JPH08502381A - バルブ回転型無電極ランプ - Google Patents

バルブ回転型無電極ランプ

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Abstract

(57)【要約】 無電極ランプバルブ(12)を充分な速度で回転させて孤立した放電を取除いている。同軸的に励起される無電極ランプバルブ(12)は、バルブの異なる領域が内側同軸導体により発生される高いフィールド領域近くにあり、その際にアーク取付けが発生することを防止するような態様で回転させる。無電極ランプバルブ(12)は、ランプ効率を改善し且つ冷却条件を減少させるのに充分な高速で回転させる。無電極ランプバルブ(12)は、パワーをターンオフした場合に充填物が凝縮することを所望するバルブ(12)の区域において厚さが減少された壁が設けられており、その際により迅速な始動特性を与えている。

Description

【発明の詳細な説明】 バルブ回転型無電極ランプ 本発明は無電極ランプの動作の改良に関するものである。 ある条件下において、無電極ランプは、バルブ即ち被包体の内側全体にわたり 分布するのではなく該被包体の特定の一部又は複数個の部分に孤立された放電を 発生する場合がある。 このような状態の1つの例は、充填物を有する無電極ランプの場合であって、 硫黄又はセレン又はこれらの元素の化合物が主要な光発生成分であり且つ比較的 小型のバルブを使用する場合である。 硫黄及びセレンをベースとした充填物を使用する無電極ランプはPCT国際公 開番号WO92/08240に開示されており、それをここに引用により導入す る。更に、このようなランプにおいて小型のバルブを使用することが望ましく、 例えば、明るい光源が必要とされる場合には0.5インチ(1.27cm)以下 の直径を有するバルブとすることが望ましい。このような適用例の1つは、LC D型プロジェクションテレビシステムであり、その場合には、光源がいわゆる点 光源を近似するものであることを必要とすることが、光源が球状の形状であり且 つ約0.25 インチ(0.635cm)を超えることのない内径(ID)を超えるものでない ことを必要とする。 本願出願人に譲渡されている米国特許第4,887,192号は小型のバルブ 、即ち0.5インチ以下のバルブを結合させるためのマイクロ波空胴を開示して おり、それは引用により本明細書に導入する。 然しながら、硫黄充填物を有する小型のバルブ(始動ガスとしてアルゴンを有 している)を米国特許第4,887,192号に開示されている空胴内に取付け た場合には、満足のいく動作が得られるものではないことが判明した。むしろ、 孤立しており且つバルブの頂部近くでフロートする放電が観察され、且つフロー トする放電によって出力されるスペクトルは予測されるものとは異なるものであ る。 無電極ランプの動作においての別の問題であって特に、可視光を発生する無電 極ランプの場合における問題は、「ワブル」即ち「フリッカ」効果が存在する場 合があるということである。本明細書においては、「ワブル」という用語は、観 察者によって観察される投影光における何等かの移動のことを意味している。こ の移動は投影された画像を観察する観察者に対して邪魔な場合があり、目を疲れ させる原因となる場合もある。 ワブル効果が発生する原因は、バルブ即ち被包体 はそれ自身視覚的には不完全なものであり且つ動作期間中回転されるものだから である。従って、被包体は擾乱、例えば偏心を有する場合があり、それはバルブ が球状の被包体である場合に僅かに丸みから外れていることを意味している。無 電極ランプにおける被包体は冷却を改善するために冷却用の流体(例えば、圧縮 空気)を指向させながら回転させることが可能であり、そのことはランプを増加 させた電力密度で動作させることが可能であり、そのことについては、例えば、 米国特許第4,485,332号を参照すると良い。バルブを約300rpmで 冷却を行なうための通常の速度で回転させる場合に、視覚的ワブル即ちフリッカ が発生するのは擾乱を有する被包体を回転させるからである。 米国特許第4,954,756号は充填物に作用する遠心力によりプラズマを 再分布させるのに充分な速度でバルブを回転させることを開示している。例えば 、この特許の4欄30行においては、0.75乃至1.5インチの直径のバルブ の場合には、1500乃至2500rpmの範囲の回転速度を使用することが可 能であることが記載されている。注意すべきことであるが、低速状態と高速回転 状態との間には、バルブのスペクトルエネルギ分布において著しい変化はないが 、指向的電力分布において変化があ る。米国特許第4,954,756号に記載されている境界層効果は本明細書で 記載する孤立した放電効果とは異なるものである。何故ならば、境界層効果にお いては、放電は被包体の内部全体にわたり分布するものであるが、境界層におい ては存在しないものであり、一方、本明細書で記載する孤立放電効果においては 、放電はバルブ体積の内部全体にわたり分布するものではない。更に、米国特許 第4,954,756号における再分布効果はバルブに作用する遠心力に関係し ているので、この効果が発生するためには0.25インチIDバルブの場合には 、少なくとも4500rpmの回転速度が必要となる。 上述した如く、放電媒体を含有し電極を有することのない放電被包体がマイク ロ波乃至は無線周波数(RF)電磁界に露呈される無電極ランプは公知である。 多くの公知の点火方法のうちの1つによって放電が開始されると、その放電は電 磁界から結合されたパワーにより維持される。通常充填物と呼ばれる放電媒体は 注意深く選択されており、従って放電により発生される照射即ち光は所望の特性 のものである。例えば、紫外線が所望される場合には、比較的低密度の水銀充填 物を使用することが可能であり、一方、照明用又は画像形成適用のための可視光 が所望される場合には、該充填物は水銀及び金属ハライ ドの適宜の混合物を有することが可能である。上述した如く、光が硫黄及び/又 はセレンを含有する物質からのものである別の可視光充填物についてはPCT国 際公開番号WO92/08240に開示されており、それは本願出願人に譲渡さ れている。 多くの適用例に対して、小さく且つ明るい光源を提供することが望ましく、そ のことは小型の放電被包体を必要とする。このような適用例の例としては自動車 のヘッドライト、LCD又は同様の電気光学的投影システム及びホトリソグラフ ィ装置等がある。 本願出願人に譲渡されている発明者Lynch et al.の米国特許第4 ,975,625号及び発明者Simpson et al.の米国特許第4, 877,192号は、共振空胴を有するマイクロ波ランプを開示しており、該共 振空胴は比較的小型の放電バルブを高強度のフィールドへ露呈させる。然しなが ら、更に小型のバルブ(内径が5乃至8mm)に対して結合させようとする場合 に、空胴内の抵抗性損失が増加するが、ランプの全体的Qも増加し、そのことは 市販のマグネトロンを使用する場合には周波数の不安定性が発生する。 マイクロ波同軸無電極ランプ装置は従来公知であり、例えばその例としては、 Haugsjaa et al.の米国特許第3,993,927号、Kr amaer et al.の米国特許第4,223,250号、Haugsja a et al.の米国特許第4,605,701号に記載されているものがあ る。同軸ランプ装置は、通常、放電バルブ近くに位置させた内側導体を有すると 共に、更に、多分、バルブを取囲むか又は横断する接地されているか又は反対極 性の構成体を有している。これらの装置は、内側導体に近いバルブ内の高いフィ ールド及び放電強度が周囲の放電よりも一層高いエネルギ密度の局所的領域を形 成させ、それが放電被包体の壁の内側に取付くという問題を有している。このこ とはバルブを迅速に溶融させ且つ数分又は数秒以内にバルブを破壊させる。この 現象は通常アーク取付きと呼ばれる。 理論によって制限されることを望むものではないが、バルブ被包体近くに集中 したプラズマが被包体から電子を放出し、そのことがプラズマの強度を更に高め 、ランナウエイ条件に至り、それが取付いたアークを形成しアーク取付きが発生 するものと考えられる。 このアーク取付き問題は、Haugsjaa et al.の米国特許第3, 942,058号及びMcNeil et al.の米国特許第4,178,5 34号において取扱われている。これら両方の特 許においてPe−Ph=Prの式が提示されており、尚Peは電気的励起により 得られるパワーとして定義されており、Phは熱として失われるパワーであり、 且つPrは放射されたエミッションのパワーである。