JPH08328703A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH08328703A
JPH08328703A JP7134212A JP13421295A JPH08328703A JP H08328703 A JPH08328703 A JP H08328703A JP 7134212 A JP7134212 A JP 7134212A JP 13421295 A JP13421295 A JP 13421295A JP H08328703 A JPH08328703 A JP H08328703A
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JP
Japan
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circuit
data
terminal
data selection
serial communication
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Application number
JP7134212A
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Inventor
Masato Koura
正人 小浦
Katsunobu Hongo
勝信 本郷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の外部回路を選択して、選択した外部回
路とシリアル通信ができるマイクロコンピュータの提
供。 【構成】 シリアルデータ外部送信端子11 (シリアルデ
ータ外部受信端子12) を、入出力インタフェース5A(5B)
のインタフェーススイッチ回路33(33)とスイッチ回路16
A(16B)とを介してシリアル通信回路4のシリアルデータ
送信端子9 (シリアルデータ受信端子10) と接続する。
他の外部端子6 (6′) を、入出力インタフェース5C(5
D)のインタフェーススイッチ回路33(33)と、スイッチ回
路16A(16B)とを介してシリアルデータ送信端子9 (シリ
アルデータ受信端子10) と接続する。スイッチ回路16A,
16B を連動して切換制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアル通信回路を内蔵
するマイクロコンピュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18はシリアル通信回路を内蔵している
マイクロコンピュータの要部の構成を示すブロック図で
ある。マイクロコンピュータ1内には、複数の入出力イ
ンタフェース5, 5, 5, 5, 5、CPU 2及び周辺回路
3が内蔵されている。周辺回路3にはROM 3a、タイマ3
b、アナログ/ディジタル変換器3c、シリアル通信回路
4、RAM 3d、割り込み回路3e及びディジタル/アナログ
変換器3fがある。またマイクロコンピュータ1には、そ
れに設けた複数の外部端子6, 6, 6, 6, 6を備えて
いる。
【0003】入出力インタフェース5, 5, 5, 5, 5
の一端子は外部端子6, 6, 6, 6, 6と接続されてい
る。入出力インタフェース5, 5, 5, 5, 5の他端子
はアドレスバス7を介してCPU 2、ROM 3a、RAM 3d、タ
イマ3b、割り込み3e、アナログ/ディジタル変換器3c、
ディジタル/アナログ変換器3f及びシリアル通信回路4
と接続され、またデータバス8を介してCPU 2、ROM 3
a、RAM 3d、タイマ3b、割り込み回路3e、アナログ/デ
ィジタル変換器3c、ディジタル/アナログ変換器3f及び
シリアル通信回路4と接続されている。
【0004】CPU 2はマイクロコンピュータ1で実行さ
れるプログラムにより動作し、マイクロコンピュータ1
の制御及び演算処理を行う。ROM 3aはマイクロコンピュ
ータ1が実行するプログラムを記憶する。RAM 3dはデー
タを一時記憶する。タイマ3bは基準クロックをカウント
して計時する。割り込み回路3eはプログラムを実行する
通常の処理以外の緊急な処理をすべき指令をする信号を
出力する。アナログ/ディジタル変換器3cは外部からの
アナログ信号をディジタル信号に変換する。ディジタル
/アナログ変換器3fはディジタル信号をアナログ信号に
変換する。シリアル通信回路4はマイクロコンピュータ
1とマイクロコンピュータ1外の外部回路との間でシリ
アルデータの送受信をする。
【0005】入出力インタフェース5, 5, 5, 5, 5
夫々は、マイクロコンピュータ1の外部端子6, 6,
6, 6, 6を介して、マイクロコンピュータ1内のデー
タをマイクロコンピュータ1外に設けている図示しない
外部回路へ出力し、また外部回路からのデータをマイク
ロコンピュータ1へ入力するときのデータの入出力を制
御するようになしており、入出力インタフェース5は図
19に示すように構成されている。そして、外部端子6の
数はマイクロコンピュータ1のパッケージの大きさによ
り制約されるため、外部端子6を入出力インタフェース
5内のプログラマブル入出力インタフェース32の入出力
データと、マイクロコンピュータ1内のシリアル通信回
路4を含む周辺回路3の入出力データとの2種類のデー
タに兼用し得るように、インタフェーススイッチ回路33
により択一的に選択されるようになっている。
【0006】そして、プログラマブル入出力インタフェ
ース32は、CPU 2の制御により、マイクロコンピュータ
1内のデータバス8と、マイクロコンピュータ1の外部
回路とのデータの授受をするインタフェースであり、マ
イクロコンピュータ1が実行するソフトウェアにより出
力に設定された場合は、データバス8からのHレベル又
はLレベルのデータを、マイクロコンピュータ1外の外
部回路へ出力し、反対に入力に設定された場合は、マイ
クロコンピュータ1外の外部回路からのHレベル又はL
レベルのデータをデータバス8へ出力する。
【0007】また、マイクロコンピュータ1内の周辺回
路3は、例えばアナログ/ディジタル変換器3cへのアナ
ログデータの入力及び割り込み回路3eへの割り込みのた
めの外部割り込みデータの入力のように、マイクロコン
ピュータ1外の外部回路からデータが入力され、またデ
ィジタル/アナログ変換器3fが出力するアナログデータ
又はタイマのパルスデータを、マイクロコンピュータ1
外の外部回路へ出力する。
【0008】アドレスバス7は、周辺回路3及び入出力
インタフェース5の内部に含まれるレジスタを指定する
ために、夫々のレジスタに割り当てられたアドレスを指
定するデータを伝達するための、マイクロコンピュータ
1内の信号配線であり、マイクロコンピュータ1で指定
することができる全アドレス数に応じた信号配線数とな
っている。データバス8はプログラムデータを伝達する
マイクロコンピュータ1内の信号配線であり、CPU 2に
より同時に処理されるデータビット数に応じた信号配線
数となっている。
【0009】次にマイクロコンピュータ1の動作を説明
する。図20はクロックに非同期でシリアル通信を行なう
場合の配線状態図である。シリアル通信回路4のシリア
ルデータ送信端子9から送信されたシリアルデータは、
入出力インタフェース5Aのインタフェーススイッチ回路
33及びマイクロコンピュータ1の外部端子であるシリア
ルデータ外部送信端子11を通って、マイクロコンピュー
タ1と接続されている外部回路13のデータ受信端子13R
へ送信される。また外部回路13のデータ送信端子13T
ら送信されたシリアルデータはマイクロコンピュータ1
の外部端子である、シリアルデータ外部受信端子12及び
入出力インタフェース5Bのインタフェーススイッチ回路
33を通ってシリアル通信回路4のシリアルデータ受信端
子10へ送信されて、シリアル通信回路4が受信し、マイ
クロコンピュータ1と外部回路13との間で、クロックに
非同期でシリアル通信が行われる。
【0010】ここでシリアルデータ外部送信端子11及び
シリアルデータ外部受信端子12は、シリアル通信回路4
