JPH08333087A - クレーン制御装置 - Google Patents

クレーン制御装置

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JPH08333087A
JPH08333087A JP14180695A JP14180695A JPH08333087A JP H08333087 A JPH08333087 A JP H08333087A JP 14180695 A JP14180695 A JP 14180695A JP 14180695 A JP14180695 A JP 14180695A JP H08333087 A JPH08333087 A JP H08333087A
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JP
Japan
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signal
crane
circuit
control unit
motor
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Application number
JP14180695A
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English (en)
Inventor
Shigeru Masuda
茂 増田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クレーン用モータを駆動するインバータを制
御する制御ユニット自体に故障が発生した場合にも、こ
れを確実に検出してモータを停止させクレーンの暴走等
の事故を未然に防止する。 【構成】 制御ユニット14Aと同一の構成要素を有す
る監視ユニット14Bを備え、両ユニット内の指令信号
S2(S2′)、周波数信号S3(S3′)に基づき信
号変換回路18A(18B)により各種運転信号S2
a、S2a′等を作成する。両運転信号に差異が発生す
ると比較回路19がこの差異を検出し、これが所定時間
継続すると接触器12が交流電源10を遮断してモータ
1が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータをインバータ
で駆動するクレーン制御装置に係り、特にその動作の異
常を検出する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平2−84090号公
報に記載された従来のクレーン制御装置を示すブロック
図であり、図において、1はクレーンの巻上、横行ある
いは走行の駆動用のモータ、2はモータ1を駆動するイ
ンバータ制御装置、3は回生エネルギー吸収用の放電抵
抗、4は制動効果判別手段を内蔵したマイコン、5は警
報装置、6はモータ1を停止させる機械式制動装置であ
る。
【0003】次に動作、特に装置の異常発生時の保護動
作について説明する。インバータ制御装置2からの出力
周波数信号をマイコン4に入力し、マイコン4では、マ
イコンのソフトプログラムにより予め記憶されている所
定の減速曲線と、上記出力周波数信号との比較により所
定の制動効果の有無を判別し、制動効果が不十分である
と判断したときは、警報信号を出力するとともに機械式
制動装置6を動作させモータ1を停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のクレーン制御装
置は以上のように構成されているので、インバータ制御
装置自体の故障によりその出力周波数が降下していかな
い場合、クレーンの暴走に全く気付かないことになる。
また、マイコン自体が暴走あるいは故障したときも保護
できないという問題点があった。
【0005】この発明は、係る問題点を解決するために
なされたもので、装置の故障による出力信号の状態の如
何に拘らず、異常を確実に検知することができるクレー
ン制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るクレーン
制御装置は、クレーンの運転指令の入力操作を行う入力
操作手段、およびこの入力操作手段からの操作信号に基
づきスイッチング素子の駆動信号を作成する制御ユニッ
トを備え、この制御ユニットからの駆動信号に基づきイ
ンバータを制御してクレーン用モータを駆動するクレー
ン制御装置であって、上記操作信号を入力として動作し
上記制御ユニットと同一の構成要素を有する監視ユニッ
ト、上記制御ユニットおよび監視ユニット内の信号を基
に制御動作中の運転状態を表す運転信号を上記ユニット
毎に作成する信号変換回路、この信号変換回路からの上
