金を用いて実現される旋回接続体により、減速モータ 支持体(17)と、(36)に全面的に接続された歯車(37)とを支承してい る。本モータ(21)は、その出力によって110km/hの風速下であっても 操作が可能なステッピングモータである。モータは、歯車付き減速機と、歯車( 37)に噛合する出力ウォームねじとを含む。このようにシステムは非可逆的で あるので、風の限界条件を変えることができ、110km/hでの操 作と、160km/hの風速の影響を受けるアンテナの強度とが確保される。さ らに、モータの回転と方位の回転との間には線形法則が存在するため、方位位置 を正確に計数することができる。モータ支持体(17)はアンテナ支持体(22 )とともに、アンテナ支持体に接続されたロッド(20)を介して、アンテナの 移動を可能にする玉継手−滑動旋回接続体(18)をもつ。 部品(3、7、10、16)は常に不動である。部品(37)、(36)、( 46)は方位において調整され、次に二重装置(37、21)とねじ(35)と によって固定される。ストラップ(27)は固定垂直軸(10)の回りを回転す る。要素(21、18、17)は(36)の軸の回りを回転する。アンテナ支持 体(22)は、ストラップ(27)に対する回転と、モータ支持体(17)に対 する回転移動とが組み合わされた運動をもつ。 軸(40)を介した、ストラップ(27)上の回転軸、仰角軸(32)、アン テナ支持体(22)の関節軸の垂直移動により、前項において決めた原則にした がい、相似の関係と、(36)の軸と玉継手(18)の中心との間の距離とが決 めら れる。 覆いは、2つの半球(11)、(45)から成る。覆い(45)は方向決定支 持軸(10)の円筒部分への若干「硬い」はめによって方向決定支持軸に接続さ れており、減速モータ支持体(21)の横方向の動きを可能にする内径をもって いる。覆い(11)はクリップにより覆い(45)の中心に設置され同覆い内に 箝合するので、簡単に取り外すことができ、さらに種々の部品要素を通すことが できる大きな開口部をもっている。内側覆い(12)は、ケース(11)、(4 5)に対する部品要素の横方向の動きに必要な開口部を密閉するため、モータ支 持体(17)の中心に設置され同支持体上に箝合する。継手(19)によって、 減速モータ支持体(17)とアンテナ支持体(22)との間に防水性がもたらさ れる。覆いの中心は、機構の対称面内の軸(32)上に位置する。 第3の変形例(第21図と第22図)は、正の相似を特徴とする。 庭、ベランダ、屋根、垂直壁のいずれかに固定されたマット(23)は、別の 構成において説明されている、供給水準器によりほぼ垂直に調整される。同マッ ト上においては、本来の意 味での支持体(25)が、3つの押し付けねじ(20)と読み取り感応度が0. 01゜程度の精密水準器とにより微調整される。次に同支持体は、3つの固定ね じ(24)を用いてマットに固定される。 その結果、仰角支持軸(27)は、地面に対し確実に垂直方向に向けられる。 同軸は支持体(25)とともに旋回接続体をもち、同接続体は押しつけねじ(1 9)により全体的なものとすることができる。同支持軸(27)は、一方ではス トラップ(21)と、他方では方位追尾支持体(1)とウォームねじ(8)によ る調整とを支承する。ストラップ(21)は、たとえば2つの自己潤滑軸受金( 28)を用いて実現される軸(27)をともなう旋回接続体をもち、2つの関節 軸(39)によりアンテナ支持台(2)に連接する。仰角調整システムは、旋回 接続体により方位追尾支持体(40)に連結されているウォームねじ(17)に 噛合する歯車(18)から成る。これら要素は、軸(27)に接続され歯車(1 8)の中心に設置されている軸(7)の回りを回転する。このように、仰角シス テムは正確かつ非可逆的であり、結果として脱調することはない。同クランブ装 置は、あらゆる振動を防止し設備の風による捕捉 に対する同相装置の強度を補強する定位置固定ねじ(5)によって補完されてい る。方位追尾支持体(40)は、たとえば2つの自己潤滑軸受金を用いて実現さ れる旋回接続体により、減速モータ支持体(40)と、支持部品(1)に全面的 に接続された歯車(3)とを支承している。本モータ(9)は、その出力によっ て110km/hの風速下であっても操作が可能なステッピングモータである。 モータは、歯車付き減速機と、歯車(3)に噛合する出力ウォームねじ(8)と を含む。このようにシステムは非可逆的であるので、風の限界条件を変えること ができ、110km/hでの操作と、160km/hの風速の影響を受けるアン テナの強度とが確保される。さらに、モータの回転と方位の回転との間には線形 法則が存在するため、方位位置を正確に計数することができる。モータ支持体( 40)はアンテナ支持体(2)とともに、アンテナ支持体に接続されたロッド( 36)を介して、アンテナの移動を可能にする玉継手−滑動旋回接続体(33) をもつ。 部品(27)、(25)、(23)、(18)は常に不動である。部品(17 )、(1)、(3)は方位において調整され、次に二重装置(16、17)とね じ(5)とによって固定され る。ストラップ(21)は固定垂直軸(27)の回りを回転する。要素(8)、 (9)、(40)は支持部品(1)の軸の回りを回転する。アンテナ支持体(2 )は、ストラップ(21)に対する回転と、モータ支持体(40)に対する回転 移動とが組み合わされた運動をもつ。 軸(39)を介した、ストラップ(21)上の回転軸、仰角軸(7)、アンテ ナ支持体(2)の関節軸の垂直移動により、前項において決めた原則にしたがい 、相似の関係と、(40)の軸と玉継手(33)の中心との間の距離とが決めら れる。 覆いは、2つの半球(30)、(31)から成る。覆い(30)は軸(27) の円筒部分への若干「硬い」はめによって同軸に接続されており、減速モータ支 持体(9)の横方向の動きを可能にする内径をもっている。覆い(31)はクリ ップにより覆い(30)の中心に設置され同覆い上に箝合するので、簡単に取り 外すことができる。