JPH08340294A - セルラー/コードレス電話装置 - Google Patents

セルラー/コードレス電話装置

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JPH08340294A
JPH08340294A JP14600195A JP14600195A JPH08340294A JP H08340294 A JPH08340294 A JP H08340294A JP 14600195 A JP14600195 A JP 14600195A JP 14600195 A JP14600195 A JP 14600195A JP H08340294 A JPH08340294 A JP H08340294A
Authority
JP
Japan
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unit
signal
spread spectrum
cellular
control
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Application number
JP14600195A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Ideta
伸彦 出田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードレス電話モードからセルラー電話モー
ドへの切換を短時間で行えるセルラー/コードレス電話
装置を提供することを目的とする。 【構成】 子機60は、無線部66と、高周波信号にス
ペクトラム拡散変調及びスペクトラム拡散復調を行うス
ペクトラム拡散部67と、装置全体を制御する制御部6
4と、音声信号を処理する音声処理部65とを有し、親
機40は、有線電話回線との相互連結のための回線イン
ターフェース部45と、無線部48と、高周波信号にス
ペクトラム拡散変調及びスペクトラム拡散復調をスペク
トラム拡散部49と、装置全体の制御を行う制御部47
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラー通話機能とコ
ードレス通話機能を有するセルラー/コードレス電話装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機本体とハンドセット間のコ
ードの代わりに、無線を用いたコードレス電話装置が使
用されるようになってきた。またこれに加え、基地局を
介し公衆回線或いは携帯電話等との無線通信が可能とな
るセルラー/コードレス電話装置が使用されるようにな
ってきた。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のセルラー
/コードレス電話装置について説明する。
【0004】図2は、従来のセルラー/コードレス電話
装置とのその周囲を示すブロック図である。図2におい
て、1は親機である。親機1のうち、2は外部からの入
力を可能とするキー入力部であり、電話の発呼に必要な
ダイアルボタン等から成る。3はマイク、4はスピー
カ、5は有線電話回線、6は有線電話回線5との相互連
結のための回線インターフェース部、7は音声信号を処
理する音声処理部、8は有線電話回線5からの着呼検知
及び子機20から送られてくる制御信号を受け各部の制
御を行う制御部、9は制御信号・音声信号を変調し高周
波信号として送信したり、子機20から送られてくる高
周波信号から制御信号・音声信号を再生したりする無線
部、10はアンテナである。
【0005】また、20は子機である。子機20のう
ち、21はスピーカ、22はマイク、23はキー入力
部、24はキー入力部23からのデータ及び親機1や基
地局30から送られてくる制御信号を受け、各部の制御
を行う制御部、25は音声信号を処理する音声処理部、
26は制御部24からの制御信号・音声信号を変調し、
高周波信号として送信したり、親機1や基地局30から
送られてくる高周波信号から制御信号・音声信号を再生
したりする無線部、27はアンテナである。そして、従
来のセルラー/コードレス電話装置は、親機1と子機2
0からなる。
【0006】また、30は基地局である。基地局30の
うち、31はアンテナ、32は子機20に対し、制御信
号・音声信号を変調した高周波信号として送信したり、
子機20から送られてくる高周波信号から制御信号・音
声信号を再生したりするセルラー送受信手段、33は有
線電話回線からの着信及び子機20から送られてくる制
御信号を受け、基地局30の各部の制御を行う制御部、
34は基地局交換器である。
【0007】以上のように構成された従来のセルラー/
コードレス電話装置について、以下その動作を説明す
る。
【0008】まず、セルラー/コードレス電話装置にお
いて、コードレス電話として使用する場合の発呼時・着
呼時の動作について述べる。
【0009】発呼を行う場合、まず子機20の電源を投
