JPH0838834A - フィルタの製造方法 - Google Patents

フィルタの製造方法

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JPH0838834A
JPH0838834A JP19759494A JP19759494A JPH0838834A JP H0838834 A JPH0838834 A JP H0838834A JP 19759494 A JP19759494 A JP 19759494A JP 19759494 A JP19759494 A JP 19759494A JP H0838834 A JPH0838834 A JP H0838834A
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Tetsuo Okazono
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価に製造可能であって,同一材料で構成さ
れ,かつ濾過性能に優れた,フィルタの製造方法を提供
すること。 【構成】 得ようとするフィルタの片側面の形状に沿っ
た型面を有する成形型2を用い,該成形型2の表面に濾
材繊維11,12,13を供給すると共に付着させて第
一中間体101を形成する繊維供給工程と,上記第一中
間体101における濾材繊維11,12,13を互いに
結合させて第二中間体を形成する濾材繊維結合工程と,
上記第二中間体を上下方向よりプレスして,所望するフ
ィルタ形状に成形する成形工程とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,不織布よりなるフィル
タの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】自動車用エンジン等の内燃機関の吸気系に
は,吸気した空気に含まれるゴミ,埃等を取り除くため
のエアフィルタが設けてある。上記エアフィルタは,ケ
ースとキャップとよりなりなるハウジングと,該ハウジ
ング内に装着したフィルタとよりなる。
【0003】そして,上記フィルタは,不織布よりなる
濾材をひだ状,波状,プリーツ状と呼ばれる形状に折り
曲げた濾過エレメントと,該濾過エレメントの外周を保
持し,ハウジングへの装着を補助するための樹脂枠とよ
りなる。また,上記樹脂枠の更に外周には,樹脂枠とハ
ウジングとの間のシール性を確保するために,ゴムより
なるシール部材が設けられている。即ち,上記樹脂枠と
シール部材とによって,上記フィルタはハウジングに対
して装着可能になる。
【0004】以下に,上記濾過エレメントの,従来の製
造方法について説明する。まず,後述するスパンボンド
法等により製造されたシート状の基布の上に,ポリエス
テル,レーヨン等からなる濾材繊維を積層する。上記濾
材繊維が積層された基布に対し,ニードルパンチによる
繊維結合処理を加え,基布と濾材繊維,及び濾材繊維同
士の間で繊維をからみあわせてこれらを結合させる。次
に,基布と濾材繊維にバインダを含浸させ,乾燥する。
これによりシート状の濾材を得る。次に,上記濾材をひ
だ折り加工し,所望の長さに切断する。そして,上記濾
過エレメントに,別工程において成形した樹脂枠,シー
ル部材を組みつけて,フィルタとする。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記フィルタ
においては,濾過エレメントと樹脂枠とシール部材と
を,異なる材料からなる別部品として製造しなくてはな
らない。また,上記濾過エレメントは材料となる濾材の
製造工程と,該濾材より濾過エレメントを成形する工程
とがまったくの別工程となっている。このため,従来の
濾過エレメントの製造は繁雑で,手間がかかる。以上の
理由から製造コストが高くなる。
【0006】また,濾材より濾過エレメントを成形する
際に,折り曲げ部は内側で繊維が圧縮され,空気が通ら
なくなり,濾過性能を低下させていた。
【0007】本発明は,かかる問題点に鑑み,安価に製
造可能であって,同一材料で構成され,かつ濾過性能に
