JPH0840179A - 乗物搭乗者緩衝システムのためのハイブリッドインフレータ - Google Patents

乗物搭乗者緩衝システムのためのハイブリッドインフレータ

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JPH0840179A
JPH0840179A JP7094778A JP9477895A JPH0840179A JP H0840179 A JPH0840179 A JP H0840179A JP 7094778 A JP7094778 A JP 7094778A JP 9477895 A JP9477895 A JP 9477895A JP H0840179 A JPH0840179 A JP H0840179A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアバッグに熱固体生成物の侵入を最少限度
に抑える改良乗物搭乗者緩衝システムの紆余曲折ガス供
給路を有するハイブリッドインフレータの提供。 【構成】 中央タイ(14)と、該中央タイを取り囲
み、不活性圧縮ガスを貯蔵したトロイド形の圧力チァン
バを規定している断面湾曲形の容器壁(20)とを含
み;該中央タイが内部に発火熱源材(31)を収容し且
つ点火手段のスクイブ(32)を具備した燃焼チァンバ
を規定しており;該燃焼チァンバから該圧力チァンバに
一方向にのみ流入させる導入ポート(40)と該圧力チ
ァンバからガスをエアバッグ(12)に向けて放流する
ための放出ベント(50)を含む曲折した放出流路(5
3)の1部とを、互いに直径方向において対向配位する
ように規定しており;該導入ポートと該放出流路は破裂
性の金属隔壁(44,58)で夫々シールされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は種々の自動車、電車、航
空機等の旅客移送手段としての乗物で使用する搭乗者緩
衝システムのためのハイブリッドインフレータに関す
る、具体的には燃焼による熱固体生成物とこれに関連し
た部材破片がエアバッグに侵入する可能性を最小限度に
抑制し、且つ圧縮ガスへの熱交換性能を高めてガス膨張
度を高める紆余曲折ガス供給路を有するハイブリッドイ
ンフレータに関する。
【0002】
【従来の技術】乗物、具体的には自動車の搭乗者緩衝シ
ステムは自動車衝突時に急激に膨張して搭乗者緩衝状に
拘束しなければならないエアバッグを利用している。ハ
イブリッドインフレータは圧縮(加圧ガス)とこれを熱
膨張させるための発熱材とを組合せた手段であり、エア
バッグをガスで充満させるために配設される。従ってこ
れは加圧不活性ガスと発火熱源材からの燃焼生成物を併
せて利用することになる。ハイブリッドインフレータは
一般的にはアジ化物の使用を要さず、従って環境に対し
都合の良いものであるので、望ましい手段であり、エア
バッグに供給される膨張ガスは発火ガスジェネレータか
ら来るガスより相対的に冷いので、関連構造の設計にお
ける自由度を高めることが出来る。
【0003】しかし、膨張ガスを生成するために発火材
料を用いると、それが如何るものであっても、インフレ
ータからエアバッグに燃焼による熱固体生成物とこれに
関連した熱部材破片とを導入させてしまう可能性が生じ
る。この可能性は熱固体によりエアバッグに焼き孔を作
る危険をもたらすものであるが、フィルタを用いること
により低減させることが出来る。しかしフィルタはイン
フレータコストを高め、重量を増大させ、しかも嵩張ら
せ、その上ガス供給を制約してしまう可能性もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はインフ
レータからエアバッグに燃焼による熱固体生成物と部材
破片が供給される事態を極力回避、或いは最小限度に抑
制することが出来る自動車等の乗物用搭乗者(ドライバ
側、添乗者側いづれも)のための緩衝システムにおける
ハイブリッドインフレータを提供することにある。
【0005】更に本発明の目的はエアバッグに供給され
る膨張ガスの制御された流れを実現するハイブリッドイ
ンフレータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上、下
