JPH0839365A - スリーブ圧入装置 - Google Patents

スリーブ圧入装置

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JPH0839365A
JPH0839365A JP6175593A JP17559394A JPH0839365A JP H0839365 A JPH0839365 A JP H0839365A JP 6175593 A JP6175593 A JP 6175593A JP 17559394 A JP17559394 A JP 17559394A JP H0839365 A JPH0839365 A JP H0839365A
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JP
Japan
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press
sleeve
fitting
work
jig
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JP6175593A
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English (en)
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Osamu Narita
理 成田
Minoru Imai
実 今井
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、小型化および軽量化を達成
し得るとともに、スリーブ圧入時におけるワークの不用
意な変形を未然に防止することの可能なスリーブ圧入装
置を提供することにある。 【構成】 シリンダブロックSBを位置決めする載置台
10と、シリンダブロックSBの底面に臨むとともに上
下動自在なバックアップブロック15とを有する治具3
を設け、さらにスリーブSの上部に当接するパンチ39
と、上下動自在に設けられるとともにスリーブSを貫通
してバックアップブロック15に係合する圧入ロッド4
3とを有する圧入ヘッド4を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スリーブをワークの所
定位置に挿入するためのスリーブ圧入装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンジンの製造設備において、
加熱したシリンダブロックに対して常温のスリーブを挿
入する、いわゆる焼嵌めを実施した場合には、上記シリ
ンダブロックが冷えた際にスリーブが浮き上がるため
に、図17に示すスリーブ圧入装置Aを用いて、上記ス
リーブをシリンダブロックにおける所定の位置まで再圧
入する必要がある。
【0003】図17に示す従来のスリーブ圧入装置A
は、本体フレームBに設けられた治具Cと、同じく本体
フレームBに設けられたアクチュエータ(油圧シリン
ダ)Dとを具備しており、上記アクチュエータDの作動
ロッドDaにはパンチEが設けられ、上記治具Eの上に
ワークとしてのシリンダブロックSBをセットしたの
ち、上記シリンダブロックSBに焼嵌めされたスリーブ
Sの上部を、アクチュエータDの動作に基づいて下降さ
れるパンチEで押圧することにより、上記スリーブSを
シリンダブロックSBの所定位置に再圧入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記シリン
ダブロックSBにスリーブSを再圧入する際に要する圧
入力は、例えば最大10t(トン)と極めて高圧力であ
り、上述した如きスリーブ圧入装置Aの構成では、本体
フレームBや治具C等に上述した高圧力に耐え得る強度
を持たせる必要があり、このために装置全体の大型化や
重量化を招来する不都合があった。
【0005】また、上記従来のスリーブ圧入装置Aにお
いて、スリーブSに作用するパンチEの圧入力はシリン
ダブロックSBに受止められるため、上記シリンダブロ
ックSBには上方から押し潰されるように押圧力が作用
し、もってワークとしてのシリンダブロックSBに不用
意な変形を招来する虞れがあった。
【0006】本発明の目的は、上記実状に鑑みて装置全
体の小型化および軽量化を達成することができるととも
に、スリーブ圧入時におけるワークの不用意な変形を未
然に防止することの可能なスリーブ圧入装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、スリ
ーブの軸線を上下方向に延在させた態様でワークを位置
