JPH08504893A - かさ高の多種繊維糸 - Google Patents

かさ高の多種繊維糸

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JPH08504893A
JPH08504893A JP6509877A JP50987793A JPH08504893A JP H08504893 A JPH08504893 A JP H08504893A JP 6509877 A JP6509877 A JP 6509877A JP 50987793 A JP50987793 A JP 50987793A JP H08504893 A JPH08504893 A JP H08504893A
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Application number
JP6509877A
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Inventor
ゼームス ラッペイジ,
ジャック デヴィッド ワット,
オウエン レスリイ ロジャー ハーツショーン,
ピーター ヘンドリック ブロレンズ,
Original Assignee
ウール リサーチ オーガナイゼイション オブ ニュー ジーランド インコーポレイテッド
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/24Bulked yarns or threads, e.g. formed from staple fibre components with different relaxation characteristics

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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 糸組織を形成するためにリング精紡機または他のタイプの精紡機において1本またはそれ以上のフィラメント糸または前紡績された糸と撚り合わされるステープル・ファイバからなり、ステープル・ファイバの一部は糸組織に過給されて1本またはそれ以上のフィラメント糸または前紡績された糸およびステープル・ファイバの第2の部分からなる中央コアのまわりに撚られた繊維のかさ高の外被を提供する糸を製造する工程および装置。フィラメント糸のパッケージは、絹またはいずれのタイプの天然、人造または合成のフィラメントとすることができる。いずれのタイプの前紡績された糸、例えば綿またはいずれの他の天然、人造または合成の繊維の糸も使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 かさ高の多種繊維糸 本発明は、糸、撚糸および類似材料の製造に関する。具体的には、本発明はス テープル・ファイバ材料と連続したフィラメント糸または前紡績したステープル ・ファイバ糸との組み合わせからなるハイーバルク・ヤーンズ(かさ高加工糸) の製造に関する。 「糸紡績工程の改良」という名称の我々の以前の特許であるニュージーランド 特許第232390号は、梳毛または準梳毛精紡機でのかさ高加工糸の精紡方法 並びに当該工程方法を実施するために必要とされる精紡機の改良について説明す ると共に、特許を請求している。この方法は撚りを入れる直前に繊維を操作する ことを含む、すなわち各繊維の部分は糸の強く撚られたコアに組み込まれるが、 各繊維の第2の部分はオーバフィードにより繊維範囲に対して大幅に下げられた レベルの撚りを以てコアのまわりに紡績される。したがって、そのような糸はそ のコアの番手に対する通常レベルの撚りを以て紡績されたコアと、糸のかさ高を もたらす比較的緩く撚られた繊維からなる包被を含む。しかし、この糸製造方法 には極めて細いかさ高糸が作れないという欠点がある。 いずれの紡績工程においても、紡績工程が端切れを頻繁に生じることなく連続 稼働できるためには糸の断面において必要とされる繊維数に関する実際上の下限 が存在する。梳毛紡績工程では、糸断面における一般に認識された最少繊維数は 平均45本である。かさ高梳毛糸を紡績するため の上記の方法では、紡績中に糸に加わる応力は主としてコアに撚られた繊維によ り支持されるが、かさ高の外被に撚られた繊維はあまりに緩く組み入れられてい るために糸強度には寄与できない。このように、十分な紡績性能を確保するため に平均して少なくとも45本の繊維が糸のコアにおいて必要であるが、かさ高の 外被における繊維は合計の糸番手に寄与する。