JPH084631Y2 - しゃ断器制御電流センサの点検回路 - Google Patents

しゃ断器制御電流センサの点検回路

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JPH084631Y2
JPH084631Y2 JP8601189U JP8601189U JPH084631Y2 JP H084631 Y2 JPH084631 Y2 JP H084631Y2 JP 8601189 U JP8601189 U JP 8601189U JP 8601189 U JP8601189 U JP 8601189U JP H084631 Y2 JPH084631 Y2 JP H084631Y2
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好人 藤田
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案はしゃ断器操作装置の点検装置に用いられるし
ゃ断器制御電流センサの点検回路に関するものである。
B.考案の概要 本考案は、しゃ断器操作装置の動作を電流センサを用
いて点検する点検回路において、 投入指令検出信号等のしゃ断器制御信号と電流センサ
の出力信号を論理演算処理して電流センサの異常を監視
する自動監視回路を設けることにより、 電流センサを常時監視可能にする。
C.従来の技術 第2図は従来のしゃ断器制御電流センサの点検回路の
一例を示すもので、点線で囲んだ12の部分がセンサ点検
回路である。なお同図において1はしゃ断器投入指令ス
イッチ、2は直流電流センサ、52cは投入コイルであり
投入指令スイッチ1と補助接触器(図示せず)の常閉接
点52bを介して正極ラインPと負極ラインN間に接続さ
れている。4は操作指令検出回路であるホトカプラであ
り、発光素子4aが抵抗3aを介して正極ラインPと常閉接
点52bとしゃ断コイル52cとの接続点に接続され、受光素
子4bが抵抗3bを介して正電位と負電位間に接続されてい
る。5は直流DCアンプ、6はホトカプラ4による投入検
出信号とDCアンプ5の信号を入力とする投入電流波形認
識回路である。
7はDCアンプ5の出力信号を入力とするレベル検出回
路、8はレベル検出回路7のレベル検出信号を基に点検
結果を判定する点検結果判定回路、9は点検記憶回路、
10は点検用電流発生回路、11は点検開始スイッチであ
る。
第2図の点検回路において、点検開始スイッチ11をオ
ンにすると点検記憶回路9が点検開始を記憶し、点検用
電流発生回路10に点検用の電流を発生させる。これによ
り、DCセンサ2の1次側に点検模擬電流を流し、その結
果DCアンプ5の出力が所定値以上になることでDCセンサ
2は「良」と判定し、点検記憶をリセットして点検を終
了する。DCセンサ2が不良で、点検模擬入力を印加した
にも拘わらずDCアンプ5の出力が所定時間たっても所定
値以上にならない時はDCセンサ2が異常であるとして表
示し、かつ点検記憶をリセットして点検を終了する。
上述の例は、予防保全等でのしゃ断器の制御電流波形
を認識する装置で、使用するDCセンサの異常を検出する
例を示したものである。また、投入電流に関するものを
示したものであるが、しゃ断電流についても同じであ
る。
D.考案が解決しようとする課題 (1)電流センサ2およびDCアンプ5の異常を検出する
ために点検開始接点、点検用電流発生回路等のハード回
路を追加する必要があり、回路が複雑になり、経済的に
も不利で小形化にも障害となる。
(2)DCセンサ1次側に点検用巻線を配線する必要があ
り取付工事が大変である。
(3)DCアンプ出力が出ない方向の不良は検出できる
が、出力が出すぎる方向の不良は検出できない。
(4)常時監視ではなく、点検入力印加による異常検出
方式があるため、点検後センサ異常が発生しても、次の
点検まで発見できないので信頼性の低下となる。
(5)点検開始信号を自動的に出そうとすれば点検用に
長時間タイマが必要となる。
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたものでその目
的は、電流センサ点検回路の異常を自動監視できる監視
回路を提供することである。
E.課題を解決するための手段 本発明は、上述の目的を達成するために、しゃ断器の
操作指令を検出する操作指令検出回路と、操作指令電流
を検出する電流センサからなり、前記操作指令検出回路
の操作指令検出信号と前記電流センサの出力信号を基に
該電流センサを監視する点検装置において、前記操作指