決めする載置台と、載置台におけるワークの底面と臨む
位置に上下動自在に設けられたバックアップブロックと
を有する治具を設け、さらにワークが治具にセットされ
た状態においてスリーブの上部と当接するパンチと、上
下動自在に設けられるとともにワークが治具にセットさ
れた状態においてスリーブを貫通してバックアップブロ
ックに係合する圧入ロッドとを有する圧入ヘッドを設け
ることによって上記目的を達成している。
【0008】
【作用】上記構成によれば、圧入ロッドの上動に伴うバ
ックアップブロックの上動に基づいて、スリーブの上部
とワークの底面とをパンチとバックアップブロックとで
挟み込むことにより、上記スリーブがワークに圧入され
ることとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を一実施例を示す図に基づいて
詳細に説明する。図1は、エンジンのシリンダブロック
にスリーブを焼嵌めしたのち、上記スリーブをシリンダ
ブロックにおける所定の位置まで再圧入するための、エ
ンジンの製造設備におけるスリーブ圧入装置に本発明を
適用した例を示しており、本実施例では並列4気筒エン
ジンのシリンダブロックにおける各ボアにスリーブを再
圧入するための装置を例示している。
【0010】上記スリーブ圧入装置1は、フロアFに設
置された本体フレーム2と、この本体フレーム2に設け
られた治具3および圧入ヘッド4とを具備しており、さ
らに上記本体フレーム2にはワークリフタ5が設けら
れ、上記治具3に対する図中右方域および左方域には、
ワーク搬入コンベア6Aおよびワーク搬出コンベア6B
が設置されている。
【0011】図2ないし図4に示す如く、上記治具3は
支持フレーム2Aを介して本体フレーム2に固設された
平板状の載置台10を有しており、この載置台10には
載置ブロック11、位置決めピン12およびガイドプレ
ート13が、ワークとしてのシリンダブロックSBを図
3および図4中に鎖線で示す所定の姿勢に位置決めさせ
るべく適宜箇所に設置されている。
【0012】さらに上記載置台10には、シリンダブロ
ックSBの気筒数に対応した個数、実施例では4個のバ
ックアップブロック15,15…が設けられており、こ
れら各バックアップブロック15は上記載置台10にセ
ットされたシリンダブロックSBの各ボアに対応し、か
つ上記シリンダブロックSBの底面、詳しくはシリンダ
ブロックSBにおけるクランク室の上面に臨む態様で配
設されている。
【0013】図5に示す如く上記バックアップブロック
15は、その下部に設けられたロッド16と上記載置台
10に設けられたガイド17とによって上下動自在に支
承されており、またガイド17とロッド16との間には
バックアップブロック15を下方へ付勢するバネ18が
介装されている一方、ガイド17とバックアップブロッ
ク15との間にはスペーサ19が介装されており、上記
バックアップブロック15は常態において図5に示す待
機位置に占位している。
【0014】さらに、上記バックアップブロック15に
は図6および図7に示す如く上下に貫通する中央孔15
Aが形成されており、この上記中央孔15Aは図6から
明らかなように、幅Waよりも幅Wbの大きい略長方形
の平面形状を呈している。また、バックアップブロック
15の上面縁部には、リブ15aが突設されている一
方、上記バックアップブロック15の底面には、上記中
央孔15Aの下端に連なる座面15Bが形成されてい
る。
【0015】一方、図2ないし図4に示すように上記ワ
ークリフタ5は、多数個のローラを支承するとともに載
置台10の左右側方域に配設された左右一対のローラホ
ルダ20,20と、これらローラホルダ20,20を支
持するとともに本体フレーム2に対して昇降自在に設け
られたリフタフレーム21とを備えている。
【0016】上記リフタフレーム21は、本体フレーム
2に設けられたガイド22に案内されつつ、本体フレー
ム2に固設されたリフタタアクチュエータ23の動作に
基づいて上下方向に沿って移動し、これによって上記ロ
ーラホルダ20,20は図1に実線で示す下降位置と、
図1に鎖線で示す上昇位置との間を昇降動作することと
なる。なおリフタフレーム21に取付けられたドグ24
と、本体フレーム2に取付けられたリミットスイッチ2
5Aおよび25Bとにより、上記ローラホルダ20,2
0における昇降動作の確認が為される。
【0017】図1と図8および図9とに示すように、圧
入ヘッド4は本体フレーム2に設置されたローダ7によ
って水平方向、詳しくは治具3におけるバックアップブ
ロック15,15…の並設方向、言い換えれば上記治具
