JP2540258B2 - 燃焼安全制御装置 - Google Patents
燃焼安全制御装置Info
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- JP2540258B2 JP2540258B2 JP3264975A JP26497591A JP2540258B2 JP 2540258 B2 JP2540258 B2 JP 2540258B2 JP 3264975 A JP3264975 A JP 3264975A JP 26497591 A JP26497591 A JP 26497591A JP 2540258 B2 JP2540258 B2 JP 2540258B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/02—Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バーナの近傍に配置さ
れたフレームロッドの出力および熱電対の起電力に応じ
て電磁式安全弁を制御する燃焼安全制御装置に関するも
のである。
れたフレームロッドの出力および熱電対の起電力に応じ
て電磁式安全弁を制御する燃焼安全制御装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、例えばガス燃焼装置（実開昭
５７−６６４５７号公報）においては、熱電対を電磁式
安全弁のコイルに接続し、熱電対の起電力で電磁式安全
弁を開弁状態に保持するとともに、熱電対の起電力がそ
の安全弁を開弁保持できる所望の起電力になるまでの一
定時間の間、フレームロッドで燃焼炎の有無を検知しな
がら別の電源でその安全弁の開弁保持を補助している燃
焼安全制御装置が記載されている。
５７−６６４５７号公報）においては、熱電対を電磁式
安全弁のコイルに接続し、熱電対の起電力で電磁式安全
弁を開弁状態に保持するとともに、熱電対の起電力がそ
の安全弁を開弁保持できる所望の起電力になるまでの一
定時間の間、フレームロッドで燃焼炎の有無を検知しな
がら別の電源でその安全弁の開弁保持を補助している燃
焼安全制御装置が記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の燃焼
安全制御装置においては、ガスバーナを消火した直後に
ガスバーナを再点火操作した（ホットスタート）とき、
とくに熱電対が冷えきらずに熱電対の起電力が生じてい
るときに、点火不良によりガスバーナに燃焼炎が生起し
ない場合や、燃焼炎が生起してもすぐに消えた場合に
は、フレームロッドが出力していなくても、熱電対が出
力する起電力により電磁式安全弁が開弁保持されてしま
う。このため、ガスバーナで燃焼がなされない場合で
も、ガス供給路が遮断されないため生ガスが流出してし
まい安全性に不安があった。
安全制御装置においては、ガスバーナを消火した直後に
ガスバーナを再点火操作した（ホットスタート）とき、
とくに熱電対が冷えきらずに熱電対の起電力が生じてい
るときに、点火不良によりガスバーナに燃焼炎が生起し
ない場合や、燃焼炎が生起してもすぐに消えた場合に
は、フレームロッドが出力していなくても、熱電対が出
力する起電力により電磁式安全弁が開弁保持されてしま
う。このため、ガスバーナで燃焼がなされない場合で
も、ガス供給路が遮断されないため生ガスが流出してし
まい安全性に不安があった。
【０００４】本発明は、バーナを消火した直後にバーナ
を再点火操作した時、燃焼炎が検出されない場合に燃料
供給路を確実に遮断する燃焼安全制御装置の提供を目的
とする。
を再点火操作した時、燃焼炎が検出されない場合に燃料
供給路を確実に遮断する燃焼安全制御装置の提供を目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、バーナに燃料
を供給する燃料供給路に介在され、通電されると開弁す
る電磁式安全弁と、前記バーナで生ずる燃焼炎の有無を
検出するフレームロッドを有し、このフレームロッドの
出力に応じて前記安全弁を通電制御する第１通電制御回
路と、前記バーナの燃焼炎によって起電力を生じる熱電
対を有し、この熱電対の起電力に応じて前記安全弁を通
電制御する第２通電制御回路と、点火操作後から所定時
間が経過するまでは前記第１通電制御回路のみにより前
記安全弁を制御し、前記所定時間が経過した後は前記第
２通電制御回路のみにより前記安全弁を制御する切替回
路とを備えた技術手段を採用した。
を供給する燃料供給路に介在され、通電されると開弁す
る電磁式安全弁と、前記バーナで生ずる燃焼炎の有無を
検出するフレームロッドを有し、このフレームロッドの
出力に応じて前記安全弁を通電制御する第１通電制御回
路と、前記バーナの燃焼炎によって起電力を生じる熱電
対を有し、この熱電対の起電力に応じて前記安全弁を通
電制御する第２通電制御回路と、点火操作後から所定時
間が経過するまでは前記第１通電制御回路のみにより前
記安全弁を制御し、前記所定時間が経過した後は前記第
２通電制御回路のみにより前記安全弁を制御する切替回
路とを備えた技術手段を採用した。
【０００６】
【作用】点火操作されることによりバーナが点火される
と、切替回路により点火操作してから所定時間が経過す
るまで電磁式安全弁は第１通電制御回路のみにより制御
されるので、熱電対の起電力に拘わらずフレームロッド
の出力に応じてその安全弁の通電および通電の停止が制
御される。そして、点火操作してから所定時間が経過す