令が無いとき前記電流センサの出力信号が所定値以上の
状態が所定時間継続したことで電流センサを異常として
記憶表示すると共に、前記操作指令が有りのとき前記電
流センサの出力信号が所定値以下の状態が所定時間経過
したことで電流センサを異常として記憶表示する自動監
視回路を設けてしゃ断器制御電流センサの点検回路を得
る。
F.作用 しゃ断器の投入又はしゃ断指令信号である制御信号が
無いのに投入又はしゃ断指令電流である制御電流が所定
値以上の状態が所定時間継続したことで制御電流センサ
の異常を検出,記憶し表示する。また、制御信号が出て
いるのに制御電流が所定値以下のまま所定時間以上経過
した時、制御電流センサが異常として記憶表示する。
G.実施例 以下に本考案の実施例を第1図を参照しながら説明す
る。
第1図は本考案の実施例によるしゃ断器制御電流セン
サの点検回路を示し、第2図のものと同一部材又は相当
部分には同一符号を付してある。
本実施例の点検装置の特徴とするところは、DC電流セ
ンサ2を監視するための自動監視回路20を設けたことで
ある。すなわち、21aはDCアンプ5の出力電流信号レベ
ルを所定の整定値K1と比較判定する第1のレベル判定回
路、21bは同じくDCアンプ5の出力電流信号レベルを所
定の整定値K2と比較判定する第2のレベル判定回路、22
はホトカプラ4の投入指令検出信号と第1のレベル判定
回路21aの判定信号を入力するナンドゲート、23は同じ
くホトカプラ4の投入指令検出信号と第2のレベル判定
回路21bの判定信号を入力とするアンドゲート、24aはタ
イムアップ時間T1である第1のタイマ、24bはタイムア
ップ時間T2である第2のタイマ、25は第1のタイマ24a
と第2のタイマ24bの出力信号を入力とするオアゲー
ト、26はメモリ、27は警報表示器で、これらによって自
動監視回路20が構成される。
第1図の点検装置において、投入指令スイッチ1がオ
フすなわち投入指令が無いとき、抵抗3a,ホトカプラ4
の発光素子4a,投入コイル52cを通してしゃ断器制御電流
である投入指令電流が流れ、ホトカプラ4からの投入指
令検出信号は低電位信号としてのローレベル「0」であ
る。ここで、電流センサ2が正常のときはDCアンプ5の
出力電流レベルは小であり、第1のレベル判定回路21a
においてDC電流≧K1が不成立となり、その出力は「0」
である。従って、ナンドゲート22の出力は「0」とな
る。また、第2のレベル判定回路の出力はDC電流<K2
成立して「1」となるが、ホトカプラ4の投入指令検出
信号が「0」であるから、アンドゲート23の出力は
「0」になる。それ故に、第1のタイマ21a,第2のタイ
マ21bともに不動作であり、何ら電流センサ2の異常検
出信号NGは出力されない。
次に、投入指令スイッチ1がオンすなわち投入指令が
有るとき、投入指令スイッチ1,接点52b,投入コイル52c
を通して投入指令電流Icが流れるが、抵抗3aと発光素子
4aからなる回路は投入指令スイッチ1により短絡され、
発光素子4aには電流が流れず、ホトカプラ4からの投入
指令検出信号は高電位信号としてのハイレベル「1」と
なる。ここで、電流センサ2が正常であると電流センサ
2の出力レベルは大となり、第1のレベル判定回路21a
においてDC電流≧K1が成立しその出力は「1」となるか
らナンドゲート22の出力は「0」になる。また、投入指
令が有るとき電流センサ2が正常ならば、ホトカプラ4
からの投入検出信号は発光素子4bがオフであるから高電
位としての「1」であると共に、DCアンプ5の出力信号
レベルは大きくDC電流<K2が不成立となりアンドゲート
23の出力は「0」であり、第2のタイマ24bは動作しな
い。
しかるに、電流センサ2の異常時の現象としては、
(イ)投入指令が無いのにDCアンプ5の出力が出すぎる
場合と、(ロ)投入指令が有るにも拘わらずDCアンプ5
の出力が出ない場合がある。
すなわち、 (イ)投入指令が無いのにDCアンプ5の出力が出すぎる
異常に対しては、投入指令スイッチ1がオフでホトカプ
ラ4の投入検出信号が「0」のとき、第1のレベル判定
回路においてDC電流≧K1となって該第1のレベル判定回
路21aの出力が「1」になると、ナンドゲート22の出力
は「1」となり第1のタイマ24aが動作し、DC電流≧K1
がT1時間以上続くと異常検出信号NGが発せられる。この
異常検出信号NGはオアゲート25を通してメモリ26に格納
され、これにより警報表示回路27に異常が表示される。
また、この場合、第2のレベル判定回路21bにおいて
は、DC電流<K2が不成立となりその出力は「0」となっ
て、ホトカプラ4の投入指令検出信号「0」と相俟って