3にセットされたシリンダブロックSBにおける各ボア
の並設方向に沿って移動自在に設けられている。
【0018】また、圧入ヘッド4は上記ローダ7に支承
されたシフトフレーム30を有しており、このシフトフ
レーム30には左右一対のガイド31とロッド32とを
介して昇降ブラケット33が上下動自在に支承され、こ
の昇降ブラケット33はシフトフレーム30に固設され
た昇降アクチュエータ34によって上下方向に大きく昇
降動作される。なお、上記昇降ブラケット33の昇降動
作は、ガイド31に取付けられたリミットスイッチ35
A、35Bおよび35Cにより確認される。
【0019】上記昇降ブラケット33には、その下部に
4本の支持ロッド36,36…と中間プレート37およ
び4個のスペーサ38、38…とを介してパンチ39が
固設されており、また上記昇降ブラケット33には圧入
アクチュエータ40が固設されている。
【0020】図10に示すように、上記圧入アクチュエ
ータ40の作動ロッド40Aには、ジョイント41を介
して中間ロッド42が回転自在に連結され、この中間ロ
ッド42は中間プレート37およびパンチ39の中央を
貫通して延び、下端部には圧入ロッド43が固設されて
おり、この圧入ロッド43は圧入アクチュエータ40の
動作により上記中間ロッド42を介して上下方向に移動
される。なお上記圧入ロッド43における昇降動作の確
認は、昇降ブラケット33に取付けられたリミットスイ
ッチ44Aおよび44Bにより、ジョイント41の位置
を検出することによって行なわれる。
【0021】上記中間ロッド42には、ピニオン50が
軸方向(上下方向)に移動自在、かつ回転不可能に取付
けられ、図10および図11に示すように上記ピニオン
50にはラック51が噛合しており、このラック51は
中間プレート37に固設された回転アクチュエータ52
の作動ロッド52Aに取付けられ、かつ中間プレート3
7に設けられたガイドブッシュ53を介して軸方向に沿
って移動自在に支持されている。
【0022】上記回転アクチュエータ52が動作するこ
とにより、ラック51からピニオン50および中間ロッ
ド42を介して、上記圧入ロッド43が90°回転する
こととなる。なお上記圧入ロッド43の回転動作は、ラ
ック51の移動を検出するべく中間プレート37に取付
けられたリミットスイッチ54Aおよび54Bによって
確認される。
【0023】上記圧入ロッド43は、図12に示す如く
上下に延びる軸部43Aの上端に取付けフランジ43F
が設けられ、かつ軸部43Aの下端には係合部43Rが
形成されており、この係合部43Rは左右に張り出した
突起43a,43aを有し、幅Xaよりも幅Xbの大き
い略長方形の平面形状を呈している。
【0024】ここで、圧入ロッド43の係合部43Rに
おける幅Xa,幅Xbは、バックアップブロック15の
中央孔15Aにおける幅Wa,幅Wbよりも僅かに小さ
く設定されており、上記係合部43Rにおける幅Xaの
方向と、上記中央孔15Aにおける幅Waの方向とを一
致させた場合には、圧入ロッド43をバックアップブロ
ック15に貫通させることができる。
【0025】一方、バックアップブロック15に圧入ロ
ッド43を貫通させ、上記圧入ロッド43を90°回転
させた状態で引き上げると、上記係合部43Rにおける
突起43a,43aがバックアップブロック15の座面
15Bと係合し、これによって圧入ロッド43がバック
アップブロック15から抜けることなく、該バックアッ
プブロック15は圧入ロッド43に伴って上動すること
となる。
【0026】上述した構成のスリーブ圧入装置1によっ
て、シリンダブロックSBにスリーブSを圧入する場合
には、前工程においてスリーブSの焼嵌めされたシリン
ダブロックSBを、先ずワーク搬入コンベア6Aからワ
ークリフタ5を介して治具3に搬入する。
【0027】ここで、上昇位置に占位させたローラホル
ダ20,20へ上記ワーク搬入コンベア6Aからシリン
ダブロックSBを送り込み、図示していない適宜な手段
により概略の位置決めをしたのち、上記ローラホルダ2
0,20を下降位置へ移動させることにより、上記シリ
ンダブロックSBは治具3におけるバックアップブロッ
ク15,15…と干渉することなく載置台10に移載さ
れることとなる。
【0028】また、上記シリンダブロックSBは、ワー
クリフタ5の下降に伴い載置台10のガイドプレート1
3によって位置の矯正が為され、載置ブロック11に載
置された時点において位置決めピン12により正確な位
置決めが為される。このとき、上記シリンダブロックS
Bは、スリーブSの軸線を上下方向に延在させた態様で
上記治具3にセットされるとともに、上記シリンダブロ