記両ユニットの運転信号を比較し両信号に差異が発生す
ると異常信号を出力する比較回路、およびこの比較回路
からの異常信号に基づき上記クレーン用モータを停止さ
せるモータ停止手段を備えたものである。
【0007】請求項2に係るクレーン制御装置の制御ユ
ニットは、入力した操作信号を2値化した指令信号に変
換する指令信号作成回路、およびこの指令信号作成回路
からの指令信号を基に周波数信号を作成する周波数信号
作成回路を備え、信号変換回路は上記指令信号または周
波数信号を基に運転信号を作成するようにしたものであ
る。
【0008】請求項3に係るクレーン制御装置の制御ユ
ニットは、入力した操作信号を基に周波数信号を作成す
る周波数信号作成回路を備え、信号変換回路は上記周波
数信号を基に運転信号として、運転中か否かを示す運転
中信号、加速中か否かを示す加速中信号および減速中か
否かを示す減速中信号を作成し、比較回路は両ユニット
からの上記各運転信号のいずれかに差異が発生すると異
常信号を出力するようにしたものである。
【0009】請求項4に係るクレーン制御装置は、比較
回路とモータ停止手段との間に遅延回路を挿入し、上記
比較回路からの異常信号が所定時間継続したとき上記モ
ータ停止手段を動作させるようにしたものである。
【0010】請求項5に係るクレーン制御装置は、制御
ユニット、インバータおよびクレーン用モータを2組設
け、同一の操作信号に基づき操作されるクレーン制御装
置であって、上記制御ユニットの一方を監視ユニットと
みなして取り扱うものである。
【0011】
【作用】請求項1に係るクレーン制御装置においては、
制御ユニットと監視ユニットとからの運転信号の種別に
拘らず、両信号に差異が発生すると装置の故障と判断し
てクレーン用モータを停止させる。
【0012】請求項2に係るクレーン制御装置において
は、制御ユニット(従って監視ユニットも同様)内で扱
われる指令信号および周波数信号からの運転信号が作成
され、この運転信号の差異から故障を判断する。
【0013】請求項3に係るクレーン制御装置において
は、制御ユニット(従って監視ユニットも同様)内で扱
われる周波数信号から運転信号として、運転中信号、加
速中信号および減速中信号が作成される。そして、これ
らいずれかの運転信号同士で差異が発生すると故障と判
断する。
【0014】請求項4に係るクレーン制御装置において
は、運転信号に差異が発生しても直ちに故障とせず、遅
延回路で設定された所定時間差異が継続した後、故障と
判断する。従って、制御ユニットと監視ユニットとの若
干の特性差に起因する誤検出動作を防止することができ
る。
【0015】請求項5に係るクレーン制御装置において
は、2組の制御ユニットの一方が、制御ユニットとして
の本来の機能を果たすと同時に他方の制御ユニットとと
もに互いの故障を検出するための監視ユニットとして機
能する。従って、監視ユニットとして別途ハードウェア
を設ける必要がない分、装置のコストを低減することが
可能となる。
【0016】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1によるクレーン制
御装置を示すブロック図である。図において、10は商
用周波数の交流電源、11は交流電源10からの商用周
波数の交流電力を所定周波数の電力に変換してモータ1
へ供給するインバータ装置、12は交流電源10とイン
バータ装置11との間に挿入されたモータ停止手段とし
ての接触器で、後述する故障検出信号に基づき動作して
インバータ装置11への電源供給を遮断してモータ1を
緊急停止せしめる。
【0017】13は、オペレータがクレーンの運転指令
の入力操作を行う入力操作手段としての操作押ボタン
(以下、単に押ボタンと称する)で、この実施例では、
モータ1としてクレーンの走行用モータを想定したもの
とし、これに対応して押ボタン13としては、走行ボタ
ンとこの走行ボタンが押位置にあることを前提として操
作される高速ボタンとが備えられている。
【0018】14Aはマイコンで構成される制御ユニッ
トで、押ボタン13による操作信号S1を2値化して以
下の演算処理に適合した形態の指令信号S2に変換する
指令信号作成回路15Aと、指令信号S2を基に予め記
憶されたソフトプログラムによりモータ1の回転数を決
定する周波数信号S3を作成する周波数信号作成回路1
6Aと、周波数信号S3に基づきPWM制御によるスイ
ッチング素子の駆動信号S4を作成するPWM生成回路
17Aとからなっている。
【0019】14Bは制御ユニット14Aと同一の構成
要素、ここでは指令信号作成回路15Aおよび周波数信
号作成回路16Aと同一の構成の指令信号作成回路15
Bおよび周波数信号作成回路16Bを備えた監視ユニッ
