JPH0841761A - 丸打ち組み機 - Google Patents

丸打ち組み機

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JPH0841761A
JPH0841761A JP7165216A JP16521695A JPH0841761A JP H0841761 A JPH0841761 A JP H0841761A JP 7165216 A JP7165216 A JP 7165216A JP 16521695 A JP16521695 A JP 16521695A JP H0841761 A JPH0841761 A JP H0841761A
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シェルジィンガー ヴェルナー
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04CBRAIDING OR MANUFACTURE OF LACE, INCLUDING BOBBIN-NET OR CARBONISED LACE; BRAIDING MACHINES; BRAID; LACE
    • D04C3/00Braiding or lacing machines
    • D04C3/40Braiding or lacing machines for making tubular braids by circulating strand supplies around braiding centre at equal distances
    • D04C3/42Braiding or lacing machines for making tubular braids by circulating strand supplies around braiding centre at equal distances with means for forming sheds by controlling guides for individual threads
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸(1)を中心にして相反方向に循環通
路上を循環する2つのスプール群(31、38)を備え
た丸打ち組み機を提供することを目的としている。 【構成】 スプールは組まれたマテリアル(36)を編
組み点(35)で組むためのストランド(32、37)
を保持している。ストランド(32、37)を組み編み
の特徴である方法でクロスするために(例えば、“2オ
ーバ − 2アンダ”)、ストランド案内部材(48)
が回転軸(1)に対してほぼ半径方向に配置された案内
トラック(49)上を往復運動するように装着されると
共に、レバー(50)が案内トラック(49)のほぼ延
長線上に配置され、その一端が連結ロッドのようにスト
ランド案内部材(48)に、その他端が回転するクラン
ク・レバー(52)にピボット連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸をもつ丸打ち組
み機であって、回転軸と同軸になった円形トラック上に
配置され、各々がストランドを保持している内側スプー
ル群と外側スプール群と、スプール群を相反方向に移動
させる駆動手段と、少なくとも一方のスプール群のスト
ランドを該スプール群と編組み点の間の個所で案内する
ストランド案内部材と、駆動手段と同期して動作するレ
バーを備え、該レバーはストランド案内部材と連結され
て内側スプールと外側スプールのストランドに横切るよ
うになっている手段とを装備している丸打ち組み機に関
する。
【0002】
【従来の技術】組み機(braiding machi
ne)は主に2種類のものが知られている。1つは過去
に主流となっていたもので、この組み機では、スプール
・キャリヤ自体が運動を行って、糸やストランドのイン
タレーシング(interlacing)またはクロス
オーバ(cross−over)のために必要な通路を
横切っている(メイポール原理)。もう一方は現在主流
となっているもので、この組み機では、2つのスプール
群が相反方向に円形運動を行い、一方のスプール群のス
トランドだけが他方のスプール群の上と下を交互に通過
するようになっている(高速組み原理)。本発明は後者
の種類に属する丸打ち組み機だけに係わるものである。
【0003】ストランドを前後に移動させるシステムは
種々のものがある。
【0004】最も多く使用されている公知の丸打ち組み
機は、一端がピボット回転可能に軸支されたスイング・
レバーと一緒に動作し、前端にストランド案内部材をも
ち、クランク、偏心輪または制御カム通路によって前後
に移動するようになっている(例えば、DE−PS 2
743 893、 EP 0 441 604 A
1)。この場合、ストランド案内部材はほぼ正弦曲線運
動を行っている。この結果、循環スプール群が高速で回
転しているとき、スイング・レバーがむち打ち状に前後
にスイングすることになるので、曲げ応力が大になり、
反転点でスイング・レバーがオーバスイングすることに
なり、これは構造上の問題になっている(例えば、摩耗
が大になる)。また、正弦曲線運動を行うと、機械の周
囲に装着できるスプール数が少なくならざるを得ないの
で、スプール間の間隔を大きくせざるを得なくなる。こ
れは、“2オーバ − 2アンダ”といった高次をクロ
スする単純な“1オーバ − 1アンダ”(組み構成)
にするのではなく、“3オーバ − 3アンダ”組み構
成または類似のようにすると、正弦曲線がクロスオーバ
個所で比較的に平坦になるからである。この問題は、ク
ランク・アームに連結されたドライブ・リンケージによ
って、スイング・レバーのスイング運動をクロスオーバ
個所で加速し、反転点で遅速させると、純粋正弦曲線運
