JPH08323976A - インクジェットプリンタのインク吹出検出機構 - Google Patents

インクジェットプリンタのインク吹出検出機構

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Publication number
JPH08323976A
JPH08323976A JP16149395A JP16149395A JPH08323976A JP H08323976 A JPH08323976 A JP H08323976A JP 16149395 A JP16149395 A JP 16149395A JP 16149395 A JP16149395 A JP 16149395A JP H08323976 A JPH08323976 A JP H08323976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
detection mechanism
blade
slit
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16149395A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Aoki
木 龍 二 青
Yasushi Saeki
伯 康 佐
Masaaki Mihashi
橋 正 明 三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP16149395A priority Critical patent/JPH08323976A/ja
Publication of JPH08323976A publication Critical patent/JPH08323976A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクカートリッジ内のインク有無やノズル
の目詰まり等を検出可能なインクジェットプリンタのイ
ンク吹出検出機構を提供する。 【構成】 インクカートリッジ2から噴射されるインク
滴5を受けて回転軸7を中心に回転するブレード4と、
回転軸7に取付けられ、光が透過するスリット8Aを備
えてブレード4の回転に伴い回転する回転板8と、投射
光を回転板8のスリット8Aを介して受光検出するフォ
トセンサ9とから成り、フォトセンサ9をインク滴5の
飛散領域外に配設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリンタ
のインク吹出検出機構、特に、インクジェットヘッドを
搭載するキャリッジを往復動させ、インクジェットヘッ
ドからインクを噴射してプラテン上の用紙に記録を行な
うインクジェットプリンタのインク吹出検出機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタで、例え
ば、インクカートリッジ内のインクが空になるか、もし
くは乾燥によるノズル目詰まりが起きていた場合などに
は、インクジェット用のエンジンが正常に動作していて
も、印字されないという問題があった。このような状態
では、例えば、FAXにおいては、情報が入信しても印
字がされず、一方において送受信は正常になされている
から、エラー表示がなされず、白紙だけが出力されると
いう自体が生じて好ましくない。したがって、カートリ
ッジからのインク噴出が正常であるか否かを確認する必
要があった。
【0003】このような従来技術として、例えば、図2
に示されるように、フォトセンサ間に吹き出したインク
を通過させてインクの吹き出しの有無を確認するものが
知られている。同図で、インク吹出検出機構20は、シ
ャフト4に沿って移動するキャリッジ3に装填されたイ
ンクカートリッジ2から噴射されるインク5を、光透過
型のフォトセンサ21の光路21Aを通過させ、インク
5による光の遮断を検出して、インク噴射を検出するも
のである。
【0004】さらに、別の構成として図3に示すよう
に、V方向に移動する用紙10表面上の一部分に黒ベタ
のマーキング部32を打ち込み、これを反射型のフォト
センサ31で読取ることにより、正常なインク噴射を確
認するインク吹出検出機構30が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成によれば、まず、光透過型のフォトセンサ21
で光の遮断を検出するインク吹出検出機構20では、直
接インクがセンサにかかるため、受光や発光素子部がか
かったインクで覆われるために誤動作の原因となるとい
う問題があった。さらに、マーキング部を読取る構成の
インク吹出検出機構30では、直接、インクを用紙に打
ち込むために、生じたマーキング部が印字不良によるも
のと間違われるおそれがあった。
【0006】本発明はこのような課題や欠点を解決する
ためなされたもので、その目的はインクの吹き出しを回
転ブレードによって検出することでインクカートリッジ
内のインクの有無やノズルの目詰まり等を検出可能にし
たインクジェットプリンタのインク吹出検出機構を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を実現するため
本発明に係るインクジェットプリンタのインク吹出検出
機構は、インクカートリッジから噴射されるインク滴を
受けて回転軸を中心に回転するブレードと、前記回転軸
に取付けられ、光が透過するスリットを備えて前記ブレ
ードの回転に伴い回転する回転板と、投射光を前記回転
板のスリットを介して受光検出するフォトセンサとから
成り、前記フォトセンサを前記インク滴の飛散領域外に
配設したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るインクジェットプリンタのインク
吹出検出機構では、ブレードがインクカートリッジから
噴射されるインク滴を受けて回転軸を中心に回転する
と、回転軸に取付けられた回転板が回転する。この回転
によってスリットが移動すると、スリットを通過する投
射光がオンオフされ、この結果、受光検出するフォトセ
ンサからの出力が断続するから、この出力断続によって
インク噴射が確認される。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は本発明に係るインクジェットプリン
タのインク吹出検出機構の一実施例の構成斜視図であ
る。同図で、本発明に係るインクジェットプリンタのイ
ンク吹出検出機構1は、シャフト4に沿って移動するキ
ャリッジ3に装填されたインクカートリッジ2から噴射
されるインク5を受けて、回転軸7を中心に回転するブ
レード6と、この回転軸7に取付けられ、光が透過する
スリット8Aを備えてブレード6の回転に伴い回転する
回転板8と、投射光を回転板8のスリット8Aを経由し
て受光検出するフォトセンサ9から成る。またフォトセ
ンサ9は、インク5の飛散領域外に配設される。