トであり、この監視ユニット14Bには押ボタン13か
らの操作信号S1が入力され、制御ユニット14Aと全
く同様に動作する。18Aおよび18Bは、それぞれ制
御ユニット14Aおよび監視ユニット14B内の信号S
1,S2およびS1′,S2′を後述する運転信号S2
a,S3a〜S3cおよびS2a′,S3a′〜S3
c′に変換する信号変換回路である。
【0020】19は両信号変換回路18A,18Bから
の運転信号を比較し両信号に差異が発生すると異常信号
P1を出力する比較回路、20は比較回路19からの異
常信号P1が所定の設定時間(例えば数μsec程度)
以上継続したとき異常判別信号P2を出力する遅延回
路、21は遅延回路20から異常判別信号P2を入力す
ると接触器12に対して停止信号P3を送出するととも
に、警報表示を行う保護制御回路である。
【0021】次に、押ボタン操作に伴う各種信号の状態
を示す図2をも参照することにより、装置の異常発生時
の保護動作について説明する。先ず、図2(1)は2種
類の押ボタン13の操作状態を示す。即ち、時刻t1で
走行ボタンが操作されてONとなると、その操作信号S
1が指令信号作成回路15Aに入力され走行指令信号が
Hレベルに立上る(図2(2))。これに基づき、周波
数信号作成回路16Aは予め記憶されたプログラムによ
り演算を実行し、低速走行のための6Hzの周波数信号
S3を出力する(図2(3))。
【0022】次に、時刻t2でオペレータが高速ボタン
を操作すると、指令信号作成回路15Aからの高速指令
信号がHレベルに立上る(図2(1)、(2))。これ
に伴い、周波数信号作成回路16Aは予め定められた加
速時の時間勾配で6Hzから直線状に周波数信号S3の
周波数値を上昇させ、時刻t3でこの周波数値が最大の
60Hzに達すると以後、その値を保持する(図2
(3))。従って、時刻t3以降は高速一定走行の運転
パターンとなる。
【0023】次に、クレーンの目標停止位置に近づき、
時刻t4でオペレータが高速ボタンを操作してOFFと
すると(図2(1))、指令信号作成回路15Aからの
高速指令信号がLレベルに立下り(図2(2))、周波
数信号作成回路16Aはこれを受けて周波数信号S3の
周波数値を予め定められた減速時の時間勾配で60Hz
から直線状に周波数値を下降させ、これが時刻t5で最
低の6Hzに達すると以後、その値を保持することにな
る(図2(3))。そして、停止位置を見計らって時刻
t6で走行ボタンを操作してOFFとすると(図2
(1))、走行指令信号がLレベルに立下り(図2
(2))、これに伴い周波数信号S3は0Hzとなって
モータ1が停止する訳である。以上は、制御ユニット1
4Aが正常動作を行っている場合であるが、監視ユニッ
ト14Bも全く同様の信号S2′、S3′を出力する。
【0024】次に、信号変換回路18A(18B)の動
作を主として図2(4)(5)を参照して説明する。即
ち、先ず、指令信号作成回路15A(15B)からの指
令信号S2(S2′)を基に運転中か否かを示す運転中
信号S2a(S2a′)を作成する(図2(4))。こ
れは、図2(2)に示す走行指令信号と高速指令信号と
をOR回路に入力し、その出力として得られる信号とな
る。
【0025】また、周波数信号作成回路16A(16
B)からの周波数信号S3(S3′)からは3種類の運
転信号が作成される。先ず、運転中か否かを示す運転中
信号S3a(S3a′)は、図3(1)に示すように、
周波数信号S3が0より大きいか否かを判別する比較器
22の出力信号として得られる(図2(5)上段)。次
に、加速中か否かを示す加速中信号S3b(S3b′)
は、図3(2)に示すように、周波数信号S3の現在値
がサンプルホールド23からの直前値S4(例えば数百
μsec程度の間隔でサンプリング)より大きいか否か
を判別する比較器24の出力信号として得られる(図2
(5)中段)。更に、減速中か否かを示す減速中信号S
3c(S3c′)は、図3(3)に示すように、サンプ
ルホールド25からの周波数信号の直前値S4が現在値
S3より大きいか否かを判別する比較器26の出力信号
として得られる(図2(5)下段)。
【0026】以上で説明した制御ユニット14Aおよび
監視ユニット14Bからの運転信号S2a、S3a〜S
3cおよびS2a′、S3a′〜S3c′は比較回路1
9により常時比較され、例えば、制御ユニット14Aま
たは監視ユニット14Bの内部に故障が発生して、いず
れかの運転信号において、両信号に差異が発生すると、
直ちに異常信号P1が出力される。従って、図1では、
比較回路19を1個の比較器で図示しているが、実際に
は比較対象の運転信号の種類の数に応じた比較要素が必
要となる。
【0027】異常信号P1が遅延回路20で設定された
