JPH08322226A - ロータリアクチュエータ - Google Patents

ロータリアクチュエータ

Info

Publication number
JPH08322226A
JPH08322226A JP7159625A JP15962595A JPH08322226A JP H08322226 A JPH08322226 A JP H08322226A JP 7159625 A JP7159625 A JP 7159625A JP 15962595 A JP15962595 A JP 15962595A JP H08322226 A JPH08322226 A JP H08322226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic pole
magnetic
rotor
magnet
exciting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7159625A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tsunoda
晃 角田
Hiroyuki Fujita
浩幸 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP7159625A priority Critical patent/JPH08322226A/ja
Priority to US08/591,034 priority patent/US5708406A/en
Publication of JPH08322226A publication Critical patent/JPH08322226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/14Pivoting armatures

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み付けを容易に行うことができるととも
に、発生トルクを確保しながら回転軸線方向の大きさを
小さくすることができるロータリアクチュエータを提供
する。 【構成】 ボビン本体6には、ロータ収容孔12が形成さ
れるロータ収容部10の両側に励磁コイル13A,13B が巻回
されるボビン部11A,11B が設けられている。ロータ収容
部10の両側には、ステータ磁石8A,8B を収容する磁石収
容孔15A,15B が設けられている。各ボビン部11A,11B に
は励磁極挿通孔14A,14B が形成され、E字形状のステー
タコア7A,7B の励磁極25A,25B が収容される。ステータ
コア7A,7Bの各ヨーク26A,26B はボビン部11A,11B の両
側でステータ磁石8A,8B に連結されている。ステータコ
ア7A,7B はロータ磁石19の回転軸線方向の長さよりも薄
く形成され、励磁極25A,25B の先端部にロータ磁石19と
同じ長さの磁極片22A,22B が連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリアクチュエー
タに係り、詳しくは揺動型のロータリアクチュエータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車エンジンの吸気時期を
制御するロータリバルブの駆動には、揺動型のロータリ
アクチュエータが提案されている。このロータリアクチ
ュエータにおいては、製造コストの低減、小型化等が要
求されている。本出願人は、このような要求に応えるロ
ータリアクチュエータとして、特開平4−355651
号公報にて開示されるロータリアクチュエータを提案し
ている。
【0003】図19は、そのロータリアクチュエータ7
0の分解斜視図であり、図20は、ステータを分解した
状態を示している。このロータリアクチュエータ70を
組み付けるには、先ず、ボビン本体71に設けられるボ
ビン部72に励磁コイル73を巻回する。そして、ボビ
ン本体71に設けられる磁石収容部74にステータ磁石
75を収容してロータ76のロータ磁石77に相対向さ
せる。さらに、E字形状のステータコア78の励磁極7
9を各ボビン部72に形成された励磁極挿通孔80に挿
通して励磁極79の先端部をロータ磁石77に相対向さ
せる。同時に、ステータコア78の両ヨーク81を各ボ
ビン部71の両側に配置し、相対向するヨーク81の両
先端部を互いに当接することにより磁気的に連結する。
それとともに、その両ヨーク81の各先端部の内側面を
磁石収容部74内のステータ磁石75の外側に当接する
ことによりに磁気的に連結している。こうして、両ステ
ータコア78を磁気的に連結するとともに、両ステータ
磁石75をステータコア78に磁気的に連結することに
より、4極からなるステータを構成している。従って、
上記のロータリアクチュエータ70では、ボビン本体7
1の磁石収容部74にステータ磁石75を収容し、ステ
ータコア78を励磁極挿通孔80に挿通するとともにヨ
ーク81同士を当接するだけで、各ステータ磁石75及
び各励磁極79がそれぞれロータ磁石77に相対向する
位置に配置されるとともに、各ステータ磁石75及び各
励磁極79が各ヨーク81にて連結されてステータが構
成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロータリア
クチュエータ70は、発生トルクを確保しながら一層小
型化することが要求されている。前記ロータリアクチュ
エータ70の回転軸線方向の長さは、ロータ磁石77の
回転軸線方向の長さと同じであるステータコア78の厚
さに、ボビン部72の両側の厚さと励磁コイル73の両
側の巻き厚さを加えた長さによりほぼ決定される。従っ
て、ロータリアクチュエータ70の回転軸線方向の寸法
を小さくするには、ステータコア78の厚さ、ボビン部
72の厚さ、又は、励磁コイル73の巻き厚さを小さく
することになる。しかし、ボビン部72の厚さはその素
材によりほぼ決定されており、小さくすることは困難で
ある。又、励磁コイル73においては、設計したトルク
に対応する磁束を得るために、コイルワイヤの線径及び
巻き数は必然的に決定される。従って、励磁コイル73
の巻き厚さを小さくすることはできない。この結果、ロ
ータリアクチュエータ70を回転軸線方向に小型化する
には、ステータコア78を厚さを小さくする他ないこと
になる。
【0005】一方、ロータリアクチュエータ70が発生
するトルクは、発生する磁束とその磁束が作用するロー
タ磁石77の径が同じである場合、磁束が作用するロー
タ磁石77の回転軸線方向の長さに依存している。即
ち、ロータ磁石77の全体に磁界を作用させることによ
り、ロータ磁石77の全体で磁界をトルクに変換してい
る。そのため、上記ロータリアクチュエータ70では、
ステータコア78の厚さをロータ磁石77の回転軸線方
向の長さに等しく形成し、励磁極79から出入りする磁
束がロータ磁石77の全体に及ぶようにしている。従っ
て、発生トルクを同レベルに確保しながら回転軸線方向
の大きさを小さくするには、ロータ磁石79の回転軸線
方向の長さを同じにしながら、ステータコア78の厚さ
を小さくすることになる。しかしながら、ロータ磁石7
9の回転軸線方向の長さに対してステータコア78の厚