コアを構成する繊維の50%およ びかさ高の外被を構成する繊維の50%により紡績された糸では、糸断面におけ る全繊維数は少なくとも平均90本である。22μmの繊維から紡績された梳毛 糸の例では、従来の糸は22.5テックスの線密度に紡績できたが、我々のニュ ージーランド特許第232390号において開示された方法に基づいて紡績され たかさ高梳毛糸は45テックスより細く紡績することはできなかった。 「多種繊維糸」という名称の以前の別のWRONZ特許つまりニュージーラン ド特許第225679号において、2本の連続したフィラメント糸または前紡績 されたストランドと撚り合わされたステープル・ファイバの1本のストランドか らなる糸を1回の操作で製造する方法が開示されている。この方法の主な特長は 、糸断面において20本またはそれ以下のステープル・ファイバを有する極めて 細い糸を紡績できるその能力にある。この方法により紡績された糸の一例では、 29μmの羊毛の平均26本の繊維およびそれぞれ4.2テックスの2本の連続 したナイロン・フィラメント糸を有する糸が紡績された。得られた糸番手は30 テックスであったが、この羊毛から従来の方法で紡績 された糸は39テックスより細く紡績することはできなかった。 この多種繊維糸は多くの有利な特性と特に織糸としての最終的用途を有するが 、それにはかさ高性に欠けるという主な欠点があり、またそれは一般に編成にお ける多くの応用品に対して適さないとみなされている。そのような糸のかさは代 表的には6−8cm3/gの範囲にあるが、それは10g/cm2の圧力で測定さ れた糸の1gが占める体積である。 本発明の目的は、我々の以前のニュージーランド特許第225679号および ニュージーランド特許第232390号において開示された技術を組み合わせる ことにより、1回の操作でかさ高の細番手糸を製造することにある。 本発明の第2の目的は、1本またはそれ以上の連続したフィラメント糸または 前紡績された糸と撚り合わされる1本のステープル・ファイバのストランドを含 み、1本またはそれ以上のフィラメント糸または前紡績された糸がステープル・ ファイバ・ストランドに対してコアとしてまたはラッピング(wrapping )要素として糸組織中に組み入れられ得るかさ高の細番手糸を製造する方法を提 供することにある。 本発明の別の目的は、ステープル・ファイバの少なくとも一部が撚りを入れる 時点で糸組織に過給され、それによりステープル・ファイバの過給された部分が 糸表面からループ状に突き出してファイバのかさ高の外被を構成するかさ高の細 番手ステープル糸を製造することにある。 本発明のさらに別の目的は、実質的にすべてのステープル・ファイバの一部が 糸のコア中に組み入れられ、また実質的にすべてのステープル・ファイバの第2 の部分がかさ高の糸外被に過給されてかさ高の外被とコアが機械的に相互結合さ れる糸組織を提供することにある。 本発明のさらに別の目的は、高い初期伸び係数を有することにより、糸かさは 巻取り、製織、編成などの以後の加工工程において糸に通常加えられる引張り応 力に対して安定できる糸組織を提供することにある。 本発明のさらに別の目的は、上記の欠点を克服すると共にかさ高特性を持つ細 い糸を製造できる糸製造工程を提供することにある。 本発明の最も広い観点にしたがって、あらゆる端閉鎖形式(clored−e nd)の長いドラフトシステムを利用するリング精紡機または他のタイプの精紡 機において糸組織を形成するために1本またはそれ以上のフィラメント糸または 前紡績された糸と撚り合わされるステープル・ファイバからなる糸を製造する方 法であって、ステープル・ファイバの一部が糸組織に過給され、1本またはそれ 以上のフィラメント糸または前紡績された糸およびステープル・ファイバの第2 の部分からなる中央コアのまわりに撚られたファイバのかさ高の外被を形成する 方法が提供される。 本発明にしたがって、リング精紡機または他のタイプの精紡機において1本ま たはそれ以上のフィラメント糸または前紡績された糸と撚り合わされるステープ ル・ファイバ からなる糸を製造する方法であって、ステープル・ファイバの一部が糸組織に過 給され、1本またはそれ以上のフィラメント糸または前紡績された糸およびステ ープル・ファイバの第2の部分からなる中央コアのまわりに撚られたファイバの かさ高の外被を形成する方法が提供されるが、この方法には、 精紡機と関連して単一フィラメント糸、マルチフィラメント糸または前紡績さ れた糸のひとつまたはそれ以上のパッケージ並びにドラフトシステムのフロント ローラと撚りがファイバとフィラメント糸または前紡績された糸との間に最初に 入れられる地点との間でステープル・ファイバの供給を制御すべく適合された従 動ローラ装置を設置する工程、 