動に比べて、部分的にではあるが回避できることは確か
である(DE 3 937 334 A1)。しかし、
この方法によって軽減できるむち打ち効果とそれに関連
する構造上の問題はほんのわずかである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】むち打ち効果を防止す
るために、ストランド案内部材を一定回転するクランク
・スライド・リンケージの一端に配置して、ストランド
案内部材がコイル状の外サイクロイド軌跡を描くように
クランク・スライド・リンケージの循環運動を制御する
ことはすでに知られている(DE 4 009 494
A1)。この結果、ストランド案内部材をもつクラン
ク・スライド・リンケージはクロスオーバ動作のとき角
速度が最大になるが、2つのクロスオーバ間だけは移動
速度が非常に遅くなるか、ほぼ静止状態に保たれるの
で、この方法によると、“2オーバ− 2アンダ”の組
み構成を行うことも可能になる。しかし、この解決方法
では、クロスオーバ個所での曲線コースも一部が相対的
に平坦になるので、スプール間隔を比較的大きくする必
要があり、“2オーバ − 2アンダ”のラップ(la
p)とそれより大きい値のラップは十分に経済的に行う
ことができない。これとは別に、特にストランドが加工
処理された粘着性材料であるときは、個々のストランド
がねじれたり、一緒にねじれたりするおそれがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記に鑑みて、本発明の
目的は冒頭に引用した種類の丸打ち組み機を提供するこ
とであり、具体的には、ストランド案内部材を移動する
部品のむち打ち状の運動を大幅に防止するが、それにも
かかわらず比較的狭いスプール間隔を実現できると共
に、最大“3オーバ − 3アンダ”さらにはそれより
大きい値のパターンまでの組み構成を経済的に容易に行
えるように設計された丸打ち組み機を提供することであ
る。
【0007】上記目的は、請求項1に記載されている特
徴事項によって達成されている。すなわち、本発明は、
回転軸1をもつ丸打ち組み機であって、回転軸1と同軸
になった円形トラック上に配置され、各々がストランド
32、37を保持している内側スプール群と外側スプー
ル群31、38と、スプール群を相反方向r、sに移動
させる駆動手段9乃至11、17、29、42乃至45
と、少なくとも一方のスプール群38のストランド37
を該スプール群と編組み点35の間の個所で案内するス
トランド案内部材48と、駆動手段と同期して動作する
レバー50を備え、該レバーはストランド案内部材48
と連結されて内側スプールと外側スプール31、38の
ストランド32、37に横切るようになっている手段と
を装備している丸打ち組み機において、ストランド案内
部材48は、回転軸1に対してほぼ半径方向に配置され
た案内トラック49内を往復動するように装着され、レ
バー50は案内トラック49のほぼ延長線上に配置さ
れ、その一端側が連結ロッドのようにストランド案内部
材48に連結され、他端側がそれぞれの回転クランク・
レバー82、126に連結されていることを特徴とする
丸打ち組み機である。
【0008】本発明の利点となるその他の特徴は、請求
項2およびそれ以降の請求項に記載されている。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳しく説明する。
【0010】図1および図2は水平に配置された回転軸
1(図2)を備えた丸打ち組み機の例を示す図である。
ロータ支持体3(図2)はベース・フレーム2上に固定
されており、ハブ5はベアリング・ユニット4を介して
回転軸1を中心に回転可能にロータ支持体3上に取り付
けられている。ハブ5には、環状でほぼ円形の垂直に配
置されたロータ6が載置されている。複数のベアリング
・ユニット7は、回転軸1から半径方向に一定の距離を
置いてロータ6にはめ込まれ、回転軸1を中心に等角度
間隔で分布され、シャフト8は回転軸1に平行に回転可
能に上記ベアリング・ユニット7に装着されている。ピ
ニオン9とギヤホイール10は、これらのシャフト8の
前端側で相互に背中合わせになるように軸方向に装着さ
れている。各ピニオン9は、回転軸1と同軸にロータ6
の前部に配置された固定ギヤホイール11とかみ合って
いる。ロータ6が回転すると、ピニオン9はサンギヤの
作用をするギヤホイール11上をプラネタリギヤのよう
に転動する。
【0011】ロータ6には、さらに、同じくほぼ環状で
円形の支持体12が載置され、支持体12は内側のベア
リング・ユニット14を介してロータ支持体3上に回転
可能に取り付けられ、シャフト8の外側に半径方向に、
シャフト8と平行に置かれたピン13によって、ギヤホ
イール10の前でロータ6上に固定されている。支持体
12はさらに別のベアリング・ユニット15を介してシ
ャフト8の前端を支持している。ロータ6と支持体12
の中間には、中間ピニオン17がベアリング・ユニット
16を介してピン13上に回転可能に取り付けられ、ギ
ヤホイール10とかみ合っている。特に図1に示すよう
に、この実施例では、ピニオン9とギアホイール10を
もつ12個のシャフト8が回転軸1の周囲に配置され、
2個の中間ピニオン17が各ギヤホイール10と関連づ
けられ、そのピン13は回転軸1と同軸の円内に位置し
ている。
【0012】等間隔のセグメント18は支持体12の外
周縁に固定され、例えば、溝形状のローラ・トラックが
そこに形成され、外側に向かって半径方向に、つまり、
図2では上方に向かって開いている。対応するセグメン
ト20は、間隔が置かれた支持ブラケット21によって
ロータ6上に固定され、同じく溝形状のローラ・トラッ
クがそこに形成され、内側に向かって半径方向に、つま
り、図2では下方に向かって開いている。さらに、セグ
メント20はセグメント18の前に半径方向に配置さ
