JPH08332597A - リング状粉末成形体の粉末充填方法及びそのプレス成形型 - Google Patents
リング状粉末成形体の粉末充填方法及びそのプレス成形型Info
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- JPH08332597A JPH08332597A JP7162792A JP16279295A JPH08332597A JP H08332597 A JPH08332597 A JP H08332597A JP 7162792 A JP7162792 A JP 7162792A JP 16279295 A JP16279295 A JP 16279295A JP H08332597 A JPH08332597 A JP H08332597A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
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- H01F41/0246—Manufacturing of magnetic circuits by moulding or by pressing powder
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- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B3/00—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor
- B28B3/02—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein a ram exerts pressure on the material in a moulding space; Ram heads of special form
- B28B3/08—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein a ram exerts pressure on the material in a moulding space; Ram heads of special form with two or more rams per mould
- B28B3/083—The juxtaposed rams working in the same direction
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/30—Feeding material to presses
- B30B15/302—Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビティー内のブリッジングを無くし、粉
末を均等に充填させる方法およびそのプレス成形型を提
供する。 【構成】 キャビティー構成用の貫通部が形成されたダ
イスと、その貫通部に嵌挿して同貫通部でリング状粉末
成形体用粉末のキャビティーを構成する下パンチと、そ
の下パンチに上下動可能に貫入された下部コアと、前記
キャビティーに嵌挿する外形を有し且つ前記下部コアを
収容するガイド孔を穿設した上下動可能な上パンチとか
らなるプレス成形型へのリング状粉末成形体の粉末充填
方法において、前記下部コアを回転及び／または上下振
動させてリング状粉末成形体用の粉末を充填することを
特徴とする。
末を均等に充填させる方法およびそのプレス成形型を提
供する。 【構成】 キャビティー構成用の貫通部が形成されたダ
イスと、その貫通部に嵌挿して同貫通部でリング状粉末
成形体用粉末のキャビティーを構成する下パンチと、そ
の下パンチに上下動可能に貫入された下部コアと、前記
キャビティーに嵌挿する外形を有し且つ前記下部コアを
収容するガイド孔を穿設した上下動可能な上パンチとか
らなるプレス成形型へのリング状粉末成形体の粉末充填
方法において、前記下部コアを回転及び／または上下振
動させてリング状粉末成形体用の粉末を充填することを
特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末を圧縮成形してリ
ング状成形体を得る際、プレス成形型のキャビティー内
に粉末を充填させる方法及びそのプレス成形型に関す
る。
ング状成形体を得る際、プレス成形型のキャビティー内
