JPH083406Y2 - トイレットペーパー巻取機の耳端除去装置 - Google Patents

トイレットペーパー巻取機の耳端除去装置

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Publication number
JPH083406Y2
JPH083406Y2 JP40290890U JP40290890U JPH083406Y2 JP H083406 Y2 JPH083406 Y2 JP H083406Y2 JP 40290890 U JP40290890 U JP 40290890U JP 40290890 U JP40290890 U JP 40290890U JP H083406 Y2 JPH083406 Y2 JP H083406Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
toilet paper
edge
drive roll
suction duct
cutter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP40290890U
Other languages
English (en)
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JPH0488452U (ja
Inventor
一史 加地
Original Assignee
有限会社加地製作所
春日製紙工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社加地製作所, 春日製紙工業株式会社 filed Critical 有限会社加地製作所
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトイレットペーパー巻取
機の耳端除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトイレットペーパー巻取機の耳端
除去装置を、第3〜4図に基づき説明する。
【0003】なお、現在用いられている代表的なトイレ
ットペーパー巻取機は、給紙加工パートと巻取パートに
区分され、給紙加工パートは、抄紙機によって抄紙され
通常直径が1000〜1500mmに巻き上げられた原反ロールか
らトイレットペーパーを繰り出し、必要に応じ紙加工を
施して巻取パートに供給する部分をいう。巻取パート
は、給紙加工パートから送られてきたトイレットペーパ
ーを巻軸上に巻き取り、ロール状の芯なしトイレットペ
ーパーを製造する部分であり、第3図にはその巻取パー
トのみが示されている。
【0004】さて、同図に示されているように、巻取パ
ートは駆動ロール2、3、ライディングロール4、ニッ
プロール5、カッター6などが主たる構成要素となって
いる。そして、この巻取パートでは、駆動ローラ2およ
び駆動ローラ3を回転させながらライディングロール4
で巻軸1上のトイレットペーパーロールTを押し付ける
と、巻軸1上に給紙されているトイレットペーパーPが
巻き取られていくようになっている。
【0005】同図には、トイレットペーパーPの巻初め
の状態が示されており、原反ロールからは幅が1000〜20
00mm位の、幅広のままのトイレットペーパーPが紙送り
されてくるが、横並びに併置された数個のカッター6に
より、JIS規格で定める紙幅114mmに切断される。7
は巻取りが完了したトイレットペーパーロールToを受け
る受台、8はトイレットペーパーPを幅方向に切断する
ナイフである。
【0006】先に巻き取りが完了したトイレットペーパ
ーロールToが受台7に載せられると、ナイフ8でトイレ
ットペーパーPが切断され、破線で示した部分のペーパ
ーPが実線で示すように巻軸1上に巻き付けられる。つ
いで、仮接着用の水wが噴霧器9から吹きつけられ、ラ
イディングール4が下って駆動ロール2、3が回転し始
める。ペーパーPは水の吸着作用により巻軸1やペーパ
ーPの巻層同士と仮接着するので、駆動ロール2、3の
回転によってトイレットペーパーPは巻き取られ、巻取
径を段々と大きくしていく。
【0007】第4図に示されるように、ある程度巻径が
大きくなると噴霧器9の噴射が止められ、JIS規格で
定める120mmの巻径に達すると巻取りが完了する。
【0008】この巻取り作業の開始から終了まで、駆動
ロール2の表面を紙送りされるトイレットペーパーPの
耳端Peは耳端切断用のカッター6で切断され、ニップロ
ール5の図中左横に配設されている吸引ダクト50で吸引
されるようになっている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記従来例
では、つぎのような問題があった。まず、巻初めに噴霧
される水が駆動ロール2の表面にも付着するので、カッ
ター6で切り離された耳端Peが、駆動ロール2の表面に
貼り付いてだんご状になったり、駆動ロール2の上面を
越えないで途中から横に垂れ落ち、吸引ダクト50で吸い
込めないという現象がよく生じていた。
【0010】また、カッター6で切断されてから、いっ
たん駆動ロール2の上面を乗り越え、ついで下方に下っ
ていって吸引ダクト50に吸引されるのであるが、耳端Pe
の幅が狭くなっている所で、時々、耳端Peの帯が切れて
しまうことがある。このように、耳端Peの帯が途中で切
れてしまうと、自動的には駆動ロール2の上面を乗り越
えないので、手作業によって耳端Peを吸引ダクト50まで
持っていってやる必要があった。
