JPH0840366A - 沈没灯浮標探索支援装置 - Google Patents

沈没灯浮標探索支援装置

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Publication number
JPH0840366A
JPH0840366A JP20274994A JP20274994A JPH0840366A JP H0840366 A JPH0840366 A JP H0840366A JP 20274994 A JP20274994 A JP 20274994A JP 20274994 A JP20274994 A JP 20274994A JP H0840366 A JPH0840366 A JP H0840366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top mark
sinking
flange
buoy
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20274994A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Tsugawa
順司 津川
Osamu Hatase
修 畑瀬
Hideji Matsui
秀次 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZENIRAITO V KK
Zeni Lite Buoy Co Ltd
Original Assignee
ZENIRAITO V KK
Zeni Lite Buoy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZENIRAITO V KK, Zeni Lite Buoy Co Ltd filed Critical ZENIRAITO V KK
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Publication of JPH0840366A publication Critical patent/JPH0840366A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 灯浮標が沈没したら自動的に目印となる浮力
体(トップマーク)が離脱して海面に浮上するようにし
た沈没灯浮標探索支援装置である。 【構成】 トップマーク1を浮力体に形成し、連結索1
5を巻回したドラム14と切り離し具13を固定した離
脱部2をトップマーク1と灯浮標3の頂部間に介装し
て、連結索15をトップマーク1に連結し、トップマー
ク1を緊締具16を介して切り離し具13に連結して緊
締してトップマーク1を灯浮標3の頂部に係止した沈没
灯浮標探索支援装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】航路標識用灯浮標が事故により沈
没した場合、灯浮標の探索を容易にする装置である。
【0002】
【従来の技術】航路標識用灯浮標は船舶の往来が激しい
場所に設置されているので船舶の衝突事故により沈没す
ることがしばしば起る。その場合沈錘の位置はそのまま
である場合は少なく、衝突の衝撃でかなり離れた位置ま
で沈錘もろとも持っていかれてしまう場合が多い。沈没
しても沈錘の位置が移動していない場合は沈錘の位置は
設標時の記録で判り易く係留索の長さの範囲で探せばよ
いので探索できるが、沈錘の位置が移動してしまった場
合は探索はなかなか困難である。測深器や魚群探知器を
搭載した船を設置場所を中心に縦横して走行させダイバ
ーを潜らして探索するのであるが、多くの時間と労力を
要する作業となる。また係留索が切断してしまった場
合、沈錘も移動しているし、浮標の沈没位置はさらに移
動しており、その探索はさらに困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの沈没した灯浮
標の探索が長びくと底引網等に引っかかり、網を破損す
る等の被害が発生することもあった。本発明はこれらの
課題を解決するため航路標識用灯浮標が航路の標示用に
具備しているトップマークを浮体として利用し、灯浮標
が沈没した場合、自動的に目印となる浮体(トップマー
ク)が離脱して海面に浮上するようにした沈没灯浮標探
索支援装置である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明ではトップマークを浮力体に形成し、連結索
を巻回したドラムと所定水圧で作動する切り離し具を収
容固定した離脱部をトップマークと灯浮標頂部間に介装
し、該離脱部とトップマークの接手は嵌脱自在な嵌め込
み接手とし、連結索をトップマークに連結し、トップマ
ークを緊締具を介して切り離し具に連結し、緊締具を緊
締してトップマークを灯浮標頂部に係止し、沈没時に所
定水深で切り離し具が作動しトップマークが浮上するよ
うにした沈没灯浮標探索支援装置である。
【0005】上記装置において、トップマークと離脱部
の接手をフランジ接手とし、トップマーク付フランジに
