JPH084306Y2 - 背貼り機 - Google Patents

背貼り機

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JPH084306Y2
JPH084306Y2 JP1990051585U JP5158590U JPH084306Y2 JP H084306 Y2 JPH084306 Y2 JP H084306Y2 JP 1990051585 U JP1990051585 U JP 1990051585U JP 5158590 U JP5158590 U JP 5158590U JP H084306 Y2 JPH084306 Y2 JP H084306Y2
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JP
Japan
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tape
plate piece
jam
detection plate
jam detection
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990051585U
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English (en)
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JPH049774U (ja
Inventor
裕隆 宇宿
健 老山
英一 中林
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Sakura Seiki Co Ltd
Uchida Yoko Co Ltd
Original Assignee
Sakura Seiki Co Ltd
Uchida Yoko Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、帳票等の冊子にテープを背巻きするために
使用される背貼り機に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
一般に帳票等の冊子にテープを背巻きするには、予め
乾燥糊が裏面に付着したテープを、送りつつ、冊子に貼
付ける直前に、水ドラムにて濡らす必要がある。そのた
めテープに水滴が掛ったり、少なくともしめり気のある
雰囲気であるために、水ドラムの直前のテープテーブル
にて、テープを押しつぶされ、引掛ることがある。
従来、このようにテープが押しつぶされ、引掛って詰
ったことは、冊子の背部にテープが貼付されないで排給
側へ次々と送られてくることを作業者が気付くことによ
り、発見された。そのため、作業者が気付いた時には、
極めて長尺のテープがテープテーブルに押しつぶされて
詰ってしまい、それを除去することが極めて面倒である
と共に、場合によっては、テープ送り出し機構の一部が
破壊−例えばプレッシャローラの破壊−が発生した。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこのような問題を解決するため、テープが摺
接しつつ送られるテープテーブルの上面上に、該上面に
対して接近分離自在として、その一側縁側の下方を走行
する上記テープの幅より少なくとも2倍の幅寸法を有す
る平板状のジャム検出板片を配設すると共に、該ジャム
検出板片を上記上面に接近する方向に弾発付勢する弾発
部材を、該ジャム検出板片に付設し、かつ、該ジャム検
出板片と上記上面の間にテープが押しつぶされて該ジャ
ム検出板片が浮き上がったことを検出する検出器を、該
ジャム検出板片の他側縁側の下方位置に設けている。
〔作用〕
テープは正常時には、テープテーブルの上面とジャム
検出板片の下面との間を直進する。ところが、何らかの
原因にてテープが押しつぶされたり、引掛って、詰る−
以下「ジャムを起こす」と呼ぶ−と、ジャム検出板片は
テープテーブルの上面から浮上り、検出器がこれを検出
する。また、ジャム検出板片は、一側縁側の下方を走行
するテープの幅より少なくとも2倍の幅寸法を有するの
で、この検出板片とテーブルの上面との間にて拡がるテ
ープ詰まりの幅寸法に、この検出板片は十分に対応し、
しかも、検出器は、検出板片の他側縁側の下方位置に設
けられるので、テープ詰まりより外れた位置に配設され
ることになり、この検出器の誤動作を有効に防止するこ
とができる。なお、検出器の検出があれば、その後、テ
ープ及び冊子の送りを自動的に停止し、かつ、警報を発
する等にて作業者に知らせる。
〔実施例〕
以下、図示の実施例を詳説する。
第5図は背貼り機の要部正面図であり、第6図はその
動力系を背面から見た説明図である。この第5図と第6
図に於て、1は上部搬送ベルト、2は下部搬送ベルトで
あり、前者は上ベルトフレーム3の給紙側プーリ4と排
紙側プーリ5との間に懸架され、後者は下部フレーム7
の背面内部に配設される。このように、第5図では左
側、第6図では右側が、帳票等の冊子6…が供給される
給紙側に相当する。
さらに具体的には、下部搬送ベルト2は、下部フレー
ム7上縁に配設された給紙側下プーリ8aと排紙側下プー
リ8bとの間、並びに該排紙側下プーリ8bから駆動プーリ
9及びチェーン駆動プーリ10等を介して、上記給紙側下
プーリ8aに戻るエンドレス経路を構成している。
排紙側下プーリ8bと一体回転する上ベルト駆動ギヤ36
と、これと噛合する上ベルト従動ギヤ37と、これに一体
のスプロケット38と、排紙側プーリ5に一体のスプロケ
ット39と、両スプロケット38,39に懸架したチェーン40
等を介して、上部搬送ベルト1は下部搬送ベルト2とシ