れ、回転軸1との半径方向の間隔はセグメント18より
も大きくなっている。
【0013】セグメント18、20のローラ・トラック
はそれぞれローラ23と24を受け入れるようになって
おり、ローラ23と24は、それぞれ軸が回転軸1と平
行になるようにベアリング・ピン25と26上に回転可
能に取り付けられている。これらのピン25、26はス
プール・キャリヤ27に固定され、セグメント18、2
0と同じように、回転軸1の周囲に等間隔に分布されて
いる。さらに、内部に歯29をもつリング・セクション
28(図1)はピン25に固定され、中間ピニオン17
とかみ合っている。リング・セクション28はロータ6
の円周方向から見たとき、各リング・セクション28が
ロータ6に対して回転したとき、その瞬時位置に関係な
く、中間ピニオン17の少なくとも1つと常にかみ合っ
ているが、個々のリング・セクション28間には、それ
でもなお半径方向に空き空間またはスロットが存在する
ような長さになっている。これに対応して、ローラ2
3、24はスプール・キャリヤ27に取り付けられ、各
スプール・キャリヤ27はロータ6に対して回転したと
き、その瞬時位置に関係なく、常に少なくとも2つのロ
ーラ23、24によって各セグメント18、20内を確
実に案内されるが、それもでもなお個々のスプール・キ
ャリヤ間には半径方向にスロットまたは空き空間が存在
するようになっている。セグメント18、20のローラ
・トラックと歯29は共に回転軸1と同軸の円上に位置
している。
【0014】スプール・キャリヤ27には第一の前部ま
たは内側スプール群31が載置され、その各々から糸
(ワイヤ)またはストランド32がテンション・レギュ
レータ33によって制御されるローラ34上を編組み点
35まで案内されるようになっている。編組み点では、
編み組まれるマテリアル36は回転軸1の方向(図2の
矢印V)に移送されるとき組まれる。
【0015】別の糸またはストランド37は、ホルダ3
9によってブラケット21上に固定されている第二の後
部または外側スプール群38から供給され、同じく、テ
ンション・レギュレータ40によって制御されるローラ
41上を編組み点35に送られる。図1に示す例では、
前部スプール31と後部スプール38はそれぞれ12個
設けられている。
【0016】丸打ち組み機の駆動は、ベース・フレーム
2に取り付けられた駆動モータ42が駆動ピニオン44
をギヤホイール43を介して駆動し、ピニオンがハブ5
上に固定されたギヤホイール45とかみ合うことによっ
て行われる。
【0017】駆動モータ42をスイッチ・オンすると、
ハブ5とロータ6、支持体12、セグメント18、20
および後部スプール38は、図1に矢印rで示すよう
に、選択した方向、例えば時計回り方向に回転する。ピ
ニオン9はギヤホイール11の円周上を転動するので、
これらの両方とギヤホイール10が時計回り方向に回転
する。これとは反対に、中間ピニオン17は反時計回り
方向に駆動される。種々のギヤホイールまたはピニオン
を適当な寸法にすると、中間ピニオン17の回転は高速
化し、それとかみ合う歯29とスプール・キャリヤ27
とスプール31は、反時計回り方向(図1の矢印s)
に、しかもロータ6と同一角速度であるが反対方向に、
セグメント18、20のローラ・トラック内を移動する
ことになる。
【0018】編み組まれたマテリアル36上をクロスす
るストランド32、37で編むように巻き付けるために
は、一方のスプール群のストランドを他方のスプール群
の間に周期的に前後に移動させなければならない。原則
として、前部スプール31間を通り抜けるのは後部スプ
ール38のストランド37であるので、少なくともクロ
スオーバ運動をしている間、前部スプール31間だけで
はなく、それらを支える部品間にも十分なサイズのスロ
ットまたは空き空間が存在していなければならない。本
発明の実施例では、これらのスロットまたは空き空間
は、例えば、セグメント18、20とスプール・キャリ
ヤ27間とブラケット21間にも設けられ、あるいはロ
ータ6と可能ならば支持体12にも設けられている。
【0019】この種の丸打ち組み機は一般にこの分野の
当業者に公知であるので、詳しく説明することは省略す
る。なお、詳しい説明は前掲の文献に記載されている
が、そこに記載されている内容は、引用により本明細書
の一部を構成するものである。
【0020】実施例では、後部スプール38のストラン
ド37は前部スプール31間を周期的に通り抜ける。こ
の目的のために、各スプール38からのストランド37
は、まず、そらしローラ(deflecting ro
ller)47上を通り、そこからストランド案内部材
48(例えば、糸口)を通って編組み点35に供給さ
れ、ストランド案内部材48は図2に示すように、カー
ブした案内トラック49上を案内され、駆動ユニット5
1によって駆動されるそれぞれのレバー50によって往
復動される。なお、案内トラックは直線にすることも可
能である。カーブした案内トラック49にすると、スト
ランド案内部材48から編組み点35までの距離を、そ
の移動通路全体にわたってほぼ一定に保つことができ
る。この意味で重要なことは、各レバー50が関連のス
トランド案内部材48の2個所または反転点で、つま
り、これが案内トラック49の終端に到達したとき、案
内トラック49の延長線上に配置されていることであ
る。これを示したのが図2であり、レバー50の位置が
実線で示されている。従って、レバー50は、反転点で
は、常に引張り応力または圧縮応力を受けるが、曲げ応
力は受けないので、動作速度が高速のときでも、公知の
丸打ち組み機ではむち打ち効果のために避けられなかっ
た、著しいオーバシュートや振動が起こることはない。
レバー50は好ましくはさらに移動するので、案内トラ
ック49に対して常に鋭角(90°とはほぼ異なる)を
なすことになる。つまり、ストランド案内部材48のす
