JPH083441B2 - 試料はかり取りシステム - Google Patents

試料はかり取りシステム

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JPH083441B2
JPH083441B2 JP3194187A JP3194187A JPH083441B2 JP H083441 B2 JPH083441 B2 JP H083441B2 JP 3194187 A JP3194187 A JP 3194187A JP 3194187 A JP3194187 A JP 3194187A JP H083441 B2 JPH083441 B2 JP H083441B2
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JP3194187A
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JPS63200019A (ja
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正 長岡
仁 近藤
規之 有馬
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、例えば病院や医院内外の薬局における調剤
作業のように、薬剤等の試料を定められた量だけはかり
取るための、試料はかり取りシステムに関する。
<従来の技術> 処方箋に基づく調剤作業においては、一般に、調合す
べき薬剤を間違えたり、あるいははかり取り量を間違え
てしまうと重大な事故につながる虞れがある。このよう
な事故を防止することを目的として、特開昭60−20122
号において、あらかじめ処方箋データを登録しておき、
その登録内容に基づいて、調剤すべき薬剤の指示、その
はかり取り量の指示、およびその指示に対する誤操作時
の警報の発生等の機能を有する装置が提案されている。
この装置によると、調剤作業が処方箋通りに行われたか
否かをチェックされるので、事故発生の防止のみなら
ず、薬剤師の精神的なものを含めた負担を軽減し得ると
いう効果もある。
<発明が解決しようとする問題点> ところで、上述したはかり取り装置の構成要素の1つ
である電子天びんの性能上の問題として、ひょう量の問
題、つまり、1回にはかり取れる重量に上限が存在する
という点がある。すなわち、処方箋における1日の投与
量と投与日数の積から求められるはかり取り総量に基づ
くはかり取り量の指示が、電子天びんのひょう量より大
きい場合、そのはかり取り総量を適宜に分割してはかり
取られなければならない。この場合、上述の提案に基づ
く装置においても、薬剤師自身がはかり取り総量を分割
計算してその分割数や分割後の各はかり取り量等を記憶
しつつ作業を進める必要があり、ここにおいて人為的ミ
スの生ずる危険性があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、はかり取り作
業においてはかり取るべき重量が1回のはかり取り可能
量よりも大きい場合においても、作業者が分割計算やそ
の記憶等を行う必要がなく、もって人為的ミスの発生を
防止するとともに、作業者の負担をより軽減することの
できる、試料はかり取りシステムの提供を目的としてい
る。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するための構成を第1図に示す基本
概念図を参照しつつ説明すると、本発明は、荷重センサ
aからのデータに基づいて皿b上の試料重量を算出する
計量値算出手段cと、その算出された試料重量を表示す
る計量表示器dと、はかり取るべき重量に係るデータを
入力するための入力手段eと、その入力されたデータに
基づくはかり取り総量Wを上記荷重センサによるひょう
量以下のあらかじめ設定された限度量wと比較して、は
かり取り総量Wが限度量wを越えている場合、そのはか
り取り総量Wを限度量wの1または複数とその限度量w
未満の端量rからなる複数のはかり取り量に分割する演
算手段fと、計量表示器dに隣接して配設され、分割後
のはかり取り量を指令の発生により順次表示するはかり
取り量表示器gを備えたことによって、特徴づけられ
る。
<作用> はかり取り総量Wが荷重センサaによるひょう量を越
えていても、計量表示器dに隣接するはかり取り量表示
器gには、荷重センサaによるひょう量以下の限度量w
およびそのw未満の端量rからなる複数のはかり取り量
に自動的に分割されて順次表示されるから、作業者は、
分割計算や記憶を行うことなく、その表示に従ってはか
り取り作業を進めることができる。
<実施例> 本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第2図は本発明実施例のシステム構成を示すブロック