入し、通話ボタンを押す(この操作はキー入力部23を
用いて行われる)。すると、制御部24が無線部26を
制御して親機1に制御信号を送出し、親機1は無線部9
によりこの信号を受信する。親機1内の制御部8は、こ
の制御信号を解読し、子機20から発呼要求があること
を検知すると、無線部9を用いて確認(ACK)信号を
送信し、更に有線電話回線5と子機20への無線リンク
を接続する。
【0010】この後は、通常の有線電話と同じように、
子機20においてキー入力部23により電話番号を入力
すると、制御部24は入力された電話番号に対応する多
周波信号(DTMF)を送信する。この信号は、子機2
0の無線部26、アンテナ27を経由して送られ、親機
1側では、この信号をアンテナ10、無線部9により受
信し、音声処理部7、回線インターフェース部6を介
し、有線電話回線5へ送出する。
【0011】以上の動作により、セルラー/コードレス
電話装置の発呼が行われ、使用者はスピーカ21から、
子機20の音声処理部25で処理された音声を聞き取
る。また使用者がマイク21を用いて入力した音声信号
は、音声処理部25で高周波に処理され親機1側に送信
されることで、使用者は、通常の通話が行うことができ
る。
【0012】次に着呼を受ける場合の動作について説明
する。まず、有線電話回線5からの着呼を親機1の制御
部8が検知する。そして制御部8は、着呼を知らせるた
めに、子機20に対して無線部9を介して制御信号を送
信する。子機20では、親機1からの制御信号をアンテ
ナ27、無線部26を介して受信し、制御信号が制御部
24へ入力される。制御部24は、制御信号により親機
1に着呼があり子機20を呼び出していることを検知
し、子機20の呼出音を鳴らし使用者に着呼があること
を知らせる。
【0013】その後使用者が、子機20のキー入力部2
3内の通話ボタンを押すと、無線部26を用いて確認
(ACK)信号を親機1へ送信する。親機1は確認(A
CK)信号を受信すると、有線電話回線5と子機20へ
の無線リンクを接続し、通話ができる状態になる。
【0014】次に、セルラー/コードレス電話装置をセ
ルラー電話として使用する場合の発呼時・着呼時の動作
について述べる。
【0015】発呼を行う場合、子機20の電源を投入
し、キー入力部23により電話番号を入力後通話ボタン
を押す。すると制御部24が、無線部26を制御して基
地局30に制御信号を送出し、基地局30はアンテナ3
1を介し、セルラー送受信手段32によりこの信号を受
信する。
【0016】基地局30内の制御部33は、この制御信
号を解読し子機20から発呼要求があることを検知する
と、セルラー送受信手段32を用いて確認(ACK)信
号を送信し、更に基地局30と子機20への無線リンク
を接続する。この後は上述したコードレス電話モードと
して使用する場合の発呼動作と同様の動作により、発呼
が可能となる。
【0017】基地局30は、子機20が発したDTMF
信号を基地局交換器34で解読し、図示していない他の
子機との無線リンクあるいは有線電話回線とを接続し、
通常の通話状態に入る。
【0018】次に着呼を受ける場合について説明する。
他の子機あるいは有線電話回線5からの着呼を基地局3
0の制御部33が検知する。そして制御部33は、子機
20に対して着呼を知らせるためにセルラー送受信手段
32を介して制御信号を送信する。子機20では、基地
局30からの制御信号を、アンテナ27、無線部26を
介して受信し、この制御信号が制御部24へ入力され
る。
【0019】制御部24は、この制御信号により子機2
0を呼び出していることを検知し、子機20の呼出音を
鳴らし使用者に着呼があることを知らせる。
【0020】その後使用者が、子機20のキー入力部2
3内の通話ボタンを押すと、制御部24は無線部26を
用いて確認(ACK)信号を送信する。基地局30は確
認(ACK)信号を受信すると、他の子機あるいは有線
電話回線と子機20への無線リンクを接続し通話状態に
入る。
【0021】次にコードレス電話モードからセルラー電
話モードに切り換える場合について説明する。子機20
が、コードレス電話モードで通話中にコードレス電話の
通話可能範囲外に出ると、制御部24が無線部26を制
御して基地局30に制御信号を送出し、基地局30はア
ンテナ31を介し、セルラー送受信手段32によりこの
信号を受信する。
【0022】基地局30内の制御部33は、この制御信
号を解読し子機20から発呼要求があることを検知する
と、セルラー送受信手段32を用いて確認(ACK)信
号を送信する。確認信号を受信した子機20は、搬送波
周波数をコードレス電話モードの周波数からセルラー電
話モードの周波数に変えて基地局30と通信を行い、基
地局30と子機20の無線リンクを接続する。
【0023】この後は上述したセルラー電話モードとし
て使用する場合の発呼動作と同様にして、発呼が可能と