更に、2番目の式としてP e=neuE2が提示されており、尚neは電子密度であり、uは電子移動度であ り且つEは電界強度である。この式は、抵抗加熱関係に類似した態様で、結合さ れたパワー密度を電界に関係づけている。これら2つの特許は、被包体の壁近く で照射放電が発生することはなく従って放電壁被包体の内側にアークが取付くこ とが防止されるように、放電被包体の壁の内側近くの電界強度を減少させるよう に設計された励起構成体を提案している。これらの特許はアーク取付きを防止す ることによりバルブ寿命を数桁増加させることが可能であることを認めている。 同軸装置は小型であって、そのことはしばしば望ましいことである。然しなが ら、動作波長を実際的なISM波長に固定したままで小型で明るい光源とするた めにバルブの寸法を減少させると、上述した特許によって提案されている方法を 実現することは不可能である。何故ならば、放電が壁から離隔されるようにバル ブの体積にわたり放電強度を変化させることが困難だからである。更に、光学的 検知から、 空間的に一様でない光源とすることは望ましいことではない。 小型バルブを有するマイクロ波ランプを開発するために、本発明者らは高いパ ワー密度を小型で明るいバルブへ結合させるための高電界強度条件に直面した。 当該技術分野における常識では、このような高いパワー密度で高電界強度バルブ の場合にはアーク取付き問題が悪化するものと考えられる。 上述した無電極ランプにおいては、高効率及び低冷却条件が望ましいものと考 えられている。 ランプの効率は、照射即ち放出される光を発生するためにランプへ供給せねば ならない電気的エネルギと比較した射出された光の目安である。それはランプ性 能の非常に重要な目安である。何故ならば、効率が単に数%増加するだけで、ラ ンプが長い時間動作される場合に操作コストにおいて著しい節約が得られる場合 があるからである。 更に、無電極ランプは動作期間中に非常に高温となり、通常、バルブに向けて 加圧空気を指向させることによって冷却を行なう。加圧空気を使用することはノ イズを発生させるという欠点を有しており、且つより小型のバルブの冷却条件は より大型のバルブの冷却条件よりも比例的に大きなものである。然しながら、ラ ンプの効率を改善することが可能であ る場合には、入力したエネルギのより多くのものが光へ変換され、一方熱へ変換 されるものはより少なく、且つ必要とされる冷却用の加圧空気はより少なく、そ のことはノイズの発生を減少させる。 従来、特定の放電ランプの効率は放電充填物組成及び密度、及び該充填物へ印 加されるパワー密度に依存するものと考えられていた。 放電ランプ、特に凝縮可能な充填物を含有する無電極放電ランプは公知である 。ランプが動作しておらず低温である場合には、充填物の凝縮可能な部分がラン プ被包体の内側上に凝縮される。これらのランプは、通常、低温においてもガス 状態を維持するガスを有している。このガスは以下に説明するように始動を容易 化するものであり、且つ、それは、プラズマの熱伝導率を変化させることにより プラズマの性能に影響を与えるべく機能することが可能である。 容量的に結合されており、誘導的に結合されており、且つマイクロ波により励 起される多様な無電極ランプが公知である。これらのランプの全てに共通してい ることは、バルブを貫通する電極を介してではなく、外部的に派生された電磁振 動に露呈させることによりパワーがランプへ供給される。電磁界のパターンの変 化は電磁界の外部的供給源の構造及び 動作に依存する。通常、少なくとも始動期間中に、より高い電磁界に露呈される バルブのある区域が存在している。 凝縮可能な充填物及び始動ガスを有する放電ランプの始動プロセスは幾つかの 段階を有している。最初に、電磁界が印加され、次いでバルブ内においてある僅 かなイオン化が発生するが、それは、多分大気圏外空間からのガンマ線の入射に よるものであるか、又は補助的な紫外線源からの照射作用によるか又は何等かの その他の作用によって被包体又は凝縮された充填物から光電子が射出される結果 として発生する。電磁界が電子を付勢し且つアバランシェブレークダウン即ち雪 崩崩壊が発生し、それは始動ガス全体をイオン化し(ある程度、例えば第一又は 第二イオン化)それからプラズマを形成する。この初期的なプラズマは比較的パ ワー密度が低く、且つバルブ内部にわたって定常状態のプラズマの強度とは異な る強度変化を有する場合がある。始動ガスプラズマがバルブ被包体を加熱し、そ の際に、凝縮可能な充填物を蒸発させ、次いでイオン化されて放電に参加する。 凝縮可能な充填物が蒸発すると、全ての充填物が蒸発され且つパワーがその定常 状態の値に到達するまで放電は一層高いパワーとなる。バルブにより吸収される パワーにおける変化は変化する。 何故ならば、バルブのインピーダンスは、凝縮可能な充填物が蒸発し且つバルブ 内の圧力が増加すると共に変化するからである。 ランプへのパワーをターンオフすると、凝縮可能な充填物は、最も速く冷却す るランプの内部の区域において凝縮する。この部分は、例えば冷却用の空気ジェ ットに露呈される外部的な強制冷却が最も行なわれる区域か、又はフルパワー動 作において最も温度が低い状態で稼動する区域である場合がある。 上述した如く、始動ガスプラズマはバルブの内部にわたりある程度の強度変化 を有している。始動ガスプラズマが凝縮可能な充填物が凝縮するバルブの区域に おいて非常に強力なものでない場合には、凝縮可能な充填物を蒸発させるのに長 い時間がかかり、従ってバルブを始動させるのに長い時間がかかる。始動が不可 能な場合もあり、また始動させることが可能であっても、その期間がまちまちと なる場合があり、即ち際限性がないものとなる場合がある。 本願出願人によって製造された直線状のマイクロ波無電極ランプは同じ側から バルブへ向けて冷却用空気を指向させ且つマイクロ波パワーを放出させる。従っ て、パワーをターンオフさせると、充填物は、ランプを再始動させる場合にパワ ーを受取るバルブの側において凝縮する。 本発明の第一の側面によれば、被包体が回転されないか又は低速で回転される 場合に被包体の内部を実質的に充填することのない孤立した放電を発生させる傾 向のある無電極ランプの被包体を、充分に高い速度で回転させて被包体の内部を 放電で実質的に充填させる。 本発明の別の側面によれば、被包体が回転されないか又は低速で回転させる場 合に被包体の内部を実質的に充填することのない孤立した放電を発生させる傾向 のある硫黄又はセレンを含有する充填物を有する無電極ランプを充分に高い速度 で回転させて、被包体の内部を放電で実質的に充填させる。 本発明の更に別の側面によれば、例えば偏心を有する被包体等の無電極ランプ において視覚的に不完全な被包体を充分な高い速度で回転させて上述したワブル 効果を取除いている。 本発明の別の側面によれば、無電極ランプのバルブを回転させてアーク取付き 問題を解消している。 この側面によれば、バルブの壁近傍に発生される電磁エネルギパターンがバル ブ内にアーク取付きを発生させることが可能な無電極ランプが提供される。アー クが形成される電磁界パターンの領域に対応するバルブの領域を常に回転状態と させるようにバルブが回転される。本発明者らにより知得されたこと であるが、このような回転はアーク取付け問題を解消する傾向にある。高いフィ ールド領域近くにアークが形成されるものと考えられるが、高いフィールド領域 から離れた場所での回転がアークが形成される領域を移動させることによりアー クが持続することを防止している。 本発明は、1つの特定な場合においては、ランプにアーク取付け問題を発生さ せる傾向のある放電被包体により占有される体積の少なくとも一部に高強度のフ ィールドを形成する導電性励起部材近くに放電被包体を位置させた同軸ランプへ 適用可能である。この回転軸は、好適には、バルブの高いフィールドの領域(導 電性部材に近接した領域)近くに来るバルブ壁上のスポットがそこに留まること なくそれが回転して離れるように配置させる。実際に、本発明においては、通常 はアーク取付き問題を悪化させるが設計上の見地から望ましいものである条件を 形成することが可能であり、即ち、アーク取付き問題を発生することなしに高い パワーの負荷がかけられた小型のバルブを提供することが可能である。 以下に説明する本発明の一実施例によれば、同軸ランプがバルブ近くに高いフ ィールドの領域を形成する内側導体を有している。該バルブは、アーク取付けを 回避した状態で一様で明るい光源を得るため に、高い密度で一様に励起されるように、平行ではなく且つ好適には内側導体に 対してほぼ垂直な軸の周りに回転される。 本発明の更に別の側面によれば、発光用の充填物を有する無電極ランプバルブ を高速で回転させることによりランプの効率が改善され且つ冷却条件が低下され ている。 