JPH08324580A - 筒状容器 - Google Patents
筒状容器Info
- Publication number
- JPH08324580A JPH08324580A JP16442495A JP16442495A JPH08324580A JP H08324580 A JPH08324580 A JP H08324580A JP 16442495 A JP16442495 A JP 16442495A JP 16442495 A JP16442495 A JP 16442495A JP H08324580 A JPH08324580 A JP H08324580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- resin sheet
- tubular container
- cylindrical container
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】 商品の視認性に優れ且つ容器の保管時等は
容積を減少でき、省スペース化が可能な筒状容器。 【構 成】 合成樹脂製シートを筒状に形成した胴部2
と該胴部2の片端に嵌着した蓋部3よりなる筒状容器に
おいて、該合成樹脂製シートには、少なくとも2本の折
り曲げ罫線4a,4aが施されており、該蓋部3には、
前記折り曲げ罫線4a,4aによる折り曲げ形状と略合
致する角部が形成されている筒状容器。
容積を減少でき、省スペース化が可能な筒状容器。 【構 成】 合成樹脂製シートを筒状に形成した胴部2
と該胴部2の片端に嵌着した蓋部3よりなる筒状容器に
おいて、該合成樹脂製シートには、少なくとも2本の折
り曲げ罫線4a,4aが施されており、該蓋部3には、
前記折り曲げ罫線4a,4aによる折り曲げ形状と略合
致する角部が形成されている筒状容器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧品や人形、玩具、
菓子等の食品等の各種商品を展示、販売したりするとき
に使用する筒状の容器に関する。
菓子等の食品等の各種商品を展示、販売したりするとき
に使用する筒状の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の筒状容器としては、透明
なポリ塩化ビニル等の合成樹脂製シートを断面が円や楕
円となる筒形状に形成した容器がある。このような筒状
容器は、軽く商品の視認性に優れているため、様々な用
途に使用されている。
なポリ塩化ビニル等の合成樹脂製シートを断面が円や楕
円となる筒形状に形成した容器がある。このような筒状
容器は、軽く商品の視認性に優れているため、様々な用
途に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の筒
状容器は、断面が円や楕円となる形状であり、折り畳ん
だりすることができないため、容器の保管や輸送コスト
が高くなり問題となっていた。また、材料コストを安く
するため、薄肉のシートや、安価なポリプロピレン系樹
脂のシートの使用も考えられたが、シートの剛性に劣り
好ましくなかった。本発明は、上記問題点を解決した筒
状容器を提供することを課題とする。
状容器は、断面が円や楕円となる形状であり、折り畳ん
だりすることができないため、容器の保管や輸送コスト
が高くなり問題となっていた。また、材料コストを安く
するため、薄肉のシートや、安価なポリプロピレン系樹
脂のシートの使用も考えられたが、シートの剛性に劣り
好ましくなかった。本発明は、上記問題点を解決した筒
状容器を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が、上記課題と解
決する手段は、合成樹脂製シートを筒状に形成した胴部
と該胴部の片端に嵌着した蓋部よりなる筒状容器におい
て、該合成樹脂製シートには、少なくとも2本の折り曲
げ罫線が施こされており、該蓋部には、前記折り曲げ罫
線による折り曲げ形状と略合致する角部が形成されてい
ることを特徴とする筒状容器である。
決する手段は、合成樹脂製シートを筒状に形成した胴部
と該胴部の片端に嵌着した蓋部よりなる筒状容器におい
て、該合成樹脂製シートには、少なくとも2本の折り曲
げ罫線が施こされており、該蓋部には、前記折り曲げ罫
線による折り曲げ形状と略合致する角部が形成されてい
ることを特徴とする筒状容器である。
【0005】また、前記合成樹脂製シートが一軸延伸加
工されており、且つ前記折り曲げ罫線がシートの延伸方
向と略同じ方向に施こされている筒状容器である。
工されており、且つ前記折り曲げ罫線がシートの延伸方
向と略同じ方向に施こされている筒状容器である。
【0006】また、前記合成樹脂製シートがポリプロピ
レン系樹脂より形成されている筒状容器である。
レン系樹脂より形成されている筒状容器である。
【0007】
【作用】本発明は上記手段によるため、従来の円や楕円
の筒状容器と同じく商品等の視認性に優れており、且
つ、蓋部を嵌着していない片端を折り曲げ罫線により偏
平に折り畳むことにより、容積を減少することができ、
容器の輸送や保管時のスペースが少なくなる。
の筒状容器と同じく商品等の視認性に優れており、且
つ、蓋部を嵌着していない片端を折り曲げ罫線により偏
平に折り畳むことにより、容積を減少することができ、
容器の輸送や保管時のスペースが少なくなる。