ックSBにおける各ボアの下方域にはバックアップブロ
ック15,15…が位置することとなる。
【0029】上記治具3に対するシリンダブロックSB
のセットが完了したのち、圧入ヘッド4がローダ7によ
って水平移動され、シリンダブロックSBにおける1つ
のボアの上方域に位置される。このとき上記圧入ヘッド
4のパンチ39は最上昇位置に占位している。
【0030】次いで、圧入ヘッド4における圧入ロッド
43を圧入アクチュエータ40によって最下降位置に占
位させた状態で、圧入ヘッド4における昇降アクチュエ
ータ34の動作に基づいて、上記パンチ39を図13に
示す如くスリーブSの上部と当接する位置まで下降させ
たのち停止させる。このとき、上記圧入ヘッド4におけ
る圧入ロッド43はバックアップブロック15における
中央孔15Aを貫通し、上記圧入ロッド43の係合部4
3Rは上記バックアップブロック15の下方域に占位し
ている。
【0031】次いで、上記圧入ヘッド4における回転ア
クチュエータ52の動作により、図14に示すように圧
入ロッド43を90°回転させたのち、上記圧入ロッド
43を圧入アクチュエータ40の動作によって上動させ
ると、先に説明したように係合部43Rにおける突起4
3a,43aが、バックアップブロック15における座
面15B(図6および図7参照)と係合するため、図1
5に示す如く上記バックアップブロック15は圧入ロッ
ド43に伴って上動し、上記シリンダブロックSBの底
面と当接することとなる。
【0032】こののち、圧入アクチュエータ40の動作
によって圧入ロッド43をさらに上動させると、上記バ
ックアップブロック15の上動に伴って、スリーブSの
上部とシリンダブロックSBの底面とが、パンチ39と
バックアップブロック15とによって強く挟み込まれる
こととなり、かくして図16に示す如く上記シリンダブ
ロックSBのボアにスリーブSが圧入されることとな
る。
【0033】ここで、上記スリーブSの圧入時におい
て、上記圧入ロッド43の上動に伴ってシリンダブロッ
クSBに作用する上向きの圧入力は、スリーブSの上部
を支持しているパンチ39によって受け止められるた
め、上記スリーブSおよびシリンダブロックSBに対し
て相互に作用する極めて高い圧入力は、圧力ヘッド4に
おいて相殺されることとなり、圧力ヘッド4を支持して
いる本体フレーム2や、シリンダブロックSBのセット
されている治具3に対して高い圧入力が不用意に作用す
ることがない。
【0034】この結果、本体フレーム2や治具3等に高
い圧入力に耐え得る強度を持たせる必要がないために、
装置全体の小型化および軽量化を達成することができ、
併せてスリーブ圧入時におけるシリンダブロックSBの
不用意な変形をも未然に防止することが可能となる。
【0035】上記シリンダブロックSBの1つのボアに
対するスリーブSの圧入が完了したのち、圧入ロッド4
3を圧入アクチュエータ40により最下降位置に占位さ
せるとともに、回転アクチュエータ52により圧入ロッ
ド43を90°回転させることにより、圧入ロッド43
とバックアップブロック15との係合を解除する。
【0036】次いで、昇降アクチュエータ34の動作に
より、パンチ39を上動させてスリーブSの上部から離
隔させるとともに、上記圧入ロッド43をバックアップ
ブロック15の中央孔15AおよびスリーブSから抜き
出したのち、上記パンチ39を最上昇位置よりも下位の
中間位置において停止させる。
【0037】次いで、圧入ヘッド4をローダ7の動作に
よって水平移動させ、シリンダブロックSBにおける他
の1つのボアの上方域で停止させたのち、上述した如き
圧入ヘッド4によるスリーブSの圧入作業を実行し、以
下、圧入ヘッド4における水平移動と圧入動作とを繰り
返し実行することによって、シリンダブロックSBにお
ける全てのボアにスリーブSが圧入されることとなる。
【0038】全てのボアに対するスリーブSの圧入作業
が完了したのち、圧入ヘッド4はローダ7における原位
置に復帰するとともに、上記圧入ヘッド4のパンチ39
も最上昇位置に占位し、ワークリフタ5のローラホルダ
20,20が上昇位置に上動して、作業済みのシリンダ
ブロックSBをワーク搬出コンベア6Bに送り出すこと
によって、上記スリーブ圧入装置1は次なる新たなシリ
ンダブロックSBの搬入を待つこととなる。
【0039】なお、上述した実施例では、本発明に関わ
るスリーブ圧入装置を、エンジンの生産設備においてス
リーブをシリンダブロックに再圧入するための装置とし
て適用した例を示しているが、本発明は上記実施例にの
み限定されるものではなく、スリーブを各種ワークの所
定位置へ圧入するための装置として、様々な産業分野に
