JPH0776140A - シート搬送装置及び記録装置 - Google Patents

シート搬送装置及び記録装置

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JPH0776140A
JPH0776140A JP22348793A JP22348793A JPH0776140A JP H0776140 A JPH0776140 A JP H0776140A JP 22348793 A JP22348793 A JP 22348793A JP 22348793 A JP22348793 A JP 22348793A JP H0776140 A JPH0776140 A JP H0776140A
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JP
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sheet
recording
lever
width
detecting
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JP22348793A
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Hiroyuki Inoue
博行 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストでシート幅を検知可能なシート搬送
装置及び、該シート搬送装置を用いて、シート幅以外の
領域で記録を行うことを防止した記録装置を提供する。 【構成】 シートPが搬送されると、回転方向に位相が
異なるシートレバー1aに接触してこれを回転させ、第
1検知スイッチ3がシートPを検知する。次に第2スイ
ッチレバー6に接触してこれを回転させ第2検知スイッ
チ8がシートPを検知する。そして各検知スイッチが検
知した時間差を計測し、この時間差と装置本体が持つ検
知時間差とシート幅との対応テーブルに照合してシート
幅を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機,プリンタ等の被
記録材にインクを吐出させて記録を行うインクジェット
記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(1)従来、プリンタ,複写機,ファクシミリ等に装備
されるシートに記録を行う記録装置やシートの画像を読
み取る読取装置においては、記録部や読取部にシートを
搬送するシート搬送装置を装備している。このシート搬
送装置においては、シートの先端を検知して記録位置や
読取位置を制御したり、シートの後端を検知して記録動
作や読取動作の終了を制御する検知スイッチが用いられ
る。
【0003】上記検知スイッチは、通常メカ的に接点を
ON/OFFするリーフスイッチ、マイクロスイッチ、
或いは光学式センサーを遮光部材によってON/OFF
するフォトインタラプタ等が用いられる。これらのうち
いずれを用いた場合でもスイッチをON/OFFする部
材が用いられることが多く、例えば先端部をシート搬送
路に突出した回動可能なレバーを設けて、該レバーが搬
送されたシートに接触して回動して検知スイッチをON
/OFFするように構成されている。
【0004】前記シートに記録を行う記録装置におい
て、前述のようにシート幅が様々なものがある場合、ホ
ストコンピュータ側でシート幅を設定し、記録装置は使
用するシート幅の中に記録が収まるように記録を行う。
或いはシリアル型の記録装置では記録ヘッドを搭載して
シート幅方向に走査するキャリッジにシート幅検知スイ
ッチを設けて、該スイッチによりシート幅を検知して万
一シート幅を越える記録命令が記録装置に送られてもシ
ート以外の場所に記録が行われないようにしていた。
【0005】(2)従来、プリンタ,複写機,ファクシ
ミリ等に装備されるシートに記録を行う記録装置やシー
トの画像を読み取る読取装置においては、記録部や読取
部にシートを搬送するシート搬送装置を装備している。
このシート搬送装置においては、シートの先端を検知し
て記録位置や読取位置を制御したり、シートの後端を検
知して記録動作や読取動作の終了を制御する検知スイッ
チが用いられる。
【0006】上記検知スイッチは、通常メカ的に接点を
ON/OFFするリーフスイッチ、マイクロスイッチ、
或いは光学式センサーを遮光部材によってON/OFF
するフォトインタラプタ等が用いられる。これらのうち
いずれを用いた場合でもスイッチをON/OFFする部
材が用いられることが多く、例えば先端部をシート搬送
路に突出した回動可能なレバーを設けて、該レバーが搬
送されたシートに接触して回動して検知スイッチをON
/OFFするように構成されている。
【0007】上記検知スイッチをON/OFFするレバ
ーは、通常シートに対して1箇所のみ設けられており、
その位置は所定のシート幅全てに対応できる位置に設け
られている。搬送されるシートの位置は装置の簡略性或
いは制御のし易さなどから片側基準を採用する場合が多
