JPH084493Y2 - 内装用パネル - Google Patents

内装用パネル

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JPH084493Y2
JPH084493Y2 JP1990059609U JP5960990U JPH084493Y2 JP H084493 Y2 JPH084493 Y2 JP H084493Y2 JP 1990059609 U JP1990059609 U JP 1990059609U JP 5960990 U JP5960990 U JP 5960990U JP H084493 Y2 JPH084493 Y2 JP H084493Y2
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JP
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rail
vertical
sides
crosspiece
interior panel
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JP1990059609U
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JPH0418120U (ja
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義廣 山本
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義廣 山本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、間仕切り壁や室内の壁面を形成するため
に用いる内装用パネルに関する。
〔従来の技術〕
間仕切り壁や室内の壁面を形成するために、従来より
各種構造の内装用パネルが提案され、実用に供されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、従来の内装用パネルは、構造が複雑で取付
けに手間がかかると共に、内装用パネルに要求される防
音や保温、難燃性を満足させるものがないのが現状であ
る。
そこでこの考案は、構造が簡単で取付けが容易に行な
え、しかも防音性、保温性、難燃性に優れた内装用パネ
ルを提供することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような課題を解決するため、この考案は、両側
に平行配置した縦桟と、両縦桟間に設けられ、縦桟より
薄い幅となる上桟と下桟及び中桟の各々の端部とをホゾ
とホゾ孔によって嵌合し、かつ、両縦桟と上桟、下桟、
中桟の各端部とをボルトとナットで結合して枠体を組立
て、上桟と中桟及び中桟と下桟の各々を枠体内に納まる
ボルトで上下方向に締付けて結合し、前記枠体の両面で
両縦桟間の部分に、上桟と下桟及び中桟に重なる部分を
薄肉厚にした多数枚の板を並べ、この板の表面と両縦桟
の外面が同一面となるよう張設し、前記枠体内の空間に
防音断熱材を充填した構成を採用したものである。
〔作用〕
枠体を構成する両側縦桟を利用して取付けが行なえる
と共に、板によって両面が閉鎖された枠体の内部空間に
防音断熱材を充填してあるので、壁面に要求される防音
性や保温性を満たすことができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
図示のように、内装用パネル1は、上下に長い矩形状
枠体2の両面に板3を並べて張設し、板3によって両面
が閉鎖された枠体2の内部空間に防音断熱材4を充填し
て形成されている。
上記枠体2は、両側に平行配置した縦桟5、5と、両
縦桟5、5間の上下端に配置した上桟6及び下桟7と、
両縦桟5、5間の中間部で上下の位置に配置した中桟
8、9とをボルトや釘等の結合具10で結合することによ
り組立てられている。
両縦桟5、5は角材を用い、上下端部に突起11、12を
突設し、相反する外面の上下長手方向に沿って凹溝13、
13が設けられている。
両側縦桟5、5は上下端部の対角位置が緊張杆14、14
でクロス状に結合され、上桟6を上位中桟8及び下桟7
と下位中桟9の各々が長尺ボルト15で上下方向に締付け
て結合されている。なお、中桟8、9には緊張杆14、14
の貫通孔16が傾斜状に設けられている。
前記した上桟6と下桟7及び中桟8、9は、枠体2の
両面に張設する板3、3の厚み分だけ縦桟5、5よりも
薄い幅に形成し、枠体2の両面で縦桟5、5間に並べて
張設した板3、3の表面と縦桟5、5の外面とが同一面
に仕上るようになっている。
上桟6と下桟7及び中桟8、9の端部と縦桟5、5の
結合は、第2図に示すように各端部に突設したボゾ17と
縦桟5、5に設けたホゾ孔18を嵌合するようになってい
る。
枠体2の両面に張設する板3は細幅のものを並べ、隣
接する各板の側縁及び縦桟と板の側縁は第3図の如くホ
ゾ19とホゾ溝20を嵌合して結合し、各板3の背面で上桟
6と下桟7及び中桟8、9に重なる部分には第4図の如
く、凹部21が削設されている。なお、板3の表面に壁板
等を貼付けるようにしてもよい。
前記枠体2の内部空間に充填する防音断熱材4は、例
えば硬練り状にしたパーライトとセメントの混和物を用
い、これを空間に注入することによって充填し、内装用
パネル1に、防温性と保温性及び難燃性を付与してい
る。
このパーライトは軽量であり、セメントの使用量を少
なくして内装用パネル1の軽量化を図ることができる。
第5図と第6図は内装用パネル1を建込んで壁を形成
した例を示し、床板31を支持する根太台32と天井33を取
付ける天井桁34との間に柱35を内装用パネル1が嵌合す
る幅間隔で立設し、内装用パネル1は縦桟5、5の上下
端に突設した突起11、12を根太台32及び天井桁34に設け
た孔に嵌合すると共に、柱35には縦桟5の凹溝13に嵌合
する突条36が設けられている。
上記柱35は、第2図や第3図の如く、内部長さ方向に
配線や配管を通す貫通孔37が設けられ、しかも長さ方向
に沿うて両側に二分割した構造になっている。
なお、第5図は壁の一部に出入口用の開口部38を形成
した状態を示している。
この考案の内装用パネルは上記のような構成であり、
縦桟5、5と上桟6、下桟7及び中桟8、9を結合して
枠体2を組立て、この枠体2の両面に板3を張設すると
共に、枠体2の内部空間に防音断熱材4を充填して構成
され、第5図と第6図で示したように、柱35間に組込ん
で配置することにより、間仕切り壁や室内壁を構成す
る。
内装用パネル1は、両面が板3によって仕上げられて
いるため、そのままで壁を構成することができる。
内装用パネル1は、内部に防音断熱材4が充填されて
いるため、防音性、断熱性、難燃性に優れた壁となる。
〔効果〕
以上のように、この考案によると、枠体の両面に板を
張設し、枠体の内部空間に防音断熱材を充填したので、
柱間に組込むだけで壁を構成することができ、間仕切り
壁や室内壁を簡単に施工できると共に、防音性及び断熱
性の優れた壁を構成することができる。また、両縦桟と
上桟、下桟、中桟の各端部をホゾとホゾ孔で嵌合すると
共に、ボルトとナットで結合したので、両縦桟に対する
上桟、下桟、中桟の固定が強固に行なえ、しかも、上桟
と中桟及び中桟と下桟をボルトで締付けて結合したの
で、上桟と下桟をボルトで直接結合して補強する場合に
比べて、使用するボルトの短尺化が図れ、ボルトの取扱
いが容易になり、締結作業が行ない易いと共に、締結箇
所の数を増やすことによって枠体の組立強度を向上させ
ることができる。
更に、枠体の両面に並べて張設した板は、その表面を
縦桟の外面と同一面となるようにしたので、パネルの両
面は全体がフラットになり、壁を構成したとき並列する
板で美しい仕上り面が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るパネルの縦断正面図、第2図は
同上要部の分解斜視図、第3図は同横断平面図、第4図
は同縦断側面図、第5図は壁を構成した正面図、第6図
は同上の縦断側面である。 1……内装用パネル、2……枠体、3……板、4……防
音断熱材、5……縦桟、6……上桟、7……下桟、8、
9……中桟。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側に平行配置した縦桟と、両縦桟間に設
    けられ、縦桟より薄い幅となる上桟と下桟及び中桟の各
    々の端部とをホゾとホゾ孔によって嵌合し、かつ、両縦
    桟と上桟、下桟、中桟の各端部とをボルトとナットで結
    合して枠体を組立て、上桟と中桟及び中桟と下桟の各々
    を枠体内に納まるボルトで上下方向に締付けて結合し、
    前記枠体の両面で両縦桟間の部分に、上桟と下桟及び中
    桟に重なる部分を薄肉厚にした多数枚の板を並べ、この
    板の表面と両縦桟の外面が同一面となるよう張設し、前
    記枠体内の空間に防音断熱材を充填した内装用パネル。
JP1990059609U 1990-06-04 1990-06-04 内装用パネル Expired - Lifetime JPH084493Y2 (ja)

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JPH0418120U JPH0418120U (ja) 1992-02-14
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EP4166425A1 (en) * 2021-10-15 2023-04-19 Luvly AB Chassis for a vehicle and method for forming a chassis for a vehicle

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