端を有する中央タイと、当該上、下端に固定されて該中
央タイを囲み、それにより加圧ガス(圧縮ガス)を収容
貯蔵する圧力チァンバを規定している連続した湾曲容器
壁とを含む乗物搭乗者緩衝装置(システム)のためのハ
イブリッドインフレータが提供される。
【0007】本発明の1面によれば、該容器壁とこれを
中央部で継結する部材(こゝでは中央タイと称す)が併
せて約13,789.4−約27,578.8kPa
(2,000−4,000psi から換算)の圧力で貯蔵
されるアルゴンや窒素等の不活性ガスを収容した概して
トロイド形態の前記圧力チァンバを形成している。中央
タイは発火熱源材を収容貯蔵する燃焼チァンバを規定し
ている。中央タイは発火熱源材を点火するイニシエータ
手段を搭載している。更に中央タイは燃焼チァンバから
圧力チァンバに延入する指向性導入ポートと、当該ポー
トを気密封止するシール手段を規定している。導入ポー
トは発火熱源材から生成された熱ガスを圧力チァンバの
限定されたアーチ部分(円弧部分)に供給し、その後に
この熱ガスが向きを転換して中央タイの側面を迂回する
進路を通り、圧力チァンバ内の不活性ガスと混合する。
【0008】本発明の第2の面によれば:燃焼チァンバ
が中央タイの下端から軸内方へ延在しており;発火熱源
材が硝酸ホウ化カリウム(BKNO3)であり;イニシエ
ータが燃焼チァンバの閉鎖部に装着され、発火熱源材を
点火する電気作動式スクイブを含み;そして指向性導入
ポートが破裂性金属ディスク(円板)によって気密封止
(シール)されている。点火すると、発火熱源材は燃焼
して熱ガスを発生し、このガスが金属ディスクを破裂さ
せそれにより熱ガスが圧力チァンバに指向性を以って導
入ポートを通じて流入され、圧力チァンバ内の貯蔵加圧
ガスを加熱して膨張させる。
【0009】中央タイはその上端に隣接した圧力チァン
バの部分から延在する指向性放出ベントを規定してい
る。この放出ベントと指向性導入ポートの方向は直径線
上で実質的に反対の関係にある。放出ベントは圧力チァ
ンバから中央タイの上端を貫通する放出流路を含み、イ
ンフレータは更にこの放出流路を気密封止した破裂性シ
ール手段を含む。膨張する貯蔵ガスと熱燃焼ガスがこの
破裂性シール手段を破裂させて、ガスを圧力チァンバか
ら放流させることが出来る。従って、燃焼チァンバから
放出流路に至るガス進路は実質的に直径方向上の反対位
置に始点と終点があり、この紆余曲折進路は放出ベント
から放流される燃焼による固体生成物と破片(熱源材
の)の量を低減させる。
【0010】本発明の第3の面によれば、放出流路はガ
スを放出ベントから受け入れるための中央タイにより規
定されたオリフィスキャビティと、中央タイの頂部から
軸上方に開口した放出オリフィスとを含む。該放出オリ
フィスはインフレータから流出するガス流を規制する。
【0011】本発明の第4の面によれば、ディフューザ
が中央タイの頂部に配設され、膨張ガスを受け入れて、
そこから分配するようになっており、このディフューザ
は放出オリフィスに対し並置された中実頂板と、放射状
に配向した複数の出口の孔を有する側壁とを含む。従っ
て、該放出キャビティとディフューザはエアバッグに供
給される膨張ガスの紆余曲折した進路を大きく、即ち9
0°づつ夫々偏向させている。エアバッグは折畳み状態
から供給されたガスにより膨張出来るようにディフュー
ザを囲む形態でインフレータに装着されている。
【0012】
【作用】本発明の上記構成によれば、インフレータのガ
ス導入ポートからディフューザのガス放出オリフィスに
至るインフレータのガス貯蔵圧力チァンバ内のガス供給
路が紆余曲折していることにより、発火熱源材の点火に
より熱と燃焼ガス以外に生成される燃焼生成物(粒子等
の固体生成物)と熱源材やシール部材の破片とが、ガス
より重いことにより慣性が大きいことからガス進路の途
中でガスから離脱することになる。その結果エアバッグ
にはディフューザから実質的にガス(膨張した貯蔵ガス
と熱源材の燃焼ガス)のみが供給される。しかも、紆余
曲折ガス供給路のお蔭で熱燃焼ガスから貯蔵ガスへの熱
伝達によるガス膨張のための加熱が迅速に且つ高効率で
実行されることになり、しかもエアバッグの焼き孔の発
生による破裂等の危険が回避される。
【0013】
【実施例】本発明に係るハイブリッドインフレータ(混