優れた,フィルタの製造方法を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題の解決手段】本発明は,得ようとするフィルタの
片側面の形状に沿った型面を有する成形型を用い,該成
形型の表面に濾材繊維を供給すると共に付着させて第一
中間体を形成する濾材繊維供給工程と,上記第一中間体
における濾材繊維を互いに結合させて第二中間体を形成
する繊維結合工程と,上記第二中間体を上下方向よりプ
レスして,所望するフィルタ形状に成形する成形工程と
よりなることを特徴とするフィルタの製造方法にある
(第1方法)。
【0009】上記成形型における型面は,濾材繊維を積
層し,第一中間体を形成する部分である。その形状は,
得ようとするフィルタの片側面の形状に沿った凸部,ま
たは凹部である。例えば,後述する濾材繊維の供給方法
が湿式法である場合には上記型面が凹部となり,乾式法
である場合には凸部となる。
【0010】次に,上記濾材繊維を供給する方法は,湿
式法及び乾式法とに大別される。上記湿式法は,製紙方
法とほぼ同様である。即ち,濾材繊維を水中に均一に懸
濁し,これを上記成形型ですくい,成形型型面に第一中
間体を形成するものである。
【0011】上記乾式法としては,例えばエアーレイド
法及びカード法がある。上記エアーレイド法は,原料と
なる繊維塊を解繊し,繊維を生成する。上記繊維を空気
中に飛散させた後,気流によって成形型上に繊維を集
め,成形する方法である。また,カード法は,カード機
を用い,繊維塊より解繊した繊維を成形型上に集め,成
形する方法である。
【0012】また,上記濾材繊維供給工程において,成
形型に予め基布をスパンボンド法,メルトブロー法によ
り形成し,上記基布の上に濾材繊維を積層することもで
きる。この場合には,基布によって第一中間体の強度が
向上するため,これを成形型から取り外したりする際の
取扱いが容易になる。このため,上記第一中間体の,後
述する金型への移動が容易になり,作業性が向上する。
【0013】上記スパンボンド法とは,紡糸機から直
接,高温の濾材繊維を集積し,成形型に供給する方法で
ある。この時,濾材繊維は半溶融状態であり,よって濾
材繊維は互いの接触点で融着し,不織布を形成する。ま
た,上記メルトブロー法とは,紡糸機から生じた濾材繊
維を気流により吹き飛ばし,成形型に集める方法であ
る。上記と同様に濾材繊維は半溶融状態であるため,互
いが接触することにより,不織布となる。
【0014】また,上記濾材繊維供給工程においては,
複数の種類の異なる濾材繊維を順次供給することによ
り,密度勾配型の不織布が成形できる。これにより,フ
ィルタの濾過性能が向上する。なお,上記濾材繊維とし
ては,例えば,ポリエステル,ポリプロピレン,レーヨ
ン,ガラス,アセテート等を使用する。
【0015】上記繊維結合工程とは,第一中間体におい
て,単に積層されているだけの濾材繊維を互いに絡み合
わせる等により,繊維間を一体的に結合する工程であ
る。そして,上記工程における繊維結合の方法は,機械
的結合,接着剤結合,熱接着結合のいずれかにより行
う。なお,上記繊維結合方法は複数の異なる方法を併用
してもよい。
【0016】上記機械的結合とは,第一中間体における
繊維を,機械的な作用により絡み合わせ,互いを交絡さ
せるものである。繊維の交絡に当たって,ニードルを使
用する場合にはニードルパンチ法,ジェット水流を使用
するスパンレース法,ウォータージェットパンチ法,更
に,繊維をフィラメント糸で縫うステッチボンド法があ
る。上述する各種の結合方法の中では,スパンレース法
及びウォータージェット法が最も好ましい。これは,凹
凸のあるフィルターの各部の繊維間を満遍なく一体的に
結合させるために,多方向からジェット水流の噴射を行
うことができるからである。
【0017】また,上記接着剤結合とは,接着バインダ
ーを繊維間に含浸させて,繊維間を接着する方法であ
る。接着バインダーを賦与する方法によって浸漬接着
法,スプレー法,泡沫法に分類される。上記浸漬接着法
とは,接着バインダを満たした容器内に,上記第一中間