さを小さくすると、励磁極79から出入りする磁束がロ
ータ磁石79の両端部に作用しなくなる。この結果、磁
束がロータ磁石77の全体で有効にトルクに変換され
ず、発生トルクが小さくなる問題がある。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、組み付けが容易にでき
るとともに、発生トルクを確保しながら回転軸線方向の
大きさを小さくすることができるロータリアクチュエー
タを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、ロータ磁石を備えたロー
タを収容するロータ収容孔を有するロータ収容部の両側
にそれぞれ励磁コイルを巻回するボビン部と、ロータ収
容部の該両ボビン部と直交する側の両側にはステータ磁
石を収容してロータ磁石に相対向させる磁石収容孔とを
設けたボビン本体を備え、各ボビン部には、略E字形状
のステータコアの励磁極を挿通して該励磁極の先端部を
ロータ磁石に相対向させる励磁極挿通孔を設け、ステー
タコアの各ヨークの先端部を各ボビン部の両側において
前記ステータ磁石の外側に磁気的に連結するようにした
ロータリアクチュエータにおいて、前記ロータ収容部の
ロータ収容孔と各ボビン部との間に、前記ロータ収容孔
側において少なくともロータ磁石の回転軸線方向の全体
に渡って開口するとともに、前記励磁極挿通孔をその内
部で連通させる磁極収容部を設け、前記磁極収容部に
は、そのロータ側の一側面がロータ磁石の回転軸線方向
の全体に相対向し、他側面が励磁極の先端に磁気的に連
結する磁極片を設けた。
【0008】又、請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載の発明において、磁極収容部を前記ロータ収容部の
両側面に貫通して形成するとともに、磁極片の他側面に
は、励磁極が係合して磁極片をその一側面がロータ磁石
の回転軸線方向の全体に相対向する位置に保持する係合
部を設けた。
【0009】又、請求項3に記載の発明は、請求項1又
は請求項2に記載の発明において、磁極片は、磁性片を
積層して構成した。又、請求項4に記載の発明は、請求
項3に記載の発明において、ステータコアは、磁性片を
ロータ磁石の回転軸線方向に積層して構成し、磁極片
は、磁性片をロータ磁石の回転軸線方向に直交する方向
に積層して構成した。
【0010】又、請求項5に記載の発明は、請求項3に
記載の発明において、ステータコアは、磁性片をロータ
磁石の回転軸線方向に積層して構成し、磁極片は、磁性
片をほぼロータ磁石の回転軸線方向に配置して構成し
た。
【0011】
【作用】従って、請求項1に記載の発明によれば、ステ
ータ磁石をボビン本体のロータ収容部に設けられた磁石
収容部に収容すると、同ステータ磁石がロータ磁石に相
対向する位置に配置される。磁極片を磁極片収容孔に収
容すると、回転軸線方向の長さがロータ磁石の長さに等
しく形成された、磁極片の作用面側がロータ磁石に相対
向可能な位置に配置される。E字形状のステータの中央
部の励磁極をボビン部の励磁極挿通孔に挿通すると、励
磁極の先端部が磁極収容部に収容された磁極片の作用面
の反対側に当接して磁極片と磁気的に連結する。又、ス
テータコアの各ヨークがボビン部の両側において磁石収
容孔内に収容されたステータ磁石の外側に磁気的に連結
する。この結果、両ステータ磁石、及び、磁極片を有す
る両励磁極が各ヨークで連結されてステータが構成され
る。さらに、ロータ収容孔と各ボビン部の間に形成され
る磁極収容部に収容される磁極片により、励磁極から出
入りする磁束がロータ磁石の回転軸線方向の全体に作用
する。従って、ステータコアの厚さをロータ磁石の回転
軸線方向の長さよりも小さくすることができるため、励
磁コイルの回転軸線方向の大きさを小さくすることがで
きる。
【0012】又、請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の作用に加えて、磁極収容部がロータ
収容部の両側面を貫通して形成される。そして、磁極片
は、磁極収容部内において、その他側面に設けられる係
合部に励磁極の先端部が係合することにより、その一側
面がロータ磁石の回転軸線方向の全体に相対向する位置
に保持される。
【0013】又、請求項3に記載の発明によれば、請求
項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、磁極片
が積層により形成されるため、磁極片内で発生する渦電
流損が低減される。
【0014】又、請求項4に記載の発明によれば、請求
項3に記載の発明の作用に加えて、磁性片の積層により
形成されたステータコアに、同じく磁性片の積層により
形成された磁極片が磁気的に連結される。従って、ステ
ータコア及び磁極片のそれぞれの内部における渦電流損
が低減される。
【0015】又、請求項5に記載の発明によれば、請求
項3に記載の発明の作用に加えて、磁極片を形成する各
磁性片とステータコアを形成する各磁性片とが互いに接
触する面積が大きくなるため、相対向する両磁性片でそ
れぞれ磁路が形成される。その結果、磁極片とステータ
コア間における磁束の流れが安定化する。又、磁極片と
ステータコア間の磁気抵抗が低減する。
【0016】
【実施例】
(第一実施例)以下、本発明を具体化した第一実施例を
図1〜図4に従って説明する。
【0017】図4は、揺動型ロータリアクチュエータ1
の斜視分解図である。ロータリアクチュエータ1は、ケ
ース2、ステータ3、ロータ4及び蓋5とから構成され
ている。ステータ3及びロータ4はケース2内に収容さ
れ、そのケース2の開口部が蓋5で封止されている。
【0018】図1に示すように、ステータ3は、ボビン
本体6、ステータコア7A,7B、ステータ磁石8A,
8B及びスペーサ9とから構成されている。ボビン本体
6は、直方体形状のロータ収容部10と、該ロータ収容
部10の左右両側に設けられた両ボビン部11A,11
Bとから構成されている。ロータ収容部10には、ロー
タ4を収容するロータ収容孔12が上下方向に貫通して
形成されている。ボビン部11Aには励磁コイル13A
が、ボビン部11Bには励磁コイル13Bがそれぞれ巻
回されている。ボビン部11Aには、その外側面からロ
ータ収容孔12まで貫通する励磁極挿通孔14Aが形成
されている。又、ボビン部11Bにも同様に励磁極挿通
孔14Bが形成されている。
【0019】又、ロータ収容部10の前後両外側面に
は、それぞれ磁石収容孔15A,15Bが前記ロータ収
容孔12まで貫通するように形成されている。各磁石収
容孔15A,15Bのロータ収容孔12側の端部には、
幅方向の両側に係止爪部16が形成されている。さら
に、ロータ収容孔12の各ボビン部11A,11B側に
は、磁極収容部としての磁極収容孔17A,17Bが上
下方向に貫通してそれぞれ形成されている。各磁極収容
孔17A,17Bは、そのロータ収容孔12側が上端か
ら下端までロータ収容孔12内に対して開口されてい
る。そして、磁極収容孔17A,17Bは、前記励磁極
挿通孔14A,14Bとロータ収容孔12とを連通す
る。ロータ収容孔12に対する磁極収容孔17A,17
Bの開口部の間隔は、同磁極収容孔17A,17Bの内
径よりも狭くなっている。
【0020】ロータ収容孔12内には、ロータ4が回転