成膨張器)10は図1,2に示され、その1部は図3に
示される。図1において、ハイブリッドインフレータ1
0にはエアバッグ12が膨張可能に装着されている。こ
のエアバッグ12は図には単に略示されているに過ぎな
いが、実際には技術的に周知であるように、大きなもの
であって、コンパクトに折畳まれて、使用前にはインフ
レータ10の最近かに詰め込まれている。
【0014】ハイブリッドインフレータ10は概して円
筒形の継結部材、即ち中央タイ14を有するハウジング
11を含む。この中央タイ14はその上端に半径方向に
延在する円形フランジ16と、その下端に半径方向に延
在する円形フランジ18とを有している。連続した湾曲
容器壁20は概してC字形の断面で、上、下の円形内周
縁部22,24を有している。上位内周縁部材22は中
央タイ14の上端フランジ16に溶接23により固定さ
れ、下位内周縁部24は中央タイ14の下端フランジ1
8に溶接材25により固定されており、それにより容器
壁20と中央タイ14が中央タイを取り囲むトロイド形
態の圧力チァンバ(部室)26を規定している。圧力チ
ァンバ26には、アルゴンや窒素等の不活性ガスが2,
000−4,000psi の圧力で充填されており、この
ガスはハイブリッドインフレータ10が作動するまで、
下記のシール手段によって圧力チァンバ26に密封され
ている。このガスが充填口28から導入されてから、こ
の口の個所29において溶接により封止られる。
【0015】中央タイ14はその下端から軸内方向に延
在する燃焼チァンバ(部室)30を規定している。この
燃焼チァンバ30は熱と熱ガスを発生させる固体の発火
熱源材料31を収容しており、この材料は硝酸ホウ化カ
リウム(BKNO3)或いはその他の適宜の発火剤から構
成され、これが加圧下で貯蔵されているガスを加熱する
ための熱ガスを生成することになる。発火熱源材料を収
容した燃焼チァンバ30は、中央タイ14の下端で燃焼
チァンバを気密封止する円筒形プラグ34に装着された
イニシエータスクイブ(導火爆管)32を具備してい
る。このプラグ34とスクイブ32は中央タイ14に溶
接された角取りプレート36によって所定位置に固定さ
れている。
【0016】中央タイ14は指向性導入ポート40を規
定している。この導入ポートは燃焼チァンバからガスチ
ァンバ26まで延在する円形の導入オリフィス42を含
む。この導入ポート40は図2の領域Aで概して表され
た、ガスチァンバと容器壁の限定されたアーチ形部分に
向けて中央タイを通って線41に沿って半径方向に延在
するように指向しており、燃焼チァンバ30から排出さ
れた熱燃焼ガスを始めからガスチァンバ26全体に均等
に放流するように指向させない。導入ポート40の直径
は中央タイ14の外周長の1/6より小さい。ハイブリ
ッドインフレータ10の作動される以前は、加圧ガスチ
ァンバ26は導入ポート40の段差部46に全周に亘り
溶接された肉薄金属隔壁44により発火燃焼室に対し気
密封止されている。隔壁44は導入ポート40のオリフ
ィス42に隣接した角取り座部(チァンファシート)に
受容されているソリッドプラグ48によって裏付けさ
れ、それにより肉薄隔壁44をガス圧力に抗して支持す
るようになっている。
【0017】中央タイ14は更に、その上端に指向性の
放出ベント50を規定している。このベント50は指向
性導入ポート40の中心軸線41に一致する線51に沿
って配向している。放出ベント50の入口は導入ポート
40の出口に対し直径方向で反対側にある、即ちこの入
口は図2の領域Zとして全体的に示す、導入ポート40
に対し直径方向で反対側にある限定アーチ部分に向いて
いる。指向性放出ベント50は放出流路53の1部分を
含み、当該流路部分がオリフィスキャビティ52と放出
オリフィス54を含む。放出オリフィス54は縁傾斜プ
レート56により規定されている。このプレート56は
中央タイ14の上端の適合孔に溶接されて、部分的にオ
リフィスキャビティ52を規定している。放出オリフィ
ス54は破裂性の金属隔壁58によって覆われている。
この隔壁58は放出オリフィス54を囲む縁傾斜プレー
ト56の下側に全周に亘り溶接されている。図1に示す
ように、金属隔壁58は貯蔵加圧ガスの圧力の下で上向
きに湾曲する傾向にある。
【0018】放出ベント50は好ましくは四角形或いは