い。即ち、複数のシート幅に対応する装置では、シート
幅が狭いものも広いものも片側端部を基準としてセット
されるので、シートの中心位置は幅サイズの異なるシー
トによって夫々異なっている。従って、前記レバーが1
箇所で全ての幅サイズのシートを検知するためには、レ
バーを基準側に偏った位置に設ける必要があった。特に
葉書等の幅の狭いシートに対応するためにレバー位置は
かなり偏ったものになっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
(1)しかしながら、上記従来技術(1)においては、
シート幅検知スイッチを設けたものは、通常反射型フォ
トセンサを用いており、コストが高くなるという問題点
があった。そこで、シート幅検知を記録装置では行わ
ず、ホストコンピュータの設定のみで行うものが低価格
の装置では一般的だが、シート幅以上の記録が行われた
場合、特にインクジェット記録装置においては、インク
がプラテン等に付着して、このインクが他のシートに転
写されるおそれがあった。
【0009】(2)しかしながら、上記従来技術(2)
においては、レバーがシートと接触して回動し、検知ス
イッチをON/OFFするので、該検知スイッチがシー
トを検出している間は常にレバーとシートは接触してい
る。これはシートの搬送に摩擦負荷を与えることとな
る。特に検知スイッチのチャタリング等の問題を防止す
るため、レバーは初期位置にバネ等で付勢されているこ
とが多く、シートへの摩擦負荷はシート搬送上無視でき
ない大きさとなっていた。この摩擦負荷はシートの中心
に対し偏った位置で付与されるため、シートが斜めに搬
送される斜行が生ずるおそれがあった。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の課題
(1)を解決し、低コストでシート幅を検知可能なシー
ト搬送装置及び、該シート搬送装置を用いて、シート幅
以外の領域で記録を行うことを防止した記録装置を提供
することにある。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の課題
(2)を解決し、レバー部材のシートに対する摩擦負荷
の偏りを防止してシートの斜行を防止したシート搬送装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
(1)上記従来技術の課題(1)を達成し、以下に述べ
る実施例に適用される本発明の代表的な構成は、シート
を搬送するための搬送手段と、前記シート先端若しくは
後端を検知するための第1検知手段と、前記第1検知手
段がシート先端若しくは後端を検知してから所定の時間
差を持ってシート先端若しくは後端を検知する第2検知
手段と、を有し、前記第1検知手段は、回転軸の周囲に
回転位相が異なる位置に突設され、長手方向に複数箇所
に設けたレバー部材によってON/OFFされることを
特徴とする。
【0013】(2)上記従来技術の課題(2)を達成
し、以下に述べる実施例に適用される本発明の代表的な
構成はシートを搬送するための搬送手段と、前記シート
先端若しくは後端を検知するための検知手段と、を有
し、前記検知手段は、回転軸の周囲にシート幅応じて長
手方向に左右対称な位置に突設された複数のレバー部材
によってON/OFFされることを特徴とする。
【0014】
【作用】上記手段(1)によれば、シートが搬送される
と、回転位相が異なるレバー部材が接触して回動し、第
1検知手段によってシート先端若しくは後端を検知して
から所定の時間差を持って第2検知手段がシート先端若
しくは後端を検知する。これによって、シート幅検知ス
イッチを別に設けなくてもシート幅を検知することがで
きる。
【0015】上記手段(2)によれば、シートが搬送さ
れると、回転軸の周囲にシート幅応じて長手方向に左右
対称な位置に突設されたレバー部材が接触して回動して
検知手段をON/OFFする。
【0016】
【実施例】
〔第1実施例〕
【0017】次に前記手段(1)を適用した本発明に係
るシート搬送装置について、図面を参照して説明する。
本実施例はシート搬送装置を装備したインクジェット記
録装置を用いて説明する。図1はインクジェット記録装
置の全体構成を模式的に示す断面図、図2はシートの搬
送動作を示す模式断面図、図3は検知手段の構成を示す
斜視図、図4はシート幅検知動作を示すフローチャート
である。
【0018】先ず図1〜図3を参照してインクジェット
記録装置の概略構成について説明する。1は第1スイッ
チレバーであって、回転軸1bの周囲に羽根状のシート
レバー1a、遮光部1c、レバー1dを突設した検知手
段が長手方向に複数箇所に設けられている。上記シート
レバー1a、遮光部1c、及びレバー1dは一体的に形
成されており、夫々回転軸1bの周囲に回転位相が異な
る位置に突設されている。上記シートレバー1aはシー
トPに接触して回転するものであり、遮光部1cは第1
検知スイッチ3の赤外線を遮光することにより該第1検
知スイッチ3をON/OFFするものである。また上記
レバー1dには第1付勢バネ2が連結されており、第1
スイッチレバー1を時計回り方向に付勢している。これ