体を投入する方法である。また,スプレー法は上記第一
中間体に対し,液状のバインダを吹き付ける方法であ
る。また,泡沫法は,粉体である接着バインダーを上記
第一中間体に対して振り掛ける方法である。上記方法の
中ではスプレー法と泡沫法とがウォータージェット法と
組合せる場合に適している。
【0018】更に,熱接着結合は,低融点の繊維あるい
は溶融用添加剤を第一中間体に予め混合し,加熱により
これを溶融させ,繊維同士を接着させる方法である。加
熱方法としては,高温空気を利用するスルーエアーヒー
ティング,またカレンダー機を用いるカレンダー法があ
る。
【0019】上記成形工程とは,上記濾材繊維間を完全
に結合させると共に,第一中間体をフィルタの形状に成
形する工程である。上記成形工程においては,得ようと
するフィルタと同形状のキャビティを有するプレス金型
を準備し,上記キャビティ内に第二中間体を配置する。
そして,上記第二中間体に対し,熱プレス処理を施す。
これにより,上記中間体内の濾材繊維は,繊維間が互い
に結合し,不織布状態となる。よって,完成したフィル
タを得ることができる。
【0020】また,上記成形型は多孔体であることが好
ましい。この場合には,濾材繊維を供給する際に用いる
空気,水等の各種流体が成形型を自由に通過でき,効率
的に濾材繊維のみを成形型に積層することができる。上
記多孔体としては,金網等の網状体,多数の細孔を穿設
した多孔板,目の粗い濾布などがある。
【0021】なお,上記製造工程によって製造されたフ
ィルタの一例としては,複数の波状袋部よりなる濾過部
と,該濾過部の外周縁に配設したツバ部とを有し,上記
波状袋部及びツバ部の基材は同一の不織布により構成さ
れているフィルタがある。
【0022】次に,上述の第一方法とは異なるフィルタ
の製造方法を以下に説明する。即ち,この製造方法は,
濾材繊維のシートを波状体に成形する波状加工工程と,
上記波状体の両側部を押圧して多数の波状袋部を形成す
る側部閉塞工程と,上記波状体の濾材繊維を結合させる
繊維結合工程と,上記波状体を上下方向にプレスして所
望するフィルタの形状に成形する成形工程とよりなるこ
とを特徴とする(第2方法)。
【0023】上記濾材繊維のシートとは,例えば,エア
ーレイド法及びカード法等によって,濾材繊維を平板状
に集積したもので,上述した各種繊維結合工程を行って
いないシートである。上記波状加工工程は,例えば,上
記シートを折り曲げることにより加工する。上記側部閉
塞工程においては,上記波板状の側部を例えば,ローラ
ー等により押圧して,波状体の両側部をその濾材繊維に
より閉止する。
【0024】以下,繊維結合工程,成形工程は上述の第
1方法と同様である。また,本製造方法においても,繊
維結合工程における濾材繊維の結合は,上述の第1方法
と同様に,機械的結合,接着剤結合,熱接着結合のいず
れかにより行うことが好ましい。本製造方法によれば,
多数の波状袋部を有し,濾過性能に優れたフィルタを,
同一材料により,容易かつ安価に製造することができ
る。
【0025】更に,上述の製造方法とは異なるフィルタ
の製造方法を以下に説明する。即ち,この製造方法は,
濾材繊維のシートを濾過部とツバ部とに切断する切断工
程と,上記濾過部を波状体に加工する波状加工工程と,
上記波状体の周縁部に上記ツバ部を一体的に接着するツ
バ部接着工程と,上記波状体の濾材繊維を結合させる繊
維結合工程と,上記波状体を上下方向にプレスして所望
するフィルタの形状に成形する成形工程よりなることを
特徴とする(第3方法)。
【0026】即ち,本製造方法はフィルタの各部を濾材
繊維のシートより別々に成形し,これらを接合し第一中
間体とするものである。なお,本製造方法において,得
ようとするフィルタの波状袋部が,波状体と側面板を有
している場合には,上記ツバ部接着工程において,上記
波状体の側面に側面板を接着する操作を行う。
【0027】上記切断工程はカッター等の切断工具によ
り行う。また,ツバ部の接着工程は,接着剤,ホットメ
ルト,繊維を熱溶着させる接着方法を利用する。以下,
繊維結合工程,成形工程は上述の第1及び第2方法と同
