JPH08330704A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JPH08330704A
JPH08330704A JP13631195A JP13631195A JPH08330704A JP H08330704 A JPH08330704 A JP H08330704A JP 13631195 A JP13631195 A JP 13631195A JP 13631195 A JP13631195 A JP 13631195A JP H08330704 A JPH08330704 A JP H08330704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
mounting substrate
semiconductor pellet
recess
thickness
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13631195A
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English (en)
Inventor
Taiji Ono
泰司 小野
Tetsuji Obara
哲治 小原
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実装基板1に半導体ペレット3を実装する電
子装置の厚さ(実装基板の板厚方向と同一方向の厚さ)
を薄くする。 【構成】 実装基板1に半導体ペレット3を実装する電
子装置において、前記実装基板1に凹部2を設け、この
凹部2内に前記半導体ペレット3を実装する。また、前
記実装基板1の凹部2内に樹脂を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子装置に関し、特
に、実装基板に半導体ペレットを実装する電子装置に適
用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器のメモリ部に組み込まれる電子
装置として、例えば(株)技術調査会発行のエレクトロニ
クス実装技術〔1995年、2月号〕に記載されている
ように、実装基板の表面上(実装面上)に複数個の半導体
ペレットを実装する電子装置の開発が行なわれている。
この種の電子装置は、SOJ(mall ut-line -ty
pe lead Package)構造、TSOP(hin mall ut
-line ackage)構造、QFP(uad lat ackage)
構造等の封止体で封止された半導体ペレットを実装基板
の表面上に実装する電子装置に比べて、その厚さ(実装
基板の板厚方向と同一方向の厚さ)を薄くすることがで
き、電子機器のメモリ部に組み込む枚数を増加すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記電子装置は実装基
板の表面上に半導体ペレットを実装している。このた
め、半導体ペレットの厚さに相当する分、電子装置の厚
さ(実装基板の板厚方向と同一方向の厚さ)が厚くなる
という問題があった。
【0004】また、半導体ペレットを保護する目的とし
て、実装基板の表面上に実装された半導体ペレットは樹
脂で被覆される。このため、樹脂の厚さに相当する分、
電子装置の厚さ(実装基板の表面に対して垂直方向の厚
さ)が厚くなるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、実装基板に半導体ペレッ
トを実装する電子装置の厚さを薄くすることが可能な技
術を提供することにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0008】(1)実装基板に半導体ペレットを実装す
る電子装置において、前記実装基板に凹部を設け、この
凹部内に前記半導体ペレットを実装する。
【0009】(2)前記実装基板の凹部内に樹脂を充填
する。
【0010】
【作用】上述した手段(1)によれば、実装基板の凹部
で半導体ペレットの厚さを吸収することができるので、
半導体ペレットの厚さに相当する分、電子装置の厚さを
薄くすることができる。
【0011】上述した手段(2)によれば、実装基板の
凹部内に充填された樹脂で半導体ペレットを被覆するこ
とができるので、樹脂の厚さに相当する分、電子装置の
厚さを薄くすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の構成について、電子装置に本
発明を適用した実施例とともに説明する。なお、実施例
を説明するための全図において、同一機能を有するもの
は同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0013】(実施例1)本発明の実施例1である電子
装置の概略構造を図1(要部断面図)に示す。
【0014】図1に示すように、電子装置は、実装基板
1に設けられた凹部2内に半導体ペレット3を実装して
いる。半導体ペレット3は、その主面を上方に向けて、
実装基板1の凹部2内に実装される。つまり、本実施例
の半導体ペレット3は実装基板1の凹部2内にフェイス
アップ方式で実装される。
【0015】前記実装基板1は、例えばガラス繊維にエ
ポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等を含浸させた樹脂基板の
表面に配線が施され、この樹脂基板を複数枚積み重ねた