によって、シートレバー1aは、上下に設けられたシー
トガイド4,5間に形成されたシート搬送路に、切欠部
4a,5aを介して突出させている。
【0019】また上記シートレバー1aは、所定のシー
ト幅に対応する位置に設けられており、各レバーは回転
方向に位相をずらせて突設されている。例えば、シート
の基準側(図1の手前側)に配置されているシートレバ
ー1aの方が、基準側と反対側(図1の奥側)に配置さ
れているシートレバー1aより反時計回り方向に位相が
進むように設定されている。
【0020】尚、図3に示すように、第1スイッチレバ
ー1は、シート幅方向に長く形成されており、シートレ
バー1aは複数箇所に設けられているが、遮光部1c及
びこれに対応する第1検知スイッチ3は1箇所のみ設け
れば良い。またレバー1d及びこれに連結する第1付勢
バネ2も1箇所のみ設ければ良い。
【0021】6は第2スイッチレバーであり、上記シー
トガイド4,5よりシート搬送方向下流側に回動可能に
設けられている。この第2スイッチレバー6は第2付勢
バネ7によって反時計回り方向に付勢されており、これ
によって第2スイッチレバー6の一端をシート搬送路に
突出させている。8は第2検知スイッチであり、上記第
2スイッチレバー6の他端が第2検知スイッチ8の赤外
線を遮光することにより該第2検知スイッチ8をON/
OFFするものである。
【0022】9は搬送ローラであり、図示しない駆動手
段より駆動力を伝達されて上記シートガイド4,5間を
介して供給されたシートPを記録位置に搬送するもので
ある。10はピンチローラであり、上記搬送ローラ9に押
圧して従動回転するものである。上記搬送ローラ9及び
ピンチローラ10の協働作用によってシートPは記録位置
に搬送される。
【0023】11は記録ヘッドであって、前記搬送ローラ
9及びピンチローラ10によって搬送されたシートPにイ
ンク像を記録するものである。この装置における記録手
段としては、記録ヘッド11からインクを吐出して記録す
るインクジェット記録方式を用いている。即ち、この記
録ヘッド11は微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及
びこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部と、該
作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発
生するエネルギー発生手段を備えている。
【0024】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0025】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0026】上記記録ヘッド11は、キャリッジ12に搭載
されており、該キャリッジ12はキャリッジ軸13aとガイ
ド軸13bに沿ってシート幅方向(図1の図面に垂直方
向)に往復移動するように構成されている。上記キャリ
ッジ12を移動させながら、画像信号に応じてインクを吐
出してシートPに記録を行う。14はプラテンであって、
上記記録ヘッド11に対向して設けられており、記録位置
においてシートPを裏面側より支持するものである。
【0027】15は排出ローラであって、図示しない駆動
手段より駆動力を伝達されて記録終了後のシートPを装
置外に搬送するものである。16は拍車であり、上記排出
ローラ15に押圧して従動回転するものである。上記拍車
16はシートPに付着したインクを他の部分に転写させな
いで搬送するために用いられている。上記排出ローラ15
及び拍車16の協働作用によってシートPは装置外に搬送
され排出される。
【0028】次に上述のように構成されたインクジェッ
ト記録装置のシート搬送動作について図2を参照して説
明する。上下のシートガイド4,5間にガイドされてシ
ートPが供給されると、シートPはシート搬送路に突出
したシートレバー1aを第1付勢バネ2の弾性力に抗し
て反時計回り方向に回転させ、遮光部1cは第1検知ス
イッチ3の赤外線を遮光して第1検知スイッチ3はシー
トPの存在を検知したことを装置本体に送信する。
【0029】次いで上記シートPは第2スイッチレバー
6を第2付勢バネ7の弾性力に抗して時計回り方向に回
転させ第2検知スイッチ8がシートPの存在を検知して
装置本体に検知信号を送信する。この時、装置本体は第
1の検知信号に続いて第2の検知信号を受け取る。この
2つの信号を受け取る時間差が生ずるが、この時間差は
前述したようにシート幅に応じて各シートレバー1aの
位相をずらせてあるため、シート幅に応じて異なってく
る。従って、シート毎に異なる2つの検知スイッチの検
知する時間差によってシートの幅サイズを検知すること
ができる。
【0030】次にシートPは搬送ローラ9とピンチロー
ラ10に挟持されて搬送され、記録ヘッド11とプラテン14
間に送りこまれる。シートPは記録位置に搬送される
と、キャリッジ12はキャリッジ軸13aとガイド軸13bに
ガイドされながらシート幅方向に走査され、該キャリッ
ジ12の走査に同期して記録ヘッド11よりインクをシート
