JPH08340255A - 映像信号変換装置 - Google Patents

映像信号変換装置

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Publication number
JPH08340255A
JPH08340255A JP7147371A JP14737195A JPH08340255A JP H08340255 A JPH08340255 A JP H08340255A JP 7147371 A JP7147371 A JP 7147371A JP 14737195 A JP14737195 A JP 14737195A JP H08340255 A JPH08340255 A JP H08340255A
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JP
Japan
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signal
output
video signal
converter
reference power
Prior art date
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Application number
JP7147371A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Tagami
知久 田上
Yutaka Miki
豊 三木
Hiroshi Masuda
宏 増田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路規模を小さく簡単でコストも安く、また動
作速度を非常に高速にし、かつ入力信号がA/D変換器
の変換範囲をはずれた場合でも、どれだけはずれたかも
出力から取り出せる。 【構成】アナログ映像信号をサンプルホールド回路1に
入力し、サンプルホールド回路1でクランプ信号でペデ
スタルレベル電圧を取り込み維持し、この維持したペデ
スタルレベル電圧を第1の加算器3で第1の基準電源2
の出力と加算してA/D変換器6の上側基準電源端子に
入力し、同様にペデスタルレベル電圧を第2の加算器5
で第2の基準電源4の出力と加算してA/D変換器6の
下側基準電源端子に入力し、A/D変換器6で両加算器
3,5の出力をそれぞれ上側基準電源、下側基準電源と
してアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ映像信号をデ
ジタル処理するため、ペデスタルクランプ及びアナログ
・デジタル変換(A/D変換)をする映像信号変換装置
に関し、特にVTR等、ビデオ信号をデジタル処理する
機器における映像信号変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ映像信号をデジタル映像信号に
変換する際には、アナログ映像信号のペデスタルレベル
を固定することが必要であるが、このようなペデスタル
レベルを固定してアナログ映像信号をデジタル映像信号
に変換するような従来の映像信号変換装置としては、例
えば特開平7−38777号公報に示されているものが
ある。この公報に記載されている映像信号変換装置につ
いて図11を参照して説明する。図11において、10
1はアナログ映像信号(この映像信号は上記公報ではビ
デオ信号となっている)が供給される入力端子、102
は差動増幅器、103は差動増幅器103の出力をA/
D変換するA/D変換器、104はデジタル映像信号の
出力端子である。105はレベルデコーダ、106は計
数器、107はデジタル・アナログ変換(以下D/A変
換)器であり、108はLPFである。
【0003】以上のように構成された従来の映像信号変
換装置において、入力端子101よりアナログ映像信号
が入ると、接続されている差動増幅器102の非反転入
力端子に供給される。この差動増幅器102の出力はA
/D変換器103の入力に供給され、ここでデジタル映
像信号に変換され、出力端子104より出力される。ま
た、デジタル映像信号はレベルデコーダ105にも供給
され、この信号に基づいてUP/DOWN信号110と
EQUAL信号111との2つの出力を発生する。この
レベルデコーダ105から出力される信号について説明
すると、まずUP/DOWN信号は、デジタル映像信号
のレベルがペデスタル基準電圧より高ければハイレベル
で次段の計数器106が増計数をするUP信号、低けれ
ばローレベルで次段の計数器106が減計数するDOW
N信号となり、このときデジタル映像信号とペデスタル
基準電圧とは等しくないから、EQUAL信号はローレ
ベルの信号、等しいときは計数器106が前の計数値を
保持するためのハイレベルの信号となる。これらUP/
DOWN信号とEQUAL信号は端子112からのクラ
ンプパルスと共に計数器106の対応する端子に供給さ
れ、端子117に供給されるクロック信号によって可逆
(UP/DOWN)計数をする。ここで、計数器106
においてはクランプパルスがハイレベルのときに前記デ
ジタル映像信号のレベルとペデスタル基準電圧との比較
を行い、ローレベルのときは比較を行わないで前の計数
を保持する。D/A変換器では計数器106の出力をD
/A変換し、LPF108に供給する。LPF108は
D/A変換器107の出力を平滑化して差動増幅器10
2の反転入力端子に供給され、ペデスタル制御電圧とし
て使用される。
【0004】このようにして従来の映像信号変換装置に
おいては、レベルデコーダ105でデジタル映像信号の
ペデスタルレベルが基準より高いか低いかを検出して計
数器106に供給し、計数器106は前回までのペデス
タル誤差に対して今回のデジタル映像信号の入力に従っ
て追加的に加算または減算をして誤差の更新を行うよう
にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成を有する映像信号変換装置においては、上述し
たようにレベルデコーダおよび計数器などが必須の構成
要素となっている回路構成であるがために、その回路規
模が大きく複雑になりコストが高くなることや、またク
ランプ回路の収束までに約1/2フィールド分の時間が
かかるなど動作速度が遅いことなどの課題を有してい
た。また、A/D変換する際の変換範囲をはずれた場合
どの程度変換範囲をはずれたかを判別できないから、後
に続く処理が難しくなるといった課題を有していた。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、回路規模が小さ
く簡単でコストも安く、また動作速度が非常に高速であ
るとともに変換範囲をはずれた際にはどれだけ変換範囲
をはずれたかを示すことができる映像信号変換装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、第1の発明は、映像信号のペデスタルレベルを取り