このローラ装置をステープル・ファイバの長さに対して、またその表面速度を フロント・ドラフトローラのデリベリ速度に対して調整し、各ステープル・ファ イバの部分が糸を形成するステープル・ファイバ・ストランドに過給される工程 、 1本のフィラメント糸または前紡績された糸を供給して精紡機のフロント・ド ラフトローラのニップにおいてドラフトされたステープル・ファイバ・ストラン ドと結合させる工程、および 1本のフィラメント糸または前紡績された糸を供給してフロント・ドラフトロ ーラのニップと従動ローラ装置のニップの下手との間のいずれかの地点において ステープル・ファイバ・ストランドおよび第1フィラメント糸または前 紡績された糸と結合させる工程、あるいは 1本のフィラメント糸または前紡績された糸を供給して撚りを入れる地点の下 手の地点においてステープル・ファイバ・ストランドと結合させる工程が含まれ る。 本発明の第2の観点にしたがって、前記の第1観点に基づいて糸を製造する装 置が提供される。 フィラメント糸のパッケージは、絹または他のいずれの天然、人造または合成 のフィラメントとすることができる。いずれのタイプの前紡績された糸、例えば 綿または他のいずれの天然、人造または合成繊維の糸とすることができる。 本発明のその他の観点は下記の説明から明かとなるが、それらは例示としての み示されたものである。 本発明の例は、添付図面に関連して以下に説明される。 図1は、本発明に基づく装置の設計を含むリング精紡機タイプの基本的要素の 断面図である。 図2は、本発明に基づく装置の設計を含むリング精紡機タイプの基本的要素の 平面図である。 図3は、本発明に基づく装置の設計を含む中空スピンドル精紡機タイプの基本 的要素の平面図である。 図4は、リング精紡機で紡績された糸の組織および糸の組織内の1本の代表的 なステープル・ファイバと2本のフィラメント糸または前紡績された糸により占 められるパス(path)の詳細図である。 図5は、中空スピンドル精紡機で紡績された糸の組織および糸の組織内の1本 の代表的なステープル・ファイバと 2本のフィラメント糸または前紡績された糸により占められるパスの詳細図であ る。 ここで図1を参照するならば、ステープル・ファイバ1の粗糸は一対のバック ・ドラフトローラ2、一対のエプロンローラ3および一対のフロント・ドラフト ローラ4を通って供給され、従動ローラ5を経て撚りのないストランドとして現 われるが、従動ローラの下側では撚りの挿入により形成された糸7が豚の尾状案 内8を通過した後にリングおよびトラベラ機構11によりスピンドル10に装着 されたパッケージ9に巻き上げられる。第1のフィラメント糸または前紡績され た糸12は、粗糸1と共に低い張力でフロント・ドラフトローラ4のニップに供 給される。第2のフィラメント糸または前紡績された糸13も低い張力でドラフ トローラ4のニップに供給されるが、第1フィラメントまたは前紡績された糸1 2および粗糸1からは空間的に分離されている。変更態様として、第2フィラメ ント糸または前紡績された糸は低い張力で第1フィラメント糸または前紡績され た糸12および粗糸1から空間的に分離されて従動ローラ5のニップに、あるい は変更態様としてローラ5の下手に供給できるが、これらの変更態様は破線で示 されている。 稼働中に、スピンドル10は回転して糸組織7に撚りを入れると共に、リング およびトラベラ機構11と共同して成形された糸をパッケージ9に巻き上げる。 加えられた撚りは、従動ローラ5のニップまでの糸の上手で伝搬される。第1フ ィラメント糸または前紡績された糸12は粗糸1 と接触して、またはそれに極めて隣接してローラ4のニップにおいて供給され、 さらにステープル・ファイバの撚りのないストランドをローラ4およびローラ5 のニップの間の空隙を越えて運搬することを支援するが、この間に糸7のコアに 撚り込まれる。ここで図2を参照するならば、ローラ4のニップに供給された第 2フィラメント糸または前紡績された糸13は、第1フィラメント糸または前紡 績された糸12およびそれと結合した粗糸1から空間的に分離されて保持される 。この空間的分離は、それが第1フィラメント糸または前紡績された糸12およ びステープル・ファイバ1のストランドと組み合わされて当該組織のまわりに巻 き付けられて糸7を形成するまで、ローラ5の下手において維持される。 従動ローラ5は、仕上げられた糸7において要求される特性にしたがって選択 された統一を超えた割合だけローラ4の表面速度を超えた表面速度で駆動される 。