モータ支持体(40)は、内側覆い(32)の若干硬いはめ を可能にする対称面に円筒形シャンクを含む。この目的のため覆い(31)は、 固定軸(27)に対しモータ支持体(40)が正常に横方向に運動するのを可能 にする大きな開口部を含む。覆い(31)の形状は、防水性 を確保するための覆い(31)内に設けられた開口部の一定の重なり状態によっ て決まる。さらにこの防水性を補完するため、継手(37)、(26)、(29 )によって、機構の機能表面に水分が接触しないようになっている。これら全て の覆いの中心は、機構の対称面内の軸(7)の中心に位置する。 第4の変形例(第23図から第26図)は、負の相似を特徴とする。 庭、ベランダ、屋根、垂直壁のいずれかに固定されたマット(9)は、別の構 成において説明されている、供給水準器によりほぼ垂直に調整される。同マット 上においては、本来の意味での支持体(1)が、3つの押し付けねじ(10)と 読み取り感応度が0.01゜程度の精密水準器とにより微調整される。次に同支 持体は、3つの固定ねじ(3)を用いてマットに固定される。 その結果、仰角支持軸(13)は、地面に対し確実に垂直方向に向けられる。 同軸は支持体(1)とともに旋回接続体をもち、同接続体は押し付けねじ(7) により全体的なものとすることができる。同支持軸(13)は、一方ではストラ ップ(4)と、他方では方位追尾支持体(25)とウォームねじ(26) による調整とを支承する。ストラップ(4)は、たとえば2つの自己潤滑軸受金 (2)を用いて実現される軸(13)をともなう旋回接続体をもち、2つの関節 軸(30)によりアンテナ支持台(19)に連接する。仰角調整システムは、旋 回接続体により方位追尾支持体(25)に連結されているウォームねじ(26) に噛合する歯車(13)から成る。これら要素は、軸(13)に接続され歯車の 中心に設置されている軸(37)の回りを回転する。このように、仰角システム は正確かつ非可逆的であり、結果として脱調することはない。同クランブ装置は 、あらゆる振動を防止し設備の風による捕捉に対する同相装置の強度を補強する 定位置固定ねじ(34)によって補完されている。軸(37)に連接されている 方位追尾支持体(25)は、2つの自己潤滑軸受金を用いて実現される旋回接続 体、たとえば減速モータ支持体(14)と、(25)に全面的に接続された歯車 (32)とによって、支持体(25)に回転自在に取付けられた、ウォームねじ (26)を支承している。本モータ(18)は、その出力によって110km/ hの風速下であっても操作が可能なステッピングモータである。モータは、歯車 付き減速機と、歯車(32)に噛合する出力ウォームねじとを 含む。このようにシステムは非可逆的であるので、風の限界条件を変えることが でき、110km/hでの操作と、160km/hの風速の影響を受けるアンテ ナの強度とが確保される。さらに、モータの回転と方位の回転との間には線形法 則が存在するため、方位位置を正確に計数することができる。モータ支持体(1 4)はアンテナ支持体(19)とともに、アンテナ支持体に接続されたロッド( 16)を介して、アンテナの移動を可能にする玉継手−滑動旋回接続体(15) をもつ。 部品(9、1、13)は常に不動である。部品(32、25、26)は方位に おいて調整され、次に二重装置(26、13)とねじ(34)とによって固定さ れる。ストラップ(4)は固定垂直軸(13)の回りを回転する。要素(18、 14、17)は(25)の軸の回りを回転する。アンテナ支持体(19)は、ス トラップ(4)に対する回転と、モータ支持体(14)に対する回転移動とが組 み合わされた運動をもつ。 軸(30)を介した、ストラップ(4)上の回転軸、仰角軸(36)、アンテ ナ支持体(19)の関節軸の垂直移動により、前項において決めた原則にしたが い、相似の関係と、支持体(25)の軸と玉継手(15)の中心との間の距離と が決めら れる。 覆いは、2つの半球(11)、(20)から成る。覆い(11)は方向決定支 持軸(13)の円筒部分への若干「硬い」はめによって同軸に接続されねじ(5 )により固定されている。同覆いは、減速モータ支持体(18)の横方向の動き を可能にする内径をもっている。覆い(20)はクリップにより覆い(11)の 中心に設置され同覆い上に箝合するので、簡単に取り外すことができ、さらに、 軸(16)を支承する(19)のボスが通るのを可能にするスロットを含む。内 側覆い(12)は、(19)の横方向の動きに必要なスロットを密閉するため、 覆い(11)の中心に設置され同覆い上に箝合する。継手(3)によって、スト ラップ(4)と支持体(1)との間に防水性がもたらされる。覆いの中心は、軸 (30)、(13)の交点に位置する。 第5の変形例(第27図と第28図)は、負の相似を特徴とする。 庭、ベランダ、屋根、垂直壁のいずれかに固定されたマット(32)は、別の 構成において説明されている、供給水準器によりほぼ垂直に調整される。同マッ ト上においては、本来の意 味での支持体(27)が、3つの押し付けねじ(31)により微調整される。次 に同支持体は、3つの固定ねじ(29)を用いてマットに固定される。 その結果、仰角支持軸(23、31)は、地面に対し確実に垂直方向に向けら れる。同軸は支持体(27)とともに旋回接続体をもち、同接続体は押し付けね じ(28)により全体的なものとすることができる。同支持軸(23、31)は 、一方のストラップ(18)と、もう一方の方位追尾支持体(7)とウォームね じ(11)による調整とを支承する。ストラップ(18)は軸(23、31)と ともに旋回接続体をもち、2つの関節軸(16)によりアンテナ支持台(9)に 連接する。仰角調整システムは、旋回接続体により方位追尾支持体(7)に連結 されているウォームねじ(11)に噛合する歯車(31)から成る。これら要素 は、軸(23、31)に接続され歯車の中心に設置されている軸(14)の回り を回転する。