JPH0848169A - 電気走行車の補助電力発生装置 - Google Patents

電気走行車の補助電力発生装置

Info

Publication number
JPH0848169A
JPH0848169A JP18807394A JP18807394A JPH0848169A JP H0848169 A JPH0848169 A JP H0848169A JP 18807394 A JP18807394 A JP 18807394A JP 18807394 A JP18807394 A JP 18807394A JP H0848169 A JPH0848169 A JP H0848169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
battery
hydraulic shock
tank
high pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18807394A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Narita
敏夫 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP18807394A priority Critical patent/JPH0848169A/ja
Publication of JPH0848169A publication Critical patent/JPH0848169A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電気走行車(以下、車両とす
る。)の補助電力発生装置であり、いわゆる車両の回生
制御装置に関する。 【構成】 電気走行車の補助電力発生装置は、車体の各
車輪にそれぞれ装備された油圧式ショックアブソーバ9
〜12と、この油圧式ショックアブソーバの高圧油出口
ポートに接続される高圧タンク15と、この高圧タンク
に接続される油圧モータ16・エアーモータ21と、こ
の油圧モータ等で駆動される発電機17と、この発電機
に接続される前記車体に設けたバッテリー1と、で構成
される。 【効果】 車両に最適で、かつ簡単・効率的な回生制御
装置を提供できる。補助電力を特殊な機構、複雑な装置
等を介設せず生成できる効果がある。又在来の装置の有
効利用と、車体の各衝撃吸収等に役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気走行車(以下、車
両とする。)の補助電力発生装置であり、いわゆる車両
の回生制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、車両の長時間及び安定走行
を確保するためには、バッテリーへの充電又は回収エネ
ルギーをいかに効率よく回生できるか、等が主要な問題
となっている。また一方では、これらの問題が解消され
れば、この種車両の普及並びに地球環境面に対して大い
に貢献することは明らかである。以上のような観点から
種々の発明が提案されている。その一例を挙げると次の
ような発明がある。(1)特開平5−64305号の誘
導発電機の制御装置があり、エンジンに直結した誘導機
をバッテリーを電源とする電源装置により駆動自在とす
るとともに、回生回路を設け誘導機からの電力によりバ
ッテリーを充電する構成である。(2)特開平4−17
6734号の自動車の充電用発電機があり、自動車の減
速時にエンジン及び車体の持つ慣性エネルギーを回生利
用するため、主として減速時に発電してバッテリーに充
電する構成である。(3)特開平5−122805号の
電気走行車があり、惰性走行時に、電動機の回生制動力
を制御して、走行安定性を図る構成となっている。
(4)特開平2−189229号の車両エネルギー再生
方法及び装置があり、ガスモータを有効利用して、当該
ガスモータの回転力をエンジン駆動の補助エネルギーと
する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の列挙した発明の
中で、(1)で概説した発明は、位相制御手段を備えた
誘導機で、回転位相の遅延制御を介して発生した電力を
バッテリーに充電する構成となっている。確かに走行電
力の補助エネルギーとして利用できる一面を有するが、
新たな種々の装置を要すること、及び当然構造的に複雑
となること、及び位相遅延制御の精緻なコントロールが
要求されること、等の困難な問題が考えられる。また
(2)〜(4)で概説した発明は、燃料噴射エネルギー
の再生利用又は燃料噴射エネルギーと電気エネルギーと
の併用であり、前述と同様、新たな種々の装置の組付け
及び当然構造が複雑となること、等実用面及び保守管理
等の面で大いに問題となり、かつ複雑な制御機構となる
等の問題等があり、解決されなければならない課題であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み、本発明は、
既設の装置を有効利用すること、及び簡単かつ効率的な
車両の回生制御装置を提供すること、等を目的として、
下記の構成を採用する。
【0005】先ず、第1の発明は、高圧タンクを利用す