時間以上継続すると異常判別信号P2が出力され保護制
御回路21を経て停止信号P3が接触器12に送出さ
れ、交流電源10が遮断されてモータ1は緊急停止す
る。ここで、遅延回路20を設けているのは以下の理由
による。即ち、両ユニット14A、14Bは同一仕様で
製作されたものであるが、特性、特に速度応答等に多少
の差が存在し、これが原因で両ユニットが共に正常であ
るにもかかわらず、出力された運転信号に瞬時差異が発
生し得る。従って、このような瞬時出力による誤動作を
防止するため、想定される特性差を考慮し必要な時素を
経て異常有無の判別を行うようにしたものである。
【0028】なお、以上の説明では、両ユニット14
A、14Bからの各運転信号のいずれか1種類でも両信
号に差異が発生するとモータ停止の保護動作を行うよう
にしたが、操作の安全上、最も深刻な状態は減速操作時
の故障であるので、減速中信号S3cとS3c′とも差
異が発生した場合にモータ停止動作とし、他の運転信号
で差異が発生した場合には、単に警報表示を行わせるの
みとしてもよい。この場合、保護動作による操業への影
響を軽減できる利点がある。
【0029】実施例2.実施例1では、指令信号作成回
路15A(15B)からの指令信号S2(S2′)およ
び周波数信号作成回路16A(16B)からの周波数信
号S3(S3′)を基に運転信号を作成して比較するよ
うにしたが、PWM生成回路17Aからの駆動信号S4
も含めて運転信号を作成して比較対象に加えるようにし
てもよい。この場合、監視ユニット14Bには、PWM
生成回路17Aと同一構成のPWM生成回路17B(図
1に点線のブロックで示す)を設ける必要があるが、異
常検出可能範囲が広がり、より完全な保護システムが得
られる。
【0030】実施例3.以上の実施例では、異常検出の
ため、本来のクレーン操作には必要ではない監視ユニッ
ト14Bを設けたが、例えば大型のクレーン装置で、制
御ユニット、インバータ装置、モータを2組設けて同一
の操作信号に基づき操作する方式の場合には、2組ある
制御ユニットの一方を監視ユニットに見立て、他方の制
御ユニットとの両ユニット内の信号から各種運転信号を
作成しこれらを比較して異常検出を行う構成としてもよ
い。この場合、監視ユニットを新たに設ける必要がない
分、コストが低減するという利点がある。
【0031】実施例4.なお、以上の実施例では、クレ
ーンの走行用モータの制御装置を例に挙げて説明した
が、巻上や横行用モータの制御装置にも同様の考え方で
本発明を適用することができ同等の効果を奏することは
勿論である。また、モータ停止手段としては、接触器1
2により電源を遮断する方式に限らず、例えば機械的な
制動方式等他の方式によるものとしてもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1に係るクレーン制御装置は以上
のように、所定の監視ユニット、信号変換回路、比較回
路およびモータ停止手段を備えたので、クレーン用モー
タを駆動するインバータを制御する制御ユニット自体に
故障が発生した場合にもこれを確実に検出してモータを
停止させるので、クレーンの暴走等の事故が未然に防止
される。
【0033】また、請求項2に係るクレーン制御装置の
制御ユニットは、所定の指令信号作成回路および周波数
信号作成回路を備え、それらからの指令信号および周波
数信号を基に運転信号を作成するようにしたので、制御
ユニットの広範囲における異常動作を検出することが可
能となる。
【0034】また、請求項3に係るクレーン制御装置の
制御ユニットは、所定の周波数信号作成回路を備えそれ
からの周波数信号を基に所定の運転中信号、加速中信号
および減速中信号を作成するようにしたので、クレーン
操作モード毎における異常動作の検出が可能となる。
【0035】また、請求項4に係るクレーン制御装置
は、所定の遅延回路を備えたので、制御ユニットと監視
ユニットとの若干の特性差に起因する誤検出動作を防止
することができる。
【0036】また、請求項5に係るクレーン制御装置
は、2組存在する制御ユニットの一方を監視ユニットと
みなして異常検出を行う構成としたので、監視ユニット
として別途ハードウェアを設ける必要がない分、装置の
コストを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるクレーン制御装置
を示すブロック図である。
【図2】 図1の押ボタン操作に伴う各種信号の状態を
示すタイムチャートである。
【図3】 図1の信号変換回路の内部構成を示す図であ
る。
【図4】 従来のクレーン制御装置を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 モータ、10 交流電源、11 インバータ装置、