本発明のこの部分の好適側面によれば、発光用充填物質は、例えば、分子ラジ エーション即ち分子による光照射を発生するようなものであり、例えば、付勢さ れた場合に、ポリマ種を含有するような物質を包含している。本発明の有益的な 効果は、充填物体積における印加電界が比較的非一様であるようなモードでラン プを励起する場合に一層多く実現させることが可能である。 バルブを高速で回転させることにより効率が増加することが判明した。更に、 その場合に得られる効率の増加はかなりのものである。本明細書において「かな りの」効率の増加とは、少なくとも約5%以上の効率の増加のことを意味してお り、尚「効率」とはランプによって照射された可視光パワーをマイクロ波又はR F入力パワーで割算したものとして定義される。本明細書に開示する本発明の好 適実施例によれば、得られる効率の増加は約15%である。 更に、本発明によれば、ランプは冷却条件をかなり減少させた状態で動作させ ることが可能である。このことはノイズがより少ない冷却用の加圧流体供給源を 使用することを可能とし、そのことは重要な利点である。本明細書において使用 する如く、冷却用流体圧力が「かなり低下」するということは、高速回転によっ て与えられる効率の増加が存在しない状態で必要とされるものよりも少なくとも 約20%低い冷却用流体の圧力のことを意味している。 従来技術を参照すると、米国特許第4,485,332号は、ランプをより効 果的に冷却する目的のために、少なくとも1つの加圧流体の流れを吹付けた状態 で無電極ランプ被包体を回転させる思想を提案している。米国特許第4,485 ,332号における発明より前においては、冷却用の加圧空気を静止状態にある バルブへ吹付けるものであり、その結果、冷却はそれ程効果的なものではなく、 且つ過熱を防止するためにランプをより低いパワー密度で動作させることが必要 であった。 米国特許第4,954,756号は、バルブの表面温度を等しくさせ且つラン プの空間的エミッション即ち発光特性を変化させるために高速で(0.75イン チ乃至1.5インチ直径の被包体の場合1500乃至2500rpm)無電極ラ ンプ被包体を回転さ せる思想を開示している。この特許は、更に、必要とされる回転速度とバルブ直 径との間には逆の関係が存在していることを示唆している。米国特許第4,95 4,756号においては、ランプ効率が増加することについては何等開示されて いない。 本明細書においては、ある寸法のバルブを記載する如くに回転させた場合には 、孤立した放電やアーク取付け効果が発生することがないことを開示している。 これらの効果を回避することはランプ動作を成功させるのに重要であるが、その 場合にランプ効率の増加が得られるわけではない。 好適な発光用充填物質の特定の例としては硫黄及びセレン及びそれらの化合物 である。これらの物質は、それら自身又は添加物を添加することにより、高効率 の光を発生し且つ良好な演色性を与えることが判明しており、このような充填物 質に基づいたランプはPCT国際公開番号WO92/08240に開示されてい る。又、同軸励起器により励起されるランプにおいては、充填物体積にわたって の電界は一様ではない。例えば0.5インチより小さな直径の小型のバルブは、 特定のシステムの光学的条件のために多くの適用例にとって望ましいものであり 、本発明に包含されるものである。 本発明の一側面の好適実施例においては、硫黄を 含有する充填物質を有し且つ同軸モードで励起される約5mm内径の非常に小型 のバルブを約8000rpmより大きな高速で回転させることによって、かなり 増加した効率で動作させることが可能である。 本発明の更に別の側面によれば、パワーをターンオフさせた場合に、充填物が 凝縮することを所望する被包体の壁の区域において厚さを減少させた壁を有する 無電極ランプ被包体が提供される。このような厚さの薄い壁部分は、内側表面と 外側表面との間において一層高い熱伝導度を有しており且つ熱容量が低い(熱質 量が低い)ので、より迅速に冷却される。 本無電極ランプはランプ被包体を外部の強制冷却に露呈させることが可能であ り、且つランプ被包体はパワーをターンオフさせた場合に充填物を凝縮させるこ とを所望する被包体壁の区域においてより薄い壁を有するように構成することが 可能である。 本発明の一側面の好適実施例によれば、球状の無電極ランプ被包体は高さ角度 の関数として、即ち赤道から北極又は南極へかけて壁の厚さが変化しており、赤 道において壁の厚さが最小となっている。この被包体を赤道近くにおいて最も強 力な電磁界に露呈させ且つ半径方向に指向された冷却用の空気へ露呈させる。 別の実施例によれば、比較的一様なフィールドへ被包体を露呈させるものと考 えられるTM110キャビティ即ち空胴内において励起される長尺状被包体無電 極ランプは始動時においてそれから強力な直接的ラジエーション即ち放射を受取 るために該空胴のカップリングスロット近くに位置してより薄い壁を有する軸方 向長さのセグメントを有している。従って、迅速且つ確実に始動する無電極ラン プが提供される。 本発明は、添付の図面を参照することによりよりよく理解することが可能であ る。 図1aは不所望の動作モードにおける無電極ランプバルブを示している。 図1bは所望の動作モードにおける無電極ランプバルブを示している。 図2は本発明の一実施例に基づく無電極ランプを示している。 図3は本発明の別の実施例の概略図である。 図4は本発明の別の実施例の概略図である。 図5乃至7はランプ冷却に関する本発明の側面を示している。 図8は本発明の別の実施例を示している。 図9は本発明の別の実施例に基づくランプの断面図である。 図10は本発明の更に別の実施例の概略図である。 図11は図11の実施例に基づくバルブの詳細な断面図である。 図1aを参照すると、無電極ランプバルブ12が示されている。 このランプバルブは当業者に公知の如く、マイクロ波又はRFエネルギによっ て電力を供給することの可能な無電極ランプ(不図示)の一部である。無電極ラ ンプに対しては多数の異なる構成とすることが可能である。 バルブの冷却をより効率的なものとさせるために、圧縮空気等の冷却用の流体 の1つ又はそれ以上の流れをバルブに向けて指向させながら、バルブステムによ って定義される軸の周りに回転させることは公知である。従来技術においては、 このような冷却を行なうためにバルブは、通常、300rpmで回転される。 ある無電極ランプ構成においては、1つ又はそれ以上のバルブ励起、バルブ充 填物及びバルブ寸法に依存して、図1aに参照番号14で図示したような孤立し た放電が発生する。これは、この特定の状態において、バルブにおける電界密度 の分布によって発生されるものと思われる。 図1aに示した場合においては、放電はバルブ即 ち被包体の内部体積を実質的に充填するものではなく、ランプは低効率で動作す る。更に、放電特性は使用可能なものでない場合がある。 本発明者が知得したことであるが、バルブをかなり高速で回転させた場合には 、放電がバルブの内部体積を実質的に充填する様に放電が変化する。更に、ラン プの光出力が増加し、且つ放電特性が改善される。 放電がバルブの内部体積を実質的に充填することを開始するスレッシュホール ド速度は、特定のランプにより変化する。更に、図1aに示した放電状態か又は 図1bに示した放電状態か又はそれら2つの間の放電状態が発生する場合のある 回転速度範囲が存在する場合があり、従って図1bに示した放電状態のみが発生 するように、通常は、この範囲を超えた速度でバルブを回転させるべきである。 図2を参照すると、マイクロ波エネルギによってパワーが与えられるランプを 示した本発明の実施例が示されている。図の右側から説明を始めると、マグネト ロン1が導波路2の第一セクションへ結合されている。これらの構成要素は、電 界が垂直の配向状態で導波路内にTE01マイクロ波モードが発生されるように 配設されている。該導波路は、例えばシリコンカーバイドのブロック等の散逸性 負荷を取 付けたサーキュレータ3へ接続している。このサーキュレータはテーパ状導波路 セクション4の大口端部へ接続している。このテーパ状導波路の反対側の小口端 部はカップリング用のアイリスプレート5を構成している。カップリング用のア イリスを超えた部分に前室セクション7とリフレクタ9とを有する米国特許第4 ,887,192号に記載されているキャビティ即ち空胴6が設けられている。 このリフレクタは上側にワイヤメッシュ部分16を有している。この実施例は、 リフレクタが前室セクションの上部ではなく底部から突出しているという点にお いて、米国特許第4,887,192号に示した実施例と異なっている。 