る電気走行車の補助電力発生装置であって、その要旨
は、車体の各車輪にそれぞれ装備された油圧式ショック
アブソーバと、この油圧式ショックアブソーバの高圧油
出口ポートに接続される高圧タンクと、この高圧タンク
に接続される油圧モータと、この油圧モータで駆動され
る発電機と、この発電機に接続される前記車体に設けた
バッテリーと、で構成される電気走行車の補助電力発生
装置である。
【0006】次に、第2の発明は、ダイヤフラムを装備
するタンクを利用する電気走行車の補助電力発生装置で
あって、その要旨は、車体の各車輪にそれぞれ装備され
た油圧式ショックアブソーバと、この油圧式ショックア
ブソーバの高圧油出口ポートに接続される流体チャンバ
ー、及びこの流体チャンバーとダイヤフラムを介して区
画された気体チャンバーでなるタンクと、このタンクの
気体チャンバーに接続されるエアーモータと、このエア
ーモータで駆動される発電機と、この発電機に接続され
る前記車体に設けたバッテリーと、で構成される電気走
行車の補助電力発生装置である。
【0007】
【作用】以下、本発明の作用を説明する。
【0008】先ず、第1の発明は、車体に設けられた各
油圧式ショックアブソーバのピストンが前記傾動及び/
又は振動等(以下、単に傾動とする。)により作用す
る。即ち、当該油圧式ショックアブソーバのピストンが
前記傾動により押し上げられ、一方のチャンバーに充填
されている油が増圧され高圧油が生成されると、この高
圧油は配管を介して高圧タンクに導かれる。尚、前記ピ
ストンの押し上げに伴って、当該油圧式ショックアブソ
ーバの他方のチャンバー内には油圧タンクより油が供給
される。前記高圧タンクに導かれた高圧油を利用して、
油圧モータを駆動して発電機を回転させる。この発電機
で生成された電力は回生回路を介して、バッテリーに充
電される。以上で詳述した各動作及び回生作業は、各油
圧式ショックアブソーバで行われ、順次バッテリーに充
電される。尚、油圧式ショックアブソーバのピストンが
上昇後降下する場合は、逆止弁が作用し、一方のチャン
バー内に油圧タンクの油が流入され、逆に他方のチャン
バー内の油は油圧タンクに戻される。以上の発電の発生
・充電及び油の移動並びにピストンの昇降は、それぞれ
各車輪に設けた油圧式ショックアブソーバについて行わ
れ、それぞれバッテリーに充電される。
【0009】次に、第2の発明は、車体に設けられた各
油圧式ショックアブソーバが、当該車体の傾動等で作用
すること、及びその高圧油が配管を介してタンクに導か
れること、並びに前記油圧式ショックアブソーバとタン
クとの関係等は、第1の発明と同様である。しかし前記
タンクに高圧油が供給されるとタンク内に設けられたダ
イヤフラムが押圧され、気体チャンバー内のエアーが増
圧される。当該気体チャンバー内で生成された高圧気体
は、その後エアーモータに導かれ、このエアーモータを
駆動する。このエアーモータの駆動により発電機を回転
して、発電機で生成された電力は回生回路を介して、バ
ッテリーに充電される。その他の工程、作業、又は油の
流動等は、前述の第1の発明とほぼ同様である。尚、タ
ンクの気体チャンバー内には、入口ポート(供給ポー
ト)を介してエアーが供給される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0011】先ず、図1、図2に示す第1の発明は、駆
動源となるバッテリー1、当該バッテリー1に指令を伝
える操作子2及びコントローラ3、駆動用モータ4、差
動歯車機構5等を介して、駆動力が車輪6、7(後輪及
び/叉は前輪)に伝達される。8は車軸を示す。9、1
0、11、12は車輪6、7、13、14(13、14
は前輪)にそれぞれ設けた油圧式ショックアブソーバ
で、当該油圧式ショックアブソーバ9、11で生成され
た高圧油は、当該油圧式ショックアブソーバ9、11に
設けた高圧油出口ポートP1、P3に配管R1、R3を
介して高圧タンク15に供給される。当該高圧タンク1
5に導入された高圧油は、その後、配管R5を介して油
圧モータ16に供給され、当該油圧モータ16を回転す
る。この回転は発電機17回転用の駆動源であり、当該
発電機17の回転駆動を介して電力を生成し、この生成
された電力は、例えば、バッテリー1に充電される。勿
論図示しないが他のバッテリーに充電するか、又は車両
の室内の補助電力に利用する場合等も有り得る。即ち、
車体の傾動等を利用して油圧式ショックアブソーバ9〜
12の個々又は全体を利用して高圧油を生成し、この高
圧油を活用して電力を発生させる構成である。図中P
2、P4は当該油圧式ショックアブソーバ10、11に
設けた高圧油出口ポートで、この高圧油出口ポートP
2、P4にはそれぞれ油圧式ショックアブソーバ10、
12で生成される高圧油を搬送する配管R2、R4が設
けられる。尚、R6〜R9は各油圧式ショックアブソー
バ9〜12に油圧タンク18より油を供給する配管であ
る。尚、各油圧式ショックアブソーバ9〜12内にはピ
ストンPを介して二つのチャンバー9a、9b〜12
a、12bに区画されている。図1は油圧式ショックア
ブソーバ9、11が作用している状況を示している。
【0012】図3に示す第2の発明は、高圧気体を利用
する例であり、油圧式ショックアブソーバ9〜12で生