ローラ5はそれらのニップにおいて圧力を負荷されるが、それはステープル・ ファイバの末端がシステム通過中にローラ4のニップから解放された後にステー プル・ファイバに作用するのに十分であると共に、ローラ4により把持されたス テープル・ファイバおよびフィラメント糸または前紡績された糸が過度に延伸さ れたり、または破断することなくローラ5のニップに滑り込み得る程に軽くなけ ればならない。ステープル・ファイバの末端がローラ4のニップから解放された ならば、このファイバはローラ5だけの影響を受けるのであり、ローラ5の表面 速度により前進すると共にそこ で過給されて糸7となる。その末端がローラ4から解放される前にローラ5のニ ップの下手で糸7に供給されるステープル・ファイバの部分は、紡績糸7の張力 のために糸のコアに向かって移動する。ローラ5により過給されるステープル・ ファイバの部分は過給のために糸7のコアのまわりに緩く巻き付けられることに より、かさ高の外被に寄与する。 第2フィラメント糸または前紡績された糸13は図1および図2に示された3 つの変更態様の位置13のいずれかひとつにおいてシステムに供給できるが、そ れはローラ5のニップの下手に到達するまでは常に第1フィラメント糸12およ びステープル・ファイバ・ストランド1から空間的に分離されている。第2フィ ラメント糸または前紡績された糸13がローラ4のニップに供給されたならば、 それはローラ4の表面速度において制御され、さらに糸7の紡績張力下で糸7に 供給されて糸7のコアのまわりに相対的に堅く巻き付けられる。フィラメント糸 または前紡績された糸13がローラ5のニップに供給されたならば、それはロー ラ5の表面速度において制御され、さらに糸7に過給されて糸7のコアのまわり に緩く巻き付けられることにより、かさ高の外被に寄与する。フィラメント糸ま たは前紡績された糸13が低い張力でローラ5のニップの下手で糸7に供給され たならば、それは低い張力で糸7のコアのまわりに巻き付けられるが、かさ高の 外被に顕著に寄与することはない。第2フィラメント糸または前紡績された糸1 3がシステムに供給される位置の選択は、仕上げられた糸 7に求められる特性により決定される。 別の変更態様では、糸7は2本のフィラメント糸または前紡績された糸12お よび13の一方だけを含むことにより、つまりコアまたはラッピング繊維として 紡績することができる。糸がコア繊維としてフィラメント糸または前紡績された 糸12だけを含んで紡績されるならば、このフィラメント糸または前紡績された 糸はステープル・ファイバをフロント・ドラフトローラ4のニップからローラ5 のニップを経て撚られた糸組織に入るまで搬送することを支援でき、さらに糸7 の引張り強さに寄与する。糸が図1に示された変更態様の位置のいずれかにおい て供給されたフィラメント糸または前紡績された糸13だけを含んで紡績される ならば、このフィラメント糸または前紡績された糸13は糸7のまわりに巻き付 けられ、さらにステープル・ファイバを糸組織内で結合することを支援すると共 に糸7の引張り強さに寄与する。 ここで図3を参照するならば、ステープル・ファイバ1の粗糸は前述のような ドラフトシステムを通って加工される、すなわちフロント・ドラフトローラ4お よび一対のデリベリローラ17により供給され、さらにスクロールローラ19に より駆動されるパッケージ18に巻き取られる。中空スピンドル14はその下端 に糸を回転させるために十分な低い力で糸を把持してローラ5のニップの上手で 仮撚りを付与すべく設計された機構16を有するが、この力は糸7が著しく延伸 または破断されることなく機構16を通ってドラフトされ得るように十分に軽い ものでなければな らない。 スピンドル14には、スピンドル14と共に回転する第2のフィラメント糸ま たは前紡績された糸13のパッケージ15が装着される。フィラメント糸または 前紡績された糸13は、フィラメント糸または前紡績された糸13に形成された バルーンの張力下で糸7のまわりに巻き付くことにより成形糸7と組み合わされ る。糸杷持機構16の下手では、糸7のステープル・ファイバ間には実質的に撚 りは存在しないが、フィラメント糸または前紡績された糸13と糸7との間には 糸7のまわりにフィラメント糸または前紡績された糸が巻き付くために撚りが存 在する。 従動ローラ5は、前述のようにステープル・ファイバの末端部分を糸7に過給 するために、フロント・ドラフトローラ4の表面速度よりも大きな表面速度で駆 動される。第1のフィラメント糸または前紡績された糸12も前述のようにロー ラ4のニップに供給されて糸7のコアに組み入れられ、さらにステープル・ファ イバをローラ4のニップから糸組織がフィラメント糸または前紡績された糸13 により巻き付けられる地点まで搬送することを支援する。 変更態様として、糸は前述のように中空スピンドル精紡機において2本のフィ ラメント糸または前紡績された糸12および13の一方だけまたは両方を含んで 紡績することもできる。 