込み維持するサンプルホールド回路と、第1の基準電源
と、第2の基準電源と、第1の加算器と、第2の加算器
と、第1のA/D変換器とを備えたことを特徴とする映
像信号変換装置である。
【0008】また第2の発明は映像信号のペデスタルレ
ベルを取り込み維持するサンプルホールド回路と、第1
の基準電源と、第2の基準電源と、第2のA/D変換器
とを備えたことを特徴とする映像信号変換装置である。
【0009】また第3の発明は映像信号のペデスタルレ
ベルを取り込み維持するサンプルホールド回路と、第1
の制御部からの制御信号によって制御される第3の基準
電源と、前記サンプルホールド回路の出力と前記第3の
基準電源の出力とを加算する第3の加算器と、第2の制
御部からの制御信号によって制御される第4の基準電源
と、前記サンプルホールド回路の出力と前記第4の基準
電源の出力とを加算する第4の加算器と、前記第3の加
算器の出力を上側基準電圧とし前記第4の加算器の出力
を下側基準電圧としオーバーフロ−信号とアンダーフロ
ー信号を出力し前記アナログ映像信号をデジタル信号に
変換する第3のA/D変換器と、前記第3のA/D変換
器のオーバーフロー信号から第3の基準電源の制御信号
を作成するとともにオーバー信号を作成する第1の制御
部と、前記第3のA/D変換器のアンダーフロー信号か
ら第4の基準電源の制御信号を作成するとともにアンダ
ー信号を作成する第2の制御部とを備えたことを特徴と
する映像信号変換装置である。
【0010】また第4の発明はアナログ映像信号のペデ
スタルレベルを取り込み維持するサンプルホールド回路
と、前記サンプルホールド回路の出力と第3のA/D変
換器のオーバーフロー信号及びアンダーフロー信号より
第3のA/D変換器の内部素子制御信号及びオーバー信
号及びアンダー信号を作成する第3の制御部と、第1の
基準電源と、第2の基準電源と、前記第1の基準電源の
出力を上側基準電圧とし前記第2の基準電源の出力を下
側基準電圧としオーバーフロ−信号とアンダーフロー信
号を出力し前記アナログ映像信号をデジタル信号に変換
する第3のA/D変換器とを備えたことを特徴とする映
像信号変換装置である。
【0011】また第5の発明はアナログ映像信号のペデ
スタルレベルを取り込み維持するサンプルホールド回路
と、前記サンプルホールド回路の出力をデジタル信号に
変換する第5のA/D変換器と、前記アナログ映像信号
をA/D変換する第4のA/D変換器と、前記第4のA
/D変換器の出力から前記第5のA/D変換器の出力だ
けレベルシフトしデジタル映像信号を出力するレベルシ
フト部とを備えたことを特徴とする映像信号変換装置で
ある。
【0012】
【作用】第1の発明は前記した構成により、アナログ映
像信号がサンプルホールド回路に入力され、サンプルホ
ールド回路ではクランプ信号によりペデスタルレベル電
圧を取り込み維持する。この維持されたペデスタルレベ
ル電圧は第1の加算器によって第1の基準電源の出力と
加算され第1のA/D変換器の上側基準電圧端子に入力
される。また、同様にペデスタルレベル電圧は第2の加
算器によって第2の基準電源の出力と加算され第1のA
/D変換器の下側基準電圧端子に入力される。第1のA
/D変換器ではこのように第1の加算器の出力と第2の
加算器の出力をそれぞれ上側基準電圧及び下側基準電圧
として、アナログ入力端子に入力されたアナログ映像信
号をデジタル映像信号に変換する。
【0013】また第2の発明は前記した構成により、ア
ナログ映像信号がサンプルホールド回路に入力され、サ
ンプルホールド回路ではクランプ信号によりペデスタル
レベル電圧を取り込み維持する。この維持されたペデス
タルレベル電圧は第2のA/D変換器の内部素子制御端
子に供給される。また、第1の基準電源の出力は第2の
A/D変換器の上側基準電圧端子に入力され、第2の基
準電源の出力は下側基準電圧端子に入力される。サンプ
ルホールド回路で維持されているクランプレベル電圧に
よって内部素子を制御された第2のA/D変換器ではこ
のように第1の基準電源の出力と第2の基準電源の出力
をそれぞれ上側基準電圧及び下側基準電圧として、アナ
ログ入力端子に入力されたアナログ映像信号をデジタル
映像信号に変換する。
【0014】また第3の発明は前記した構成により、ア
ナログ映像信号がサンプルホールド回路に入力され、サ
ンプルホールド回路ではクランプ信号によりペデスタル
レベル電圧を取り込み維持する。この維持されたペデス
タルレベル電圧は第3の加算器によって第3の基準電源
の出力と加算され第3のA/D変換器の上側基準電圧端
子に入力される。また、同様にペデスタルレベル電圧は
第4の加算器によって第4の基準電源の出力と加算され
第3のA/D変換器の下側基準電圧端子に入力される。
第3のA/D変換器ではこのように第3の加算器の出力
と第4の加算器の出力をそれぞれ上側基準電圧及び下側
基準電圧として、アナログ入力端子に入力されたアナロ
グ映像信号をデジタル映像信号に変換するとともに、ア
ナログ映像信号が変換範囲より大きいときにはオーバー
フロー信号を出力し、反対に小さいときにはアンダーフ
ロー信号を出力する。第1の制御部では第3のA/D変
換器のオーバーフロー出力より第3の基準電源を制御す
る制御信号を作成し、オーバーフロー信号がなくなるま
で第3の基準電源出力を大きくする。このとき第1の制
御部では制御信号よりどれだけ変換範囲をオーバーして
いたかを判別し、オーバー信号を出力する。また同様に
第2の制御部では第3のA/D変換器のアンダーフロー
出力より第4の基準電源を制御する制御信号を作成し、
アンダーフロー信号がなくなるまで第3の基準電源出力
を小さくする。このときの第2制御部では制御信号より
どれだけ変換範囲よりアンダーであったかを判別し、ア
ンダー信号を出力する。
【0015】また第4の発明は前記した構成により、ア
ナログ映像信号がサンプルホールド回路に入力され、サ
ンプルホールド回路ではクランプ信号によりペデスタル
レベル電圧を取り込み維持する。第3の制御部ではこの
サンプルホールド回路の出力と第3のA/D変換器のオ
ーバーフロー出力及びアンダーフロー出力が供給され、
オーバー信号及びアンダー信号と第3のA/D変換器の
内部素子を制御する内部素子制御信号を発生する。第1
の基準電源の出力は第3のA/D変換器の上側基準電圧
端子に入力され、第2の基準電源の出力は下側基準電圧
端子に入力される。第3のA/D変換器では 第1の基
準電源の出力及び第2の基準電源の出力をそれぞれ上側
基準電源及び下側基準電源とするとともに、第3の制御
部からの制御信号によって内部素子を制御され、入力さ
れたアナログ映像信号をデジタル信号に変換する。第3
の制御部ではオーバーフロー信号またはアンダーフロー
信号が入力されるとそれぞれの信号の出力が止まるまで
第3のA/D変換器の内部素子を変化させる。また第3
の制御部ではこの時の制御信号からオーバー信号または
アンダー信号を作成し、入力されたアナログ映像信号が