のデータ入出力用の外部端子6の機能と、プログラマブ
ル入出力インタフェース32のデータ入出力用の外部端子
6の機能とを兼ねている。即ち、入出力インタフェース
5A,5B が制御されて、シリアル通信回路4のデータの入
出力端子になり、またプログラマブル入出力インタフェ
ース32の入出力データの入出力端子になる。
【0011】図21はクロック非同期のシリアル通信にお
ける通信データフォーマットを示す図である。図21は8
ビットのデータをシリアル通信する例を示している。マ
イクロコンピュータ1のデータを構成するデータビット
D0 〜D7 はHレベル、Lレベルのいずれかの信号レベ
ルとなる。このデータフォーマットにおいては最初の信
号の“H”レベルが一旦Lレベルになることによりシリ
アル通信が開始されたことを表す。その後データビット
D0 からD7 まで順番に1ビット毎に通信が行われ、最
後に再びHレベルになることでシリアル通信が終了す
る。
【0012】このデータフォーマットはシリアル通信の
送信及び受信のいずれにおいても同じであり、シリアル
通信回路4からデータを送信する場合には、シリアルデ
ータ送信端子9からこのデータフォーマットの信号が出
力され、シリアル通信回路4がデータを受信する場合に
は、シリアルデータ受信端子10からシリアル通信回路4
内にこのデータフォーマットの信号が入力される。
【0013】図22はクロックに同期したシリアル通信を
行なう場合の配線状態図である。シリアル通信回路4内
で発生させたクロックに基づいてシリアル通信を行なう
場合にはクロック入出力端子14からクロックが出力され
る。このクロックは入出力インタフェース5Cのインタフ
ェーススイッチ回路33を通りマイクロコンピュータ1の
外部端子であるクロック外部入出力端子15からマイクロ
コンピュータ1外の外部回路13のクロック入出力端子13
c に入力される。一方、シリアルデータ送信端子9か
ら、クロックに同期して送信されるシリアルデータは、
入出力インタフェース5Aのインタフェーススイッチ回路
33及びマイクロコンピュータ1の外部端子であるシリア
ルデータ外部送信端子11を通ってマイクロコンピュータ
1外の外部回路13のデータ受信端子13R へ送信され、外
部回路13が受信する。
【0014】またマイクロコンピュータ1外で発生した
クロックに基づいてシリアル通信を行う場合には、クロ
ック外部入出力端子15及び入出力インタフェース5Cのイ
ンタフェーススイッチ回路33を通ってクロック入出力端
子14からシリアル通信回路4内へクロックが入力され
る。一方、クロックに同期して外部回路13のデータ送信
端子13T から出力されるシリアルデータは、マイクロコ
ンピュータ1の外部端子であるシリアルデータ外部受信
端子12及び入出力インタフェース5Bのインタフェースス
イッチ回路33を通ってマイクロコンピュータ1内のシリ
アル通信回路4のシリアルデータ受信端子10へ送信され
シリアル通信回路4が受信する。ここでクロック外部入
出力端子15は、シリアル通信回路4のクロック入出力用
の外部端子6と、プログラマブル入出力インタフェース
32の入出力データの外部端子6とを兼ねる。
【0015】図23はクロックに同期してシリアル通信す
る通信データフォーマットを示す図である。この図23は
8ビットのデータをシリアル通信する場合を示してい
る。マイクロコンピュータ1のデータを構成するデータ
ビットD0 〜D7 はHレベル、Lレベルのいずれかの信
号レベルとなる。このデータフォーマットにおいてはク
ロックの信号レベルが最初にHレベルからLレベルにな
ることによりシリアル通信が開始されたことを表す。そ
して、シリアル送信データ及びシリアル受信データの夫
々に対してデータビットD0 からD7 まで順番に1ビッ
ト毎に通信が行われ、最後にクロックの信号レベルが再
びHレベルになることでシリアル通信が終了する。
【0016】このデータフォーマットでのシリアル通信
の送信データはクロックがHレベルからLレベルに立ち
下がる都度データビットD0 からデータビットD7 まで
順番に1ビット毎に通信が行われる。またシリアル通信
の受信データはクロックがLレベルからHレベルに立ち
上がる都度データビットD0 からデータビットD7 まで
順番に1ビット毎に通信が行われる。
【0017】シリアル通信回路4からデータを送信する
場合には、シリアルデータ送信端子9からこのデータフ
ォーマットの信号が送信され、シリアル通信回路4がデ
ータを受信する場合には、シリアルデータ受信端子10か
らシリアル通信回路4がこのデータフォーマットの信号
を受信する。このようなマイクロコンピュータは特開平
2−171948号公報、特開平6−85879 号公報等に示され
ている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このようなシリアル通
信回路を内蔵する従来のマイクロコンピュータにおいて
は、1つのシリアル通信回路に割り当てられているシリ
アルデータ外部送信端子及びシリアルデータ外部受信端
子は、いずれも1つであるため、マイクロコンピュータ
内のシリアル通信回路と通信が可能なマイクロコンピュ
ータ外の外部回路は基本的には1つに限られる。
【0019】しかしマイクロコンピュータ内の1つのシ
リアル通信回路を用いて時分割にマイクロコンピュータ
外の複数の外部回路とシリアル通信を行なう必要がある
場合が少なくない。その場合は図24に示すように、マイ
クロコンピュータのシリアルデータ外部送信端子11及び
シリアルデータ外部受信端子12を、スイッチ部品35,35
を用いることでマイクロコンピュータと接続される外部
回路13, 13′を選択するようにしてシリアル通信を行な
うようにすることが考えられる。しかしこの場合、マイ
クロコンピュータ外にスイッチ部品35, 35が必要とな
り、それによりコストアップが余儀なくされるととも
に、マイクロコンピュータ及び外部回路が搭載される回
路基板上にスイッチ部品35,35 を搭載するスペースが必
要となり、回路基板面積が大きくなるという問題があ
る。なお、図24には入出力インタフェースを図示せず省
略している。
【0020】また、マイクロコンピュータが搭載される
回路基板においては、回路基板上のマイクロコンピュー
タ及び回路部品は回路基板上に形成されたプリント配線
により接続されるが、そのプリント配線の引き回しによ
り、回路基板上に設ける回路部品の位置が制約される。
特にシリアル通信の通信データがノイズの影響をうけた
場合、シリアル通信をやり直すと、その通信フォーマッ
トがシリアルであることにより、所定のデータを通信す
るために長い時間を必要とする。そのためノイズの影響
をうけないように、マイクロコンピュータと回路部品と
の間のプリント配線の位置を考慮しなければならない等
の煩わしさがある。
【0021】更に、そのようなノイズ対策により、回路
部品及びプリント配線の位置を変更する必要が生じた場
合には、回路基板上のプリント配線の位置の大幅な変更
を強いられるという問題がある。一方、マイクロコンピ
ュータ及び外部回路が搭載される回路基板を、パーソナ
ルコンピュータと接続して出荷する前のテスト及び回路
調整を実施する場合がある。図25に示すように回路基板
30が電子機器製品に組み込まれて市場で使用される場合
には、マイクロコンピュータ1と回路基板30上の外部回
路13の間でのみシリアル通信を行なうのに対して、出荷
前のテストの場合にはパーソナルコンピュータ31とマイ
クロコンピュータ1との間、あるいはパーソナルコンピ
ュータ31と外部回路13との間でシリアル通信を行なう。
この場合には回路基板30上に切換えのためのスイッチ部
品35,35 が必要となると共に、パーソナルコンピュータ
31、マイクロコンピュータ1、外部回路13の3つのうち
のいずれか2つの間でシリアル通信を行なうかを決めな
ければならず、複雑な制御が必要となる等の問題があ
る。
【0022】本発明は斯かる問題に鑑み、外部にスイッ
チ回路を必要とせず、外部にある複数の外部回路とシリ
アル通信ができるマイクロコンピュータを提供すること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るマイクロ