ると、切替回路により電磁式安全弁は第２通電制御回路
のみにより制御されるので、フレームロッドの出力に拘
わらず熱電対の起電力のみにより安全弁の通電および通
電の停止が制御される。また、一度バーナで燃焼を行っ
た直後に再点火操作した場合、すなわち、熱電対が冷え
きらずに未だ熱電対から起電力が生じている場合でも、
点火操作してから所定時間が経過するまで前述のように
切替回路によって第１通電制御回路のみによりその安全
弁を制御している。このため、フレームロッドによりバ
ーナで燃焼炎が検出されないときは、熱電対の起電力に
拘わらず安全弁への通電が停止されるので、燃料供給路
が確実に遮断される。
と、切替回路により点火操作してから所定時間が経過す
るまで電磁式安全弁は第１通電制御回路のみにより制御
されるので、熱電対の起電力に拘わらずフレームロッド
の出力に応じてその安全弁の通電および通電の停止が制
御される。そして、点火操作してから所定時間が経過す
ると、切替回路により電磁式安全弁は第２通電制御回路
のみにより制御されるので、フレームロッドの出力に拘
わらず熱電対の起電力のみにより安全弁の通電および通
電の停止が制御される。また、一度バーナで燃焼を行っ
た直後に再点火操作した場合、すなわち、熱電対が冷え
きらずに未だ熱電対から起電力が生じている場合でも、
点火操作してから所定時間が経過するまで前述のように
切替回路によって第１通電制御回路のみによりその安全
弁を制御している。このため、フレームロッドによりバ
ーナで燃焼炎が検出されないときは、熱電対の起電力に
拘わらず安全弁への通電が停止されるので、燃料供給路
が確実に遮断される。
【０００７】
【実施例】本発明の燃焼安全制御装置を図１ないし図５
に示す一実施例に基づき説明する。図１はガス燃焼式湯
沸器の燃焼制御ユニットを示したブロック図で、図２は
ガス燃焼式湯沸器の燃焼制御ユニットを示した電気配線
図である。ガス燃焼式湯沸器１は、図３に示したよう
に、湯または水を吐出する給湯管路２、ガスバーナ３に
燃料ガスを供給するガス管路４、およびガス燃焼式湯沸
器１の制御装置５を備える。
に示す一実施例に基づき説明する。図１はガス燃焼式湯
沸器の燃焼制御ユニットを示したブロック図で、図２は
ガス燃焼式湯沸器の燃焼制御ユニットを示した電気配線
図である。ガス燃焼式湯沸器１は、図３に示したよう
に、湯または水を吐出する給湯管路２、ガスバーナ３に
燃料ガスを供給するガス管路４、およびガス燃焼式湯沸
器１の制御装置５を備える。
【０００８】給湯管路２は、給水管２１、吸熱管２２お
よび出湯管２３から構成されている。給水管２１には、
止水弁２４、水ガバナ弁２５および水量調整弁２６が設
けられている。止水弁２４は、通電（オン）されると開
弁し、通電が停止（オフ）されると閉弁するものであ
る。水ガバナ弁２５は、水量を一定にするものである。
水量調整弁２６は、温調ボタン（図示せず）の回動によ
り給水管２１の開口度合を制御して水量を変更するもの
である。吸熱管２２は、ガスバーナ３の上方に配置さ
れ、内部を流れる水とガスバーナ３で生起する燃焼熱と
を熱交換させて水を加熱する。出湯管２３は、フレキシ
ブル管で形成され、湯または水を吐出口から吐出するも
のである。この出湯管２３の吐出口の外周には、シャワ
ーヘッド２７が嵌め合わされている。このシャワーヘッ
ド２７は、切替スイッチ（図３では見えない）を切り替
えることによって、出湯管２３の吐出口から吐出する吐
出流をシャワー状の吐出流とストレート状の吐出流とに
切り替える。
よび出湯管２３から構成されている。給水管２１には、
止水弁２４、水ガバナ弁２５および水量調整弁２６が設
けられている。止水弁２４は、通電（オン）されると開
弁し、通電が停止（オフ）されると閉弁するものであ
る。水ガバナ弁２５は、水量を一定にするものである。
水量調整弁２６は、温調ボタン（図示せず）の回動によ
り給水管２１の開口度合を制御して水量を変更するもの
である。吸熱管２２は、ガスバーナ３の上方に配置さ
れ、内部を流れる水とガスバーナ３で生起する燃焼熱と
を熱交換させて水を加熱する。出湯管２３は、フレキシ
ブル管で形成され、湯または水を吐出口から吐出するも
のである。この出湯管２３の吐出口の外周には、シャワ
ーヘッド２７が嵌め合わされている。このシャワーヘッ
ド２７は、切替スイッチ（図３では見えない）を切り替
えることによって、出湯管２３の吐出口から吐出する吐
出流をシャワー状の吐出流とストレート状の吐出流とに
切り替える。
【０００９】ガス管路４は、本発明の燃料供給路であっ
て、電磁式安全弁４１、水圧応動弁４２、ガスガバナ弁
４３およびガス量調整弁４４を具備する。安全弁４１
は、ソレノイドコイル４１０が通電されると開弁してガ
ス管路４を開き、ソレノイドコイル４１０への通電が停
止すると閉弁してガス管路４を閉じる。水圧応動弁４２
は、水ガバナ弁２５と一体的に形成され水流を検知する
と連動して開弁する。ガスガバナ弁４３は、二次側のガ
ス圧を一定にするものである。ガス量調整弁４４は、温
調ボタンに連結され、温調ボタンの回動によりガス管路
４の開口度合を制御してガス量を変更するものである。
て、電磁式安全弁４１、水圧応動弁４２、ガスガバナ弁
４３およびガス量調整弁４４を具備する。安全弁４１
は、ソレノイドコイル４１０が通電されると開弁してガ
ス管路４を開き、ソレノイドコイル４１０への通電が停
止すると閉弁してガス管路４を閉じる。水圧応動弁４２
は、水ガバナ弁２５と一体的に形成され水流を検知する
と連動して開弁する。ガスガバナ弁４３は、二次側のガ
