JPH085036B2 - 集積印刷回路基板用基材の連結テープの切断装置 - Google Patents

集積印刷回路基板用基材の連結テープの切断装置

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JPH085036B2
JPH085036B2 JP4121373A JP12137392A JPH085036B2 JP H085036 B2 JPH085036 B2 JP H085036B2 JP 4121373 A JP4121373 A JP 4121373A JP 12137392 A JP12137392 A JP 12137392A JP H085036 B2 JPH085036 B2 JP H085036B2
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JP
Japan
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substrate
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circuit board
integrated
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Inventor
昭 馬場
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株式会社東京機販
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷回路基板用基材が集
積された集積印刷回路基板用基材の左右両端の側面に連
続テープを貼付した連結集積基材の各集積基材間の連結
テープを効率的に切断することができる切断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年におけるエレクトロニクス技術の発
達により、各種電気製品に印刷回路基板が使用されてい
る。これらの電気製品等に使用される印刷回路基板は、
通常印刷回路基板用基材を複数枚積層した積層体から成
っている。印刷回路基板用基材の積層数は、その印刷回
路基板の使用目的及び用途により異なり、通常2〜8枚
であり、多い場合には10枚を越える場合がある。現
在、この集積された印刷回路基板用基材は、その後加熱
加圧されて印刷回路基板の製品が完成されることになる
が、その加圧時に集積基材の側面から基材間に含浸させ
ている熱硬化性樹脂が基材の側面から漏れて加圧用金型
を汚すことがある。また、集積印刷回路基板用基材に位
置ずれが起こることもある。このような金型の汚れや印
刷回路基板用基材の位置ずれは、集積印刷回路基板の効
率的な生産において重大な障害になっている。そのた
め、熱硬化性樹脂の漏れによる金型の汚れがないよう
に、また集積基材の位置ずれを生じないように、集積印
刷回路基板用基材の側面をテープで貼付することが行わ
れている。ところで、従来、このテープによる貼付は、
全て人手による作業であり、印刷回路基板の量産化及び
低価格化において重大な障害になっていた。そこで、こ
の集積印刷回路基板用基材の側面を自動テープ貼付機に
より連続テープで貼付することが考えられるが、各集積
基材を連結しているテープを切断する作業を行う必要が
ある。しかしながら、この各集積印刷回路基板用基間の
連結テープを切断する場合は、テープの粘着剤が切断刃
に付着して蓄積され、ついには切断することができない
という事態になり、切断を効率的に行うことができない
という問題点が出て来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、集積された
印刷回路基板用基材間の連結テープの切断作業の効率化
において障害になっていた上記問題点を解消し、大巾な
省力化を図り、効率的な集積印刷回路基板用基材の連結
テープの切断装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる問題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、各基材間の連結テ
ープを切断するための切断刃を、送り込まれる集積基材
に同調させて回転させながら連結テープに押し当て、該
切断刃の受台を表面がほぼ平坦なロールにすることによ
り、より効率的に集積印刷回路基板用基材の連結テープ
を切断することができることを見い出し、この知見に基
づいて本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、次の各項の態様から
なる。 (1)(A)2個以上の基材供給機と基材供給機から供
給される印刷回路基板用基材を受け取る載置台と該載置
台から基材を移動させる基材移送機構を設けてなり、1
又は複数の基材供給機から第一載置台に所定枚数の1種
又は2種以上の基材が供給されたとき、基材移送機構が
作動して第二載置台に基材が移送され、移送されて第二
載置台に載置された基材の上に、別の1又は複数の基材
供給機から所定枚数の別の基材が供給されて積層したと
きに移送機構が作動し、所望により、順次、別の載置台
に基材移送機構により移送し別種の基材の所定枚数を同
様の手順で積層して、所定の積層構造の集積印刷回路基
板用基材を形成する手段、(B)該集積印刷回路基板用