べての位置において、案内トラック49に対して接線を
なすことになる。言い換えれば、中間位置においては、
曲げ応力を受けるが、ほんのわずかである。最後に、ス
トランド案内部材48から離れた側のレバー50の端
も、どの時点においても急激に往復動することなく、図
2に示すように、クランク・レバー42によって循環通
路53(矢印W)を回るように案内されるので、動作速
度が高速のときでも、ストランド案内部材全体が機械的
応力を受けることがない。これらの利点はすべて、スト
ランド案内部材48自体を循環通路上を移動させなくて
も得られるので、個々のストランドがねじれることはあ
り得ない。
【0021】各案内トラック49は、図1と図2に示す
ように、ほぼ半径方向に、好ましくは回転軸1に対して
鋭角に配置されているので、ストランド案内部材48と
編組み点35との間隔は、案内トラック49上を前後に
移動しているとき若干変化するだけである。案内トラッ
ク49は、図3と図4に示すように、ほぼU形状の2つ
のレール54で構成し、開いた側が間隔を置いて相互に
向き合うようにし、その間をスライドばめのキャリッジ
55がローラなどによって移動可能に案内されるように
すると利点がある。このキャリッジ55は、例えば糸口
の形状をしたストランド案内部材48をその前端にも
ち、この案内部材は、キャリッジ55が前後に移動して
いるとき案内トラックのレール54または他の部分に接
触することなく、関連のスプール38(図2)からのス
トランド37が2つのレール54間を矢印方向(図3)
に供給されて編組み点35に到着するように配置されて
いる。後端側では、キャリッジはベアリング・ユニット
56を介してレバー50にピボット可能に連結され(図
2も参照)、レバーは、案内トラック49上のキャリッ
ジ55の少なくとも二反転点で、2つのレール54によ
って形成された移動通路の概念上の後方延長線上にほぼ
位置している。
【0022】駆動ユニット51は種々の方法で実現する
ことが可能であり、本発明の望ましい開発では、ストラ
ンド案内部材48が案内トラック49の終端にあるとき
の速度が、純粋正弦曲線運動の場合のときの速度よりも
小さく、案内トラック49の中間部分にあるときの速度
がその速度よりも大きくなるように設計されている。
【0023】図5乃至図9までは、図2に示す駆動ユニ
ット51として特殊な偏心輪駆動ユニットを使用した本
発明の実施例を示す図である。各駆動ユニット51は駆
動ユニット・ハウジング57を具備し(図5、図6)、
これはロータ6上にねじ止めされ、駆動ギヤホイール5
8を受け入れている。駆動ギヤホイール58は図2にも
示すように支持体12から離れた側のそれぞれのシャフ
ト8の端部に固定されている。駆動ギヤホイール58は
そこに固定されたギヤホイール59を通してシャフト6
0を駆動し、このシャフト60はベアリング・ユニット
61を介して駆動ユニット・ハウジング57内に回転可
能に取り付けられ、ギヤホール59から離れた側のその
端部にベベルギヤ62が取り付けられている。ベベルギ
ヤ62はベベルギヤ63とかみ合い、ベベルギヤ63は
駆動ユニット・ハウジング57内に回転可能に装着され
たシャフト65上にキー64(図6)によって固定され
ている。別のギヤホイール66はベベルギヤ63から離
れた端側で、同じキー64によってシャフト65上に固
定され、中間ギヤホイール67とかみ合っている。この
中間ギヤホイール67はシャフト65から一定間隔で平
行になったシャフト68上にあり、駆動ユニット・ハウ
ジング57内に回転可能に装着され、その一部がギヤホ
イール69とかみ合っている。ギヤホイール69は別の
シャフト79上に固定され、このシャフト70はシャフ
ト65から一定間隔で平行に駆動ユニット・ハウジング
57内に装着されている。このシャフト70には第2の
ギヤホイール71が付いており、これはベベルギヤ63
から離れたギヤホイール66の側でシャフト65上に回
転可能に取り付けられたギヤホイール66とかみ合って
いる。ギヤホイール66、67、69、71および72
は平ギヤにすることが好ましく、ベアリング・ユニット
73乃至77はこれらを支持し、安定にジャーナル軸支
している。
【0024】円形ディスク78はベベルギヤ63から離
れた側のシャフト65の端部に固定され、ギヤホイール
72内に埋め込むことが可能であり、偏心に置かれたカ
ム・ローラ79を備えている。カム・ローラ79は円形
ディスク78とギヤホイール72から半径方向に突出し
ている。同じように、軸方向に突出した円形案内ヘッド
81をもつベアリング・ピン80がカム・ローラ79の
軸に平行に一定間隔をおいてギヤホイール72に設けら
れ、これも偏心に配置されている。
【0025】クランク・レバー82はギヤホイール72
と円形ディスク78の自由面上に取り付けられ、図7に
示すように、その後端側でその長軸方向に平行になった
スロット83を備え、スロット83はその中間セクショ
ンに円形開口84が設けれ、その前端にベアリング・ピ
ン85とベアリング・エレメント86が設けられてい
る。クランク・レバー82は、シャフト65の軸87に
直交してスライド可能に、回転可能に取り付けられ、カ
ム・ローラ79はスロット内に突入し、案内ヘッド81
は開口84内に突入している。ベアリング・エレメント
86はさらにレバー50の対応する円形受け口内に配置
され(図2)、レバー50はクランク・レバー82上に
回転可能に取り付けられている。これは連結ロッドとも
呼ばれている。
【0026】図5乃至図7までに示す駆動ユニットの動
作方法を図8を参照して説明する。ギヤホイール66と
69(図6)は中間ギヤホイール67を介して結合され
ているので、ロータ6の回転と同期してギヤホイール5
8からベベルギヤ63に駆動力が伝えられてベベルギヤ
が反時計回り方向に回転すると、ギヤホイール72が時
計回り方向に回転する。つまり、カム・ローラ79と案