コンピュータは、データ選択回路を複数備えており、第
1, 第2のデータ選択回路とシリアル通信回路に設けて
いるデータ送信端子との間に介装されており、第1, 第
2のデータ選択回路を択一的に選択する第1の接続切換
回路と、第3, 第4のデータ選択回路及びシリアル通信
回路に設けているデータ受信端子の間に介装されてお
り、第3, 第4のデータ選択回路を択一的に選択する第
2の接続切換回路とを備え、第1, 第2の接続切換回路
を連動して切換制御する構成にする。
【0024】第2発明に係るマイクロコンピュータは、
データ選択回路を複数備えており、第1のデータ選択回
路及びシリアル通信回路に設けているデータ送信端子の
間に介装されている第1の接続切換回路及び第2の接続
切換回路と、第2のデータ選択回路及びシリアル通信回
路に設けているデータ受信端子の間に介装されている第
3の接続切換回路及び第4の接続切換回路と、第3のデ
ータ選択回路及び第4のデータ選択回路の間に介装され
ている第5の接続切換回路及び第6の接続切換回路とを
備え、第2, 第4の接続切換回路が連動して切換制御さ
れ、第1, 第3の接続切換回路が連動して相補に切換制
御され、第5, 第6の接続切換回路が連動して相補に切
換制御されるようになしており、データ送信端子及びデ
ータ受信端子が開放状態の場合は、第1, 第2のデータ
選択回路が第1, 第3の接続切換回路を介して相互に接
続されるとともに、第3, 第4のデータ選択回路が第
5,第6の接続切換回路を介して相互に接続され、第3,
第4のデータ選択回路が相互に接続されない場合は、
第1のデータ選択回路とデータ送信端子とが第1, 第2
の接続切換回路を介して接続され、第3のデータ選択回
路とデータ受信端子とが第5, 第4の接続切換回路を介
して接続される状態、又は第4のデータ選択回路とデー
タ送信端子とが第6, 第2の接続切換回路を介して接続
され、第2のデータ選択回路とデータ受信端子とが第
3, 第4の接続切換回路を介して接続される状態が得ら
れる構成にする。
【0025】第3発明に係るマイクロコンピュータは、
データ選択回路を複数備えており、第1のデータ選択回
路及びシリアル通信回路に設けているデータ送信端子の
間に介装されている第1の接続切換回路と、第2のデー
タ選択回路及びシリアル通信回路に設けているクロック
入出力端子の間に介装されている第2の接続切換回路と
を備え、第3のデータ選択回路をシリアル通信回路に設
けているデータ受信端子と接続しており、第1, 第2の
接続切換回路の切換制御により、クロック入出力端子を
開放状態にした場合は第1のデータ選択回路及びデータ
送信端子を、第1の接続切換回路を介して接続した状
態、又は第2のデータ選択回路及びデータ送信端子を第
1, 第2の接続切換回路を介して接続した状態が得ら
れ、第2のデータ選択回路及びクロック入出力端子を第
2の接続切換回路を介して接続した場合は、第1のデー
タ選択回路及びデータ送信端子を、第1の接続切換回路
を介して接続した状態が得られる構成にする。
【0026】第4発明に係るマイクロコンピュータは、
接続切換回路をMOS トランジスタにより構成する。
【0027】
【作用】第1発明では、第1, 第2の接続切換回路を一
端子側へ切換えると、第1の接続切換回路を介して第1
のデータ選択回路をデータ送信端子と接続し、第2の接
続切換回路を介して第3のデータ選択回路をデータ受信
端子と接続して、第1,第3のデータ選択回路を介して
シリアル通信できる。第1, 第2の接続切換回路を他端
子側へ切換えると、第1の接続切換回路を介して第2の
データ選択回路をデータ送信端子と接続し、第2の接続
切換回路を介して第4のデータ選択回路をデータ受信端
子と接続し、第2, 第4のデータ選択回路を介してシリ
アル通信できる。これにより、データ選択回路を選択で
き、選択したデータ選択回路によりシリアル通信を行う
ことができる。
【0028】第2発明では、第2, 第3, 第4, 第6の
接続切換回路を一端子側へ切換え、第1, 第5の接続切
換回路を他端子側へ切換えると、第1, 第3の接続切換
回路を介して、第1のデータ選択回路を第2のデータ選
択回路と接続し、第5, 第6の接続切換回路を介して第
3のデータ選択回路を第4のデータ選択回路と接続し
て、第1, 第2のデータ選択回路及び第3, 第4のデー
タ選択回路によりデータを送受信できる。第1, 第2,
第4, 第5の接続切換回路を一端子側へ切換え、第3,
第6の接続切換回路を他端子側へ切換えると、第1, 第
2の接続切換回路を介して第1のデータ選択回路とデー
タ送信端子とを接続し、第3, 第4の接続切換回路を介
して第2のデータ選択回路をデータ受信端子と接続し
て、第1, 第2のデータ選択回路によりシリアル通信が
できる。第1, 第5の接続切換回路を一端子側へ切換
え、第2, 第3, 第4, 第6の接続切換回路を他端子側
へ切換えると、第2, 第6の接続切換回路を介して第4
のデータ選択回路をデータ送信端子と接続し、第3, 第
4の接続切換回路を介して第2のデータ選択回路をデー
タ受信端子と接続して、第2, 第4のデータ選択回路に
よりシリアル通信ができる。これにより、データ選択回
路から、他のデータ選択回路へ直接にデータを与えるこ
とができ、またデータ選択回路によりシリアル通信がで
きる。更に、異なるデータ選択回路によりシリアル通信
ができる。
【0029】第3発明では、第1, 第2の接続切換回路
を一端子側へ切換えると、第1の接続切換回路を介して
第1のデータ選択回路をデータ送信端子に接続する。第
3のデータ選択回路はデータ受信端子に接続されている
ため、第1, 第3のデータ選択回路によりクロックに非
同期でシリアル通信ができる。第1の接続切換回路を他
端子側へ切換え、第2の接続切換回路を一端子側へ切換
えると、第1, 第2の接続切換回路を介して第2のデー
タ選択回路をデータ送信端子に接続し、第2のデータ選
択回路によりクロックに非同期でシリアルデータの送信
ができる。第1の接続切換回路を一端子側へ切換え、第
2の接続切換回路を他端子側へ切換えると、第1の接続
切換回路を介して第1のデータ選択回路をデータ送信端
子に接続し、第2の接続切換回路を介して第2のデータ
選択回路をクロック入出力端子に接続し、第3のデータ
選択回路はデータ受信端子に接続されているため第1,
第2, 第3のデータ選択回路により、クロックに同期し
てシリアル通信ができる。これにより、クロックに同
期、非同期でシリアル通信ができる。また異なるデータ
選択回路によりクロックに非同期でシリアルデータの送
信ができる。
【0030】第4発明では、接続切換回路にMOS トラン
ジスタを用いるとパターン面積が少なくなる。これによ
り、接続切換回路の小型化が図れる。
【0031】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図1は外部回路とともに示した本発明に係るマ
イクロコンピュータの要部の第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。マイクロコンピュータ1にはシリアル
通信回路4が内蔵される。シリアル通信回路4のシリア
ルデータ送信端子9は接続切換回路たるスイッチ回路16
A の共通端子16Aaと接続され、その一側切換端子16Abは
入出力インタフェース5Aのデータ選択回路たるインタフ
ェーススイッチ回路33の一側切換端子と接続される。そ
のインタフェーススイッチ回路33の他側切換端子はプロ
グラマブル入出力インタフェース32を介してデータバス
8と接続され、そのインタフェーススイッチ回路33の共
通端子はマイクロコンピュータ1の外部端子であるシリ
アルデータ外部送信端子11と接続される。
【0032】スイッチ回路16A の他側切換端子16Acは、
入出力インタフェース5Cのインタフェーススイッチ回路
33の一側切換端子と接続される。そのインタフェースス
イッチ回路33の他側切換端子はプログラマブル入出力イ
ンタフェース32を介してデータバス8と接続され、その
インタフェーススイッチ回路33の共通端子は他の外部端
子6と接続される。