に粉末を充填させる方法及びそのプレス成形型に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】粉末を圧縮成形してリング状成形体を得
る際、プレス成形型のキャビティー内に粉末を充填させ
る方法の従来技術としては、例えば特開平６−２１８５
８６号公報に記載の技術がある。
る際、プレス成形型のキャビティー内に粉末を充填させ
る方法の従来技術としては、例えば特開平６−２１８５
８６号公報に記載の技術がある。
【０００３】この従来技術を図２において説明すると、
キャビティー１ｂ構成用の貫通部１ａを有するダイス１
と、その貫通部１ａに嵌挿して同貫通部１ａで磁石材料
（リング状成形体）成形用粉末のキャビティーを構成す
る下パンチ２と、その下パンチ２に上下動可能に貫入さ
れたセンターコア３と、上記キャビティー１ｂに嵌挿す
る外形を有し且つセンターコア３を収容するガイド穴４
ａを開穴した上下動可能な上パンチ４とからなるプレス
成形型への磁石材料成形用粉末の充填方法であって、前
記キャビティー１ｂを徐々に深くするようにダイス１を
段階的に上動させて、その上動の度にキャビティー１ｂ
への磁石材料成形用粉末１００の充填とその後のセンタ
ーコア３のダイス１の上動と見合う量の上動を行い、こ
の一連の工程を所定深さのキャビティー１ｂが形設され
るまで繰り返す。
キャビティー１ｂ構成用の貫通部１ａを有するダイス１
と、その貫通部１ａに嵌挿して同貫通部１ａで磁石材料
（リング状成形体）成形用粉末のキャビティーを構成す
る下パンチ２と、その下パンチ２に上下動可能に貫入さ
れたセンターコア３と、上記キャビティー１ｂに嵌挿す
る外形を有し且つセンターコア３を収容するガイド穴４
ａを開穴した上下動可能な上パンチ４とからなるプレス
成形型への磁石材料成形用粉末の充填方法であって、前
記キャビティー１ｂを徐々に深くするようにダイス１を
段階的に上動させて、その上動の度にキャビティー１ｂ
への磁石材料成形用粉末１００の充填とその後のセンタ
ーコア３のダイス１の上動と見合う量の上動を行い、こ
の一連の工程を所定深さのキャビティー１ｂが形設され
るまで繰り返す。
【０００４】すなわち、図２（ａ）乃至（ｅ）は、磁石
材料のプレス成形方法における上記従来の磁石材料成形
用粉末のプレス成形型Ａへの充填方法を、段階的に示し
ており、磁石材料成形用粉末１００は、上下動可能なセ
ンターコア３とダイス１と下パンチ２に囲まれたキャビ
ティー１ｂに充填される。この時、図２（ａ）よりダイ
ス１を（ｘ）だけ上動させ、それによりできた円盤状の
キャビティー１ｂにフィーダー（図示省略）より給粉す
る。次にセンターコア３をダイス１の上動に見合う量
（ｘ）だけ上動させる（図２（ｂ））。そして、再度ダ
イス１を上動させ、給粉（図２（ｃ））し、センターコ
ア３を上動させる（図２（ｄ））。このように段階的に
キャビティー１ｂを深くして所定深さになる（図２
（ｅ））まで一連の工程を繰り返し、最後に上下動可能
な上パンチ４でプレスする。
材料のプレス成形方法における上記従来の磁石材料成形
用粉末のプレス成形型Ａへの充填方法を、段階的に示し
ており、磁石材料成形用粉末１００は、上下動可能なセ
ンターコア３とダイス１と下パンチ２に囲まれたキャビ
ティー１ｂに充填される。この時、図２（ａ）よりダイ
ス１を（ｘ）だけ上動させ、それによりできた円盤状の
キャビティー１ｂにフィーダー（図示省略）より給粉す
る。次にセンターコア３をダイス１の上動に見合う量
（ｘ）だけ上動させる（図２（ｂ））。そして、再度ダ
イス１を上動させ、給粉（図２（ｃ））し、センターコ
ア３を上動させる（図２（ｄ））。このように段階的に
キャビティー１ｂを深くして所定深さになる（図２
（ｅ））まで一連の工程を繰り返し、最後に上下動可能
な上パンチ４でプレスする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
技術においては次のような不都合がある。 従来の技術では、リング状成形体の肉厚が充分厚け
れば問題ないが、肉厚が薄肉、例えば１ｍｍ程度になる
と、粉末の落下を拘束する両壁間隔（下パンチ２とダイ
ス１間隔）が近いため、ブリッジング現象は避けられ
ず、粉末が均等に充填されない。また、粉末が多湿、粘
着性又は磁性を帯びていたりする場合も、ブリッジング
を起こす。 図２（ａ）の段階から図２（ｂ）の段階に移るよう
にセンターコア３は、段階的に上動するが、センターコ
ア３は図２に示す如く上端がフラットな平面であるた