可能に収容されている。ロータ4は、ロータシャフト1
8に円柱状のロータ磁石19が嵌挿されている。ロータ
磁石19は1箇所で直径方向に磁化されている。ロータ
シャフト18の下端は、ケース2内底部に設けられた軸
受け部20A(図3参照)に回動可能に支持されてい
る。又、ロータシャフト18の上部は、蓋5に設けられ
た軸受け20Bに回動可能に支持されている。
【0021】図2,3に示すように(尚、図2,3にお
いては、図1,4における前後方向を上下方向にして図
示している。)、各磁石収容孔15A,15Bには、ス
テータ磁石8A,8Bがそれぞれ収容されている。各ス
テータ磁石8A,8Bの内側には、ロータ収容孔12の
外周面に沿う湾曲状の作用面21が形成されている。各
ステータ磁石8A,8Bは、作用面21側が両係止爪部
16に係止されることにより、ロータ収容孔12側への
移動が規制されている。そして、各係止爪部16にて係
止された状態では、各ステータ磁石8A,8Bの作用面
21はロータ収容孔12の外周面となる位置に配置され
ている。ステータ磁石8Aは作用面21側がN極となる
ように、ステータ磁石8Bは作用面21側がS極となる
ように磁化されている。各ステータ磁石8A,8Bの外
側面には、同じく磁石収容孔15A,15Bに収容され
る磁性材で形成されたスペーサ9がそれぞれ当接されて
いる。
【0022】各磁極収容孔17A,17Bには、それぞ
れ磁極片22A,22Bが収容されている。磁極片22
Aには、その外側(即ち、励磁極25A側)に係合部と
しての係合凹部23が形成されている。又、同じく内側
(即ち、ロータ収容孔12側)にはロータ収容孔12の
外周面に沿った湾曲状に形成された作用面24が形成さ
れ、作用面24の両側には平面部分が形成されている。
この作用面24は、上下方向(即ち、ロータ4の回転軸
線方向)の長さがロータ磁石18の回転軸線方向の長さ
に等しく形成されている。作用面24はロータ収容孔1
2の外周面となる位置に配置されている。又、磁極片2
2Bも同様に形成され、磁極収容孔17B内に収容され
ている。
【0023】ステータコア7A,7Bは、ほぼ「E」字
形状に形成され、両ステータコア7A,7Bでステータ
側磁路を形成している。各ステータコア7A,7Bは、
「E」字形状の磁性片を複数積層して形成されている。
ステータコア7Aは、その中央部が励磁極25Aに、両
側部がヨーク26Aに形成されている。ステータコア7
Aの励磁極25Aはボビン部11Aの励磁極挿通孔14
Aに挿通されている。この励磁極25Aの先端部は、磁
極片22Aの係合凹部23に係合されている。従って、
磁極片22Aは、磁極収容孔17A内部に固定される。
又、ステータコア7Aの両ヨーク26Aは、同ボビン部
11Aの前後両側に配置されている。同様に、ステータ
コア7Bの励磁極25Bはボビン部11Bの励磁極挿通
孔14Bに挿通されている。この励磁極25Bの先端部
は磁束誘導部22Bの係合凹部23に係合されている。
従って、磁極片22Bは、磁極収容孔17B内に固定さ
れる。ステータコア7Bの両ヨーク26Bは、同ボビン
部11Bの前後両側に配置されている。
【0024】両ステータコア7A,7Bの相対向する各
ヨーク26A,26Bの各先端部は、その各先端面が前
記磁石収容孔15A,15Bの中央位置で互いに当接さ
れるとともに、その各内側面が磁石収容孔15A,15
B内のスペーサ9の外側面に当接されている。従って、
両励磁極25A,25B及び両ステータ磁石8A,8B
が各ヨーク26A,26Bで磁気的に連結されて、4極
からなるステータが形成されている。各ステータ磁石8
A,8B及びスペーサ9は、各ヨーク26A,26Bが
各スペーサ9の外側面に当接することにより磁石収容孔
15A,15B内から離脱不能に固定されている。
【0025】両励磁コイル13A,13Bが通電される
と、両励磁極25A,25Bがそれぞれ異なる磁極に励
磁される。即ち、励磁極25AがN極に、励磁極25B
がS極にそれぞれ励磁される。反対に、励磁極25Aが
S極に、励磁極26BがN極にそれぞれ励磁されるよう
になっている。
【0026】次に、以上のように構成されたロータリア
クチュエータ1の作用について説明する。励磁コイル1
3A,13Bへの通電により、励磁極25AがN極に、
励磁極25BがS極に励磁されると、励磁極25A及び
ステータ磁石8AがN極に、励磁極25B及びステータ
磁石8BがS極になる。従って、ロータ磁石19のS極
側が励磁極25Aとステータ磁石8Aの間に、即ち、N
極側が励磁極25Bとステータ磁石8Bの間に位置する
状態でロータ4が停止する。
【0027】次に、通電方向が変化し、励磁極25Aが
S極に、励磁極25BがN極に励磁されると、励磁極2
5A及びステータ磁石8BがS極に、励磁極25B及び
ステータ磁石8AがN極になる。従って、ロータ磁石1
9のN極側が励磁極25Aとステータ磁石8Bの間に、
即ち、S極側が励磁極25Bとステータ磁石8Aの間に
位置するようにロータ4が反時計方向に90°回動す
る。
【0028】再び、通電方向が変化し、励磁極25Aが
N極に、励磁極25BがS極に励磁されると、ロータ磁
石19のS極側が励磁極25Aとステータ磁石8Aの間
に、即ち、N極側が励磁極25Bとステータ磁石8Bの
間に位置するようにロータ4が時計方向に90°回動す
る。以下、同様にして、通電方向の制御により、ロータ
4が90°の角度間隔で揺動駆動される。
【0029】両励磁コイル13A,13Bへの通電によ
り両励磁極25A,25Bが励磁されると、励磁極25
A,25B内の磁束は磁極片22A,22Bを通ってロ
ータ磁石19に入る。又は、ロータ磁石19から磁束誘
導部22A,22Bを通って励磁極25A,25Bに入
る。このとき、磁極片22A,22Bの作用面24側が
ロータ磁石19の回転軸線方向の長さと同じ長さに広が
っているため、各励磁極25A,25Bから出入りする
磁束は磁極片22A,22Bに誘導されてロータ磁石1
9の回転軸線方向の全体に作用する。この結果、磁束は
ロータ磁石19の全体で有効に回転トルクに変換され
る。
【0030】以上詳述したように、本実施例のロータリ
アクチュエータ1によれば、ボビン本体6の左右両側に
ボビン部11A,11Bを設けるとともに、前後両外側
面に磁石収容孔15A,15Bを設けている。そして、
磁石収容孔15A,15Bにステータ磁石8A,8Bを
収容することにより、ステータ磁石8A,8Bをロータ
磁石19に相対向する位置に配置している。又、各ボビ
ン部11A,11Bに形成した励磁極挿通孔14A,1
4BにE字形状のステータコア7A,7Bの励磁極25
A,25Bを挿通して、各励磁極25A,25Bの先端
部をロータ収容孔12側に配置している。同時に、ステ
ータコア7A,7Bの両ヨーク26A,26Bをボビン
部11A,11Bの両側に配置して磁石収容孔15A,
15B内のステータ磁石8A,8Bを固定するとともに
磁気的に連結してステータを構成している。又、ロータ
収容孔12の各ボビン部11A,11B側に磁極収容孔
17A,17Bを設けて磁極片22A,22Bを収容す
ることにより、ロータ磁石19に相対向可能に保持して
いる。さらに、各磁極片22A,22Bの係合凹部23
に励磁極25A,25Bの先端を係合することにより、
各磁極片22A,22Bをロータ磁石19に相対向する