基材の移送方向に対して左右両端の側面を覆うように連
続テープが貼付され、かつ該連続テープで連結されてい
る複数の集積印刷回路基板用基材を供給する手段、
(C)該供給された集積印刷回路基板用基材の各基材間
の連結テープを切断することができる回転式切断刃、
(D)該切断刃を受ける部分がほぼ平坦な表面であるロ
ール、及び(E)該供給された集積印刷回路基板用基材
に同調させて回転式切断刃を回転させながら連結テープ
を切断することができる切断刃駆動手段から成ることを
特徴とする集積印刷回路基板用基材の連結テープの切断
装置。 (2)回転式切断刃が、断面円形のロールの外周面に取
り付けられている(1)項記載の集積印刷回路基板用基
材の連結テープの切断装置。 (3)回転式切断刃の少なくとも片側にテープの押さえ
部材が設けられている(1)項記載の集積印刷回路基板
用基材の連結テープの切断装置。 (4)連続テープによる貼付が自動的に貼付することが
できる手段により行われる(1)項記載の集積印刷回路
基板用基材の連結テープの切断装置。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
集積印刷回路基板用基材(以下集積基材ということがあ
る)の連結テープの切断装置においては、印刷回路基板
用基材(以下基材ということがある)が集積された集積
印刷回路基板用基材の移送方向に対し左右両端の側面に
連続テープが貼付され、かつ該連続テープで連結されて
いる複数の集積基材を供給する手段が必要である。本発
明において集積される基材は、印刷回路基板を構成する
印刷回路基板用基材であり、シート、不織布などの柔軟
性を有する基材なども含むものである。これらの基材
は、特に限定されるものではなく、種々の基材が用いら
れる。印刷回路基板用に積層する基材の具体例として
は、例えば、ガラスクロス、ガラスペーパー、ガラス不
織布、合成樹脂布などにエポキシ樹脂、変性エポキシ樹
脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸したもの
が挙げられる。上記基材の形状は、特に限定されるもの
ではないが、通常長方形などの四角形のものが用いられ
る。
【0007】集積される基材の枚数は、印刷回路基板の
要求特性に応じて適宜選定すればよいが、通常1〜10
枚である。本発明の切断部に供給される集積基材は、両
端の側面を空間を設けて覆うように連続テープで貼付さ
れている。集積基材への連続テープの貼付位置は、適宜
選定すれば良いが、その後の加熱加圧時に含浸している
樹脂が漏れ易い側面にすることが好ましい。なお、集積
基材の移送方向は、移送方向に対して90°ずれている
幅方向の両端に連続テープが貼付されているようにす
る。連続テープの貼付は、集積基材のその後の加熱加圧
する際に集積基材内の熱硬化性樹脂漏れ、又は集積基材
の位置ずれを防ぐために行われるものであり、通常は集
積基材の両端部の各表面にテープの両側の端部がそれぞ
れ貼付されている。連続テープは、集積基材の側面に貼
付することができるものであれば特に限定されるもので
ないが、粘着テープであることが好ましく、特に集積基
材の側面を覆っている部分には粘着剤がなく、集積基材
に貼付する部分にだけ粘着剤があるテープが好ましい。
また、連続テープの支持材も、特に限定されるものでは
ないが、紙テープが好ましい。また、粘着剤は水溶性粘
着剤が好ましい。
【0008】この連続テープは、集積基材の側面だけを
覆っているのみならず、各集積基材を連結している。各
集積基材の連結間隔は、回転式切断刃が集積基材に当た
ることがないように、また効率的に切断することができ
るように適宜選定すれば良いが、通常5〜30mm、好ま
しくは5〜10mmである。この連続テープの貼付は、自
動的に貼付できる貼付機により貼付することが好まし
い。この貼付機は、テープ供給手段、集積基材の自動送
り手段、集積基材の側面へのテープ導入手段及び集積基
材へのテープ貼付手段から成るものが好ましい。本発明
の集積印刷回路基板用基材の連結テープ切断装置は、供
給された集積基材の各基材間の連結テープを回転しなが
ら切断することができる回転式切断刃を有することが必
要である。
【0009】この回転式切断刃は、各基材間を連結して
いる連続テープを切断することができるものであれば良
く、種々の形状の切断刃を用いることができるが、刃先
の角度が25°〜45°の範囲のものが好ましく、特に
30°〜40°の範囲のものが好ましい。また、回転式
切断刃の材質は、鋼が好ましい。回転式切断刃は、供給
されてくる集積基材に合わせて回転し、回転しながら集
積基材間の連結テープ部を切断することができるように
駆動される。回転式切断刃は、常に回転させておき、連
結テープの切断時だけ連結テープの表面に接近させて押
し当てて切断しても良く、連結テープが切断部に来たと
きのみ回転駆動して連結テープに押し当てて切断しても
良い。なお、切断刃が常に回転駆動する場合は、連結テ
ープに接触しない時には集積基材の移送の障害にならな
いように集積基材の表面から離れた位置に設置して、回
転駆動する際に集積基材に接触するように移動させるこ
とが好ましい。
【0010】この回転式切断刃を取り付ける部材は、特
に限定されるものではなく種々の構造の部材に取り付け
れば良いが、ロールの外周面に取り付けることが好まし
い。特に、ロールが集積基材の表面に接触しながら回転
