JPH08452A - ガス炊飯器 - Google Patents

ガス炊飯器

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JPH08452A
JPH08452A JP15916194A JP15916194A JPH08452A JP H08452 A JPH08452 A JP H08452A JP 15916194 A JP15916194 A JP 15916194A JP 15916194 A JP15916194 A JP 15916194A JP H08452 A JPH08452 A JP H08452A
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JP
Japan
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rice
gas
rice cooker
valve
battery
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Application number
JP15916194A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Kobayashi
敏宏 小林
Kiyoshi Kawashima
清 川島
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電等により電源がきれても炊飯ができるよ
うにする。 【構成】 燃料ガスを燃焼させるバーナ10と、燃料ガ
ス流量を調節する電磁弁18,19と、調理品の温度を
検出する感温サーミスタ9と、燃焼制御を司どるコント
ローラ5と、商用電源16と、乾電池3と、電源を切り
換える切換部4等とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコントローラを備えたガ
ス炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コントローラを備えた炊飯器
が使用されるが、近年になって、いわゆるマイコンによ
って炊飯制御が行われるようになってきている。電気炊
飯器では、ヒーター加熱及び通電制御に商用電源が使用
され、ガス炊飯器においても加熱はガスで行われるが燃
焼制御は商用電源が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、停電等
により商用電源が切れると、炊飯ができないばかりでな
く、炊飯予約等も中断してしまい、商用電源が復帰して
もリセットが必要である。電気炊飯器では、商用電源が
切れても内蔵の予備電源により炊飯予約内容や時計をバ
ックアップするものはあるが、ヒーター加熱は商用電源
を使用するので、商用電源が復帰しない限り炊飯はでき
ない。また、ガス炊飯器では加熱はガスで行われるが、
炊飯加熱部の駆動制御は商用電源を使用して、停電時の
バックアップは行われないため、やはり炊飯はできな
い。本発明のガス炊飯器は上記課題を解決し、停電等に
より商用電源が切れても炊飯ができるようにすることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1のガス炊飯器は、燃料ガスをバーナにより燃焼
させて炊飯鍋を加熱する炊飯加熱部と、商用電源により
給電され上記炊飯加熱部を駆動制御する炊飯制御部とを
備えたガス炊飯器において、上記商用電源をバックアッ
プする電池と、上記炊飯制御部への給電を上記商用電源
から上記電池に切り換える切換手段とを設けたことを要
旨とする。
【0005】本発明の第2のガス炊飯器は、第1のガス
炊飯器において、上記商用電源の供給の有無により切換
手段を動作させる検出部を設けたことを要旨とする。
【0006】第3のガス炊飯器は、燃料ガスをバーナに
より燃焼させて炊飯鍋を加熱する炊飯加熱部と、電池に
より給電され上記炊飯加熱部を駆動制御する炊飯制御部
とからなることを要旨とする。
【0007】第4のガス炊飯器は、第1,2のガス炊飯
器において、上記電池は蓄電池にて構成され、上記商用
電源通電中は該蓄電池に充電することを要旨とする。
【0008】第5のガス炊飯器は、第1,2,3,4の
ガス炊飯器において、上記炊飯加熱部は燃料ガスを制御
する電磁弁を備え、該電磁弁がバルブと吸引用コイルと
保持用コイルとを備え、吸引用コイルに通電することで
バルブを開弁させ保持用コイルに通電することで開弁状
態を保持する省電力型であることを要旨とする。
【0009】第6のガス炊飯器は、第1,2,3,4の
