JPH08329051A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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Publication number
JPH08329051A
JPH08329051A JP7131337A JP13133795A JPH08329051A JP H08329051 A JPH08329051 A JP H08329051A JP 7131337 A JP7131337 A JP 7131337A JP 13133795 A JP13133795 A JP 13133795A JP H08329051 A JPH08329051 A JP H08329051A
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JP
Japan
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character
keyword
recognition
dictionary data
data
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JP7131337A
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English (en)
Inventor
Norio Nakamura
典夫 中村
Shinichi Matsui
真一 松居
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペンによるコマンド入力と引数入力を同時に
直接的におこない、コマンド入力時間や入力操作数を減
少させ、装置使用者の入力を容易にする。 【構成】 入力部1から入力された入力データは切り出
し部2で文字毎に分割され特徴抽出部3に渡り、文字特
徴データを抽出され文字認識部4にわたされる。文字認
識部4は文字認識辞書データ格納部5をアクセスして入
力データに最も近似した文字を検出する。さらに。キー
ワード認識部7はキーワード辞書データ格納部にアクセ
スして入力データに最も近似したキーワードを抽出し、
コマンド動作制御部9に渡す。コマンド動作制御部は検
出されたキーワードに対応するコマンド動作を実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペンなどの入力装置に
よって筆記された文字筆跡データを用いて文字の認識を
おこなうオンライン文字認識装置に関し、特に使用者に
よって特定のキーワードと引数が入力されたことを認識
した場合にキーワードと引数に応じて所定のコマンド動
作を実行することができるオンライン文字認識装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオンライン文字認識装置におい
て、主として文章の編集時に使用するコマンド入力を誰
でも平易におこなえるようにするために、一般にジェス
チャと呼ばれる編集記号が考案されている。
【0003】またジェスチャの形状が覚えにくいこと等
から様々な改善がなされている。例えば、形状を編集記
号ではなく文字パターンとして装置使用者が憶えやすく
したもの(特開昭61-248154)や、誰でもわかる自然言語
をコマンド入力としたもの(特開平6-75692)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
においては、1つの入力筆跡に対して1つの動作が対応
づけられていて、ペンによるコマンド入力で実行できる
動作は、文字の消去や、挿入、画面のスクロール、画面
の消去、頁の設定等のごく単純なものに限られていた。
例えば頁の設定では、「前の頁に戻る」「次の頁に進
む」等のコマンドは起動できたが、数字の引数を伴う
「7頁前に進む」とか「123頁へいく」等は7や12
3という頁数の入力を考慮されていないため、ペンによ
ってこのようなコマンド入力が一度に短時間でできなか
った。すなわち、従来の技術では、ジェスチャといわれ
るコマンドは、入力筆跡の形状によって種類を分別して
いたので、ジェスチャの種類の数だけの単一のコマンド
しか入力できなかった。つまり、「7頁前に進む」とい
う動作をさせる場合に、 (1) 「頁を進める」というジェスチャを入力し、ジェス
チャの認識をさせる。
【0005】(装置使用者はジェスチャ認識の間思考を
止めて、結果を待つ必要がある。) (2) ジェスチャが認識されると、頁数の入力モードに変
換する。
【0006】(3) 頁数を入力する。 (4) 頁数分、頁を進める動作を起動する。
【0007】のような(1)(2)(3)の段階の手順が必要で
あり、装置使用者が(1)と(3)に2度に分かれた入力を強
いられていた。
【0008】またジェスチャを使わないボタン等による
入力方法に較べると、ボタン方式ではボタンやメニュー