内ヘッド81は軸87を中心に相反方向に回転する(図
6)。種々のギヤホイールの伝達比は、カム・ローラ7
9と案内ヘッド81が1:1の比率で相反方向に回転す
るように選択されている。
【0027】図8(a)に示す位置は、図2に示すレバ
ー50の左側死点に対応する位置である。図6と図7に
示す案内ヘッド81は左側一杯にこの位置に置かれ、カ
ム・ローラ79は右側一杯にスロット83内に置かれて
おり、案内ヘッド81とカム・ローラ79はそれぞれ循
環通路88上を時計回り方向に、循環通路88より半径
が小さい循環通路89上を反時計回り方向に回転すると
する。カム・ローラ79と案内ヘッド81が各々約45
°だけ回転したとき(図8(b)の位置)、クランク・
レバー82は45°以下で、例えば約25°に相当する
角度だけ時計方向に回転している。カム・ローラ79と
案内ヘッド81がさらに45°だけ回転すると、クラン
ク・レバー82は90°の位置(図8(c)の位置)に
ある。このことは、クランク・レバーが45°以上に、
例えば、65°だけ回転したことを意味する。さらに図
8(d)の位置では、クランク・レバー82は、カム・
ローラ79と案内ヘッド81が45°だけ回転したとき
再び約65°だけ回転し、カム・ローラと案内ヘッドが
180°まで回転すると(図8(e)の位置)、クラン
ク・レバー82も180°の位置になる。この位置は図
4に示すように、レバー50の右側死点、つまり、対応
するストランド案内部材48の右側死点に対応してい
る。この図8(e)の位置から始まって、クランク・レ
バー82は再び同じ方向に、加速および遅速しながらさ
らに180°だけ回転し、再び開始位置(図8(a)の
位置)に戻る。このことは、ベアリング・ピン85は、
クランク・レバー82が図2に示すクランク・レバー5
2の代わりに使用されていれば、循環通路53上を回っ
て通過するときの角速度が一定していないが、レバー5
0の加速は案内トラック49の反転点間の方が反転点の
領域よりもほぼ高速になることを意味している。このよ
うにすると、クランク・レバー82とベアリング・ピン
85の運動が一方向だけに行われるので、高速に回転し
ているときでも、むち打ち効果が避けられるだけでな
く、摩耗を受けない動作が容易になる。
【0028】ロータ6が図示の矢印方向に回転している
ときストランド案内部材48(図4)がたどっていく軌
跡90は図9に概略示されている。同図において、後部
スプール38と前部スプール31の運動はそれぞれ矢印
rとsで示されている。スプール31と38はそれぞれ
12個設けることが好ましいので、これらの角間隔はど
ちらの場合も30°になっている。ストランド案内部材
48の総ストローク量はHで示されている。図8と同様
に、図9から明らかなように、ストローク量Hの大部分
は2つのスプール31間で、例えば、約10°と25°
の間(スプールEとC)または約40°と55°の間
(スプールCとD)で行われる。この結果、少なくとも
図9に示す“2オーバ − 2アンダ”のパターンで
は、比較的大きなスプール、つまり、元の巻取り径が大
きなスプール31を使用しても、クロスするストランド
が相互に、あるいは機械の部分に接触して、組み動作に
悪い影響を与えるおそれがない。カム・ローラ79と案
内ヘッド81の偏心度を選択することにより、ストラン
ド案内部材の運動を特定ケースの事情に合致させて、純
粋正弦曲線運動に対して修正することができる。
【0029】次に、図2の駆動ユニット51の本発明に
よる第2実施例を図10乃至図16までを参照して説明
する。この実施例では、図4の各駆動ユニット51に
は、偏心駆動ユニットではなく積算(summing)
駆動ユニットが使用されている。
【0030】各駆動ユニットは駆動ユニット・ハウジン
グ93(図10、図11)を備え、これは図4と図5に
も示すように、ロータ6上にねじ止めされ、駆動ギヤホ
イール58(図11)を受け入れている。駆動ギヤホイ
ール58はそこに固定されたギヤホイール94を介して
シャフト95を駆動し、シャフトはベアリング・ユニッ
ト96を介して駆動ユニット・ハウジング93内に回転
可能に取り付けられており、ギヤホイール94から離れ
た側の端部にベベルギヤ97が取り付けられている。ベ
ベルギヤ97はベベルギヤ98とかみ合い、ベベルギヤ
98は、駆動ユニット・ハウジング93内に回転可能に
取り付けられたシャフト100上にキー90(図12)
によって固定されている。別のギヤホイール101はベ
ベルギヤ97から離れた側のシャフト100の端に同一
キー99によって固定され、ギヤホイール102とかみ
合っている。ギヤホイール102は別のギヤホイール1
03と一緒に、シャフト100から一定間隔で平行にな
ったシャフト104上にある。ギヤホイール103はギ
ヤホイール105とかみ合い、ギヤホイール105はベ
ベルギヤ98から離れて面するギヤホイール101の側
でシャフト100上に自由回転可能に取り付けられてい
る。ギヤホイール101、102、103および105
は平ギヤにすることが好ましい。シャフト100とギヤ
ホイール105はベアリング・ユニット106乃至10
9を介して駆動ユニット・ハウジング93内に回転可能
に取り付けられ、相互に支持し安定にジャーナル軸支し
ている。
【0031】図10乃至図12に示すように、シャフト
104はベアリング・ユニット110、111を介して
振動フレーム112内に回転可能に装着され、フレーム
の方はベアリング・ユニット114と115を介してシ
ャフト100上に、またはギヤホイール98、101お
よび105の軸方向に突出したカラー上に回転可能に取
り付けられ、シャフト100の軸113(図10、図1
2)を中心に前後にスイング可能になっている。振動フ
レーム112はシャフト101をリング状に取り巻く外
壁に歯116を備え、この歯116はラック118上の