バルブ12は電界に関して、即ち図面における垂直方向に関して60度の角度 でそのステム14によって支持されている。これは本発明と共に譲渡されている Wood et al.の米国特許第4,902,935号の記載に基づくもの である。このバルブはステムへ結合されてモータによってステムと同軸的な軸周 りに高速で回転される。 図示した特定の実施例においては、バルブは9.5mmの内径を有する球状被 包体である。そのバルブは1.8mgの硫黄と60torrのアルゴンからなる 充填物を収容している。この実施例においては、スレッシ ュホールドの角速度は2000rpmである。1500rpm以下では不所望の 放電モードが発生し、一方2000rpmを超えると発生することはない。15 00と2000との間においては、いずれかが発生する場合があり、従って不所 望なモードにおける動作を排除するためにはバルブを好適には2000rpm以 上で回転させるべきである。 図示し且つ説明した特定のランプの場合には、一様な放電を安定化させるため に必要な回転速度は2000rpmであるが、その他のタイプのランプの場合に は、放電を安定化させるためにその他の最小速度が必要とされるものと考えられ 、又、必要な速度は可変速度モータを使用することにより実験によって容易に決 定することが可能であることに注意すべきである。 再度図2を参照すると、誘電体のリフレクタ9がキャビティ即ち空胴内に取付 けられており、光学系の回収効率を改善させている。このリフレクタは、ランプ がLCD投影システムと共に使用される場合には、楕円面又は放物面の形状とす ることが可能である。ランプが、例えば映画投影システム等のフィルムゲート型 投影システムと共に使用されるべき場合には、リフレクタを楕円面形状とするこ とが可能である。 バルブステムはリフレクタ9に於ける孔15を貫通して取付けられている。加 圧空気ノズル10がバルブ12に衝突する空気の噴流を指向させる。この空気の 噴流はリフレクタ9における孔17を介して与えられる。この空気の噴流は例え ば圧縮器等の加圧空気供給源11へ接続されている。 本発明の別の側面によれば、可視光を射出する無電極ランプにおけるワブル即 ちフリッカが取り除かれている。このような効果は例えば形状の偏心又はその他 の擾乱等のバルブ被包体における擾乱に起因する場合がある。従って、製造公差 に起因して、多少の偏心があることは通常である。ランプからの光がリフレクタ 及び/又はレンズによって投影されると、その結果発生するワブル効果は見る者 にとって不快な場合がある。 本発明のこの側面によれば、バルブを充分に速い速度で回転させることにより ワブル効果を取除くことが可能であることが判明した。 図2に関して説明したランプの場合には、2000−2500rpmの回転速 度がワブルを取除くのに効果的であることが判明した。ランプによって投影され る光が拡大される場合には、より高い回転速度が必要とされる場合がある。 図3を参照すると、アーク取付きを防止すること に関しての本発明の実施例が示されている。ランプ装置は大略31で示されてお り、大略参照番号32で示した試験的に構築したパワーシステムからパワーが供 給される。 このパワーシステムは以下の如くに構成されている。例えば市販の電子レンジ 用のマグネトロン等のマイクロ波供給源33が、好適には、2.45GHzのI SM周波数において、数十乃至数百ワットのマイクロ波パワーを発生させる。供 給源33は3ポートサーキュレータ34と結合されており、サーキュレータ34 は供給源33を装置31から反射されてくる吸収されなかったパワーから分離し ている。該サーキュレータは、順方向のパワー及び反射されたパワーを測定する パワーメータ35へ接続すると共に、反射されたパワーを吸収する散逸性の負荷 36へ接続している。パワーはパワーメータ35を介して装置31へ接続されて いる導波路37aのセクションへ流れる。 参照番号37,37aによって示されている全ての接続線は矩形状の導波路を 表わしている。散逸性の負荷36は直接的にサーキュレータ34へ接続している 。生産用の構成においては、パワーシステム32は、典型的には、以下に説明す る図4の実施例の場合における如く、パワーメータ35と、サーキ ュレータ34と、散逸性負荷36とを取除くことにより簡単化される。 図3の説明を続けると、装置31は矩形状の導波路37aの上部の幅広側38 の中心線上に装着されている。矩形状の導波路37,37aは、TE10マイク ロ波モードを伝播させるように寸法構成されており、従って電界は導波路37a の幅広側の壁に対して垂直に分極される。中空で筒状の内側導体部材39が上部 幅広側38の中心線上の孔40内に挿入されており且つそれに対して垂直に配設 されている。この孔は、内側導体39と幅広側壁38との間に絶縁性のギャップ 間隔を与えるために内側導体39よりも僅かに大きさが大きい。この内側導体は 幅広側壁38の上部にテフロンワッシャ41によって支持されており、壁38に 対してナイロンの止めネジ42によって固着されている。テフロンワッシャ41 は、2つの金属ネジ(そのうちの1つが示されている)41aによって固定され ている2つのテフロンのスタンドオフ43,43′によって支持されている。金 属ネジ41aはそれらの間でアークが発生することを防止するためにテフロンワ ッシャ内に埋設されている。スタンドオフ43,43′は、ワッシャ41を装置 31内の電界の低い領域内に位置させるために設けられており、従ってそれはマ イクロ波 信号と干渉したりそれを吸収したりすることはない。内側導体の上部は放電バル ブ42の球状バルブ被包体42a近くに位置されている。この内側導体の長さは 共振を得るように選択することが可能である。内側導体の下端部は導波路の高さ の約1/6を介して下方向に延在している。このような貫通部分は本装置と導波 路37aとの間に良好なカップリング即ち結合を得るために選択されている。内 側導体39、孔40、ワッシャ41と同心円状であり且つその外側に位置し且つ 上部幅広側壁上に装着して外側導体44が設けられている。この外側導体44は 、上部幅広側壁38から上方へ延在する固体の円筒状壁部分44aを有しており 、且つ円筒状セクション44aの上部に取付けたキャップ状の切頭円錐形状のメ ッシュ部分44bが外側導体44により形成されるチャンバを閉塞している。バ ルブ42のステムはメッシュ部分44bを介して外側導体44の外部へ延在して おり、そこで電気モータのシャフトへ取付けられており、モータ45自身は図面 には示していない簡単な支持フレームによって支持されている。バルブ42のス テムは内側導体39に対して直交状態とすることが可能である。 冷却用のノズル46が例えば圧縮器等の冷却用空気供給源48からの空気をメ ッシュ44bを介して バルブ被包体42aに向けて指向させる。この冷却用ノズルはバルブステム42 及び内側導体39の両方に対して直交する空気を指向させるように位置決めさせ ることが可能であり、従って、この場合には、これら3つの要素は相互に直交状 態とすることが可能である。 試験的に同調を行なうために、導波路37aの端部に摺動型短絡体47が設け られている。 図3に示した如く、構築されたモデルにおいては、動作周波数は2.45GH zであった。使用した導波路37aはWR284タイプのものであった。内側導 体は0.030インチ外径であり、1.900インチの長さであり且つ0.27 0インチ導波路内に延在するものであった。外側導体の中実セクション44aは 1.00インチ内径であり且つ1.270インチの高さであった。メッシュセク ション44bは下側のベースの直径が1.100インチであり且つ上側のベース の直径が0.500インチであり且つ高さが0.90インチであった。バルブ4 2aの被包体は球状であり、6.5mmの内径を有し、0.144ccの体積を 有し、且つ0.5mmの壁厚さを有していた。バルブ被包体42aは内側導体の 上部を横断する面から0.030インチの位置に位置されていた。バルブ被包体 42aは約1mgの硫黄と60torrのアル ゴンからなる充填物を収容していた。15psiの冷却用空気が0.050イン チのオリフィスを有する冷却用のノズル46へ供給された。マグネトロンのパワ ー出力は200乃至300ワットであった。バルブを3000rpmで回転させ た。当業者にとって公知の如く、好適な速度は、充填物がどの程度アークを形成 しやすいか(例えば、電気陰性度の程度)及び印加したパワーの大きさ等のファ クタに依存して、特定のランプによって変化する。 図4を参照すると、本発明の第二実施例が示されている。図3に示した要素に 対応する要素には同一の参照符号が付けてある。マイクロ波供給源33は導波路 セクション37,37aを介して供給を行なう。