操作によって操作をおこなう。
【0009】(1) 「頁を進める」機能を持つボタンを入
力する。(装置使用者は、入力画面が現れるのを待つ必
要がある。) (2) 頁数の入力モードに変換する。
【0010】(3) 頁数を入力する (4) 頁数分、頁を進める動作を起動する。
【0011】のように、同じく(1)(2)(3)の段階の手順
が必要であり、装置使用者が(1)と(3)に2度に分かれた
入力を強いられていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、ぺン等の入力装置を用いて筆記された文字筆跡デー
タを抽出する入力手段と、前記文字筆跡データを1文字
単位に分割する文字切り出し手段と、文字筆跡データま
たは切り出し後の文字筆跡データから文字特徴データを
抽出する文字特徴抽出手段と、文字コード情報と文字特
徴データからなる文字認識辞書データを保持する文字認
識辞書データ格納手段と、前記文字認識辞書データ格納
手段が保持する文字認識辞書データを検索して前記文字
特徴抽出手段によって抽出された文字特徴データに最も
近いものからの1つ以上の類似した文字特徴データを保
持する文字認識辞書データの文字コード情報を抽出する
文字認識手段と、少なくともキーワード情報と引数情報
とコマンド情報からなるキーワード辞書データを保持す
るキーワード辞書データ格納手段と、前記キーワード辞
書データ格納手段のキーワード辞書データを装置使用者
が操作することができるキーワード辞書データ編集手段
と、前記キーワード辞書データ格納手段のキーワード辞
書データを装置使用者に表示することができるキーワー
ド辞書データ表示手段と、前記キーワード辞書データ格
納手段が保持するキーワード辞書データを検索して、基
準値以上の認識確信度で入力された文字筆跡データに最
も近いものからの1つ以上の類似したキーワード情報を
もつキーワード辞書データを抽出するキーワード認識手
段と、前記キーワード認識手段によって抽出されたキー
ワード辞書データからコマンド情報を選択し、コマンド
実行をおこなうコマンド動作制御手段と、前記キーワー
ド認識手段で基準値以上の認識確信度で第1位の認識結
果としてキーワード辞書データが認識されない場合に、
前記文字認識手段によって得られた文字認識結果を表示
する文字認識結果表示手段を、有することを特徴とす
る。
【0013】請求項2の発明においては、前記キーワー
ド辞書データ格納手段に保持されるキーワード辞書デー
タのキーワード情報は、複数の文字を組み合わせて構成
された単語の文字コード情報であるキーワード認識コー
ドデータと、キーワードを1つの文字として扱った認識
特徴データであるキーワード認識特徴データの2種類が
格納されており、双方のキーワード情報からキーワード
を認識するキーワード認識手段を有することを特徴とす
る。
【0014】請求項3の発明においては、前記キーワー
ド辞書データ格納手段において、キーワード辞書データ
に含まれる引数情報として少なくとも引数の数と各引数
の文字種を保持し、前記キーワード認識手段において、
前記引数情報をキーワードの認識に利用することができ
ることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明においては、前記文字認識
結果表示手段において、前記キーワード認識手段によっ
て得られたキーワード認識結果を文字認識結果に反映さ
せること特徴とする。
【0016】請求項5の発明においては、前記キーワー
ド辞書データ格納手段のキーワード辞書データを装置使
用者が追加、変更、削除することができるキーワード辞
書データ編集手段を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項6の発明においては、前記キーワー
ド辞書データ編集手段において、キーワード辞書データ
を追加、変更する場合に、装置使用者の入力データか
ら、複数の文字を組み合わせて構成された単語の文字コ
ード情報と、キーワードを1つの文字として扱ったとき
の文字特徴データをキーワードの認識特徴として登録す
ることを特徴とする。
【0018】請求項7の発明においては、前記文字認識
結果表示手段において、前記キーワード認識手段によっ
てあるキーワードが第2位以下の候補として認識された
場合に、認識結果として第1位候補を表示し、同時にキ
ーワードが第2位以下に認識されていることを示すマー
クを表示し、装置使用者がこのマークに対して操作をお
こなうことで、キーワード及び引数の表示とコマンドの
実行がおこなわれることを特徴とする。
【0019】請求項8の発明においては、前記キーワー
ド辞書データ格納手段のキーワード辞書データを装置使
用者に表示するキーワード辞書データ表示手段をもつこ
とを特徴とする。
【0020】
【作用】請求項1の発明において、入力手段は、ぺン等
の入力装置を用いて筆記された文字筆跡データである筆
跡座標群を抽出する。