図である。
荷重センサを内蔵する荷重検出部1は皿1a上の荷重を
検出し、そのデジタル変換データは所定の微少時間ごと
に制御部2に採り込まれる。
制御部2はマイクロコンピュータによって構成され、
各種演算やプログラムの実行および各周辺機器の制御を
行うCPU21,後述するプログラムが書き込まれたROM22,お
よび荷重検出部1からのデータやCPU21による各種演算
結果等を記憶するエリアが設定されたRAM23を備えてい
る。
制御部2には、荷重検出部1のほかにテンキーを主体
とするキーボード3および表示部4が接続されている。
表示部4は、荷重検出部1からの刻々のデータに基づ
いて算出される皿1上の試料重量をデジタル表示するた
めの計量表示器41,この計量表示器41に隣接して配設さ
れ、制御部2から供給される後述するはかり取り量をデ
ジタル表示するためのはかり取り量表示器42,および後
述するようにはかり取り量が分割によるものである場合
にそのうち後述する限度量w相当のものの数を表示する
ための残存回数表示器43から成っている。
第3図はROM22に書き込まれたプログラムを示すフロ
ーチャートで、以下、この図を参照しつつ本発明実施例
の作用を述べる。
前述した荷重検出部1によるひょう量あるいはそれ以
下の適宜の重量値が、あらかじめ限度量wとしてROM22
内に格納されている。この限度量wは、荷重検出部1の
ひょう量が例えば120gであるとすると、100g等の切れの
良い量としておくことが好ましい。
さて、例えば処方箋に基づく調剤作業について説明す
ると、処方箋のデータとしてその薬品の1日の投与量
と、投与日数があるが、このデータをキーボード3から
入力すると、その積によりはかり取るべき総重量、つま
りはかり取り総量Wが算出される。次に、そのはかり取
り総量Wが上述の限度量wと比較され、Wがw以下であ
る場合には、はかり取り量表示器42にそのWの値がデジ
タル表示される。作業者、つまり薬剤師は、この表示値
だけ薬品をはかり取る。すなわち、計量表示器41には、
公知の手法に基づく皿1a上の薬品重量の算出値が刻々と
表示されるから、この計量表示器41の表示値がはかり取
り量表示器42の表示値と等しくなるよう、皿1a上に薬品
量を加減する。このはかり取り作業が完了したときに、
キーボードから指令を与えることにより、あるいは、皿
1a上から薬品を取り去ったことを荷重検出部1からのデ
ータの監視により検知して自動的に指令を発することに
より、はかり取り量表示器42の表示が消去され、次のデ
ータ入力を待つ。
はかり取り総量Wが限度量wを越えている場合には、
そのはかり取り総量Wが1または複数の限度量wおよび
その限度量w未満の端量rに分割される。すなわち、 W=n・w+r(nは自然数) なる分割計算が行われる。そして、はかり取り量表示器
42には、まず、限度量wが表示され、同時に残存回数表
示器43にnが表示される。薬剤師は前述と同様のはかり
取り作業により薬品をはかり取り量表示器42の表示値、
つまり限度量wだけはかり取る。その完了時の指令発生
ごとに、nが1づつ減じられて残存回数表示器43に表示
されるが、nが0に達するまでははかり取り量表示器42
には引き続き限度量wが表示される。1回または複数回
の限度量w相当量のはかり取り作業が完了してnが0に
なると、最後に端量rがはかり取り量表示器42に表示さ
れる。このr分のはかり取り作業を終えてその旨の指令
が発生すると、はかり取り量表示器42の表示が消去さ
れ、この時点において、それまでのはかり取り作業によ
りはかり取られた薬品の合計がはかり取り総量Wと一致
することになる。
なお、以上の実施例では残存回数表示器43にnの数値
を表示して限度量w相当量のはかり取り作業の完了ごと
にその表示値を1づつ減じたが、複数個の表示灯を設
け、nと同数の表示灯を点灯し、かつ、その表示灯を1
回のはかり取り作業の完了ごとに消灯するよう構成する
ことができる。また、この残存回数の表示は必らずしも
必要ではないが、少くとも、はかり取り総量Wが分割さ
れた旨を表示するか、あるいはその旨を警告音等によっ
て報知するよう構成しておくことが望ましい。この場
合、Wがwを越えているときに直ちに分割計算を行う必
要はなく、Wからwを減じてゆき、残りの量がw未満に
なったときにその端量rを表示するよう構成することが
できる。
更に、以上の実施例では、制御部2において計量値の
決定および分割計算等の全ての演算を行ったが、本発明
はこれに限定されることなく、制御部2に外部入出力ポ
ートを設け、計量値の決定のみを制御部2で行い、分割
計算等のその他の演算や制御、更にははかり取り総量の
入力等を、外部入出力ポートに接続されたホストコンピ
ュータ等の外部機器で行うよう構成することもできる。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、入力されたは