め、上動させた時に、粉末１００がセンターコア３頂部
上に載ったままの状態になり、上パンチ４を下降させて
プレスする際、あるいはプレスした後に、その粉末を処
理しなければならない。
技術においては次のような不都合がある。 従来の技術では、リング状成形体の肉厚が充分厚け
れば問題ないが、肉厚が薄肉、例えば１ｍｍ程度になる
と、粉末の落下を拘束する両壁間隔（下パンチ２とダイ
ス１間隔）が近いため、ブリッジング現象は避けられ
ず、粉末が均等に充填されない。また、粉末が多湿、粘
着性又は磁性を帯びていたりする場合も、ブリッジング
を起こす。 図２（ａ）の段階から図２（ｂ）の段階に移るよう
にセンターコア３は、段階的に上動するが、センターコ
ア３は図２に示す如く上端がフラットな平面であるた
め、上動させた時に、粉末１００がセンターコア３頂部
上に載ったままの状態になり、上パンチ４を下降させて
プレスする際、あるいはプレスした後に、その粉末を処
理しなければならない。
【０００６】本発明は、このような点に鑑み前記従来の
欠点を解決し、キャビティー内のブリッジングを無く
し、粉末を均等に充填させる方法及びそのプレス成形型
を提供することを目的とする。
欠点を解決し、キャビティー内のブリッジングを無く
し、粉末を均等に充填させる方法及びそのプレス成形型
を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、キャビティー構成用の貫通部が形成され
たダイスと、その貫通部に嵌挿して同貫通部でリング状
粉末成形体用粉末のキャビティーを構成する下パンチ
と、その下パンチに上下動可能に貫入された下部コア
と、前記キャビティーに嵌挿する外形を有し且つ前記下
部コアを収容するガイド孔を穿設した上下動可能な上パ
ンチとからなるプレス成形型へのリング状粉末成形体の
粉末充填方法において、前記下部コアを回転及び／また
は上下振動させてリング状粉末成形体用の粉末を充填す
ることを特徴とする。
め、本発明は、キャビティー構成用の貫通部が形成され
たダイスと、その貫通部に嵌挿して同貫通部でリング状
粉末成形体用粉末のキャビティーを構成する下パンチ
と、その下パンチに上下動可能に貫入された下部コア
と、前記キャビティーに嵌挿する外形を有し且つ前記下
部コアを収容するガイド孔を穿設した上下動可能な上パ
ンチとからなるプレス成形型へのリング状粉末成形体の
粉末充填方法において、前記下部コアを回転及び／また
は上下振動させてリング状粉末成形体用の粉末を充填す
ることを特徴とする。
【０００８】また、本発明は、キャビティー構成用の貫
通部が形成されたダイスと、その貫通部に嵌挿して同貫
通部でリング状粉末成形体用粉末のキャビティーを構成
する下パンチと、その下パンチに上下動可能に貫入され
た下部コアと、前記キャビティーに嵌挿する外形を有し
且つ前記下部コアを収容するガイド孔を穿設した上下動
可能な上パンチとからなるプレス成形型へのリング状粉
末成形体の粉末充填方法において、前記ダイスを回転さ
せてリング状粉末成形体用の端末を充填することを特徴
とする。
通部が形成されたダイスと、その貫通部に嵌挿して同貫
通部でリング状粉末成形体用粉末のキャビティーを構成
する下パンチと、その下パンチに上下動可能に貫入され
た下部コアと、前記キャビティーに嵌挿する外形を有し
且つ前記下部コアを収容するガイド孔を穿設した上下動
可能な上パンチとからなるプレス成形型へのリング状粉
末成形体の粉末充填方法において、前記ダイスを回転さ
せてリング状粉末成形体用の端末を充填することを特徴
とする。
【０００９】さらに、本発明のプレス成形型は、キャビ
ティー構成用の貫通部が形成されたダイスと、その貫通
部に嵌挿して同貫通部でリング状粉末成形体用粉末のキ
ャビティーを構成する下パンチと、その下パンチに上下
動可能に貫入された下部コアと、前記キャビティーに嵌
挿する外形を有し且つ前記下部コアを収容するガイド孔
を穿設した上下動可能な上パンチとからなるプレス成形
型において、前記下部コアの頂部は錐形とし、その下部
コアを収容する上パンチのガイド孔の突き当りも、下部
コア頂部の錐形に合致する形状であることを特徴とす
る。
ティー構成用の貫通部が形成されたダイスと、その貫通
部に嵌挿して同貫通部でリング状粉末成形体用粉末のキ
ャビティーを構成する下パンチと、その下パンチに上下
動可能に貫入された下部コアと、前記キャビティーに嵌
挿する外形を有し且つ前記下部コアを収容するガイド孔
を穿設した上下動可能な上パンチとからなるプレス成形
