JPH08334642A - 光ケーブル接続用ケース - Google Patents
光ケーブル接続用ケースInfo
- Publication number
- JPH08334642A JPH08334642A JP7163136A JP16313695A JPH08334642A JP H08334642 A JPH08334642 A JP H08334642A JP 7163136 A JP7163136 A JP 7163136A JP 16313695 A JP16313695 A JP 16313695A JP H08334642 A JPH08334642 A JP H08334642A
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- Japan
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- case
- optical cable
- fitting
- cable
- fitted
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Abstract
全性と気密性をも高めると共に、組立て作業性を大幅に
向上できる安価な構造とする。 【構成】 光ケーブル接続部1の周囲を被包する筒状ケ
ース2が、軸方向に沿設されたヒンジ部3と、該ヒンジ
部3に対向配備された分割端縁部4,4とを備えて拡開
自在に構成され、該筒状ケース2の両端面に側壁部5を
一体に形成し、該側壁部5の中央部にケーブルを嵌挿す
る端面シール部材6を着脱自在に嵌合配備すると共に、
前記筒状ケース2の両端縁部を底板7に嵌合配備して前
記端面シール部材6を筒状ケース2に嵌着保持したこと
で、ケーブル接続部の被覆収容作業を著しく迅速に行う
ことができ、しかも少ない締め付け個所でスリーブ全周
にわたって均一に圧迫して信頼性の高い密封を確保でき
ると共に、端面板の省略でケースの姿勢も安定して取扱
い良好で、組立作業の容易化に役立ち、ケーブル把持具
での接続固定を楽に安全に行えるものである。
Description
ブルの接続分岐配線するための接続部を保護収容する光
ケーブル接続用ケースに関するものである。
接続部を被包して保護する収容体が用いられるが、この
収容体は縦割りの筒状ケースと、該ケースの両端面を閉
塞しケーブルを挿通する端面板とからなり、ケースの分
割面を突き合わせて取付ネジまたはバンドなどの固定手
段で連結して密着一体化し、コネクタを含むケーブル接
続部を気密状態に維持する構造のものが知られている。
は、ケーブル接続或いは分岐配線などの工事、点検の保
守管理上内部を露呈する必要から分割タイプが多く、分
割タイプとすると、ケースの変形防止のために剛性を保
ち水分、湿気や塵埃などの浸入を阻止しなければならな
いために、ケースの各構成部分は互いに密に結合され、
かつケーブル挿入部との間の結合も密でなければならず
気密材を設けたケーブル接続部収容体は、製作煩雑で高
価となり経費を要するし、耐久性の面でも問題があり、
気密確保のために締め付け力の管理や組立作業性が煩雑
となって悪く問題があった。本発明は、これら従来の欠
点を排除しようとするもので、ケーブル接続部の収容体
の変形防止を図り、安全性と気密性をも高めると共に、
組立作業性を大幅に向上できるケーブル接続用ケースを
構成簡単で安価な形態で提供することを目的とするもの
である。
続部の周囲を被包する筒状ケースが、軸方向に沿設され
たヒンジ部と、該ヒンジ部に対向配備された分割端縁部
とを備えて拡開自在に構成され、該筒状ケースの両端面
に側壁部を一体に形成し、該側壁部の中央部にケーブル
を嵌挿する端面シール部材を着脱自在に嵌合配備すると
共に、前記筒状ケースの両端縁部を底板に嵌合配備して
前記端面シール部材を筒状ケースに嵌着保持したもので
ある。
把持金具にケーブルを接続してから、ケーブル外皮を円
周方向に研磨して、スペーサを嵌装したのちテンション
メンバ把持金具を添わせて取付ボルトで均等に締め付け
る。次いで、ケーブルを端面シール部材のケーブル嵌挿
孔に装入して、該端面シール部材をケーブル上に配備
し、前記ケースをヒンジ部を中心として両端部を拡開さ
せながら端面シール部材へケース側壁部の凹溝を嵌入し
て連結し、さらに底板にケースの両端縁部を嵌着すると
共に、端面シール部材をも密着固定化し、取付け姿勢を
安定強固にすると共に、ケースに備えられたロック機構