ス圧を一定にするものである。ガス量調整弁４４は、温
調ボタンに連結され、温調ボタンの回動によりガス管路
４の開口度合を制御してガス量を変更するものである。
【００１０】制御装置５は、図４に示したように、燃焼
制御ユニット６、止水弁制御ユニット７、電源回路８、
スイッチング回路９、切替スイッチ１０および水流スイ
ッチ１１を備える。燃焼制御ユニット６は、本発明の燃
焼安全制御装置であって、安全弁駆動回路６０１、点火
制御回路６０２および燃焼状態検知回路６０３を内蔵し
ている。
制御ユニット６、止水弁制御ユニット７、電源回路８、
スイッチング回路９、切替スイッチ１０および水流スイ
ッチ１１を備える。燃焼制御ユニット６は、本発明の燃
焼安全制御装置であって、安全弁駆動回路６０１、点火
制御回路６０２および燃焼状態検知回路６０３を内蔵し
ている。
【００１１】安全弁駆動回路６０１は、例えばスイッチ
ング回路６１１、６１２を有する。スイッチング回路６
１１は、安全弁４１への電力供給用の回路で、例えばト
ランジスタ６１３および抵抗６１４、６１５から構成さ
れている。このスイッチング回路６１１は、入力がロー
レベル（以下Ｌレベルと記す）のとき電源回路８と安全
弁４１のソレノイドコイル４１０とを導通し、そのソレ
ノイドコイル４１０に電力を供給する。また、スイッチ
ング回路６１１は、入力がハイレベル（以下Ｈレベルと
記す）のとき、安全弁４１のソレノイドコイル４１０へ
の電力の供給を停止する。スイッチング回路６１２は、
スイッチング回路６１１の入力レベルを決める回路で、
例えばトランジスタ６１６および抵抗６１７、６１８か
ら構成され、入力がＨレベルのとき出力がＬレベルとな
り、入力がＬレベルのとき出力がＨレベルとなる。点火
制御回路６０２は、スパーカ６０４のオン、オフを制御
する。スパーカ６０４は、ガスバーナ３から流出する燃
料ガスと燃焼空気との混合気を点火するものである。
ング回路６１１、６１２を有する。スイッチング回路６
１１は、安全弁４１への電力供給用の回路で、例えばト
ランジスタ６１３および抵抗６１４、６１５から構成さ
れている。このスイッチング回路６１１は、入力がロー
レベル（以下Ｌレベルと記す）のとき電源回路８と安全
弁４１のソレノイドコイル４１０とを導通し、そのソレ
ノイドコイル４１０に電力を供給する。また、スイッチ
ング回路６１１は、入力がハイレベル（以下Ｈレベルと
記す）のとき、安全弁４１のソレノイドコイル４１０へ
の電力の供給を停止する。スイッチング回路６１２は、
スイッチング回路６１１の入力レベルを決める回路で、
例えばトランジスタ６１６および抵抗６１７、６１８か
ら構成され、入力がＨレベルのとき出力がＬレベルとな
り、入力がＬレベルのとき出力がＨレベルとなる。点火
制御回路６０２は、スパーカ６０４のオン、オフを制御
する。スパーカ６０４は、ガスバーナ３から流出する燃
料ガスと燃焼空気との混合気を点火するものである。
【００１２】燃焼状態検知回路６０３は、図１に示した
ように、第１通電制御回路６０５、第２通電制御回路６
０６および切替制御回路６０７を備える。第１通電制御
回路６０５は、フレームロッド６１９、発振回路６２
０、炎検知回路６２１およびスイッチング回路６２２を
有する。フレームロッド６１９は、耐熱金属製で、燃焼
炎中に直接挿入されて燃焼炎の整流作用により燃焼炎の
有無を検出するものである。発振回路６２０は、例えば
コイル６２３、６２４、抵抗６２５、ダイオード６２６
およびトランジスタ６２７から構成され、電力が供給さ
れると出力がＨレベルとＬレベルとを繰り返す。炎検知
回路６２１は、例えばコイル６２８、ツェナーダイオー
ド６２９、コンデンサ６３０、６３１、抵抗６３２、６
３３、６３４およびＦＥＴ６３５から構成されている。
この炎検知回路６２１は、燃焼炎が形成されフレームロ
ッド６１９からガスバーナ３側に電流が流れるとＦＥＴ
６３５のドレインの電位がＬレベルとなり、燃焼炎が生
じないとドレインの電位がＨレベルとなる。なお、コイ
ル６２８は、発振回路６２０のコイル６２３、６２４と
組み合わされて変圧器を構成し、１５０〜２００Ｖの交
流に昇圧する。スイッチング回路６２２は、例えばイン
バータ６３６、トランジスタ６３７および抵抗６３８、
６３９から構成され、トランジスタ６３７のコレクタの
電位は入力がＬレベルのときＨレベルとなり、入力がＨ
レベルのときＬレベルとなる。
ように、第１通電制御回路６０５、第２通電制御回路６
０６および切替制御回路６０７を備える。第１通電制御
回路６０５は、フレームロッド６１９、発振回路６２
０、炎検知回路６２１およびスイッチング回路６２２を
有する。フレームロッド６１９は、耐熱金属製で、燃焼
炎中に直接挿入されて燃焼炎の整流作用により燃焼炎の
有無を検出するものである。発振回路６２０は、例えば
コイル６２３、６２４、抵抗６２５、ダイオード６２６
およびトランジスタ６２７から構成され、電力が供給さ
れると出力がＨレベルとＬレベルとを繰り返す。炎検知
回路６２１は、例えばコイル６２８、ツェナーダイオー
ド６２９、コンデンサ６３０、６３１、抵抗６３２、６
３３、６３４およびＦＥＴ６３５から構成されている。
この炎検知回路６２１は、燃焼炎が形成されフレームロ
ッド６１９からガスバーナ３側に電流が流れるとＦＥＴ
６３５のドレインの電位がＬレベルとなり、燃焼炎が生
じないとドレインの電位がＨレベルとなる。なお、コイ
ル６２８は、発振回路６２０のコイル６２３、６２４と
組み合わされて変圧器を構成し、１５０〜２００Ｖの交