同装置は定位置固定ねじ(12)によって補完されている。方位追 尾支持体(7)は、旋回接続体により、減速モータ支持体(6)と、(7)に全 面的に接続され内部にウォームねじ(11)が回動自由に取り付けられている歯 車(8)とを支承している。本モ ータ(34)はステッピングモータである。モータは、歯車付き減速機と、歯車 (8)に噛合する出力ウォームねじとを含む。モータ支持体(6)はアンテナ支 持体(9)とともに、アンテナ支持体に接続されたロッド(32)を介して、ア ンテナの移動を可能にする玉継手−滑動旋回接続体(33)をもつ。 軸(16)を介した、ストラップ(18)上の仰角回転軸(14)とアンテナ 支持体関節軸(9)との垂直移動により、前項において決めた原則にしたがい、 相似の関係と、支持体(7)の軸と玉継手(33)の中心との間の距離とが決め られる。 覆いは、要素(25、26、24)から成る。覆い(25)は軸(23)上に 硬ばめされ球の一部を形成している。覆い(24)は、球形の台部と、これを補 完するものとしての円筒形の上部とをもち、ねじ(17)によりアンテナ支持体 (9)に固定される。球の一部を形成する中間覆い(25)は、機構の防水性を 確保するため作動中、覆い(24)、(25)上を同時に滑動する。 第6の変形例(第29図と第30図)は、負の相似を特徴とする。 庭、ベランダ、屋根、垂直壁のいずれかに固定されたマット(32)は、別の 構成において説明されている、供給水準器によりほぼ垂直に調整される。同マッ ト上においては、本来の意味での支持体(27)が、3つの押し付けねじ(31 )により微調整される。次に同支持体は、3つの固定ねじ(29)を用いてマッ トに固定される。 その結果、仰角支持軸(23、33)は、地面に対し確実に垂直方向に向けら れる。同軸は支持体(27)とともに旋回接続体をもち、同接続体は押し付けね じ(28)により全体的なものとすることができる。同支持軸(23、33)は 、一方ではストラップ(18)と、もう一方では方位追尾支持体(7)とウォー ムねじ(11)による調整とを支承する。 ストラップ(18)は軸(23、33)とともに旋回接続体をもち、2つの関 節軸(16)によりアンテナ支持台(9)に連接する。仰角調整システムは、旋 回接続体により方位追尾支持体(7)に連結されているウォームねじ(11)に 噛合し、(33)に接続された歯車から成る。これら要素は、軸(23、33) に接続され歯車の中心に設置されている軸(14)の回りを回転する。同装置は 定位置固定ねじ(12)によって固定 される。方位追尾支持体(7)は、旋回接続体により、減速モータ支持体(6) と、(7)に全面的に接続された歯車(8)とを支承している。モータ(37) はステッピングモータである。モータは、歯車付き減速機と、歯車(8)に噛合 する出力ウォームねじとを含む。モータ支持体(6)はアンテナ支持体(9)と ともに、アンテナ支持体に接続されたロッド(34)を介して、アンテナの移動 を可能にする玉継手−滑動旋回接続体(35)をもつ。 軸(16)を介した、ストラップ(18)上の仰角回転軸(14)とアンテナ 支持体関節軸(9)との垂直移動により、前項において決めた原則にしたがい、 相似の関係と、支持体(7)の軸と玉継手(35)の中心との間の距離とが決め られる。 覆いは、要素(1、24、26)から成る。覆い(26)は軸(23)上に硬 ばめされ半球形をもっている。アンテナ支持体(9)に接続された覆い(1)は 、半球形と、これを補完するものとしての柱状形状をもつ。半球形の覆い(24 )は、ねじ(17)により覆い(1)の中心に設置され固定され、アンテナ支持 体(9)に対する支持体(27)の横方向の動きを可 能にする大きな開口部をもつ。覆い(26)は同開口部の防水性を確保する。 第7の変形例(第31図、第32図、第33図)は、各解決方法が変更される よう、あらゆる場合に適用が可能な、別の種々の案の変更を特徴とする。 同変更は、全ての原理図(第6図〜第9図)に適用が可能である。 仰角調整システムは反対になっている。すなわち、歯車を仰角支持軸に接続し 、旋回接続体でウォームねじを方位追尾支持体に接続するのでなく、仰角支持軸 に対し旋回接続をもつのはウォームねじであり、歯車が方位追尾システムに接続 されている。この方法により、仰角支持体についても方位追尾支持体についても 、部品の実現がはるかに簡単になる。 方位追尾支持体はアンテナ支持体とともに、アンテナ支持体に接続されたロッ ドをともなう滑動玉継手接続体ではなく、二重旋回接続体すなわち、前記ロッド に対し垂直でモータ支持体の対称面に対し直角な接続体と、アンテナ支持体に接 続されているロッドの軸を滑動する接続体をもつ。これにより費用の大幅な削減 と、ストラップ内での同アンテナ支持体の接続部分に おける風の影響によるアンテナの揺れのトルクの大幅な低減とが可能となる。 これら種々の変更は組み合せることも、同一の計画内で分離することも可能で ある。 減速機、ならびに調整用ウォームねじと方位追尾ウォームねじとがここで規定 される。 第8の変形例(第9図、第36図から第42図)は、その構造と全体的方法に ついては計画(第10図から第16図)と同一であるが、接続体(B)とバラボ ラ支持体が異なる点で異なっている。部品(11、13、12)と直径のわかっ ている軸との間の接続体(B)は、全体としては第7の変形例(第31図、第3 2図、第33図)のようにして実現されるが、直径のわっている軸は、たとえば 追尾システムの対称面内に適合軸(12)の対称面を設定する滑り面接続体を適 合軸(12)とともに形成する長手方向キーを含む。このようにして、直径のわ かっている軸の対称面は、追尾システムの回転軸に対し常に平行、すなわち衛星 の静止軌道と赤道との共有面に対し直角である。直径のわかっている軸は中間部 品(20)とともに、たとえば2つの自己潤滑軸受金を用いて実現される旋回接 続体を 含み、アンテナ支持体(7)に全面的に接続されている。