多層配線構造のプリント配線基板で構成される。この実
装基板1の厚さ(実装基板の板厚方向と同一方の厚さ)
は、反り、歪み等の変形を防止するため、通常、半導体
ペレット3の厚さに比べて厚く構成される。
【0016】前記半導体ペレット3は例えば単結晶珪素
からなる半導体基板で構成される。半導体ペレットの主
面には、例えばDRAM(ynamic andom ccess
emory)、SRAM(tatic RAM)、マスクROM
ead nly emory)、EPROM(lectrically
rogrammable ROM)、EEPROM(lectrical
ly rasable rogrammable ROM)等の記憶回路シ
ステムが塔載される。また、半導体ペレット3の主面側
には複数の外部端子(ボンディングパッド)3Aが配置さ
れる。
【0017】前記半導体ペレット3の外部端子3Aは、
実装基板1の凹部2内の段差部に配置された電極1Aに
ボンディングワイヤ4を介して電気的に接続される。電
極1Aは、多層配線構造の配線1Bを介して、実装基板
1の最外周囲に配置された接続端子1Cに電気的に接続
される。この接続端子1Cは、電子機器のメモリ部に配
置されたソケットに挿入される。
【0018】前記実装基板1の凹部2の開口サイズは半
導体ペレット3の平面形状に比べてひとまわり大きなサ
イズで形成される。凹部2の底面の位置は実装基板1の
表面の位置よりも低く構成され、凹部2の深さは半導体
ペレット3の厚さよりも深く構成される。つまり、半導
体ペレット2の厚さは実装基板1の凹部2の深さで吸収
される。
【0019】前記半導体ペレット3は、実装基板1の凹
部2内に例えば導電性の接着剤で接着固定される。導電
性の接着剤としては例えば銀(Ag)ペーストが使用され
る。この導電性の接着剤は凹部2内の底面に塗布される
ので、半導体ペレット3を実装した時、導電性の接着剤
が実装基板1の他の部分に流出しない。つまり、実装基
板1に凹部2を設けることにより、導電性の接着剤のは
み出しを防止することができると共に、充分な接着剤を
供給することができるので、実装基板1と半導体ペレッ
ト3との接着性を高めることができる。なお、接着剤と
しては絶縁性のものを使用してもよい。
【0020】前記実装基板1の凹部2内には、半導体ペ
レット3を保護する目的として樹脂5が充填される。樹
脂5は実装基板1の凹部2内に埋め込まれ、樹脂5の表
面の位置は実装基板1の表面の位置と同一又はそれより
も低い位置に設定される。樹脂5としては、例えばエポ
キシ系熱硬化樹脂、フェノール系熱硬化樹脂、シリコー
ン系熱硬化樹脂又はポリイミド系熱硬化樹脂が使用され
る。
【0021】前記実装基板1は、図示していないが、複
数個の凹部2を設けている。この複数個の夫々の凹部2
内には半導体ペレット3が実装される。
【0022】このように構成される電子装置は、電子機
器のメモリ部に複数枚積み重ねた状態で組み込まれる。
【0023】このように、本実施例によれば、以下の作
用効果が得られる。
【0024】(1)実装基板1に半導体ペレット3を実
装する電子装置において、前記実装基板1に凹部2を設
け、この凹部2内に前記半導体ペレット3を実装する。
この構成より、実装基板1の凹部2で半導体ペレット3
の厚さを吸収することができるので、半導体ペレット3
の厚さに相当する分、電子装置の厚さ(実装基板の板厚
方向と同一方向の厚さ)を薄くすることができる。
【0025】また、電子装置の厚さを薄くすることがで
きるので、電子機器に電子装置を組み込む枚数を増加す
ることができると共に、電子装置の厚さが薄くなった
分、電子機器の小型化を図ることができる。
【0026】(2)前記実装基板1の凹部2内に樹脂5
を充填する。この構成により、実装基板1の凹部2で樹
脂5の厚さを吸収することができるので、樹脂5の厚さ
に相当する分、電子装置の厚さを薄くすることができ
る。
【0027】(実施例2)本発明の実施例2である電子
装置の概略構成を図2(要部断面図)に示す。
【0028】図2に示すように、電子装置は、実装基板
1に設けられた凹部2内に半導体ペレット3を実装して
いる。半導体ペレット3は、その主面を下方に向けて、
実装基板1の凹部2内に実装される。つまり、本実施例
の半導体ペレット3は実装基板1の凹部2内にフェイス
ダウン方式で実装される。
【0029】前記半導体ペレット3の外部端子3Aは、
バンプ電極6を介して実装基板1の凹部2内の低面上に
配置された電極1Aに電気的に接続される。バンプ電極
6は例えばPb−Sn系の合金材で形成される。
【0030】前記実装基板1の凹部2の開口サイズは半
導体ペレット3の平面形状に比べてひとまわり大きなサ
イズで形成される。凹部2の底面の位置は実装基板1の
表面の位置よりも低く構成され、凹部2の深さは半導体
ペレット3の厚さにバンプ電極6の厚さを加味した寸法
よりも深く構成される。つまり、半導体ペレット2の厚
さ及びバンプ電極6の厚さは実装基板1の凹部2の深さ
で吸収される。
【0031】このように、本実施例によれば、前述の実
施例1と同様の効果が得られる。また、実装基板1の凹
部2内に半導体ペレット3をフェイスダウン方式で実装
することにより、半導体ペレット3の占有面積内におい
て実装基板1の凹部2内に実装することができるので、
ボンディングワイヤ方式に比べて実装基板1の凹部2の
開口サイズを縮小することができる。この結果、電子装
置の小型化を図ることができる。