し、集積基材を送り出すことができるロールを兼ねるも
のであることが好ましい。ロールが集積基材送り出しロ
ールを兼ねる場合、切断刃はそのロールの外周よりも集
積基材の厚み程度だけ突き出ている構造であることが好
ましい。ロールの半径は、適宜選定すれば良いが、ロー
ルの外周が連結テープの切断部の1ピッチ分の長さであ
ると、そのロールを基材の移送速度に合わせて常時回転
させることができる。本発明の集積印刷回路基板用基材
の連結テープの切断装置は、切断刃を受ける部分がほぼ
平坦な表面であるロールを有することが必要である。
【0011】この切断刃受けロールは、集積基材の一方
の表面に接触して集積基材を送り出すことができるもの
であることが好ましい。この切断刃受けロールは、各集
積基材間においては連結テープの片面に接触しており、
一方連結テープの他の表面には切断刃が接触して連結テ
ープを押し切ることができる。このように、切断刃を受
け部分が平坦な表面であるロールを使用しているので、
切断刃に連結テープの粘着剤が付着し難く、効率的なテ
ープの切断を行うことができる。なお、この切断刃受け
ロールの表面の材質は、切断刃の損傷をできるだけ少な
くするために、例えば硬質クロムメッキなどで構成され
ていることが好ましい。この切断刃受けロールは、集積
基材間の連結テープ部を切断するときだけ回転駆動して
も良いが、常に回転駆動していることが集積基材の送り
ロールを兼ねることができるので好ましい。
【0012】また、本発明においては、切断刃にテープ
が付着し難いように、切断刃の先端部の少なくとも片面
に、好ましくは両側に押し当て具を設けることが好まし
い。この押し当て具は、切断刃にテープが付着し難いよ
うに切断刃の先端から0〜10mm引っ込んだ位置に設け
ることがことが好ましく、またそのテープを切断刃受け
ロール面に押し当てることができるように、弾力性のあ
るもの又は上下動をすることができるものも好ましい。
この押し当て具の構造は、種々の構造ものが適応できる
が、例えば輪材、角材、円柱、板などが挙げられる。ま
た、この押し当て具の表面は、粘着剤が付着し難い材質
であることが好ましく、例えばテフロン、ウレタン系樹
脂で覆われていることが好ましい。この押し当て具の好
ましい具体例としては、ウレタン系ゴムを少量含有した
ウレタン系樹脂から成るロープの輪が挙げられる。
【0013】本発明の集積印刷回路基板用基材の連結テ
ープの切断装置は、供給された集積基材に同調させて回
転式切断刃を回転させながら連結テープを切断すること
ができる駆動手段を有することが必要である。この駆動
手段は、回転式切断刃を回転軸の回りに回動させるよう
な種々の駆動手段、又は回転している回転式切断刃を連
結テープの表面に接触させて押し当てるような種々の駆
動手段を用いることができ、例えば電動モーター、電磁
クラッチなどが挙げられる。また、駆動手段は、集積印
刷回路基板用基材が供給されると、例えばその集積され
た印刷回路基板用基材の特定の目印を検知して駆動を開
始するように自動的に同調させることが好ましい。同調
は、例えば近接スイッチなどにより行うことができる。
【0014】本発明の集積印刷回路基板用基材の連結テ
ープの切断装置は、印刷回路基板用基材の連続集積方法
において使用すると、極めて効率良く印刷回路基板用基
材を集積することができるので好ましい。印刷回路基板
用基材の連続集積方法としては、例えば(1)印刷回路
基板用基材が複数枚留置されている留置部から該基材を
基材供給機により供給する第一工程、(2)供給された
該基材を少なくとも1枚位置決めストッパーにより位置
決めして自動的に載置台に載せる第二工程、(3)該載
置台に載せられた該基材を必要に応じ移動させ、その基
材の上にさらに別の留置部から基材供給機により供給さ
れた基材を位置決めストッパーにより位置決めして自動
的に載せる第三工程、(4)更に必要に応じ第三工程を
繰り返す第四工程から成る印刷回路基板用基材の連続集
積方法が挙げられる。
【0015】上記第一工程においては、前記基材を複数
枚留置されている留置部が設けられている。この留置部
における基材の留置形態は、積み重ね、立て置き等の種
々の形態を採ることができる。また、留置される基材の
枚数は、特に限定されるものではなく、基材の厚み、留
置部の大きさ、留置に要する労力の大きさなどに応じて
適宜選定すればよく、供給開始時に通常最高3000枚
程度の基材を留置すれば良い。基材供給機から供給され
る基材の枚数は、一度に2枚以上の基材を供給機から供
給しても良いが、一枚ずつ供給することが基材を傷付け
ることなく、また位置ずれを生じることなく、更に確実
に基材を供給することができるので好ましい。基材の供
給方法は、種々の方法により行うことができ、例えば基
材を吸引して持ち上げて移送する方法、基材をロールで
送り出す方法、基材をつかんで移送する方法などが挙げ
られるが、基材を吸引して持ち上げて移送する方法が好
ましい。
【0016】これらの好ましい方法は、基材を所定位置
により正確に移送することができる。基材供給機からの
基材の供給速度は、その後の操作工程での所要時間、基
材の集積枚数などを考慮して適宜選定すれば良く、限定
されるものではないが、通常10〜120枚/分であ
る。このように基材供給機を使用することにより極めて
効率的に基材を供給することができる。なお、基材供給
機は、モーターにより駆動することができる。上記印刷