流に昇圧する。スイッチング回路６２２は、例えばイン
バータ６３６、トランジスタ６３７および抵抗６３８、
６３９から構成され、トランジスタ６３７のコレクタの
電位は入力がＬレベルのときＨレベルとなり、入力がＨ
レベルのときＬレベルとなる。
【００１３】第２通電制御回路６０６は、熱電対６４０
と、例えばコンパレータ６４１および抵抗６４２、６４
３、６４４とから構成されている。熱電対６４０は、異
種の金属線からなるサーモカップルで、燃焼炎により熱
起電力を生じ燃焼炎の酸欠状態等のガスバーナ３が異常
燃焼中か否かを検出するものである。コンパレータ６４
１は、熱電対６４０の出力電圧が抵抗６４２、６４３に
より決定される設定値（例えば5mＶ〜7mＶ）より低下し
ているとき出力がＬレベルとなり、熱電対６４０の出力
電圧が設定値以上に上昇したとき出力がＨレベルとな
る。なお、熱電対６４０の出力電圧は、一般的に、点火
操作してから設定値まで上昇するのに３秒〜５秒かか
る。
と、例えばコンパレータ６４１および抵抗６４２、６４
３、６４４とから構成されている。熱電対６４０は、異
種の金属線からなるサーモカップルで、燃焼炎により熱
起電力を生じ燃焼炎の酸欠状態等のガスバーナ３が異常
燃焼中か否かを検出するものである。コンパレータ６４
１は、熱電対６４０の出力電圧が抵抗６４２、６４３に
より決定される設定値（例えば5mＶ〜7mＶ）より低下し
ているとき出力がＬレベルとなり、熱電対６４０の出力
電圧が設定値以上に上昇したとき出力がＨレベルとな
る。なお、熱電対６４０の出力電圧は、一般的に、点火
操作してから設定値まで上昇するのに３秒〜５秒かか
る。
【００１４】切替制御回路６０７は、本発明の切替回路
であって、例えばタイマ回路６４５、スイッチング回路
６４６、電解コンデンサ６４７およびダイオード６４
８、６４９から構成されている。タイマ回路６４５は、
点火操作が行われてから所定時間（例えば２０秒間）が
経過するまで出力がＬレベルとなり、所定時間が経過し
た後に出力がＨレベルとなる。スイッチング回路６４６
は、第１通電制御回路６０５への電力供給用の回路で、
例えばトランジスタ６５０および抵抗６５１、６５２か
ら構成されている。このスイッチング回路６４６は、入
力がＬレベルのとき第１通電制御回路６０５に電力を供
給する。また、スイッチング回路６４６は、入力がＨレ
ベルのとき第１通電制御回路６０５への電力の供給を停
止する。すなわち、第１通電制御回路６０５は、点火操
作が行われてから所定時間が経過する間だけ動作し、電
力を消費する。電解コンデンサ６４７は、第１通電制御
回路６０５の入力電圧を安定させるものである。
であって、例えばタイマ回路６４５、スイッチング回路
６４６、電解コンデンサ６４７およびダイオード６４
８、６４９から構成されている。タイマ回路６４５は、
点火操作が行われてから所定時間（例えば２０秒間）が
経過するまで出力がＬレベルとなり、所定時間が経過し
た後に出力がＨレベルとなる。スイッチング回路６４６
は、第１通電制御回路６０５への電力供給用の回路で、
例えばトランジスタ６５０および抵抗６５１、６５２か
ら構成されている。このスイッチング回路６４６は、入
力がＬレベルのとき第１通電制御回路６０５に電力を供
給する。また、スイッチング回路６４６は、入力がＨレ
ベルのとき第１通電制御回路６０５への電力の供給を停
止する。すなわち、第１通電制御回路６０５は、点火操
作が行われてから所定時間が経過する間だけ動作し、電
力を消費する。電解コンデンサ６４７は、第１通電制御
回路６０５の入力電圧を安定させるものである。
【００１５】止水弁制御ユニット７は、反射形光電スイ
ッチである赤外線センサ７１の出力を保持する出力保持
回路７２、およびこの出力保持回路７２の出力に応じて
止水弁２４を制御する止水弁駆動回路７３を内蔵してい
る。赤外線センサ７１は、赤外線を放出するフォトダイ
オード等の発光素子７４、および使用者の手等の被検出
物で反射した赤外線を検知するフォトトランジスタ等の
受光素子７５から構成されている。出力保持回路７２
は、受光素子７５が赤外線を検知すると出力がハイレベ
ル（Ｈレベル）となり、受光素子７５が再度赤外線を検
知すると出力がローレベル（Ｌレベル）となる。止水弁
駆動回路７３は、入力がＨレベルのとき止水弁２４をオ
ンして開弁させ、入力がＬレベルのとき止水弁２４をオ
フして閉弁させる。
ッチである赤外線センサ７１の出力を保持する出力保持
回路７２、およびこの出力保持回路７２の出力に応じて
止水弁２４を制御する止水弁駆動回路７３を内蔵してい
る。赤外線センサ７１は、赤外線を放出するフォトダイ
オード等の発光素子７４、および使用者の手等の被検出
物で反射した赤外線を検知するフォトトランジスタ等の
受光素子７５から構成されている。出力保持回路７２
は、受光素子７５が赤外線を検知すると出力がハイレベ
ル（Ｈレベル）となり、受光素子７５が再度赤外線を検
知すると出力がローレベル（Ｌレベル）となる。止水弁
駆動回路７３は、入力がＨレベルのとき止水弁２４をオ
ンして開弁させ、入力がＬレベルのとき止水弁２４をオ
フして閉弁させる。
【００１６】電源回路８は、例えば３Ｖの乾電池が用い
られ、水が流れていることを後記する水流スイッチ１１
が検知し、且つ湯モードが選択され切替スイッチ１０が
オンしたときのみ、電磁式安全弁４１、安全弁駆動回路
６０１、第１通電制御回路６０５、第２通電制御回路６
０６および切替制御回路６０７に電力を供給することが
できる。スイッチング回路９は、１つのトランジスタか