【0008】また、一軸延伸加工した合成樹脂製シート
の使用により、シートの剛性が良くなり、従来より薄肉
のシートの使用が可能となる。
の使用により、シートの剛性が良くなり、従来より薄肉
のシートの使用が可能となる。
【0009】
【実施例】本発明の具体例を図面により説明する。図1
は、本発明の筒状容器1を示している。筒状容器1は、
2本の罫線4a,4aにより折り曲げて変形された筒状
の胴部2と該胴部2に嵌着し、接着された蓋部3より形
成されている。
は、本発明の筒状容器1を示している。筒状容器1は、
2本の罫線4a,4aにより折り曲げて変形された筒状
の胴部2と該胴部2に嵌着し、接着された蓋部3より形
成されている。
【0010】胴部2は、一軸延伸されたポリプロピレン
よりなる透明な合成樹脂製シート4に2本の罫線4a,
4aを施し、該罫線4a,4aにより折り曲げ両端部を
重ね合せた重合部4bを接着して形成される。この際、
罫線4a,4aは、合成樹製シートの延伸方向(矢印
A)に形成される。
よりなる透明な合成樹脂製シート4に2本の罫線4a,
4aを施し、該罫線4a,4aにより折り曲げ両端部を
重ね合せた重合部4bを接着して形成される。この際、
罫線4a,4aは、合成樹製シートの延伸方向(矢印
A)に形成される。
【0011】蓋部3(図3)は、ポリプロピレンよりな
る合成樹脂製シートを圧空成形等により側面に角部3
a,3bを有する形状に形成される。また、該角部3
a,3b間の長さ(距離)は、胴部2の折径(罫線4
a,4a間のシートの長さ)より短く設定される。
る合成樹脂製シートを圧空成形等により側面に角部3
a,3bを有する形状に形成される。また、該角部3
a,3b間の長さ(距離)は、胴部2の折径(罫線4
a,4a間のシートの長さ)より短く設定される。
【0012】蓋部3は、胴部2に嵌着し、接着剤や超音
波溶着等により接着され本発明の筒状容器1となる。
波溶着等により接着され本発明の筒状容器1となる。
【0013】本発明の筒状容器1は、上記の如く一軸延
伸した合成樹脂製シート4を使用されているため剛性を
有する容器となる。このため、安価なポリプロピレン系
樹脂であっても剛性を得ることができるため使用でき
る。また、罫線4a,4aは、延伸方向と同じ方向に入
れられているため、折り曲げに対する柔軟性があり、罫
線割れが起りにくい。
伸した合成樹脂製シート4を使用されているため剛性を
有する容器となる。このため、安価なポリプロピレン系
樹脂であっても剛性を得ることができるため使用でき
る。また、罫線4a,4aは、延伸方向と同じ方向に入
れられているため、折り曲げに対する柔軟性があり、罫
線割れが起りにくい。
【0014】次に本発明の筒状容器1の使用例を説明す
る。本発明の筒状容器1は、上記構成を有するため、空
容器の保管や輸送のときには図2に示す如く、開口端部
5を罫線4a,4aにより偏平に折り畳むことにより、
減容することができる。これにより、例えば、該偏平に
折り畳んだ筒状容器1を上下逆方向としながら交互に重
ね合わせることにより、無駄なスペースが少なくなる。
該筒状容器1に商品等を詰める場合は、開口端部5を拡
げて商品を入れ、別体の蓋体(図示せず)を被せる。該
蓋体は、蓋部3と同形状のものでもよくまた、異なるも
のでもよい。該蓋対を被せることにより開口端部5の形
状も安定する。
る。本発明の筒状容器1は、上記構成を有するため、空
容器の保管や輸送のときには図2に示す如く、開口端部
5を罫線4a,4aにより偏平に折り畳むことにより、
減容することができる。これにより、例えば、該偏平に
折り畳んだ筒状容器1を上下逆方向としながら交互に重
ね合わせることにより、無駄なスペースが少なくなる。
該筒状容器1に商品等を詰める場合は、開口端部5を拡
げて商品を入れ、別体の蓋体(図示せず)を被せる。該
蓋体は、蓋部3と同形状のものでもよくまた、異なるも
のでもよい。該蓋対を被せることにより開口端部5の形
状も安定する。
【0015】尚、上記実施例では、合成樹脂製シート4
の材料としてポリプロピレンを使用したが、本発明は、
これに限定されない。合成樹脂製シート4の材質として
は、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リスチレン等公知の樹脂が使用可能である。
の材料としてポリプロピレンを使用したが、本発明は、
これに限定されない。合成樹脂製シート4の材質として
は、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リスチレン等公知の樹脂が使用可能である。
【0016】また、シートの厚みは、商品の種類や大き
さによって、例えば0.1mm2.0mm程度のものを
選択すれば良いが、特に厚みが200μm〜500μm
のものが、加工性が良く好ましい。さらに、印刷やホッ
トスタンプ、あるいは着色されたシート等により加飾し
たものでも良い。
さによって、例えば0.1mm2.0mm程度のものを
選択すれば良いが、特に厚みが200μm〜500μm
のものが、加工性が良く好ましい。さらに、印刷やホッ
トスタンプ、あるいは着色されたシート等により加飾し
たものでも良い。
【0017】また、罫線4a,4aの数も2本に限らず
3本、4本等を蓋部3の形状及び偏平に折り畳むことを
考慮し設定できる。さらに、罫線の種類も、押刃による
型押しや熱刃によるもの等公知のものを使用すれば良
い。
3本、4本等を蓋部3の形状及び偏平に折り畳むことを