【0021】文字切り出し手段は、可能なら1文字単位
に分割する。文字特徴抽出手段は、入力手段によって抽
出された文字筆跡データから文字特徴データを抽出す
る。
【0022】文字認識辞書データ格納手段は、文字を特
定する文字コード情報(例えばJIS文字コード)と、その
文字の文字特徴データからなる文字認識辞書データ群が
保持されている。
【0023】文字認識手段は、文字特徴抽出手段によっ
て得られた入力データの文字特徴データと文字認識辞書
データ格納手段が保持する文字認識辞書データ群の文字
特徴データを比較し、最も近いものからの1つ以上の類
似した文字特徴データをもつ文字辞書データの文字コー
ド情報を検索し抽出する。
【0024】キーワード辞書データ格納手段は、キーワ
ード辞書データ群を保持する。キーワード辞書データは
少なくともキーワード情報と引数情報とコマンド情報か
らなる。
【0025】キーワード認識手段は、前記キーワード辞
書データ格納手段が保持するキーワード辞書データを検
索して、入力された文字筆跡データに最も近いものから
の1つ以上の類似したキーワード情報をもつキーワード
辞書データを抽出するコマンド動作制御手段はキーワー
ド認識手段によって抽出されたキーワード辞書データの
コマンド情報からコマンドを実行する。
【0026】文字認識結果表示手段は、文字認識手段に
よって得られた文字認識結果を表示する。
【0027】請求項2の発明において、キーワード認識
手段は、前記キーワード辞書データ格納手段に保持され
るキーワード辞書データのキーワード情報を検索し、キ
ーワードが基準値以上の認識確信度で認識されれば、入
力されたキーワードが認識されたものとする。
【0028】請求項3の発明において、キーワード認識
手段は、キーワード辞書データ格納手段のキーワード辞
書データに含まれる引数情報に含まれる引数の数と各引
数の文字種をキーワード認識に利用する。例えば、引数
が数字に限定できれば、引数の文字認識結果が「O(英
字)」の場合に「0(数字)」に変更する等の後処理が可
能となりキーワード認識率が向上する。
【0029】請求項4の発明において、文字認識手段
は、キーワード認識手段が抽出したキーワード認識結果
を文字認識結果に反映させる。
【0030】請求項5の発明においては、キーワード辞
書データ編集手段は、キーワード辞書データ格納手段の
キーワード辞書データを装置使用者が追加、変更、削除
する機能を提供する。
【0031】請求項6の発明においては、キーワード辞
書データ編集手段において、キーワード辞書データを追
加、変更する場合に、装置使用者の入力データから、複
数の文字を組み合わせて構成された単語の文字コード情
報と、キーワードを1つの文字として扱ったときの文字
特徴データをキーワードの認識特徴として作成し、新し
いキーワード辞書データに組み込んで登録する。
【0032】請求項7の発明において、文字認識結果表
示手段において、キーワード認識手段であるキーワード
が第2位以下の候補として認識された場合に、認識結果
として第1位候補を表示し、同時にキーワードが第2位
以下に認識されていることを示すマークを表示し、装置
使用者がマークに対してペンで操作をおこなうことでキ
ーワード及び引数の表示とコマンドの実行がおこなわれ
る。
【0033】請求項8の発明において、キーワード辞書
データ表示手段は、キーワード辞書データ格納手段のキ
ーワード辞書データを装置使用者に表示する。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0035】図1は本発明の1実施例における文字認識
装置の構成図で、この文字認識装置は、入力部1と、切
り出し部2と、特徴抽出部3と、文字認識部4と、文字
認識辞書データ格納部5と、認識結果表示部6と、キー
ワード認識部7と、キーワード辞書データ格納部8と、
コマンド動作制御部9と、キーワード辞書データ表示部
10と、キーワード辞書データ編集部11とを備えてい
る。
【0036】入力部1は、装置使用者がペン等により手
書きした文字の筆跡データを生成して切り出し部2に渡
す。筆跡データは、X座標値、Y座標値、時間、接地状
態フラグ...etcからなる。ここで接地状態フラグとはペ
ン先が入力装置に接しているか、離れているかを示すフ
ラグである(図4、図5参照)。
【0037】切り出し部2は、入力部1からの筆跡デー
タを、画どうしの交差関係や位置関係や筆跡データ全体
の高さや横幅や入力時間等の情報を利用して1文字ずつ
に分割し、文字の切り出しを実行する。例えば入力部1
1からの筆跡データが「英和辞典」なら切り出し部2は
「英」「和」「辞」「典」のように4つの文字の筆跡デ
ータに分割する(図6、図7参照)。
【0038】特徴抽出部3は、切り出し部2で作成され
た文字切り出し後の筆跡データ(または入力部1で生成
された筆跡データ)から文字の認識に必要な文字特徴デ
ータを抽出して文字認識部4に渡す。ここで文字特徴デ
ータの例としては、ストローク(筆跡1画に相当する)の