ここで図4を参照するならば、代表的なステープル・ファイバ20の糸組織に おけるパスが図示されており、そこでは糸コアに堅く撚り込まれたファイバの先 端がその末端 と共に2本のフィラメント糸または前紡績された糸12および13を含む本発明 の第1の観点にしたがって製造された糸のコアのまわりの外被に緩く撚り込まれ ている。末端は次に、単位繊維長さあたり低い撚りを以て糸に撚り込まれる。第 1フィラメント糸または前紡績された糸12は糸組織のコアに組み込まれた実線 として示されており、また第2フィラメント糸または前紡績された糸13はリン グ精紡機に関して前述したように紡績された糸の組織をラッピングするものとし て示されている。糸の表面に位置する繊維の撚り角度は、第2フィラメント糸ま たは前紡績された糸13のそれと同じである。 ここで図5を参照するならば、代表的なステープル・ファイバ21の糸組織に おけるパスが図示されており、そこでは糸コアに堅く組み込まれたファイバの先 端がその末端と共に2本のフィラメント糸または前紡績された糸12および13 を含む本発明の第1の観点にしたがって中空スピンドル精紡機で製造された糸の 糸組織からループ状に突き出している。第1フィラメント糸または前紡績された 糸12は糸組織のコアに組み込まれた実線として示されており、また第2フィラ メント糸または前紡績された糸13は糸の組織をラッピングするものとして示さ れている。この糸組織では、ステープル・ファイバ自身の間またはステープル・ ファイバと第1フィラメント糸または前紡績された糸12との間に撚りは存在し ない。それらは、糸のコア内で実質的に平行な関係にある。この組織全体と第2 フィラメント糸または前紡績された糸13との間には、第2フィラ メント糸または前紡績された糸が組織のまわりに巻き付けられることによって撚 りが存在する。糸組織に過給されたステープル・ファイバの末端も、ラッピング 箇所間の糸表面から突き出るファイバのループを形成するラッピング・フィラメ ント糸または前紡績された糸13により糸組織に結台される。この糸組織におい て、突き出るファイバ・ループはラッピング成分13により確実に固定されるゆ えに極めて安定しており、また糸コアを囲むかさ高の外被に寄与する。 WRONZのニュージーランド特許明細書第225679号において説明され た方法により梳毛リング精紡機で紡績された糸の一例では、28μmの羊毛ブレ ンドが18.5テックスの線密度のストランドにドラフトされ、さらにそれぞれ 線密度2.2テックスの2本のフィラメント糸と680tpmで撚り合わされて 線密度22.9テックスの仕上がり糸が得られたが、それは糸断面において平均 23本のステープル・ファイバを有する。この糸の1ハンク(bulk)をオー トクレーブにおいて100゜Cで2分間蒸熱して完全に弛緩させた後にこの糸の かさを測定したところ、7.47cm3/gであった。次に、同じ糸組織をWR ONZのニュージーランド特許第225679号において説明された方法により 紡績したが、WRONZのニュージーランド特許第232390号において説明 された従動ローラ装置を付加して、すべて825tpm撚りを持つ糸かさを生じ させた。この例では、従動ローラ装置(図1の5)はフロント・ドラフトローラ (図1の4)の表面速 度よりも70%高い表面速度で駆動された。この糸の1ハンクをオートクレーブ において100゜Cで2分間蒸熱して完全に弛緩させた後にこの糸のかさを測定 したところ、11.20cm3/gであった。 第2の例では、第1例に使用されたものと同じ28μmの羊毛が中空スピンド ル精紡機で紡績されて線密度22.0テックスの糸が得られたが、それはそれぞ れ2.2テックスの2本のフィラメント糸と線密度17.6テックスの1本のス テープル・ファイバ・ストランドを含み、断面におけるステープル・ファイバは 22本であった。1本の糸は、従動ローラ5を使用せずに430tpmで紡績さ れた。この糸の1ハンクをオートクレーブにおいて100゜Cで2分間蒸熱して 完全に弛緩させた後にこの糸のかさを測定したところ、24.4cm3/gであ った。次に、同じ糸組織を従動ローラ5も使用して紡績し、さらにこの糸の1ハ ンクをオートクレーブにおいて100゜Cで2分間蒸熱して完全に弛緩させた後 にこの糸のかさを測定したところ、27.7cm3/gであった。この例では、 従動ローラ5はフロント・ドラフトローラ4の表面速度よりも57%高い表面速 度で駆動された。 かくして本発明により、ステープル・ファイバとフィラメント糸または前紡績 された糸からなり、かさ高特性を有する細番手糸を生産できる糸製造工程が提供 される。