ガス炊飯器において、上記炊飯加熱部は燃料ガスを制御
する電磁弁を備え、軸芯のプランジャーをその周りに設
けられた駆動コイルが発生する電磁気力により駆動する
プッシュソレノイドによって、該電磁弁が開弁されるこ
とを要旨とする。
【0010】第7のガス炊飯器は、第1,2,3,4の
ガス炊飯器において、上記炊飯加熱部は燃料ガスを制御
する電磁弁を備え、該電磁弁がスピンドルを介してモー
ターによって開弁されることを要旨とする。
【0011】
【作用】上記構成を有する本発明の第1のガス炊飯器
は、商用電源をバックアップする電池と、炊飯制御部へ
の給電を商用電源から電池に切り換える切換手段とを設
けている。そのため、商用電源でも電池でも運転ができ
る。また、通常は商用電源で運転する場合でも、不意の
停電等で商用電源が切れてしまった時には、電源を電池
に切り換えて、運転を続行することができる。
【0012】また、本発明の第2のガス炊飯器は、第1
のガス炊飯器に加えて、商用電源の供給の有無により切
換手段を動作させる検出部を設けているので、停電等で
商用電源が切れてしまった時でも、それを検出して、自
動的に電源を電池に切り換えて、運転を中断することな
く続行する。
【0013】さらに、第3のガス炊飯器は、燃料ガスに
より炊飯加熱され、電池により給電されて炊飯制御され
るので、電池だけで運転ができる。
【0014】さらに、第4のガス炊飯器は、第1,2の
ガス炊飯器において、電池は蓄電池にて構成され、商用
電源通電中は蓄電池に充電するので、通常の使用状態で
は蓄電池が放電しきってしまうことがない。そのため、
いつでも蓄電池に切り換わって運転ができる。
【0015】さらに、第5のガス炊飯器は、第1,2,
3,4のガス炊飯器において、炊飯加熱部は燃料ガスを
制御する電磁弁を備え、電磁弁が、吸引用コイルに通電
することでバルブを開弁させ保持用コイルに通電するこ
とで開弁の保持をする省電力型である。開弁には、バル
ブを閉じるバネ力に逆らって、所定ストロークだけバル
ブを移動させるエネルギーが必要なため大きな電磁気力
を必要とする。これに比べて吸着の保持には、あまり電
磁気力を必要としないので、微小電流で充分である。し
たがって、短時間だけ大電流にて大きな力を発生する吸
引用コイルを開弁に使用し、長時間の吸着には、専用の
保持用コイルを使用する電磁弁では電力の消費が少な
い。もちろん、電池の消費も少なくてすむ。これによ
り、初めて、小型で電気容量の小さい電池を使用した場
合でも、充分実用的な炊飯が可能となる。
【0016】さらに、第6のガス炊飯器は、第1,2,
3,4のガス炊飯器において、炊飯加熱部は燃料ガスを
制御する電磁弁を備え、電磁弁がプッシュソレノイドの
プランジャーによって開弁される。開弁には、バルブを
閉じるバネ力に逆らって、所定ストロークだけバルブを
移動させるエネルギーが必要なため大きな電磁気力を必
要とする。これに比べて吸着の保持には、あまり電磁気
力を必要としないので、微小電流で充分である。したが
って、瞬間的に大きな電流を使用して大きな力が得られ
るプッシュソレノイドを開弁のみに使用し、長時間の吸
着には、専用のコイルを使用する電磁弁では電力の消費
が少ないので、経済的であり、電池も長持ちする。この
ことから、小型で電気容量の小さい電池を使用した場合
でも、充分実用的な炊飯ができる。
【0017】さらに、第7のガス炊飯器は、第1,2,
3,4のガス炊飯器において、炊飯加熱部は燃料ガスを
制御する電磁弁を備え、電磁弁はスピンドルを介してモ
ーターによって開弁されるので、開弁に消費する電力が
少なくてすむ。また、モータはエネルギーロスが少ない
ので、経済的であり、電池も長持ちする。
【0018】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明のガス炊飯器の好適な実施
例について図1を用いて説明する。ガス炊飯器1は、大
別して、燃料ガスをバーナ10により燃焼させて炊飯鍋
を加熱する炊飯加熱部と、その炊飯加熱部を駆動制御す
る炊飯制御部と、炊飯制御部に給電する電源部とからな
る。炊飯加熱部は、燃料ガス供給を開閉する元電磁弁2
0と、元電磁弁20の下流にあって燃料ガス供給圧力を
一定にするガスガバナー19と、さらにその下流で並列
に流路を設けられバルブを開閉することによって燃料ガ
ス流量を調節する2個の電磁弁17,18と、燃料ガス
と空気との混合気とを燃焼させるバーナ10と、バーナ
10の手前でバーナ10に燃料ガスを噴出するノズル1
1とからなる。炊飯制御部は、電極13で放電させバー
ナ10からの混合気に点火するイグナイター14と、点