ピン嵌入用孔を開口し、離脱部付上フランジ中央に索挿
通用孔開口すると共にフランジ上面の前記ピン嵌入用孔
対応位置にピンを植設した嵌め込み接手としてもよい。
【0006】また、離脱部を上付フランジと上面に切り
離し具を取り付けた下付フランジ間に複数本の支柱を固
着し、支柱にドラムを取り付けた離脱部とするとよい。
【0007】また、トップマークと離脱部のフランジ接
手間に合成樹脂板を挿入し塩分による密着を防止するの
が好ましい。
【0008】
【作用】灯浮標が船舶等の衝突などで沈没した場合、所
定水深で切り離し具が作動し、トップマークを嵌め込み
接手に緊締していた引き締め力が解放され、トップマー
クはその浮力により接手から離脱上昇し、連結索はドラ
ムから延出して海面に浮上し容易に発見され、その連結
索をたどれば沈没している灯浮標は容易に探索できる。
【0009】また嵌め込み接手をフランジ接手とし、ピ
ン嵌入用孔をもつフランジと、ピンを植設したフランジ
とすれば、嵌入係止による固定と離脱浮上が確実容易と
なる。
【0010】また、離脱部をこのように構成したことに
より、軽量にコンパクトにまとまり、既設の灯浮標にも
取り付けられる。
【0011】また、トップマークと離脱部のフランジ接
手間に合成樹脂板を挿入すれば、波浪により塩分が附着
しても密着することなく容易に離脱できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明を実施した灯浮標が沈没の過程
でトップマークを浮上させる過程を示す説明図である。
図中1はトップマークで浮力体を形成し、2は離脱部で
切り離し具を有し、3は灯浮標、4は海底の沈錘(図示
せず)に係留した係留索、21は海底面である。海面上
の灯浮標は正常に浮遊している灯浮標で、その下の灯浮
標は沈没の過程で所定水深で離脱部の切り離し具が作動
しトップマークを浮上中の状態を示し、海底の灯浮標は
完全に沈没し、トップマークが海面上に浮上した状態を
示す。15は連結索である。
【0013】図2はトップマークおよび離脱部の1部切
断正面図である。トップマークは航路の標示用に灯浮標
最頂部に取り付けた頭標で、外観が円筒形、円錐形、球
形等であり、軽量に作られているが浮力を目的としたも
のではない。本発明では浮力体としても使用するため、
発泡スチロールや発泡ポリウレタン樹脂等の独立気泡性
発泡樹脂でトップマークを形成し表面を合成樹脂でコー
テングしてもよく、アルミニウム合金等の金属薄板で水
密中空状に形成してもよい。1はその1例の円錐形のト
ップマークの浮力体て外皮6を合成樹脂で形成し、外皮
の内部に独立気泡性発泡樹脂7を充填したものである。
5はトップマークの支柱、8は支柱5に固定したフラン
ジ、2は離脱部である。
【0014】図3は離脱部の1部切断拡大正面図であ
る。8aはフランジ8に開孔したピン嵌入用孔、9はフ
ランジ間に挟持した合成樹脂板、10は離脱部の上付フ
ランジ、10aはフランジ10に植設した位置決めピ
ン、11は灯浮標頂部への取付用の離脱部下付フラン
ジ、12は離脱部の支柱、13は切り離し具、13aは
取付片、14は連結索用ドラム、15はワイヤー等の連
結索、16はターンバックル等の緊締具、17は切り離
し具付の環で所定水圧が切り離し具13にかかれば離脱
する。切り離し具は船舶の膨張式救命いかだ用等に一般
に利用されているものでよい。18は緊締具用止めバー
である。
【0015】図4は図3のA−A視図である。
【0016】図5は図4の1部切断B−B視図である。
19はシャックル、20はスイベルである。本実施例で
は連結索15をスイベル20を介してシャックル19に
連結したが直接トップマークの止めバー18に連結して
もよいことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】灯浮標が船舶等の衝突などで沈没する過
程で所定水圧の位置で確実に水圧がかかり切り離し具が
確実に作動し、トップマークを緊締していた引き締め力
が解放され、トップマークが離脱上昇し海面に浮上し容
易に海上又は上空から発見することができる。その連結
索をたどれば沈没している灯浮標を容易に探索できる。
【0018】トップマークを浮力体として利用したので
装置が小形になり、小形軽量に装置をまとめたことによ
り既設の灯浮標にも容易に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した灯浮標の沈没過程を示す説明
図である。
【図2】トップマークおよび離脱部の1部断面正面図で
ある。
【図3】離脱部の1部断面の拡大正面図である。
【図4】図3のA−A視図である。
【図5】図4の1部切断B−B視図である。
【符号の説明】
1 トップマーク 2 離脱部 3 灯浮標 4 係留索 5 トップマークの支柱 6 外皮 7 独立気泡性発泡樹脂 8 フランジ 8a ピン嵌入用孔 9 合成樹脂板 10 上付フランジ 10a 位置決め用ピン 11 下付フランジ 12 離脱部の支柱 13 切り離し具 13a 取付片 14 連結索用ドラム 15 連結索 16 緊締具 17 切り離し具付の環 18 緊締具用止めバー 19 シャックル 20 スイベル 21 海底