おいても有効に適用し得るものであることは言うまでも
ない。
【0040】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明に関わるス
リーブ圧入装置では、スリーブの軸線を上下方向に延在
させた態様でワークを位置決めする載置台と、載置台に
おけるワークの底面と臨む位置に上下動自在に設けられ
たバックアップブロックとを有する治具を設け、さらに
ワークが治具にセットされた状態においてスリーブの上
部と当接するパンチと、上下動自在に設けられるととも
にワークが治具にセットされた状態においてスリーブを
貫通してバックアップブロックに係合する圧入ロッドと
を有する圧入ヘッドを設け、圧入ロッドの上動に伴うバ
ックアップブロックの上動に基づいて、スリーブの上部
とワークの底面とをパンチとバックアップブロックとで
挟み込むことによりスリーブをワークに圧入しているの
で、スリーブの圧入時において上記スリーブとワークと
の相互に働く圧入力は、上記圧入ヘッドにしか作用しな
いこととなり、もって本発明に関わるスリーブ圧入装置
によれば、本体フレームや治具等に高い圧入力に耐え得
る強度を持たせる必要がないため、装置全体の小型化お
よび軽量化を達成することができ、併せてスリーブ圧入
時におけるワークの不用意な変形をも未然に防止するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるスリーブ圧入装置を示す概念的
な全体正面図。
【図2】本発明に関わるスリーブ圧入装置の治具および
ワークリフタを概念的に示す要部正面図。
【図3】治具およびワークリフタを概念的に示す要部側
面図。
【図4】治具およびワークリフタを概念的に示す要部平
面図。
【図5】治具におけるバックアップブロックの支持構造
を示す要部断面側面図。
【図6】治具におけるバックアップブロックの全体平面
図。
【図7】図6の VII−VII 線に沿ったバックアップブロ
ックの断面正面図。
【図8】本発明に関わるスリーブ圧入装置の圧入ヘッド
を示す正面図。
【図9】本発明に関わるスリーブ圧入装置の圧入ヘッド
を示す側面図。
【図10】圧入ヘッドを示す要部断面正面図。
【図11】図8のXI−XI線に沿った圧入ヘッドの要部断
面平面図。
【図12】(a)および(b)は、圧入ヘッドにおける
圧入ロッドを示す側面図および底面図。
【図13】本発明に関わるスリーブ圧入装置の動作態様
を示す概念図。
【図14】本発明に関わるスリーブ圧入装置の動作態様
を示す概念図。
【図15】本発明に関わるスリーブ圧入装置の動作態様
を示す概念図。
【図16】本発明に関わるスリーブ圧入装置の動作態様
を示す概念図。
【図17】従来のスリーブ圧入装置を示す概念図。
【符号の説明】
1…スリーブ圧入装置、 3…治具、 4…圧入ヘッド、 5…ワークリフタ、 10…載置台、 15…バックアップブロック、 39…パンチ、 43…圧入ロッド、 SB…シンンダブロック、 S…スリーブ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに挿入されたスリーブを押圧
    することにより、上記スリーブを上記ワークの所定位置
    へ圧入するためのスリーブ圧入装置であって、 上記スリーブの軸線を上下方向に延在させた態様で上記
    ワークを位置決めする載置台を有するとともに、記載置
    台における上記ワークの底面と臨む位置に上下動自在に
    設けられたバックアップブロックを有する治具と、 上記ワークが上記治具にセットされた状態における上記
    スリーブの上部と当接するパンチを有し、かつ上下動自
    在に設けられるとともに上記ワークが上記治具にセット
    された状態における上記スリーブを貫通して上記バック
    アップブロックに係合する圧入ロッドを有する圧入ヘッ
    ドと、 を備えて成り、上記圧入ロッドの上動に伴う上記バック
    アップブロックの上動に基づいて、上記スリーブの上部
    と上記ワークの底面とを、上記パンチと上記バックアッ
    プブロックとで挟み込むことにより、上記スリーブを上
    記ワークに圧入するよう構成したことを特徴とするスリ
    ーブ圧入装置。
  2. 【請求項2】 上記バックアップブロックと上記ワ
    ークとの干渉を回避するべく、上記載置台の上方域にお
    いて上記ワークを昇降移動させるためのワークリフタを
    具備して成ることを特徴とする請求項1記載のスリーブ
    圧入装置。
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