中間部品(20)はス トラップ(6)とともに、旋回接続体をもち、計画(第10図から第16図)と 同様、同ストラップによる開口部の防水機能をもつ。 第34図と第35図は、ウォームねじ出力2系列歯車減速モータの例を示した ものである。 総括として、アンテナ架台は、本来の意味での架台支持体(4)を用いて上下 方向に微調整が可能な肩軸(3)と、軸の交点によって固定点(A)が決められ る上記軸(3)に連接されたストラップ(6)と、軸(3)の点(M)に水平に 連接され、赤道面に垂直になるように調節された緯度傾斜軸(8)と、(D)の 回りに連接された追尾システム(9)とを含み、ストラップ(6)とともに連接 されたパラボラ支持体(7)をともなった環状線状接続体(B)と、保護、安全 覆いアセンブリとを支承し、その結果、機構の駆動部が、頂点(A)と、設置場 所の垂線である軸と、衛星の静止軌道の準線とで決められる軌道円錐とともに、 中心を(A)とする正または負の相似を再現する。(AM/BM)比率は地球半 径/軌道半径と同じである。 本来の意味での架台支持体(4)は、支柱固定用ねじと垂直 度調整ねじをねじ込む底板と、肩軸(3)を受け入れる垂直穴とを含み、肩軸は 、1つが(4)の内径に入りもう1つがストラップ(6)における関節の役割を 果たす同軸の2つの垂直円筒部と、緯度傾斜軸(8)の回転軸を受け入れる水平 内径と、歯車−ウォームねじ傾斜装置(14)の収納部とを含み、傾斜軸(8) は、環状線状接続体(B)を支承し歯車−ウォームねじシステム(16)とその グループの減速モータユニット(18)とを受け入れる追尾システム(9)を受 け入れる旋回体を含み、軸(3)に垂直に連接されているストラップ(6)は、 環状線状接続体を受け入れるストラップ軸に直角でこれに共点なロッドを支承す るパラボラ支持体(7)との間でストラップをなす水平接続体と、同ロッドに直 角な各パラボラの適合部品の支持面とを含む。 追尾システム(9)と(B)のパラボラ(7)支持体との間の環状線状接続体 は、固定可能な滑り面接続体により(BM)に応じて位置調整が可能であるので 、相似を変化させることと地点の緯度に応じて肩軸(3)を傾斜させることとに より、地球の実ジオイドに合わせることができる。 傾斜の調整(8)は押し付けねじ(15)により固定した歯 車−ウォームねじシステム(14)を用いて行い、追尾システム(9)の移動は 、減速機と回転制御モータ(18)とで制御される微調整歯車−ウォームねじシ ステム(16)で行われる。同モータは、モータ出力とは無関係に固定と機械的 強度とをもたらし、160km/hの強風に対する安全性と、ねじまたはモータ の回転と歯車とそれに接続されている要素の回転の間の線形法則にしたがいねじ またはモータを回転させるだけで、3/100゜の照準精度(1)を得るのに充 分な減速比とが得られる。 衛星を正確に追尾するのには3つの調整で充分である。すなわち1つは、支柱 と、本来の意味での架台支持体(4)であって4つの固定ねじによって固定され ている架台支持体との間において3つの押し付けねじにより、1/100°のず れの評価ができるような水準計−コンパス(5)によって得られる、直線を形成 する肩軸(3)の垂直度の調整であり、第2は、本来の意味での架台支持体(4 )であって、固定ねじ、押し付けねじ、ピンチコック、接線方向プラグなどによ って固定されている架台支持体の内径の垂直軸の回りを肩軸(3)を回転させる ことにより行う、局の設置場所の子午面内への架台の対称面の 方向決めである。この調整は照準合わせと衛星への調整により精度が向上する。 第3は、歯車−ウォームねじシステムを用いて行い押し付けねじによって固定す る、緯度の傾斜軸(8)について設置場所の緯度の余角の表示を行うことによる 調整である。機構は工場でゼロ調整されるので、軸(D)は軸(3)の延長部分 にあり、子午面内での微調整は、照準と衛星上での調整が終った後に行われるの で、これら3つの調整は簡単であり、環状線状接続体(B)は架台の対称面内に ある。 覆いシステムは、ねじまたはクリップにより連結されている2つの半球形要素 であって、中心を(A)とし片方がストラップ(6)に連結されているか、中心 を(M)とし主覆いががストラップ(6)か肩軸(3)かに連結され、もう一方 の滑動覆いがパラボラ支持体(7)に接続されている2つの半球形要素から成る 。その他の部品、継手、じゃばらの相補形により機構の完全密閉がなされるので 、天候不良、植物および破片、虫、小動物に対する保護と、人、小児、家畜に対 する作動の安全とが確保される。 第9図において、パラボラの対称面を常時軌道面に対し直角に保とうとする場 合、パラボラ支持体(7)はパラボラ固定板 とともに、架台の対称面内の点(A)を通る軸の旋回接続体を含み、同パラボラ 固定板は追尾システム(9)とともに、3つの自由度をもつ接続体を含む。第1 の自由度とは、ロッドをともなう前記旋回体軸に沿った移動であり、第2は、ロ ッドと、前記のものに対し直角で共点な軸枠との間の回転であり、第3は、枠と 、前記のものとの間で直角三面角を形成する軸追尾システム(9)との間の回転 である。 機構を全て覆いの内側に収納することも、ストラップとその接続体とを覆いの 外側に出すこともまったく可能である。 パラボラの固定は、パラボラの種々の型式によって異なる適合部品によって実 現され、これら適合部品は全て、環状線状接続体(B)を受け入れるロッドの軸 によって決まる面に対し直角なパラボラ支持体のある面に調整、固定が可能なパ ラボラのストラップ−支持体接続軸に平行な軸に沿って連節されている「オフセ ット」傾斜支持体に4つのねじで固定する特殊な方法である。 各パラボナに固有の適合部品は、部品要素の製造不良を相殺するため、同部品 の固定用上部ねじの周囲に挿入する調整ねじまたはシムを用いて、パラボラ支持 板(7)に対する距離を微 調整する。 より特殊な要請(北欧国、業務用)に応えるためには、静止軌道(同期軌道) 上に位置する平均位置において視準位置を変化させることが可能でなければなら ない。 