Pに吐出して画像を記録する。画像記録後のシートP
は、排出ローラ15及び拍車16によって装置外に排出され
る。
【0031】上記シート幅検知動作を図4のフローチャ
ートに示す。ステップS1でシートPが搬送されると、
ステップS2において第1検知スイッチ3がシートPを
検知する。次にステップS3において第2検知スイッチ
8がシートPを検知する。そしてステップS4において
前記ステップS2及びステップS3で検知した時間差を
計測する。次にステップS5に進行して、装置本体が持
つ検知時間差とシート幅との対応テーブルを参照して前
記ステップS4で計測された時間差を照合する。次にス
テップS6に進行してその照合結果によりシート幅を認
識する。
【0032】上記構成によれば、シート幅検知スイッチ
を別に設けなくても低コストで装置本体がシート幅を検
知することができ、その結果シート幅以上の領域に記録
を行うことを防止することができる。
【0033】〔第2実施例〕
【0034】次に前記第1実施例に示すシート搬送装置
の他例について図5を参照して説明する。尚、記録装置
の概略構成は前記第1実施例と同様であるので、同一部
材には同一番号を付して説明を援用する。
【0035】前記第1実施例は所定の幅のシートP、例
えばA4,B5,葉書等のシート幅を段階的に検知する
ものであった。本実施例はシートレバー1aの数を増や
してこれに対応する検知時間差とシート幅の対応テーブ
ルの分割数を増やせば、さらに細かいシート幅の種類を
検知することができる。上記シートレバー1aの数を増
やして検知時間差とシート幅の対応テーブルの分割数を
さらに細かくしていくと、最終的には、図5に示すよう
にシートレバー1aが長手方向に連続するように形成
し、回転軸1bの周囲に連続的に位相差を有する第1ス
イッチレバー1を形成することになる。この第1スイッ
チレバー1を用いることにより任意のシート幅を検知す
ることが可能となり、定形外の幅を持つシートPにも対
応させることができる。
【0036】〔第3実施例〕
【0037】次に前記第1実施例に示すシート搬送装置
の他例について図6〜図8を参照して説明する。尚、記
録装置の概略構成は前記第1実施例と同様であるので、
同一部材には同一番号を付して説明を援用する。
【0038】本実施例は、図6及び図7に示すように前
記第1実施例における第2検知スイッチ8をキャリッジ
12に設けて、該キャリッジ12のホームポジションセンサ
を兼用するように構成したものである。尚、この時シー
ト後端の検知は第1検知スイッチ3により行う。またシ
ート幅検知の構成は記第1実施例と同様であるので説明
を省略する。以下、シート幅検知動作について図8に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0039】先ずステップS1において、キャリッジ12
を第2スイッチレバー6が回転する位置まで移動させ
る。次にステップS2でシートPが搬送され、ステップ
S3において第1検知スイッチ3がシートPを検知す
る。次にステップS4においてホームポジションにある
キャリッジ12に装備した第2検知スイッチ8がシートP
を検知する。そしてステップS5において前記ステップ
S3及びステップS4で検知した時間差を計測する。次
にステップS6に進行して、装置本体が持つ検知時間差
とシート幅との対応テーブルを参照して前記ステップS
5で計測された時間差を照合する。次にステップS7に
進行してその照合結果によりシート幅を認識する。次に
ステップS8に進行してキャリッジ12をホームポジショ
ンに移動させる。
【0040】上記構成によれば、キャリッジ12のホーム
ポジション検知スイッチと前記第1実施例における第2
検知スイッチ8とを兼用することができる。これによっ
て製造コストを低減することができ、特に低価格な装置
において有効である。
【0041】〔第4実施例〕次に前記手段(2)を適用
した本発明に係るシート搬送装置について、図面を参照
して説明する。本実施例はシート搬送装置を装備したイ
ンクジェット記録装置を用いて説明する。図9はインク
ジェット記録装置の全体構成を模式的に示す断面図、図
10はシートの搬送動作を示す模式断面図、図11は検知手
段の構成を示す斜視図、図12はシートに対するスイッチ
レバーの位置を示す説明図である。
【0042】先ず図9〜図11を参照してインクジェット
記録装置の概略構成について説明する。21はスイッチレ
バーであって、回転軸21bの周囲に羽根状のシートレバ
ー21a、遮光部21c、レバー21dを突設した検知手段が
長手方向に複数箇所に設けられている。上記シートレバ
ー21a、遮光部21c、及びレバー21dは一体的に形成さ
れており、夫々回転軸21bの周囲に回転位相が異なる位
置に突設されている。上記シートレバー21aはシートP
に接触して回転するものであり、遮光部21cは検知スイ
ッチ23の赤外線を遮光することにより該検知スイッチ23
をON/OFFするものである。また上記レバー21dに
は付勢バネ22が連結されており、スイッチレバー21を時
計回り方向に付勢している。これによって、シートレバ
ー21aは、上下に設けられたシートガイド24,25間に形