様である。また,本製造方法においても,繊維結合工程
における濾材繊維の結合は,上述の第1及び第2方法と
同様に,機械的結合,接着剤結合,熱接着結合のいずれ
かにより行うことが好ましい。本製造方法によれば,多
数の波状袋部を有し,濾過性能に優れたフィルタを,同
一材料により,容易かつ安価に製造することができる。
【0028】
【作用及び効果】本発明の,上記第1方法のフィルタの
製造方法は,濾材繊維供給工程と,繊維結合工程と,成
形工程からなり,濾材繊維供給工程においては,所望の
フィルタの片側面に沿った型面を有する成形型を用い,
該成形型に濾材繊維を供給することによって,濾材繊維
からなるフィルタの第一中間体を形成するものである。
【0029】即ち,本方法は,従来例のごとく,異なる
基材からなるフィルタの各部品を別部品として作成し,
その後これらを組み立ててフィルタとするという方法で
はない。本方法は,濾材繊維によって,得ようとするフ
ィルタの形状に集積した第一中間体を形成することによ
って,濾材繊維のみからなるフィルタを製造することが
できる。よって,フィルタの製造工程が極めて簡素とな
り,製造コストが安価となる。
【0030】また,本方法は濾材繊維を所望のフィルタ
の概略形状に成形した後に,濾材繊維に対して繊維結合
工程を施すものである。このため,得られたフィルタ
は,折り曲げ部の繊維構造が均一になると共に,袋状側
面部も濾過に有効に使うことができ濾過性能が向上でき
る。また,上記第2方法,第3方法においても,同様の
効果を得ることができる。
【0031】上記のごとく,本発明によれば,安価に製
造可能であって,同一材料で構成され,かつ濾過性能に
優れた,フィルタの製造方法を提供することができる。
【0032】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかるフィルタの製造方法につき,図
1〜図5を用いて説明する。即ち,図1に示すごとく,
得ようとするフィルタ1(図5参照)の片側面の形状に
沿った型面を有する成形型2を用い,該成形型2の表面
に3種類の異なる濾材繊維11,12,13を供給する
と共に付着させて第一中間体101を形成する濾材繊維
供給工程を行う。
【0033】次に,図1及び図2に示すごとく,上記第
一中間体101における濾材繊維11,12,13を互
いに結合させて,第二中間体102を形成する繊維結合
工程を行う。なお,この繊維結合工程は,後述するごと
く二つの結合方法を用いている。そして,図2に示すご
とく,最後に上記第二中間体102を上下方向よりプレ
スして,所望するフィルタ1の形状に成形する成形工程
を行う。以下,これらにつき詳しく説明する。
【0034】まず,上記濾材繊維供給工程について説明
する。図1(A)に示すごとく,後述するフィルタ1
(図5参照)の下面側(内側)と同形状であって,金属
ネットからなる成形型2を準備する。次に,図1(B)
に示すごとく,3種類の異なる濾材繊維11,12,1
3を上記成形型2に,エアーレイド法を利用し,順次積
層する。なお,上記エアーレイド法とは,原料となる繊
維塊を解繊し,繊維を生成する。上記繊維を空気中に飛
散させた後,気流によって成形型2上に繊維を集め,成
形する方法である。
【0035】この時,最も細い濾材繊維11を下層に,
次に太い濾材繊維12を中層に,最も太い濾材繊維13
を上層に積層する。濾材繊維11は,太さ1.5デニー
ルのレーヨン30%(重量%,以下同じ),2デニール
のレーヨン70%からなり,成形型2への単位面積あた
りの供給量は80〜100g/m2である。
【0036】濾材繊維12は,太さ1.5デニールのポ
リエステル70%,2.5デニールのポリエステル30
%からなリ,成形型2への供給量は40〜60g/m2
である。濾材繊維13は,太さ2デニールのポリエステ
ル60%,6デニールのポリエステル40%からなリ,
成形型2への供給量は25〜45g/m2である。
【0037】これにより,第一中間体101が形成され
る。第一中間体101は,図3にその拡大図を示すごと
く,濾材繊維11,12,および13を順次積層させた