位置に固定するとともに励磁極25A,25Bに磁気的
に連結している。従って、ボビン本体6にステータ磁石
8A,8B、スペーサ9、磁極片22A,22Bを組み
込んだ後にステータコア7A,7Bを組み付けることに
より、各部材をロータ磁石19に相対向する位置に固定
するとともにステータを構成することができる。
【0031】又、ステータコア7A,7Bの厚さをロー
タ磁石19の回転軸線方向の長さよりも小さく形成し、
励磁極25A,25Bの先端に磁極片22A,22Bを
連結した。この磁極片22A,22Bの作用面24側の
回転軸線方向の長さをロータ磁石19の長さと等しくし
た。そして、励磁極25A,25Bの磁束を磁極片22
A,22Bを介してロータ磁石19の全体に誘導するよ
うにした。従って、ロータ磁石19の回転軸線方向の全
体で磁束がトルクに変換されるため、ステータコア7
A,7Bの厚さを薄くしたにも拘らず発生トルクを確保
することができる。この結果、発生トルクを低減させる
ことなく励磁コイル13A,13Bの回転軸線方向の大
きさを小さくしてロータリアクチュエータ1の回転軸線
方向の大きさを小さくすることができる。
【0032】(第二実施例)次に、本発明を具体化した
第二実施例を図5〜8に従って説明する。尚、本実施例
は、前記第一実施例の磁極片22A,22Bを磁極片3
0A,30Bに変更したことのみが第一実施例と異な
る。従って、第一実施例と同じ構成については、符号を
同じにしてその説明を省略し、磁極片30A,30Bの
みについて詳述する。
【0033】図5に示すように、磁極片30A,30B
は複数の薄い磁性片が前後方向に積層されることにより
形成されている。即ち、磁極片30A,30Bの積層方
向は、ステータコア7A,7Bの積層方向に対して直交
する方向である。磁極片30A,30Bの外側には、積
層方向に延びる係合部としての係合溝31が形成されて
いる。この係合溝31には励磁極25A,25Bの先端
部が係合可能になっている。又、磁極片30A,30B
の作用面32側(即ち、ロータ4側)は平面状に形成さ
れ、その回転軸線方向の長さがロータ磁石19の回転軸
線方向の長さに等しく形成されている。
【0034】図6〜8に示すように(尚、図7,8で
は、図5,6における前後方向を上下方向にして図示し
ている。)、磁極片30Aが磁極収容孔17Aに収容さ
れた状態では、その係合溝31に励磁極25Aの先端が
係合している。磁極片30Aの作用面32側は、その幅
方向の中央部がロータ収容孔12の外周面となる位置に
配置されている。従って、磁極片30Aは、係合溝31
に励磁極25Aの先端が係合することにより、ロータ4
に相対向する位置に固定されている。又、磁極片30B
が磁極収容孔17Bに収容された状態では、その係合溝
31に励磁極25Bの先端が係合している。磁極片30
Bの作用面32側は、その左右方向の中央部がロータ収
容孔12の外周面となる位置に配置されている。従っ
て、磁極片30Aは、係合溝31に励磁極25Aの先端
が係合することにより、ロータ4に相対向する位置に固
定されている。
【0035】さて、以上のように構成されたロータリア
クチュエータ1においては、積層により形成された各ス
テータコア7A,7Bの励磁極25A,25Bの先端
に、同じく積層により形成された磁極片30A,30B
が磁気的に連結される。従って、各ステータコア7A,
7B、及び、各磁極片30A,30Bにおける渦電流損
が低減する。
【0036】従って、本実施例のロータリアクチュエー
タ1によれば、第一実施例の効果の加えて、以下の効果
を有する。本実施例では、回転軸線方向に積層したステ
ータコア7A,7Bに連結する磁極片30A,30Bを
積層により形成した。この結果、ステータコア7A,7
B及び磁極片30A,30Bを共に薄い磁性片の積層に
より形成することができるため、ステータコア7A,7
B及び磁極片30A,30B内における渦電流損の発生
を抑制することができる。従って、磁極片30A,30
Bでの渦電流損の発生を抑制することができるため、特
に高速応答性が要求される場合において高い応答性を得
ることができる。
【0037】又、本実施例では、回転軸線方向の積層に
より形成されるステータコア7A,7Bの先端に、前後
方向の積層により形成された磁極片22A,22Bを連
結するようにしている。従って、薄いステータコア7
A,7Bの先端に回転軸線方向の長さがロータ磁石19
の長さに等しい磁性片22A,22Bを脱落することな
く連結することができる。
【0038】(第三実施例)次に、本発明を具体化した
第三実施例を図9〜14に従って説明する。尚、本実施
例は、以下の点のみが第二実施例と異なる。先ず、前記
第二実施例の磁極片30A,30Bを磁極片40A,4
0Bに変更している。又、ロータシャフト18の上部に
おいてスペーサ45を回転可能に支持している。さら
に、ロータ収容部10の上側にスペーサ収容孔43を設
けるとともに、各磁極収容孔17A,17Bの下部にそ
れぞれ磁極支持片44を設けている。従って、第二実施
例と同じ構成については、符号を同じにしてその説明を
省略し、磁極片40A,40B、スペーサ45、スペー
サ収容部43及び磁極支持片44のみについて詳述す
る。
【0039】図9に示すように、磁極片40Aは、複数
の薄い磁性片がほぼ回転軸線方向に配置されるととも
に、磁性片全体が他側面としての基端面41から作用面
42に向かって扇状に拡開するように形成されている。
この各磁性片は、各ステータコア7A,7B(即ち、各
例励磁極25A,25B)を形成する磁性片と同じ厚さ
であり、その枚数も同じになっている。この磁極片40
Aの基端面41は、励磁極25Aの先端面に合致する形
状に形成されている。一方、磁極片40Aの作用面42
は平面状に形成され、その前後方向の長さが励磁極25
Aの先端面の前後方向の長さと同じに形成されている。
又、作用面42は、その回転軸線方向の長さがロータ磁
石19の回転軸線方向の長さと同じに形成されている。
尚、磁極片40Bも磁極片40Aと同様に形成されてい
る。
【0040】ロータ収容部10の上面には、円形状のス
ペーサ収容孔43が形成されている。このスペーサ収容
孔43の内径は、各磁極収容孔17A,17Bの各外側
(即ち、ボビン部11A,11B側)面を通る円の直径
よりも大きく形成されている。
【0041】磁極収容孔17Aの下部の内部には、磁極
支持片44が形成されている。この磁極支持片44によ
り、磁極収容孔17Aの下側開口部が閉じられている。
同様に、磁極収容孔17Bの下部の内部にも、磁極支持
片44が形成されている。
【0042】図10に示すように、ロータシャフト18
の上部には、円盤状のスペーサ45が回転可能にはめら
れている。このスペーサ45は、前記スペーサ収容孔4
3内に嵌入する大きさに形成されている。スペーサ45
の下面には、図12に示すように、ロータ収容孔12の
内径よりやや大きな内径の円筒状の逃げ孔45A(図1
2に図示)が形成されている。
【0043】図11,12に示すように、磁極片40A
は磁極収容孔17Aに収容され、その下端が前記磁極支
持片44の上面に当接して保持されている。又、磁極片
40Aの上端は、スペーサ収容孔43内に嵌入されたス
ペーサ45の下面(逃げ孔45Aを外れた位置)に当接