成されたシート搬送路に、切欠部24a,25aを介して突
出させている。
【0043】尚、図3に示すように、スイッチレバー21
は、シート幅方向に長く形成されており、シートレバー
21aは複数箇所に設けられているが、遮光部21c及びこ
れに対応する検知スイッチ23は1箇所のみ設ければ良
い。またレバー21d及びこれに連結する付勢バネ22も1
箇所のみ設ければ良い。
【0044】26は搬送ローラであり、図示しない駆動手
段より駆動力を伝達されて上記シートガイド24,25間を
介して供給されたシートPを記録位置に搬送するもので
ある。27はピンチローラであり、上記搬送ローラ26に押
圧して従動回転するものである。上記搬送ローラ26及び
ピンチローラ27の協働作用によってシートPは記録位置
に搬送される。
【0045】28は記録ヘッドであって、前記搬送ローラ
26及びピンチローラ27によって搬送されたシートPにイ
ンク像を記録するものである。この装置における記録手
段としては、記録ヘッド28からインクを吐出して記録す
るインクジェット記録方式を用いている。即ち、この記
録ヘッド28は微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及
びこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部と、該
作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発
生するエネルギー発生手段を備えている。
【0046】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0047】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0048】上記記録ヘッド28は、キャリッジ29に搭載
されており、該キャリッジ29はキャリッジ軸30aとガイ
ド軸30bに沿ってシート幅方向(図1の図面に垂直方
向)に往復移動するように構成されている。上記キャリ
ッジ29を移動させながら、画像信号に応じてインクを吐
出してシートPに記録を行う。31はプラテンであって、
上記記録ヘッド28に対向して設けられており、記録位置
においてシートPを裏面側より支持するものである。
【0049】32は排出ローラであって、図示しない駆動
手段より駆動力を伝達されて記録終了後のシートPを装
置外に搬送するものである。33は拍車であり、上記排出
ローラ32に押圧して従動回転するものである。上記拍車
33はシートPに付着したインクを他の部分に転写させな
いで搬送するために用いられている。上記排出ローラ32
及び拍車33の協働作用によってシートPは装置外に搬送
され排出される。
【0050】次に上述のように構成されたインクジェッ
ト記録装置のシート搬送動作について図10を参照して説
明する。上下のシートガイド24,25間にガイドされてシ
ートPが供給されると、シートPはシート搬送路に突出
したシートレバー21aを付勢バネ22の弾性力に抗して反
時計回り方向に回転させ、遮光部21cは検知スイッチ23
の赤外線を遮光して検知スイッチ23はシートPの存在を
検知したことを装置本体に送信する。
【0051】次にシートPは搬送ローラ26とピンチロー
ラ27に挟持されて搬送され、記録ヘッド28とプラテン31
間に送りこまれる。シートPは記録位置に搬送される
と、キャリッジ29はキャリッジ軸30aとガイド軸30bに
ガイドされながらシート幅方向に走査され、該キャリッ
ジ29の走査に同期して記録ヘッド28よりインクをシート
Pに吐出して画像を記録する。画像記録後のシートP
は、排出ローラ32及び拍車33によって装置外に排出され
る。
【0052】次に図12はシートPに対するシートレバー
21aの位置を示すものである。ここではシートPの種類
としてA4サイズ、LTR(レター)サイズ、B5サイ
ズ、葉書サイズを示している。従来のシート搬送装置で
は、シートPの左側を基準とする場合、シートレバー21
aを例えばAの位置に1箇所のみ設けていた。これに対
し本実施例は、シートレバー21aを図のA,B,C,D
の位置に設けている。上記A,B,C,Dの位置は、左
端より夫々23,91,159 , 193 mmとなっている。上記
各位置にシートレバー21aを配置して夫々のシートレバ
ー21aの回転軸21bにおける回転位相を同角度になるよ
うに突設している。
【0053】これによって図12においてA4サイズのシ
ートPが搬送された時にはA,B,C,Dの全ての位置
に配置されたシートレバー21aが接触する。この時A,
B,C,Dのシートレバー21aの位置はシート幅に対し
てほぼ均等に近い配分となっている。従って、A4サイ
ズのシートPを搬送する時は、シートレバー21aのシー
トPに対する摩擦負荷がシートPに対して均等に作用
し、シートPが不均一な摩擦負荷により斜行することを
防止できる。
【0054】また葉書を搬送する場合には、A,Bの位
置のシートレバー21aが葉書の幅方向に対してほぼ均等
に接触する。よって、葉書を搬送する時にも前述したよ
うに斜行を防止できる。