もので,柔らかな状態にあり,次の繊維結合工程まで,
このまま成形型2の上に置かれている。
【0038】次に,上記繊維結合工程及び成形工程につ
いて説明する。なお,本例における上記繊維結合工程は
機械的結合と接着剤結合を組み合わせたものである。ま
ず,図1(C)に示すごとく,第一中間体101に対し
て,第1回目の結合方法としてウォータージェットパン
チ法による機械的結合を施す。即ち,第一中間体101
に対して,噴射密度35〜45本/cm2となるよう
に,ジェット水流19を与える。これにより,各濾材繊
維11,12,13が互いに絡まり合い,第二中間体1
02となる。なお,図4に,成形型2上に形成された,
上記第二中間体102の拡大断面図を示す。
【0039】次に,上記第二中間体102に対して,2
回目の結合方法として,接着剤結合を行う。即ち,図2
(A)に示すごとく,接着剤18である水溶性アクリル
樹脂を上記第二中間体102に対して散布する。その
後,上記第二中間体102を乾燥させ,成形型2からは
ずす。
【0040】最後に,上記アクリル樹脂を含んだ第二中
間体102を,図2(B)に示すごとく,金型21,2
2を用いて,上下方向より第二中間体に対して,熱プレ
スを行う。なお,金型のキャビティ20は得ようとする
フィルタ1と同形状である。上記熱プレスにより,多数
の波状袋部15(図5)を有するフィルタ1が得られ
る。熱プレス終了後,図2(C)に示すごとく,金型2
1,22よりフィルタ1を取り外す。
【0041】次に,図5に本例の製造方法により製造さ
れたフィルタ1を示す。本例のフィルタ1は,いわゆる
濾過エレメント自体に,その形状を保持する外周の枠部
を同一材料で一体に成形したものであって,濾過エレメ
ントと枠とを含めてフィルタと総称している。上記フィ
ルタ1は,複数の波状袋部15よりなる濾過部150
と,該濾過部150の外周縁に配設した枠としてのツバ
部153とを有してなる。上記波状袋部15及びツバ部
153の基材は同一のポリエステル繊維等よりなる不織
布により構成されている。
【0042】また,上記濾過部150における波状袋部
15は波状板151と側面板152とよりなり,上記波
状袋部15及びツバ部153は一体成形されている。な
お,上記フィルタ1においては,上記波状袋部15の下
方からその上方に向けて流体が流通し,濾過を行う。
【0043】次に,本例における作用効果につき説明す
る。本例のフィルタの製造方法は,濾材繊維供給工程
と,繊維結合工程と,成形工程からなり,濾材繊維供給
工程においては,所望のフィルタの片側面に沿った型面
を有する成形型を用い,該成形型に濾材繊維を供給する
ことによって,濾材繊維からなるフィルタの第一中間体
を形成するものである。
【0044】即ち,本例は,従来例のごとく,異なる基
材からなるフィルタの各部品を別部品として作成し,そ
の後これらを組み立ててフィルタとするという方法では
ない。本例は,濾材繊維によって,得ようとするフィル
タの形状に集積した第一中間体を形成することによっ
て,濾材繊維のみからなるフィルタを製造することがで
きる。よって,フィルタの製造工程が極めて簡素とな
り,製造コストが安価となる。
【0045】また,本例は濾材繊維を所望のフィルタの
概略形状に成形した後に,濾材繊維に対して繊維結合工
程を施すものである。このため,得られたフィルタは,
内部の繊維構造が均一になると共に,袋状側面部も濾過
に有効に使うことができ濾過性能が向上できる。
【0046】従って,本例によれば,安価に製造可能で
あって,同一材料で構成され,かつ濾過性能に優れた,
フィルタの製造方法を提供することができる。
【0047】また,本例のフィルタを製造する際に使用
した成形型2は,金属ネットより構成されている。この
ため,ウォータージェットパンチ及び水溶性アクリル樹
脂散布の際に,余分な液体が第一中間体及び第二中間体
内に残留することがない。このため,第二中間体の乾燥
時間が短くなる。また,本例のフィルタ1は,太さの異
なる濾材繊維よりなるため,密度勾配を有する。従っ
て,濾過の際には,濾過流体が最初は粗く,最後は細か