回路基板用基材の連続集積方法においては、基材供給機
から供給された基材を少なくとも1枚位置決めストッパ
ーにより位置決めして自動的に載置台に載せる第二工程
が必要である。
【0017】基材供給機から供給された基材を自動的に
載置台に載せる方法は、種々の方法を採用することがで
き、例えば、前記の基材供給機の備えられているロール
により基材を移送して載せる方法、基材供給機とは別の
ロールにより基材を移送して載せる方法、ベルトを移動
させて載せる方法、基材を吸引して持ち上げて移送して
載せる方法、基材をつかんで移送して載せる方法などが
挙げられるが、基材をロールにより移送して載せる方
法、ベルトを移動させて載せる方法が好ましい。これら
の各方法は、モーターにより駆動することができるもの
であれば良い。基材供給機から供給された基材を載置台
に載せるときは、位置決めストッパーにより位置決めす
る。このストッパーの構造及び配置は、基材を所定の位
置に位置決めすることができるものであれば良く、種々
のものが適応できるが、基材が供給される方向の基材の
先端部に位置するようにストッパーを設けることが好ま
しい。
【0018】載置台に載せる基材の枚数は、印刷回路基
板用基材の要求特性に応じて適宜選定すればよいが、通
常1〜10枚である。なお、載置台が複数の帯状ベルト
で構成されている場合は、載置台に一枚目の基材を載せ
る際に、そのベルトの隙間に、基材を滑らせることがで
きる波板をその帯状ベルトの上面よりも高い位置に設
け、波板の上に基材を載せた後に波板を帯状ベルトの隙
間から取り除いて基材を載置台に載せることが好まし
い。このような方法を採ると、基材を円滑に載置台に載
せることができる。波板の構造は、ベルト間の隙間に基
材が入り込まないような構造であれば良く、またベルト
の隙間毎に分断されたものでも、連続しているものでも
良い。また、波板の駆動は、モーターにより行えば良
い。
【0019】上記印刷回路基板用基材の連続集積方法に
おいては、載置台に載せられた基材を必要に応じ移動さ
せ、その基材の上に更に別の留置部から基材供給機によ
り供給された基材を位置決めストッパーにより位置決め
して自動的に載せる第三工程が必要である。載置台は、
1台でも良く、2台でも、また各基材供給機毎に1台ず
つ設けても良い。載置台が複数ある場合は、載置台に載
せられた基材を、次に基材を載せる為の載置台に移動さ
せることが必要である。なお、複数の載置台がある場合
に、それぞれの載置台は、連続的に連なっていても良い
が、それぞれの載置台上での作業が効率良く行なわれる
ために、分断されている方が好ましい。この載置台の基
材移動方法は、種々の方法により行うことができ、例え
ばロールによる移動方法、基材をつかんで移動する方
法、ベルトコンベアーにより移動する方法などが挙げら
れる。この印刷回路基板用基材の連続集積方法において
は、基材供給機を複数台使用すると効率的に供給機を集
積することができるので好ましい。
【0020】第二工程により載置台に載せられた基材の
上に、更に別の留置部から自動供給機により供給された
基材を位置決めストッパーにより位置決めして自動的に
載せる方法は、第二工程と同様な方法で行うことができ
る。なお、第二工程及び第三工程においては、基材を載
置台に載せる際に、複数枚の基材を同時に自動的に載せ
る方法が効率的に基材を集積することができるので好ま
しい。また、第二工程及び第三工程においては、積層さ
れた基材を揃える為に、揃え定規を設けることが好まし
い。この揃え定規としては、基材の二辺及び三辺を同時
に押し当てて揃えることができるものが好ましい。上記
印刷回路基板用基材の連続集積方法においては、更に必
要に応じ第三工程を繰り返す第四工程を有するものであ
る。繰り返す第三工程の回数は、要求される基材の積層
枚数により適宜選定すれば良い。
【0021】
【作用】本発明の集積印刷回路基板用基材の連結テープ
の切断装置によると、まず集積印刷回路基板用基材の移
送方向に対して左右両端の側面を覆うように連続テープ
が貼付され、かつその連続テープにより各集積印刷回路
基板用基材が連結されている集積基材を供給して、その
供給された集積基材に同調して回転式切断刃が回転駆動
し、その回転式切断刃が回転しながら平坦な表面のロー
ルの上に接触している連結テープに押し当てられて、そ
の連結テープを切断することができる。また、本発明に
より製造された印刷回路基板用基材は、更に必要に応じ
最外層となる印刷回路基板用基材の両側に樹脂含浸基材
と導体箔及び/又は積層板を重ねて加熱、加圧すること
により、多層印刷回路基板用基材を製造することができ
る。
【0022】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面によりさらに
具体的に説明する。なお、本発明は、これらの例によっ
て何ら限定されるものではない。図1は、本発明の集積
印刷回路基板用基材の連結テープの切断装置を好適に使
用することができる印刷回路基板用基材の連続集積装置
の配置を示す平面図である。基材供給機1、2、3、4
の4台の基材供給機が、載置台9、10、11、12の
直列に並んでいる4台の載置台の片側に直列に並んでお
り、それぞれの基材供給機と載置台の間には基材供給台
5、6、7、8がそれぞれ配置されている。まず、印刷
回路基板用基材又は印刷回路基板用基材に積層する基材