を締結しロックして密封性も大幅に高められ、安全に用
いられるものである。
ケーブル接続部1の周囲を被包する筒状ケース2が、軸
方向に沿設されたヒンジ部3と、該ヒンジ部3に対向配
備された分割端縁部4,4とを備えて、拡開自在に構成
され、該筒状ケース2の両端面に側壁部5を一体に形成
し、該側壁部5の中央部にケーブルを嵌挿する端面シー
ル部材6を着脱自在に嵌合配備すると共に、前記筒状ケ
ース2の両端縁部4,4を底板7に嵌合配備して、即
ち、両端縁部4の凹溝に底板のフランジ部18を嵌合
し、かつ両端縁部4の鉤状凸部を底板7の係止用突部に
掛止して密着一体化でき、前記端面シール部材6を筒状
ケース2に嵌着保持した光ケーブル接続用ケースとして
ある。前記筒状ケース2は、円筒体または角筒体であっ
て、その側壁部5としては上下方向に嵌合溝8を形成し
た分割間隙部9と、前記底板7の両端に突設した側板1
1を嵌装する嵌合凹部10とを備え、前記端面シール部
材6の外周縁を高密度に当接一体化できるようにしてあ
る。
ル嵌挿孔12と、架空配線若しくは基線ケーブル嵌挿孔
13と、支持線嵌挿孔14とを形成した弾性板状部材で
あって、該板状部材の周端面から嵌挿孔に連通するスリ
ット15を切開自在にそれぞれ備え、ケーブル等配線の
挿入を簡易に行ない、挿入後はスリットが密接してシー
ル性を適確に保つようにしてある。
ルなどの嵌挿孔12,13,14の内周面に凹凸条のガ
スケット部16をリング状に備えると共に、光ケーブル
嵌挿孔12は貫通孔としてあるが、切離可能の薄肉キャ
ップ部17を必要に応じ備え、切除して貫通孔としてか
ら用いられるようにしてもよい。
6の下端を嵌合する凹溝を形成した側板を両端に立設し
たものであって、該側板に前記筒状ケースの分割端縁部
の凹溝に嵌入されるフランジ18と突片181 とを水平
方向と垂直方向とに突設配備したものを用いるのがよ
い。
に幹線光ケーブルが貫通されてケーブル把持金具21で
固定されていて、該ケーブルのテンションメンバは支持
クランプのテンションメンバ把持金具20に接続連結さ
れている。前記分割ケース2は円筒状のハウジングで、
軸方向に沿って片側が分離接合面で二つに分割できるよ
うにしたもので、合成樹脂、例えばPP樹脂或いは難燃
性のFRPPなどから構成され、軸方向に縦割りに二分
割する突き合わせ接合面と、該ケース2の両端に、前記
ケーブル接続部の両側のケーブルを貫通する端面シール
部材6とを備え、該端面シール部材6を側壁部5に締め
付けロックバー22で連結できるようにしてあり、この
対面する接合面を含み、前記ケース2の分割接合面にガ
スケットを嵌合挾持しうる凹溝の嵌合溝8を備えると共
に、底板7の内面に、ケーブル外周に沿う押え挾持片か
らなるケーブル把持金具21とテンションメンバ把持金
具20および屋外線把持金具23とを設けた連結金具1
9を固定装備し、さらに必要に応じ前記ケース2の外周
にネジからなる締結具25のあるバンド24を着脱自在
に巻回配備してもよいが、ケース両端縁と底板とを突起
または凹溝を対応する部材で嵌装する方法でワンタッチ
で締結するか、ケース外周にネジからなる締結具で一体
化して、分離面での密封性を高められて連結できるよう
にしてある。
される貫通孔には、ゴム性などでのスペーサ或いはエア
タイトテープを巻き付けてケーブル3の外周面を密着で
きるようにすることが配慮されている。また、ケース2
の底板7には脚片26を取り付けてある。
けたケーブル嵌挿孔12、基線嵌挿孔13及び支持線嵌
挿孔14へのスリット15を凹凸部で形成したもので密
封性を高めた形態としたものである。
ように底面に補強用リブ27を突設すると共に、両端部
に前記端面シール部材6を嵌着する凹溝28のある側板
11,11が立設され、ケース側壁部5の分割端縁部4
が密着一体化できるように鉤状突起または凹溝に形成し
てある。さらに底板7の内面側に***帯状部を形成し、
底板上の両端にケーブル把持金具21と、またテンショ
ンメンバ把持金具20とを取付け、中央部に一例として
一対のリング29のある収納用取付金具30を設けて芯
線のコード収納トレイ31を多数配備し、屋外線把持金
具23に引落される芯線の把持ができるようにしてあ
る。該コード収納トレイ31は、図11の如くポケット
状のトレイに開閉自在の蓋体33と受板34を設けたケ
ースで、コード係止用の舌片35,36を備えると共
に、リング29を嵌挿する貫通孔39をスリット38付