歯117とかみ合い、ラック118は駆動ユニット・ハ
ウジング93内に固定されたガイド110の軸113に
直交して、矢印Z(図10)の方向に前後に移動可能に
なっており、ギヤホイールの対101、102および1
03、105間のかみ合いが失われることなく、振動フ
レーム112を回転し、それと共にシャフト104とギ
ヤホイール102、103を軸113を中心に回転する
ようになっている。連結ロッドの作用をするロッド12
0はラック118を前後に運動させる働きをし、その一
端はピボット・ピン121によってラック118の一端
に連結され、その他端はクランクの働きをし、シャフト
123の端に偏心に固定された偏心ディスク112上に
取り付けられている。シャフト123はベアリング・ユ
ニット124を介して駆動ユニット・ハウジング93内
に回転可能に取り付けられ、その軸が軸113に直交す
るように配置されている。駆動ギヤホイール58とかみ
合うギヤホイール125は偏心ディスク122から離れ
た側のシャフト123の部分に取り付けられている。
【0032】クランク・レバー126の後端はギヤホイ
ール105(図12と図13)に取り付けられ、このク
ランク・レバーは図6と図7に示すクランク・レバー8
2に対応しており、これと同じように、ベアリング・ユ
ニット127とベアリング・エレメントを介して図4に
示すレバー50に回転可能に連結されている。クランク
・レバー126の長手方向の軸はこれに対応して軸11
3に直交するように配置され、この軸を中心に回転可能
になっている。
【0033】図10乃至図13に示す駆動ユニットの動
作方法は図14に概略示されている。一方ではギヤホイ
ール101と102、他方ではギヤホイール103と1
05は直接にかみ合っているので、ギヤホイール105
は、ギヤホイール101が丸打ち組み機の動作中に駆動
ホイール58からギヤホイール94を介して駆動される
とギヤホイール101と同じ方向に回転する。しかし、
ラック118がギヤホイール124によって同時に駆動
され、振動フレーム112を歯116、117を介して
軸113(図10、図12)を中心に回転させるので、
ギヤホイール103はラック118の移動方向(図10
中の矢印Z)に応じてギヤホイール103の周面上を転
動する。従って、ギヤホイールは、シャフト100から
伝達された回転運動に加えて、一方または他方の方向の
第2の回転運動を重ね合わせているので、これはシャフ
ト100の回転運動に対応するものよりも高速または低
速に回転することになる。これは、クランク・レバー1
26とそこに連結されたレバー50の回転運動の場合も
同じである。以上を要約すると、図5乃至図9に示す実
施例の場合と同様に、シャフト110によって伝達され
た正弦曲線運動は、ラック118によって伝達された第
2の正弦曲線運動と重ね合わされることになるので、こ
の場合も、ギヤホイールを適当な寸法にすると、ストラ
ンド案内部材48は反転個所では純粋正弦曲線運動の場
合よりも低速になり、案内トラック49(図4)上の反
転点間では高速になる。これを示したのが図14の概略
図である。ラック118のドライブを選択すると、スト
ランド案内部材48の運動は特定ケースに適合させ、純
粋正弦曲線運動に対して幅広く修正することができる。
【0034】図14では、シャフト100が矢印tの方
向に一定の角速度で回転することを想定している。約1
5°、30°および45°ずつ回転していくと、ギヤホ
イール105(またはクランク・レバー126)はそれ
ぞれ、α1 =2°,α2 =7.5°,α3 =18°の回
転角だけ走行するだけである。シャフト100がさらに
45°だけ回転して90°位置になると、クランク・レ
バー126も90°位置になるので、これは2回目の4
5°サイクルではもっと、つまり、約72°だけ回転し
たことになる。シャフト100が次に2回45°回転す
ると、クランス・シャフト126はこれに応じて最初に
72°だけ、次に18°だけ移動するので、再び180
°位置に一致し、ストランド案内部材48は図2に示す
案内トラック49の右側死点になる。さらに180°だ
け回転すると、0°位置ですべての部品が開始位置にな
り、ストランド案内部材48が図2に示す左側死点にな
るまで同じプロセスが繰り返される。
【0035】ロータ6の回転と共に、図示の矢印方向に
ストランド案内部材48が描く軌跡は図15に示されて
いる。この軌跡は図9に示す軌跡90と大体同じである
ので、得られる利点は同じである。しかし、図9とは対
照的に、軌跡は反転領域では軌跡90よりも若干平坦に
なっている。純粋正弦曲線は比較のために図9と同じ破
線で示されている。
【0036】関係するギヤホイールとラック118のド
ライブとの伝達率によっては、図10乃至図12に示す
実施例によれば、ギヤホイール105がシャフト100
とは反対方向に瞬時に走行することが可能である。つま
り、その角速度を負にすることが可能である。これは図
16に軌跡131で示されているが、この軌跡は図示の
矢印方向にストランド案内部材48によって描かれたも
のである。図9および図15とは対照的に、この実施例
でのストランド案内部材48は通路130の反転点では
遅速運動をするだけではなく、待機ループ132または
133に沿って小さなストロークで往復運動もする。こ
れにより、ストランド案内部材48を反転点で一定の滞
留時間だけ滞留させてから、次のクロスオーバ操作を行
うことができる。このようにすると、図16に示すよう
に、滞留時間を長くすることができるので、トラックの
急峻な曲線セクションをクロスオーバ個所で断念しなく
ても、“3アンダ − 3オーバ”のパターンが得られ
るという利点がある。
【0037】本発明は上述してきた実施例に限定される
ものではなく、種々態様に変更が可能である。このこと
は、偏心または積算駆動ユニットまたは他の同等駆動ユ
ニットを実現するために特殊ケースで使用される手段に