ら構成され、燃焼制御ユニット６と電源回路８との間に
直列接続されている。このスイッチング回路９は、入力
がＨレベルのときオンし、入力がＬレベルのときオフす
る。切替スイッチ１０は、湯モードと水モードとを切り
替えるスイッチで、燃焼制御ユニット６とスイッチング
回路９との間に直列接続されている。この切替スイッチ
１０は、使用者により湯モードが選択されたときにオン
（接点が閉成）し、水モードが選択されたときにオフ
（接点が開成）する。水流スイッチ１１は、燃焼制御ユ
ニット６と切替スイッチ１０との間に直列接続されてい
る。この水流スイッチ１１は、水圧応動弁４２が水流を
検知して開弁したときに連動してオンされ、閉弁したと
きにオフされるスイッチである。
られ、水が流れていることを後記する水流スイッチ１１
が検知し、且つ湯モードが選択され切替スイッチ１０が
オンしたときのみ、電磁式安全弁４１、安全弁駆動回路
６０１、第１通電制御回路６０５、第２通電制御回路６
０６および切替制御回路６０７に電力を供給することが
できる。スイッチング回路９は、１つのトランジスタか
ら構成され、燃焼制御ユニット６と電源回路８との間に
直列接続されている。このスイッチング回路９は、入力
がＨレベルのときオンし、入力がＬレベルのときオフす
る。切替スイッチ１０は、湯モードと水モードとを切り
替えるスイッチで、燃焼制御ユニット６とスイッチング
回路９との間に直列接続されている。この切替スイッチ
１０は、使用者により湯モードが選択されたときにオン
（接点が閉成）し、水モードが選択されたときにオフ
（接点が開成）する。水流スイッチ１１は、燃焼制御ユ
ニット６と切替スイッチ１０との間に直列接続されてい
る。この水流スイッチ１１は、水圧応動弁４２が水流を
検知して開弁したときに連動してオンされ、閉弁したと
きにオフされるスイッチである。
【００１７】このガス燃焼式湯沸器の燃焼制御ユニット
６の作動を図１ないし図５に基づき説明する。水流スイ
ッチ１１がオンし、且つ切替スイッチ１０がともにオン
（湯モード選択）されると、安全弁４１が短時間だけ強
制的に開弁保持される。このため、燃料ガスは、ガス管
路４を通ってガスバーナ３に供給されて点火され、図５
のア）に示すように、ガスバーナ３で燃焼が開始され
る。
６の作動を図１ないし図５に基づき説明する。水流スイ
ッチ１１がオンし、且つ切替スイッチ１０がともにオン
（湯モード選択）されると、安全弁４１が短時間だけ強
制的に開弁保持される。このため、燃料ガスは、ガス管
路４を通ってガスバーナ３に供給されて点火され、図５
のア）に示すように、ガスバーナ３で燃焼が開始され
る。
【００１８】ガスバーナ３で燃焼が開始されると、切替
制御回路６０７のタイマ回路６４５の出力は、図５の
イ）に示すように、所定時間ｔ1 （例えば２０秒間）が
経過するまでＬレベルとなる。このように、タイマ回路
６４５の出力がＬレベルのときは、スイッチング回路６
４６のトランジスタ６５０の入力がＬレベルとなるので
トランジスタ６５０がオンする。このため、電源回路８
から第１通電制御回路６０５へ電力が供給されるので燃
焼開始と同時に第１通電制御回路６０５が動作を開始す
る。ここで、フレームロッド６１９によりガスバーナ３
で生じる燃焼炎を検出したときは、フレームロッド６１
９から燃焼炎方向に電流が流れてＦＥＴ６３５のゲート
が負電位となる。すなわち、炎検知回路６２１において
フレームロッド６１９が燃焼炎を検出したと判断され
る。そして、ＦＥＴ６３５のゲートが負電位となると、
ＦＥＴ６３５のドレインの電位がＨレベルとなるので、
インバータ６３６の入力がＨレベルとなり、インバータ
６３６からＬレベルの出力が出る。このため、スイッチ
ング回路６２２のトランジスタ６３７のベースの電位が
Ｌレベルとなるので、トランジスタ６３７がオンする。
制御回路６０７のタイマ回路６４５の出力は、図５の
イ）に示すように、所定時間ｔ1 （例えば２０秒間）が
経過するまでＬレベルとなる。このように、タイマ回路
６４５の出力がＬレベルのときは、スイッチング回路６
４６のトランジスタ６５０の入力がＬレベルとなるので
トランジスタ６５０がオンする。このため、電源回路８
から第１通電制御回路６０５へ電力が供給されるので燃
焼開始と同時に第１通電制御回路６０５が動作を開始す
る。ここで、フレームロッド６１９によりガスバーナ３
で生じる燃焼炎を検出したときは、フレームロッド６１
９から燃焼炎方向に電流が流れてＦＥＴ６３５のゲート
が負電位となる。すなわち、炎検知回路６２１において
フレームロッド６１９が燃焼炎を検出したと判断され
る。そして、ＦＥＴ６３５のゲートが負電位となると、
ＦＥＴ６３５のドレインの電位がＨレベルとなるので、
インバータ６３６の入力がＨレベルとなり、インバータ
６３６からＬレベルの出力が出る。このため、スイッチ
ング回路６２２のトランジスタ６３７のベースの電位が
Ｌレベルとなるので、トランジスタ６３７がオンする。
【００１９】よって、スイッチング回路６２２の出力が
Ｈレベルとなるので、安全弁駆動回路６０１のスイッチ
ング回路６１２のトランジスタ６１６がオンされ、スイ
ッチング回路６１１のトランジスタ６１３がオンされ
る。このため、電源回路８から安全弁４１のソレノイド
コイル４１０に電力が供給されるので、図５のオ）に示
すように、安全弁４１のソレノイドコイル４１０がオン
し安全弁４１が開弁保持される。したがって、ガス管路
４が開かれるのでガスバーナ３への燃料ガスの供給が継
続されるのでガスバーナ３の燃焼が続けられる。