【0033】シリアル通信回路4のシリアルデータ受信
端子10は、接続切換回路たるスイッチ回路16B の共通端
子16Baと接続され、その一側切換端子16Bbは入出力イン
タフェース5Bのインタフェーススイッチ回路33の一側切
換端子と接続される。そのインタフェーススイッチ回路
33の他側切換端子はプログラマブル入出力インタフェー
ス32を介してデータバス8と接続され、そのインタフェ
ーススイッチ回路33の共通端子は、シリアルデータ外部
受信端子12と接続される。スイッチ回路16B の他側切換
端子16Bcは入出力インタフェース5Dのインタフェースス
イッチ回路33の一側切換端子と接続され、そのインタフ
ェーススイッチ回路33の他側切換端子はプログラマブル
入出力インタフェース32を介してデータバス8と接続さ
れ、そのインタフェーススイッチ回路33の共通端子は他
の外部端子6′と接続される。
【0034】インタフェーススイッチ回路33,33,33,33
は、図示しないCPU から出力されるインタフェース制御
信号Si により切換制御される。スイッチ回路16A と16
B とは連動制御するようになっており、スイッチ回路16
A はシリアル通信回路4のシリアルデータ送信端子9
を、入出力インタフェース5Aのインタフェーススイッチ
回路33と、入出力インタフェース5Cのインタフェースス
イッチ回路33とに切換接続する。スイッチ回路16B はシ
リアル通信回路4のシリアルデータ受信端子10を、入出
力インタフェース5Bのインタフェーススイッチ回路33
と、入出力インタフェース5Dのインタフェーススイッチ
回路33とに切換接続するようになっている。マイクロコ
ンピュータ1がクロックに非同期でシリアル通信する場
合は、スイッチ回路16A,16B がレジスタ19のデータによ
り切換制御されるようになっている。これによりマイク
ロコンピュータ1が構成される。
【0035】マイクロコンピュータ1外の外部回路13の
データ受信端子13R (データ送信端子13T ) は、マイク
ロコンピュータ1のシリアルデータ外部送信端子11 (シ
リアルデータ外部受信端子12) と接続される。また外部
回路13′のデータ受信端子13 R (データ送信端子13T )
は、マイクロコンピュータ1の他の外部端子6 (6′)
と接続される。
【0036】次にこのマイクロコンピュータ1のシリア
ル通信動作を、図2とともに説明する。図2は図1にお
けるスイッチ回路16A,16B の切換状態と異なる切換状態
を示したものであって、図1と同様に構成されており、
同一構成部分には同一符号を付している。図1に示すよ
うにレジスタ19のデータにより、スイッチ回路16A(16B)
を一側切換端子16Ab(16Bb)側へ切換え、またインタフェ
ーススイッチ回路33,33,33,33 を、実線で示すようにそ
の一側切換端子側へ切換えると、シリアル通信回路4の
シリアルデータ送信端子9がシリアルデータ外部送信端
子11と接続され、また、シリアルデータ受信端子10が、
シリアルデータ外部受信端子12と接続されて、一方の外
部回路13とシリアル通信回路4との間でクロックに非同
期でシリアル通信ができる。
【0037】また、レジスタ19のデータによりスイッチ
回路16A,16B を図2に示すように切換えた場合は、シリ
アル通信回路4のシリアルデータ送信端子9が他の外部
端子6と接続され、またシリアルデータ受信端子10が他
の外部端子6と接続されて、他方の外部回路13′とシリ
アル通信回路4との間でクロックに非同期でシリアル通
信ができる。なお、ここではシリアルデータ送信端子9
を選択したシリアルデータ外部端子11又は外部端子6と
接続してシリアル通信回路4から外部回路13又は13′へ
シリアルデータを送信するようにしているが、スイッチ
回路を多数個使用して、それに対応して設けたシリアル
データ外部送信端子及び多数の外部端子のいずれかを選
択するようにすれば、シリアル通信回路から多数の外部
回路に対し、シリアルデータを送信することができる。
またシリアルデータ受信端子10についても同様に構成す
ることにより、多数の外部回路からのシリアルデータを
シリアル通信回路4が受信することができる。なお、シ
リアル通信を行わない場合は、シリアルデータ外部送信
端子11、シリアルデータ外部受信端子12及び外部端子
6, 6′は、夫々に接続されたインタフェーススイッチ
回路33を介してプログラマブル入出力インタフェース32
と接続される。
【0038】ここで、クロックに非同期のシリアル通信
を行っているときに、入出力インタフェース5C,5D のイ
ンタフェーススイッチ回路33,33 をプログラマブル入出
力インタフェース側へ切換えると、外部回路13とマイク
ロコンピュータ1との間でシリアル通信を行うととも
に、外部回路13′とマイクロコンピュータ1との間でプ
ログラマブル入出力インタフェース32,32 の入出力デー
タを入出力することができる。この場合、外部回路13′
はシリアル通信回路4との間でシリアル通信を行わな
い。
【0039】また、スイッチ回路16A,16B が連動して切
換制御されるから、外部回路13′とシリアル通信を行な
う場合において、入出力インタフェース5A,5B のインタ
フェーススイッチ回路33,33 を切換制御してシリアルデ
ータ外部送信端子11と、シリアルデータ外部受信端子12
とを、プログラマブル入出力インタフェース32,32 と接
続した状態に切換えることで、外部回路13′とシリアル
通信を行なうことができるとともに、外部回路13とマイ
クロコンピュータ1との間でプログラマブルインタフェ
ース32の入出力データの入出力を行なうことができる。
そのとき外部回路13はシリアル通信回路4との間でシリ
アル通信を行わない。また、スイッチ回路16A,16B を所
定時間間隔で切換制御することにより、外部回路13, 1
3′に対するシリアル通信を時分割に交互に行なうこと
ができる。
【0040】図3は外部回路とともに示す本発明に係る
マイクロコンピュータの要部の第2実施例の構成を示す
ブロック図である。シリアル通信回路4のシリアルデー
タ送信端子9は、接続切換回路たるスイッチ回路16A の
共通端子16Aaと接続され、シリアルデータ受信端子10は
接続切換回路たるスイッチ回路16B の共通端子16Baと接
続される。スイッチ回路16A の一側切換端子16Abは、接
続切換回路たるスイッチ回路17A の一側切換端子17Abと
接続され、他側切換端子16Acは接続切換回路たるスイッ
チ回路18B の他側切換端子18Bcと接続される。接続切換
回路たるスイッチ回路16B の一側切換端子16Bbは、スイ
ッチ回路18A の一側切換端子18Abと接続され、他側切換
端子16Bcは接続切換回路たるスイッチ回路17B の他側切
換端子17Bcと接続される。スイッチ回路17A の他側切換
端子17Acとスイッチ回路17B の一側切換端子17Bbとが接
続される。
【0041】接続切換回路たるスイッチ回路18A の他側
切換端子18Acと接続切換回路たるスイッチ回路18B の一
側切換端子18Bbとが接続される。スイッチ回路17(18A,1
8B,17B) の共通端子17Aa(18Aa,18Ba,17Ba)は入出力イン
タフェース5A(5B,5C,5D)のデータ選択回路たるインタフ
ェーススイッチ回路33(33,33,33)の一側切換端子と接続
され、その他側切換端子は入出力インタフェース5A(5B,
5C,5D)のプログラマブル入出力インタフェース32(32,3
2,32)を介してデータバス8と接続される。入出力イン
タフェース5A(5B,5C,5D)のインタフェーススイッチ回路
33(33,33,33)の共通端子は、マイクロコンピュータ1の
シリアルデータ外部送信端子11 (シリアルデータ外部受
信端子12、外部端子6, 6′) と接続される。スイッチ
回路16A,16B は、レジスタ19A のデータにより連動して
切換制御される。スイッチ回路17Aと17B とが、またス
イッチ回路18A と18B とがレジスタ19B のデータにより
連動して切換制御される。インタフェーススイッチ回路
33,33,33,33 は図示しないCPU からのインタフェース制