スロット状であり、平行壁を有して、全長に亘り一定の
断面形状である。このベント断面積は放出オリフィス5
4の断面積より大きくして、放出オリフィス54でエア
バッグ12に供給される膨張ガスの供給量を制御するよ
うになっている。
【0019】更に、ハイブリッドインフレータ10は頂
壁62と円筒側壁64を含む下向きのカップ形状のディ
フューザ(拡散器)60を含む。頂壁62は、放出オリ
フィスからのガス流が頂壁62の方へ向うように放出オ
リフィス54に対し並置されている。側壁64の下端縁
は図1に示すように、中央タイ14の上端に形成された
適合穴に受容されて、そこで固定されている。ディフュ
ーザ60の側壁64は均等に離間配位した複数の出口6
8を有している。
【0020】ハイブリッドインフレータ10はエアバッ
グ12を膨張させるために使用されるので、このエアバ
ッグのマウスは図示のように容器壁20に取付けられて
いる周辺フランジ70において、インフレータ10に固
定されている。従って、膨張ガスは複数のディフューザ
出口(オリフィス)68から放出されることにより、エ
アバッグ12の内部にこれを膨張させるために流入す
る。
【0021】ハイブリッドインフレータ10は次のよう
に機能する。自動車衝突を表す信号に応答して、制御信
号がイニシエータスクイブ32に入力され、このスクイ
ブが起動される。このように起動すると、イニシエータ
スクイブ32が発火し、発火熱源31を点火する。発火
燃焼チァンバ30の圧力は上昇して貯蔵ガス圧を越え、
結果としてこのガス圧によりプラグ48が着座状態から
解放させられる。その後に、燃焼圧が貯蔵ガス圧と隔壁
強度を越えたときに破裂する。燃焼中の発火熱源とイニ
シエータスクイブとから来る熱ガスと熱粒子は概して線
41に沿って指向性導入ポート40を通って加圧ガスチ
ァンバ26の限定された円弧部分に流入する。
【0022】燃焼発火熱源からの熱ガスと熱粒子は貯蔵
ガスを加熱して、チァンバ26の急速な圧力上昇を引き
起こす。チァンバ26の圧力が放出オリフィス54を覆
う金属隔壁58の構造維持強度を越えると、この隔壁が
破裂してガスがエアバッグ12にディフューザの出口オ
リフィス68を通って放出されることになる。大容量の
貯蔵ガスはトロイダル形のチァンバ26内にあり、これ
が燃焼中の発火熱源材31から生じるガスによって増量
させられる。従って、オリフィスキャビティ52に存在
していた初期ガス量が供給された後に、膨張ガスが放出
ベント50、オリフィスキャビティ52及び放出オリフ
ィス54を流通する。
【0023】上述したように、放出オリフィス54はイ
ンフレータからのガス流を絞り、エアバッグに対する所
望のガス充填速度を与える。この充填速度はオリフィス
の直径を変えることにより、具体的なエアバッグ構造に
望ましいように調節され得る。
【0024】燃焼チァンバ30からディフューザの出口
オリフィス68までのガス進路は紆余曲折しており、そ
れによりエアバッグ12に侵入する熱粒子を実質的に阻
止するか、或いは最小限度に抑制する。具体的には、燃
焼チァンバ30からの熱粒子と破片が先ず導入ポートの
放出ライン41に沿って加圧ガスチァンバ26に指向さ
せられる。次いで熱ガスが図2の矢印72に示すように
中央タイ14の側面を迂回しながらチァンバ26を回っ
て流れることになる。次いで、ガス進路は図2の矢印7
4で示すように半径内方へ回り込み、放出ベント50に
進む。直径方向で対立配位している入、出開口(40,
50)の間の当該ガス進路は熱発火材ガスから貯蔵ガス
への熱交換を促進し、それにより貯蔵ガスを加熱して膨
張させる。
【0025】ガス流はオリフィスキャビティ52の中で
90°曲げられ、即ち偏向させられ、そこからの放出ガ
スが図3に示すように、中央タイ14に関して概して軸
方向に流れる。この放出ガス流は次に、ディフューザ6
0の頂壁62に衝突し、それから90°曲げられ、即ち
偏向させられて出口オリフィス68からエアバッグ内に
流入する。
【0026】発火熱源材を燃焼し、隔壁を破裂させるス
クイブ操作から生み出された粒子と破片よりガスは軽量
であるが故に、粒子と破片は燃焼チァンバからディフュ
ーザの出口オリフィス68までのガス進路において方向
変化を実質的にすることが出来ず、従ってエアバッグ1
2の内部に熱粒子を放逐する不都合な事態を阻止する