Ｈレベルとなるので、安全弁駆動回路６０１のスイッチ
ング回路６１２のトランジスタ６１６がオンされ、スイ
ッチング回路６１１のトランジスタ６１３がオンされ
る。このため、電源回路８から安全弁４１のソレノイド
コイル４１０に電力が供給されるので、図５のオ）に示
すように、安全弁４１のソレノイドコイル４１０がオン
し安全弁４１が開弁保持される。したがって、ガス管路
４が開かれるのでガスバーナ３への燃料ガスの供給が継
続されるのでガスバーナ３の燃焼が続けられる。
【００２０】一方、第２通電制御回路６０６は電源回路
８から常時電力が供給されているので、点火操作してか
らしばらくしてガスバーナ３が正常燃焼している場合に
は、図５のエ）に示すように熱電対６４０の出力電圧が
設定値以上に上昇してくる。すると、コンパレータ６４
１の出力がＨレベルとなるが、タイマ回路６４５の出力
がＬレベルの間、すなわち、点火操作してから所定時間
が経過するまでは、コンパレータ６４１のＨレベルの出
力はダイオード６４８を通ってタイマ回路６４５に吸引
される。このため、点火操作してから所定時間が経過す
るまでは、第２通電制御回路６０６の出力が安全弁４１
に送られないので、フレームロッド６１９の出力のみに
応じて安全弁４１の開弁および閉弁が制御される。点火
操作してから所定時間が経過すると、図５のイ）に示す
ように、タイマ回路６４５の出力がＨレベルとなる。こ
のため、スイッチング回路６４６のトランジスタ６５０
のベースの電位がＨレベルとなるのでトランジスタ６５
０がオフする。このため、電源回路８から第１通電制御
回路６０５への電力の供給が停止されるので第１通電制
御回路６０５が動作を停止する。すなわち、フレームロ
ッド６１９が、図５のウ）に示すように、強制的にオフ
され、フレームロッド６１９を始めとする第１通電制御
回路６０５の電力消費がなくなる。したがって、熱電対
６４０でガスバーナ３の正常燃焼が検出されているとき
には、コンパレータ６４１のＨレベルの出力がダイオー
ド６４９を通って安全弁駆動回路６０１に送られる。こ
のため、所定時間が経過した後は、第１通電制御回路６
０５に電力が供給されていないので、熱電対６４０の起
電力のみに応じて安全弁４１の開弁および閉弁が制御さ
れる。
８から常時電力が供給されているので、点火操作してか
らしばらくしてガスバーナ３が正常燃焼している場合に
は、図５のエ）に示すように熱電対６４０の出力電圧が
設定値以上に上昇してくる。すると、コンパレータ６４
１の出力がＨレベルとなるが、タイマ回路６４５の出力
がＬレベルの間、すなわち、点火操作してから所定時間
が経過するまでは、コンパレータ６４１のＨレベルの出
力はダイオード６４８を通ってタイマ回路６４５に吸引
される。このため、点火操作してから所定時間が経過す
るまでは、第２通電制御回路６０６の出力が安全弁４１
に送られないので、フレームロッド６１９の出力のみに
応じて安全弁４１の開弁および閉弁が制御される。点火
操作してから所定時間が経過すると、図５のイ）に示す
ように、タイマ回路６４５の出力がＨレベルとなる。こ
のため、スイッチング回路６４６のトランジスタ６５０
のベースの電位がＨレベルとなるのでトランジスタ６５
０がオフする。このため、電源回路８から第１通電制御
回路６０５への電力の供給が停止されるので第１通電制
御回路６０５が動作を停止する。すなわち、フレームロ
ッド６１９が、図５のウ）に示すように、強制的にオフ
され、フレームロッド６１９を始めとする第１通電制御
回路６０５の電力消費がなくなる。したがって、熱電対
６４０でガスバーナ３の正常燃焼が検出されているとき
には、コンパレータ６４１のＨレベルの出力がダイオー
ド６４９を通って安全弁駆動回路６０１に送られる。こ
のため、所定時間が経過した後は、第１通電制御回路６
０５に電力が供給されていないので、熱電対６４０の起
電力のみに応じて安全弁４１の開弁および閉弁が制御さ
れる。
【００２１】また、図５のア）に示すように、ガスバー
ナ３で燃焼を行った直後（例えばｔ2 ＝１０秒後）に再
点火操作した場合には、熱電対６４０が冷えきらずに未
だコンパレータ６４１の出力がＨレベルの場合がある。
このようなときでも、点火操作してから所定時間が経過
するまでは、タイマ回路６４５の出力が、図５のイ）に
示すように、Ｌレベルとされている。このため、前述の
ようにコンパレータ６４１の出力がタイマ回路６４５に
吸引されるので、第２通電制御回路６０６の出力は安全
弁４１に送られない。したがって、点火不良によりガス
バーナ３で燃焼炎が検出されないときは、フレームロッ
ド６１９で燃焼炎の整流作用がないので、炎検知回路６
２１のＦＥＴ６３５のドレインの電位がＬレベルの出力
となる。このため、トランジスタ６３７がオフされるの
で、トランジスタ６１６の入力がＬレベルとなり、トラ
ンジスタ６１３、６１６が共にオフされる。よって、電
源回路８から安全弁４１のソレノイドコイル４１０への
電力の供給が停止されるので、安全弁４１が閉弁する。
この結果、ガス管路４が確実に遮断されるので、ガスバ
ーナ３から生ガスが放出されることはない。
ナ３で燃焼を行った直後（例えばｔ2 ＝１０秒後）に再
点火操作した場合には、熱電対６４０が冷えきらずに未
だコンパレータ６４１の出力がＨレベルの場合がある。
このようなときでも、点火操作してから所定時間が経過
するまでは、タイマ回路６４５の出力が、図５のイ）に
示すように、Ｌレベルとされている。このため、前述の
ようにコンパレータ６４１の出力がタイマ回路６４５に
