JPH0840074A - 車両の水抜き構造 - Google Patents

車両の水抜き構造

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JPH0840074A
JPH0840074A JP20145394A JP20145394A JPH0840074A JP H0840074 A JPH0840074 A JP H0840074A JP 20145394 A JP20145394 A JP 20145394A JP 20145394 A JP20145394 A JP 20145394A JP H0840074 A JPH0840074 A JP H0840074A
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JP
Japan
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vehicle
weather strip
water
door
car
Prior art date
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Pending
Application number
JP20145394A
Other languages
English (en)
Inventor
Asajiro Kii
浅次郎 紀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工数を要することなくステップに溜まった水
を排水でき、かつ車外からの直撃水やほこり等の進入を
十分に阻止できるようにした。 【構成】 自動車ドア２の下端縁に装着されたウエザー
ストリップ３がドア閉止時に当接する車体側ステップ１
の略垂直面１ａに、突条４を突設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の乗降口のステッ
プ部分に溜まるにじみ水等を排出するための車両の水抜
き構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４に示す如く、閉止時ドア２の下端縁
に取付けたウエザーストリップ６が、車両のステップ１
に当接してシールしているが、高圧洗車や激しい雨水等
で上記ステップ１のシール部の内側に浸水して溜まるこ
とがある。その溜まった水ｗを矢印の如く排出するた
め、従来は図５に示す如くウエザーストリップ６の当接
面に排水用孔７を明けている。また、図６に示す如くウ
エザーストリップ６が当接する車体側ステップ１の側に
排水用の凹部８を設けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如くウエザーストリップ６に排水用孔７を形成した場合
はそれだけ工数がかかり、或いはウエザーストリップ６
が破れ易く寿命を短くする問題がある。また、ステップ
１の側に凹部８を形成した場合は、そこから洗車時等の
水やほこりの進入或いはロード音が伝わるという不具合
がある。そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、
ウエザーストリップに排水用孔等を設けないで工数の低
減を図ると共に水やほこり等の進入防止を図った車両の
水抜き構造を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図１に示すように、自動車ドア２
の下端縁に装着されたウエザーストリップ３がドア閉止
時に当接する車体側ステップ１の略垂直面１ａに、突条
４を突設したものである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図１において、１は自動車の乗降口に設けら
れたステップで、図４に示す如くドア２の下端縁に取付
けられたウエザーストリップ３が当接する略垂直面１ａ
に、複数列の突条４が略垂直方向に対し傾斜した状態に
突設されている。
【０００６】従って、図２に示す如くドア閉止時にステ
ップ１に当接したウエザーストリップ３と突条４との間
に隙間５を生じ、ステップ１上に洗車時等に進入して溜
まった水がこの隙間５から車外に排出される。上記の如
く突条４が複数列斜めに突設されたことにより、隙間５
が車内側から見えないため見栄えを損なわず、また車外
からの洗車時等の直撃水が入るのを防止できる。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両の水抜
き構造は、車体側のステップの垂直面に突条を突設して
ドア閉止時ウエザーストリップとの間に生じる隙間から
ステップに溜まった水を排水できるため、従来の如くウ
エザーストリップに排水用孔を設けたり、ステップに排
水用凹部を形成しないため工数が多くかからずに済み、
また車外から洗車時の直撃水の進入を防止でき、又ほこ
りも入りにくい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の車両の水抜き構造の斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ視断面図である。
【図３】同上のステップにウエザーストリップが当接し
た状態の断面図である。
【図４】車体のステップにドア閉止時にドアのウエザー
ストリップが当接した状態を示す斜視図である。
【図５】従来の車両の水抜き構造の断面図である。
【図６】従来の車両の水抜き構造の他の例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
１ ステップ １ａ 垂直面 ２ ドア ３ ウエザーストリップ ４ 突条 ５ 隙間 ６ ウエザーストリップ ７ 排水用孔 ８ 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車ドアの下端縁に装着されたウエザ
    ーストリップがドア閉止時に当接する車体側ステップの
    略垂直面に、突条を突設したことを特徴とする車両の水
    抜き構造。
  2. 【請求項２】 請求項１記載の突条を斜めに突設したこ
    とを特徴とする車両の水抜き構造。
JP20145394A 1994-08-02 1994-08-02 車両の水抜き構造 Pending JPH0840074A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062889A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Mitsubishi Motors Corp スライドドア構造
FR2915441A1 (fr) * 2007-04-26 2008-10-31 Peugeot Citroen Automobiles Sa Embrasure de vehicule automobile et procede de fabrication d'une embrasure de vehicule automobile
JP2011110948A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Toyota Auto Body Co Ltd 車両の後方ドア
JP2017077850A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 本田技研工業株式会社 ドアシール構造

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