御信号Si により切換制御される。これらによりマイク
ロコンピュータ1が構成される。
【0042】シリアルデータ外部送信端子11は、外部回
路13のデータ受信端子13R と接続され、シリアルデータ
外部受信端子12は、外部回路13のデータ受信端子13T
接続される。また他の外部端子6は外部回路13′のデー
タ受信端子13′R と接続され、他の外部端子6′は外部
回路13′のデータ送信端子13′T と接続される。
【0043】次にこのマイクロコンピュータ1のシリア
ル通信動作を、図4及び図5とともに説明する。図4,
図5は図3におけるスイッチ回路16A,16B,17A,17B,18A,
18Bの切換状態と異なる切換状態を示したものであっ
て、図3と同様に構成されており、同一構成部分には同
一符号を付している。
【0044】クロックに非同期でシリアル通信を行なう
場合に、レジスタ19A,19B のデータによりスイッチ回路
16A(16B)を一側切換端子16Ab(16Bb)側へ切換、スイッチ
回路17A(17B)を他側切換端子17Ac (一側切換端子17Bb)
側へ切換え、スイッチ回路18A(18B)を他側切換端子18Ac
(一側切換端子18Ab) 側へ切換え、更にインタフェース
スイッチ回路33,33,33,33 を実線で示すように切換える
とマイクロコンピュータ1のシリアルデータ外部送信端
子11と、マイクロコンピュータ1の他の外部端子6′と
がスイッチ回路17A,17B を介して接続され、またマイク
ロコンピュータ1のシリアルデータ外部受信端子12とマ
イクロコンピュータ1の他の外部端子6とがスイッチ回
路18A,18B を介して接続される。これにより、外部回路
13のデータ受信端子13R と外部回路13′のデータ送信端
子13′T とが接続され、また外部回路13のデータ送信端
子13T と外部回路13′のデータ受信端子13′R とがマイ
クロコンピュータ1を介して接続される。
【0045】このとき、シリアル通信回路4のシリアル
データ送信端子9及びシリアルデータ受信端子10は、マ
イクロコンピュータ1のシリアルデータ外部送信端子1
1、シリアルデータ外部受信端子12及び他の外部端子6,
6′のいずれにも接続されない。また、スイッチ回路1
6A,16B が他側切換端子16Ac,16Bc 側に切換えられてい
ても同様である。したがって、図3に示すスイッチ回路
の切換状態では、外部回路13と外部回路13′との間でマ
イクロコンピュータ1を介して通信ができる。
【0046】次にスイッチ回路16A,16B の切換状態をそ
のままとし、レジスタ19B のデータにより、スイッチ回
路17A(17B)を一側切換端子17Ab (他側切換端子17Bc) 側
に切換え、スイッチ回路18A(18B)を一側切換端子18Ab
(他側切換端子18Bc) 側に切換え、図4に示す切換状態
にすると、図1に示したと同様の接続状態となり、シリ
アルデータ外部送信端子11はインタフェーススイッチ回
路33、スイッチ回路17A,16A を介してシリアルデータ送
信端子9と接続され、シリアルデータ外部受信端子12は
インタフェーススイッチ回路33、スイッチ回路18A,16B
を介してシリアルデータ受信端子10と接続される。これ
により、シリアル通信回路4と外部回路13との間でクロ
ックに非同期でシリアル通信を行なうことができる。
【0047】また、レジスタ19A のデータによりスイッ
チ回路16A,16B を他側切換端子16Ac,16Bc 側に切換え、
図5に示す切換状態にすると、外部端子6はインタフェ
ーススイッチ回路33、スイッチ回路18B,16A を介してシ
リアルデータ送信端子9と接続される。また、外部端子
6′は、インタフェーススイッチ回路33、スイッチ回路
17B,16B を介してシリアルデータ受信端子10と接続され
て、シリアル通信回路4と、他方の外部回路13′との間
でクロックに非同期でシリアル通信を行なうことができ
る。
【0048】なお、このようなシリアル通信を行わない
場合は、シリアルデータ外部送信端子11、シリアルデー
タ外部受信端子12及び他の外部端子6, 6′をインタフ
ェーススイッチ回路33を介してプログラマブル入出力イ
ンタフェース32と接続する。
【0049】図6は外部回路とともに示す本発明に係る
マイクロコンピュータの要部の第3実施例の構成を示す
ブロック図である。マイクロコンピュータ1に内蔵され
ているシリアル通信回路4のシリアルデータ送信端子9
は接続切換回路たるスイッチ回路39の共通端子39a と接
続される。スイッチ回路39の一側切換端子39b は入出力
インタフェース5Aのデータ選択回路たるインタフェース
スイッチ回路33の一側切換端子と接続される。インタフ
ェーススイッチ回路33の他側切換端子はプログラマブル
入出力インタフェース32を介してデータバス8と接続さ
れ、その共通端子はシリアルデータ外部送信端子11と接
続される。スイッチ回路39の他側切換端子39c は接続切
換回路たるスイッチ回路40の一側切換端子40b と接続さ
れる。スイッチ回路40の他側切換端子40c は、シリアル
通信回路4のクロック入出力端子14と接続され、その共
通端子40a は入出力インタフェース5Cのインタフェース
スイッチ回路33の一側切換端子と接続され、その他側切
換端子はプログラマブル入出力インタフェース32を介し
てデータバス8と接続される。
【0050】入出力インタフェース5Cのインタフェース
スイッチ回路33の共通端子はマイクロコンピュータ1の
他の外部端子15と接続される。シリアル通信回路4のシ
リアルデータ受信端子10は、入出力インタフェース5Bの
インタフェーススイッチ回路33の一側切換端子と接続さ
れ、その他側切換端子は入出力インタフェース5Bのプロ
グラマブル入出力インタフェース32を介してデータバス
8と接続される。そのインタフェーススイッチ回路33の
共通端子はシリアルデータ外部受信端子12と接続され
る。インタフェーススイッチ回路33,33,33は図示しない
CPU からのインタフェース制御信号Si により切換制御
される。これによりマイクロコンピュータ1が構成され
る。
【0051】シリアルデータ外部送信端子11は一方の外
部回路13のデータ受信端子13R と接続され、シリアルデ
ータ外部受信端子12は外部回路13のデータ送信端子13T
と接続される。他の外部端子15は他方の外部回路13′の
データ受信端子13′R と接続される。スイッチ回路39,4
0 は連動せず、レジスタ19のデータにより切換制御され
る。
【0052】次にこのように構成したマイクロコンピュ
ータ1の動作を、図7及び図8とともに説明する。図
7, 図8は図6におけるスイッチ回路39,40 の切換状態
と異なる切換状態を示したものであって、図6と同様に
構成されており、同一構成部分には同一符号を付してい
る。レジスタ19のデータによりスイッチ回路39,40 をと
もに一側切換端子39b,40b 側へ切換え、またインタフェ
ース制御信号Si により入出力インタフェース5A,5B,5C
のインタフェーススイッチ回路33,33,33とともに実線で
示すように切換え、クロックに非同期でシリアル通信を
行なう場合は、図6に示すように、シリアルデータ送信
端子9とシリアルデータ外部送信端子11とが入出力イン
タフェース5Aのインタフェーススイッチ回路33、スイッ
チ回路39を介して接続され、シリアルデータ受信端子10
とシリアルデータ外部受信端子12とが入出力インタフェ
ース5Bのインタフェーススイッチ回路33を介して接続さ
れているため、シリアル通信回路4と一方の外部回路13
との間でクロックに非同期でシリアル通信を行なうこと
ができる。
【0053】また、レジスタ19のデータによりスイッチ
回路39のみを他側切換端子39c 側へ切換えると、図7に
示すようにシリアルデータ送信端子9とマイクロコンピ
ュータ1の他の外部端子15とが入出力インタフェース5C
のインタフェーススイッチ回路33、スイッチ回路39,40
を介して接続されて、シリアル通信回路4から他方の外
部回路13′に対してクロックに非同期のシリアル通信の
うち、シリアルデータの送信のみが行える。この場合、