考慮し設定できる。さらに、罫線の種類も、押刃による
型押しや熱刃によるもの等公知のものを使用すれば良
い。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述のように商品の視認性に
優れ且つ、容器の保管時等は、容積を減少でき、省スペ
ース化が可能である。また、一軸延伸加工した合成樹脂
製シートを使用することにより剛性を得ることができる
とともに延伸方向に罫線を施すことにより折り曲げも容
易となる。更に、ポリプロピレン系樹脂層よりなる合成
樹脂製シートを使用した場合は、安価な筒状容器を提供
することができる。
優れ且つ、容器の保管時等は、容積を減少でき、省スペ
ース化が可能である。また、一軸延伸加工した合成樹脂
製シートを使用することにより剛性を得ることができる
とともに延伸方向に罫線を施すことにより折り曲げも容
易となる。更に、ポリプロピレン系樹脂層よりなる合成
樹脂製シートを使用した場合は、安価な筒状容器を提供
することができる。
【0019】
【図1】本発明の筒状容器を示す斜視図。
【図2】(イ)本発明の筒状容器の説明図。(ロ)
(イ)のX−X断面図。
(イ)のX−X断面図。
【図3】本発明に使用する蓋部材を示す斜視図。
2:胴部 3:蓋部材 4:合成樹脂製シート 5:
罫線
罫線
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂製シートを筒状に形成した胴部
と該胴部の片端に嵌着した蓋部よりなる筒状容器におい
て、該合成樹脂製シートには、少なくとも2本の折り曲
げ罫線が施されており、該蓋部には、前記折り曲げ罫線
による折り曲げ形状と略合致する角部が形成されている
ことを特徴とする筒状容器。 - 【請求項2】 前記合成樹脂製シートが一軸延伸加工さ
れており、且つ前記折り曲げ罫線がシートの延伸方向と
略同じ方向に施こされていることを特徴とする請求項1
に記載の筒状容器。 - 【請求項3】 前記合成樹脂製シートが、ポリプロピレ
ン系樹脂より形成されていることを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の筒状容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16442495A JPH08324580A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 筒状容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16442495A JPH08324580A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 筒状容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324580A true JPH08324580A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15792896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16442495A Pending JPH08324580A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 筒状容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08324580A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08324627A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-10 | Fuji Seal Co Ltd | 折り曲げ罫線入りプラスチックシート |
JP2006117302A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 容器 |
JP2007008510A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 絞り出し容器 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP16442495A patent/JPH08324580A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08324627A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-10 | Fuji Seal Co Ltd | 折り曲げ罫線入りプラスチックシート |
JP2006117302A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 容器 |
JP2007008510A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 絞り出し容器 |
JP4702778B2 (ja) * | 2005-06-29 | 2011-06-15 | 株式会社吉野工業所 | 絞り出し容器 |
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