数、ストロークの形状、ストローク間の交差関係、スト
ローク間の位置関係等がある(図8参照)。文字特徴デー
タについてもっと具体的には、電子通信学会技術研究報
告PRL−82−37「オンライン手書き漢字・ひらが
な認識」(富本他)等がある。
【0039】文字認識部4は、文字認識辞書データ格納
部5を検索して、特徴抽出部3からの文字特徴データに
最も近似している文字特徴データを保持する文字特徴デ
ータを保持する文字認識辞書データの文字コード情報を
検出して認識結果表示部6に渡す。
【0040】文字認識辞書データ格納部5は、文字コー
ド情報と文字特徴データとからなる文字認識辞書データ
を格納している。
【0041】認識結果表示部6は、文字認識部4からの
文字コード情報を装置使用者に表示する等の手段で通知
する。
【0042】キーワード認識部7は、キーワード辞書デ
ータ格納部8を検索して、特徴抽出部3からの文字特徴
データに最も近似しているキーワード認識特徴データを
保持するキーワード辞書データのキーワード情報を検出
する。また同時に、キーワード辞書データ格納部8を検
索して、文字認識部4からの文字コード情報に最も近似
しているキーワード認識コードデータを保持するキーワ
ード辞書データのキーワード情報を検出する。検出した
キーワード情報をコマンド動作制御部9に渡す。
【0043】キーワード辞書データ格納部8は、キーワ
ード辞書データ群を保持する。キーワード辞書データは
少なくともキーワード情報と引数情報とコマンド情報か
らなる。キーワード情報は2種類あり、1つはキーワー
ドを1つの文字として扱う場合の文字特徴データ(キー
ワード認識特徴データ)であり、もう1つは文字切り出
し手段によって分割された1文字単位の文字データから
文字認識手段によって得られる文字コード情報(キーワ
ード認識コードデータ)である。引数情報はキーワード
が必要とする引数に関する情報で、引数の数、各引数の
文字種等がある。コマンド情報とは、キーワードに対し
て起動されるコマンドである(図9参照)。
【0044】コマンド動作制御部9は、キーワード認識
部7によって検出されたキーワード情報から、対応した
コマンド情報を検出し、コマンド情報に記述されたコマ
ンドを実行する。
【0045】キーワード辞書データ表示部10は、キー
ワード辞書データ格納部8の保持するキーワード辞書デ
ータを装置使用者が理解できるように表示することがで
きる。(図10参照)。
【0046】キーワード辞書データ編集部11は、キー
ワード辞書データ格納部8が保持するキーワード辞書デ
ータを消去したり、また、あるキーワード辞書データの
キーワード情報を消去、追加、変更する機能を保持し、
装置使用者はこの機能を利用して前記の操作をおこなう
ことができる(図11参照)。
【0047】次に本発明の1実施例における文字認識装
置のおこなう動作について、図2のフローチャートを参
照しながら説明する。装置使用者はペンなどを用いて入
力部1に手書きの文字やコマンドを入力する。入力の終
了は、入力終了ボタンを装置使用者がペンなどで押す
か、一定時間の間に入力がないことなどから判定され
る。入力の終了時には入力された文字やコマンドの筆跡
データは切り出し部2へ渡される。(ステップ101、
102)。
【0048】切り出し部2は受けとった筆跡データを、
接地状態フラグ、縦横の幅、時間...etcから、可能なら
1文字単位に分割する。切り出し部2は先の切り出しを
おこなった筆跡データと切り出しをおこなっていない筆
跡データを特徴抽出部3に引き渡す。(ステップ10
3)。
【0049】特徴抽出部3は2種類の筆跡データから文
字認識に必要な文字特徴データをそれぞれ抽出し、文字
認識部4とキーワード認識部7に渡す。(ステップ10
4)文字認識部4は文字認識の実行を制御する文字認識
フラグがオン状態時のみ文字認識をおこない認識候補で
ある文字コード情報を検出する。(ステップ105、ス
テップ106)。
【0050】キーワード認識部7はキーワード認識を制
御するキーワード認識フラグがオン状態時のみキーワー
ド認識1及びキーワード認識2をおこなう。キーワード
認識1はステップ106の文字認識で認識候補がある場
合のみおこない、認識候補の文字コード情報に最も近似
したキーワード認識特徴データを保持するキーワード情
報を検出するもので、キーワード認識2はステップ10
4で抽出された文字特徴データに最も近似したキーワー
ド認識特徴データを保持するキーワード情報を抽出す
る。(ステップ107、108、109、110)。
【0051】文字認識部4でおこなわれる文字認識(ス
テップ106)、及び、キーワード認識部7においてお
こなわれるキーワード認識1(ステップ109)とキーワ
ード認識2(ステップ110)から得られた文字認識候補
及びキーワード認識候補は、同一基準の認識確信度をも
っておりこれにより両者混在させて総合的な順位づけを
おこない、第1候補が文字認識候補の場合は文字認識候