【0010】ブレード6、回転軸7、回転板8、フォト
センサ9は、インクジェットプリンタのホームポジショ
ンに設けられ、キャリッジ3が図示しない駆動機構によ
って移動してホームポジションに至った際に、インク噴
射がテストされるよう構成されている。
【0011】このように構成したインク吹出検出機構に
おいて、インク噴射テストが開始されると、インクカー
トリッジ2にインク噴射が指示され、インクカートリッ
ジ2はインク5を噴射する。噴射されたインク5は、ブ
レード4に衝突する。ブレード4はこの衝撃を回転力に
かえて、回転軸7を中心に回転すると、回転軸7に取付
けられた回転板8が回転する。この回転板8の回転によ
ってスリット8Aが回動すると、スリット8Aを透過す
る投射光がオンオフされる。この結果、投射光を受光検
出するフォトセンサ9からの出力が断続するから、この
出力断続の有無によってインクの吹き出しの有無を検出
できる。また、噴射されたインク5がフォトセンサ9を
汚さないよう配設されているから、誤作動することがな
い。
【0012】このホームポジションにおけるテストの結
果、インク切れや目詰まり等がなく、インク噴射が正常
であることが確認されると、キャリッジ3はシャフト4
に沿って移動して、印字ポジションに至り、用紙10に
印字を行う。用紙10は矢印V方向に移動して、印字が
続行される。
【0013】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係るインク
ジェットプリンタのインク吹出検出機構は、噴射インク
がブレードに衝突してこれを回転させ、さらにブレード
の回転を検出するフォトセンサを設け、且つ、噴射イン
クがフォトセンサを汚さない位置に配設したものである
から、フォトセンサへのインク付着による誤動作が発生
することがなく、信頼性を高めることが可能になる。加
えて、検出時に噴射インクが印字用紙に達することがな
いから、印字用紙を汚すことなく検出確認することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタのインク
吹出検出機構の一実施例の斜視図である。
【図2】従来技術によるインク吹出検出機構の構成斜視
図である。
【図3】他の従来技術によるインク吹出検出機構の構成
斜視図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタのインク吹出検出機構 2 インクカートリッジ 3 キャリッジ 4 シャフト 5 インク 6 ブレード 7 回転軸 8 回転板 8A スリット 9 フォトセンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を実現するため
本発明に係るインクジェットプリンタのインク吹出検出
機構は、インクカートリッジから噴射されるインク滴を
受けて回転軸を中心に回転するブレードと、前記回転軸
に取付けられたブレードの回転を検出する回転検出機構
とから成ることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】このホームポジションにおけるテストの結
果、インク切れや目詰まり等がなく、インク噴射が正常
であることが確認されると、キャリッジ3はシャフト4
に沿って移動して、印字ポジションに至り、用紙10に
印字を行う。用紙10は矢印V方向に移動して、印字が
続行される。図1では、フォトセンサ9をブレード6の
羽根幅と同等程度の距離だけ離してそれを実現している
が、回転板8とフォトセンサ9にインク滴がかからない
ようにカバーをかぶせてもよい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカートリッジから噴射されるイン
    ク滴を受けて回転軸を中心に回転するブレードと、前記
    回転軸に取付けられ、光が透過するスリットを備えて前
    記ブレードの回転に伴い回転する回転板と、投射光を前
    記回転板のスリットを介して受光検出するフォトセンサ
    とから成り、前記フォトセンサを前記インク滴の飛散領
    域外に配設したことを特徴とするインクジェットプリン
    タのインク吹出検出機構。
JP16149395A 1995-06-05 1995-06-05 インクジェットプリンタのインク吹出検出機構 Pending JPH08323976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16149395A JPH08323976A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 インクジェットプリンタのインク吹出検出機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16149395A JPH08323976A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 インクジェットプリンタのインク吹出検出機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08323976A true JPH08323976A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15736124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16149395A Pending JPH08323976A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 インクジェットプリンタのインク吹出検出機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH08323976A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109677124A (zh) * 2017-10-19 2019-04-26 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 墨路开关装置及打印设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109677124A (zh) * 2017-10-19 2019-04-26 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 墨路开关装置及打印设备
CN109677124B (zh) * 2017-10-19 2021-08-20 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 墨路开关装置及打印设备

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