第3のA/D変換器の変換範囲をどれだけオーバーまた
はアンダーしていたかを出力する。
【0016】また、第5の発明は前記した構成により、
アナログ映像信号がサンプルホールド回路に入力され、
サンプルホールド回路ではクランプ信号によりペデスタ
ルレベル電圧を取り込み維持する。この維持されたペデ
スタルレベル電圧は第5のA/D変換器に供給されデジ
タル信号に変換される。また、アナログ映像信号は第4
のA/D変換器に供給されデジタル信号に変換される。
レベルシフト部では第4のA/D変換器の出力から第5
のA/D変換器の出力だけレベルをシフトしたデジタル
映像信号を出力する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳し
く説明する。
【0018】図1は第1の発明の第1の実施例における
映像信号変換装置のブロック図を示すものである。図1
において、1はクランプ信号からアナログ映像信号のペ
デスタルレベル電圧を取り込み維持するサンプルホール
ド回路、2は第1の基準電源、3はサンプルホールド回
路1の出力と第1の基準電源2の出力とを加算する第1
の加算器、4は第2の基準電源、5はサンプルホールド
回路1の出力と第2の基準電源4の出力とを加算する第
1の加算器、6は第1のA/D変換器である。以上のよ
うに構成されたこの実施例の映像信号変換装置におい
て、以下その動作を説明する。サンプルホールド回路1
に入力されたアナログ映像信号はクランプ信号によって
アナログ映像信号のペデスタルレベル電圧を取り込み維
持する。サンプルホールド回路1ではこの動作をクラン
プ信号が入力される度に行い、常に最新のペデスタルレ
ベル電圧を出力する。第1の加算器3ではこのサンプル
ホールド回路1の出力に第1の基準電源2の出力を加算
する。この加算結果を第1のA/D変換器6の上側基準
電圧入力端子に供給して、A/D変換する際の上側基準
電圧として使用する。また同様に、第2の加算器5では
サンプルホールド回路1の出力に第2の基準電源4の出
力を加算する。この加算結果は第1のA/D変換器6の
下側基準電圧入力端子に供給されA/D変換する際の下
側基準電圧として使用する。第1のA/D変換器6のア
ナログ入力端子にはアナログ映像信号が供給され、クロ
ック信号に同期して、上側基準電圧と下側基準電圧とを
基準としてA/D変換してデジタル映像信号を出力す
る。
【0019】以上のようにこの実施例によれば、第1の
A/D変換器6の上側基準電圧と下側基準電圧とをサン
プルホールド回路1の出力であるペデスタルレベル電圧
から第1、第2の加算器3,5を用いて作成することに
より、回路構成が簡単でコストも安く、1水平走査期間
ごとにペデスタルレベルを合わせるため正確かつ高速な
ペデスタルクランプ及びA/D変換動作を得ることがで
きる。
【0020】図2は第1の発明の第2の実施例における
映像信号変換装置のより詳細な回路図を示すものであ
る。図2において図1と同様なものは同じ番号を付し、
以下その説明を省略する。7はアナログ映像信号とホー
ルドコンデンサ8との接続をクランプ信号によってon
/offするサンプルスイッチ、8はペデスタル電圧を
維持するホールドコンデンサ、9はホールドコンデンサ
8の端子電圧を増幅するバッファである。サンプルホー
ルド回路1はこれらサンプルスイッチ7、ホールドコン
デンサ8、バッファ9より構成されている。10は第1
の基準電源2の出力とサンプルホールド回路1の出力と
を加算する第1の演算増幅器である。第1の加算器3は
この第1の演算増幅器10と複数の抵抗器とから構成さ
れている。11は第2の基準電源4の出力とサンプルホ
ールド回路1の出力とを加算する第2の演算増幅器であ
る。第2の加算器5はこの第2の演算増幅器11と複数
の抵抗器とから構成されている。第1の基準電源2、第
2の基準電源4、第1のA/D変換器6は図1と同様で
ある。
【0021】以上のように構成された第1の発明の第2
の実施例の映像信号変換装置において、以下その動作を
図3を用いながら説明する。図3はその動作波形図であ
り、(a)はクランプ信号、(b)は入力されるアナロ
グ映像信号、(c)はバッファ9の出力、(d)は第1
のA/D変換器6の基準電圧を示している。サンプルス
イッチ7はクランプ信号によって制御されており、クラ
ンプ信号がハイレベル(アクティブ)のときon状態と
なり、アナログ映像信号のペデスタルレベル電圧でホー
ルドコンデンサ8を充電する。サンプルスイッチ7はク
ランプ信号がローレベルになればoff状態となり、ホ
ールドコンデンサ8への充電は停止され、ペデスタルレ
ベル電圧を保持する。バッファ9ではこのホールドコン
デンサの端子電圧を電流増幅する。これらの様子を図3
の(a)〜(c)に示す。図3に示すとおりバッファ9
の出力は常に入力アナログ映像信号のペデスタルレベル
電圧を出力しており、ペデスタルレベル電圧の変化にも
追従している。第1の基準電源2はペデスタルレベル電
圧と第1のA/D変換器6のA/D変換範囲の最大電圧
との差分を出力し、第2の基準電源4はペデスタルレベ
ル電圧と第1のA/D変換器6のA/D変換範囲の最小
電圧との差分を出力している。
【0022】例えばBTA規格によるハイビジョンの映
像信号レベルと量子化レベルへの対応について8ビット
の場合を説明する。この場合、Y信号またはG信号、B
信号、R信号については220レベルを割り当て、黒レ
ベル(ペデスタルレベル)を16とし、白ピークレベル
を235と定められている。一方、これらに対応するア
ナログ映像信号のレベルは黒レベルで0mV、白レベル
で700mVと定められている。また、デジタル信号は
8ビットの場合、0〜255の範囲で変化するが16を
0mV、235を700mVとすると、8ビットでのA
/D変換の最大可変範囲である255に対応する電圧は
763mVとなり、同じくA/D変換の最小可変範囲で
ある0に対応する電圧は−51mVとなる。第1の基準
電源2は最大可変範囲の255に対応する電圧である7
63mVとペデスタルレベルに対応する電圧である0m
Vとの差分電圧763mV(=763mV−0mV)を
出力する。また、第2の基準電源4の出力電圧は最小可
変範囲電圧である−51mVとペデスタルレベル電圧で
ある0mVとの差分電圧−51mV(=0mV−51m
V)を出力する。
【0023】第1の演算増幅器10はその非反転増幅端
子がバッファ9の出力と第1の基準電源2の出力とが抵
抗を介して接続されており、出力側の抵抗とともにバッ
ファ9の出力と第1の基準電源2の出力とを加算する非
反転加算器を構成している。これが第1の加算器3の内
部回路である。同様に第2の演算増幅器11はその非反
転増幅端子がバッファ9の出力と第2の基準電源4の出
力が抵抗を介して接続されており、出力側の抵抗ととも
にバッファ9の出力と第2の基準電源4の出力を加算す
る非反転加算器を構成している。これが第2の加算器5
の内部回路である。
【0024】第1の演算増幅器10の出力は第1のA/
D変換器6の上側基準電圧端子に接続されており、上側