火された炎の燃焼状態を監視するフレームロッド12
と、調理品の加熱温度を釜底で検知する感温サーミスタ
9と、運転条件の入力及び表示を行なう操作パネル15
と、これらの入出力及び先に述べた炊飯加熱部の駆動制
御を司どるコントローラ5とからなる。こうした炊飯制
御部に給電する電源部は、大別して、商用電源に接続さ
れる電源プラグ16と、商用電源をバックアップする乾
電池3と、商用電源と乾電池3電源とを切換える切換部
4とからなる。さらに、切換部4は、図2に示すよう
に、電源プラグ16より給電された商用電源(AC10
0V)の電圧を降下させる電圧変換部23と、交流を直
流に変換する整流部24と、電源供給を商用電源と乾電
池3とのどちらかに切り換えるスイッチ部2と、商用電
源の供給の有無を検出する検出部25と、検出部25の
信号に基づいてスイッチ部2へ制御信号を出力するスイ
ッチ制御部26とから構成される。なお、スイッチ部2
は、2個のスイッチングトランジスタ27,28よりな
りコントローラ5への電源供給を切り換える。また、電
源部はこうしたコントローラ5への電源供給とは別に、
電磁弁17,18等の駆動電力も給電する。
【0019】通常の使用状態では、まず洗米を釜に入
れ、ガス元栓を開き、電源プラグ16を商用電源(AC
100V)に接続した状態で炊飯スイッチ(図示略)を
操作すると、コントローラ5に電源が投入されて作動を
開始する。まず、操作パネル15の時計表示が、0:0
0でフラッシュする。現在時刻を合わせ、炊飯時間をタ
イマーにセットすると、タイマーのカウントが開始さ
れ、タイマー炊飯の準備が完了する。
【0020】タイムアップすると、コントローラ5は、
元電磁弁20を開き、さらに電磁弁17,18を開閉し
て、ノズル11へ燃料ガスを供給するとともに、イグナ
イター14を作動させ、電極13に放電して点火動作を
開始する。燃料ガスは、まず、バーナ10手前のノズル
11により、バーナ10に噴出される。噴出時に周りの
空気が1次空気としてバーナ10内に吸い込まれる。そ
うして、バーナ10出口で、燃料ガスと空気との混合気
に点火され燃焼が行われる。このようにして、バーナ1
0において燃焼が開始され、フレームロッド12による
炎の監視のもとに、炊飯を行なう。炊飯が完了に近づ
き、釜底の温度が急激に上昇すると、感温サーミスタ9
が作動して、その信号によりコントローラ5は燃焼を停
止して、炊飯が完了する。
【0021】これらの炊飯動作の駆動や制御に給電する
電源部の働きについて、図2も用いて以下に説明する。
商用電源に接続された電源プラグ16から、交流電圧
(AC100V)を給電された状態では、検出部25が
交流電圧を検出してスイッチ制御部26へ信号を送りス
イッチ部2へゲート信号を出力する。スイッチ部2内で
はスイッチングトランジスタ27,28が対称に接続さ
れ、スイッチ制御部26からのゲート信号を同時に受
け、回路のスイッチングを行なう。乾電池3電源側のス
イッチングトランジスタ28の入力は、ゲート信号を反
転させるNOT回路29となっている。一方、商用電源
側のスイッチングトランジスタ27にはゲート信号がダ
イレクトに入る。そのため、ゲート信号はスイッチング
トランジスタ27をオン、スイッチングトランジスタ2
8をオフとしているため、コントローラ5へは、商用電
源より給電される。もし、不意の停電により商用電源が
遮断されたり、電源プラグ16の接続不良により商用電
源の電圧が所定値を下まわる事態が発生すると、検出部
25の信号によりスイッチ制御部26がはたらいて、今
度はスイッチングトランジスタ27,28のオン,オフ
が今までとは反対にして、コントローラ5への給電が商
用電源から乾電池3へと切り換えられる。
【0022】このガス炊飯器1によれば、電源が投入さ
れコントローラ5が作動開始してから、例えば不意の停
電により商用電源が遮断された場合は、切換部4が、そ
れを検知して即座に乾電池3に電源を切り換える。この
ため、コントローラ5は電源変動の影響を受けることが
ないので、ガス炊飯器1はそのまま最後まで運転を続行
することができる。運転途中で、商用電源が復帰した場
合は、乾電池3から商用電源へと戻る。つまり、常に商
用電源を乾電池3によってバックアップしており、不意
の停電の場合であっても、電源供給の途絶えることがな
いので、支障なく運転ができる。また、電源の切換え
は、このような切換部4によって自動的に切換える方法
でなく、手動で行なう手段であってもよい。この場合
は、切換え操作が必要になるというわずらわしさがある
が、切換部4を設ける必要がないので安価な炊飯器にな
る。さらに、両方の機能を備え、自動及び手動の選択ス
イッチを設けた炊飯器にも、もちろん応用される。