外部回路13のデータ送信端子13T とシリアルデータ受信
端子10とが接続されているが、外部回路13からのシリア
ルデータをシリアル通信回路4が受信しない。また、外
部回路13′はシリアル通信回路4に対しシリアルデータ
を送信しない。このようにシリアル通信において、マイ
クロコンピュータ1から外部回路13へシリアルデータを
送信するが、外部回路13からのシリアルデータを受信し
ないような使用方法も可能である。
【0054】更に、外部回路13′を用いず、外部回路13
のクロック入出力端子13c を他の外部端子15と接続し、
レジスタ19のデータにより、スイッチ回路39を一側切換
端子39b 側へ切換え、スイッチ回路40を他側切換端子40
c 側へ切換えると、図8に示すようにシリアルデータ送
信端子9とシリアルデータ外部送信端子11とが入出力イ
ンタフェース5Aのインタフェーススイッチ回路33、スイ
ッチ回路39を介して接続され、シリアルデータ受信端子
10とシリアルデータ外部受信端子12とが接続されてい
て、またクロック入出力端子14と外部回路13のクロック
入出力端子13c とが入出力インタフェース5Cのインタフ
ェーススイッチ回路33、スイッチ回路40を介して接続さ
れて、シリアル通信回路4が出力するクロックに同期し
て、外部回路13とシリアル通信回路4との間でシリアル
通信を行なうことができる。
【0055】次に本発明に係るマイクロコンピュータに
用いているスイッチ回路の構成を説明する。スイッチ回
路の構成の説明に先立ち、先ずMOS トランジスタについ
て説明する。図9はNチャネルMOS トランジスタの構成
図である。NチャネルMOS トランジスタNTはゲートGと
ソースSとドレインDとから構成される。このNチャネ
ルMOS トランジスタNTは、そのゲートGにHレベルのデ
ータが入力されたときにオンし、ソースSに入力された
Hレベル又はLレベルのデータがドレインDに伝達され
る。また、ゲートGにLレベルのデータが入力されたと
き、NチャネルMOS トランジスタNTがオフし、ソースS
に入力されたHレベル又はLレベルのデータはドレイン
Dに伝達されない。
【0056】図10はPチャネルMOS トランジスタの構成
図である。PチャネルMOS トランジスタPTは、ゲートG
とソースSとドレインDとから構成される。このPチャ
ネルMOS トランジスタPTは、ゲートGにLレベルのデー
タが入力されたときにオンし、ソースSに入力されたH
レベル又はLレベルのデータがドレインDへ伝達され
る。また、ゲートGにHレベルのデータが入力されたと
きPチャネルMOS トランジスタPTがオフし、ソースSに
入力されたHレベル又はLレベルのデータがドレインD
に伝達されない。
【0057】図11はトランスファゲートの構成図であ
る。トランスファゲートTGは、NチャネルMOS トランジ
スタNTと、PチャネルMOS トランジスタPTとを並列接続
して構成される。トランスファゲートTGは、Nチャネル
MOS トランジスタNTのゲートGにHレベルのデータが入
力されると同時にPチャネルMOS トランジスタPTのゲー
トGにLレベルのデータが入力された場合、両トランジ
スタNT,PT がともにオンし、即ちトランスファゲートGT
がオンして、NチャネルMOS トランジスタNT及びPチャ
ネルMOS トランジスタPTのソースSにLレベル、Hレベ
ルいずれのデータが入力されても、それがNチャネルMO
S トランジスタNT及びPチャネルMOS トランジスタPTの
ドレインDに伝達される。
【0058】またNチャネルMOS トランジスタNTのゲー
トGにLレベルのデータが入力されると同時にPチャネ
ルMOS トランジスタPTのゲートGにHレベルのデータが
入力された場合、両トランジスタNT,PT がともにオフ
し、即ちトランスファゲートGTがオフして、Nチャネル
MOS トランジスタNT及びPチャネルMOS トランジスタPT
のソースSに、Lレベル、Hレベルのいずれのデータが
入力されても、それがNチャネルMOS トランジスタNT及
びPチャネルMOS トランジスタPTのドレインDに伝達さ
れない。
【0059】図12は、図6に示すスイッチ回路39(40)の
構成を示すブロック図である。トランスファゲートTG1
のドレインD側は一側切換端子39b(40b)と接続される。
トランスファゲートTG2 のドレインD側は他側切換端子
39c(40c)と接続される。トランスファゲートTG1 , TG2
のソースS側は共通接続されて共通端子39a(40a)と接続
される。トランスファゲートTG1 のNチャネルMOS トラ
ンジスタNT1 のゲートGと、トランスファゲートTG2
PチャネルMOS トランジスタPT2 のゲートGとが共通接
続され、トランスファゲートTG1 のPチャネルMOS トラ
ンジスタPT1 のゲートと、トランスファゲートTG2 のN
チャネルMOS トランジスタNT2 のゲートとが共通接続さ
れる。NチャネルMOS トランジスタNT1 のゲートGとP
チャネルMOS トランジスタPT2 のゲートGとの接続部は
インバータ29を介してPチャネルMOS トランジスタPT1
のゲートGとNチャネルMOS トランジスタNT2 のゲート
Gとの接続部と接続される。
【0060】このスイッチ回路39(40)は、図12に示すよ
うにインバータ29の入力がHレベルになると、インバー
タ29の出力がLレベルとなり、トランスファゲートTG1
がオンし、トランスファゲートTG2 がオフして、共通端
子39a(40a)は一側切換端子39b(40b)と接続される。即ち
一側切換端子39b(40b)側に切換わる。
【0061】図13は図12のスイッチ回路の異なる切換状
態を示している。図13に示すようにインバータ29の入力
がLレベルになると、インバータ29の出力がHレベルと
なり、トランスファゲートTG1 がオフし、トランスファ
ゲートTG2 がオンして、共通端子39a(40a)は一側切換端
子39c(40c)と接続される。即ち他側切換端子39c(40c)側
に切換わる。
【0062】図14は、図1に示した連動制御するスイッ
チ回路16A,16B の構成を示すブロック図である。トラン
スファゲートTG1 のドレインD側は一側切換端子16Abと
接続され、トランスファゲートTG2 のドレインD側は他
側切換端子16Acと接続される。トランスファゲートTG3
のドレインD側は一側切換端子16Bbと接続され、トラン
スファゲートTG4 のドレインD側は他側切換端子16Bcと
接続される。トランスファゲートTG1 , TG2 のソースS
側は共通接続されて共通端子16Aaと接続される。トラン
スファゲートTG3 , TG4 のソースS側は共通接続されて
共通端子16Baと接続される。トランスファゲートTG1
NチャネルMOS トランジスタNT1 のゲートGと、トラン
スファゲートTG2 のPチャネルMOS トランジスタPT2
ゲートGと、トランスファゲートTG3 のNチャネルMOS
トランジスタNT3 のゲートGと、トランスファゲートTG
4 のPチャネルMOS トランジスタPT4 のゲートGとが共
通接続される。
【0063】また、トランスファゲートTG1 のPチャネ
ルMOS トランジスタPT1 のゲートGと、トランスファゲ
ートTG2 のNチャネルMOS トランジスタNT2 のゲートG
と、トランスファゲートTG3 のPチャネルMOS トランジ
スタPT3 のゲートGと、トランスファゲートTG4 のNチ
ャネルMOS トランジスタNT4 のゲートGとが共通接続さ
れる。NチャネルMOS トランジスタNT1 のゲートGと、
PチャネルMOS トランジスタPT2 のゲートGと、Nチャ
ネルMOS トランジスタNT3 のゲートGとPチャネルMOS
トランジスタPT4 のゲートGとの接続部は、インバータ
29を介して、PチャネルMOS トランジスタPT1 のゲート
Gと、NチャネルMOS トランジスタNT2のゲートGと、
PチャネルMOS トランジスタPT3 のゲートGと、Nチャ
ネルMOSトランジスタNT4 のゲートGとの接続部と接続
される。
【0064】このスイッチ回路16A,16B は、図14に示す