している。そして、磁極片40Aの基端面41には、励
磁極25Aの先端面が当接している。さらに、磁極片4
0Aを形成する各磁性片と励磁極25Aを形成する各磁
性片の厚さは同じであるため、磁極片40Aの各磁性片
と対応する励磁極25Aの各磁性片とがそれぞれ当接さ
れている。従って、互いに当接する励磁極25Aの各磁
性片と、磁極片40Aの各磁性片とでそれぞれ磁路が形
成されている。磁極片40Aの作用面42は、磁極収容
孔17Aのロータ収容孔12側の開口部からロータ磁石
19に相対向している。
【0044】同様に、磁極片40Bも磁極収容孔17B
内で磁極支持片44及びスペーサ45にて保持されてい
る。即ち、磁極片40Bの基端面41は励磁極25Bの
先端面に当接され、磁極片40Bの各磁性片が励磁極2
5Bの各磁性片とそれぞれ当接されている。そして、磁
極片40Bの作用面42は、磁極収容孔17Bのロータ
収容孔12側の開口部からロータ磁石19に相対向して
いる。
【0045】次に、前記各磁極片40A,40Bの製造
方法を説明する。先ず、各磁極片40A,40Bを形成
する磁性片46の上下各面にナイロン等の合成樹脂47
をコーティングする。そして、図13に示すように、こ
の磁性片46を所定枚数(即ち、ステータコア7A,7
Bと同じ枚数)重ねたものを、内側底面が右上がりに傾
斜するように形成された固定側治具48にセットする。
そして、内側上面が右下がりに傾斜するように形成され
た可動側治具49で積層された磁性片46を加圧すると
ともに、各磁性片46に熱を加えてコーティングされた
合成樹脂47を流動化させる。すると、各磁性片46の
右側端部が左側端部よりも強く加圧されるため、流動化
した合成樹脂47が各磁性片46の右側部分から左側に
移動する。そして、各磁性片46の右側端部が互いに近
づくとともに、右側に移動した合成樹脂47により各磁
性片46の右側が互いに離間する。その結果、図14
(a)に示すように、各磁性片46が右側端部を中心に
して扇状に拡開するような位置に配置され、冷却ととも
にその状態で固定される。こうして、形成した磁極片4
0Aの原型50の右端部を平面切削して基端面41を形
成し、左端部を平面切削して作用面42を形成すること
により、図14(b)に示すような磁極片40Aを形成
する。
【0046】さて、以上のように構成されたロータリア
クチュエータ1においては、磁極片40Aが磁極収容孔
17A内に形成された磁極支持片44とスペーサ45に
より所定位置に固定される。従って、磁極片40Aを所
定位置に容易に組み付けることができる。同様に、磁極
片40Bも、磁極支持片44及びスペーサ45により磁
極収容孔17B内の所定位置に固定される。
【0047】磁極片40Aが所定位置に固定されると、
その基端面41に励磁極25Aの先端面が当接する。こ
の結果、磁極片40Aと励磁極25Aが磁気的に連結さ
れる。さらに、磁極片40Aを形成する各磁性片と励磁
極25Aを形成する各磁性片とがそれぞれ当接されるた
め、磁極片40Aの各磁性片と対応する励磁極25Aの
各磁性片とによりそれぞれ連続した磁路が形成される。
そして、この各磁路が、上下方向に拡開する磁極片40
Aによりロータ磁石19の回転軸線方向の全体に相対向
するようにそれぞれ案内される。
【0048】同様に、磁極片40Bを形成する各磁性片
及び励磁極25Bを形成する各磁性片とで形成される各
磁路が、作用面42側に拡開する磁極片40Bによりロ
ータ磁石19の回転軸線方向の全体に相対向するように
案内される。
【0049】この結果、磁極片40Aと励磁極25Aと
の間、又、磁極片40Bと励磁極25Bとの間における
磁束の流れが第二実施例の磁極片30A,30Bの場合
よりも安定化される。又、磁極片40Aと励磁極25A
間、磁極片40Bと励磁極25B間の磁気抵抗が低減さ
れるため、ステータの磁路全体の磁気抵抗が低減され
る。
【0050】従って、本実施例によれば、第二実施例の
効果に加えて、以下の効果を有する。本実施例において
は、励磁極25A,25Bを形成する磁性片と同じ厚さ
の磁性片を同じ枚数だけほぼ上下方向に積層されるよう
に配置して各磁極片40A,40Bを形成した。さら
に、各磁極片40A,40Bにおいて、磁性片全体が基
端面41から作用面42に向かって拡開するように配置
し、作用面42側で各磁性片がロータ磁石19の回転軸
線方向の全体に相対向するようにした。さらに、各磁極
片40A,40Bの各磁性片と各励磁極25A,25B
を形成する各磁性片とを当接させてそれぞれが磁路を形
成するようにした。その結果、磁極片40Aと励磁極2
5Aとの間、又、磁極片40Bと励磁極25Bとの間に
おける磁束の流れを一層安定化させることができる。従
って、渦電流損失を一層低減することができるため、ロ
ータリアクチュエータ1の応答性を一層向上させること
ができる。又、磁極片40A,40Bと励磁極25A,
25B間の磁気抵抗を低減することができるため、磁路
全体の磁気抵抗を削減して磁束を得ることができる。そ
の結果、より大きな発生トルクを得ることができる。
【0051】又、本実施例によれば、上下面に合成樹脂
47をコーティングした複数の磁性片46を積層したも
のを加熱圧縮してほぼ扇状の原型50を形成した後、こ
の原型50の両面を切削してそれぞれ基端面41及び作
用面42を形成するだけで磁極片40A(40B)を製
作することができる。従って、加工工数を第二実施例に
おける磁極片30A,30Bよりも少なくすることがで
きる。
【0052】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、以下のように構成することもできる。 (1) 各実施例において、ステータコア7A,7Bを
単一の磁性材にて形成してもよい。
【0053】(2) 各実施例において、ステータコア
7A,7Bの各ヨーク26A,26Bとステータ磁石8
A,8Bの間にスペーサ9を介在させず、各ヨーク26
A,26Bとステータ磁石9とを直接当接させてステー
タを形成してもよい。
【0054】(3) 第二実施例において、磁極片30
A,30Bの形状を、図15,16に例を示すような各
形状で実施してもよい。図15(a)〜(c)は、積層
方向の幅をステータコア7A,7Bにおける励磁極25
A,25Bの幅と同じにした磁極片60の例である。図
15(a)は、係合溝を持たない磁極片60の例であ
る。又、図15(b)は、係合溝60aを有する磁極片
60の例である。図15(c)は、作用面60b側をロ
ータ収容孔12の外周面に沿った湾曲面とした磁極片6
0の例である。
【0055】図16(a)〜(c)は、積層方向の幅を
ステータコア7A,7Bよりも広げた磁極片61の例で
ある。図16(a)は、全体を直方体状に形成するとと
もに係合溝61aを設けた磁極片61の例である。図1
6(b)は、作用面61bの幅方向の中央部のみをロー
タ収容孔12の外周面に沿った湾曲面に形成した磁極片
61の例である。図16(c)は、作用面61b側の全
体をロータ収容孔12の外周面に沿った湾曲面に形成す
るとともに励磁極側25A,25Bの上下にそれぞれ傾
斜部を設けた磁極片61の例である。
【0056】(4) 第一及び第二実施例において、磁
極収容孔17A,17Bの各下部に磁極支持片を形成し
てもよい。この場合、ステータ3の組立時において、磁