から成る基材22は、基材供給機1から一枚ずつ供給さ
れ、基材供給台5に載せられる。次いで、基材22は、
基材供給台5の基材供給ベルト31の駆動により載置台
9の上に載せられる。
【0023】この載置台9の上に載せられる基材22は
一枚でも良く、2枚以上でもよい。次に、載置台9の基
材移送ベルト32が駆動し、載置台9の上に載せられた
基材22は、隣の載置台10に移送され、載置台10の
基材移送ベルトも駆動して基材22を載置台10の所定
の位置に移動させたところで、基材移送ベルトを停止さ
せ基材22を止める。次に、別の基材22が基材供給機
2から一枚ずつ供給され、基材供給台6に載せられる。
次いで、その基材22は基材供給台6の基材供給ベルト
の駆動により載置台10の上に載せられている基材22
の上に載せられる。基材供給機2から供給されて載置台
10の上に載せられる基材22は、一枚でも良く、2枚
以上でもよい。次に、載置台10の上に積層された基材
22は、同様にして順次載置台11、12に移送され、
基材供給機3、4から供給された別の基材22を所定枚
数積層して、基材が集積され印刷回路基板用基材の集積
工程が終了することになる。
【0024】上記したように、基材供給機1〜4により
それぞれ供給される基材の枚数は、特に限定されるもの
ではなく、要求される印刷回路基板用基材の特性あるい
は基材の供給速度及び移送速度に応じて適宜選定すれば
良い。なお、各基材供給機の基材供給速度を変えること
により、各基材供給機から供給される基材の枚数を変え
て連続的にスムーズに集積することができるが、後で説
明するように各基材供給機から供給される基材を複数枚
同時に載置台に載せることができる複数枚基材同時供給
装置により基材を供給するとより効率的に集積すること
ができる。図1において、各基材供給機からの基材供給
速度が限られる場合、例えば基材を8枚集積するとき
は、基材供給機2及び3にそれぞれ複数枚基材同時供給
装置を取り付けて、基材供給機1、2、3、4から供給
される基材の枚数をそれぞれ1枚、3枚、3枚、1枚に
すると効率的に集積することができる。また、各基材供
給機からの基材22の送り出し方向は、効率的に送り出
すために基材22の幅の短い方向にすることが重要であ
る。
【0025】上記のように、基材供給機からの基材の送
り出し、基材の載置台への載置、載置台上の基材の移
送、基材の載置台への集積などを行うための各装置の駆
動及び停止のタイミングは、同調されており連続的に効
率良く行われる。集積された基材は、次にロール13に
より移送方向変更台14の上に移送され、移送方向が9
0°変更される。さらに、移送方向変更台14の基材送
りベルト15によりテープシール機16に送られる。な
お、移送方向変更台14からテープシール機16への移
送は、基材送りベルト15によらないで、移送方向変更
台14の上に複数のエアー噴き出し口を設けて、その噴
き出されたエアーにより基材22を浮かせて、蹴り具な
どによる力により移送することもできる。テープシール
機に移送された基材22は、移送方向の両側面に連続し
たテープによりシールされ、積層された基材22の位置
ずれ防止又は後の加圧工程で基材22の側面から漏れる
エポキシ樹脂などの含浸樹脂の加圧金型への付着防止機
能を付与される。
【0026】次いで、積層された基材22は、ロール1
8を介してターンテーブル19に移送され、適当な方向
に変更され積載装置20に移送される。なお、基材供給
機の数は特に限定されるものではなく、適宜選定して決
めればよく、また基材供給機の配置は、種々の配置にす
ることができ、図1に示すように直列でなくとも、図2
に示すように一つの載置台を挟んで2台の基材供給機を
配置しても良い。また、基材を移送するためのベルトの
材質は、特に限定されるものではないが、例えばゴム引
布などが好ましい。図3は、図1の基材供給機1、基材
供給台5及び載置台9の断面図である。基材供給機1に
は、パレット21の上に積み重ねられた基材22が留置
されており、積み重ねられた基材22の上部から一枚ず
つ基材22が送り出される。
【0027】なお、このパレット21は、基材22が送
り出されるに連れて順次上に持ち上げられ、積み重ねら
れた基材22の上面の位置を常に一定の高さにしてい
る。パレット21の持ち上げは、レベラースイッチから
の信号により作動する昇降モーターなどにより行われ
る。また、パレット21の上に積み重ねられた基材22
が全て送り出されてなくなったときは、チェーンコンベ
アー35により別の基材22が積み重ねられたパレット
21を運び込むことができる。この積み重ねられた基材
の上部には、基材22の送り出し方向の上手に基材22
を吸引して持ち上げることができる第一吸引具23及び
第二吸引具24が設けられており、まず第一吸引具23
により基材22の一端が持ち上げられる。次いで図示し
ていないがエアー噴き出し口から、持ち上げられた基材
22と積み重ねられている基材22の間隙にエアーを噴
き込んで、送り出される基材22と次の基材22との同
伴を防ぎ、基材22の送り出しを円滑にする。
【0028】次に、第二吸引具24で基材22を吸引し
た後、第一吸引具23の吸引を止めて、第二吸引具24
で基材22を保持したまま基材22の送り出し方向に第
二吸引具24を移動させ、基材22をニップロール27
と28の間に挟ませる。これらの吸引具の上下方向及び
水平方向の動きは、吸引具作動カム25の外周を摺動し