導波路セクション37aは、導 波路37cの高さの低いセクションへ接続した導波路の高さにおいて2つの段差 を有する段差付きセクション37bへ接続している。これらの段差は、導波路3 7,37aのインピーダンスを、高さの低い導波路セクション37cの上部幅広 側51上に装着されている装置50のインピーダンスと部分的にマッチングさせ るためのインピーダンス変換器として作用する。内側導体52は高さが減少され た導波路セクション37cの下部幅広壁53上に装着されており、且つ上部幅広 壁51における孔54を貫通して上方へ延在してい る。この孔は絶縁性のギャップクリアランスを与えるのに充分な大きさである。 内側導体52の上部52aはバルブの端部に近接して位置しており、典型的には 、ほんの僅かから1000分の数インチである。図示した実施例においては、内 側導体52の上部52aはバルブ上に中心を有する球状表面である。内側導体5 2の上部52aとバルブとの間に形成される一様なギャップは内側導体32近く のバルブ42の表面に一層一様なパワーの負荷を与えている。 冷却用の空気は供給源48からライン49を介して底部幅広壁53における内 側導体52の底部へ供給され、通路52bを介して内側導体52bの長さにわた って上方へ供給され上部表面52aにおける1つ又はそれ以上の冷却用の空気ノ ズルオリフィス52cへ供給されバルブ42に対して吹付けられる。外側導体は 上部幅広壁51へ接続された円筒状の壁56を有しており内側導体52とほぼ同 程度の高さであり、半球状のメッシュ部分57が円筒状の壁に連結している。メ ッシュ57はバルブの出力を通過させる一方励起用のエネルギを閉じ込めるべく 作用する。メッシュの内側でバルブの周りには誘電体リフレクタ58が設けられ ている。メッシュの外側でバルブの周りには金属性リフレクタ59が設けられて いる。内側リフレクタ58の輪郭は外側リフレク タ59の輪郭と連続的である。 バルブ42のステムがメッシュ57における孔を貫通してモータ45へ延在し ており、モータ45は動作期間中にバルブを回転すべく作用し、バルブ内におけ るアークの取付きを防止している。内側導体52の端部52a近くのフィールド 強度の高い領域近くに来るバルブの部分はそこに留まることがなく常に回転され るようにバルブが配設されている。 本発明者らによって行なわれたテストによれば、バルブが内側導体52と平行 な軸の周りに回転されて、バルブの領域が内側導体52端部52aの近傍に留ま る場合には、数秒でアークの取付きとバルブの損傷が発生することが判明した。 注意すべきことであるが、冷却用の流体が射出される中央の導体がバルブに非 常に近接して位置されている。このことは図5乃至7によりはっきりと示されて おり、その場合には、例示的な同軸状の中央導体60がその中に複数個の通路6 2を有することが示されており、その通路の各々は通路の端部における開口から 冷却用の流体の噴流64を射出させる。冷却用の噴流が射出される円形状の開口 が所定の直径を有する本発明の一側面によれば、該開口を、少なくとも、該開口 の所定の直径の3倍に等しい距離程度にバルブ近くに位置させた場合に改善した 結果 が得られることが判明した。このことは、冷却供給源として典型的な冷却用ノズ ル(同軸導体ではなく)が使用される場合にも当てはまることである。図5乃至 7に基づいて構成された特定の配置状態においては、各開口は0.033インチ の直径を有しており且つバルブから0.08インチの位置に位置されており、寸 法Aは0.02インチであり、寸法Bは0.06インチである。 そのように近接して冷却用供給源を位置させることの利点はそれだけ静粛だか らである。従って、冷却用のノイズが問題となる場合があり、且つそのノイズは 冷却用のストリーム即ち流れの経路長と共に増加する。更に、冷却用供給源がバ ルブに非常に近くに位置された場合には、冷却用の噴流がバルブの周りの高温空 気を搬出する割合が少なく、且つ冷却はより効率的である。 図8を参照して、本発明の別の実施例について説明する。このランプ装置は、 大略、90で示してあり、大略参照番号72で示した試験的に構築したパワーシ ステムからパワーが供給される。 このパワーシステムは以下の如くに構成されている。マイクロ波又は無線周波 数(RF)供給源73がパワーを発生する。バルブへ印加されるパワー密 度は、好適には、バルブの単位体積(cc)当たり数百乃至約10,000ワッ トである。 供給源73は、供給源73を装置90から反射された吸収されなかったパワー から分離する3ポートサーキュレータ74へ結合されている。このサーキュレー タは、順方向のパワー及び反射されたパワーを測定するパワーメータ75へ接続 されると共に、反射されたパワーを吸収する散逸性の負荷76へ接続されている 。パワーはパワーメータ75を介して本装置へ接続されている導波路77aのセ クションへ流れる。参照番号77,77aで示されている全ての接続線は矩形状 の導波路を表わしている。散逸性の負荷76はサーキュレータ74へ直接接続し ている。最終的な生産用の構成においては、その構成が固定され且つ最終的に同 調されると、パワーシステム72は、パワーメータ75と、サーキュレータ74 と、散逸性の負荷76とを取除くことによって著しく簡単化させることが可能で ある。 導波路セクション77aは高さの低いセクションの導波路77cへ接続した導 波路の高さにおいて2つの段差を有する段差付きセクション77bへ接続してい る。これらの段差は、導波路77,77aのインピーダンスを、高さの低い導波 路セクション77cの上部幅広側91上に装着されている装置90のイ ンピーダンスと部分的にマッチングさせるためのインピーダンス変換器として作 用する。内側導体92は高さが減少された導波路セションン77cの底部幅広壁 93上に装着されており、且つ上部幅広壁91における孔94を貫通して上方へ 延在している。内側導体は止めネジ100によって固定されている。上部幅広壁 91における孔は、絶縁性のギャップクリアランスを与えるのに充分な大きさで ある。内側導体92の上部92aはバルブ端部の下側に位置されている。図示し た実施例においては、内側導体92の上部が凹設されている。冷却用の空気はラ イン95を介して供給源80から底部幅広壁93における内側導体92の底部へ 供給され、ボア92bを介して内側導体92bの長さにわたって上方へ凹所92 aのベースにおける1つまたはそれ以上の冷却用空気噴流オリフィスへ供給され バルブ82に対して吹付けられる。好適には冷却用の孔(不図示)はバルブの赤 道に沿って配列された0.9mmの2つの孔を有しており且つバルブの夫々の極 近くに配列された0.5mmの2つの孔を有している。(バルブステム83は一 方の極においてバルブへ当接している。)全ての孔はバルブの下側を中心とした 3.0mmの直径の円の上に配列されている。外側導体は、上部幅広壁91へ接 続した開放した円筒状の壁96を有している。 それは内側導体よりも背が高い。実験的なモデルにおいては、外側導体96の上 部が開放状態であっても、殆どリークがないが、その上部は、例えば平坦な部材 又は球状の部材等の適宜の形状の端部部材で冠着させることが可能である。少な くとも部分的に小孔を設けるか又はメッシュ状とすることの可能な円筒状の壁9 6は、外側導体として作用すると共に、同時に、ランプのラジエーション即ち光 照射に対して実質的に透明なものとすることが可能である。外側導体96の外側 でバルブの周りに金属のリフレクタ99が設けられている。内側導体92及び外 側導体96は同軸状の励起構成体を形成しており、それは小型で高いパワーの無 電極放電ランプへ結合させるのに必要な強度の高い電磁界を発生する。 バルブ82のステムは、メッシュ96における孔及びリフレクタ99における 孔を介してモータ85へ延在しており、モータ85に機械的に結合されている。 モータ85は動作期間中にステムを介して軸周りにバルブを回転すべく作用する 。 内側導体92と外側導体96とによって形成される同軸励起構成体においては 、高い電磁界がバルブ82と内側導体92との間の領域に発生される。これらの フィールド即ち電磁界は、内側導体の上部92aにおける孔から射出される冷却 用の空気が存在しな い場合には、バルブと内側導体との間にアークを形成する傾向となる場合がある 。注意すべきことであるが、外側導体96は内側導体の直径よりもそれほど大き くない直径の円筒として示してあるが、外側導体はもっと大きなものとすること が可能であり且つリフレクタ(反射器)又はハウジングとしての二重目的を達成 することが可能である。 本発明によれば、バルブは高速で回転され、それはランプの効率が上昇するの に充分なものである。 