ンクロナイズされて、同一速度で走行する。
そして、帳票等の冊子6は、上ベルトフレーム3と下
部フレーム7との境目に沿って同一方向へ移動する上下
部搬送ベルト1,2の挟着部1a,2aの間で挟持され、矢印A
方向に搬送されるが、その経路途中には、冊子6に背巻
きされるテープ12を折返すための、立上りガイド13と補
助ベルト30等を備えた貼付ユニット14が設けられてい
る。冊子6は予め前工程にて、糊付又は針金綴じ等によ
り各紙片が重合状とされたものを用いる。
テープ12は、水を付けると粘着するものが用いられ、
第5図のテープリール15から順次繰出すために繰出ロー
ラ16が該テープリール15の近傍に設けられ、そこからU
字状にたるみ部12aを形成して後、テープガイドシャフ
ト17等を経て後、プレッシャローラ18とキャプスタンロ
ーラ11の間を通過し、テープテーブル19を通過した後、
カッター41にて適宜長さに切断される。53は受刃を示
す。そして、切断された先端側のテープ12は水皿20内の
水を水ドラム21を介して濡され、搬送される冊子6下面
と、これに接している反転ドラム22との間に送り出さ
れ、貼付ユニット14にて、テープ12は冊子の背部に折曲
げられながら貼着されて、下流(第5図右方向)へ送ら
れる。
ところで、第6図に於ける駆動プーリ9が図外のメイ
ンモータにて回転駆動され、これによって、下部搬送ベ
ルト2が矢印のように循環走行すると共に、既述のチェ
ーン40等を介して、上部搬送ベルト1が図の矢印のよう
に走行する。(以上が冊子送り系に該当する。)そし
て、チェーン駆動プーリ10には一体にテープ送り系駆動
スプロケット23が設けられ、常に一体回転する。このス
プロケット23、及び、水ドラムスプロケット24、反転ド
ラムスプロケット25、補助ベルト駆動スプロケット26、
キャプスタンスプロケット27、テンションスプロケット
28にエンドレス状チェーン29が懸架されて、矢印方向へ
循環走行し、(第5図に於ては左右対称に表れる各位置
に対応する)水ドラム21、反転ドラム22、キャプスタン
ローラ11等が回転駆動される。これ等をもってテープ送
り出し機構Tと呼ぶ。
31は前記スプロケット26と一体に回転するように同軸
に設けられた補助ベルト駆動プーリで、下部フレーム7
の上縁に設けた一対のプーリ32,33と該プーリ31にエン
ドレス状に補助ベルト30が懸架され、貼付ユニット14に
於て、テープ12が冊子6と共に同一速度で確実に走行し
てテープの貼付をスムーズとしている。
また、42は、給紙用チェーンであり、給紙部に積上げ
た冊子6…を下面側から順次、1冊づつ上下部搬送ベル
ト1,2の上流側−給紙側プーリ4近傍−へ供給する。
しかして、給紙用チェーン42及び上下部搬送ベルト1,
2等の冊子送り系にて矢印A方向へ搬送される冊子6の
先端と後端に対して、チェーン29とキャプスタンローラ
11とプレッシャローラ18とカッター41と反転ドラム22等
のテープ送り出し機構Tから送られてくるテープ12の先
端と後端−カッター41にて所定長さに切断されたその先
端と後端−が、一致して背貼りされる必要がある。そこ
でロータリエンコーダ45をキャプスタンスプロケット27
(キャプスタンローラ11)に連結し、かつ、冊子6の先
端6aと後端を検出するフォトセンサ等の検出器43を付設
し、この検出器43からの信号にて、ロータリエンコーダ
45のパルス信号をカウントして、一定カウント数後に、
アーム52を揺動させて、プレッシャローラ18をキャプス
タンローラ11側へ押圧してテープ12に送りを与える作
動、及び、カッター41によるテープ切断の各作動を行な
う。51はこのアーム52と一体の支軸であり、この支軸51
には、(背面側に於て)ソレノイドにて作動する駆動ア
ームが付設されており、該ソレノイドの作動にてアーム
52が揺動して、テープ送りとテープ切断を行なう。
しかして、第1図〜第4図に示すように、本考案に係
る背貼り機は、ジャム検出機構Jを備えている。即ち、
テープ12が摺接しつつ送られるテープテーブル19の上面
19aに、透明プラスチック板等から成るジャム検出板片5
7を設ける。このジャム検出板片57は、2軸のヒンジ部
材58,58にて上方へ浮上り自在にテープテーブル19に取
付けられ、かつ、コイルバネ等の弾発部材59,59の弾発
力Fにて上面19aに接近する方向へ付勢されている。つ
まり、ジャム検出板片57は、上面19aに対して接近分離
自在であり、第1図は接近状態、第3図は分離(浮上
り)状態を示す。
60は、ジャム検出板片57と上面19aの間にテープ12が
押しつぶされて詰った時−ジャムを起こした時−にこれ
を検出する検出器であり、図例では、ジャム検出板片57
の下面に接触可能な接触子60aを有するリミットスイッ
チから成る。即ち、第1図と第2図のように、テープ12
が直進する正常状態では、ジャム検出板片57は上面19a
に接近して、接触子60aを常に押している。この時には
検出器60から制御装置61へは信号を送らない。しかし、
ジャムを起こした場合には、第3図と第4図に示す如
く、テープ12は詰りを生じて、ジャム検出板片57が上面
19aから分離し、浮上り、接触子60aは上方へ揺動又は突
出して、異常信号eを制御装置61へ送り、その後は図示
省略の警報ブザーや警報灯を作動させると共に、メイン
モータを緊急停止して、テープ送り出し機構T及び冊子
送り系をストップする。
第4図で明らかなように、テープ12はジャム検出板片
57の一側縁側の下方を走行すると共に、検出器60はジャ
ム検出板片57の他側縁側の下方に配設され、しかも、ジ
ャム検出板片57の幅寸法は、テープ12の幅Wの少なくと
も2倍に設定されている。即ち、ジャムを起こした時
に、ジャム検出板片57と上面19aとの間にて拡がるテー