ステープル・ファイバは、商業的に実行可能な条件下で糸の断面におい て20本またはそれ以下とすることができる。 本発明の特定の例について説明を行なったが、本発明の 範囲を逸脱することなく改良および変更を行い得ることが明かである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年12月29日 【補正内容】 請求の範囲 1.かさ高の細番手糸を製造する方法において、1本のステープル・ファイバ と2本の細い前紡績された糸または連続したフィラメント糸を含み、後者の一方 をステープル・ファイバ・ストランドに対するコアとして、また他方を糸組織の ラッピング要素とする工程、2本の前紡績された糸または連続したフィラメント 糸およびステープル・ファイバの少なくとも一部を糸形成の時点において一定か つ制御された速度で供給する工程、並びに実質的に各ステープル・ファイバの少 なくとも一部を2本の前紡績された糸または連続したフィラメント糸の供給速度 よりも高い制御された大きな速度で過給する工程を含むことを特徴とするかさ高 の細番手糸を製造する方法。 2.ステープル・ファイバの主要部分とフィラメント糸または前紡績された糸 の少量部分を含むかさ高の細番手糸において、少なくとも1本のフィラメント糸 または前紡績された糸が主要なステープル・ファイバ・ストランドのコアまたは 第1のラッピング要素として含められ、また少なくとも第2のフィラメント糸ま たは前紡績された糸がステープル・ファイバ・ストランドの第2のラッピング要 素またはこのストランドおよび前記の含められたコア・フィラメント糸のラッピ ング要素として含められること、しかも実質的に各ステープル・ファイバの少な くとも一部が撚り挿入時点で糸組織に過給されることにより、各ステープル・フ ァイバの過給された部分が糸表面からループ状またはらせん状に突き出して繊維 の連続したかさ高の外被を形成 すること、また実質的に各ステープル・ファイバの少なくとも一部がフィラメン ト糸または前紡績された糸コアまたは第1ラッピング要素と同じ速度で糸コアに 供給されることにより実質的に各繊維が糸のコアおよびかさ高の外被のいずれに も寄与すること、したがってコアとかさ高の外被が機械的に相互結合されること を特徴とするかさ高の細番手糸。 3.実質的にすべてのステープル・フアイバの一部が糸のコア中に組み入れら れ、また実質的にすべてのステープル・ファイバの第2の部分がかさ高の糸外被 に過給されてかさ高の外被とコアが機械的に相互結合されることを特徴とする請 求項2記載のかさ高の細番手糸。 4.高い初期伸び係数を有することにより、かさ高の外被は巻取り、製織、編 成などの以後の加工工程において糸に通常加えられる引張り応力に対して安定で きることを特徴とする請求項2または3記載のかさ高の細番手糸。 5.糸組織を形成するためにいずれかの高ドラフトの閉鎖端式精紡機において 2本またはそれ以上のフィラメント糸または前紡績された糸と撚り合わされるス テープル・ファイバからなる糸を製造する方法において、第1のフィラメント糸 または前紡績された糸が実質的に各ステープル・ファイバの一部と共に糸コアに 撚り込まれることができ、あるいはステープル・ファイバコアの第1のラッピン グ要素となることができ、第2のフィラメント糸または前紡績された糸は糸組織 のラッピング要素であり、実質的に各ステープル・ファイバの一部は前記組織に 過給されて中央コ アのまわりに撚られた繊維のかさ高の外被を提供し、実質的に各ステープル・フ ァイバは部分的に糸のコアおよびかさ高の外被のいずれにも寄与するため、コア とかさ高の外被は機械的に相互結合されることを特徴とする糸を製造する工程。 6.リング精紡機または他のタイプの精紡機において1本またはそれ以上のフ ィラメント糸または前紡績された糸と撚り合わされるステープル・ファイバから なる糸を製造する方法であって、ステープル・ファイバの一部が糸組織に過給さ れ、1本またはそれ以上のフィラメント糸または前紡績された糸およびステープ ル・ファイバの第2の部分からなる中央コアのまわりに撚られたファイバのかさ 高の外被を形成する方法において、 精紡機と関連して単一フィラメント糸、マルチフィラメント糸または前紡績さ れた糸のひとつまたはそれ以上のパッケージ並びにドラフトシステムのフロント ローラと撚りがファイバとフィラメント糸または前紡績された糸との間に最初に 入れられる地点との間でステープル・ファイバの供給を制御すべく適合された従 動ローラ装置を設置する工程、 このローラ装置をステープル・ファイバの長さに対して、またその表面速度を フロント・ドラフトローラのデリベリ速度に対して調整し、各ステープル・ファ イバの部分が糸を形成するステープル・ファイバ・ストランドに過給される工程 、 1本のフィラメント糸または前紡績された糸を供給して 精紡機のフロント・ドラフトローラのニップにおいてドラフトされたステープル ・ファイバ・ストランドと結合させる工程、および 1本のフィラメント糸または前紡績された糸を供給してフロント・ドラフトロ ーラのニップと従動ローラ装置のニップの下手との間の任意の地点においてステ ープル・ファイバ・ストランドおよび第1フィラメント糸または前紡績された糸 と結合させる工程、または 1本のフィラメント糸または前紡績された糸を供給して撚りを入れる地点の下 手の地点においてステープル・ファイバ・ストランドと結合させる工程からなる ことを特徴とする糸を製造する工程。 7.フィラメント糸のパッケージは、絹または他の任意の天然、人造または合 成のフィラメントであることを特徴とする請求項6記載の糸を製造する工程。 8.任意のタイプの前紡績された糸、例えば綿または他の任意の天然、人造ま たは合成繊維の糸が使用されることを特徴とする請求項6または7記載の糸を製 造する工程。 9.任意の既知の閉鎖端式の長いステープル・ドラフトシステム、このドラフ トシステムのフロント・ドラフトローラのすぐ下手でニップを形成する付加的な ローラ対、および糸に撚りを付与するための任意の既知のスピンドルまたは撚り 機構を含み、前記の付加的なローラ対はフロント・ドラフトローラの表面速度よ りも大きい一定の表面速度で駆動されることを特徴とする請求項2記載の糸を製 造する装置。 10.第1のフィラメント糸または前紡績された糸が粗糸と共に低い張力でフロ ント・ドラフトローラのニップに供給され、また第2のフィラメント糸または前 紡績された糸も低い張力で前記フロント・ドラフトローラのニップに供給される が、第1フィラメントまたは前紡績された糸および粗糸からは空間的に分離され ていることを特徴とする請求項9記載の糸を製造する装置。 11.第2フィラメント糸または前紡績された糸は低い張力で第1フィラメント 糸または前紡績された糸およびステープル・ファイバ・ストランドから空間的に 分離されてフロント・ドラフトローラのニップに、あるいは交替にフィラメント 糸または前紡績された糸およびステープル・ファイバ・ストランドから空間的に 分離されて付加的なローラのニップに供給されることを特徴とする請求項10記 載の糸を製造する装置。 12.従動ローラは仕上げられた糸において要求される特性にしたがって選択さ れた統一を超えた割合だけフロント・ドラフトローラの表面速度を超えた表面速 度で駆動され、それによりローラにより過給されたステープル・ファイバの部分 は過給のゆえに糸のコアのまわりに緩く巻き付けられ、したがってかさ高の外被 に寄与することを特徴とする請求項11記載の糸を製造する装置。 13.既知のドラフトシステムと従来の精紡機のスピンドル、およびフロント・ ドラフトローラのすぐ下手でニップを形成する付加的なローラ対を含むことを特 徴とする請求項9ないし12のいずれか一に記載の糸を製造する装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ハーツショーン, オウエン レスリイ ロジャー ニュー・ジーランド, クライストチャー チ 8006, バーウッド, デ ビル プ レイス 14 (72)発明者 ブロレンズ, ピーター ヘンドリック ニュー・ジーランド, クライストチャー チ 8002, リバーロー テラス 264

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.1本またはそれ以上の連続したフィラメント糸または前紡績された糸と撚 り合わされる1本のステープル・ファイバのストランドを含み、1本またはそれ 以上のフィラメント糸または前紡績された糸がステープル・ファイバ・ストラン ド要素に対してコアとしてまたはラッピング要素として糸組織中に組み入れられ 得ることを特徴とするかさ高の細番手糸の製造方法。 2.添付図面に関連して実質的に前述したようなかさ高の細番手糸の製造方法 。 3.ステープル・ファイバの少なくとも一部が撚りを入れる時点で糸組織に過 給され、それによりステープル・ファイバの過給された部分が糸表面からループ 状に突き出してファイバのかさ高の外被を構成することを特徴とするかさ高の細 番手ステープル糸。 4.実質的にすべてのステープル・ファイバの一部が糸のコア中に組み入れら れ、また実質的にすべてのステープル・ファイバの第2の部分がかさ高の糸外被 に過給されてかさ高の外被とコアが機械的に相互結合されることを特徴とする請 求項3記載のかさ高の細番手ステープル糸。 5.