か、或いは大いに抑制する。ディフューザの中には、望
むならば従来のようにロ過スクリーンを配設しても勿論
よい。しかし、配設するとしても、軽量ディフューザス
クリーン(網目の小さいロ過スクリーン)のみが要求さ
れるに過ぎない。
【0027】
【発明の効果】本発明のハイブリッドインフレータによ
れば、それが内部に規定している紆余曲折したガス進路
によりエアバッグに侵入する燃焼による熱生成物と破片
の量を最少限度に抑制し、従ってエアバッグを膨張させ
るべき圧縮貯蔵ガスの熱膨張が効率よく実行されると共
に、ディフューザにロ過フィルタを配設する必要性が大
きく低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハイブリッドインフレータの垂直
断面図である。
【図2】図1の線2−2における図1のハイブリッドイ
ンフレータを示す水平断面図である。
【図3】図1のハイブリッドインフレータの中央タイの
上端とディフューザを示す部分断面斜視図である。
【符号の説明】
10…ハイブリッドインフレータ 12…エアバッグ 14…中央タイ(継結部材) 16,18…フランジ 20…容器壁 22…上位内周縁部 23,25…溶接材 24…下位内周縁部 26…トロイド形態の圧力チァンバ(ガスチァンバ) 28…ガス充填ポート 29…溶接個所 30…燃焼チァンバ 31…発火熱源材 32…スクイブ(導火爆管) 34…プラグ 36…縁傾斜プレート 40…導入ポート 41,51…ライン 42…導入オリフィス 44…隔壁 50…放出ベント 52…オリフィスキャビティ 53…放出流路 54…放出オリフィス 56…縁傾斜プレート 58…隔壁 60…ディフューザ 62…頂壁 64…側壁 68…放出口(オリフィス) 72…矢印 A,B…円弧ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランドール ジェイ.クラーク アメリカ合衆国,ユタ 84414,プレザン ト ビュー,ウエスト 139 ノース 4300 (72)発明者 ブラッドリー ダブリュ.スミス アメリカ合衆国,ユタ 84401,オグデン, ウエスト 3740 サウス 2550

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)上、下端を有する中央タイ;及び B)該中央タイを囲む状態で該上、下端に固定されてい
    て、圧縮ガスを収容、貯蔵するガスチァンバを規定して
    いる連続した湾曲容器壁を含み、 C)該中央タイはその該下端から延在するように規定さ
    れた燃焼チァンバであって、発火熱源材を収容、貯蔵し
    且つ当該発火熱源材を点火するイニシエータ手段を具備
    した斯ゝる燃焼チァンバを規定しており; D)該中央タイは更に該燃焼チァンバから該ガスチァン
    バに対し単一方向にのみ延入する指向性導入ポートと、
    該発火材の少くとも点火されるまでは該導入ポートを気
    密封止するシール手段を規定しており; E)該中央タイは更にその該上端に隣接した部分に対し
    該ガスチァンバから単一方向にのみ延入している指向性
    放出ベントを規定し、該導入ポートと当該放出ベントと
    該導入ベントの方向が実質的に反対の関係にあり;そし
    て F)該放出ベントは該ガスチァンバから該中央タイの該
    上端を貫通している放出流路の少くとも1部分と該発火
    材の点火直後まで該放出流路を気密封止するシール手段
    を形成しており、 該発火材の点火により前記2種のシール手段がシール解
    除されて、該燃焼チァンバから熱ガスが該導入ポートを
    通って該ガスチァンバに流入し、該中央タイを囲む対向
    した2種の概してC字形のガス進路を通って流れる間に
    該圧縮ガスと混合し、そして該圧縮ガスと共に該放出ベ
    ントを通って流出するようにした、自動車搭乗者緩衝シ
    ステムのためのハイブリッドインフレータ。
  2. 【請求項2】 該中央タイが概して円筒形であって、該
    導入ポートが熱ガスを該燃焼チァンバから該中央タイの
    限定された円弧部分を通って供給する、請求項1に記載
    のハイブリッドインフレータ。
  3. 【請求項3】 該導入ポートが熱ガスを該燃焼チァンバ
    から該中央タイの該限定円弧部分を通じて供給する導入
    オリフィスを含む、請求項2に記載のハイブリッドイン
    フレータ。
  4. 【請求項4】 前記導入ポートシール手段が破裂性金属
    隔壁である、請求項3に記載のハイブリッドインフレー
    タ。
  5. 【請求項5】 該放出ベントが該導入ポートに直径方向
    において対立する限定された該中央タイの円弧部分を通
    じて該ガスチァンバからガスを受け入れる、請求項2或
    いは3に記載のハイブリッドインフレータ。
  6. 【請求項6】 該放出流路が更に、該中央タイの該上端
    に規定され、該ガスチァンバに該放出ベントによって接
    続されているオリフィスキャビティと、当該オリフィス
    キャビティから延在する放出オリフィスとを含む、請求
    項1に記載のハイブリッドインフレータ。
  7. 【請求項7】 該放出ベントから該放出オリフィスまで
    延在する該放出流路部分が該オリフィスキャビティにお
    いて実質的に90°曲っている、請求項6に記載のハイ
    ブリッドインフレータ。
  8. 【請求項8】 該放出オリフィスが該放出ベントよりも
    小さい断面積を有しており、それにより該放出オリフィ
    スが該ハイブリッドインフレータからの膨張ガス流を規
    制するようにした、請求項7に記載のハイブリッドイン
    フレータ。
  9. 【請求項9】 該ハイブリッドインフレータが更に該放
    出オリフィスの下流に配位するディフューザを含んで成
    り、当該ディフューザは該放出オリフィスに対し並置状
    に配設された頂壁であって、それにより放出ガスの進路
    を90°曲げるように作用させる斯ゝる頂壁と、エアバ
    ッグに膨張ガスを供給するための複数の離間配位オリフ
    ィスを含む外周側壁とを含んで成る、請求項7に記載の
    ハイブリッドインフレータ。
  10. 【請求項10】 該放出オリフィスが該放出ベントより
    も小さい断面積を有しており、それにより該放出オリフ
    ィスが該ハイブリッドインフレータからの膨張ガス流を
    規制するようにした、請求項6に記載のハイブリッドイ
    ンフレータ。
  11. 【請求項11】 前記放出流路シール手段が該放出オリ
    フィスを覆う破裂性金属隔壁を含む、請求項6に記載の
    ハイブリッドインフレータ。
  12. 【請求項12】 該ハイブリッドインフレータが更に該
    放出オリフィスの下流に配位するディフューザを含んで
    成り、当該ディフューザは該放出オリフィスに対し並置
    状に配設された頂壁であって、それにより放出ガスの進
    路を90°曲げるように作用する斯ゝる頂壁と、エアバ
    ッグに膨張ガスを供給するための複数の離間配位オリフ
    ィスを含む外周側壁とを含んで成る、請求項6に記載の
    ハイブリッドインフレータ。
  13. 【請求項13】 該発火熱源材が硝酸ホウ化カリウム
    (BKNO3)であり、該ガスチァンバが約13,78
    9.4−約27,578.8kPa の範囲の圧力に加圧さ
    れた不活性ガスを含む、請求項1に記載のハイブリッド
    インフレータ。
  14. 【請求項14】 A)圧力チァンバを規定するハウジン
    グであって、当該圧力チァンバに貫通状に延在している
    中心タイを含む斯ゝるハウジング; B)該加圧チァンバ内で約13,789.4−約27,
    578.8kPa の圧力に加圧されている不活性ガス; C)該中央タイ内に規定された燃焼チァンバであって、
    当該燃焼チァンバから該圧力チァンバに単一方向でのみ
    延在している導入ポートを該中央タイが規定しており、
    当該導入ポートが該圧力チァンバの限定された第1部分
    に実質的に指向している単一の方向にのみ延在している
    構成にある、斯ゝる燃焼チァンバ; D)該燃焼チァンバに収容された発火熱源材と、当該発
    火材を点火するための点火手段; E)該発火材の点火に応答して該導入ポートを開くよう
    に作用する、該導入ポートを気密封止するシール手段; F)該ハウジングによって規定され且つ該ハウジングに