ついても同様である。ストランド案内部材48、48お
よび/または振動フレーム112の前後運動を、図示の
手段とは別の手段で行うことも可能である。また、駆動
ユニットの上述した実施例は構造全体を適当に変更する
ことにより、垂直軸を備えたものを含めて、往復動する
ストランド案内部材を装備して必要なクロスオーバを作
るすべての丸打ち組み機にも基本的に使用することがで
きるので、駆動ユニットの上述した実施例は単なる例示
にすぎない。
【0038】
【発明の効果】本発明によって、ストランド案内部材を
移動する部品のむち打ち状の運動を大幅に防止するが、
それにもかかわらず比較的狭いスプール間隔を実現でき
ると共に、最大“3オーバ − 3アンダ”さらにはそ
れより大きい値のパターンまでの組み構成を経済的に容
易に行えるように設計された丸打ち組み機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による丸打ち組み機の一部を破切して示
す正面図である。
【図2】丸打ち組み機の上半分を図1のA−A線に沿っ
て断面して示す拡大縦断面図である。
【図3】丸打ち組み機の案内トラックを図2の右側から
見た拡大断面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】図2と同じ縦断面図であり、ストランド案内部
材を駆動するための図1と図2に示す丸打ち組み機の駆
動ユニットの第1実施例を拡大して示す図である。
【図6】図5に示す駆動ユニットの平面図である。
【図7】図5と図6に示す駆動ユニットによって図6中
の矢印X方向に駆動されたレバーを示す図である。
【図8】図1と図2に示す丸打ち組み機が動作している
ときの、図7に示すレバーの種々部分を示す概略図であ
って、(a)は、レバーの左側死点に対応する位置、
(b)は、(a)の位置から45°回転したとき、
(c)は、(b)の位置から45°回転したとき、
(d)は、(c)の位置から45°回転したとき、
(e)は、(d)の位置から45°回転したときを表わ
す図である。
【図9】図1と図2に示す丸打ち組み機が動作している
とき図7に示すレバーによって駆動されたストランド案
内部材が通過する軌跡を示す概略図である。
【図10】図2と同じ縦断面図であり、ストランド案内
部材を駆動するための図1と図2に示す丸打ち組み機の
駆動ユニットの第2実施例を拡大して示す図12中のF
−F断面図である。
【図11】図10に示す駆動ユニットを示す図12中の
G−G断面図である。
【図12】図10および図11に示す駆動ユニットの平
面図である。
【図13】図8乃至図10に示す駆動ユニットによって
図12中の矢印Y方向に駆動されたレバーを示す図であ
る。
【図14】図1および図2に示す丸打ち組み機が動作し
ているとき図13に示すレバーが移動する軌跡を示す概
略図である。
【図15】図1および図2に示す丸打ち組み機が動作し
ているとき図10乃至図12に示す駆動ユニットの種々
設計で得ることができるストランド案内部材が通る軌跡
を示す概略図である。
【図16】図1および図2に示す丸打ち組み機が動作し
ているとき図10乃至図12に示す駆動ユニットの種々
設計で得ることができるストランド案内部材が通る他の
軌跡を示す概略図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 ベース・フレーム 3 ロータ支持体 4 ベアリングユニット 5 ハブ 6 ロータ 7 ベアリングユニット 8 シャフト 9 ピニオン 10 ギヤホイール 11 ギヤホイール 17 中間ピニオン 29 歯 31 前部スプール 32 ストランド 35 編組み点 37 ストランド 38 後部スプール 42 駆動モータ 43 ギヤホイール 44 駆動ピニオン 45 ギヤホイール 48 ストランド案内部材 49 案内トラック 50 レバー 51 駆動ユニット 54 レール 55 キャリッジ 79 カム・ローラ 81 円形案内ヘッド 82 クランク・レバー 83 スロット 84 開口 100 シャフト 102 ギヤホイール 103 ギヤホイール 105 ギヤホイール 112 振動フレーム 116 歯 118 ラック 120 ロッド 121 ピボット・ピン 122 偏心ディスク 123 シャフト 126 クランク・レバー 132 待機ループ 133 待機ループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー シェルジィンガー ドイツ連邦共和国 ディー−72406 バイ ジンゲン フランツフェルダーストラーセ 6

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(1)をもつ丸打ち組み機であっ
    て、回転軸(1)と同軸になった円形トラック上に配置
    され、各々がストランド(32、37)を保持している
    内側スプール群と外側スプール群(31、38)と、ス
    プール群を相反方向(r、s)に移動させる駆動手段
    (9乃至11、17、29、42乃至45)と、少なく
    とも一方のスプール群(38)のストランド(37)を
    該スプール群と編組み点(35)の間の個所で案内する
    ストランド案内部材(48)と、駆動手段と同期して動
    作するレバー(50)を備え、該レバーはストランド案
    内部材(48)と連結されて内側スプールと外側スプー
    ル(31、38)のストランド(32、37)に横切る
    ようになっている手段とを装備している丸打ち組み機に
    おいて、ストランド案内部材(48)は、回転軸(1)
    に対してほぼ半径方向に配置された案内トラック(4
    9)内を往復動するように装着され、レバー(50)は
    案内トラック(49)のほぼ延長線上に配置され、その
    一端側が連結ロッドのようにストランド案内部材(4