ようにインバータ29の入力がHレベルになるとインバー
タ29の出力がLレベルになり、トランスファゲートT
G1 ,TG 3 がオンし、トランスファゲートTG2 ,TG4
オフして、共通端子16Aa(16Ba)と一側切換端子16Ab(16B
b)とが接続される。即ちスイッチ回路16A,16B はともに
一側切換端子16Ab,16Bb 側に切換わる。
【0065】図15は図14のスイッチ回路の異なる切換状
態を示している。図15に示すようにインバータ29の入力
がLレベルになると、インバータ29の出力がHレベルに
なり、トランスファゲートTG2 ,TG4 がオンし、トラン
スファゲートTG1 ,TG3 がオフして、共通端子16Aa(16B
a)と他側切換端子16Ac(16Bc)とが接続される。即ち、ス
イッチ回路16A,16B はともに他側切換端子16Ac,16Bc 側
に切換わる。
【0066】図16は図3に示した連動動作するスイッチ
回路17A,17B(18A,18B)の構成を示すブロック図である。
トランスファゲートTG1 のドレインD側はスイッチ回路
17A(18A)の一側切換端子17Ab(18Ab)と接続され、トラン
スファゲートTG2 のドレインD側は他側切換端子17Ac(1
8Ac)と接続される。トランスファゲートTG3 のドレイン
D側はスイッチ回路17B(18B)の一側切換端子17Bb(18Bb)
と接続され、トランスファゲートTG4 のドレインD側は
他側切換端子17Bc(18Bc)と接続される。トランスファゲ
ートTG1,TG2 のソースS側は共通接続されて共通端子1
7Aa(18Aa)と接続される。
【0067】トランスファゲートTG1 のNチャネルMOS
トランジスタNT1 のゲートGと、トランスファゲートTG
2 のPチャネルMOS トランジスタPT2 のゲートGと、ト
ランスファゲートTG3 のPチャネルMOS トランジスタPT
3 のゲートGと、トランスファゲートTG4 のNチャネル
MOS トランジスタNT4 のゲートGとが共通に接続され
る。トランスファゲートTG1 のPチャネルMOS トランジ
スタPT1 のゲートGと、トランスファゲートTG2 のNチ
ャネルMOS トランジスタNT2 のゲートGと、トランスフ
ァゲートTG3 のNチャネルMOS トランジスタNT3 のゲー
トGと、トランスファゲートTG4 のPチャネルMOS トラ
ンジスタPT4 のゲートGとが共通接続される。Nチャネ
ルMOS トランジスタNT1 のゲートGと、PチャネルMOS
トランジスタPT2 のゲートGと、PチャネルMOS トラン
ジスタPT3 のゲートGと、NチャネルMOS トランジスタ
NT4 のゲートGとの接続部は、インバータ29を介して、
PチャネルMOS トランジスタPT1 のゲートGと、Nチャ
ネルMOS トランジスタNT2 のゲートGと、NチャネルMO
S トランジスタNT3 のゲートGと、PチャネルMOS トラ
ンジスタPT4 のゲートGとの接続部と接続される。
【0068】このスイッチ回路17A,17B(18A,18B)は図16
に示すようにインバータ29の入力がHレベルになると、
インバータ29の出力がLレベルとなり、トランスファゲ
ートTG1 ,TG4 がともにオンし、トランスファゲートTG
2 ,TG3 がともにオフして、共通端子17Aa(18Aa)はスイ
ッチ回路17A(18A)の一側切換端子17Ab(18Ab)と接続さ
れ、共通端子17Ba(18Ba)はスイッチ回路17B(18B)の他側
切換端子17Bc(18Bc)と接続される。即ち、スイッチ回路
17A(18A)は一側切換端子17Ab(18Ab)側に切換わり、スイ
ッチ回路17B(18B)は他側切換端子17Bc(18Bc)側に切換わ
る。
【0069】図17は図16のスイッチ回路の異なる切換状
態を示している。図17に示すようにインバータ29の入力
がLレベルになると、インバータ29の出力がHレベルと
なり、トランスファゲートTG2 ,TG3 がともにオンし、
トランスファゲートTG1 ,TG 4 がともにオフして共通端
子17Aa(18Aa)は、スイッチ回路17A(18A)の他側切換端子
17Ac(18Ac)と接続され、共通端子17Ba(18Ba)はスイッチ
回路17B(18B)の一側切換端子17Bb(18Bb)と接続される。
即ち、スイッチ回路17A(18A)は他側切換端子17Ac(18Ac)
側に切換わり、スイッチ回路17B(18B)は一側切換端子17
Bb(18Bb)側に切換わる。
【0070】このようにして、スイッチ回路16A,16B 、
17A,17B 、18A,18B 、39、40をMOSトランジスタにより
構成してスイッチ回路の回路パターン面積を縮小し、ス
イッチ回路を小型化できる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように第1発明のマイクロ
コンピュータは、マイクロコンピュータに内蔵している
シリアル通信回路に割り当てられたマイクロコンピュー
タの外部端子と異なる他の外部端子を介して、複数の外
部回路とシリアル通信回路との間でシリアル通信を行な
うことができ、また複数の外部回路と時分割にシリアル
通信を行なうことができる。
【0072】第2発明のマイクロコンピュータは、それ
を介して1つの外部回路と、他の1つの外部回路との間
で通信を行わせることができる。またシリアル通信回路
に割り当てられたマイクロコンピュータの外部端子と異
なる外部端子を介して、複数の外部回路とシリアル通信
回路との間でシリアル通信を行なうことができ、更に複
数の外部回路と時分割にシリアル通信を行なうことがで
きる。
【0073】第3発明のマイクロコンピュータは、クロ
ックに非同期で1つの外部回路とシリアル通信回路との
間で、シリアル通信を行なうことができ、またシリアル
通信回路から他の外部回路へシリアルデータの送信がで
きる。更にクロックに同期して、1つの外部回路とシリ
アル通信回路との間でシリアル通信を行なうことができ
る。
【0074】第4発明のマイクロコンピュータは、スイ
ッチ回路をMOS トランジスタで構成するため、スイッチ
回路の回路パターン面積を縮小でき、マイクロコンピュ
ータの小型化が図れる。そのため、本発明のマイクロコ
ンピュータを用いる場合には、マイクロコンピュータを
搭載する回路基板上に、シリアル通信対象の外部回路を
選択するためのスイッチ回路を備える必要がないから、
回路基板面積を大きくする必要がなく、それによるコス
トアップを解消できる。また、マイクロコンピュータが
搭載される回路基板上に外部回路を選択するためのスイ
ッチ回路を設ける必要がないから、回路基板におけるプ
リント配線の位置の変更を全く考慮する必要がなく、そ
の煩わしさを解消できる。
【0075】更にパーソナルコンピュータと回路基板上
のマイクロコンピュータ間あるいはパーソナルコンピュ
ータと回路基板上の外部回路との間でシリアル通信を行
なう場合には、従来のようにマイクロコンピュータを搭
載する回路基板上にそれらを選択するスイッチ回路を設
ける必要がなく、またその複雑な制御を要しない等、本
発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るマイクロコンピュータの第1実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 切換状態が異なるマイクロコンピュータの第
1実施例のブロック図である。
【図3】 本発明に係るマイクロコンピュータの第2実
施例の構成を示すブロック図である。
【図4】 切換状態が異なるマイクロコンピュータの第
2実施例のブロック図である。
【図5】 切換状態が異なるマイクロコンピュータの第
2実施例のブロック図である。
【図6】 本発明のマイクロコンピュータの第3実施例
の構成を示すブロック図である。
【図7】 切換状態が異なるマイクロコンピュータの第
3実施例のブロック図である。
【図8】 切換状態が異なるマイクロコンピュータの第
3実施例のブロック図である。
【図9】 NチャネルMOS トランジスタの構成図であ
る。
【図10】 PチャネルMOS トランジスタの構成図であ
る。