    装着されたエアバッグに該圧力チァンバを接続する放出
    流路であって、該圧力チァンバの該第1限定部分に対し
    実質的に対向している該圧力チァンバの第2の限定され
    た部分に指向している放出ベントを含み且つ単一方向に
    のみ延在している斯ゝる放出流路;及び G)該発火熱源材の点火の後に開放されるように作用す
    る、該放出流路を気密封止するシール手段、を含んで構
    成され、 点火により該発火熱源から生成した熱ガスが該圧力チァ
    ンバの該第1限定部分に流入し、そしてそのガス流の方
    向を大きく変化させる紆余曲折ガス供給路を流通する間
    に該圧力チァンバ内の圧縮ガスと混合して、これを加熱
    するようにした、但し当該紆余曲折ガス供給路が該中央
    タイの側面を迂回する概してC字形の2種の対向するガ
    ス進路と該圧力チァンバの該第2限定部分と該導入ポー
    トに対し反対側に配位する該放出流路とを含んで構成さ
    れた、自動車搭乗者緩衝システムのためのハイブリッド
    インフレータ。
  15. 【請求項15】 該放出流路が少くとも90°の方向転
    換を少くとも1度している、請求項14に記載のハイブ
    リッドインフレータ。
  16. 【請求項16】 A)半径方向に延在する円形頂位フラ
    ンジと半径方向に延在する底位フランジを有し、単一の
    方向にのみ延在している概して円筒形の中央タイ; B)上、下位の内円周縁を有する断面C字形の環状容器
    壁であって、該上、下位の内円周縁が該中央タイの該
    頂、底位円形フランジに夫々固定され、該容器壁と該中
    央タイが併せてトロイド形の圧力チァンバを規定してい
    る構成にある、斯ゝる環状容器壁; C)該トロイド形圧力チァンバに収容された不活性加圧
    ガス; D)該中央タイの中にその下端から延在するように当該
    中央タイによって規定された燃焼チァンバであって、発
    火熱源材を収容してプラグで封止られ、当該プラグが該
    発火熱源材を点火するためのイニシエータスクイブを搭
    載している構成にある斯ゝる燃焼チァンバ; E)該燃焼チァンバから該圧力チァンバまで単一方向に
    のみ該中央タイを貫通して、該圧力チァンバに対して一
    定の指向性を有するように形成された導入ポートであっ
    て、該中央タイの外周の1/6以下の直径を有する斯ゝ
    る実質的に断面円形の導入ポート; F)該導入ポートを気密封止する金属隔壁であって、該
    発火熱源材の点火後に破裂し得る斯ゝる破裂性金属隔
    壁; G)該燃焼チァンバの上方に該中央タイにより規定され
    ている放出流路であって、 i)該圧力チァンバに対して該導入ポートとは反対方向
    に指向しているように該圧力チァンバから延在している
    放出ベント; ii)該放出ベントを介して該圧力チァンバに接続してい
    るオリフィスキャビティ;及び iii)該オリフィスキャビティからの出口として、該放出
    流路における進路を方向転換させる配向で以って規定さ
    れている放出オリフィスを含んで成る、斯ゝる放出流
    路;及び H)該放出流路を気密封止する金属隔壁であって、該発
    火熱源材の点火後に該圧力チァンバの増大したガス圧に
    より破裂可能である斯ゝる破裂性金属隔壁、 を含んで構成され、該ハイブリッドインフレータが作動
    すると、加熱された圧縮ガスが該導入ポートから該中央
    タイの側面の周りの2種の対向する概してC字形の進路
    を通って該放出流路へ流れ、次いで該放出流路から流出
    するようにした、自動車搭乗者緩衝システムのためのハ
    イブリッドインフレータ。
  17. 【請求項17】 更に、該中央タイにガスを拡散するた
    めに装着されたディフューザであって、該放出オリフィ
    スに対し並置状に配位する頂壁と、該放出オリフィスを
    囲み且つ複数の離間配位放出口を規定している側壁とを
    含む斯ゝるディフューザを含んで構成されている、請求
    項16に記載のハイブリッドインフレータ。
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