【0032】(実施例3)本発明の実施例3である電子
装置の概略構成を図3(要部断面図)に示す。
【0033】図3に示すように、電子装置は、実装基板
1に設けられた凹部2内に半導体ペレット3を実装して
いる。半導体ペレット3は、その主面を上方に向けて、
実装基板1の凹部2内に実装される。つまり、本実施例
の半導体ペレット3は実装基板1の凹部2内にフェイス
アップ方式で実装される。
【0034】前記実装基板1は、例えばガラス繊維にエ
ポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等を含浸させた樹脂基板の
表面に配線が施された単層配線構造のプリント配線基板
で構成される。この実装基板1の厚さ(実装基板の表面
に対して垂直方向の厚さ)は、反り、歪み等の変形を防
止するため、通常、半導体ペレット3の厚さに比べて厚
く構成される。
【0035】前記半導体ペレット3の外部端子3Aは、
可撓性フィルム7の表面上に形成されたリード配線(フ
ィンガーリード又はフィンガーリード配線)8を介し
て、実装基板1の表面上に配置された電極1Aに電気的
に接続される。半導体ペレット3の外部端子3Aと可撓
性フィルム7のリード配線8との間には図示していない
がバンプ電極が介在される。つまり、本実施例の半導体
ペレット3は、TAB方式で可撓性フィルム7に塔載さ
れた後、実装基板1の凹部2内に実装される。
【0036】このように、本実施例によれば、前述の実
施例1と同様の効果が得られる。
【0037】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0038】例えば、本発明は、酸化アルミニウム又は
窒化アルミニウムからなるセラミックス基板に半導体ペ
レットを実装する電子装置に適用することができる。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0040】実装基板に半導体ペレットを実装する電子
装置の厚さ(実装基板の板厚方向と同一方の厚さ)を薄
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である電子装置の概略構成を
示す要部断面図である。
【図2】本発明の実施例2である電子装置の概略構成を
示す要部断面図である。
【図3】本発明の実施例3である電子装置の概略構成を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
1…実装基板、1A…電極、1B…配線、1C…接続端
子、2…凹部、3…半導体ペレット、3A…外部端子、
4…ボンディングワイヤ、5…樹脂、6…バンプ電極、
7…可撓性フィルム、8…リード配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 哲治 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装基板に半導体ペレットを実装する電
    子装置において、前記実装基板に凹部を設け、この凹部
    内に前記半導体ペレットを実装したことを特徴とする電
    子装置。
  2. 【請求項2】 前記実装基板の凹部内には樹脂が充填さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体ペレットはフェイスアップ方
    式で実装され、この半導体ペレットの外部端子は、ボン
    ディングワイヤを介して前記実装基板の凹部内に配置さ
    れた電極に電気的に接続されることを特徴とする請求項
    1に記載の電子装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体ペレットはフェイスダウン方
    式で実装され、この半導体ペレットの外部端子は、バン
    プ電極を介して前記実装基板の凹部内に配置された電極
    に電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載
    の電子装置。
JP13631195A 1995-06-02 1995-06-02 電子装置 Withdrawn JPH08330704A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13631195A JPH08330704A (ja) 1995-06-02 1995-06-02 電子装置

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JPH08330704A true JPH08330704A (ja) 1996-12-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19721935C1 (de) * 1997-05-26 1998-12-10 Kostal Leopold Gmbh & Co Kg Chipträgeranordnung
JPH11262537A (ja) * 1997-12-12 1999-09-28 Ela Medical Sa 能動植え込み型医療装置の電子回路ならびにその製造方法
JP2013115290A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Cited By (3)

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20020806