て運動するコロ付きレバーとこれらを連結しているリン
ク機構により行われている。ニップロール27は、バネ
によりニップロール28に押さえ付けられており、基材
22の厚みに応じて上下に移動することができる。この
ニップロール27と28は、回転駆動して基材22をそ
の先に配置している基材供給台5に送り出す。基材供給
台5は、その先端に配置されている送り出しロール29
とニップロール27に掛けられている複数の帯び状の基
材供給ベルトから成っており、基材供給ベルトを駆動さ
せることにより、載置台9の上に基材22を送り出すこ
とができる。また、送り出しロール29には、押さえロ
ール30がバネにより押さえ付けられており、送り出さ
れる基材22の厚みに応じて上下に移動することができ
る。
【0029】なお、基材供給台の構造は、前述のように
ベルトで構成されるものに限定されるものではなく、基
材供給機から送り出された基材22を載置台9に載せる
ことができるものであれば種々の構造にすることがで
き、例えばベルトの代わりに板などを使用しても良い。
また、基材供給台を設けないで、基材供給機1から直接
に載置台9に基材22を供給しても良い。基材22が、
載置台9に載せられるときには、載置台9を構成してい
る複数の帯状の基材移送ベルト32の間から波板33を
上に持ち上げて、基材22が基材移送ベルト32の間に
入り込まないようにする。この波板33は、基材供給台
5から送り出された基材22を滑らせて基材22の先端
が開閉式ストッパー34に来るようにすることができ
る。その後、波板33は、下降して基材22は基材移送
ベルト32に接触する。この波板33の構造は、送り出
された基材22を滑らせて基材22の先端が開閉式スト
ッパー34の位置に来るようにすることができるもので
あれば特に限定されるものではなく、種々の構造のもの
を使用できるが、図1のように一つの波形が前上がりの
緩やかな傾斜を有し、次のベルトの縁に近い先端部分が
ベルトの上面より高くなっているものが好ましい。
【0030】また、波板33は、図1のように一体的で
あってもよく、ベルトの隙間毎に分断されたものであっ
ても良い。また、波板33は、図1のように下方から上
昇させてベルトの隙間に位置するように移動させても良
く、逆に上方から下降させてベルトの隙間の所定の位置
に移動させてもよく、また横方から水平方向に移動させ
ても良い。なお、この波板33は、載置台の上に最初に
載せられる基材22が送り出されるときにのみ必要であ
り、2枚目以後の基材22を載置台に載せるときには必
要ではない。また、図3においては、載置台9は、複数
の帯状の基材移送ベルトで構成されているが、このベル
トは複数の帯状ベルトから構成されるものに限定される
ものではなく、隙間のない一枚のベルトで構成されてい
ても良いが、複数のベルトで構成されていると、基材2
2を移送するときに蛇行を防ぐことができるので好まし
い。複数のベルトで構成されている場合、ベルトの数は
特に限定されるものではないが、通常3〜8本であり、
好ましくは4〜6本である。
【0031】また、載置台9は、必ずしもベルトで構成
されている必要はなく、板で構成されても良いがベルト
で構成されていることが好ましい。また、波板33は、
上記のように基材移送ベルト32の間から上下動するも
のではなく、載置台9の上面を水平方向にスライドする
ことができるものでも良い。なお、基材移送ベルトが一
枚の帯状ベルトで構成されているときは、基材22が帯
状ベルトの間に入り込む恐れがないので、波板33は必
要でない。さらに、開閉式ストッパー34は、開閉式で
なくとも良く、また基材22を載置台9の上の所定の位
置に止めることができる構造であれば良い。また、開閉
式ストッパー34の他に、基材22の送り出し方向の手
前部に揃え定規を設けると、基材22の位置決めをさら
に正確にすることができるので好ましい。
【0032】また、基材22の位置決めをより正確にす
るために、上記2個のストッパーの他に載置台9の上に
載せられた基材22の移送方向の前後に揃え定規を設け
て、前記2個のストッパーと共に揺動させることが好ま
しい。このような揃え定規は、基材22の移送時には、
移送の障害にならないように移送方向から取り除けば良
い。上記のように各部が連続的な動きをするが、これら
の動きは同調機構により制御することが好ましい。基材
22の送り出し速度は、基材供給機の送り出し能力によ
るが、図3の装置の場合、80枚/分であり、極めて効
率的に基材22を集積することができた。基材22の載
置台9上での集積が終了した後に、基材22は次の載置
台か又は次の工程に移送される。この基材22の移送
は、載置台が移送ベルトを備えている場合はその移送ベ
ルトを駆動させることにより、又は基材22を掴んで移
送する方法などにより行うことができる。載置台9が複
数の帯状のベルトから構成されており、その帯状ベルト
の上に波板が設けられている場合は、このベルトは連続
的に駆動していても良く、基材22の移送時に間欠的に
駆動しても良い。
【0033】図1の他の各基材供給機、各基材供給台及
び各載置台も図3のそれらと同様な構造をしている。図
4は、基材22を載置台に載せる他の機構を示した基材
送り出し装置の断面図である。基材22は、図3と同様
に基材供給台5から送り出された後、載置台9の上部に
配置されている基材受けフォーク41により受けられ