    8)に連結され、他端側がそれぞれの回転クランク・レ
    バー(82、126)に連結されていることを特徴とす
    る丸打ち組み機。
  2. 【請求項2】 案内トラック(49)は一定間隔のレー
    ル(54)で形成され、各々の場合に、ストランド案内
    部材(48)をもつキャリッジ(55)がレール間を移
    動可能に案内されることを特徴とする請求項1に記載の
    丸打ち組み機。
  3. 【請求項3】 クランク・レバー(82、126)は駆
    動ユニット(51)によって駆動され、該駆動ユニット
    は重ね合わされた正弦曲線運動を引き起こして、案内ト
    ラック(49)の反転点に対応する個所でのクランク・
    レバー(82、126)の角速度と反転点間に位置する
    個所でのクランク・レバー(82、126)の角速度が
    純粋正弦曲線循環運動に対応する角速度よりも、それぞ
    れ小および大になるようにしたことを特徴とする請求項
    1または2に記載の丸打ち組み機。
  4. 【請求項4】 案内トラック(49)はリニア形状であ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    丸打ち組み機。
  5. 【請求項5】 案内トラックは円弧上に配置され、スト
    ランド案内部材(48)が編組み点(35)から一定の
    距離を置いて案内されるようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の丸打ち組み機。
  6. 【請求項6】 駆動ユニット(51)は偏心駆動ユニッ
    トであることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに
    記載の丸打ち組み機。
  7. 【請求項7】 偏心駆動ユニットは相反方向に回転可能
    な2つの偏心輪をもち、その一方はクランク・レバー
    (82)のスロット(83)に突入し、他方は円形開口
    (84)に突入していることを特徴とする請求項6に記
    載の丸打ち組み機。
  8. 【請求項8】 一方の偏心輪はカム・ローラ(79)と
    して形成され、他方の偏心輪は案内ヘッド(81)とし
    て形成されていることを特徴とする請求項7に記載の丸
    打ち組み機。
  9. 【請求項9】 2つの偏心輪は同一の絶対角速度で回転
    することを特徴とする請求項7または8に記載の丸打ち
    組み機。
  10. 【請求項10】 駆動ユニット(51)は積算駆動ユニ
    ットであることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか
    に記載の丸打ち組み機。
  11. 【請求項11】 積算駆動ユニットはクランク・レバー
    (126)を駆動し、スプール群(31、38)の運動
    と同期して駆動される回転シャフト(100)を備えて
    いることを特徴とし、この運動の上に別の運動を重ね合
    わせる手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    0に記載の丸打ち組み機。
  12. 【請求項12】 前記手段は、自由に回転可能に装着さ
    れたホイール(105)を備え、シャフト(100)に
    よって駆動され、その角速度がクランク・レバー(12
    6)の角位置に応じて該手段によって増減可能になって
    いることを特徴とする請求項11に記載の丸打ち組み
    機。
  13. 【請求項13】 前後にスイング可能な振動フレーム
    (112)がホイール(105)上に回転可能に装着さ
    れ、ホイール(105)とシャフト(100)に駆動可
    能に連結された伝達ホイール(102、103)がフレ
    ーム内で結合され、少なくとも一方は振動フレーム(1
    12)がスイングしたとき一方または他方の回転方向に
    ホイール(105)上を転動することを特徴とする請求
    項12に記載の丸打ち組み機。
  14. 【請求項14】 ホイール(105)とシャフト(10
    0)は同軸に配置され、伝達ホイール(102、10
    3)はシャフト(100)から間隔をおいて平行に配置
    され、振動フレーム(112)に回転可能に装着された
    シャフト(104)に固定されていることを特徴とする
    請求項13に記載の丸打ち組み機。
  15. 【請求項15】 ホイール(105)と伝達ホイール
    (102、103)は、ギヤホイールであることを特徴
    とする請求項12乃至14のいずれかに記載の丸打ち組
    み機。
  16. 【請求項16】 振動フレーム(112)はラック(1
    18)とかみ合う歯(112)をもち、ラック(11
    8)は駆動手段に同期結合されたクランク・ドライブ
    (120乃至123)に連結されていることを特徴とす
    る請求項13乃至15のいずれかに記載の丸打ち組み
    機。
  17. 【請求項17】 ストランド(32、27)を横切る手
    段は、ストランド案内部材が案内トラック(49)の反
    転点で待機ループ(132、133)を通り抜けるよう
    に形成されていることを特徴とする請求項6乃至16の
    いずれかに記載の丸打ち組み機。
  18. 【請求項18】 待機ループ(132、133)は振動
    フレーム(112)と、ラック(118)用のクランク
    ・ドライブ(120乃至123)とを使用してセットア
    ップされることを特徴とする請求項17に記載の丸打ち
    組み機。
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