基準電圧として第1の基準電源2の出力とバッファ9の
出力電圧であるペデスタルレベル電圧とを第1の加算器
3で加算したものを使用する。同様に下側基準電圧とし
て第2の基準電源4の出力とペデスタルレベル電圧とを
第2の加算器5で加算したものが使用される。このよう
に上側基準電圧と下側基準電圧とはそれぞれペデスタル
レベル電圧を元にして作成されているから、映像信号の
ペデスタルレベル電圧の変化に追従して変化する。この
様子を図3(d)に示す。第1のA/D変換器6ではこ
れらの上側基準電圧、下側基準電圧を使用して入力アナ
ログ映像信号をA/D変換し、デジタル映像信号を出力
する。
【0025】以上のように第1の発明の第2の実施例に
よれば、第1のA/D変換器6では入力アナログ映像信
号のペデスタルレベル電圧に応じて上側基準電圧と下側
基準電圧とが変化するため、第1のA/D変換器6の前
に特にクランプ回路を必要とせずに高速で常に正確なA
/D変換が行えるとともに追従性もよく、また回路規模
が大幅に簡単化されコストも安い映像信号変換装置を実
現できる。
【0026】次に第2の発明の第1の実施例について説
明する。
【0027】図4は第2の発明の第1の実施例における
映像信号変換装置のブロック図を示すものである。図4
において、第1の発明と同様のものは同じ番号を付し、
以下説明を省略する。1はサンプルホールド回路、2は
第1の基準電源、4は第2の基準電源、12はサンプル
ホールド回路1の出力信号によって内部素子の制御を行
われるとともに第1の基準電源及び第2の基準電源の出
力をそれぞれ上側基準電圧及び下側基準電圧とし、入力
アナログ映像信号をA/D変換する第2のA/D変換器
である。
【0028】以上のように構成された第2の発明の第1
の実施例に係る映像信号変換装置において、以下その動
作を説明する。サンプルホールド回路1では第1の発明
の第1の実施例と同様に常に最新のペデスタルレベル電
圧を取り込み維持する。第1の基準電源2の出力を第2
のA/D変換器12の上側基準電圧入力端子に供給し
て、A/D変換する際の上側基準電圧として使用する。
同様に、第2の基準電源4の出力を第2のA/D変換器
12の下側基準電圧入力端子に供給してA/D変換する
際の下側基準電圧として使用する。第2のA/D変換器
12はそのアナログ入力端子に供給されたアナログ映像
信号を、入力されるクロック信号に同期して、上側基準
電圧と下側基準電圧とを基準としてA/D変換してデジ
タル映像信号として出力する。そして、この場合、第2
のA/D変換器12は、サンプルホールド回路1の出力
であるペデスタルレベル電圧が内部素子制御端子に供給
され、A/D変換が制御される。つまり第2のA/D変
換器12の内部素子制御端子に供給されたペデスタルレ
ベル電圧によって自動的に内部のA/D変換のための基
準電圧が上下にシフトされ、常にペデスタルレベル電圧
に応じたA/D変換が行われる。
【0029】以上のようにこの実施例によれば、サンプ
ルホールド回路1の出力であるペデスタルレベル電圧か
ら第2のA/D変換器12の内部素子を制御することに
より、回路構成が簡単でコストも安く、1水平走査期間
ごとにペデスタルレベルを合わせるため正確かつ高速な
ペデスタルクランプ及びA/D変換動作を得ることがで
きる。
【0030】図5は第2の発明の第2の実施例における
映像信号変換装置のより詳細な回路図を示すものであ
る。本実施例では第2のA/D変換器12に8ビットフ
ラッシュ型A/D変換器を使用した場合について説明す
る。図5において図2または図4と同様なものは同じ番
号を付し、以下その説明を省略する。1はサンプリング
スイッチ7、ホールドコンデンサ8及びバッファ9を含
み入力したアナログ映像信号からクランプ信号のタイミ
ングでペデスタルレベル電圧を取り込み維持するサンプ
ルホールド回路、2は第1の基準電源、4は第2の基準
電源である。13はサンプルホールド回路1の出力であ
るペデスタルレベル電圧よりラダー抵抗14の抵抗値を
制御する第4の制御部、14は第4の制御部13からの
制御信号によって制御され第1の基準電源2及び第2の
基準電源4からA/D変換する際の変換基準電圧を作成
するラダー抵抗、15は一方の入力端子にラダー抵抗1
4から供給される変換基準電圧と他方の入力端子に供給
される入力アナログ映像信号とを比較する255個のコ
ンパレータからなるコンパレータ群である。また、16
は255個のコンパレータから出力されるそれぞれの比
較結果を8ビットのデジタル信号に変換するエンコーダ
であり、この出力がA/D変換されたデジタルの映像信
号となる。ここで第2のA/D変換器12は第4の制御
部13、抵抗ラダー14、コンパレータ群15及びエン
コーダ16より構成されている。
【0031】以上のように構成された第2の発明の第2
の実施例に係る映像信号変換装置において、以下その動
作を説明する。サンプルホールド回路1では第1の発明
と同様に常に映像信号のペデスタルレベル電圧を出力し
ている。この出力は第4の制御部13に供給される。第
4の制御部13は抵抗ラダー14の両端の抵抗値を制御
する制御信号を発生する。
【0032】ここで具体的にラダー抵抗14の抵抗値が
制御される様子を説明する。サンプルホールド回路1の
出力であるペデスタルレベル電圧をVpとし、抵抗ラダ
ー14のうち第1の基準電源2に接続されている側の抵
抗R1を抵抗値がr1とし、第2の基準電源4に接続さ
れている側の抵抗R2を抵抗値がr2とする。これらの
抵抗R1,R2は第4の制御部13からのペデスタル電
圧に対応した制御信号によって制御され、例えば電圧に
よって抵抗値が変化するMOSトランジスタのオン抵抗
などが使用される。また抵抗ラダー14における抵抗R
1,R2以外の他の抵抗の抵抗値はそれぞれ同一のrと
する。第1の基準電源2の出力はVrhとし、第2の基
準電源4の出力はVrlとする。このとき抵抗R1の抵
抗値r1は次式のように表される。
【0033】r1={(Vrh−Vrl)−Vp}×
r /(Vrh−Vrl) 同様に抵抗R2の抵抗値r2は次式のように表される。
【0034】r2={(Vrh−Vrl)+Vp}×
r /(Vrh−Vrl) 抵抗R1、抵抗R2は第4の制御部13からの制御信号
によってこのように抵抗値が制御される。したがって、
これら式からはVpが変化してもr1とr2の合計は変
化せず常にrの2倍となり、抵抗ラダー14内の抵抗値
の総和は常にrの256倍となりラダー抵抗14内を流
れる電流は変化しない。そうすると、それぞれの抵抗R
での電圧降下は常に一定となる。しかし、抵抗R1と抵
抗R2とが変化するため各コンパレータそれぞれの一方
の入力端子に与えられる変換基準電圧はペデスタルレベ
ル電圧Vpだけシフトされることとなる。したがって、
エンコーダ16は、これら255個のコンパレータから
の比較結果からアナログ映像信号をペデスタル電圧の変
化に追随して8ビットのデジタル映像信号に変換するこ
とができる。