吸引されるので、第２通電制御回路６０６の出力は安全
弁４１に送られない。したがって、点火不良によりガス
バーナ３で燃焼炎が検出されないときは、フレームロッ
ド６１９で燃焼炎の整流作用がないので、炎検知回路６
２１のＦＥＴ６３５のドレインの電位がＬレベルの出力
となる。このため、トランジスタ６３７がオフされるの
で、トランジスタ６１６の入力がＬレベルとなり、トラ
ンジスタ６１３、６１６が共にオフされる。よって、電
源回路８から安全弁４１のソレノイドコイル４１０への
電力の供給が停止されるので、安全弁４１が閉弁する。
この結果、ガス管路４が確実に遮断されるので、ガスバ
ーナ３から生ガスが放出されることはない。
【００２２】以上のように、このガス燃焼式湯沸器１の
燃焼制御ユニット６は、ガスバーナ３を消火した直後に
再点火操作したときに、熱電対６４０の出力に拘わらず
ガス管路４を確実に遮断できる。この結果、安全性を向
上することができるので、信頼性の高いガス燃焼式湯沸
器１の燃焼制御ユニット６を提供できる。また、点火操
作してから所定時間が経過するまでは、フレームロッド
６１９で着火を検出しているので、熱電対６４０のみを
取り付けたものと比較して着火の検出が早くなる。した
がって、安全弁４１を強制的に開弁保持する時間を短縮
でき、点火ミスしたときにガスバーナ３から生ガスが放
出することもなくなる。点火操作してから所定時間が経
過した後は、第１通電制御回路６０５への電力の供給が
停止されるので、電源回路８に例えば電池を使用した場
合に電池の消耗を少なくすることができる。さらに、点
火操作してから所定時間が経過した後は、熱電対６４０
の出力に応じて安全弁４１を通電制御しているので、酸
欠等の異常燃焼を検出することができる。
燃焼制御ユニット６は、ガスバーナ３を消火した直後に
再点火操作したときに、熱電対６４０の出力に拘わらず
ガス管路４を確実に遮断できる。この結果、安全性を向
上することができるので、信頼性の高いガス燃焼式湯沸
器１の燃焼制御ユニット６を提供できる。また、点火操
作してから所定時間が経過するまでは、フレームロッド
６１９で着火を検出しているので、熱電対６４０のみを
取り付けたものと比較して着火の検出が早くなる。した
がって、安全弁４１を強制的に開弁保持する時間を短縮
でき、点火ミスしたときにガスバーナ３から生ガスが放
出することもなくなる。点火操作してから所定時間が経
過した後は、第１通電制御回路６０５への電力の供給が
停止されるので、電源回路８に例えば電池を使用した場
合に電池の消耗を少なくすることができる。さらに、点
火操作してから所定時間が経過した後は、熱電対６４０
の出力に応じて安全弁４１を通電制御しているので、酸
欠等の異常燃焼を検出することができる。
【００２３】（変形例）第１通電制御回路、第２通電制
御回路および切替回路を、１つまたは２つ以上のマイク
ロコンピュータで構成しても良い。また、切替回路をタ
イマ回路とリレースイッチとで構成しても良い。さらに
第１通電制御回路、第２通電制御回路または切替回路は
本発明を逸脱しない範囲内で種々変更できる。本実施例
では、止水弁２４に開弁信号を出力する装置として赤外
線センサ７１を設けたが、タッチスイッチ等の他の出力
装置を設けても良い。本発明を液体燃料を燃焼させる湯
沸器、暖房機またはこんろ等の燃焼装置の燃焼安全制御
装置に用いても良い。
御回路および切替回路を、１つまたは２つ以上のマイク
ロコンピュータで構成しても良い。また、切替回路をタ
イマ回路とリレースイッチとで構成しても良い。さらに
第１通電制御回路、第２通電制御回路または切替回路は
本発明を逸脱しない範囲内で種々変更できる。本実施例
では、止水弁２４に開弁信号を出力する装置として赤外
線センサ７１を設けたが、タッチスイッチ等の他の出力
装置を設けても良い。本発明を液体燃料を燃焼させる湯
沸器、暖房機またはこんろ等の燃焼装置の燃焼安全制御
装置に用いても良い。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、バーナを消火した直後にバー
ナを再点火操作したときに、フレームロッドにより燃焼
炎が検出されない場合、熱電対の起電力に拘わらず燃料
供給路を確実に遮断できるので、安全性を向上すること
ができるため、信頼性の高い燃焼安全制御装置を提供で
きる。
ナを再点火操作したときに、フレームロッドにより燃焼
炎が検出されない場合、熱電対の起電力に拘わらず燃料
供給路を確実に遮断できるので、安全性を向上すること
ができるため、信頼性の高い燃焼安全制御装置を提供で
きる。
【図１】ガス燃焼式湯沸器の燃焼制御ユニットを示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】ガス燃焼式湯沸器の燃焼制御ユニットを示した
電気配線図である。
電気配線図である。
【図３】ガス燃焼式湯沸器を示した概略図である。
【図４】ガス燃焼式湯沸器の制御装置を示したブロック
図である。
図である。
【図５】フレームロッドおよび熱電対等のタイムチャー
トである。
トである。
３ ガスバーナ ４ ガス管路（燃料供給路） ６ 燃焼制御ユニット（燃焼安全制御装置） ４１ 電磁式安全弁 ６０５ 第１通電制御回路 ６０６ 第２通電制御回路 ６０７ 切替制御回路（切替回路） ６１９ フレームロッド ６４０ 熱電対
Claims (1)
- 【請求項１】 （ａ）バーナに燃料を供給する燃料供給
路に介在され、通電されると開弁する電磁式安全弁と、 （ｂ）前記バーナで生ずる燃焼炎の有無を検出するフレ