型において、前記下部コアの頂部は錐形とし、その下部
コアを収容する上パンチのガイド孔の突き当りも、下部
コア頂部の錐形に合致する形状であることを特徴とす
る。
【００１０】
【作用】本発明（請求項１）は、リング状粉末成形体用
の粉末供給時に、下部コアが回転及び／または上下振動
する。従って、この下部コアの回転及び／または上下振
動によってキャビティー内のブリッジングは壊れ、粉末
は均等に充填される。また、本発明（請求項２）は、粉
末供給時にダイスが回転するから、この回転でキャビテ
ィー内のブリッジングは壊れ、粉末は均等に充填され
る。
の粉末供給時に、下部コアが回転及び／または上下振動
する。従って、この下部コアの回転及び／または上下振
動によってキャビティー内のブリッジングは壊れ、粉末
は均等に充填される。また、本発明（請求項２）は、粉
末供給時にダイスが回転するから、この回転でキャビテ
ィー内のブリッジングは壊れ、粉末は均等に充填され
る。
【００１１】さらに、本発明のプレス成形型（請求項
３）は、下部コアの頂部が錐形であり、この下部コアを
収容する上パンチのガイド孔の突き当りも、下部コア頂
部の錐形に合致する形状であるから、下部コアの頂部に
粉末が残ることがなく、従って、その粉末の後処理も必
要ない。
３）は、下部コアの頂部が錐形であり、この下部コアを
収容する上パンチのガイド孔の突き当りも、下部コア頂
部の錐形に合致する形状であるから、下部コアの頂部に
粉末が残ることがなく、従って、その粉末の後処理も必
要ない。
【００１２】
【実施例】以下、図示の実施例について本発明を詳細に
説明する。図１（ａ）乃至（ｃ）は、リング状粉末成形
体の粉末充填方法を、工程順に示したものて、Ａはプレ
ス成形型を示す。プレス成形型Ａは、キャビティー１１
ｂ構成用の貫通部１１ａを有するダイス１１と、その貫
通部１１ａに嵌挿して同貫通部１１ａでリング状粉末成
形体（以下、成形体と略称する）のキャビティーを構成
する下パンチ１２と、その下パンチ１２に上下動可能に
貫入された下部コア１３と、上記キャビティー１１ｂに
嵌挿する外形を有し且つ下部コア１３を収容するガイド
孔１４ａを開孔した上下動可能な上パンチ１４と、この
上パンチ１４のガイド孔１４ａに嵌挿された上部コア１
５とから構成される。
説明する。図１（ａ）乃至（ｃ）は、リング状粉末成形
体の粉末充填方法を、工程順に示したものて、Ａはプレ
ス成形型を示す。プレス成形型Ａは、キャビティー１１
ｂ構成用の貫通部１１ａを有するダイス１１と、その貫
通部１１ａに嵌挿して同貫通部１１ａでリング状粉末成
形体（以下、成形体と略称する）のキャビティーを構成
する下パンチ１２と、その下パンチ１２に上下動可能に
貫入された下部コア１３と、上記キャビティー１１ｂに
嵌挿する外形を有し且つ下部コア１３を収容するガイド
孔１４ａを開孔した上下動可能な上パンチ１４と、この
上パンチ１４のガイド孔１４ａに嵌挿された上部コア１
５とから構成される。
【００１３】まず、図１（ａ）に示すようにフィーダー
１６により粉末１００が、ダイス１１、下パンチ１２及
び下部コア１３で囲まれたキャビティー１１ｂに供給さ
れる。この時、下部コア１３は、所定深さまで下がって
おり、キャビティー１１ｂに給粉しやすくなっている。
１６により粉末１００が、ダイス１１、下パンチ１２及
び下部コア１３で囲まれたキャビティー１１ｂに供給さ
れる。この時、下部コア１３は、所定深さまで下がって
おり、キャビティー１１ｂに給粉しやすくなっている。
【００１４】次に図１（ｂ）に示すように下部コア１３
を、軸心を中心として回転させながら上動させる。この
時の回転速度は、回転によりブリッジングが破壊される
が、遠心力により粉末が飛散しない速度とする。この点
から周速５〜２０ｃｍ／ｓの範囲が望ましい。
を、軸心を中心として回転させながら上動させる。この
時の回転速度は、回転によりブリッジングが破壊される
が、遠心力により粉末が飛散しない速度とする。この点
から周速５〜２０ｃｍ／ｓの範囲が望ましい。
【００１５】また、下部コア１３に上下振動を加えると
さらによいが、この上下振動と前記回転は、同時に与え
ても、またどちらか一方だけでもよい。前記上下振動
は、振動ストローク１〜５ｍｍ、振動数５〜２０Ｈｚの
範囲が好ましい。
さらによいが、この上下振動と前記回転は、同時に与え
ても、またどちらか一方だけでもよい。前記上下振動
は、振動ストローク１〜５ｍｍ、振動数５〜２０Ｈｚの
範囲が好ましい。