【0035】以上のように第2の発明の第2のの実施例
に係る映像信号変換装置によれば、入力アナログ映像信
号のペデスタルレベル電圧を第4の制御部13に加え、
第4の制御部13からの制御信号によって抵抗ラダー1
4の抵抗値を制御することによって変換基準電圧をペデ
スタルレベル電圧に応じてシフトさせるため、第2のA
/D変換器12の前段に特にクランプ回路を必要とせず
に常に正確なA/D変換が行えるとともに追従性もよ
く、また回路規模が大幅に簡単化されコストも安い映像
信号変換装置を実現できる。
【0036】次に第3の発明の第1の実施例について説
明する。
【0037】図6は第3の発明の第1の実施例における
映像信号変換装置のブロック図を示すものである。図6
において、第1及び第2の発明と同様のものは同じ番号
を付し、以下説明を省略する。図6において、1はサン
プルホールド回路、17は第1の制御部22からの制御
信号により基準電圧を発生する第3の基準電源、18は
第3の基準電源17の出力とサンプルホールド回路1の
出力とを加算する第3の加算器、19は第2の制御部2
2からの制御信号により基準電圧を発生する第4の基準
電源、20は第4の基準電源19の出力とサンプルホー
ルド回路1の出力とを加算する第4の加算器、21は第
3の加算器18の出力を上側基準電圧とし第4の加算器
20の出力を下側基準電圧として入力アナログ映像信号
をデジタル信号に変換する第3のA/D変換器である。
また第3のA/D変換器21はデジタル映像信号出力と
ともに入力されたアナログ映像信号が第3のA/D変換
の変化範囲をはずれた場合にはオーバーフロー信号また
はアンダーフロー信号も出力する。22は第3のA/D
変換器21からのオーバーフロー信号から第3の基準電
源17の制御電圧を発生するとともに入力されたアナロ
グ映像信号が変化範囲を上回った量を示すオーバー信号
を出力する第1の制御部、23は第3のA/D変換器2
1からのアンダーフロー信号から第4の基準電源19の
制御電圧を発生するとともに入力されたアナログ映像信
号が変化範囲を下回った量を示すアンダー信号を出力す
る第2の制御部である。
【0038】以上のように構成されたこの実施例の映像
信号変換装置において、以下その動作を説明する。サン
プルホールド回路1では第1の発明での実施例と同様に
常に最新のペデスタルレベル電圧を取り込み維持する。
第3の加算器18ではサンプルホールド回路1の出力に
第3の基準電源17の出力を加算する。当初第3の基準
電源17はペデスタルレベル電圧と所定のA/D変換の
変換範囲最大電圧との差分電圧を出力している。また同
様に、第4の加算器20ではサンプルホールド回路1の
出力に第4の基準電源19の出力を加算するが、当初第
4の基準電源19はペデスタルレベル電圧と所定のA/
D変換の変換範囲最小電圧との差分電圧を出力してい
る。このとき、第3のA/D変換器21は第1の発明の
第1の実施例と同様にアナログ映像信号をデジタル映像
信号に変換し出力する。
【0039】ここでもし、入力されたアナログ映像信号
が第3のA/D変換器21の変換範囲を上回ったとす
る。このとき第3のA/D変換器21のオーバーフロー
信号出力よりオーバーフロー信号が出力される。このオ
ーバーフロー信号は第1の制御部22に供給される。第
1の制御部22ではこのオーバーフロー信号が入ると第
3の基準電源17に出力電圧を上げるよう制御信号を送
る。この制御信号によって第3の基準電源17の出力電
圧は上昇し、よってこの信号が加算される第3の加算器
18の出力電圧も上昇する。この第3の加算器18の出
力電圧は第3のA/D変換器21の上側基準電圧端子に
供給されており、第3のA/D変換器21の上側基準電
圧が上昇することとなる。第1の制御部22では第3の
A/D変換器21のオーバーフロー信号が出力されてい
る限り、第3の基準電源17の出力電圧を上昇させる。
これにより第3のA/D変換器21の上側基準電圧は入
力されたアナログ映像信号を上回るまで上昇し続ける。
上側基準電圧がアナログ映像信号を上回るとオーバーフ
ロー信号は出力が止まり、第1の制御部22の出力制御
信号も保持される。第1の制御部22ではこの時の制御
信号より、アナログ映像信号が第3のA/D変換器21
の変換範囲からどれだけ上回っていたかを出力する。
【0040】次に入力されたアナログ映像信号が第3の
A/D変換器21の変換範囲を下回った場合には上回っ
た場合とは逆の動作を行う。つまり、この時は第3のA
/D変換器21のアンダーフロー信号が出力され、第2
の制御部23に供給される。第2の制御部23ではアン
ダーフロー信号が供給されている間、第4の基準電源1
9の出力電圧を下降させ続ける。すると第4の加算器2
0ではサンプルホールド回路1の出力と第4の基準電源
19の出力を加算しているため、第4の加算器20の出
力も降下する。この出力の降下は第4の加算器20の出
力が入力されたアナログ映像信号より小さくなり第3の
A/D変換器21のアンダーフロー信号が出力されなく
なるまで続く。アンダーフロー信号の出力が止まると第
2の制御部23の出力制御信号も保持される。この時、
第2の制御部23では保持された制御信号出力からどれ
だけ入力されたアナログ映像信号が第3のA/D変換器
21の変換範囲を下回ったかを示すアンダー信号を出力
する。
【0041】以上のようにこの実施例によれば入力され
たアナログ映像信号が第3のA/D変換器21の変換範
囲を上回ってはずれた場合、または下回ってはずれた場
合、それぞれオーバーフロー信号またはアンダーフロー
信号が出力される。この時第3の基準電源17または第
4の基準電源19を変化させることにより、第3のA/
D変換器21の基準電圧を変化させ、変化範囲をどれだ
け上回ったかまたは下回ったかを示すオーバー信号また
はアンダー信号を取り出すことができる。これにより回
路構成が簡単でコストも安く、1水平走査期間ごとにペ
デスタルレベルを合わせるため正確かつ高速なペデスタ
ルクランプ及びA/D変換動作とともに変化範囲をはず
れた場合でもその量が検出でき後段の信号処理に使用で
き、またエラー表示をできる映像信号変換装置を得るこ
とができる。また、入力されたアナログ映像信号のレベ
ルが第3のA/D変換器21の変換範囲をはずれた場合
でも基準電圧が変換され、変換レベル内に収まるためA
/D変換が可能となり正常なデジタル映像信号が得ら
れ、後段での信号処理回路でも問題なく処理することが
できる。
【0042】次に第4の発明の第1の実施例について説
明する。
【0043】図7は第4の発明の第1の実施例における
映像信号変換装置のブロック図を示すものである。図7
において、第1、第2及び第3の発明と同様のものは同
じ番号を付し、以下説明を省略する。図7において、1
はサンプルホールド回路、2は第1の基準電源、3は第
2の基準電源、24はサンプルホールド回路1と第3の
A/D変換器21のオーバーフロー信号またはアンダー
フロー信号より第3のA/D変換器21の内部素子制御