そのため、アンテナ架台に対し2つの手段が存在する。 1)衛星がどの位置にあっても照準が可能な仰角調整部をモータ駆動化する。 この場合、軌道上の仰角は本来の設置場所のものとなるので、架台は、工場で あらかじめプログラムできるという基本的な特徴を失う。 2)追尾システムを直接、本来の意味での架台支持体に接続するのではなく、 軌道(19)に仰角調整部品と呼ばれる中間部品を挿入することができる(第4 4図から第52図)。追尾システム(9)の回転軸△1に直角であって△2の軸に 水平な関節を用いて、平均軌道面の上側または下側に視準を変更することができ る。△1の回りをα’だけ回転させることによりA1において平均視準が得られる 。視準をB1に、△2を△’2にもってくる。△’2の回りをβ’だけ回転させるこ とにより、視準をPにもってくる。架台機構は、中心Aにおいて 衛星の視準と相似であるので、同一の回転軸と、同相似から導かれる同一角度と により軌道サイクルにおいて、衛星の正確な視準が可能である。 (9)と(19)との間のこの新規回転軸△2は、たとえばステッピングモー タに連結された歯車−ウォームねじ二重減速機により駆動され、回転角がモータ の回転に対し線形法則を維持するようパルスの計数を行う。軌道サイクルへの視 準の位置決めは、直角な2つの回転による正規直交軸において実現されるので、 同サイクルの情報処理プログラミングを行うための同サイクルの式はきわめて単 純化される。 この方法により、基本的な実際の追尾架台の主な特徴が維持される。すなわち −設置が簡単であるので、「キット」として販売が可能であることと、 −視準の絶対的精度と、 −設備の設置場所とは無関係に特殊軌道を工場であらかじめプログラミングで きることと、である。 費用を削減し、プログラミング式の座標軸を規格化するため、追尾システム( 16、18)と軌道仰角調整装置(20、21) の2つの歯車付きモータシステムは同一である。 大衆用基本追尾システムと特殊用途追尾システム(同期軌道)という、2つの 製品の生産コストを削減するため、両者の間では最大数の共通部品が確保されて いる。 部品(19)は、基本装置内にあるのと同一の、本来の意味でのアンテナ支持 体(7)との接続体を確保している。 軍事目的、公安、モービルホーム、キャンピングカーなどの用途の場合、この ようなアンテナの設置は、たとえば「ジープ」型の専用車両に固定して行うか、 少なくとも、車両上の固定支柱の底部において行う。 「湾岸戦争」や自然災害は、通信の分野においてきわめて大きな欠如があるこ とと、図面、資料、戦略、現地で見出されるが救助隊員は知らない機器の使用、 設備地図の理解(チェルノブイリ)、地学層などが、直接入手できる可能性と、 ならびに自動車による巡行の旅程から解放されるという単純な快適さとにより、 はるかに効率が高くかつ迅速な作業品質またはプログラムの検収品質を得ること が可能となることとを示している。 設備は固定されているか、少なくとも支柱が常時車両上に設置されている(第 53図)ので、台座に垂直度の微調整装置を 確保しておく必要はない。というのは車両の駐車地面は必ずしも水平とは限らな いからである。車両に対し直角で水平な軸の2つの関節(1)、(2)(1つは 固定支持体と方向決定第1アーム(3)との間の(1)、他の1つは同方向決定 アーム(3)と方向決定第2アーム(4)との間の(2))を用いて同調整を行 うことははるかに簡単で迅速である。これら接続体により、車両を設置する場所 を考慮するため±45゜の振幅をもちながらそれらの調整および固定が可能であ る。調整は方向決定アーム上に置かれた2つの水準器(5)と(6)を使用して 得る。 架台の上部または架台そのものは、さらに外から知られないようにするため、 あるいは道路上または、荒れ地または草木が密生している中をよりよく走るよう にするため、車両の内部に折り曲げることができる。 このようにして占領軍は、車両の停止後5分もたたないうちに参謀本部と直接 交信したり、地図、資料、使用説明書、原子力発電所および主要地域の地図、目 標物の画像...を受信したりすることができ、管制センタまたはスパイ衛星か ら直接画像を受信する送信セルから送信された衛星画像により、あるい は全く簡単にその優先送信を視聴することによりよりよくその任務を果たすこと ができる。 同応用例は、洪水、地震、噴火、大火事、原子力事故の発生時ならびに軍事用 (ソマリア、ユーゴラスビア)、さらには休暇利用時にきわめて有効であること がわかる。 運動学的原理が同一である限り、本特許出願に対する新規性をもたらすことな く、機構の機能ならびに様々な連続、アーキテクチャ等の実施における違いを損 なうことなく、様々な解決策を全体的にまたは部分的に組み合わせることが可能 である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月17日 【補正内容】 防水性を向上させる目的と、カバーの外部機構の部分の場合、防水性を補完す る目的として、回転、移動のじゃばら形か、円筒形か、螺旋形のゴム製継手を取 り付けることができる。 保護されていない摺動表面は全て、湿気の侵入を防止するじゃま板を具備して いる。 機構全体の構造は、カバーの内部にあるか、ストラップとなっておりその接続 部分がカバーの外側にあるか、のいずれかである。 パラボラの固定は、パラボラの種々の型式によって異なる適合部品によって実 現され、これら適合部品は全て、パラボラのストラップ−支持体接続軸に平行な 軸に沿って連節されている「オフセット」傾斜支持体に4つのねじで固定する方 法であり、同接続軸は調整が可能で、玉継手とともに接続体(B)を形成する直 径がわかっている軸と、機構の対称面に直角なパラボラのストラップ−支持体の 接続軸とで規定される面に直角なパラボラ支持体面に固定が可能である。 各アンテナの適合部品は、部品要素の製造不良を相殺するため、同部品の固定 用上部ねじの周囲に挿入するねじまたは様々な厚さのシムを用いて、パラボラ支 持板に対する距離を微調整 する。 