12 接触器、13 押ボタン、14A 制御ユニッ
ト、14B 監視ユニット、15A,15B 指令信号
作成回路、16A,16B 周波数信号作成回路、18
A,18B 信号変換回路、19 比較回路、20 遅
延回路、21 保護制御回路、S1 操作信号、S2,
S2′ 指令信号、S3,S3′ 周波数信号、S2
a,S2a′ 運転中信号、S3a,S3a′ 運転中
信号、S3b,S3b′ 加速中信号、S3c,S3
c′ 減速中信号、P1 異常信号、P2 異常判別信
号、P3 停止信号。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンの運転指令の入力操作を行う入
    力操作手段、およびこの入力操作手段からの操作信号に
    基づきスイッチング素子の駆動信号を作成する制御ユニ
    ットを備え、この制御ユニットからの駆動信号に基づき
    インバータを制御してクレーン用モータを駆動するクレ
    ーン制御装置において、 上記操作信号を入力として動作し上記制御ユニットと同
    一の構成要素を有する監視ユニット、上記制御ユニット
    および監視ユニット内の信号を基に制御動作中の運転状
    態を表す運転信号を上記ユニット毎に作成する信号変換
    回路、この信号変換回路からの上記両ユニットの運転信
    号を比較し両信号に差異が発生すると異常信号を出力す
    る比較回路、およびこの比較回路からの異常信号に基づ
    き上記クレーン用モータを停止させるモータ停止手段を
    備えたことを特徴とするクレーン制御装置。
  2. 【請求項2】 制御ユニットは、入力した操作信号を2
    値化した指令信号に変換する指令信号作成回路、および
    この指令信号作成回路からの指令信号を基に周波数信号
    を作成する周波数信号作成回路を備え、信号変換回路は
    上記指令信号または周波数信号を基に運転信号を作成す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のクレーン
    制御装置。
  3. 【請求項3】 制御ユニットは、入力した操作信号を基
    に周波数信号を作成する周波数信号作成回路を備え、信
    号変換回路は上記周波数信号を基に運転信号として、運
    転中か否かを示す運転中信号、加速中か否かを示す加速
    中信号および減速中か否かを示す減速中信号を作成し、
    比較回路は両ユニットからの上記各運転信号のいずれか
    に差異が発生すると異常信号を出力するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のクレーン制御装置。
  4. 【請求項4】 比較回路とモータ停止手段との間に遅延
    回路を挿入し、上記比較回路からの異常信号が所定時間
    継続したとき上記モータ停止手段を動作させるようにし
    たことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    のクレーン制御装置。
  5. 【請求項5】 制御ユニット、インバータおよびクレー
    ン用モータを2組設け、同一の操作信号に基づき操作さ
    れるクレーン制御装置において、 上記制御ユニットの一方を監視ユニットとみなして請求
    項1ないし4のいずれかに記載の構成を適用したことを
    特徴とするクレーン制御装置。
JP14180695A 1995-06-08 1995-06-08 クレーン制御装置 Pending JPH08333087A (ja)

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JP14180695A JPH08333087A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 クレーン制御装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6415774B1 (ja) * 2018-07-19 2018-10-31 菱栄工機株式会社 クレーン用暴走防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6415774B1 (ja) * 2018-07-19 2018-10-31 菱栄工機株式会社 クレーン用暴走防止装置

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TW304933B (ja) 1997-05-11

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