補を表示する(ステップ112)。(図13参照)また第1
候補がキーワードの場合は、コマンドの起動を制御する
コマンドフラグをチェックしON状態の場合のみコマンド
起動処理をおこなう。(ステップ111、115、11
6)(図12参照)。
【0052】第1候補が文字の場合に、装置使用者が第
2候補以下の候補について表示したい場合は、所定の第
2位以下の候補の表示手段を用いて表示させて確認する
ことができる。この場合に第2位以下にキーワード認識
による候補があれば、その候補がキーワードである旨を
示す手段によって装置使用者に通知され、さらに装置使
用者がそのキーワード候補を指示することでキーワード
候補を選択することができる(ステップ113)。(図1
6参照)。
【0053】以上の操作を装置使用者が終了の指示をす
るまで繰り返す(ステップ114)。さらに、図2のステ
ップ116のコマンド起動処理について、図3のフロー
チャートに記述した。(以下、ポイントだけを箇条書で
説明する)。
【0054】- ステップ204の例としては図14参
照。 - ステップ205の引数のチェックとは、引数が必要な
コマンドが引数と同時に入力されているかの確認があ
る。
【0055】- 引数が必要のないコマンドは引数入力は
不要で、ステップ206によってチェックされて合格す
る。
【0056】- 引数が必要なコマンドが引数なしで入力
されている場合は、ステップ206によってチェックさ
れ非合格となり、そのコマンド入力は無効になる。
【0057】- 引数が必要のないコマンドに続けて他の
入力がなされていると、ステップ206によってまずコ
マンドについてのチェックが合格となり、コマンド動作
をおこない、次にコマンド以降の入力は文字認識の結果
が表示される。
【0058】- 特に、認識確信度(cf)が高ければすぐに
コマンドの実行をおこない、十分に高くないときは、装
置使用者の確認をとる(ステップ208、209、21
0、211)。
【0059】- ステップ209の装置使用者の確認例と
して図15のような方法がある。
【0060】
【発明の効果】装置使用者がごく少ないペン入力操作で
複雑な操作をおこなうことができる。例えばペンによる
コマンドと引数入力が同時に可能である。すなわち、装
置使用者がコマンド入力操作と引数入力操作を同時に入
力できるので、頁、ボタン、メニュー等を探す必要がな
い直接的なコマンド入力ができ、コマンド入力時間が減
少し、入力操作数を減少させることで装置使用者の入力
時のストレスを減少できる。
【0061】頁、ボタン、メニュー等がなくせるので、
小型の入力画面をもつ携帯機でも容易に実装が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における文字認識装置の構成
【図2】同実施例の動作を示すフローチャート
【図3】同実施例の動作を示すフローチャート
【図4】同実施例における入力の様子を示す表示画面の
【図5】同実施例における文字筆跡データを示す図
【図6】同実施例における切り出しの様子を示す図
【図7】同実施例における文字筆跡データからの文字切
り出しの様子を示す図
【図8】同実施例における文字認識辞書データを示す図
【図9】同実施例におけるキーワード辞書データを示す
【図10】同実施例におけるキーワード辞書データの表
示例を示す図
【図11】同実施例におけるキーワード辞書データ編集
例を示す図
【図12】同実施例におけるコマンド実行例を示す図
【図13】同実施例における文字認識結果表示例を示す
【図14】同実施例におけるキーワード認識通知例を示
す図
【図15】同実施例におけるキーワード認識確認例を示
す図
【図16】同実施例において、候補中からのコマンド起
動を行なう様子を示す図
【符号の説明】
1 入力部 2 切り出し部 3 特徴抽出部 4 文字認識部 5 文字認識辞書データ格納部 6 認識結果表示部 7 キーワード認識部 8 キーワード辞書データ格納部 9 コマンド動作制御部 10 キーワード辞書データ表示部 11 キーワード辞書データ編集部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ぺン等の入力装置を用いて筆記された文字
    筆跡データを抽出する入力手段と、 前記文字筆跡データを1文字単位に分割する文字切り出
    し手段と、 文字筆跡データまたは切り出し後の文字筆跡データから
    文字特徴データを抽出する文字特徴抽出手段と、 文字コード情報と文字特徴データからなる文字認識辞書
    データを保持する文字認識辞書データ格納手段と、 前記文字認識辞書データ格納手段が保持する文字認識辞
    書データを検索して前記文字特徴抽出手段によって抽出
    された文字特徴データに最も近いものからの1つ以上の
    類似した文字特徴データを保持する文字認識辞書データ
    の文字コード情報を抽出する文字認識手段と、 少なくともキーワード情報と引数情報とコマンド情報か
    らなるキーワード辞書データを保持するキーワード辞書