信号を作成する第3の制御部、21は第1の基準電源2
の出力及び第2の基準電源3の出力をそれぞれ上側基準
電圧または下側基準電圧とし、入力されたアナログ映像
信号をデジタル信号に変換するとともに入力されたアナ
ログ映像信号が第3のA/D変換の変化範囲をはずれた
場合にはオーバーフロー信号またはアンダーフロー信号
も出力する第3のA/D変換器である。
【0044】以上のように構成された第4の発明の第1
の実施例の映像信号変換装置において、以下その動作を
説明する。サンプルホールド回路1では第1から第3の
発明での実施例と同様に常に最新のペデスタルレベル電
圧を取り込み維持する。このペデスタルレベル電圧は第
3の制御部24に供給される。
【0045】ここで今、入力されたアナログ映像信号が
第3のA/D変換器21の変換範囲内であったとする。
この時、第3のA/D変換器21からはオーバーフロー
信号もアンダーフロー信号も共に出力されることはな
い。すると第3の制御部24ではサンプルホールド回路
1からのペデスタルレベル電圧のみから内部素子制御信
号を作成する。この内部素子制御信号によって第3のA
/D変換器21の内部の変換基準電圧をシフトし、デジ
タル信号に変換するためクランプ回路等がなくても小規
模な回路構成で高速に正確なデジタル映像信号が得られ
る。この場合の変換過程は第2の発明の第1の実施例と
同様であるため、以下説明を省略する。
【0046】一方、第2の発明の第1の実施例と大きく
違うのは入力されたアナログ映像信号が第3のA/D変
換器21の変換範囲外へはずれた場合である。今ここで
アナログ映像信号が第3のA/D変換器21の変換範囲
を上回った場合を考える。この時、第3のA/D変換器
21からはオーバーフロー信号が出力され、第3の制御
部24へ供給される。第3の制御部24ではサンプルホ
ールド回路1からのペデスタルレベル電圧によって第3
のA/D変換器21の内部素子を制御するとともに、オ
ーバーフロー信号によってもオーバーフロー信号が無く
なるまで第3のA/D変換器21の内部素子を制御す
る。第3の制御部24ではこの時の制御信号よりアナロ
グ映像信号がどれだけ第3のA/D変換器21の変換範
囲を上回っていたかを検出し、オーバー信号を出力す
る。このオーバー信号は映像信号処理回路のCPUに送
られ、上回った量とともにエラー表示を行う。(図示せ
ず)また反対に、アナログ映像信号が第3のA/D変換
器21の変換範囲を下回った場合は、第3のA/D変換
器21からアンダーフロー信号が出力され、第3の制御
部24へ供給される。第3の制御部24ではサンプルホ
ールド回路1からのペデスタルレベル電圧によって第3
のA/D変換器21の内部素子を制御するとともに、ア
ンダーフロー信号によってもアンダーフロー信号が無く
なるまで第3のA/D変換器21の内部素子を制御す
る。第3の制御部24ではこの時の制御信号よりアナロ
グ映像信号がどれだけ第3のA/D変換器21の変換範
囲を下回っていたかを検出し、アンダー信号を出力す
る。このアンダー信号は映像信号処理回路のCPUに送
られ、下回った量とともにエラー表示を行う。(図示せ
ず)以上のようにこの実施例によれば入力されたアナロ
グ映像信号が第3のA/D変換器21の変換範囲を上回
るまたは下回ってはずれた場合、それぞれオーバーフロ
ー信号またはアンダーフロー信号が出力される。この時
これらの信号とサンプルホールド回路1からのペデスタ
ルレベル電圧は第3の制御部24に供給され、第3の制
御部24では第3のA/D変換器21の内部素子を制御
することにより、第3の第3のA/D変換器21の内部
の変換電圧を変化させ、変化範囲をどれだけ上回ったか
または下回ったかを示すオーバー信号またはアンダー信
号を取り出すことができる。これにより回路構成が簡単
でコストも安く、1水平走査期間ごとにペデスタルレベ
ルを合わせるため正確かつ高速なペデスタルクランプ及
びA/D変換動作とともに変化範囲をはずれた場合でも
その量が検出でき後段の信号処理に使用できるとともに
エラー状態を表示できる映像信号変換装置を得ることが
できる。また、入力されたアナログ映像信号のレベルが
第3のA/D変換器21の変換範囲をはずれた場合でも
基準電圧が変換され、変換レベル内に収まるためA/D
変換が可能となり正常なデジタル映像信号が得られ、後
段での信号処理回路でも問題なく処理することができ
る。
【0047】次に第5の発明の第1の実施例について説
明する。
【0048】図8は第5の発明の第1の実施例における
映像信号変換装置のブロック図を示すものである。図8
において、第1から第4の発明と同様のものは同じ番号
を付し、以下説明を省略する。図8において1はサンプ
ルホールド回路、25は入力されたアナログ映像信号を
デジタル信号に変換する第4のA/D変換器、26はサ
ンプルホールド回路1の出力信号をデジタル信号に変換
する第5のA/D変換器であり、27は第4のA/D変
換器25の出力信号を第5のA/D変換器26の出力信
号だけレベルをシフトし、デジタル映像信号を作成する
レベルシフト部である。
【0049】以上のように構成された第5の発明の第1
の実施例の映像信号変換装置において、以下その動作を
説明する。サンプルホールド回路1では第1から第4の
発明での実施例と同様に常に最新のペデスタルレベル電
圧を取り込み維持する。このペデスタルレベル電圧は第
5のA/D変換器26に供給され、ここでデジタル信号
に変換される。また、第4のA/D変換器25にはアナ
ログ映像信号が供給され、ここでデジタル信号に変換さ
れる。レベルシフト部27では第4のA/D変換器25
の出力信号と第5のA/D変換器26との出力信号が供
給される。ここでは第4のA/D変換器25の出力信号
を第5のA/D変換器26の出力信号だけレベルをシフ
トする。すると入力されたアナログ映像信号をペデスタ
ルレベル電圧分だけ、デジタル的にレベルをシフトした
ことと等価な処理となり、クランプ回路などを設けなく
ても入力されたアナログ映像信号は小規模な回路で高速
に正確なデジタル映像信号に変換される。ここで第5の
A/D変換器26はクランプパルスの繰り返し周波数に
応答できる程度の低速な回路素子でもよい。
【0050】以上のように第5の発明の第1の実施例に
よれば入力されたアナログ映像信号は第4のA/D変換
器25で、またサンプルホールド回路1の出力であるペ
デスタルレベル電圧は第5のA/D変換器26でそれぞ
れデジタル信号に変換されレベルシフト部27でデジタ
ル的に、入力されたアナログ映像信号からペデスタルレ
ベル電圧分だけレベルをシフトすることにより、回路構
成が簡単でコストも安く、1水平走査期間ごとにペデス
タルレベルを合わせるため正確かつ高速なペデスタルク
ランプ及びA/D変換をすることができる映像信号変換
装置を得ることができる。
【0051】図9は第5の発明の第2の実施例における
映像信号変換装置のより詳細な回路図を示すものであ
る。図9において第1から第4の発明及び本発明の図8
と同様なものは同じ番号を付し、以下その説明を省略す