【0055】またB5サイズのシートPが搬送された時
にはA,B,Cの各位置に配置されたシートレバー21a
が接触する。この時A,B,Cのシートレバー21aの位
置はシート幅に対してほぼ均等に近い配分となっている
ため、前述したように斜行を防止できる。
【0056】上記構成によれば、複数のシートレバー21
aを所定の幅サイズのシートPに対して夫々ほぼ均等に
接触するように配置し、各シートレバー21aがシートP
に同時に接触するように回転方向に同位相となるように
一体的に形成することにより、所定の幅サイズのシート
Pに対し、それぞれ均等な摩擦負荷が加わり、不均一な
摩擦負荷により斜行を防止することができる。
【0057】〔第5実施例〕
【0058】次に前記第4実施例に示すシート搬送装置
の他例について図13〜図16を参照して説明する。尚、記
録装置の概略構成は前記第5実施例と同様であるので、
同一部材には同一番号を付して説明を援用する。
【0059】本実施例は図13に示すように、スイッチレ
バー21が有するシートレバー21aを幅方向にA,Bの2
箇所のみに設けたものである。上記A,Bの位置は、左
端より夫々23,105 mmとなっている。また図14に示す
ように、上記Aの位置に配置したシートレバー21aaは
葉書のように極端に幅の狭いシートPに対し専用に使用
するものであり、上記Bの位置に配置したシートレバー
21abはその他の比較的幅の広いシート(例えばB5サ
イズ以上のシート)Pに対して専用に使用するものであ
る。上記2つのシートレバー21aa,21abは回転軸21
bの周囲に回転方向に位相をずらせて突設されている。
そして、Bの位置に配置されたシートレバー21abの方
がAの位置に配置されたシートレバー21aaより位相が
反時計回り方向に進んだ位置に配置されている。
【0060】このようにシートレバー21aを配置するこ
とによって、例えば図16に示すようにA4サイズのよう
に幅の広いシートPが搬送された場合、シート先端は先
ずシートレバー21aaに接触してスイッチレバー21を回
転させるが、その後シートレバー21abに接触して2つ
のシートレバーの位相のずれた分だけ更に回転してシー
トレバー21aaには接触しなくなる。この時シートレバ
ー21abはシート幅に対してほぼ中央に配置されている
ため、シートPに対する摩擦負荷はほぼ均等となりシー
トPの斜行は発生しない。
【0061】また葉書等の幅の狭いシートPに対して
は、図15示すように、シートレバー21aaのみが接触
し、該シートレバー21aaは葉書の幅方向中央部に位置
するように配置されている。従って、葉書に対してもシ
ートレバー21aaより摩擦負荷が均等に加わり斜行は発
生しない。
【0062】尚、前記各実施例に使用する記録ヘッドは
インクジェット記録方式を用いたが、記録信号に応じて
電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によって印加
される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰を利
用してインクに生ずる気泡の成長,収縮により、インク
を吐出口より吐出して記録を行うように構成すると更に
好ましい。
【0063】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
【0064】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。
【0065】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0066】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開穴を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。
【0067】更に、記録装置が記録出来る記録媒体の最
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用出来る。そのような
記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
て、その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個
の記録ヘッドとしての構成のいずれでも良い。
【0068】加えて前述したシリアルタイプの記録ヘッ
ドの他に、キャリッジに装着されることで装置本体との
電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能にな
る交換自在のチップタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッド等を用いても良い。
【0069】また記録装置の構成として設けられる、記
録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付加するこ
とは本発明の効果を一層安定出来るので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或いは吸