    データ格納手段と、 前記キーワード辞書データ格納手段が保持するキーワー
    ド辞書データを検索して、基準値以上の認識確信度で、
    入力された筆跡データに最も近いものからの1つ以上の
    類似したキーワード情報をもつキーワード辞書データを
    抽出するキーワード認識手段と、 前記キーワード認識手段によって抽出されたキーワード
    辞書データからコマンド情報を選択し、コマンド実行を
    おこなうコマンド動作制御手段と、 前記キーワード認識手段で第1位の認識結果としてキー
    ワード辞書データが認識されない場合に、前記文字認識
    手段によって得られた文字認識結果を表示する文字認識
    結果表示手段を、 有することを特徴とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】キーワード辞書データ格納手段に保持され
    るキーワード辞書データのキーワード情報は、複数の文
    字を組み合わせて構成された単語の文字コード情報であ
    るキーワード認識コードデータと、キーワードを1つの
    文字として扱った認識特徴データであるキーワード認識
    特徴データの2種類が格納されており、双方のキーワー
    ド情報からキーワードを認識するキーワード認識手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の文字認識装置。
  3. 【請求項3】キーワード辞書データ格納手段において、
    キーワード辞書データに含まれる引数情報として少なく
    とも引数の数と各引数の文字種を保持し、キーワード認
    識手段において、前記引数情報をキーワードの認識に利
    用することができることを特徴とする請求項1記載の文
    字認識装置。
  4. 【請求項4】文字認識結果表示手段において、文字認識
    手段によって得られたキーワード認識手段によって得ら
    れたキーワード認識結果を文字認識結果に反映させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の文字認識装置。
  5. 【請求項5】キーワード辞書データ格納手段のキーワー
    ド辞書データを装置使用者が追加、変更、削除すること
    ができるキーワード辞書データ編集手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の文字認識装置。
  6. 【請求項6】キーワード辞書データ編集手段において、
    キーワード辞書データを追加、変更する場合に、装置使
    用者の入力データから、複数の文字を組み合わせて構成
    された単語の文字コード情報と、キーワードを1つの文
    字として扱ったときの文字特徴データをキーワードの認
    識特徴として登録することを特徴とする請求項5記載の
    文字認識装置。
  7. 【請求項7】文字認識結果表示手段において、キーワー
    ド認識手段によってあるキーワードが第2位以下の候補
    として認識された場合に、文字認識の結果得られている
    第1位候補を表示し、同時にキーワードが第2位以下に
    認識されていることを示すマークを表示し、装置使用者
    がマークに対して操作をおこなうことでキーワード及び
    引数の表示とコマンドの実行がおこなわれることを特徴
    とする請求項1記載の文字認識装置。
  8. 【請求項8】キーワード辞書データ格納手段のキーワー
    ド辞書データを装置使用者に表示するキーワード辞書デ
    ータ表示手段をもつことを特徴とする請求項1記載の文
    字認識装置。
JP7131337A 1995-05-30 1995-05-30 文字認識装置 Pending JPH08329051A (ja)

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JP7131337A JPH08329051A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 文字認識装置

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JP7131337A Pending JPH08329051A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 文字認識装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021082274A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 株式会社リコー 表示装置、表示方法、プログラム

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