きで形成してある。
とした例で高密度収容ケースとし内部構造は、屋外線把
持金具23を備え、さらにファイバ芯線を入れる収納シ
ートを収容する余長収納ケースを多数装入できる棚収容
方式のコード収納部231 及びコネクタホルダー232
を備えた構成からなっている。
メンバーの周囲を被包する円筒状ケース42が軸方向に
沿設されたヒンジ部43で連結された開閉自在の下開き
蓋体を備えた二分割ケースであって、該分割接合端縁部
44,44を締め付ける係脱自在のバックル32を備え
ると共に、ケース内部に内装されるメンバーの固定取付
部材37に係脱自在に嵌装配備したケース構成としたも
のである。この二分割ケースは、支持線嵌挿入孔40を
形成した吊垂金具41を突設し、ケース42を支持線に
吊り下げられるようになっていて、ケース内部のケーブ
ルの接続機構の支持メンバーは前例と同様の構成として
ある。また、前記蓋体を上開き構成(図示せず)のヒン
ジ部で連結することもできる。
軸方向に沿設されたヒンジ部53で連結された二分割ケ
ースで開閉自在の形態としたもので、底板57に嵌着係
止できるようにしてある。ケーブル嵌挿孔50と支持線
嵌挿孔51とが、ケース側壁部に形成されていて、ケー
ブルの接続機構の支持メンバーは図15及び図16の如
く、中間後分岐用の高密度収容器としてあって、屋外線
把持金具23を備え、さらにファイバー芯線を入れる余
長収納トレイ31を多数並列収容するケース方式(図1
5)とするか棚収容方式(図16)の構成を採用され取
扱容易なものとしてある。
ース62の底面に底板63を着脱自在に嵌着するもの
で、ケース62の内周面に補強用リブ61を間隔をあけ
て複数突設すると共に、端面シール部材64を端面板部
65を底板63に備えてある。また、底板63はケース
62の端縁に形成したガイド溝66に嵌合しケース62
と底板63とに突設した一直線状に接続される継合レー
ル67,68にスナップ69を係脱自在に設けて一体締
結できるようにし、分離面での密封性が高められロック
できるように考慮されている。
具70が取付片71で固着され連結杆72で他端例のケ
ーブル把持金具と接続されている。また前記端面シール
部材64等を用いないで端面壁部にケーブル形状に合わ
せた突き合せ孔部を形成し、該孔部内周に凹凸状のガス
ケットを設けてケーブルを挾持して水密性を維持できる
ようにすることもできる。
包する筒状ケースが、軸方向に沿設されたヒンジ部と、
該ヒンジ部に対向配備された分割端縁部とを備えて拡開
自在に構成され、該筒状ケースの両端面に側壁部を一体
に形成し、該側壁部の中央部にケーブルを嵌挿する端面
シール部材を着脱自在に嵌合配備すると共に、前記筒状
ケースの両端縁部を底板に嵌合配備して前記端面シール
部材を筒状ケースに嵌着保持したことにより、ケーブル
接続部の被覆収容作業を著しく迅速に行うことができし
かも少ない締め付け個所でスリーブ全周にわたって均一
に圧迫して信頼性の高い密封を確保できると共に、端面
板の省略でケースの姿勢も安定して取扱い良好で、組立
作業の容易化に役立ち、ケーブル把持具での接続固定を
楽に安全に行え、しかもケーブル接続部の収容体の変形
防止を図り、安全性と気密性をも高めると共に、組立作
業性を大幅に向上できる。
示す。
面図、(b)は縦断面図、(c)は左側面図、(d)は
上面平面図である。
図、(b)は左側面図、(c)は上面平面図である。
(b)は平面図、(c)はE−E線における縦断面図、
(d)は底面図、(e)はF−F線における一部縦断面
図である。
(a)は側面図、(b)は正面図である。
図、(b)は一部切断側面図である。
正面図、(b)は一部切断側面図、(c)は展開状態の
正面図、(d)はG−G線における縦断面図、(e)は
一部切断平面図である。
態の正面図、(b)は一部切断側面図、(c)はH−H
線における縦断面図、(d)は一部切断平面図である。
を示し、(a)は切断側面図、(b)はその平面図であ
る。
を示し、(a)は切断側面図、(b)はその平面図であ
る。
一部切断平面図、(b)はI−I線における縦断面図、
(c)はJ−J線における縦断面図である。
(b)は正面図である。
す分離斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 光ケーブル接続部の周囲を被包する筒状
ケースが、軸方向に沿設されたヒンジ部と、該ヒンジ部
に対向配備された分割端縁部とを備えて拡開自在に構成
され、該筒状ケースの両端面に側壁部を一体に形成し、