機構の良好な作動を妨げないで、種々の方法を全て、あるいはブロック毎に、 あるいは要素毎に併用することが可能である。 架台は、強度、外観、モータの出力の観点から、種々の寸法のパラボラアンテ ナに適合するようにするため、全体寸法の縮尺、あるいは幾つかの要素のみの縮 尺をもつ。 設備は固定されているか、少なくとも支柱が常時車両上に設置されている(第 53図)ので、台座に垂直度の微調整装置を確保しておく必要はない。というの は車両の駐車地面は必ずしも水平とは限らないからである。車両に対し直角で水 平な軸の2つの関節(1)、(2)(1つは固定支持体と方向決定第1アーム( 3)との間の(1)、他の1つは同方向決定アーム(3)と方向決定第2アーム (4)との間の(2))を用いて同調整を行うことははるかに簡単で迅速である 。これら接続体により、車両を設置する場所を考慮するため±45°の振幅をも ちながらそれらの調整および固定が可能である。調整は方向決定アーム上に置か れた2つの水準器(5)、(6)を使用して得る。 架台の上部または架台そのものは、さらに外から知られないようにするため、 あるいは道路上または、荒れ地または草木が密生している中をよりよく走るよう にするため、車両の内部に折り曲げることができる。 このようにして占領軍は、車両の停止後5分もたたないうちに参謀本部と直接 交信したり、地図、資料、使用説明書、原子力発電所および主要地域の地図、目 標物の画像...を受信し たりすることができ、管制センタまたはスパイ衛星から直接画像を受信する送信 セルから送信された衛星画像により、あるいは全く簡単にその優先送信を視聴す ることによりよりよくその任務を果たすことができる。 同応用例は、洪水、地震、噴火、大火事、原子力事故の発生時ならびに軍事用 (ソマリア、ユーゴラスビア)、さらには休暇利用時にきわめて有効であること がわかる。 請求の範囲 1.架台支持体(4)によって垂直位置に精密に方向決めが可能な垂直軸(3) と、軸(3)との軸との交点によって固定点(A)を規定する上記軸(3)を軸 にして旋回することができるストラップ(6)と、軸(3)の点(M)を通る水 平軸の回りに連接され赤道面に対し直角になるように調整された緯度傾斜軸(8 ,D)とを特徴とする多重衛星による映像受信アンテナの架台であって、緯度傾 斜軸(D)の回りを回転することのできる追尾システム(9)が、ストラップ( 6)とともに連接されているパラボラ支持体(7)とともに環状線状接続体(B )を含み、その結果、機構の駆動部が、頂点(A)と、設置場所の垂線である軸 と、衛星の静止軌道の準線とで決められる軌道円錐とともに、中心を(A)とす る(AM/BM)比率の正または負の相似を再現し、(AM/BM)比率が地球 半径/軌道半径と同じであることを特徴とする、多重衛星による映像受信アンテ ナの架台。 2.架台支持体(4)が、支柱固定用ねじと垂直度調整ねじをねじ込む底板と、 肩軸(3)を受け入れる垂直穴とを含み、肩 軸が、1つが架台支持体(4)の内径に入りもう1つがストラップ(6)におけ る関節の役割を果たす同軸の2つの垂直円筒部と、緯度傾斜軸(8)の回転軸を 受け入れる水平内径と、歯車−ウォームねじ傾斜装置(14)の収納部とを含み 、傾斜軸(8)が、環状線状接続体(B)を支承し歯車−ウォームねじシステム (16)と減速モータユニット(18)とを受け入れる追尾システム(9)を受 け入れる旋回体を含み、軸(3)に垂直に連接されているストラップ(6)が、 環状線状接続体を受け入れるストラップ軸に直角でこれに共点なロッドを支承す るパラボラ支持体(7)との間でストラップをなす水平接続体と、同ロッドに直 角な各パラボラの適合部品の支持面とを含むことを特徴とする、請求の範囲第1 項に記載のアンテナ架台。 3.追尾システム(9)と(B)のパラボラ(7)支持体との間の環状線状接続 体が、固定可能な滑り面接続体により((BM)部分に応じて)位置調整が可能 であるので、相似支持体を変化させることと地点の緯度に応じて肩軸(3)を傾 斜させることとにより、地球の実ジオイドに合わせることができることを特徴と する、請求の範囲第1項に記載のアンテナ架台。 4.傾斜の調整(8)が、押し付けねじ(15)により固定し た歯車−ウォームねじシステム(14)を用いて行われ、追尾システム(9)の 移動が、減速機と回転制御モータ(18)とで制御される微調整歯車−ウォーム ねじシステム(16)で行われ、同モータが、モータ出力とは無関係に固定と機 械的強度とをもたらし、160km/hの強風に対する安全性と、ねじまたはモ ータの回転と歯車とそれに接続されている要素の回転の間の線形法則にしたがい ねじまたはモータを回転させるだけで、3/100゜の照準精度(1)を得るの に充分な減速比とが得られることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のアン テナ架台。 5.衛星を正確に追尾するのに3つの調整方法で充分であり、すなわち第1は、 支柱と、4つの固定ねじによって固定されるいわゆる架台支持体(4)との間に 3つの押し付けねじにより、1/100゜のずれの評価が可能な、水準計−コン パス(5)によって得られる、直線を形成する肩軸(3)の垂直度の調整であり 、第2は、固定ねじ、押し付けねじ、ピンチコック、接線方向プラグによって固 定されるいわゆる架台支持体(4)の内径の垂直軸の回りを肩軸(3)を回転さ せることにより行う、局の設置場所の子午面内への架台の対称面の方向決めであ り、 第3は、歯車−ウォームねじシステムを用いて行い押し付けねじによって固定す る、緯度の傾斜軸(8)について設置場所の緯度の余角の表示を行うことによる 調整であり、3つの調整手段の機構は工場でゼロ調整され、軸(D)は軸(3) の延長部分にあり、環状線状接続体(B)は架台の対称面内にあることとを特徴 とする、請求の範囲第1項に記載のアンテナ架台。 6.調整が、照準合わせと衛星への調整により精度が向上することを特徴とする 、請求の範囲第5項に記載のアンテナ架台。 