極片磁極片22A,22B(30A,30B)を磁極収
容孔17A,17B内に挿入するだけで、所定位置に固
定することができる。その結果、磁極片22A,22B
(30A,30B)の組み付けを一層容易に行うことが
できる。
【0057】(5) 各実施例において、磁極収容孔1
7A,17Bをロータ収容部10の前後方向に貫通して
形成してもよい。即ち、磁極片22A,22B(30
A,30B、40A,40B)を磁石収容孔15A,1
5B側から装着するようにしてもよい。
【0058】(6) 第三実施例において、図17
(a)に示すように、磁極片の中心部を磁性片46を積
層して形成し、その中心部の上部及び下部を形成する各
磁性片46の間に作用面側にのみ露出する長さが短い磁
性片48を介在させることにより全体が作用面側に扇状
に拡開するように原型62を形成する。そして、図17
(b)に示すように、この原型62の右側を切削して他
側面63とし、左側を切削して作用面64として、磁極
片65を形成するようにしてもよい。
【0059】(7) 第三実施例において、図18に示
すように、前後方向の長さを励磁極25Aの前後方向の
長さよりも大きく設定した磁極片66としてもよい。 (8) 各実施例において、各ステータコア7A,7B
の各ヨーク26A,26Bの先端部に、相対向するヨー
ク26A,26B同士を離間不能に互いに係合する係合
部を設けてもよい。即ち、係合部により両ヨーク26
A,26Bの対向する先端部同士を連結することによ
り、ステータコア7A,7Bを組み付けたボビン本体6
をケース2に収容した後に、両ヨーク26A,26B同
士が離間することを防ぐことができる。この結果、ステ
ータの磁路が寸断された状態を防止することができるた
め、磁気抵抗の増加を防いで発生トルクの低下を防止す
ることができる。
【0060】(9) 各実施例において、ステータコア
7A,7Bを形成する磁性片の枚数は、適宜選択しても
よい。 (10) 第二実施例において、磁極片30A,30B
を形成する磁性片の枚数は適宜選択してもよい。又、第
三実施例において、磁極片40A,40Bを形成する磁
性片の枚数を、ステータコア7A,7Bを形成する磁性
片の枚数と同じとしなくてもよい。
【0061】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術的思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1) 請求項1に記載のロータリアクチュエータにお
いて、ステータコア7A,7Bの相対向する両ヨーク2
6A,26Bの先端部に、互いに係合する係合部を設け
る。この構成によれば、組み付け時等における両ヨーク
26A,26Bの離間を防止して、発生トルクの低下を
防止することができる。
【0062】(2) 請求項5に記載のロータリアクチ
ュエータにおいて、ステータコア7A,7Bを形成する
磁性片と同じ厚さの磁性片を同じ枚数だけ使用して磁極
片40A,40Bを形成した。このような構成によれ
ば、ステータコア7A,7Bの各磁性片と磁極片40
A,40Bの各磁性片とがそれぞれ当接し、その当接す
る磁性片同士で磁路が形成される。その結果、各磁極片
40A,40Bとステータコア7A,7B間における磁
束の流れが一層安定化するため、渦電流損失が一層低減
される。又、磁路の磁気抵抗が低減されるため、高い発
生トルクが得られる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、励磁コイルが巻回されたボビン部を備え
たボビン本体にステータ磁石、磁極片及びステータコア
を組み付けることにより各部材が所定の位置に固定され
るため、組み付けを容易に行うことができる。又、ボビ
ン部よりもロータ側に設けられる磁極片によりステータ
コアから出入りする磁束をロータ磁石の回転軸線方向の
全体に作用させることができるため、ステータコアの厚
さを小さくして回転軸線方向の大きさを小さくすること
ができる。
【0064】又、請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の効果に加えて、磁極収容部がロータ
収容部を貫通しているため、ボビン本体を容易に加工形
成することができる。又、磁極片が励磁極の係合により
位置決めされるため、組み付けを容易に行うことができ
る。又、請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は
請求項2に記載の発明の効果に加えて、磁極片内で発生
する渦電流損を低減することができるため、ロータリア
クチュエータの効率を向上させることができる。又、高
速駆動時においても、高い応答性を得ることができる。
【0065】又、請求項4に記載の発明によれば、請求
項3に記載の発明の効果に加えて、ステータコア及び磁
極片内部における渦電流損を低減することができるた
め、ロータ磁石の回転軸線方向の全体に効率良く磁束を
作用させることができる。この結果、高い発生トルクを
得ることができる。
【0066】又、請求項5に記載の発明によれば、請求
項3に記載の発明の効果に加えて、磁極片とステータコ
アとの間における磁束の流れを安定化することができる
ため、渦電流損失を一層低減して高い応答性を得ること
ができる。又、磁路の磁気抵抗を小さくすることができ
るため、一層高い発生トルクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施例のロータリアクチュエータのステ
ータの分解斜視図。
【図2】 ロータリアクチュエータの平断面図。
【図3】 同じく縦断面図。
【図4】 ロータリアクチュエータの分解斜視図。
【図5】 第二実施例のロータリアクチュエータのステ
ータの分解斜視図。
【図6】 ロータリアクチュエータの分解斜視図。
【図7】 ロータリアクチュエータの平断面図。
【図8】 同じく縦断面図。
【図9】 第三実施例のロータリアクチュエータのステ
ータの分解斜視図。
【図10】 ロータリアクチュエータの分解斜視図。
【図11】 ロータリアクチュエータの平断面図。
【図12】 同じく縦断面図。
【図13】 磁極片の製造方法の説明図。
【図14】 (a)は成形した磁極片の斜視図、(b)
は切削加工した磁極片の斜視図。
【図15】 (a),(b),(c)共に別例の磁極片
の斜視図。
【図16】 (a),(b),(c)共に別例の磁極片
の斜視図。
【図17】 (a)は成形した磁極片の斜視図、(b)
は切削加工した磁極片の斜視図。
【図18】 同じく磁極片の斜視図。
【図19】 従来例のロータリアクチュエータの分解斜
視図。
【図20】 同じくステータの分解斜視図。
【符号の説明】
4…ロータ、6…ボビン本体、7A,7B…ステータコ
ア、8A,8B…ステータ磁石、10…ロータ収容部、
11A,11B…ボビン部、12…ロータ収容孔、13
A,13B…励磁コイル、14A,14B…励磁極挿通
孔、15A,15B…磁石収容孔、17A,17B…磁
極収容部としての磁極収容孔、19…ロータ磁石、22
A,22B…磁極片、23…係合部としての係合凹部、
25A,25B…励磁極、26A,26B…ヨーク、3
0A,30B…磁極片、31…係合部としての係合溝、