なる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セルラー/コードレス電話装置においては以下のような
問題点を有していた。
【0025】すなわち、コードレス電話とセルラー電話
とは、異なる周波数を使用しているため、コードレス電
話モードからセルラー電話モードに切り換える場合、コ
ードレス電話の周波数からセルラー電話の周波数に切り
換えなければならず、この周波数切換に時間がかかり、
通話をコードレス電話モードからセルラー電話モードに
切り換えるのに時間がかかってしまうという問題点があ
った。
【0026】そこで本発明は、コードレス電話モードか
らセルラー電話モードへの切換を短時間で行うことがで
きるセルラー/コードレス電話装置を提供することを目
的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明のセルラー/コー
ドレス電話装置は、子機と、親機とを備え、子機は、、
マイクと、スピーカと、外部から操作信号を入力するキ
ー入力部と、親機からの高周波信号及び基地局からの高
周波信号を受信し制御信号・音声信号を再生したり制御
信号・音声信号を変調し高周波信号として親機または基
地局に送信する無線部と、高周波信号にスペクトラム拡
散変調及びスペクトラム拡散復調を行うスペクトラム拡
散部と、装置全体を制御する制御部と、音声信号を処理
する音声処理部とを有し、親機は、有線電話回線との相
互連結のための回線インターフェース部と、子機からの
高周波信号を受信し制御信号・音声信号を再生したり制
御信号・音声信号を変調し高周波信号として子機に対し
送信したりする無線部と、高周波信号にスペクトラム拡
散変調及びスペクトラム拡散復調をスペクトラム拡散部
と、装置全体の制御を行う制御部とを有する。
【0028】
【作用】上記構成において、スペクトラム拡散部を設け
ることにより、コードレス電話とセルラー電話で同じ周
波数を使用することができ、周波数を切り換えることな
く、コードレス電話モードからセルラー電話モードへ通
話を切り換えることが可能となる。したがって、周波数
を切り換える時間を省略して、それだけ高速にモードの
切り換えを行うことができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0030】図1は、本発明の一実施例におけるセルラ
ー/コードレス電話装置とのその周囲を示すブロック図
である。
【0031】図1において、40は親機である。親機4
0において、41はキー入力部、42はマイク、43は
スピーカ、44は有線電話回線、45は回線インターフ
ェース部、46は音声処理部、50はアンテナであり、
これらは図2に示した従来例と同様である。
【0032】47は有線電話回線44からの着呼検知及
び子機60から送られてくる制御信号を受け各部の制御
を行う制御部、48は制御信号・音声信号を変調し、ス
ペクトラム拡散部49からの信号を高周波信号として送
信したり、子機60から送られてくる高周波信号を受信
し、スペクトラム拡散部49からの信号を復調して、制
御信号、音声信号を再生したりする無線部、49は送信
時に送信信号にスペクトラム拡散変調を行い、受信時に
受信信号にスペクトラム拡散復調を行うスペクトラム拡
散部である。
【0033】子機60において、61はスピーカ、62
はマイク、63はキー入力部、65は音声信号を処理す
る音声処理部、68はアンテナであり、これらは従来例
と同様である。64はキー入力部63からのデータ及び
親機40、基地局70から送られてくる制御信号を受け
各部の制御を行う制御部、66は制御部64から制御信
号・音声信号を変調し、スペクトラム拡散部67からの
信号を高周波信号として送信したり、親機40、基地局
70から送られてくる高周波信号を受信し、スペクトラ
ム拡散部67からの信号を復調して、制御信号・音声信
号を再生したりする無線部、67は送信時に送信信号に
スペクトラム拡散変調を行い、受信時に受信信号にスペ
クトラム拡散復調を行うスペクトラム拡散部である。
【0034】基地局70において、71はアンテナ、7
5は基地局交換器であり、これらは従来例と同様であ
る。72は子機60に対し制御信号・音声信号を変調
し、スペクトラム拡散部73からの信号を高周波信号と
して送信したり、子機60から送られてくる高周波信号
を受信し、スペクトラム拡散部73からの信号を復調し
て、制御信号・音声信号を再生したりするセルラー送受
信手段、73は送信時に信号にスペクトラム拡散変調を
行い、受信時に受信信号にスペクトラム拡散復調を行う
スペクトラム拡散部、74は有線電話回線44からの着
信及び子機20から送られてくる制御信号を受け基地局
各部の制御を行う制御部である。
【0035】以上のように構成されたセルラー/コード
レス電話装置において、以下その動作を説明する。
【0036】まず、セルラー/コードレス電話装置にお
いて、コードレス電話として使用する場合の発呼時・着
呼時の動作について述べる。
【0037】発呼を行う場合、まず子機60の電源を投