【００１６】そして、キャビティー１１ｂに定量の粉末
が供給され、フィーダー１６が退き、下部コア１３の上
動が完了すると、図１（ｃ）に示すように上パンチ１４
と上部コア１５が下動して上パンチ１４がプレスする。
この時、下部コア１３は、上パンチ１４のガイド孔１４
ａに嵌入し上部コア１５にぴったり当接する。
が供給され、フィーダー１６が退き、下部コア１３の上
動が完了すると、図１（ｃ）に示すように上パンチ１４
と上部コア１５が下動して上パンチ１４がプレスする。
この時、下部コア１３は、上パンチ１４のガイド孔１４
ａに嵌入し上部コア１５にぴったり当接する。
【００１７】尚、前記実施例では、上パンチ１４に上部
コア１５が設けられている場合を説明したが、従来例で
説明したような上部コア１５が無い成形型であってもよ
い。また、フィーダー１６の供給口１７は、リング形状
にすると、粉末はキャビティー１１ｂのリング状に添っ
て給粉されるので均等な充填に有効である。
コア１５が設けられている場合を説明したが、従来例で
説明したような上部コア１５が無い成形型であってもよ
い。また、フィーダー１６の供給口１７は、リング形状
にすると、粉末はキャビティー１１ｂのリング状に添っ
て給粉されるので均等な充填に有効である。
【００１８】しかして、キャビティー１１ｂに給粉され
るに際し、下部コア１３が回転及び／または上下振動さ
れるため、ブリッジングが生ずることなく均一に充填さ
れる。
るに際し、下部コア１３が回転及び／または上下振動さ
れるため、ブリッジングが生ずることなく均一に充填さ
れる。
【００１９】また、本発明は、ダイス１１を回転させて
もよい。これによりブリッジングが破壊され粉末は均一
に充填される。このダイス１１の回転は、ダイス１１だ
けの回転であっても、下部コア１３の回転及び／または
上下振動と併用してもよい。
もよい。これによりブリッジングが破壊され粉末は均一
に充填される。このダイス１１の回転は、ダイス１１だ
けの回転であっても、下部コア１３の回転及び／または
上下振動と併用してもよい。
【００２０】さらに、本発明は、下部コア１３の頂部１
３ａを錐形、例えば円錐形にすると、下部コア１３の頂
部１３ａに粉末が残ることがないので、より好ましい。
この時は、上パンチ１４のガイド孔１４ａの突き当り１
８も、下部コア頂部１３ａの錐形に合致する形状とす
る。ここでガイド孔１４ａの突き当りとは、上部コア１
５を有する場合は、上部コア１５の底面となり、上部コ
ア１５を有さない場合は、ガイド孔１４ａの天井（底
面）を指す。
３ａを錐形、例えば円錐形にすると、下部コア１３の頂
部１３ａに粉末が残ることがないので、より好ましい。
この時は、上パンチ１４のガイド孔１４ａの突き当り１
８も、下部コア頂部１３ａの錐形に合致する形状とす
る。ここでガイド孔１４ａの突き当りとは、上部コア１
５を有する場合は、上部コア１５の底面となり、上部コ
ア１５を有さない場合は、ガイド孔１４ａの天井（底
面）を指す。
【００２１】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明によれ
ばブリッジングが生ずることなく粉末は均一に充填され
る。特に、下部コアが回転及び／または上下振動（請求
項１）したり、ダイスが回転（請求項２）するので、粉
末が多湿、粘着性であったり、磁性を帯びていても、ま
た成形体の肉厚が薄いものであってもブリッジング現象
は生ぜず、均等に充填される。
ばブリッジングが生ずることなく粉末は均一に充填され
る。特に、下部コアが回転及び／または上下振動（請求
項１）したり、ダイスが回転（請求項２）するので、粉
末が多湿、粘着性であったり、磁性を帯びていても、ま
た成形体の肉厚が薄いものであってもブリッジング現象
は生ぜず、均等に充填される。
【００２２】また、本発明は下部コアの頂部が錐形であ
る（請求項３）ので、下部コアの頂部に粉末が残ること
もない、等の効果を奏するものである。
る（請求項３）ので、下部コアの頂部に粉末が残ること
もない、等の効果を奏するものである。
【図１】本発明の実施例を示す断面図で、（ａ）は最初
の工程を、（ｂ）は次の工程を、（ｃ）はさらに次の工
程を示す。
の工程を、（ｂ）は次の工程を、（ｃ）はさらに次の工
程を示す。
【図２】従来例の工程を示す説明図で、（ａ）は最初の
工程を、（ｂ）は次の工程を、（ｃ）はさらに次の工程
を、（ｄ）はさらに次の工程を、（ｅ）はさらに次の工
程を示す。
工程を、（ｂ）は次の工程を、（ｃ）はさらに次の工程