プ詰りの幅Hは十分に大きいといえるが、前記検出器60
の接触子60aは、この幅Hから外れた位置に配設するこ
とで、誤動作を防止している。
なお、接触子60aは比較的僅かのジャム検出板片57の
浮上りにて作動するから、ジャムを起こしたテープ12の
除去作業は(従来よりも)容易であると共に、プレッシ
ャローラ18等を破壊することを防止出来る。
なお、本考案は図示の実施例に限定されないことは勿
論であって、例えば、ジャム検出板片57を取付けるヒン
ジ部材58としては一軸のものでも良いと共に、上下往復
動可能に保持するスライド杆を用いた構造の取付部材を
代りに使用するも自由である。また、検出器60をジャム
検出板片57の異常時に上面に接触するように設けても好
ましいと共に、光センサー等を用いることも自由であ
る。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
テープ12にジャムが起こった時直ちにこれを検知で
き、その後の警報発生やメインモータの緊急停止等を、
ジャムの軽微な内に迅速に行なうことが容易となる。
ジャム検出板片57は、テープ12の幅Wに対して、十分
に大きい幅寸法を有するので、テープ詰まりに十分対応
することができ、しかも、テープ詰まりの幅から外れた
位置に検出器60が配設されているので、検出器60が誤動
作することがない。従って、ジャムを正確に検出するこ
とができる。
ジャムを起こしたテープ12の除去作業後は、弾発部材
59の弾発力にて自動的に、ジャム検出板片57がテーブル
19の上面19aに接近した状態となり、その後の背貼作業
の準備が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部正面図、第2図は
平面図、第3図はジャムを起こした異常時の正面図、第
4図はその平面図、第5図は背貼り機の要部正面図、第
6図は動力系の説明用背面図である。 12……テープ、19……テープテーブル、19a……上面、5
7……ジャム検出板片、59……弾発部材、60……検出
器、F……弾発力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中林 英一 神奈川県鎌倉市上町屋809 株式会社内田 洋行鎌倉研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−167284(JP,A) 実開 昭51−82506(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ12が摺接しつつ送られるテープテー
    ブル19の上面19a上に、該上面19aに対して接近分離自在
    として、その一側縁側の下方を走行する上記テープ12の
    幅より少なくとも2倍の幅寸法を有する平板状のジャム
    検出板片57を配設すると共に、該ジャム検出板片57を上
    記上面19aに接近する方向に弾発付勢する弾発部材59
    を、該ジャム検出板片57に付設し、かつ、該ジャム検出
    板片57と上記上面19aの間にテープ12が押しつぶされて
    該ジャム検出板片57が浮上ったことを検出する検出器60
    を、該ジャム検出板片57の他側縁側の下方位置に設けた
    ことを特徴とする背貼り機。
JP1990051585U 1990-05-17 1990-05-17 背貼り機 Expired - Lifetime JPH084306Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990051585U JPH084306Y2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 背貼り機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990051585U JPH084306Y2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 背貼り機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH049774U JPH049774U (ja) 1992-01-28
JPH084306Y2 true JPH084306Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=31571151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990051585U Expired - Lifetime JPH084306Y2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 背貼り機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55134850U (ja) * 1979-03-17 1980-09-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167284A (en) * 1981-04-09 1982-10-15 Fujitsu Ltd Detector for jamming of paper

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Publication number Publication date
JPH049774U (ja) 1992-01-28

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