くという濾過作用を受ける。よって,本例の製造方法に
より製造されたフィルタは,濾過性能に優れている。
【0048】実施例2 本例は,図6に示すごとく,濾材繊維供給工程におい
て,成形型に予め基布を形成し,該基布の上に濾材繊維
を供給し,その後は実施例1と同様の製造工程を経て,
実施例1と同形状のフィルタを製造するものである。
【0049】即ち,本例の製造工程は,濾材繊維のシー
トを波状体に成形する波状加工工程と,上記波状体の両
側部を押圧して多数の波状袋部を形成する側部閉塞工程
と,上記波状体の濾材繊維を結合させる繊維結合工程
と,上記波状体を上下方向にプレスして所望するフィル
タの形状に成形する成形工程とよりなる。以下,これら
につき詳しく説明する。
【0050】本例の濾材繊維供給工程においては,ま
ず,図6(A)に示すごとく,実施例1と同様の成形型
2を準備する。そして,上記成形型2の上に,メルトブ
ロー法により,ポリエステル100%からなる濾材繊維
を,供給量を50〜150g/m2として供給する。
【0051】なお,上記メルトブロー法とは,紡糸機か
ら生じた濾材繊維を気流により吹き飛ばし,成形型に集
積する方法である。この時,濾材繊維は半溶融状態であ
り,従って,濾材繊維同士は互いの接触点で融着し,一
体化する。よって,図6(B)に示すごとく,成形型2
の上に基布14が形成される。その後,図6(C)に示
すごとく,実施例1と同様に,濾材繊維12及び13を
基布14の上に供給して,第一中間体104を得る。そ
の他は,実施例1と同様である。
【0052】本例の場合には,基布14によって第一中
間体104の強度が向上する。このため,第一中間体1
04を成形型2から取り外すことが容易になる。このた
め,上記第一中間体14の,金型への移動が容易にな
り,作業性が向上する。その他は,実施例1と同様の作
用効果を有する。
【0053】実施例3 本例は,図7に示すごとく,成形型を使用せず第一中間
体を成形し,その後は,実施例1と同様の工程を経て,
実施例1と同形状のフィルタ(図5参照)を製造するも
のである。即ち,本例の製造工程は,濾材繊維のシート
を波状体に成形する波状加工工程と,上記波状体の両側
部を押圧して多数の波状袋部を形成する側部閉塞工程
と,上記波状体の濾材繊維を結合させる繊維結合工程
と,上記波状体を上下方向にプレスして所望するフィル
タの形状に成形する成形工程とよりなる。
【0054】上記シートは実施例1と同様の濾材繊維を
用い,これらを図7(A)に示すごとく,平板状に集積
したものである。即ち,三種類の異なる濾材繊維を,移
動するシート作成コンベア49上に,最も細い濾材繊維
11を下層に,次に太い濾材繊維12を中層に,最も太
い濾材繊維13を上層に,実施例1と同様にエアーレイ
ド法を利用し順次積層する。これにより,三層構造のシ
ート400を得る。なお,同図における符号41,4
2,43は各濾材繊維11,12,13の原料となる繊
維塊,490は供給用コンベア,48は繊維供給器であ
る。
【0055】下層の濾材繊維11は,太さ1.5デニー
ルのレーヨン30%,2デニールのレーヨン70%から
なり,単位面積あたりの供給量は80〜100g/m2
である。中層の濾材繊維12は,太さ1.5デニールの
ポリエステル70%,2.5デニールのポリエステル3
0%からなリ,供給量は40〜60g/m2である。上
層の濾材繊維13は,太さ2デニールのポリエステル6
0%,6デニールのポリエステル40%からなリ,供給
量は25〜45g/m2である。
【0056】次に,上記波状加工工程においては,ま
ず,図7(B)に示すごとく,上記シート400を波状
加工機31に投入する。これにより,上記シート401
は全体がひだ折りされ,波状体401となる。その後,
上記波状体401を所望の長さに切断する。上記波状加
工機31は,ベルト315に適宜の間隔を置いて立設し
た成形板313を有する一対の回転機310により構成
されている。
【0057】上記側部閉塞工程は,図7(C)に示すご
とく,所望の長さに切断された波状体401の両側部4