る。その後、基材受けフォーク41は、フォーク移動エ
アーシリンダー43により駆動され、フォーク移動ガイ
ドレール42に沿って水平方向に移動して基材供給台5
の下に引き込まれ、基材22は載置台9に載せられる。
【0034】この基材受けフォーク41は、基材22を
一枚ずつ載置台9に載せることもできるが、基材受けフ
ォーク41に複数の基材22を積み重ねて、一度に載置
台9に載せることができるので、一つの基材供給機から
複数の基材を載せる場合は極めて効率的に集積すること
ができるので好ましい。この基材受けフォーク41は、
図1の他の基材供給装置に取り付けても良い。図5は、
複数の基材を同時に供給することができる他の複数基材
供給装置の断面図である。基材供給台5の先に基材スト
ック台51が設けられており、この基材ストック台51
には、基材供給台5から送り出された基材22が載せら
れ、基材22の先端部が前当てストッパー52により止
められている。この基材ストック台51の上には基材供
給台5から順次送り出だされる基材22が順次積層され
ている。
【0035】基材ストック台51の上に積み重ねられる
基材22の枚数は、要求性能に応じて適宜選択すれば良
いが、通常2〜8枚が積み重ねられる。なお、基材スト
ック台51は、ベルトで構成されていても良く、板で構
成されていても良い。また、基材22を載置台9の上の
所定の位置により正確に載せるために、開閉式ストッパ
ー34の他にストッパー56を載置台9の手前に設けて
も良く、またストッパー56を基材ストック台51から
の基材22の送り出し方向の基材22の両側に設けても
良い。
【0036】図6は、複数の基材を同時に供給すること
ができる他の複数基材供給装置の断面図である。図6の
装置と同様に、基材供給台5の先に基材ストック台51
が設けられており、この基材ストック台51には、基材
供給台5から送り出された基材22が載せられ、基材2
2の先端部が前当てストッパー52により止められてい
る。この基材ストック台51の上には基材供給台5から
順次送り出だされる基材22が順次積層されている。積
み重ねられた基材22は、基材ストック台51の先端部
に設けられている送り出しニップロール57、58によ
り挟み付けられて、前当てストッパー52が基材22の
先端部から外され、その後送り出しニップロール57、
58の回転駆動により送り出され、載置台10の上に載
せられる。基材22が完全に基材ストック台51から送
り出された後、前当てストッパー52が再び元の位置に
戻り、次の基材22が基材供給機から送り出されて基材
ストック台51の上に載せられる。
【0037】なお、基材ストック台51は、ベルトで構
成されていても良く、板で構成されていても良い。図7
は本発明の集積印刷回路基板用基材の連結テープの切断
装置の一実施例を示す断面図であり、図8は図7の連結
テープの切断装置の切断部の断面図である。図中、集積
された印刷回路基板用基材22は、縦1050mm、横2
087mm、厚み4mmの四角形であり、図示していない集
積印刷回路基板用基材供給装置から間欠的に各集積基材
の間隔を6mmにして連続して8枚/分の割合で供給され
る。次に、連続テープ原反67から送り出される片面に
粘着剤が塗布されている幅40mmの連続テープ68が、
ガイドロール69により集積印刷回路基板用基材22の
両端の側面に導かれる。さらに、連続テープ68は、図
示していないガイドにより集積基材22の側面を空間を
空けて覆うように導かれ、貼付ロール70により集積基
材22の両端が貼付される。
【0038】次いで、連続テープにより連結された集積
基材22は、集積基材22を移送することができる移送
ロールも兼ねている貼付ロール70により、連結テープ
切断部に送り込まれる。連結テープの切断部は、直径9
0mmの切断刃受けロール63と切断刃62が取り外し
自在に取り付けられた直径90mmの切断刃付きロール
61から構成されている。切断刃62は、切断刃付きロ
ール61の外周よりも外側に集積基材22の厚みの4mm
だけ飛び出して取り付けられている。切断刃62の先端
の角度は、35°であり、その材質は鋼である。また、
切断刃受けロール63の表面の材質は、硬質クロムメッ
キである。切断部では、切断刃受けロール63と送りロ
ール64がモーター60によりベルトで駆動されてい
る。集積基材22は下面を集積基材22の移送速度に合
わせて連続的に回転している切断刃受けロール63によ
り保持、移送されており、さらに近接スイッチにより送
り込まれた集積基材22に同調させて切断刃受けロール
61が集積基材22の移送速度に合わせて図示していな
い駆動装置により間欠的に回転して、切断刃62が回転
しながら連結テープ71に押し当てられて連結テープ7
1が切断刃受けロール63上で切断される。
【0039】なお、切断62刃の回転駆動の同調機構
は、送り込まれる集積基材22の先端を光電管などの検
知機により検知して、切断刃62の回転を開始すること
ができるものを用いても良い。また、切断部には、連結
テープ71が切断されたときに切断刃62の先端に付着
しないように幅が6mmの押し付け具72が、切断刃62
の両側に、切断刃62の先端から2mm引っ込んだ位置に
設けられている。この押し付け具72は、ウレタンゴム
が10重量%含有されたウレタン樹脂製ロープの輪で出
来ており、弾力性があり連結テープを押し付けることが
でき、しかも切断された連結テープが付着しないように