40A,40B…磁極片。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ磁石を備えたロータを収容するロ
    ータ収容孔を有するロータ収容部の両側にそれぞれ励磁
    コイルを巻回するボビン部と、ロータ収容部の該両ボビ
    ン部と直交する側の両側にはステータ磁石を収容してロ
    ータ磁石に相対向させる磁石収容孔とを設けたボビン本
    体を備え、 各ボビン部には、略E字形状のステータコアの励磁極を
    挿通して該励磁極の先端部をロータ磁石に相対向させる
    励磁極挿通孔を設け、ステータコアの各ヨークの先端部
    を各ボビン部の両側において前記ステータ磁石の外側に
    磁気的に連結するようにしたロータリアクチュエータに
    おいて、 前記ロータ収容部のロータ収容孔と各ボビン部との間
    に、前記ロータ収容孔側において少なくともロータ磁石
    の回転軸線方向の全体に渡って開口するとともに、前記
    励磁極挿通孔をその内部で連通させる磁極収容部を設
    け、 前記磁極収容部には、そのロータ側の一側面がロータ磁
    石の回転軸線方向の全体に相対向し、他側面が励磁極の
    先端に磁気的に連結する磁極片を設けたロータリアクチ
    ュエータ。
  2. 【請求項2】 磁極収容部を前記ロータ収容部の両側面
    に貫通して形成するとともに、磁極片の他側面には、励
    磁極が係合して磁極片をその一側面がロータ磁石の回転
    軸線方向の全体に相対向する位置に保持する係合部を設
    けた請求項1に記載のロータリアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 磁極片は、磁性片が積層されてなる請求
    項1又は請求項2に記載のロータリアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 ステータコアは、磁性片がロータ磁石の
    回転軸線方向に積層されてなり、磁極片は、磁性片がロ
    ータ磁石の回転軸線方向に直交する方向に積層されてな
    る請求項3に記載のロータリアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 ステータコアは、磁性片がロータ磁石の
    回転軸線方向に積層されてなり、磁極片は、磁性片がほ
    ぼロータ磁石の回転軸線方向に配置されてなる請求項3
    に記載のロータリアクチュエータ。
JP7159625A 1995-03-20 1995-06-26 ロータリアクチュエータ Pending JPH08322226A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7159625A JPH08322226A (ja) 1995-03-20 1995-06-26 ロータリアクチュエータ
US08/591,034 US5708406A (en) 1995-03-20 1996-01-25 Rotary actuator

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-60978 1995-03-20
JP6097895 1995-03-20
JP7159625A JPH08322226A (ja) 1995-03-20 1995-06-26 ロータリアクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08322226A true JPH08322226A (ja) 1996-12-03

Family

ID=26402032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7159625A Pending JPH08322226A (ja) 1995-03-20 1995-06-26 ロータリアクチュエータ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5708406A (ja)
JP (1) JPH08322226A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000072486A (ko) * 2000-09-06 2000-12-05 이순영 회전 자장내의 고정 코일을 이용한 동기발전기의 전기발생장치
JP2002176759A (ja) * 2000-09-28 2002-06-21 Nidec Copal Electronics Corp 電磁アクチュエータ
WO2018078848A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 タカノ株式会社 ロータリソレノイド
WO2018078847A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 タカノ株式会社 ロータリソレノイド
JP2018182904A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 タカノ株式会社 ロータリソレノイド及びその製造方法

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9620563D0 (en) * 1996-10-02 1996-11-20 Lucas Ind Plc Stator
FR2754953B1 (fr) * 1996-10-21 1999-02-26 Moving Magnet Tech Moteur polyphase, notamment pour l'entrainement d'une aiguille d'un afficheur
US6144135A (en) * 1998-11-12 2000-11-07 Ho; Jsewen Stator structure for a direct-current fan motor
US6921999B1 (en) * 1999-01-21 2005-07-26 Stridsberg Innovation Ab Electric motor
JP2002136090A (ja) * 2000-10-30 2002-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラシレスモータ
EP1437817B1 (en) * 2003-01-10 2013-03-13 Askoll Holding S.r.l. Synchronous electric motor with a permanent magnet rotor and improved supporting spools for circulation pumps of heating and air-conditioning systems
JP3917549B2 (ja) * 2003-04-24 2007-05-23 ミネベア株式会社 ステッピングモータ
US6975049B2 (en) * 2003-10-29 2005-12-13 A. O. Smith Corporation Electrical machine and method of manufacturing the same