成された高圧油をタンク20のチャンバー20aに供給
し、当該タンク20の気体チャンバー20bのエアーを
増圧する構成となっている。当該高圧気体はエアーモー
タ21に導かれる。図中22はダイヤフラムを示す。そ
の他の構成は原則として第1の発明と同様である。尚、
気体チャンバー20bには気体供給用の入口ポートP5
が設けられている。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上で詳述した如く、油圧式
ショックアブソーバで生成される高圧油を利用して油圧
モータ等の回転装置及び発電機を介して、電力を発生さ
せる機構の回生制御装置を利用して、バッテリー等に補
充電力を充填する構成であるので、車両に最適で、かつ
簡単・効率的な回生制御装置を提供できること、及び補
助電力を特殊な機構、複雑な装置等を介設せず生成でき
る効果がある。又在来の装置の有効利用と、車体の各衝
撃吸収等に役立つ有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の平面模式図である。
【図2】第1の発明の高圧タンクと油圧モータとの関係
を示す拡大模式図である。
【図3】第2の発明のタンクと油圧モータとの関係を示
す拡大模式図である。
【符号の説明】
1 バッテリー 2 操作子 3 コントローラ 4 モータ 5 差動歯車機構 6 車輪 7 車輪 8 車軸 9 油圧式ショックアブソーバ 9a チャンバー 9b チャンバー 10 油圧式ショックアブソーバ 10a チャンバー 10b チャンバー 11 油圧式ショックアブソーバ 11a チャンバー 11b チャンバー 12 油圧式ショックアブソーバ 12a チャンバー 12b チャンバー 13 車輪 14 車輪 15 高圧タンク 16 油圧モータ 17 発電機 18 油圧タンク 20 タンク 20a チャンバー 20b 気体チャンバー 21 エアーモータ 22 ダイヤフラム P ポンプ P1〜P4 出口ポート P5 入口ポート R1〜R9 配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の各車輪にそれぞれ装備された油圧
    式ショックアブソーバと、 この油圧式ショックアブソーバの高圧油出口ポートに接
    続される高圧タンクと、 この高圧タンクに接続される油圧モータと、この油圧モ
    ータで駆動される発電機と、 この発電機に接続される前記車体に設けたバッテリー
    と、 で構成される電気走行車の補助電力発生装置。
  2. 【請求項2】 車体の各車輪にそれぞれ装備された油圧
    式ショックアブソーバと、 この油圧式ショックアブソーバの高圧油出口ポートに接
    続される流体チャンバー、及びこの流体チャンバーとダ
    イヤフラムを介して区画された気体チャンバーでなるタ
    ンクと、 このタンクの気体チャンバーに接続されるエアーモータ
    と、 このエアーモータで駆動される発電機と、 この発電機に接続される前記車体に設けたバッテリー
    と、 で構成される電気走行車の補助電力発生装置。
JP18807394A 1994-08-10 1994-08-10 電気走行車の補助電力発生装置 Pending JPH0848169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18807394A JPH0848169A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 電気走行車の補助電力発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18807394A JPH0848169A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 電気走行車の補助電力発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0848169A true JPH0848169A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16217236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18807394A Pending JPH0848169A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 電気走行車の補助電力発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0848169A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002103222A1 (fr) * 2001-06-13 2002-12-27 Kazuyoshi Fukuchi Dispositif de transmission de rotation et dispositif d'entrainement hydraulique
US7024964B2 (en) 2002-12-25 2006-04-11 Kazuyoshi Fukuchi Hydraulic drive device utilizing electric motor