している。このように、連結テープを切断すると、効率
良く切断することができた。連結テープ71が切断され
た集積印刷回路基板用基材22は、送りロール64によ
り切断部から送り出され、さらに移送方向変更台66に
移送させるために送りロール65により移送される。
【0040】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、集積された
印刷回路基板用基材などの基材の両端部の側面を覆うよ
うに貼付されている連続テープにより連結されている集
積印刷回路基板用基材間の連結テープ部を、効率的に切
断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の揃え定規装置を好適に使用す
ることができる印刷回路基板用基材の連続集積装置の配
置を示す平面図である。
【図2】図2は、他の印刷回路基板用基材の連続集積装
置の配置を示す平面図である。
【図3】図3は、図1の基材供給機1、基材供給台5及
び載置台9の断面図である。
【図4】図4は、基材22を載置台に載せる他の機構を
示した機構送り出し装置の断面図である。
【図5】図5は、複数の基材を同時に供給することがで
きる他の複数基材供給装置の断面図である。
【図6】図6は、複数の基材を同時に供給することがで
きる他の複数基材供給装置の断面図である。
【図7】図7は本発明の連結テープの切断装置の一実施
例を示す断面図である。
【図8】図8は図7の連結テープの切断装置の切断部の
断面図である。
【符号の説明】
1〜4 基材供給機 5〜8 基材供給台 9〜12 載置台 13 ロール 14 移送方向変更台 15 基材送りベルト 16 テープシール機 17 テープカッター 18 ロール 19 ターンテーブル 20 積載装置 21 パレット 22 積層基材 23 第一吸引具 24 第二吸引具 25 吸引具作動カム 26 レベラースイッチ 27 ニップロール 28 ニップロール 29 送り出しロール 30 押さえロール 31 基材供給ベルト 32 基材移送ベルト 33 波板 34 開閉式ストッパー 35 チェーンコンベアー 41 基材受けフォーク 42 フォーク移動ガイドレール 43 フォーク移動エアーシリンダー 51 基材ストック台 52 前当てストッパー 53 グリップ 54 グリップ開閉シリンダー 55 グリップ移動エアーシリンダー 56 揃え定規 57 送り出しニップロール 58 送り出しニップロール 60 モーター 61 切断刃付きロール 62 切断刃 63 切断刃受けロール 64 送りロール 65 移送ロール 66 移送方向変更台 67 連続テープ原反 68 連続テープ 69 ガイドロール 70 貼付ロール 71 連結テープ 72 押し付け具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/46 Z 6921−4E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)2個以上の基材供給機と基材供給機
    から供給される印刷回路基板用基材を受け取る載置台と
    該載置台から基材を移動させる基材移送機構を設けてな
    り、1又は複数の基材供給機から第一載置台に所定枚数
    の1種又は2種以上の基材が供給されたとき、基材移送
    機構が作動して第二載置台に基材が移送され、第二載置
    台に載置された基材の上に、別の1又は複数の基材供給
    機から所定枚数の別の基材が供給されて積層したときに
    移送機構が作動し、所望により、順次、別の載置台に基
    材移送機構により移送し別種の基材の所定枚数を同様の
    手順で積層して、所定の積層構造の集積印刷回路基板用
    基材を形成する手段、(B)該集積印刷回路基板用基材
    の移送方向に対して左右両端の側面を覆うように連続テ
    ープが貼付され、かつ該連続テープで連結されている複
    数の集積印刷回路基板用基材を供給する手段、(C)該
    供給された集積印刷回路基板用基材の各基材間の連結テ
    ープを切断することができる回転式切断刃、(D)該切
    断刃を受ける部分がほぼ平坦な表面であるロール、及び
    (E)該供給された集積印刷回路基板用基材に同調させ
    て回転式切断刃を回転させながら連結テープを切断する
    ことができる切断刃駆動手段から成ることを特徴とする
    集積印刷回路基板用基材の連結テープの切断装置。
  2. 【請求項2】回転式切断刃が、断面円形のロールの外周
    面に取り付けられている請求項1記載の集積印刷回路基
    板用基材の連結テープの切断装置。
  3. 【請求項3】回転式切断刃の少なくとも片側にテープの
    押さえ部材が設けられている請求項1記載の集積印刷回
    路基板用基材の連結テープの切断装置。
  4. 【請求項4】連続テープによる貼付が自動的に貼付する
    ことができる手段により行われる請求項1記載の集積印
    刷回路基板用基材の連結テープの切断装置。
JP4121373A 1992-04-15 1992-04-15 集積印刷回路基板用基材の連結テープの切断装置 Expired - Lifetime JPH085036B2 (ja)

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