アンドゲート23の出力は「0」となる。
(ロ)投入指令が有るにも拘わらずDCアンプ5の出力が
出ない場合は、投入指令スイッチ1がオンでホトカプラ
4の投入指令検出信号は受光素子4bはオフであるから高
電位としての「1」であり、かつ投入コイル52cに投入
指令電流Icが流れている。しかるに、電流センサ2の異
常によりDCアンプ5の出力が低レベルであると、第1の
レベル判定回路21aにおいてはDC電流≧K1が不成立でそ
の出力は「0」である。したがってナンドゲート22の出
力は「0」である。一方、この場合、第2のレベル判定
回路21bにおいてはDC電流<K2の条件が成立したその出
力は「1」となる。アンドゲート23の入力条件は「1,
1」となり、その出力も「1」となり、第2のタイマ24b
が動作し、DC電流<K2の条件がT2時間以上続くと異常検
出信号NGが発せられ、電流センサ2が異常として記憶し
表示される。なお、前述したようにT2は投入指令信号が
出てから投入指令電流Icが流れ終わるまでの時間よりも
短く設定されている。また、上述の説明では投入指令電
流に関するものについて述べたが、しゃ断指令電流につ
いても全く同様である。
なお、上記説明では、本考案の目的が電流センサ異常
検出回路の自動監視回路の提供にあり、他の状態例えば
しゃ断コイル52cや投入コイルの断線等については目的
外のためその説明については省略したが、例えば投入指
令スイッチ1がオフ状態で投入コイル52cが断線の場
合、アンド回路23が動作し、この動作は電流センサ異常
の場合と区別ができない。しかし、しゃ断コイルや投入
コイルの断線を各別に検出するナンド回路を2個追加し
互いにナンド回路に印加する等の手段を講ずることによ
って区分して検出することが出来る。
H.考案の効果 本考案は以上の如くであって、次のような利点が得ら
れる。
(1)予防保全装置として必要な入力をそのまま利用す
るだけで電流センサの異常を検出でき、点検のため特別
なハード回路をセンサの監視用に付加する必要がなく、
自動監視回路はソフトで実現できる。したがって装置の
経済性,小形化が図れる。
(2)点検用巻線等の外部配線が必要でなく、工事の容
易性が得られる。
(3)DC出力が出すぎる異常も発見できる。
(4)DC出力過大の異常な常時監視で異常発生と同時に
発見できる。
(5)点検開始信号は不要なので自動点検開始用の長時
間タイマは不要であり、安価な点検装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるしゃ断器制御電流センサ
の点検回路のブロック図、第2図は従来のしゃ断器制御
電流センサの点検回路のブロック図である。 1…投入指令スイッチ、2…電流センサ、4…ホトカプ
ラ、5…DCアンプ、20…自動監視回路、21a…第1のレ
ベル判定回路、21b…第2のレベル判定回路、22…ナン
ドゲート、23…アンドゲート、24a…第1のタイマ、24b
…第2のタイマ、25…オアゲート、26…メモリ、27…警
報表示回路、52c…投入コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】しゃ断器の操作指令を検出する操作指令検
    出回路と、操作指令電流を検出する電流センサからな
    り、前記操作指令検出回路の操作指令検出信号と前記電
    流センサの出力信号を基に該電流センサを監視する点検
    装置において、前記操作指令が無いとき前記電流センサ
    の出力信号が所定値以上の状態が所定時間継続したこと
    で電流センサを異常として記憶表示すると共に、前記操
    作指令が有りのとき前記電流センサの出力信号が所定値
    以下の状態が所定時間経過したことで電流センサを異常
    として記憶表示する自動監視回路を設けて構成したこと
    を特徴とするしゃ断器制御電流センサの点検回路。
JP8601189U 1989-07-21 1989-07-21 しゃ断器制御電流センサの点検回路 Expired - Lifetime JPH084631Y2 (ja)

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JP2005168914A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Okumura Yu-Ki Co Ltd 可変入賞装置および該可変入賞装置を備えたパチンコ機
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