かり取り総量Wを荷重検出部のひょう量以下のあらかじ
め設定された限度量wと比較し、はかり取り総量Wがこ
の限度量wを越えている場合には、Wを1または複数の
限度量wおよびその限度量w未満の端量rからなる複数
のはかり取り量に分割し、分割された各はかり取り量を
計量表示器に隣接する表示器に順次表示するよう構成し
たから、はかり取り総量Wが荷重検出部による1回のは
かり取り可能量を越えていても、作業者が分割計算やそ
の記憶をする必要がなくなり、分割時の人為的ミスを大
幅に減少させることができるとともに、作業者はその負
担が軽減され、実際のはかり取り作業に専念することが
できるので、作業能率の向上にもつながる。特に、調剤
作業等の、安全性を要求されるはかり取り作業につい
て、その安全性の向上ならびに作業者の精神的負担の軽
減に寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す基本概念図、 第2図は本発明実施例のシステム構成を示すブロック
図、 第3図はそのROM22に書き込まれたプログラムを示すフ
ローチャートである。 1……荷重検出部、1a……皿 2……制御部、21……CPU 22……ROM、23……RAM 3……キーボード、4……表示部 41……計量表示器 42……はかり取り量表示器 43……残存回数表示器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷重センサからのデータに基づいて皿上の
    試料重量を算出する計算値算出手段と、その算出された
    試料重量を表示する計量表示器と、はかり取るべき重量
    に係るデータを入力するための入力手段と、その入力さ
    れたデータに基づくはかり取り総量を上記荷重センサに
    よるひょう量以下のあらかじめ設定された限度量と比較
    して、上記はかり取り総量が上記限度量を越えている場
    合、そのはかり取り総量を上記限度量の1または複数と
    その限度量未満の端量からなる複数のはかり取り量に分
    割する演算手段と、上記計量表示器に隣接して配設さ
    れ、上記分割後のはかり取り量を指令の発生により順次
    表示するはかり取り量表示器を備えたことを特徴とす
    る、試料はかり取りシステム。
  2. 【請求項2】上記演算手段により上記はかり取り総量が
    複数のはかり取り量に分割されたとき、その旨を報知す
    る手段を備えたことを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項記載の試料はかり取りシステム。
  3. 【請求項3】上記分割により生じた複数のはかり取り量
    のうち、上記限度量相当のものの数に係る表示を行う手
    段を備えたことを特徴とする、特許請求の範囲第2項記
    載の試料はかり取りシステム。
  4. 【請求項4】上記限度量相当のものの数に係る表示が、
    上記限度量相当のはかり取りの完了ごとに1づつ減じら
    れるよう構成したことを特徴とする、特許請求の範囲第
    3項記載の試料はかり取りシステム。
  5. 【請求項5】上記限度量相当のものの数に係る表示を、
    その数に対応する個数の表示灯の点灯により行うよう構
    成するとともに、上記限度量相当のはかり取りの完了ご
    とに上記表示灯が1個づつ消灯されるよう構成したこと
    を特徴とする、特許請求の範囲第4項記載の試料はかり
    取りシステム。
JP3194187A 1987-02-14 1987-02-14 試料はかり取りシステム Expired - Lifetime JPH083441B2 (ja)

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JPS63200019A JPS63200019A (ja) 1988-08-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012042335A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Katsuzo Kawanishi 電子秤、電子秤システムおよび被計量物の計量作業方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012042335A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Katsuzo Kawanishi 電子秤、電子秤システムおよび被計量物の計量作業方法

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