7.覆いシステムが、ねじまたはクリップにより連結されている2つの半球形要 素であって、中心を(A)とし片方がストラップ(6)に連結されているか、中 心を(M)とし主とされる覆いががストラップ(6)か肩軸(3)かに連結され 、もう一方の滑動覆いがパラボラ支持体(7)に接続されている、2つの半球形 要素を含み、その他の部品、継手、じゃばらによる補完形状により機構の完全密 閉がなされることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のアンテナ架台。 8.パラボラの対称面を常時軌道面に対し直角に保とうとする場合(第9図)、 パラボラ支持体(7)はパラボラ固定板とともに、架台の対称面内の点(A)を 通る軸の旋回接続体を含み、 同パラボラ固定板は追尾システム(9)とともに、3つの自由度−第1の自由度 とは、ロッドをともなう前記旋回体軸に沿った移動であり、第2は、ロッドと、 前記のものに対し直角で共点な軸枠との間の回転であり、第3は、枠と、前記の ものとの間で直角三面角を形成する軸追尾システム(9)との間の回転である− をもつ接続体を含むことを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のアンテナ架台 。 9.機構が全て覆いの内側に収納され、ストラップとその接続体とが覆いの外側 に出されていることを特徴とする、請求の範囲第7項に記載のアンテナ架台。 10.パラボラの固定が、パラボラの種々の型式によって異なる適合部品によっ て実現され、これら適合部品が全て、環状線状接続体(B)を受け入れるロッド の軸によって決まる面に対し直角なパラボラ支持体のある面に調整、固定が可能 なパラボラのストラップ−支持体接続軸に平行な軸に沿って連節されている「オ フセット」傾斜支持体に4つのねじで固定する特殊な方法であることを特徴とす る、請求の範囲第1項から第9項のいずれか一項に記載のアンテナ架台。 11.各パラボナの適合部品が、部品要素の製造不良を相殺す るため、同部品の固定用上部ねじの周囲に挿入するよう調整するねじまたはシム を用いて、パラボラ支持板(7)に対する距離を微調整されることを特徴とする 、請求の範囲第1項から第10項のいずれか一項に記載のアンテナ架台。 12.静止平均位置の回りの軌道サイクルにおいて衛星を「追尾」するのに、た とえば追尾システムが直接、アンテナ支持体に接続されるのではなく、追尾シス テムとともに、追尾システムの回転軸に対し直角な水平軸の関節接続体をもち、 架台の点(M)といわゆるアンテナ支持体との環状線状接続体とを通る、軌道( 19)上仰角調整部品と呼ばれる中間部品を挿入が挿入され、回転は、たとえば パルスの計数を行うステッピングモータに連結された歯車−ウォームねじ二重減 速機により駆動され、その結果、赤道面に直角な軸の回りの追尾システムの追加 回転と前記回転とを合算することにより、正規直交軸における軌道サイクルのプ ログラミング式を得るため、機構の中心(A)の相似を利用して衛星の軌道サイ クルを得ることと設置場所を選ばないことを特徴とする、請求の範囲第1項から 第11項のいずれか一項に記載のアンテナ架台。 13.軍事目的、公安、モービルホーム、キャンピングカーな ど用途の車両の場合、常時車両上に設置されている支柱を含むことと、一方では 支柱支持体とともに、他方ではアーム間に2つの関節(1)、(2)を含む2つ の方向決定アーム(3)、(4)から成る支柱を受け入れることと、車両を設置 する場所を考慮するため±45゜の振幅をもちながらいわゆる架台支持体の調整 および固定が可能であることと、同調整は方向決定アーム上に置かれた2つの水 準器(5)と(6)を使用して得ることと、架台およびそのアンテナが車両の移 動中にその車両内部に収納可能であることを特徴とする請求の範囲第1項から第 12項のいずれか一項に記載のアンテナ架台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.架台支持体(4)によって垂直位置に精密に方向決めが可能な垂直軸(3) と、軸(3)との軸との交点によって固定点(A)を規定する上記軸(3)を軸 にして旋回することができるストラップ(6)と、軸(3)の点(M)を通る水 平軸の回りに連接され赤道面に対し直角になるように調整された緯度傾斜軸(8 ,D)とを特徴とする多重衛星による映像受信アンテナの架台であって、(D) の回りを回転することのできる追尾システム(9)が、ストラップ(6)ととも に連接されているパラボラ支持体(7)とともに環状線状接続体(B)を含み、 その結果、機構の駆動部が、頂点(A)と、設置場所の垂線である軸と、衛星の 静止軌道の準線とで決められる軌道円錐とともに、中心を(A)とする正または 負の相似を再現し、(AM/BM)比率が地球半径/軌道半径と同じであること を特徴とする、多重衛星による映像受信アンテナの架台。 2.架台支持体(4)が、支柱固定用ねじと垂直度調整ねじをねじ込む底板と、 肩軸(3)を受け入れる垂直穴とを含み、肩軸が、1つが架台支持体(4)の内 径に入りもう1つがストラ ップ(6)における関節の役割を果たす同軸の2つの垂直円筒部と、緯度傾斜軸 (8)の回転軸を受け入れる水平内径と、歯車−ウォームねじ傾斜装置(14) の収納部とを含み、傾斜軸(8)が、環状線状接続体(B)を支承し歯車−ウォ ームねじシステム(16)と減速モータユニット(18)とを受け入れる追尾シ ステム(9)を受け入れる旋回体を含み、軸(3)に垂直に連接されているスト ラップ(6)が、環状線状接続体を受け入れるストラップ軸に直角でこれに共点 なロッドを支承するパラボラ支持体(7)との間でストラップをなす水平接続体 と、同ロッドに直角な各パラボラの適合部品の支持面とを含むことを特徴とする 、請求の範囲第1項に記載のアンテナ架台。 3.