入し通話ボタンを押す。すると、制御部64が、スペク
トラム拡散部67及び無線部66を制御して親機40に
制御信号を送出し、親機40は無線部48及びスペクト
ラム拡散部49によりこの信号を受信する。
【0038】スペクトラム拡散部67及びスペクトラム
拡散部49は、送信時にスペクトラム拡散変調を行い、
受信時にスペクトラム拡散復調を行う。親機40内の制
御部47は、この制御信号を解読し子機60から発呼要
求があることを検知すると、無線部48及びスペクトラ
ム拡散部49を用いて確認(ACK)信号を送信し、更
に有線電話回線44と子機60への無線リンクを接続す
る。
【0039】この後は、通常の有線電話と同じように、
子機60においてキー入力部63により電話番号を入力
すると、制御部64は入力された電話番号に対応する多
周波信号(DTMF)を送信する。この信号は、子機6
0のスペクトラム拡散部67、無線部66、アンテナ6
8を経由して送られ、親機40側ではこの信号をアンテ
ナ50、無線部48、スペクトラム拡散部49により受
信し、音声処理部46、回線インターフェース部45を
介し、有線電話回線44へ送出する。
【0040】以上によりセルラー/コードレス電話装置
の発呼が行われ、使用者は、スピーカ61を用いて、子
機60の音声処理部65で処理された音声を聞き取った
り、マイク62を用いて入力した音声信号を音声処理部
65で高周波に処理し親機40側に送信したりすること
で、通常の通話が可能となる。
【0041】次に着呼を受ける場合について説明する。
まず、有線電話回線44からの着呼を親機40の制御部
47が検知する。そして制御部47は、子機60に対し
て着呼を知らせるために、無線部48及びスペクトラム
拡散部49を介して制御信号を送信する。
【0042】子機60では、親機40からの制御信号
は、アンテナ68、無線部66、スペクトラム拡散部6
7により受信され制御部64へ入力される。制御部64
は、御信号により親機40に着呼があり子機60を呼び
出していることを検知し、子機60の呼出音を鳴らし使
用者に着呼があることを知らせる。
【0043】その後使用者が、子機60のキー入力部6
3内の通話ボタンを押すと、無線部66及びスペクトラ
ム拡散部を用いて確認(ACK)信号を親機40へ送信
する。親機40は、確認(ACK)信号を受信すると、
有線電話回線44と子機60への無線リンクを接続し通
話状態に入る。
【0044】次に、セルラー/コードレス電話装置にお
いてセルラー電話として使用する場合の発呼時・着呼時
の動作について述べる。
【0045】発呼を行う場合、使用者が、子機60の電
源を投入しキー入力部63により電話番号を入力後通話
ボタンを押す。すると、制御部64が無線部66及びス
ペクトラム拡散部67を制御して基地局70に制御信号
を送出し、基地局70はアンテナ71を介し、セルラー
送受信手段72及びスペクトラム拡散部73によりこの
信号を受信する。
【0046】基地局70内のスペクトラム拡散部73
は、子機60及び親機40内のスペクトラム拡散部6
7、49と同様に、送信時にスペクトラム拡散変調を行
い、受信時にスペクトラム拡散復調を行う。基地局70
内の制御部74は、この制御信号を解読し子機60から
発呼要求があることを検知すると、セルラー送受信手段
72及びスペクトラム拡散部73を用いて確認(AC
K)信号を送信し、更に基地局70と子機60への無線
リンクを接続する。
【0047】この後は上述したコードレス電話モードと
して使用する場合の発呼動作と同様にして、発呼が可能
となる。基地局70は、子機60が発したDTMF信号
を基地局交換器75で解読し、図示していない他の子機
との無線リンクあるいは有線電話回線44とを接続し、
その後通常の通話状態に入る。
【0048】次に着呼を受ける場合について説明する。
他の子機あるいは有線電話回線44からの着呼を基地局
の制御部74が検知する。そして制御部74は、子機6
0に対して着呼を知らせるために、セルラー送受信手段
72及びスペクトラム拡散部73を介して制御信号を送
信する。
【0049】子機60では、基地局70からの制御信号
をアンテナ68、無線部66、スペクトラム拡散部67
により受信し、この制御信号が制御部64へ入力され
る。制御部64は、制御信号により子機60を呼び出し
ていることを検知し、子機60の呼出音を鳴らし、使用
者に着呼があることを知らせる。
【0050】その後使用者が、子機60のキー入力部6
3内の通話ボタンを押すと、無線部66及びスペクトラ
ム拡散部67を用いて確認(ACK)信号を送信する。
基地局70は、確認(ACK)信号を受信すると、他の
子機あるいは有線電話回線44と子機60への無線リン
クを接続し通話状態に入る。
【0051】次にコードレス電話モードからセルラー電
話モードに切り換える場合について説明する。子機60
がコードレス電話モードで通話中にコードレス電話の通
話可能範囲外に出ると、制御部64が無線部66及びス