【0011】本考案はかかる事情に鑑み、耳端を確実に
吸引ダクトで外部に排出しうるようにした耳端除去装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案のトイレットペー
パーの耳端除去装置は、巻軸に巻回されたトイレットペ
ーパーに接触しながら回転してトイレットペーパーを巻
取り駆動する駆動ロールと、該駆動ロールの表面に沿っ
て紙送りされる原反シートの耳端を切断するカッターと
を備えたトイレットペーパー巻取機であって、前記駆動
ロールの上面と前記カッターとの間に耳端吸引ダクトが
設けられており、該吸引ダクトの先端には、前記駆動ロ
ールの表面に接して耳端をかき取るドクターが形成され
ていることを特徴とする
【0013】
【作用】本考案にあっては、吸引ダクトが駆動ロールの
上面の手前、すなわちカッター側に配置されているの
で、カッターで切り離された帯状の耳端が駆動ロール上
面を乗り越える必要がなく、そのため、たとえ、駆動ド
ラムの表面に水分が付着していても、だんご状になった
り、途中から垂れ下がることはない。
【0014】また、ドクターによって耳端をかき取るの
で、耳端が途中で切れたときでも、引き続いて耳端がド
クターによって自動的に吸引ダクトに案内される。この
ため、人手を要せずにして、耳端を確実に機外に排出す
ることができる。
【0015】
【実施例】つぎに、本考案の一実施例を第1〜2図に基
づき説明する。
【0016】同図において、10は吸引ダクトであり、吸
引ダクト10の先端にはJ字状に湾曲したドクター11が形
成されている。また、吸引ダクト10の後端はブロワーな
どの吸引手段に連結されている。吸引ダクト10の材質や
製作方法は本質的に何ら限定されないものであるが、た
とえば塩化ビニルパイプを成形加工するのが簡便であ
る。このドクター11の先端は、駆動ロール2の表面にほ
ぼ接するよう取り付けられる。また、その位置は駆動ロ
ール2の上面よりカッター6に近い側である。
【0017】第2図に示されるように。カッター6の隣
りには同形式のカッター6aが取り付けられており、これ
はトイレットペーパーロールTをJIS規格である114mmに
切断するためのものである。このカッター6aは原反ペー
パーPの幅に応じて必要な数だけ設けられる。また、第
2図に示されていない方の端部にも、同様のカッター6
と耳端除去用の吸引ダクト10が取り付けられている。
【0018】図から明らかなように、本実施例では耳端
Peが駆動ドラム2の上面にいく前に、ドクター11でかき
取られて、吸引ダクト10内に吸い取られるので、駆動ド
ラム2の表面が水で濡れていても、また耳端が途中で切
れていても、確実に吸引ダクト10に吸い取らせ、機外に
排出させることができるのである。
【0019】
【考案の効果】本考案によれば、耳端を確実に機外に排
出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すトイレットペーパー巻
取機の要部側面図である。
【図2】同実施例の要部斜視図である。
【図3】従来の耳端除去装置を示す側面図である。
【図4】従来の耳端除去装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 巻軸 2 駆動ロール 5 ニップロール 6 カッター 10 吸引ダクト 11 ドクター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻軸に巻回されたトイレットペーパーに接
    触しながら回転してトイレットペーパーを巻取り駆動す
    る駆動ロールと、該駆動ロールの表面に沿って紙送りさ
    れる原反シートの耳端を切断するカッターとを備えたト
    イレットペーパー巻取機であって、 前記駆動ロールの上面と前記カッターとの間に耳端吸引
    ダクトが設けられており、該吸引ダクトの先端には、前
    記駆動ロールの表面に接して耳端をかき取るドクターが
    形成されていること を特徴とするトイレットペーパー巻取機の耳端除去装
    置。
JP40290890U 1990-12-10 1990-12-10 トイレットペーパー巻取機の耳端除去装置 Expired - Lifetime JPH083406Y2 (ja)

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JP40290890U JPH083406Y2 (ja) 1990-12-10 1990-12-10 トイレットペーパー巻取機の耳端除去装置

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JP40290890U JPH083406Y2 (ja) 1990-12-10 1990-12-10 トイレットペーパー巻取機の耳端除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0488452U JPH0488452U (ja) 1992-07-31
JPH083406Y2 true JPH083406Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31880757

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JPH0488452U (ja) 1992-07-31

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