高い初期伸び係数を有することにより、かさ高の外被は巻取り、製織、編 成などの以後の加工工程において糸に通常加えられる引張り応力に対して安定で きることを特徴とする請求項3または4記載のかさ高の細番手ステープル糸。 6.糸組織を形成するためにリング精紡機または他のタ イプの精紡機において1本またはそれ以上のフィラメント糸または前紡績された 糸と撚り合わされるステープル・ファイバからなる糸を製造する工程であって、 ステープル・ファイバの一部が糸組織に過給され、1本またはそれ以上のフィラ メント糸または前紡績された糸およびステープル・ファイバの第2の部分からな る中央コアのまわりに撚られたファイバのかさ高の外被を形成することを特徴と する糸を製造する工程。 7.リング精紡機または他のタイプの精紡機において1本またはそれ以上のフ ィラメント糸または前紡績された糸と撚り合わされるステープル・ファイバから なる糸を製造する方法であって、ステープル・ファイバの一部が糸組織に過給さ れ、1本またはそれ以上のフィラメント糸または前紡績された糸およびステープ ル・ファイバの第2の部分からなる中央コアのまわりに撚られたファイバのかさ 高の外被を形成する方法において、 精紡機と関連して単一フィラメント糸、マルチフィラメント糸または前紡績さ れた糸のひとつまたはそれ以上のパッケージ並びにドラフトシステムのフロント ローラと撚りがファイバとフィラメント糸または前紡績された糸との間に最初に 入れられる地点との間でステープル・ファイバの供給を制御すべく適合された従 動ローラ装置を設置する工程、 このローラ装置をステープル・ファイバの長さに対して、またその表面速度を フロント・ドラフトローラのデリベリ速度に対して調整し、各ステープル・ファ イバの部分が 糸を形成するステープル・ファイバ・ストランドに過給される工程、 1本のフィラメント糸または前紡績された糸を供給して精紡機のフロント・ド ラフトローラのニップにおいてドラフトされたステープル・ファイバ・ストラン ドと結合させる工程、および 1本のフィラメント糸または前紡績された糸を供給してフロント・ドラフトロ ーラのニップと従動ローラ装置のニップの下手との間の任意の地点においてステ ープル・ファイバ・ストランドおよび第1フィラメント糸または前紡績された糸 と結合させる工程、または 1本のフィラメント糸または前紡績された糸を供給して撚りを入れる地点の下 手の地点においてステープル・ファイバ・ストランドと結合させる工程からなる ことを特徴とする糸を製造する工程。 8.フィラメント糸のパッケージは、絹または他の任意の天然、人造または合 成のフィラメントであることを特徴とする請求項7記載の糸を製造する工程。 9.任意のタイプの前紡績された糸、例えば綿または他の任意の天然、人造ま たは合成繊維の糸が使用されることを特徴とする請求項7または8記載の糸を製 造する工程。 10.一対のバック・ドラフトローラ、一対のエプロンローラおよび一対のフロ ント・ドラフトローラまたは任意の他の閉鎖端式の長いドラフトシステムを具備 したリング精紡機または他の精紡機を用いて、ステープル・ファイバの粗糸が前 記ローラに供給され、従動ローラを経て撚りのな いストランドとして現われるが、従動ローラの下側ではリングおよびトラベラ機 構を経て撚りが挿入された糸が豚の尾状案内を通過した後にスピンドルに装着さ れたパッケージに巻き上げられることを特徴とする請求項3記載の糸を製造する 装置。 11.第1のフィラメント糸または前紡績された糸が粗糸と共に低い張力でフロ ント・ドラフトローラのニップに供給され、また第2のフィラメント糸または前 紡績された糸も低い張力で前記ローラのニップに供給されるが、第1フィラメン トまたは前紡績された糸および粗糸からは空間的に分離されていることを特徴と する請求項10記載の糸を製造する装置。 12.交替に第2フィラメント糸または前紡績された糸は低い張力で第1フィラ メント糸または前紡績された糸および粗糸から空間的に分離されて従動ローラの ニップに、あるいは交替に前記ローラの下手に供給されることを特徴とする請求 項11記載の糸を製造する装置。 13.従動ローラは仕上げられた糸において要求される特性にしたがって選択さ れた統一を超えた割合だけフロント・ドラフトローラの表面速度を超えた表面速 度で駆動され、それによりローラにより過給されたステープル・ファイバの部分 は過給のゆえに糸のコアのまわりに緩く巻き付けられ、したがってかさ高の外被 に寄与することを特徴とする請求項12記載の糸を製造する装置。 14.添付図面に関連して前述したような糸を製造する装置。
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