DE102009002260A1 (de) * 2009-04-07 2010-10-21 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit einer Vorrichtung zur Erzeugung elektrischer Energie
WO2011154026A1 (de) * 2010-06-11 2011-12-15 Daimler Ag Gasfederdämpfervorrichtung
WO2012029341A1 (ja) * 2010-09-01 2012-03-08 Okamoto Akihiko ハイブリット車又は電気自動車のエネルギー再生装置
CN111237148A (zh) * 2020-03-10 2020-06-05 段俊娟 新能源汽车减震器发电装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002103222A1 (fr) * 2001-06-13 2002-12-27 Kazuyoshi Fukuchi Dispositif de transmission de rotation et dispositif d'entrainement hydraulique
US7302875B2 (en) 2001-06-13 2007-12-04 Kazuyoshi Fukuchi Rotation transmitting device and hydraulic drive unit
US7024964B2 (en) 2002-12-25 2006-04-11 Kazuyoshi Fukuchi Hydraulic drive device utilizing electric motor
DE102009002260A1 (de) * 2009-04-07 2010-10-21 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit einer Vorrichtung zur Erzeugung elektrischer Energie
WO2011154026A1 (de) * 2010-06-11 2011-12-15 Daimler Ag Gasfederdämpfervorrichtung
WO2012029341A1 (ja) * 2010-09-01 2012-03-08 Okamoto Akihiko ハイブリット車又は電気自動車のエネルギー再生装置
US8479859B1 (en) 2010-09-01 2013-07-09 Akihiko Okamoto Energy regeneration device for either hybrid vehicle or electric automobile
CN111237148A (zh) * 2020-03-10 2020-06-05 段俊娟 新能源汽车减震器发电装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5446921B2 (ja) 電気自動車の車両構造
US9043067B2 (en) Front wheel energy recovery system
JP4167667B2 (ja) ハイブリッド二輪車
KR101973710B1 (ko) 중앙부에 엔진을 배치한 항속거리 연장형 전기자동차
JP4697348B1 (ja) ハイブリット車又は電気自動車のエネルギー再生装置
CN103987605A (zh) 混合动力车辆的驱动控制装置
CN102922982B (zh) 双行星轮系动力耦合传动***
CN106183686B (zh) 一种油气主动互联馈能悬架
JP2019510667A (ja) エンジン前置き航続距離延長型電気乗用車
JP5301658B2 (ja) ハイブリッド車両
CN101920653A (zh) 一种混合动力驱动***的动力传输单元及传输控制方法
CN107856477A (zh) 新能源半挂车辅助驱动后桥及其能量回馈控制方法
CN104626963A (zh) 一种混合动力环卫车动力***
JPH0848169A (ja) 電気走行車の補助電力発生装置
CN108128140A (zh) 一种单发动机双电机式混合动力环卫车动力***
CN101058331B (zh) 混合型车辆
JP2011218920A (ja) アーティキュレート式ダンプトラック
JP2011025901A (ja) サスペンション油圧発電システム
CN106114186A (zh) 具有复用交直流发电***的车辆多动力源驱动***
JP5848727B2 (ja) ハイブリッドホイールローダ
US20210008974A1 (en) An electric vehicle system comprising a hydraulic system
CN102069724A (zh) 电动液压混合纯电动汽车
CN201901012U (zh) 电动液压混合纯电动汽车
KR102344506B1 (ko) 자동차
CN105730214A (zh) 一种单轴前置后驱的混合动力驱动***