ームロッドを有し、このフレームロッドの出力に応じて
前記安全弁を通電制御する第１通電制御回路と、 （ｃ）前記バーナの燃焼炎によって起電力を生じる熱電
対を有し、この熱電対の起電力に応じて前記安全弁を通
電制御する第２通電制御回路と、 （ｄ）点火操作後から所定時間が経過するまでは前記第
１通電制御回路のみにより前記安全弁を制御し、前記所
定時間が経過した後は前記第２通電制御回路のみにより
前記安全弁を制御する切替回路とを備えた燃焼安全制御
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3264975A JP2540258B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-10-14 | 燃焼安全制御装置 |
| KR1019910024021A KR950011462B1 (ko) | 1991-01-24 | 1991-12-23 | 연소안전 제어장치 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP720191 | 1991-01-24 | ||
| JP3-7201 | 1991-01-24 | ||
| JP3264975A JP2540258B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-10-14 | 燃焼安全制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552327A JPH0552327A (ja) | 1993-03-02 |
| JP2540258B2 true JP2540258B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=26341468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3264975A Expired - Fee Related JP2540258B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-10-14 | 燃焼安全制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540258B2 (ja) |
| KR (1) | KR950011462B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012241946A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Tokyo Gas Co Ltd | 給湯器 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2765802B2 (ja) * | 1994-01-12 | 1998-06-18 | リンナイ株式会社 | 燃焼装置 |
| KR970070757A (ko) * | 1996-04-30 | 1997-11-07 | 강원석 | 가스기구의 가스공급 차단장치 및 그 방법 |
| KR100330226B1 (ko) * | 1999-08-25 | 2002-03-25 | 윤종용 | 버너 점화 장치 및 그 방법 |
| JP5378947B2 (ja) * | 2009-10-26 | 2013-12-25 | リンナイ株式会社 | ガス燃焼装置 |
| JP5550919B2 (ja) * | 2010-01-20 | 2014-07-16 | 株式会社ガスター | 燃焼装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60103232A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-07 | Rinnai Corp | 押釦式点火装置 |
| JPH0318840Y2 (ja) * | 1985-01-31 | 1991-04-22 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP3264975A patent/JP2540258B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-23 KR KR1019910024021A patent/KR950011462B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012241946A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Tokyo Gas Co Ltd | 給湯器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0552327A (ja) | 1993-03-02 |
| KR930008370A (ko) | 1993-05-21 |
| KR950011462B1 (ko) | 1995-10-04 |
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| Date | Code | Title | Description |
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