JPH0833738B2 - ノイズレベル学習装置 - Google Patents
ノイズレベル学習装置Info
- Publication number
- JPH0833738B2 JPH0833738B2 JP60251039A JP25103985A JPH0833738B2 JP H0833738 B2 JPH0833738 B2 JP H0833738B2 JP 60251039 A JP60251039 A JP 60251039A JP 25103985 A JP25103985 A JP 25103985A JP H0833738 B2 JPH0833738 B2 JP H0833738B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise level
- learning
- level learning
- noise
- handset
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、音声認識等において、音声区間と音声の存
在しない周囲のノイズのみの区間とが連続している入力
音から音声区間を検出するための、周囲ノイズのノイズ
レベル学習装置に関するものである。
在しない周囲のノイズのみの区間とが連続している入力
音から音声区間を検出するための、周囲ノイズのノイズ
レベル学習装置に関するものである。
（従来の技術） 第３図は従来のノイズレベル学習装置における機能ブ
ロック図である。第３図において、31は自動車電話機の
送受話器、32は前処理部、33は送受話器31のロックを解
除するロック解除レバー、34はロック解除レバー33の解
除（通常の電話機のオフフックに相当）の検出部、36は
ノイズレベル学習部、37は音声区間検出、音声認識等、
以後の部分を示す。本従来例は自動車電話用音声認識装
置において音声区間検出を行なうためのノイズレベル学
習装置の例である。
ロック図である。第３図において、31は自動車電話機の
送受話器、32は前処理部、33は送受話器31のロックを解
除するロック解除レバー、34はロック解除レバー33の解
除（通常の電話機のオフフックに相当）の検出部、36は
ノイズレベル学習部、37は音声区間検出、音声認識等、
以後の部分を示す。本従来例は自動車電話用音声認識装
置において音声区間検出を行なうためのノイズレベル学
習装置の例である。
次に上記従来例の動作について第４図に従い説明す
る。話者が送受話器を取り上げるべくロックを解除する
と、それを検出して（）、ノイズレベルを学習する
（）。ノイズレベルの学習は、ロックの解除検出後0.
4秒間にわたりノイズのパワレベルを観測し、その間の
平均レベルとしてノイズレベルを学習し、しかる後、そ
の結果に基づき音声区間検出、音声認識等を行なう
（）。
る。話者が送受話器を取り上げるべくロックを解除する
と、それを検出して（）、ノイズレベルを学習する
（）。ノイズレベルの学習は、ロックの解除検出後0.
4秒間にわたりノイズのパワレベルを観測し、その間の
平均レベルとしてノイズレベルを学習し、しかる後、そ
の結果に基づき音声区間検出、音声認識等を行なう
（）。
このように、上記従来のノイズレベル学習装置でも、
一応のノイズレベル学習は可能である。
一応のノイズレベル学習は可能である。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来のノイズレベル学習装置で
は、下記のような問題点があった。すなわち、自動車電
話の送受話器は運転席と助手席の間に設置することが多
いが、その場所はギア音等ノイズレベルが高く、送受話
器のロックを解除してから実際に送受話器を持ち上げる
迄の間に、大きいレベルのノイズを学習してしまう。ま
たさらに、送受話器を持ち上げる時にノイズを生じる
と、それをも周囲ノイズの一部として学習してしまう。
音声区間を検出するために、周囲ノイズのレベルよりも
大きいレベルの入力が続いたならばそれを音声区間とす
る方法を用いる限り、ノイズ学習において、本来より大
きいレベルを学習することは、音声区間検出が困難にな
る原因となる。
は、下記のような問題点があった。すなわち、自動車電
話の送受話器は運転席と助手席の間に設置することが多
いが、その場所はギア音等ノイズレベルが高く、送受話
器のロックを解除してから実際に送受話器を持ち上げる
迄の間に、大きいレベルのノイズを学習してしまう。ま
たさらに、送受話器を持ち上げる時にノイズを生じる
と、それをも周囲ノイズの一部として学習してしまう。
音声区間を検出するために、周囲ノイズのレベルよりも
大きいレベルの入力が続いたならばそれを音声区間とす
る方法を用いる限り、ノイズ学習において、本来より大
きいレベルを学習することは、音声区間検出が困難にな
る原因となる。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであ
り、正しいレベルのノイズレベル学習ができるノイズレ
ベル学習装置を提供することを目的とするものである。
り、正しいレベルのノイズレベル学習ができるノイズレ
ベル学習装置を提供することを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記目的を達成するために、音声を入力す
る音声入力手段（11,12）と、その音声入力手段の出力
に基づきノイズレベルを学習するノイズレベル学習手段
（16）と、話者の発声予告を受け付ける手段（14）と、
発声予告を受け付けた後、一定の時間経過後にノイズレ
ベル学習手段にノイズレベルの学習を開始させる手段
（15）とを有することを特徴とする。
る音声入力手段（11,12）と、その音声入力手段の出力
に基づきノイズレベルを学習するノイズレベル学習手段
（16）と、話者の発声予告を受け付ける手段（14）と、
発声予告を受け付けた後、一定の時間経過後にノイズレ
ベル学習手段にノイズレベルの学習を開始させる手段
（15）とを有することを特徴とする。
（作用） したがって本発明によれば、話者の発声予告後、一定
時間経過してからノイズレベル学習を行なうことによ
り、発声予告直後に、音声を入力する手段に大きいレベ
ルのノイズが入力しても、それをノイズレベル学習の対
象から除くことができ、精度の良いノイズレベル学習が
できるという効果を有する。
時間経過してからノイズレベル学習を行なうことによ
り、発声予告直後に、音声を入力する手段に大きいレベ
ルのノイズが入力しても、それをノイズレベル学習の対
象から除くことができ、精度の良いノイズレベル学習が
できるという効果を有する。
（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示すものである。本実施
例も前記従来例と同様、自動車電話用音声認識装置にお
ける例である。第１図において、11は音声を入力する手
段である送受話器、12は前処理部、13,14は話者の発声
予告を受ける手段であって、13は送受話器のロックを解
除するレバー、14はレバー13の解除の検出部、15は検出
部14の検出信号をディレイさせる部分、16はノイズレベ