ペクトラム拡散部67を制御して、基地局70に制御信
号を送出し、基地局70はアンテナ71を介し、セルラ
ー送受信手段72、スペクトラム拡散部73によりこの
信号を受信する。
【0052】基地局70内の制御部74は、この制御信
号を解読し子機60から発呼要求があることを検知する
と、セルラー送受信手段72、スペクトラム拡散部73
を用いて確認(ACK)信号を送信する。
【0053】確認信号を受信した子機60は、搬送波周
波数を変えずにスペクトラム拡散部67で擬似雑音符号
を変えて基地局70と通信を行い、基地局70と子機6
0の無線リンクを接続する。この後は上述したセルラー
電話モードとして使用する場合の発呼動作と同様にし
て、発呼が可能となる。
【0054】ここで、スペクトラム拡散通信の簡単な説
明を行う。スペクトラム拡散通信では、送信時には狭帯
域の情報信号を擬似雑音符号を使用することにより広帯
域の信号に広げて送信し、受信時には広帯域の信号を擬
似雑音符号を使用して元の狭帯域の情報信号に復調す
る。
【0055】よって、スペクトラム拡散通信では、使用
する擬似雑音符号を変えれば同じ搬送波周波数で複数の
信号が伝送できる。これによる無線システムの接続方法
を符号分割多元接続という。この符号分割多元接続によ
り、擬似雑音符号を変えればコードレス電話モードとセ
ルラー電話モードで同じ搬送波周波数を使用することが
できる。
【0056】これにより、コードレス電話モードからセ
ルラー電話モードへ切り換える場合に擬似雑音符号を変
えるだけで良く、搬送波周波数を変える必要が無いた
め、切換時間の高速化が可能となる。
【0057】
【発明の効果】本発明は、セルラー/コードレス電話装
置において、スペクトラム拡散部を設けているので、セ
ルラー電話モードとコードレス電話モードで同一の周波
数を使用し、スペクトラム拡散の擬似雑音符号を変えて
セルラー/コードレスの切換を行うことにより、セルラ
ー/コードレスの切換を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるセルラー/コードレ
ス電話装置とのその周囲を示すブロック図
【図2】従来のセルラー/コードレス電話装置とのその
周囲を示すブロック図
【符号の説明】
40 セルラー/コードレス電話装置親機 41 キー入力部 42 マイク 43 スピーカ 44 有線電話回線 45 回線インターフェース部 46 音声処理部 47 制御部 48 無線部 49 スペクトラム拡散部 50 アンテナ 60 セルラー/コードレス電話装置子機 61 スピーカ 62 マイク 63 キー入力部 64 制御部 65 音声処理部 66 無線部 67 スペクトラム拡散部 68 アンテナ 70 基地局 71 アンテナ 72 セルラー送受信手段 73 スペクトラム拡散部 74 制御部 75 基地局交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】子機と、親機とを備え、 前記子機は、マイクと、スピーカと、外部から操作信号
    を入力するキー入力部と、前記親機からの高周波信号及
    び基地局からの高周波信号を受信し制御信号・音声信号
    を再生したり制御信号・音声信号を変調し高周波信号と
    して前記親機または基地局に送信する無線部と、前記高
    周波信号にスペクトラム拡散変調及びスペクトラム拡散
    復調を行うスペクトラム拡散部と、装置全体を制御する
    制御部と、音声信号を処理する音声処理部とを有し、 前記親機は、有線電話回線との相互連結のための回線イ
    ンターフェース部と、前記子機からの高周波信号を受信
    し制御信号・音声信号を再生したり制御信号・音声信号
    を変調し高周波信号として前記子機に対し送信したりす
    る無線部と、前記高周波信号にスペクトラム拡散変調及
    びスペクトラム拡散復調をスペクトラム拡散部と、装置
    全体の制御を行う制御部とを有することを特徴とするセ
    ルラー/コードレス電話装置。
JP14600195A 1995-06-13 1995-06-13 セルラー/コードレス電話装置 Pending JPH08340294A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980087803A (ko) * 1998-09-17 1998-12-05 박차철 실내외 무선 통화 가능한 휴대용 단말기
KR20010109884A (ko) * 2000-06-03 2001-12-12 함상천 코드 분할 다중 접속 방식을 이용한 전화기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR19980087803A (ko) * 1998-09-17 1998-12-05 박차철 실내외 무선 통화 가능한 휴대용 단말기
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