好適に使用される充填物質は、励起された場合にポリマ種を包含する物質等の 分子ラジエーション(光照射)を発生するものである。このような物質は硫黄及 びセレン及びそれらの化合物を包含しており、且つ同様の分子により光を発生す るものを包含している。注意すべきことであるが、硫黄の場合には、S2に加え て、例えばS4及びS6等のポリマ種も励起された放電内において形成される。 任意の発光性硫黄又はセレンを含有する充填物を使用することが可能であり、 例えば、元素として硫黄又はセレン又はInS,As23,S2 Cl2,Cs2 ,In23,SeS,SeO2,SeCl4,SeTe,CSe2,P2 Se ,SeAs等があり、又硫黄及びセレンのその他の発光性化合物がある。外充填 物は室温において低い蒸気圧を有してお り且つランプの動作温度において高い蒸気圧を有することが可能である。 上述した如く、バルブ直径と回転速度との間には逆の関係が存在している。硫 黄を含有する充填物の場合には、少なくとも150ワットのマイクロ波パワーを バルブへ結合させ、その場合に角回転周波数をwとし且つ回転軸から測定したバ ルブの最大半径をrとすると、w2 rが少なくとも1.75×105cm/se c2である場合に、本発明に基づく効率の上昇が得られることが判明した。 実験1 以下に説明するように本発明を実施したテストモデルは以下の特長を有してい た。バルブは球状形状であり内径が5mmであり且つ壁の厚さが0.5mmであ った。バルブは石英から構成されており且つ0.3mgの硫黄と150torr のアルゴンからなる放電充填物を封入していた。0.030インチ直径の4個の 冷却用オリフィスが内側導体の端部22a上において3.0mmの円の上に等間 隔に離隔されていた。内側導体は直径が4.75mmであり且つその端部は軸方 向においてバルブから2.0mm離れていた。マイクロ波周波数は2.45GH zであった。バルブへ結合されたパワーは220ワットであった。 テスト目的のために、バルブからの光出力を測定 するために、リフレクタによって反射されるビームの中心でリフレクタの前方に 光メータを配設した。リフレクタが存在した状態では、メータの読みは絶対的な 輝度を表わすものではない。何故ならば、ラジエーション即ち光照射はバルブか ら等方的なものではないからである。然しながら、リフレクタはバルブの全ての 部分からのラジエーション即ち光照射を回収するので、それは、実験パラメータ を変化させる場合にバルブ全体にわたり平均化された相対的輝度を表わすもので ある。バルブは3800rpmで回転させた。この速度はバルブ全体を充填させ る放電を形成するのに充分なものであり且つアーク取付きを回避するのに充分な ものであった。 バルブ温度を、バルブの寿命条件によって決定される最大温度仕様の1000 ℃以下に維持するために10psiの冷却用空気圧力が必要であった。この量の 冷却用空気は、人間の耳の応答特性を近似するA加重応答を使用して測定したと ころ、83デシベルの可聴ノイズを発生した。2000rpmと3800rpm との間の速度で発明者らにとって入手可能なことなる速度のモータを使用したと ころ、効率における変化は検知されなかった。 実験2 実験1において使用したのと同一のテストモデル を使用した。回転速度は12,000rpmへ上昇させた。10psiの冷却用 空気圧力の場合には、光出力は6%上昇し且つバルブ温度は約100℃だけ降下 した。冷却用空気を5psiへ減少させたところ、バルブ温度は1000℃へ復 帰し、且つ相対的出力は更に上昇し、相対的出力において全上昇は15%であっ た。冷却用噴流からのノイズは圧力減少によって71デシベル(上述した如くに 測定した)へ減少された。従って、2つの重要な利点が実現されており、即ち第 1のものは光出力が増加していることであり、且つ第2のものはランプノイズの 減少である。要するに、高速回転は、入力エネルギのより多くのものを光へ変換 させ且つより少ないものを熱として散逸させるような態様でプラズマのエネルギ 変換効率特性を変化させることが観察された。 硫黄を含有する充填物を封入した上述したような小型のバルブの場合には、8 000rpm程度の低いスレッシュホールド回転速度においても効率における改 善が認められた。本発明は異なる寸法のバルブと共に使用することが可能なもの であるから、速度をバルブの最大半径rに対して正規化し、且つスレッシュホー ルド角周波数がwであると、本発明に基づいて効率を上昇させるためには、w2 rは少なくとも1.75×105cm/sec2である。 スレッシュホールド速度に到達した後に、効率が上昇することも減少すること もない平坦な領域に到達するまで、効率は速度と共に単調的に上昇することが判 明した。特に上述したランプの場合には、この平坦な領域は約13,000rp mで開始した。スレッシュホールド速度及び平坦速度は、バルブへ結合されるパ ワーに依存するものであることが判明し、通常、より高いパワーはより高い速度 を必要とする。 上述した光源は比較的高い効率で動作される明るい光源である。それは特にプ ロジェクションシステム即ち投影システムにおいて使用するのに有用なものとな る場合がある。尚、上述した本発明は球状形状のバルブに関して説明したが、バ ルブは必ずしも球状である必要はない。然しながら、最大内部寸法と最小内部寸 法との比が約5以下のバルブは、例えば液晶プロジェクション光源等の特定の適 用場面において有益的である。 上述した如く好適実施例によれば、同軸装置90はバルブへ電磁界エネルギを 印加する手段を有するものであるが、本発明の実施上、例えばマイクロ波キャビ ティ、誘導型カップリングコイル、又は容量型カップリング電極等のその他の手 段を使用することも可能である。 図9を参照すると、本発明の別の実施例が示され ている。大略20で示したランプ装置は、大略参照番号2で示した実験的に構築 したパワーシステムからパワーが供給される。 図9を参照すると、ランプバルブの断面図が示されている。このバルブは放電 被包体150及びバルブの極軸に沿って延在するステム112を有している。こ の被包体の内側壁表面は約5mmの平均直径である。赤道の30度上及び30度 下の60度の帯域154において、バルブの壁厚さは公差が±0.05mmの範 囲内で0.5mmに維持されている。赤道は極軸としてのステム112の軸に関 して定義される。極156及び158における壁厚さは同一の公差範囲内で0. 6mmに維持されている。60度の赤道帯域154と極との間の壁厚さは、それ ら2つの特定した厚さの間でほぼテーパ状態となっている。 パワーがターンオフされると、充填物質は壁の厚さの薄い赤道帯域154上に 凝縮する。 ステムはバルブから約23mm延在する1.5mmの直径のセクション160 を有している。それに接続したテーパセクション162は長さが約5mmであり 、且つ最後のセクション164は直径が4mmであり、且つ長さが約25mmで ある。最後のセクションは回転モータへ固定されている。最後のセクションは、 モータのモータシャフト(不図示)へバルブを固定するた めの溝166を有すると共に、バルブとモータとの組立を容易とするための面取 りセクション168を有している。この面取りセクション及び溝は本発明と共に 譲渡されている米国特許第4,947,080号に開示されている。 本発明によれば、バルブ充填物はランプが低温である場合に物質の一部が凝縮 するように、その蒸気圧と相対的に所定の量の凝縮可能な物質を有している。本 発明を制限するわけではないが、該充填物は、金属ハライド添加物又は金属オキ シハライドを添加するか又は添加しない水銀を含有する充填物、又は硫黄含有充 填物等を有することが可能である。該充填物は、更に、ランプが低温である場合 にガス状である物質、例えばこれらに制限するわけではないが、ネオン、アルゴ ン、クリプトン、又はキセノン又はそれらの混合物等を有することが可能である 。このようなガスは、1乃至数百torrで、好適には1乃至1000torr (室温において測定)、更に典型的には約20乃至約200torrの範囲の量 包含させることが可能である。本発明の好適実施例においては、この充填物は硫 黄を含有する充填物である。これらに制限するものではない例としては該充填物 は、元素状の硫黄又はIns,As23,S2 Cl2,Cs2,In23又は SeSを包含する硫黄化合物から構成 することが可能である。該充填物は、動作温度において約1乃至20気圧の間の 圧力で存在することが可能であり、且つ少なくとも約50ワット/ccのパワー 密度で励起させることが可能である。例えば、図示し且つ図1及び2に関連して 説明したバルブは、約0.3mgの硫黄と150torrのアルゴンとを含有す ることが可能である。 