【0023】次に、第2実施例について説明する。この
ガス炊飯器は、商用電源を使用せず付属の電池のみで作
動するものである。したがって、先の実施例の構成とは
電源の切り換えを行なう切換部と商用電源の接続もない
ところが異なる。電池はいわゆる使い捨ての乾電池であ
っても、あるいは繰り返し使える蓄電池であってもよ
い。また、電池の種類は水銀電池等何であってもよい。
このガス炊飯器によれば、電源に商用電源を使用しない
ので、ガス供給さえあれば停電等に関わりなく、炊飯を
することが可能である。また、商用電源のない場所でも
炊飯できる利点もある。
【0024】さらに、第3実施例について説明する。第
3のガス炊飯器は、第1実施例のガス炊飯器1の乾電池
3に代えて蓄電池を備え、商用電源を通電中は蓄電池を
充電する構成としたものである。通常、使用されている
状態では、常に蓄電池に充電されるので、蓄電池に何時
切り換わっても、蓄電池は常に充電された状態にある。
したがって、蓄電池の充電量や乾電池の交換を気にする
ことなく、炊飯ができるという利点がある。
【0025】第4実施例について説明する。第4のガス
炊飯器は、第1,2,3実施例のガス炊飯器において、
炊飯加熱部に燃料ガスを制御する電磁弁を設け、その電
磁弁を省電力型電磁弁としたところが特徴である。これ
は、吸引用コイルと保持用コイルとを別々に備え、吸引
用コイルに通電することにより発生する電磁気力で可動
部を動かしバルブを開弁させる。開弁後は、保持用コイ
ルで発生する電磁気力を利用して開弁保持をする。開弁
には、バルブを閉じるバネ力に逆らって、所定ストロー
クだけバルブを移動させるエネルギーが必要なため大き
な電磁気力を必要とする。これに比べて吸着の保持に
は、あまり大きな電磁気力は必要でないので、微小電流
で充分である。したがって、短時間だけ大電流にて大き
な力を発生する吸引用コイルを開弁に使用し、長時間の
吸着には、専用の保持用コイルを使用する電磁弁では電
力の消費が少ない。
【0026】第5実施例について説明する。第5のガス
炊飯器は、第1,2,3実施例のガス炊飯器において、
炊飯加熱部に燃料ガスを制御する電磁弁を設け、その電
磁弁がいわゆるプッシュソレノイドにより開弁動作され
るものである。これは、ガス流路を開閉するバルブと、
このバルブを閉じる方向に付勢するバネと、バネとは反
対方向からプランジャーを介してバルブを押し開けるプ
ッシュソレノイドとから構成される電磁弁である。この
ような、プッシュソレノイドは、軸芯にプランジャーを
備え、その周りに駆動コイルを巻いた構成であって、通
電すると駆動コイルに電磁気力が発生して、プランジャ
ーを瞬間的に前方へと押し出すものである。こうして、
開弁位置までは、プッシュソレノイドにより駆動される
が、開弁後のバルブの保持は、コイルを巻かれた固定鉄
芯にバルブと連動した可動片が電磁気力により吸着され
続けることにより行なわれる。開弁には、バルブを閉じ
るバネ力に逆らって、所定ストロークだけバルブを移動
させるエネルギーが必要なため大きな電磁気力を必要と
する。これに比べて吸着の保持には、微小電流で発生す
る小さな電磁気力でも充分である。したがって、瞬間的
に大きな電流を使用して大きな力が得られるプッシュソ
レノイドを開弁のみに使用し、長時間の吸着には、専用
のコイルを使用する電磁弁では電力の消費が少ない。さ
らに、電池の消耗による中途半端な開弁が防止されて、
ガス流路を確実に開くか、または開かないかの何れかを
とるようになり、安全性の向上することが知られてい
る。バルブを開いて駆動する手段としては、プッシュソ
レノイドの他、モーターにて駆動されるカムを介してス
ピンドルを動かしバルブを押し開いてもよい。以上本発
明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施
例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは
勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1のガ
ス炊飯器によれば、停電等で商用電源が切れてしまった
時でも、電池に切り換えて、運転を続行するので、停電
等に関わりなく炊飯をすることができる。そのため、ガ
スの供給さえあれば、電源の心配をする必要もなく、た
いへん使い勝手がよい。
【0028】また、本発明の第2のガス炊飯器によれ
ば、加えて、商用電源の供給の有無により切換手段を動
作させる検出部を設けて、停電等で商用電源が切れてし
まった時でも、自動的に電源を電池に切り換えて、運転
を中断することなく続行する。そのため、ガスの供給さ