る。7はサンプルスイッチ、8はホールドコンデンサ、
9はバッファであり、サンプルホールド回路1はこれら
サンプルスイッチ7、ホールドコンデンサ8、バッファ
9より構成されている。26はサンプルホールド回路1
の出力をデジタル信号に変換する第5のA/D変換器、
25は入力されたアナログ映像信号をデジタル信号に変
換する第4のA/D変換器、29は第5のA/D変換器
26の出力信号から映像信号の種類ごとに決定される基
準レベル信号を減算する第2のデジタル加算器、28は
第4のA/D変換器25の出力信号から第2のデジタル
加算器29の出力信号を減算しデジタル映像信号を出力
する第1のデジタル加算器である。レベルシフト部27
はこれら第1のデジタル加算器28と第2のデジタル加
算器29とより構成されている。
【0052】以上のように構成された第5の発明の第2
の実施例の映像信号変換装置において、以下その動作を
図10を用いながら説明する。図10は第5の発明の第
2の実施例における動作波形図であり、(a)はクラン
プ信号、(b)は入力されるアナログ映像信号、(c)
はバッファ9の出力、(d)は16進数コードで示した
第4のA/D変換器25のデジタル出力信号、(e)は
16進数コードで示した第5のA/D変換器26のデジ
タル出力信号、(f)は16進数コードで示した第1の
デジタル加算器29の出力信号である。
【0053】サンプルホールド回路1では第1の発明の
第2の実施例と同様にクランプ信号によってサンプルス
イッチ7が開閉し、バッファ9から常に最新のペデスタ
ルレベル電圧を出力する。この様子を図10の(a)か
ら(c)に示す。今ここで第4のA/D変換器25には
同図(b)のようなアナログ映像信号が入力され、デジ
タル信号に変換された8ビットの結果を16進数で表し
た場合、同図(d)のようになるとする。また、バッフ
ァ9の出力信号が同図(c)のようになり、これを第5
のA/D変換器26でデジタル信号に変換した8ビット
の結果を16進数で表すと同図(e)のようになったと
する。一つ目のクランプ信号a1がサンプルスイッチ7
に供給された時、第4のA/D変換器25の出力が16
進数表記でA8F(最後のFは16進数であることを示
す。以下同じ。)であり、第5のA/D変換器26の出
力が13Fであったとする。また、簡単のため、第2の
デジタル加算器29に与えられるアナログ映像信号での
基準レベル信号は00Fであったとする。この時、第2
のデジタル加算器29の出力信号は第5のA/D変換器
26の出力13Fから基準レベル信号00Fを減算した
13Fが出力される。同様に次のクランプ信号a2が入
力されたとき第2のデジタル加算器29の出力は05F
となる。また、1つ目のクランプ信号a1が入力された
とき第4のA/D変換器25の出力信号がA8Fであ
り、2つ目のクランプ信号a2が入力されたときは9A
Fであったとする。第4のA/D変換器25の出力と第
2のデジタル加算器の出力は第1のデジタル加算器28
に供給され演算される。この結果、第1のデジタル加算
器28の出力信号は1つ目のクランプ信号a1が来た時
も、次の2つ目のクランプ信号a2が来たときも95F
を出力する。これは入力されたアナログ映像信号自体の
レベルは変わっていないが、DCレベルが変動したた
め、アナログ映像信号が変動したように見えていたため
で、デジタル信号に変換されたペデスタルレベル電圧を
デジタル的に減算してレベルシフトする事により、入力
アナログ映像信号をA/D変換し、デジタル映像信号と
して出力する。
【0054】以上のように第5の発明の第2の実施例に
よれば、第4のA/D変換器25では入力アナログ映像
信号をデジタル信号に変換し、第5のA/D変換器26
ではペデスタルレベル電圧をデジタル信号に変換する。
これらのデジタル信号は第2のデジタル加算器29及び
第1のデジタル加算器で演算してデジタル映像信号を求
めることにより、特にクランプ回路を必要とせずに高速
で常に正確なA/D変換が行えるとともに追従性もよ
く、また回路規模が大幅に簡単化されコストも安い映像
信号変換装置を実現できる。
【0055】なお、第1及び第3の発明の実施例におい
てA/D変換器の基準電圧として上側と下側の2種の基
準電源を使用したが、上側基準電圧と下側基準電圧の差
を出力する1つの基準電源に置き換え、この基準電源を
サンプルホールド回路1の出力によってレベルシフトし
てもよい。
【0056】なお、第2の発明の第2の実施例において
第2のA/D変換器12の内部回路として8ビットフラ
ッシュ型のA/D変換器を示したが他のA/D変換器で
あっても内部素子を制御できるA/D変換器であればよ
いことはいうまでもない。
【0057】なお、第1から第5までの発明の内複数を
組み合わせてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、第1、第2及び第
5の発明によれば、A/D変換器の前に特にクランプ回
路を必要とせずに常に正確なA/D変換が行えるととも
に追従性もよく、また回路規模が大幅に簡単化されコス
トも安い映像信号変換装置を実現できる。
【0059】また、第3及び第4の発明によれば、A/
D変換器の前に特にクランプ回路を必要とせずに常に正
確なA/D変換が行えるとともに追従性もよく、また回
路規模が大幅に簡単化されコストも安い映像信号変換装
置を実現できる。その上、入力されたアナログ映像信号
がA/D変換器の変換範囲をはずれた場合でもどれだけ
はずれたかも出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の第1の実施例における映像信号変
換装置のブロック図である。
【図2】第1の発明の第2の実施例における映像信号変
換装置の回路図である。
【図3】同実施例の動作波形図である。
【図4】第2の発明の第1の実施例における映像信号変
換装置のブロック図である。
【図5】第2の発明の第2の実施例における映像信号変
換装置の回路図である。
【図6】第3の発明の実施例における映像信号変換装置
のブロック図である。
【図7】第4の発明の実施例における映像信号変換装置
のブロック図である。
【図8】第5の発明の第1の実施例における映像信号変
換装置のブロック図である。
【図9】第5の発明の第2の実施例における映像信号変
換装置の回路図である。
【図10】同実施例の動作波形図である。
【図11】従来の映像信号変換装置の回路図である。
【符号の説明】
1 サンプルホールド回路 2 第1の基準電源 3 第1の加算器 4 第2の基準電源 5 第2の加算器 6 第1のA/D変換器 7 サンプリングスイッチ 8 ホールドコンデンサ 9 バッファ 10 第1の演算増幅器 11 第2の演算増幅器 12 第2のA/D変換器 13 第4の制御部 14 ラダー抵抗 15 コンパレータ群 16 エンコーダ 17 第3の基準電源 18 第3の加算器 19 第4の基準電源 20 第4の加算器 21 第3のA/D変換器 22 第1の制御部 23 第2の制御部 24 第3の制御部 25 第4のA/D変換器 26 第5のA/D変換器 27 レベルシフト部 28 第1のデジタル加算器 29 第2のデジタル加算器 101 入力端子 102 差動増幅器 103 A/D変換器 104 出力端子 105 レベルデコーダ 106 計数器 107 D/A変換器 108 LPF