発明の背景の部分において説明した如く、始動ガスの放電動作段階期間中にお いて、放電は赤道近く及び内側同軸導体の端部近くの赤道の側に集中する。励起 エネルギがターンオフされると、凝縮可能な充填物が放電バルブ被包体の赤道帯 域154上に凝縮する。ランプを始動させると、赤道帯域上に凝縮した凝縮可能 な充填物は赤道近くで発生する始動ガスの放電の加熱作用によって迅速に蒸発さ れる。 図10を参照すると、本発明の別の実施例が示されている。マイクロ波パワー は、導波路(不図示)から一対のカップリングスロット131,131′を介し て六面体キャビティ132へ結合され、且つその中においてTM110モードの 電磁モードを支持する。又TM110モードには含まれないがスロット131, 131′からのラジエーション即ち照射の形態の電磁界成分が存在している。キ ャビティ132の上部全体はキャビティからの光が出ること を許容するスクリーン133である。キャビティ内部には一対の干渉リフレクタ をコーティングした誘電体半割リフレクタ134,134′が設けられている。 半割リフレクタ134,134′の間には長尺状の無電極放電バルブ135が設 けられている。放電充填物は、水銀、金属ハライド添加物、及び始動ガスからな る充填物を有することが可能であり、このような充填物は広範囲のものが公知で ある。冷却用空気は、冷却用空気孔を介してバルブ135への冷却用空気プリナ ムによって供給される。冷却用の孔137はキャビティの底部にあり且つ空気は バルブへ向けて上方へ指向される。冷却はバルブの長さにわたり一様である。 図11を参照すると、長尺状の放電バルブ135の詳細な断面図が示されてい る。この放電バルブは2つの壁厚さを減少させたセクション135A,135A ′を有している。これら2つのセクションは、据え付け位置においてカップリン グスロット131,131′に最も近く位置される。 パワーがターンオフされると、充填物は壁厚さの減少したセクション135A ,135A′において凝縮する。これらのセクションはカップリングスロット近 くであるので、それらはランプを始動させる場合に高強度の電磁界に露呈され、 その際に始動特 性を容易化している。 以上、例示的な実施例について本発明を説明したが、当業者にとって変更を行 なうことが可能であり、且つ本発明の範囲は添付の請求の範囲及び均等物によっ てのみ制限されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/046,671 (32)優先日 1993年4月16日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/047,090 (32)優先日 1993年4月16日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA, CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,HU,J P,KP,KR,LK,LU,MG,MN,MW,NL ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SK,UA,US (72)発明者 カマラヒ,モハメッド アメリカ合衆国,メリーランド 20878, ノース ポトマック,オーエンズ グレン テラス 15526 (72)発明者 シンプソン,ジェームズ,イー. アメリカ合衆国,メリーランド 20880, ゲチスバーグ,コットンウッド コート 8 (72)発明者 ターナー,ブライアン アメリカ合衆国,メリーランド 21773, マイヤースビル,ダウン コート 9087 (72)発明者 プリマイスラー,フィリップ,エイ. アメリカ合衆国,メリーランド 20853, ロックビル,ラーキン プレイス 12909

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バルブを有する無電極ランプにおいて、バルブの残部に存在するよりも大 きなエネルギ密度を有するバルブにおける局所的放電領域を解消する方法におい て、前記より大きなエネルギ密度を有する局所的放電領域が発生することを防止 するのに充分に高速で前記バルブを回転させることを特徴とする方法。 2.請求項1において、前記局所的放電領域は前記バルブにおける孤立した放 電であり、前記バルブの実質的な部分には放電が存在しないことを特徴とする方 法。 3.請求項1において、前記バルブが硫黄又は硫黄化合物を含有する充填物を 有していることを特徴とする方法。 4.請求項1において、前記バルブがセレン又はセレン化合物を含有する充填 物を有していることを特徴とする方法。 5.無電極ランプにおいて、 プラズマ形成用充填物を収容する被包体が設けられており、 電磁エネルギを発生する手段が設けられており、前記充填物を励起させるため に前記電磁エネルギを前記被包体へ結合させる手段が設けられており、前 記充填物、前記電磁エネルギ発生手段、及び前記電磁エネルギ結合手段は、被包 体の回転が存在しない場合には、前記充填物が前記被包体の残部に存在するもの よりも一層大きなエネルギ密度を有する局所的放電領域を形成する傾向があるよ うなものであり、 前記一層大きなエネルギ密度を有する局所的放電領域が発生することを防止す るのに充分に速い速度で前記被包体を回転させる手段が設けられている、無電極 ランプ。 6.請求項5において、前記局所的放電領域が前記バルブにおける孤立した放 電であり、前記バルブの実質的な部分には放電が存在しない無電極ランプ。 7.請求項5において、前記放電が硫黄又は硫黄化合物を有する無電極ランプ 。 8.請求項5において、前記放電がセレン又はセレン化合物を有する無電極ラ ンプ。 9.無電極ランプにおいて、 プラズマ形成用充填物を収容する被包体が設けられており、 電磁エネルギを発生する手段が設けられており、 前記充填物を励起させるために前記電磁エネルギを前記被包体へ結合させる手 段が設けられており、前記充填物、前記電磁エネルギ発生手段、前記電磁エネル ギ結合手段は、被包体の回転が存在しない場 合には、前記充填物が前記被包体の内部体積を実質的に充填することのない孤立 した放電を形成する傾向となるようなものであり、 前記充填物によって形成される放電によって前記被包体の体積を実質的に充填 させるように充分に速い速度で前記被包体を回転させる手段が設けられている、 無電極ランプ。 10.請求項9において、前記結合手段が、前記電磁エネルギ発生手段が結合さ れる導波路の第一セクションと、前記導波路の第一セクションへ接続されている 散逸性負荷を具備したサーキュレータと、前記サーキュレータへ接続した大口端 部を有する導波路のテーパセクションと、異なる断面積の第一及び第二個別部分 を具備する複合共振構成体を有するキャビティとを有しており、前記断面積が変 化する第一及び第二部分の間には前記キャビティにおける前記不連続が存在して おり、前記マグネトロンからのマイクロ波エネルギは前記テーパ導波路セクショ ンの小口端部から前記第一キャビティ部分へ結合され、且つ前記バルブが前記第 二キャビティ部分の近傍に位置されている、無電極ランプ。 11.無電極ランプにおいて、 可視光を発生するためのプラズマ形成用充填物を 収容する視覚的に不完全な被包体が設けられており、 電磁エネルギを発生する手段が設けられており、 前記充填物を励起させるために電磁エネルギを前記被包体へ結合させる手段が 設けられており、 前記被包体から射出された光を投光させるために前記被包体に関して配列され たレンズ及び/又はリフレクタ等の光学要素が設けられており、 投光された光におけるワブル効果を取除くために充分に速い速度で前記被包体 を回転させる手段が設けられている、無電極ランプ。 12.請求項11において、前記ワブル効果が前記被包体における擾乱に起因す るものである無電極ランプ。 13.請求項11において、前記ワブル効果が前記被包体の内部体積における擾 乱に起因するものである無電極ランプ。 14.無電極ランプにおけるアーク取付きを防止する方法において、 被包体及び前記被包体内の放電形成用媒体から構成される無電極放電バルブを 用意し、 1つ又はそれ以上の充分な強度のフィールド領域が前記被包体に近接してアー ク取付きを存在させるように前記バルブを励起電磁パワーへ露呈させ、 前記バルブが回転する場合に前記被包体の異なる部分が異なる時間において前 記高い強度のフィールド領域に露呈されるように前記ランプの動作期間中に前記 バルブを回転させる、ことを特徴とする方法。 15.