03をローラー32にて押圧し,平らにする。これによ
り,波状体41の側部403が閉塞される。また,上記
閉塞された側部の下面には,図5において示す,フィル
タ1のツバ部153となる。
【0058】従って,上記工程より,所望するフィルタ
の概略形状を有する第一中間体を形成することができ
る。なお,上記の側部403の閉塞の際には,波状体4
01は,未だ柔らかい状態にあるので,容易に変形し,
波状袋体15(図5)とツバ部153とが形成される。
その他は実施例1と同様である。また,作用効果も実施
例1と同様である。
【0059】実施例4 本例は,図8に示すごとく,成形型を使用せず,第一中
間体を成形し,その後は,実施例1と同様の工程を経
て,実施例1と同形状のフィルタ(図5参照)を製造す
るものである。即ち,本例のフィルタの製造工程は,濾
材繊維のシートを濾過部とツバ部とに切断する切断工程
と,上記濾過部を波状体に加工する波状加工工程と,上
記波状板の周縁部に上記ツバ部を一体的に接着するツバ
部接着工程と,上記波状体の濾材繊維を結合させる繊維
結合工程と,上記波状体を上下方向にプレスして所望す
るフィルタの形状に成形する成形工程よりなる。
【0060】上記シートは実施例3と同様に,濾材繊維
を平板状に集積したものである。即ち,三種類の異なる
濾材繊維を,最も細い繊維を下層に,次に太い繊維を中
層に,最も太い繊維を上層に,エアーレイド法を利用し
順次積層する。
【0061】上記切断工程において,図8(A)に示す
ごとく,上記シート400の両側をカッターで切断す
る。これより,上記シート400は中央シート405と
二枚の側面シート406に分離する。
【0062】上記波状加工工程において,図7(B)に
示すごとく,上記中央シート405を実施例3と同様の
波状加工機31に投入する。これにより,上記中央シー
ト405は全体がひだ折りされ,波状体407となる。
その後,上記波状体407を所望の長さに切断する。ま
た,二枚の側面シート406も同様の長さに切断してお
く。
【0063】上記ツバ部接着工程において,図7(C)
に示すごとく,上記切断された波状体407の両側面に
上記二枚の側面シート406を接着剤により接着する。
なお,現時点では,波状体407の側面より,側面シー
ト406が一部はみ出している。この部分は,この後に
行われる,繊維結合工程,成形工程等の間に自然に波状
体側に織り込まれて行く。よって,上記工程より,所望
するフィルタの概略形状を有する第一中間体を形成する
ことができる。その他は実施例1と同様である。また,
作用効果も実施例1と同様である。
【0064】実施例5 本例のフィルタの製造方法は,成形型に濾材繊維を供給
するに当たって,製紙方法と同様の湿式法を利用するも
のである。即ち,本例の製造方法に当たっては,まず,
得ようとするフィルタの片側面に沿った凹状の型面を有
する成形型を準備する。なお,上記成形型は実施例2と
同様金属ネットより構成されている。また,濾材繊維を
分散させた水溶液を準備する。
【0065】そして,上記成形型を上記水溶液中に投入
する。その後,成形型を引き上げ,脱水することによっ
て,成形型の型面に抄造された第一中間体を得る。
【0066】その後は,実施例1と同様に,上記第一中
間体における濾材繊維を互いに結合させて第二中間体を
形成する繊維結合工程,そして上記第二中間体を上下方
向よりプレスして,所望するフィルタ形状に成形する成
形工程を行う。本例も実施例1と同様の作用効果を有す
る。
【0067】なお,以上に述べた実施例は,いわゆる濾
過エレメントの成形と同時にその外周に枠を形成したフ
ィルタである。上記実施例の各製造方法により,樹脂製
の枠内に収容可能なフィルタを製造してもよい。また,
フィルタ外周の枠としてのつば部はフィルタの固定用あ
るいは流体のもれ防止用として有効であるが,つば部に
スポンジ等のシール部材を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるフィルタの製造方法の説明
図。
【図2】図1に続く,フィルタの製造方法の説明図。
【図3】実施例1における第一中間体の拡大説明図。