引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別の加熱素子
或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記録
を行うために有効である。
【0070】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0071】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。
【0072】このような場合のインクは、特開昭54− 5
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多穴質シート凹部または貫通穴に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。
【0073】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0074】
【発明の効果】 (1)本発明は前述したように、シートが搬送される
と、回転位相が異なるレバー部材が接触して回動し、第
1検知手段によってシート先端若しくは後端を検知して
から所定の時間差を持って第2検知手段がシート先端若
しくは後端を検知する。これによって、シート幅検知ス
イッチを別に設けなくても低コストでシート幅を検知す
ることができ、その結果シート幅以上の領域に記録を行
うことを防止することができる。
【0075】(2)本発明は前述したように、シートが
搬送されると、回転軸の周囲にシート幅応じて長手方向
に左右対称な位置に突設されたレバー部材が接触して回
動して検知手段をON/OFFする。これによって、複
数のレバー部材を所定の幅サイズのシートに対して夫々
ほぼ均等に接触するように配置し、各レバー部材がシー
トに同時に接触するように回転方向に同位相となるよう
に一体的に形成することにより、所定の幅サイズのシー
トに対し、それぞれ均等な摩擦負荷が加わり、不均一な
摩擦負荷により斜行を防止することができる。またシー
トの幅サイズに応じてレバー部材がシート幅の中央に接
触するように回転方向の位相をずらせて配置しても同様
な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るインクジェット記録装置の全
体構成を模式的に示す断面図である。
【図2】シートの搬送動作を示す模式断面図である。
【図3】検知手段の構成を示す斜視図である。
【図4】シート幅検知動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】第2実施例に係る第1スイッチレバーの斜視説
明図である。
【図6】第3実施例に係るインクジェット記録装置の全
体構成を模式的に示す断面図である。
【図7】シートの搬送動作を示す模式断面図である。
【図8】シート幅検知動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】第4実施例に係るインクジェット記録装置の全
体構成を模式的に示す断面図である。
【図10】シートの搬送動作を示す模式断面図である。
【図11】検知手段の構成を示す斜視図である。
【図12】シートに対するシートレバーの位置を示す説
明図である。
【図13】第5実施例に係るシートに対するシートレバ
ーの位置を示す説明図である。
【図14】検知手段の構成を示す説明図である。
【図15】シート幅検知動作を示す説明図である。
【図16】シート幅検知動作を示す説明図である。
【符号の説明】
P…シート 1…第1スイッチレバー 1a,21a…シートレバー 1b,21b…回転軸 1c,21c…遮光部 1d,21d…レバー 2…第1付勢バネ 3…第1検知スイッチ 4,5,24,25…シートガイド 4a,5a,24a,25b…切欠部 6…第2スイッチレバー 7…第2付勢バネ 8…第2検知スイッチ 9,26…搬送ローラ 10,27…ピンチローラ 11,28…記録ヘッド 12,29…キャリッジ 13a,30a…キャリッジ軸 13b,30b…ガイド軸 14,31…プラテン 15,32…排出ローラ 16,33…拍車 21…スイッチレバー 22…付勢バネ 23…検知スイッチ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送するための搬送手段と、 前記シート先端若しくは後端を検知するための第1検知
    手段と、 前記第1検知手段がシート先端若しくは後端を検知して
    から所定の時間差を持ってシート先端若しくは後端を検
    知する第2検知手段と、を有し、 前記第1検知手段は、回転軸の周囲に回転位相が異なる
    位置に突設され、長手方向に複数箇所に設けたレバー部
    材によってON/OFFされることを特徴とするシート
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1検知手段及び第2検知手段の検
    知時間差は検知するシート幅によって異なり、この時間
    差によってシートの種類を認識することを特徴とする請