を、（ｄ）はさらに次の工程を、（ｅ）はさらに次の工
程を示す。
１１ ダイス １１ａ 貫通部 １１ｂ キャビティー １２ 下パンチ １３ 下部コア １３ａ 下部コアの頂部 １４ 上パンチ １４ａ ガイド孔 １５ 上部コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ３０Ｂ 11/02 Ｈ０１Ｆ 41/02 Ｇ Ｈ０１Ｆ 41/02 Ｂ２２Ｆ 3/02 Ｃ Ｄ
Claims (3)
- 【請求項１】 キャビティー構成用の貫通部が形成され
たダイスと、その貫通部に嵌挿して同貫通部でリング状
粉末成形体用粉末のキャビティーを構成する下パンチ
と、その下パンチに上下動可能に貫入された下部コア
と、前記キャビティーに嵌挿する外形を有し且つ前記下
部コアを収容するガイド孔を穿設した上下動可能な上パ
ンチとからなるプレス成形型へのリング状粉末成形体の
粉末充填方法において、 前記下部コアを回転及び／または上下振動させてリング
状粉末成形体用の粉末を充填することを特徴とするリン
グ状粉末成形体の粉末充填方法。 - 【請求項２】 キャビティー構成用の貫通部が形成され
たダイスと、その貫通部に嵌挿して同貫通部でリング状
粉末成形体用粉末のキャビティーを構成する下パンチ
と、その下パンチに上下動可能に貫入された下部コア
と、前記キャビティーに嵌挿する外形を有し且つ前記下
部コアを収容するガイド孔を穿設した上下動可能な上パ
ンチとからなるプレス成形型へのリング状粉末成形体の
粉末充填方法において、 前記ダイスを回転させてリング状粉末成形体用の端末を
充填することを特徴とするリング状粉末成形体の粉末充
填方法。 - 【請求項３】 キャビティー構成用の貫通部が形成され
たダイスと、その貫通部に嵌挿して同貫通部でリング状
粉末成形体用粉末のキャビティーを構成する下パンチ
と、その下パンチに上下動可能に貫入された下部コア
と、前記キャビティーに嵌挿する外形を有し且つ前記下
部コアを収容するガイド孔を穿設した上下動可能な上パ
ンチとからなるプレス成形型において、 前記下部コアの頂部は錐形とし、その下部コアを収容す
る上パンチのガイド孔の突き当りも、下部コア頂部の錐
形に合致する形状であることを特徴とするリング状粉末
成形体用プレス成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162792A JPH08332597A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | リング状粉末成形体の粉末充填方法及びそのプレス成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162792A JPH08332597A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | リング状粉末成形体の粉末充填方法及びそのプレス成形型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08332597A true JPH08332597A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15761301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7162792A Pending JPH08332597A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | リング状粉末成形体の粉末充填方法及びそのプレス成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08332597A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006269657A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Tdk Corp | 樹脂結合型永久磁石の製造方法 |
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-
1995
- 1995-06-06 JP JP7162792A patent/JPH08332597A/ja active Pending
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