無電極ランプにおいて、 被包体と前記被包体内の放電形成用媒体とから構成される放電バルブが設けら れており、 バルブ回転が存在しない場合に前記被包体近くにアーク取付けを存在させるの に充分に高い強度の1つ又はそれ以上のフィールド領域を発生させる電磁パワー を前記バルブへ供給する励起手段が設けられており、 前記被包体内にアーク取付けが発生することを防止するような態様で前記バル ブを回転させる手段が設けられている、無電極ランプ。 16.請求項15において、前記回転させる手段が、前記バルブが回転する場合 に前記バルブの異なる部分を異なる時間において前記高い強度の1つ又はそれ以 上のフィールド領域へ露呈させるように前記バルブを回転させる手段を有する無 電極ランプ。 17.請求項16において、前記1つ又はそれ以上の高強度のフィールド領域が 前記バルブに近接した導 体手段により発生される無電極ランプ。 18.請求項17において、前記励起手段が同軸結合手段を有しており、前記導 体手段が前記同軸結合手段の内側導体であることを特徴とする無電極ランプ。 19.無電極ランプにおいて、 被包体及び前記被包体内の放電形成用媒体から構成されているバルブが設けら れており、 励起電磁エネルギを発生させる励起手段が設けられており、 同軸内側導体と外側導体とから構成されており前記励起エネルギを前記バルブ へ結合させる同軸結合手段が設けられており、前記バルブは前記同軸結合手段の 前記内側導体へ近接し且つそれから離隔されており、 前記バルブが回転する場合に異なる時間において前記バルブの異なる部分が前 記内側導体に近接するように前記バルブを軸周りに回転させる手段が設けられて いる、 無電極ランプ。 20.請求項19において、前記バルブが球状形状である無電極ランプ。 21.請求項19において、前記内側導体が中空であり、前記内側導体を介して 前記バルブへ指向される冷却用の流体を供給する手段が設けられている無電 極ランプ。 22.請求項21において、前記同軸結合手段が段差付き導波路によって与えら れる無電極ランプ。 23.無電極ランプにおいて、 被包体及び前記被包体内の放電形成用媒体から構成されるバルブが設けられて おり、 励起電磁エネルギを発生する励起手段が設けられており、 前記励起エネルギを前記バルブへ結合させる結合手段が設けられており、 前記バルブを回転させる手段が設けられており、 所定の直径を有する開口から前記バルブ被包体へ向けて指向された冷却用流体 を射出する冷却手段が設けられており、前記開口が、前記バルブ被包体から、少 なくとも前記所定の直径の3倍の長さに近い距離のところに位置されている、 無電極ランプ。 24.請求項23において、前記結合手段が同軸状の内側導体と外側導体とを有 しており、且つ前記冷却手段が前記内側導体を有している無電極ランプ。 25.無電極ランプにおいて、 放電形成用充填物を収容する無電極ランプバルブが設けられており、 光を射出する放電を形成するために前記放電形成 用充填物を励起するために電磁エネルギを前記充填物へ結合させる手段が設けら れており、 前記バルブから前記光が射出される効率を実質的に増加させるのに充分に高い 速度で前記バルブを軸周りに回転させる手段が設けられている、無電極ランプ。 26.請求項25において、前記効率における実質的な増加が少なくとも約5% である無電極ランプ。 27.請求項25において、前記効率における実質的な増加が少なくとも約10 %である無電極ランプ。 28.請求項25において、前記放電により射出される光が分子による射出であ る無電極ランプ。 29.請求項28において、前記放電形成用充填物は、励起された場合に、ポリ マ種を有する無電極ランプ。 30.請求項29において、前記放電形成用充填物が硫黄を含有する充填物であ る無電極ランプ。 31.請求項29において、前記放電形成用充填物がセレンを含有する充填物で ある無電極ランプ。 32.請求項30又は31において、前記充填物へ電磁エネルギを結合させる手 段がその体積にわたって比較的非一様的に前記充填物を励起させる無電極ランプ 。 33.請求項32において、前記充填物に電磁エネルギを結合させる手段が同軸 励起器を有する無電極ラ ンプ。 34.請求項33において、前記同軸励起器が電磁エネルギを前記バルブへ結合 させ、前記電界の方向がバルブ回転軸に対して実質的に垂直である無電極ランプ 。 35.請求項25又は30において、前記無電極ランプバルブが7mm未満の最 大内部寸法を有する無電極ランプ。 36.請求項33において、前記無電極ランプバルブが7mm未満の最大内部寸 法を有する無電極ランプ。 37.請求項33において、前記無電極ランプバルブが6mm未満の最大内部寸 法を有しており、且つ前記軸周りにバルブ回転させる手段が前記バルブを約80 00rpm以上の速度で回転させる無電極ランプ。 38.無電極ランプにおいて、 硫黄を含有する放電形成用充填物を収容する無電極ランプバルブが設けられて おり、 光を放出する放電を形成するために前記充填物を励起させるために前記放電形 成用充填物へ電磁エネルギを結合させる手段が設けられおり、 前記バルブは回転軸に関して半径方向に測定された最大半径rを有しており、 w2rが少なくとも約1.75×105cm/sec2であるように角周波数w で前記回転軸周りに前記バ ルブを回転させる手段が設けられている、無電極ランプ。 39.請求項38において、rが約3.5mm未満である無電極ランプ。 40.請求項39において、前記電磁エネルギを結合させる手段が同軸励起器手 段を有する無電極ランプ。 41.ランプの動作方法において、 放電形成用充填物を収容する無電極ランプバルブを用意し、 電磁エネルギを前記充填物へ結合させて前記放電形成用充填物を励起し光を発 生する放電を形成し、 前記バルブから光が発生する効率を実質的に増加させるのに充分に高い速度で 前記バルブを軸周りに回転させる、 ことを特徴とする方法。 42.請求項41において、 加圧された冷却用ガスを前記バルブへ向けて指向させ、 前記バルブの高速回転によって得られる効率増加を最大とさせるために前記冷 却用ガスの流れを配列させる、 ことを特徴とする方法。 43.請求項41又は42において、前記充填物が硫黄を含有する充填物である ことを特徴とする方法。 44.請求項41又は42において、前記充填物がセレンを含有する充填物であ ることを特徴とする方法。 45.無電極ランプにおいて、 放電形成用充填物を収容する無電極ランプバルブが設けられており、 光を発生する放電を形成するために前記放電形成用充填物を励起させるために 電磁エネルギを前記充填物へ結合させる手段が設けられており、 前記ランプから光が発生する効率を実質的に増加させるのに充分に高い速度で 前記バルブを軸周りに回転させる手段が設けられており、 前記効率の増加が存在しない場合に必要な圧力よりも実質的に低い冷却用流体 圧力で加圧した冷却用流体を前記バルブへ指向させる手段が設けられている、 無電極ランプ。 46.請求項45において、前記充填物が硫黄を含有する充填物である無電極ラ ンプ。 47.請求項45において、前記充填物がセレンを含有する充填物である無電極 ランプ。 48.無電極ランプにおいて、 凝縮可能な部分を有する充填物を収容するバルブ壁をもったバルブが設けられ ており、 前記バルブの外部であって少なくともランプ始動 段階期間中に、特定の1つ又はそれ以上の領域において一層高いように電磁エネ ルギが前記バルブ内に分布されるような態様で電磁エネルギを前記バルブへ結合 させる手段が設けられており、 前記バルブ壁が前記特定の1つ又はそれ以上の領域において厚さが減少されて いる、 無電極ランプ。 49.請求項48において、前記充填物が、更に、前記ランプ始動段階期間中に 放電を形成する始動ガスを有している無電極ランプ。 50.請求項48において、前記バルブが実質的に球状形状であり、前記バルブ 外部における結合手段が外側導体と内側導体とを具備する同軸励起手段を有して おり、且つバルブ壁がランプ動作期間中に前記内側導体近くに位置する領域にお いて厚さが減少されている無電極ランプ。 51.請求項50において、前記厚さの減少した領域が赤道領域であり、更に、 前記バルブの極を介して前記バルブを軸周りに回転させる手段が設けられている 無電極ランプ。 52.請求項48において、前記充填物が硫黄を含有する充填物である無電極ラ ンプ。 53.請求項51において、前記充填物が硫黄を含有する充填物である無電極ラ ンプ。 54.請求項48において、前記結合手段が1つ又はそれ以上のカップリングス ロットを具備するTM110六面体キャビティを有しており、且つ前記バルブが 筒状形状であり、且つ前記カップリングスロット又は夫々のスロット近くに位置 された1つ又は夫々の領域において厚さが減少されている無電極ランプ。
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