えあれば、電源の確保や停電の心配をする必要もなく、
たいへん使い勝手がよい。
【0029】さらに、第3のガス炊飯器によれば、制御
に商用電源が不要で、電池だけで炊飯制御が可能である
ので、電源の準備や停電の心配は不要である。また、商
用電源のない場所でも炊飯ができるので便利である。
【0030】さらに、第4のガス炊飯器によれば、商用
電源通電中は付属の蓄電池に充電し、通常の使用状態で
は蓄電池が放電しきってしまうことがないので、停電時
には、いつでも蓄電池に切り換わって運転ができる。そ
のため、電池を交換したり充電したりする手間がかから
ず、いつでも運転ができて使いやすい。
【0031】さらに、第5のガス炊飯器によれば、電磁
弁が省電力型であるので、電気の消費量が少なくてす
み、経済的である。もちろん、電池の消費も少ないので
電池が長持ちし、コンパクトで実用的な電池で駆動でき
る。
【0032】さらに、第6のガス炊飯器によれば、電磁
弁はプッシュソレノイドによって開弁されるので、開弁
に消費する電力が少なくてすむ。そのため、経済的であ
り、電池も長持ちする。電池の電気容量を気にしなくて
もよいので実用的である。
【0033】さらに、第7のガス炊飯器によれば、電磁
弁はスピンドルを介してモーターによって開弁されるの
で、開弁に消費する電力が少なくてすむばかりでなく、
エネルギー効率がよい。そのため、経済的であり、電池
も長持ちする。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のガス炊飯器の概略構成図である。
【図2】第1実施例の電源部の概略構成図である。
【符号の説明】
1 ガス炊飯器 3 乾電池 4 切換部 5 コントローラ 9 感温サーミスタ 10 バーナ 11 ノズル 12 フレームロッド 13 電極 17,18 電磁弁 20 元電磁弁 27,28 スイッチングトランジスタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスをバーナにより燃焼させて炊飯
    鍋を加熱する炊飯加熱部と、 商用電源により給電され上記炊飯加熱部を駆動制御する
    炊飯制御部とを備えたガス炊飯器において、 上記商用電源をバックアップする電池と、 上記炊飯制御部への給電を上記商用電源から上記電池に
    切り換える切換手段とを設けたことを特徴とするガス炊
    飯器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガス炊飯器において、上
    記商用電源の供給の有無により切換手段を動作させる検
    出部を設けたことを特徴とするガス炊飯器。
  3. 【請求項3】 燃料ガスをバーナにより燃焼させて炊飯
    鍋を加熱する炊飯加熱部と、 電池により給電され上記炊飯加熱部を駆動制御する炊飯
    制御部とからなるガス炊飯器。
  4. 【請求項4】 請求項1,2記載のガス炊飯器におい
    て、上記電池は蓄電池にて構成され、上記商用電源通電
    中は該蓄電池に充電することを特徴とするガス炊飯器。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3,4記載のガス炊飯器
    において、上記炊飯加熱部は燃料ガスを制御する電磁弁
    を備え、該電磁弁がバルブと吸引用コイルと保持用コイ
    ルとを備え、吸引用コイルに通電することでバルブを開
    弁させ保持用コイルに通電することで開弁状態を保持す
    る省電力型であることを特徴とするガス炊飯器。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4記載のガス炊飯器
    において、上記炊飯加熱部は燃料ガスを制御する電磁弁
    を備え、軸芯のプランジャーをその周りに設けられた駆
    動コイルが発生する電磁気力により駆動するプッシュソ
    レノイドによって、該電磁弁が開弁されることを特徴と
    するガス炊飯器。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4記載のガス炊飯器
    において、上記炊飯加熱部は燃料ガスを制御する電磁弁
    を備え、該電磁弁がスピンドルを介してモーターによっ
    て開弁されることを特徴とするガス炊飯器。
JP15916194A 1994-06-17 1994-06-17 ガス炊飯器 Pending JPH08452A (ja)

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