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ映像信号のペデスタルレベルを取
    り込み維持するサンプルホールド回路と、第1の基準電
    源と、前記サンプルホールド回路の出力と前記第1の基
    準電源の出力とを加算する第1の加算器と、第2の基準
    電源と、前記サンプルホールド回路の出力と前記第2の
    基準電源の出力とを加算する第2の加算器と、前記第1
    の加算器及び前記第2の加算器の出力を基準電圧として
    用いて前記アナログ映像信号をデジタル映像信号に変換
    する第1のA/D変換器とを備えたことを特徴とする映
    像信号変換装置。
  2. 【請求項2】前記第1の基準電源が、デジタル映像信号
    規格のペデスタルレベル電圧と前記第1のA/D変換器
    の変換範囲最大電圧との差分電圧を出力し、前記第2の
    基準電源はデジタル映像信号規格のペデスタルレベル電
    圧と前記第1のA/D変換器の変換範囲最小電圧との差
    分電圧を出力することを特徴とする請求項1記載の映像
    信号変換装置。
  3. 【請求項3】アナログ映像信号のペデスタルレベルを取
    り込み維持するサンプルホールド回路と、第1の基準電
    源と、第2の基準電源と、前記第1の基準電源及び前記
    第2の基準電源の出力を基準電圧とし前記サンプルホー
    ルド回路の出力信号により内部素子を制御され前記アナ
    ログ映像信号をデジタル映像信号に変換する第2のA/
    D変換器とを備えたことを特徴とする映像信号変換装
    置。
  4. 【請求項4】前記第2のA/D変換器が、前記サンプル
    ホールド回路の出力分だけ内部変換基準電圧をシフトす
    ることを特徴とする請求項3記載の映像信号変換装置。
  5. 【請求項5】前記第2のA/D変換器が、前記サンプル
    ホールド回路の出力信号に応じて制御信号を出力する第
    4の制御部と、複数の抵抗が直列に接続されてなりかつ
    一端側が前記第1の基準電源に、また他端側が前記第2
    の基準電源に接続されているとともに、総和の抵抗値が
    一定となる範囲で両端側それぞれの抵抗の抵抗値が前記
    制御信号で制御されるラダー抵抗と、それぞれの一方の
    入力端子が前記各抵抗の接続部のそれぞれに接続され、
    それぞれの他方の入力端子に共通にアナログ映像信号が
    供給される複数のコンパレータと、前記コンパレータそ
    れぞれの出力からデジタル映像信号を作成出力するエン
    コーダとを備えたことを特徴とする請求項4記載の映像
    信号変換装置。
  6. 【請求項6】アナログ映像信号のペデスタルレベルを取
    り込み維持するサンプルホールド回路と、第1の制御部
    からの制御信号によって制御される第3の基準電源と、
    前記サンプルホールド回路の出力と前記第3の基準電源
    の出力を加算する第3の加算器と、第2の制御部からの
    制御信号によって制御される第4の基準電源と、前記サ
    ンプルホールド回路の出力と前記第4の基準電源の出力
    とを加算する第4の加算器と、前記第3の加算器の出力
    を上側基準電圧とし前記第4の加算器の出力を下側基準
    電圧としオーバーフロ−信号とアンダーフロー信号とを
    出力し前記アナログ映像信号をデジタル信号に変換する
    第3のA/D変換器と、前記第3のA/D変換器のオー
    バーフロー信号から第3の基準電源の制御信号を作成す
    るとともにオーバー信号を作成する前記第1の制御部
    と、前記第3のA/D変換器のアンダーフロー信号から
    第4の基準電源の制御信号を作成するとともにアンダー
    信号を作成する前記第2の制御部とを備えたことを特徴
    とする映像信号変換装置。
  7. 【請求項7】アナログ映像信号のペデスタルレベルを取
    り込み維持するサンプルホールド回路と、前記サンプル
    ホールド回路の出力と第3のA/D変換器のオーバーフ
    ロー信号及びアンダーフロー信号より前記第3のA/D
    変換器の内部素子制御信号及びオーバー信号及びアンダ
    ー信号を作成する第3の制御部と、第1の基準電源と、
    第2の基準電源と、前記第1の基準電源の出力を上側基
    準電圧とし前記第2の基準電源の出力を下側基準電圧と
    し前記オーバーフロ−信号と前記アンダーフロー信号と
    を出力し前記第3の制御部からの内部素子制御信号から
    前記アナログ映像信号をデジタル信号に変換する前記第
    3のA/D変換器とを備えたことを特徴とする映像信号
    変換装置。
  8. 【請求項8】アナログ映像信号のペデスタルレベルを取
    り込み維持するサンプルホールド回路と、前記サンプル
    ホールド回路の出力をデジタル信号に変換する第5のA
    /D変換器と、前記アナログ映像信号をA/D変換する
    第4のA/D変換器と、前記第3の変換器の出力から前
    記第5のA/D変換器の出力だけレベルシフトしデジタ
    ル映像信号を出力するレベルシフト部とを備えたことを
    特徴とする映像信号変換装置。
  9. 【請求項9】前記レベルシフト部が、前記第5のA/D
    変換器の出力と基準レベル信号との差を求める第2のデ
    ジタル加算器と、前記第4のA/D変換器の出力と第2
    のデジタル加算器との差を求めデジタル映像信号を出力
    することを特徴とする請求項8記載の映像信号変換装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6275259B1 (en) 1998-02-02 2001-08-14 International Business Machines Corporation Digital automatic gain control circuit for image system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6275259B1 (en) 1998-02-02 2001-08-14 International Business Machines Corporation Digital automatic gain control circuit for image system

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