【図4】実施例1における第二中間体の拡大説明図。
【図5】実施例1において得られたフィルタの斜視図。
【図6】実施例2におけるフィルタの製造方法の説明
図。
【図7】実施例3におけるフィルタの製造方法の説明
図。
【図8】実施例4におけるフィルタの製造方法の説明
図。
【符号の説明】
1...フィルタ, 101...第一中間体, 102...第二中間体, 11,12,13...濾材繊維, 15...波状袋部, 151...波状板, 152...側面板, 153...ツバ部, 2...成形型, 31...波状加工機,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡薗 哲郎 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 得ようとするフィルタの片側面の形状に
    沿った型面を有する成形型を用い,該成形型の表面に濾
    材繊維を供給すると共に付着させて第一中間体を形成す
    る濾材繊維供給工程と,上記第一中間体における濾材繊
    維を互いに結合させて第二中間体を形成する繊維結合工
    程と,上記第二中間体を上下方向よりプレスして,所望
    するフィルタ形状に成形する成形工程とよりなることを
    特徴とするフィルタの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記濾材供給工程に
    おいては,複数種類の濾材繊維を順次供給して,複数種
    類の濾材繊維層からなる第一中間体を成形することを特
    徴とするフィルタの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれか一項におい
    て,上記繊維結合工程における濾材繊維の結合は,機械
    的結合,接着剤結合,熱接着結合のいずれかにより行う
    ことを特徴とするフィルタの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記成形型は,多孔体であることを特徴とするフィルタ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 濾材繊維のシートを波状体に成形する波
    状加工工程と,上記波状体の両側部を押圧して多数の波
    状袋部を形成する側部閉塞工程と,上記波状体の濾材繊
    維を結合させる繊維結合工程と,上記波状体を上下方向
    にプレスして所望するフィルタの形状に成形する成形工
    程とよりなることを特徴とするフィルタの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記繊維結合工程に
    おける濾材繊維の結合は,機械的結合,接着剤結合,熱
    接着結合のいずれかにより行うことを特徴とするフィル
    タの製造方法。
  7. 【請求項7】 濾材繊維のシートを濾過部とツバ部とに
    切断する切断工程と,上記濾過部を波状体に加工する波
    状加工工程と,上記波状体の周縁部に上記ツバ部を一体
    的に接着するツバ部接着工程と,上記波状体の濾材繊維
    を結合させる繊維結合工程と,上記波状体を上下方向に
    プレスして所望するフィルタの形状に成形する成形工程
    よりなることを特徴とするフィルタの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において,上記ツバ部接着工程
    において,上記波状体の側面に側面板を接着することを
    特徴とするフィルタの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8のいずれか一項におい
    て,上記繊維結合工程における濾材繊維の結合は,機械
    的結合,接着剤結合,熱接着結合のいずれかにより行う
    ことを特徴とするフィルタの製造方法。
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