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップマークを頂部に支持した灯浮標に
    おいて、トップマークを浮力体に形成し、連結索を巻回
    したドラムと所定水圧で作動する切り離し具を収容固定
    した離脱部をトップマークと灯浮標頂部間に介装し、該
    離脱部とトップマークの接手は嵌脱自在な嵌め込み接手
    とし、連結索をトップマークに連結し、トップマークを
    緊締具を介して切り離し具に連結し、緊締具を緊締して
    トップマークを灯浮標頂部に係止し、沈没時は所定水深
    で切り離し具が作動しトップマークを浮上するようにし
    たことを特徴とする沈没灯浮標探索支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の沈没灯浮標探索支援装置
    において、トップマークと離脱部の接手をフランジ接手
    とし、トップマーク付フランジにピン嵌入用孔を開口
    し、離脱部付フランジ中央に索挿通用孔を開口すると共
    にフランジ上面の前記ピン嵌入用孔対応位置にピンを植
    設した嵌め込み接手としたことを特徴とする沈没灯浮標
    探索支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の沈没灯浮標探索支援装
    置において、離脱部を上付フランジと上面に切り離し具
    を取り付けた下付フランジ間に複数本の支柱を固着し、
    支柱にドラムを取り付けた離脱部としたことを特徴とす
    る沈没灯浮標探索支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の沈没灯浮標探索支援装
    置において、トップマークと離脱部のフランジ接手間に
    合成樹脂板を挿入し塩分による密着を防止したことを特
    徴とする沈没灯浮標探索支援装置。
JP20274994A 1994-08-03 1994-08-03 沈没灯浮標探索支援装置 Pending JPH0840366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20274994A JPH0840366A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 沈没灯浮標探索支援装置

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JP20274994A JPH0840366A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 沈没灯浮標探索支援装置

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JPH0840366A true JPH0840366A (ja) 1996-02-13

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ID=16462533

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JP20274994A Pending JPH0840366A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 沈没灯浮標探索支援装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100903784B1 (ko) * 2009-03-04 2009-06-19 조혜현 항로표지용 두표
KR101511739B1 (ko) * 2013-11-28 2015-04-16 한국생산기술연구원 유실 방지 장치를 구비하는 부이 센서
KR101511738B1 (ko) * 2013-11-22 2015-04-16 한국생산기술연구원 부이 센서의 위치고정장치 및 부이 센서 시스템
AU2020256308B2 (en) * 2019-09-12 2021-09-23 First Institute of Oceanography, Ministry of Natural Resources An underwater subsurface buoy observation and breaking device

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KR101511738B1 (ko) * 2013-11-22 2015-04-16 한국생산기술연구원 부이 센서의 위치고정장치 및 부이 센서 시스템
KR101511739B1 (ko) * 2013-11-28 2015-04-16 한국생산기술연구원 유실 방지 장치를 구비하는 부이 센서
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