    求項1記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記レバー部材は回転軸の長手方向に連
    続して一体成形されており、幅サイズの異なるシートに
    応じて前記レバー部材の回転位相が異なっていることを
    特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記第2検知手段は、シリアル型記録装
    置の記録手段のホームポジションを検知するホームポジ
    ション検知手段を兼用することを特徴とする請求項1記
    載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 シートを搬送するための搬送手段と、 前記シート先端若しくは後端を検知するための検知手段
    と、を有し、 前記検知手段は、回転軸の周囲にシート幅応じて長手方
    向に左右対称な位置に突設された複数のレバー部材によ
    ってON/OFFされることを特徴とするシート搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記各レバー部材は搬送されるシートに
    対しほぼ同時に接触するよう回転位相が同じであること
    を特徴とする請求項5記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 シートを搬送するための搬送手段と、 前記シート先端若しくは後端を検知するための検知手段
    と、を有し、 前記検知手段は、シート幅の中央部に接触しかつ幅サイ
    ズの異なるシートに応じて回転位相が異なる位置に突設
    された複数のレバー部材によってON/OFFされるこ
    とを特徴とするシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1若しくは請求項5若しくは請求
    項7記載のシート搬送装置と、 前記シート搬送装置によって搬送されたシートに、画像
    情報に応じて像を記録するための記録手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
    てインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式
    である請求項8記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録手段はインク吐出用の熱エネ
    ルギーを発生するための電気熱変換体を備えていること
    を特徴とする請求項9記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記記録手段は前記電気熱変換体によ
    って印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜
    沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させることを特
    徴とする請求項10記載の記録装置。
JP22348793A 1993-09-08 1993-09-08 シート搬送装置及び記録装置 Pending JPH0776140A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7240900B2 (en) 2003-06-30 2007-07-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording medium transport device and image forming apparatus
JP2013107724A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Canon Inc 判別装置および画像形成装置
JP2015009915A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 シチズンホールディングス株式会社 プリンタ
US11192740B2 (en) 2017-05-29 2021-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveying apparatus and image forming apparatus

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JP2013107724A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Canon Inc 判別装置および画像形成装置
JP2015009915A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 シチズンホールディングス株式会社 プリンタ
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