【図11】 トランスファゲートの構成図である。
【図12】 スイッチ回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】 切換状態が異なるスイッチ回路のブロック
図である。
【図14】 連動制御する2つのスイッチ回路の構成を
示すブロック図である。
【図15】 切換状態が異なる2つのスイッチ回路の構
成を示すブロック図である。
【図16】 連動制御する2つのスイッチ回路の構成を
示すブロック図である。
【図17】 切換状態が異なる2つのスイッチ回路の構
成を示すブロック図である。
【図18】 従来のマイクロコンピュータの構成を示す
ブロック図である。
【図19】 入出力インタフェースの構成を示すブロッ
ク図である。
【図20】 クロックに非同期でシリアル通信を行なう
場合の配線状態図である。
【図21】 クロックに非同期でシリアル通信する場合
の通信データフォーマットを示す図である。
【図22】 クロックに同期してシリアル通信する場合
の配線状態図である。
【図23】 クロックに同期してシリアル通信する場合
の通信データフォーマットを示す図である。
【図24】 複数の外部回路とシリアル通信回路との間
でシリアル通信を行なう場合の従来の配線状態図であ
る。
【図25】 パーソナルコンピュータと回路基板上のマ
イクロコンピュータ及び外部回路との間でシリアル通信
を行なう状態図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ、4 シリアル通信回路、9
シリアルデータ送信端子、10 シリアルデータ受信端
子、11 シリアルデータ外部送信端子、12 シリアルデ
ータ外部受信端子、13, 13′ 外部回路、16A,16B ス
イッチ回路、17A,17B ,18A,18B スイッチ回路、19,1
9A,19B レジスタ、39,40 スイッチ回路、NT Nチャ
ネルMOS トランジスタ、PT PチャネルMOS トランジス
タ、TG, TG1 ,TG2 ,TG3 ,TG4 トランスファゲー
ト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルデータを送受信するシリアル通
    信回路と、パラレルデータを入出力するインタフェース
    と、前記シリアル通信回路及び前記インタフェースを択
    一的に選択するデータ選択回路と、該データ選択回路に
    対応しておりデータ選択回路と接続する外部端子とを備
    えるマイクロコンピュータにおいて、 前記データ選択回路を複数備えており、第1,第2のデ
    ータ選択回路と前記シリアル通信回路に設けているデー
    タ送信端子との間に介装されており、第1,第2のデー
    タ選択回路を択一的に選択する第1の切換回路と、第
    3,第4のデータ選択回路及びシリアル通信回路に設け
    ているデータ受信端子の間に介装されており、第3,第
    4のデータ選択回路を択一的に選択する第2の切換回路
    とを備え、第1,第2の切換回路を連動して切換制御す
    る構成にしてあることを特徴とするマイクロコンピュー
    タ。
  2. 【請求項2】 シリアルデータを送受信するシリアル通
    信回路と、パラレルデータを入出力するインタフェース
    と、前記シリアル通信回路及び前記インタフェースを択
    一的に選択するデータ選択回路と、該データ選択回路に
    対応しておりデータ選択回路と接続する外部端子とを備
    えるマイクロコンピュータにおいて、 前記データ選択回路を複数備えており、第1のデータ選
    択回路及び前記シリアル通信回路に設けているデータ送
    信端子の間に介装されている第1の接続切換回路及び第
    2の接続切換回路と、第2のデータ選択回路及びシリア
    ル通信回路に設けているデータ受信端子の間に介装され
    ている第3の接続切換回路及び第4の接続切換回路と、
    第3のデータ選択回路及び第4のデータ選択回路の間に
    介装されている第5の接続切換回路及び第6の接続切換
    回路とを備え、第2,第4の接続切換回路が連動して切
    換制御され、第1,第3の接続切換回路が連動して相補
    に切換制御され、第5,第6の接続切換回路が連動して
    相補に切換制御されるようになしており、データ送信端
    子及びデータ受信端子が開放状態の場合は、第1,第2
    のデータ選択回路が第1,第3の接続切換回路を介して
    相互に接続されるとともに、第3,第4のデータ選択回
    路が第5,第6の接続切換回路を介して接続され、第
    3,第4のデータ選択回路が相互に接続されない場合
    は、第1のデータ選択回路とデータ送信端子とが第1,
    第2の接続切換回路を介して接続され、第3のデータ選
    択回路とデータ受信端子とが第5,第4の接続切換回路
    を介して接続される状態、又は第4のデータ選択回路と
    データ送信端子とが第6,第2の接続切換回路を介して
    接続され、第2のデータ選択回路とデータ受信端子とが
    第3,第4の接続切換回路を介して接続される状態が得
    られる構成にしてあることを特徴とするマイクロコンピ
    ュータ。
  3. 【請求項3】 シリアルデータを送受信するシリアル通
    信回路と、パラレルデータを入出力するインタフェース
    と、前記シリアル通信回路及び前記インタフェースを択
    一的に選択するデータ選択回路と、該データ選択回路に
    対応しておりデータ選択回路と接続する外部端子とを備
    えるマイクロコンピュータにおいて、 前記データ選択回路を複数備えており、第1のデータ選
    択回路及び前記シリアル通信回路に設けているデータ送
    信端子の間に介装されている第1の接続切換回路と、第
    2のデータ選択回路及びシリアル通信回路に設けている
    クロック入出力端子の間に介装されている第2の接続切
    換回路とを備え、第3のデータ選択回路をシリアル通信
    回路に設けているデータ受信端子と接続しており、第
    1,第2の接続切換回路の切換制御により、クロック入
    出力端子を開放状態にした場合は、第1のデータ選択回
    路及びデータ送信端子を、第1の接続切換回路を介して
    接続した状態、又は第2のデータ選択回路及びデータ送
    信端子を第1,第2の接続切換回路を介して接続した状
    態が得られ、第2のデータ選択回路及びクロック入出力
    端子を第2の接続切換回路を介して接続した場合は、第
    1のデータ選択回路及びデータ送信端子を、第1の接続
    切換回路を介して接続した状態が得られる構成にしてあ
    ることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 接続切換回路を、MOS トランジスタによ
    り構成してある請求項1、請求項2又は請求項3のいず
    れかに記載のマイクロコンピュータ。
JP7134212A 1995-05-31 1995-05-31 マイクロコンピュータ Pending JPH08328703A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100359422B1 (ko) * 1997-04-02 2003-03-29 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 시리얼 통신회로
KR100545457B1 (ko) * 1997-06-04 2006-04-12 소니 가부시끼 가이샤 외부기억장치

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KR100359422B1 (ko) * 1997-04-02 2003-03-29 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 시리얼 통신회로
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