該側壁部の中央部にケーブルを嵌挿する端面シール部材
を着脱自在に嵌合配備すると共に、前記筒状ケースの両
端縁部を底板に嵌合配備して前記端面シール部材を筒状
ケースに嵌着保持したことを特徴とする光ケーブル接続
用ケース。 - 【請求項2】 前記筒状ケースが、円筒体または角筒体
であって、その側壁部が、上下方向に嵌合溝を形成した
分割間隙部と、前記底板の両端に突設した側板を嵌装す
る嵌合凹部とを備えた請求項1記載の光ケーブル接続用
ケース。 - 【請求項3】 前記端面シール部材が、光ケーブル嵌挿
孔と、架空配線若しくは基線ケーブル嵌挿孔と、支持線
嵌挿孔とを形成した弾性板状部材であって、該板状部材
の周端面から嵌挿孔に連通するスリットを切開自在にそ
れぞれ備えた請求項1または2記載の光ケーブル接続用
ケース。 - 【請求項4】 前記端面シール部材が、ケーブルなどの
嵌挿孔の内周面に凹凸条のガスケット部をリング状に備
えると共に、光ケーブル嵌挿孔に切離可能の薄肉キャッ
プ部を備えた請求項3記載の光ケーブル接続用ケース。 - 【請求項5】 前記底板が、前記端面シール部材の下端
を嵌合する凹溝を形成した側板を両端に立設したもので
あって、該側板に前記筒状ケースの分割端縁部の凹溝に
嵌入されるフランジと突片とを水平方向と垂直方向とに
突設配備した請求項3または4記載の光ケーブル接続用
ケース。 - 【請求項6】 光ケーブル接続部を含むメンバーの周囲
を被包する筒状ケースが軸方向に沿設されたヒンジ部で
連結された開閉自在の二分割ケースであって、該分割接
合端縁部を締め付ける係脱自在のバックルを備えると共
に、ケース内部に内装されるメンバーの固定取付部材に
係脱自在に嵌装配備したケース構成としたことを特徴と
する光ケーブル接続用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16313695A JP3666684B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 光ケーブル接続用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16313695A JP3666684B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 光ケーブル接続用ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08334642A true JPH08334642A (ja) | 1996-12-17 |
JP3666684B2 JP3666684B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=15767892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16313695A Expired - Fee Related JP3666684B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 光ケーブル接続用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3666684B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113791477A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-12-14 | 陆国强 | 一种多功能光缆交接箱 |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP16313695A patent/JP3666684B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113791477A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-12-14 | 陆国强 | 一种多功能光缆交接箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3666684B2 (ja) | 2005-06-29 |
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