ル学習部、17は音声区間検出、音声認識等、以後の部分
を示す。
例も前記従来例と同様、自動車電話用音声認識装置にお
ける例である。第１図において、11は音声を入力する手
段である送受話器、12は前処理部、13,14は話者の発声
予告を受ける手段であって、13は送受話器のロックを解
除するレバー、14はレバー13の解除の検出部、15は検出
部14の検出信号をディレイさせる部分、16はノイズレベ
ル学習部、17は音声区間検出、音声認識等、以後の部分
を示す。
次に上記実施例の動作について、第２図に従い説明す
る。話者が送受話器11を取り上げるべくロックを解除す
ると、ロック解除検出部14によりそれを検出する
（）。その検出信号をディレイ部15で0.3秒間ディレ
イさせる（）。その一定時間（0.3秒）のディレイ後
にノイズレベル学習部16によりノイズレベルの学習を始
める（）。ノイズレベルの学習は、0.4部間にわたり
ノイズのパワレベルを観測し、その間の平均レベルとし
てノイズレベルを学習する。しかる後、後処理部17はそ
の結果に基づき音声区間検出、音声認識等の後の処理を
行なう。
る。話者が送受話器11を取り上げるべくロックを解除す
ると、ロック解除検出部14によりそれを検出する
（）。その検出信号をディレイ部15で0.3秒間ディレ
イさせる（）。その一定時間（0.3秒）のディレイ後
にノイズレベル学習部16によりノイズレベルの学習を始
める（）。ノイズレベルの学習は、0.4部間にわたり
ノイズのパワレベルを観測し、その間の平均レベルとし
てノイズレベルを学習する。しかる後、後処理部17はそ
の結果に基づき音声区間検出、音声認識等の後の処理を
行なう。
このように本実施例によれば、ノイズレベルの学習
を、送受話器のロック解除してから一定時間行なわない
ことにより、前記従来例の説明で述べたようなギア音
や、送受話器を持ち上げる時の大きいレベルのノイズを
学習することを防止し、精度の良いノイズレベル学習が
できるという利点がある。
を、送受話器のロック解除してから一定時間行なわない
ことにより、前記従来例の説明で述べたようなギア音
や、送受話器を持ち上げる時の大きいレベルのノイズを
学習することを防止し、精度の良いノイズレベル学習が
できるという利点がある。
（発明の効果） 本発明は上記実施例より明らかなように、話者の発声
予告受け付け後、一定時間経過してからノイズレベル学
習を行なうことにより、精度の良いノイズレベル学習が
できるという利点があり、その結果、以後に行なう音声
区間検出や音声認識の精度も向上するという効果を有す
る。
予告受け付け後、一定時間経過してからノイズレベル学
習を行なうことにより、精度の良いノイズレベル学習が
できるという利点があり、その結果、以後に行なう音声
区間検出や音声認識の精度も向上するという効果を有す
る。
第１図は本発明の一実施例の機能ブロック図、第２図は
同実施例の動作説明図、第３図は従来のノイズレベル学
習装置における機能ブロック図、第４図はその動作説明
図である。 11,31……送受話器、12,32……前処理部、13,33……送
受話器のロックを解除するレバー、14,34……送受話器
のロック解除検出部、15……同検出信号のディレイ部、
16,36……ノイズレベル学習部、17,37……音声区間検
出、音声認識等の後処理部。
同実施例の動作説明図、第３図は従来のノイズレベル学
習装置における機能ブロック図、第４図はその動作説明
図である。 11,31……送受話器、12,32……前処理部、13,33……送
受話器のロックを解除するレバー、14,34……送受話器
のロック解除検出部、15……同検出信号のディレイ部、
16,36……ノイズレベル学習部、17,37……音声区間検
出、音声認識等の後処理部。
Claims (3)
- 【請求項１】音声を入力する音声入力手段と、その音声
入力手段の出力に基づきノイズレベルを学習するノイズ
レベル学習手段と、話者の発声予告を受け付ける手段
と、発声予告を受け付けた後、一定の時間経過後にノイ
ズレベル学習手段にノイズレベルの学習を開始させる手
段とを有することを特徴とするノイズレベル学習装置。 - 【請求項２】音声入力手段として、電話機の送受話器を
用いる特許請求の範囲第（１）項記載のノイズレベル学
習装置。 - 【請求項３】電話機が自動車電話機であって、話者の発
声予告を受け付ける手段として、送受話器のロックを解
除するレバーを用いる特許請求の範囲第（２）項記載の
ノイズレベル学習装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60251039A JPH0833738B2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | ノイズレベル学習装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60251039A JPH0833738B2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | ノイズレベル学習装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62111291A JPS62111291A (ja) | 1987-05-22 |
| JPH0833738B2 true JPH0833738B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=17216703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60251039A Expired - Lifetime JPH0833738B2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | ノイズレベル学習装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833738B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5150415B2 (ja) | 2008-08-29 | 2013-02-20 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のキャニスタ配置構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6013535A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-24 | アイキ工業株式会社 | 段ボ−ル紙製造装置 |
-
1985
- 1985-11-09 JP JP60251039A patent/JPH0833738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62111291A (ja) | 1987-05-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |