JPH08332736A - インク吐出検出装置 - Google Patents

インク吐出検出装置

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JPH08332736A
JPH08332736A JP14160595A JP14160595A JPH08332736A JP H08332736 A JPH08332736 A JP H08332736A JP 14160595 A JP14160595 A JP 14160595A JP 14160595 A JP14160595 A JP 14160595A JP H08332736 A JPH08332736 A JP H08332736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
light
reflection plate
detecting
reflection
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14160595A
Other languages
English (en)
Inventor
Juichi Hondo
壽一 本藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH08332736A publication Critical patent/JPH08332736A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙を利用することなく、吐出ヘッドから
のインク吐出量の異常やインク不足を検出できるインク
吐出検出装置。 【構成】 インクに対する撥水性の高い反射板201
と、反射板201からの反射光量を検知するセンサ20
2を有し、インク吐出口からインクを反射板201に吐
出させ、反射板201からの反射光量をセンサ202で
検出して吐出インクの状態を検出し、回転可能な台座2
03によって反射板201を傾斜させて付着したインク
を反射板201から落下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを吐出して印字
するプリンター等のインク不吐出またはインク不足を検
出するインク吐出検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクを吐出して印字するプリン
ター等のインク不吐出またはインク不足を検出する方法
としては、現在プリント中の記録紙の上の一部に全黒の
印字をして、黒色パターンが適切に印刷されたか否かに
よってインク不吐出またはインク不足を調べていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、記録紙上に原稿には無い全黒パターンを印字し
なければならないといった欠点が有る。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めに成されたもので、記録紙を利用することなく、吐出
ヘッドからのインク吐出量の異常やインク不足を検出で
きるインク吐出検出装置の提供を目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
インク吐出検出装置は、インクに対する撥水性が高く光
反射性をも有する反射板と、該反射板からの反射光量を
検知するセンサを有し、前記反射板はインク吐出口から
吐出されるインクを表面に受けられる位置に、そして付
着した吐出インクは 水性によって反射板から落下する
ように反射板は傾斜して設けられていることを特徴とす
る構成によって、前記の目的を達成しようとするもので
ある。
【0006】また、前記構成に加えて、前記反射板を照
射する光源と、反射光量を検出する反射光検出手段とを
備えたことを特徴とする構成、或は、前記構成に加え
て、前記反射光検出手段による前記反射板からの反射光
量の検出によりインク吐出口からのインク吐出の異常を
検出するインク検出手段と、前記反射板を回動させる反
射板回動手段とを備え、前記反射板はインク吐出口から
吐出されるインクを表面に受けられる位置に設け、反射
光量を検出したら前記反射板回動手段によって付着した
吐出インクを撥水性によって反射板から落下させるよう
に反射板を傾斜または回転させることを特徴とする構
成、更に、前記反射光検出手段は、光検出素子に接続し
たシュミットトリガー型の波形整形器と、該波形整形器
からの出力を記憶するフリップフロップを有し、前記イ
ンク検出手段に反射光量情報を出力することを特徴とす
る構成、そして、前記反射板は、インクジェット記録装
置が備えるインク吐出ヘッドの記録実施範囲外の移動可
能部分に設け、反射板からの反射光量の検出によりイン
ク吐出ヘッドからのインク不吐出またはインク不足を検
出することを特徴とする構成によっても、前記の目的を
達成しようとするものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、反射板に向けてインクを吐
出させることにより、記録紙上に余分な印字をすること
なく、インク吐出ヘッドからのインク不吐出またはイン
ク不足を検出することができ、検出後は反射板上のイン
クは反射板の撥水性によって落下するので、再度インク
不吐出またはインク不足の検出を行うことができる。
【0008】
【実施例】インクを吐出して記録用紙に記録するインク
ジェット記録装置に備えた本発明の実施例を図面を参照
して説明する。
【0009】図1は実施例を備えたインクジェット記録
装置の要部を示した斜視図であり、図2は実施例の側面
図、図3はインク吐出を検出後の実施例の状態を示す側
面図、図4は実施例の反射板上のインクを示す側面図、
図5は実施例が備える検出手段の回路図である。各図と
も同一部分は同一の符号で示してある。
【0010】101はインクカートリッジであり、イン
クの保持およびインクの射出機能を持つ。102はイン
クカートリジ101を保持するホルダーであり、キャリ
ッジ機能の一部を持つ。103はプラテンローラであ
り、記録紙を搬送する。104は記録紙である。
【0011】201は撥水性の高い反射板である。20
2はホルダー102に内蔵されている反射型フォトセン
サーであり、反射板201からの反射光量によってイン
クの有無を検出する。203は反射板201を回転させ
るための台座である。204は台座203を回転させる
クランク付きギアである。205はクランク付きギア2
04を回転させるギアであり駆動源に直接もしくは間接
的に連結されている。206は台座203の角座が水平
になっていることを検出するセンサであるマイクロスイ
ッチである。207は反射板201に吐出されたインク
である。
【0012】次に動作を順を追って説明する。
【0013】(動作I)まず、インクカートリッジ10
1およびインクカートリッジのホルダー102を反射板
201の上方に動かし、反射板201の上にインクを射
出する動作を行う。
【0014】次にインクカートリッジ101およびイン
クカートリッジホルダー102を動かし、反射型フォト
センサー202が反射板201の表面を読み取れる位置
にして、反射光量を読み取り、反射光量によってインク
の有無もしくは適正量かを判断する。
【0015】インクが適正量以下と判断した時には、エ
ラー処理に向う。
【0016】(動作II)インクが正常に射出されたと判
断した時はプリント動作に向う。
【0017】(動作III )プリントが実行されている間
に、図2の位置関係にあった反射板201および台座2
03を、ギア205によりギア204を回転させること
によって傾け、反射板201上に有ったインクを落下さ
せる。
【0018】反射板201の表面は撥水性が高い表面で
あるので、インクはほとんど全部落下する。その後、マ
イクロスイッチ206が台座203が水平になったこと
を検出するまでギア205,ギア204を回転させる。
【0019】1頁あるいは全頁、或は所定のプリントが
終了した時に前記(動作1)を再度実行し、インクの吐
出状況を確認する。その後(動作III )を実行し、反射
板201上のインクを除く。
【0020】以上の構成と動作により、プリント前にプ
リントが可能な状態かどうか、プリント後にプリントが
最後まで正常に行われたかどうかを確認することができ
る。
【0021】そして、プリントが正常に出来なかったよ
うな場合には、プリントすべき情報をメモリに保持した
ままにしておき、プリント可能に回復させた後にプリン
トするようにといったエラー処理をすることが可能であ
る。
【0022】なお、簡略な方法として、プリント前のイ
ンク吐出調査、或はプリント後のインク吐出調査を省略
することも可能である。
【0023】図5は、反射板201上のインクの有無を
検出する検出回路の一例を示す回路図である。
【0024】401,404,405,406,40
7,408,410,412,414,415,41
6,417,419,420,425,428は抵抗で
あり、402はフォントセンサーのフォトダイオードで
あり反射板を照射する。403はフォトセンサーのフォ
トトランジスタであり、反射板からの反射光量を検出す
る。
【0025】409,418は演算増幅器、421はフ
リップフロップ、424はトランジスタ、426は回路
を初期化するリセット信号線、427はマイクロプロセ
サーがインクの有無を読むための信号線、427,43
0,431は信号線の位置を示している。
【0026】上記回路の動作を順を追って説明する。
【0027】信号線426を“H”にすることによって
フリップフロップ421を初期化する。この時、反射板
201上にインクは吐出させておらず、フォトダイオー
ド402から照射された光は反射板201で反射され、
フォトトランジスタ403は“ON”している。この
時、信号429は“L”、信号430は“H”、信号4
31は“L”である。
【0028】反射板201にインクが吐出され反射光が
減少すると、信号429は“L”から“H”に変化して
行き、信号430は“H”から“L”に変化して行く。
信号430が所定のレベルを超えた時、信号431は
“L”から“H”に変化する。この時、フリップフロッ
プ421は“ON”し、信号427は“H”となる。マ
イクロプロセッサーは、この信号427を読むことによ
って反射板上のインクの状態を知ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、反
射板に向けてインクを吐出させることにより、記録紙上
に余分な印字をすることなく、インク吐出ヘッドからの
インク不吐出またはインク不足を検出することができ、
検出後は反射板上のインクは反射板の撥水性によって落
下するので、再度インク不吐出またはインク不足の検出
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を備えたインクジェット記録
装置の要部を示した斜視図である。
【図2】 実施例の側面図である。
【図3】 インク吐出を検出後の実施例の状態を示す側
面図である。
【図4】 実施例の反射板上のインクを示す側面図であ
る。
【図5】 実施例が備える検出手段の回路図である。
【符号の説明】
101 インクカートリッジ 102 ホルダー 103 プラテンローラ 104 記録紙 201 反射板 202 反射型フォトセンサー 203 回転可能な台座 206 水平検出センサ 207 反射板上のインク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクに対する撥水性が高く光反射性を
    も有する反射板と、該反射板からの反射光量を検知する
    センサを有し、前記反射板はインク吐出口から吐出され
    るインクを表面に受けられる位置に、そして付着した吐
    出インクは撥水性によって反射板から落下するように反
    射板は傾斜して設けられていることを特徴とするインク
    吐出検出装置。
  2. 【請求項2】 インクに対する撥水性が高く光反射性を
    も有する反射板と、該反射板を照射する光源と、該反射
    板からの反射光量を検出する反射光検出手段と、該反射
    光検出手段による前記反射板からの反射光量の検出によ
    りインク吐出口からのインク吐出の異常を検出するイン
    ク検出手段とを備え、前記反射板はインク吐出口から吐
    出されるインクを表面に受けられる位置に、そして付着
    した吐出インクは撥水性によって反射板から落下するよ
    うに反射板は傾斜して設けられていることを特徴とする
    インク吐出検出装置。
  3. 【請求項3】 インクに対する撥水性が高く光反射性を
    も有する反射板と、該反射板を照射する光源と、該反射
    板からの反射光量を検出する反射光検出手段と、該反射
    光検出手段による前記反射板からの反射光量の検出によ
    りインク吐出口からのインク吐出の異常を検出するイン
    ク検出手段と、前記反射板を回動させる反射板回動手段
    とを備え、前記反射板はインク吐出口から吐出されるイ
    ンクを表面に受けられる位置に設け、反射光量を検出し
    たら前記反射板回動手段によって付着した吐出インクを
    撥水性によって反射板から落下させるように反射板を傾
    斜または回転させることを特徴とするインク吐出検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記反射光検出手段は、光検出素子に接
    続したシュミットトリガー型の波形整形器と、該波形整
    形器からの出力を記憶するフリップフロップを有し、前
    記インク検出手段に反射光量情報を出力することを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインク吐出
    検出装置。
  5. 【請求項5】 前記反射板は、インクジェット記録装置
    が備えるインク吐出ヘッドの記録実施範囲外の移動可能
    部分に設け、反射板からの反射光量の検出によりインク
    吐出ヘッドからのインク不吐出またはインク不足を検出
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載のインク吐出検出装置。
JP14160595A 1995-06-08 1995-06-08 インク吐出検出装置 Withdrawn JPH08332736A (ja)

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JPH08332736A true JPH08332736A (ja) 1996-12-17

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ID=15295909

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JP14160595A Withdrawn JPH08332736A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 インク吐出検出装置

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JP (1) JPH08332736A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245756B2 (en) 2002-06-11 2007-07-17 Fujifilm Corporation Liquid ejection inspecting method, liquid ejection inspector, and image forming apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245756B2 (en) 2002-06-11 2007-07-17 Fujifilm Corporation Liquid ejection inspecting method, liquid ejection inspector, and image forming apparatus
USRE41609E1 (en) 2002-06-11 2010-08-31 Fujifilm Corporation Liquid ejection inspecting method, liquid ejection inspector, and image forming apparatus

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Effective date: 20020903