追尾システム(9)と(B)のパラボラ(7)支持体との間の環状線状接続 体が、固定可能な滑り面接続体により((BM)部分に応じて)位置調整が可能 であるので、相似支持体を変化させることと地点の緯度に応じて肩軸(3)を傾 斜させることとにより、地球の実ジオイドに合わせることができることを特徴と する、請求の範囲第1項に記載のアンテナ架台。 4.傾斜の調整(8)が、押し付けねじ(15)により固定した歯車−ウォーム ねじシステム(14)を用いて行われ、追尾 システム(9)の移動が、減速機と回転制御モータ(18)とで制御される微調 整歯車−ウォームねじシステム(16)で行われ、同モータが、モータ出力とは 無関係に固定と機械的強度とをもたらし、160km/hの強風に対する安全性 と、ねじまたはモータの回転と歯車とそれに接続されている要素の回転の間の線 形法則にしたがいねじまたはモータを回転させるだけで、3/100゜の照準精 度(1)を得るのに充分な減速比とが得られることを特徴とする、請求の範囲第 1項に記載のアンテナ架台。 5.衛星を正確に追尾するのに3つの調整で充分であり、すなわち第1は、支柱 と、4つの固定ねじによって固定されるいわゆる架台支持体(4)との間に3つ の押し付けねじにより、1/100゜のずれの評価が可能な、水準計−コンパス (5)によって得られる、直線を形成する肩軸(3)の垂直度の調整であり、第 2は、固定ねじ、押し付けねじ、ピンチコック、接線方向プラグによって固定さ れるいわゆる架台支持体(4)の内径の垂直軸の回りを肩軸(3)を回転させる ことにより行う、局の設置場所の子午面内への架台の対称面の方向決めであり、 第3は、歯車−ウォームねじシステムを用いて行い押し付けね じによって固定する、緯度の傾斜軸(8)について設置場所の緯度の余角の表示 を行うことによる調整であり、上述の機構は工場でゼロ調整され、軸(D)は軸 (3)の延長部分にあり、環状線状接続体(B)は架台の対称面内にあることと を特徴とする、請求の範囲第1項に記載のアンテナ架台。 6.調整が、照準合わせと衛星への調整により精度が向上することを特徴とする 、請求の範囲第5項に記載のアンテナ架台。 7.覆いシステムが、ねじまたはクリップにより連結されている2つの半球形要 素であって、中心を(A)とし片方がストラップ(6)に連結されているか、中 心を(M)とし主とされる覆いががストラップ(6)か肩軸(3)かに連結され 、もう一方の滑動覆いがパラボラ支持体(7)に接続されている、2つの半球形 要素を含み、その他の部品、継手、じゃばらによる補完形状により機構の完全密 閉がなされることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のアンテナ架台。 8.第9図において、パラボラの対称面を常時軌道面に対し直角に保とうとする 場合、パラボラ支持体(7)はパラボラ固定板とともに、架台の対称面内の点( A)を通る軸の旋回接続体を含み、同パラボラ固定板は追尾システム(9)とと もに、3 つの自由度−第1の自由度とは、ロッドをともなう前記旋回体軸に沿った移動で あり、第2は、ロッドと、前記のものに対し直角で共点な軸枠との間の回転であ り、第3は、枠と、前記のものとの間で直角三面角を形成する軸追尾システム( 9)との間の回転である−をもつ接続体を含むことを特徴とする、請求の範囲第 1項に記載のアンテナ架台。 9.機構が全て覆いの内側に収納され、ストラップとその接続体とが覆いの外側 に出されていることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のアンテナ架台。 10.パラボラの固定が、パラボラの種々の型式によって異なる適合部品によっ て実現され、これら適合部品が全て、環状線状接続体(B)を受け入れるロッド の軸によって決まる面に対し直角なパラボラ支持体のある面に調整、固定が可能 なパラボラのストラップ−支持体接続軸に平行な軸に沿って連節されている「オ フセット」傾斜支持体に4つのねじで固定する特殊な方法であることを特徴とす る、前記請求の範囲第1項から第9項のいずれか一項に記載のアンテナ架台。 11.各パラボラの適合部品が、部品要素の製造不良を相殺するため、同部品の 固定用上部ねじの周囲に挿入するよう調整す るねじまたはシムを用いて、パラボラ支持板(7)に対する距離を微調整される ことを特徴とする、前記請求の範囲のすべての項に記載のアンテナ架台。 12.静止平均位置の回りの軌道サイクルにおいて衛星を「追尾」するのに、た とえば追尾システムが直接、アンテナ支持体に接続されるのではなく、追尾シス テムとともに、追尾システムの回転軸に対し直角な水平軸の関節接続体をもち、 架台の点(M)といわゆるアンテナ支持体との環状線状接続体とを通る、軌道( 19)上仰角調整部品と呼ばれる中間部品を挿入が挿入され、回転は、たとえば パルスの計数を行うステッピングモータに連結された歯車−ウォームねじ二重減 速機により駆動され、その結果、赤道面に直角な軸の回りの追尾システムの追加 回転と前記回転とを合算することにより、正規直交軸における軌道サイクルのプ ログラミング式を得るため、機構の中心(A)の相似を利用して衛星の軌道サイ クルを得ることと設置場所を選ばないことを特徴とする、前記請求の範囲のすべ ての項に記載のアンテナ架台。 13.軍事目的、公安、モービルホーム、キャンピングカーなど用途の車両の場 合、常時車両上に設置されている支柱を含む ことと、一方では支柱支持体とともに、他方ではアーム間に2つの関節(1)、 (2)を含む2つの方向決定アーム(3)、(4)から成る支柱を受け入れるこ とと、車両を設置する場所を考慮するため±45゜の振幅をもちながらいわゆる 架台支持体の調整および固定が可能であることと、同調整は方向決定アーム上に 置かれた2つの水準器(5)、(6)を使用して得ることと、架台およびそのア ンテナが車両の移動中にその車両内部に収納可能であることを特徴とする前記請 求の範囲のすべての項に記載のアンテナ架台。
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