EP1760861B1 (en) * 2005-08-30 2010-10-13 Askoll Holding S.r.l. Permanent-magnet two-phase synchronous electric motor with mechanical start-up for washing machines and similar household appliances, in particular for washing pumps
DE102005042519A1 (de) * 2005-09-07 2007-03-08 Minebea Co., Ltd. Elektrische Maschine und Verfahren zum Herstellen der elektrischen Maschine
US7692353B2 (en) * 2006-08-11 2010-04-06 Askoll Holding S.R.L. Permanent-magnet two-phase synchronous electric motor with mechanical start-up for washing machines and similar household appliances, in particular for washing pumps
PL2006976T3 (pl) * 2007-06-18 2013-05-31 Askoll Holding Srl Dwufazowy synchroniczny silnik elektryczny
EP2025944B1 (en) * 2007-08-09 2017-08-09 Askoll Holding S.r.l. Mono-phase syncronous electric motorfor household appliances
FR2925989B1 (fr) * 2007-12-28 2010-01-29 Somfy Sas Moteur electrique de manoeuvre d'un element d'occultation ou de protection solaire dans un batiment
US10284038B1 (en) 2011-09-26 2019-05-07 Pangolin Laser Systems, Inc. Electromechanical limited rotation rotary actuator and method employing segmented coils
US10734857B2 (en) 2011-09-26 2020-08-04 Pangolin Laser Systems, Inc. Electromechanical limited rotation rotary actuator and method employing segmented coils
US9270144B2 (en) 2011-09-26 2016-02-23 William R. Benner, Jr. High torque low inductance rotary actuator
US8963396B2 (en) 2011-09-26 2015-02-24 Pangolin Laser Systems, Inc. Electromechanical device and assembly method
US9343931B2 (en) * 2012-04-06 2016-05-17 David Deak Electrical generator with rotational gaussian surface magnet and stationary coil
EP2874291B1 (fr) 2013-11-19 2018-06-06 Société Industrielle de Sonceboz S.A. Moteur électrique
FR3020522B1 (fr) 2014-04-25 2016-05-06 Mmt ag Actionneur electrique
KR102222372B1 (ko) * 2014-06-10 2021-03-04 삼성전자주식회사 모터어셈블리 및 이를 갖는 청소기
US20160056670A1 (en) * 2014-08-20 2016-02-25 Steven Wayne Ward, Sr. System and Method for Generating Electric Energy and Torque using an Improved Magnet Positioning to Produce a Counter-Magnetic Field
US9991773B2 (en) 2015-02-06 2018-06-05 William R. Benner, Jr. Low cost limited rotation rotary actuator
US10720824B2 (en) 2015-02-06 2020-07-21 William R. Benner, Jr. Low cost limited rotation rotary actuator
GB2545268B (en) * 2015-12-11 2019-04-03 Dyson Technology Ltd An electric motor
GB2545413B (en) * 2015-12-11 2019-04-03 Dyson Technology Ltd A stator assembly
GB2553839A (en) * 2016-09-16 2018-03-21 Johnson Electric Sa Electric motor
GB2553856A (en) * 2016-09-20 2018-03-21 Johnson Electric Sa Actuator
EP3704785B1 (en) 2017-10-30 2024-07-03 WePower Technologies LLC Magnetic momentum transfer generator
GB2571741B (en) 2018-03-07 2022-03-23 Sentec Ltd Electricity meter with electrically-controlled electromechanical switch
CN115053437A (zh) 2019-11-21 2022-09-13 威能科技有限责任公司 切向致动的磁动量传输发电机
KR102501807B1 (ko) * 2021-07-13 2023-02-17 연세대학교 산학협력단 단일 액추에이터 기반 다자유도 자기부상 시스템
JP2023043027A (ja) * 2021-09-15 2023-03-28 ミツミ電機株式会社 回転往復駆動アクチュエーター

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1929787A (en) * 1930-01-18 1933-10-10 Electro Dynamic Company Pole piece
US3021444A (en) * 1957-06-06 1962-02-13 Gen Motors Corp Dynamo electric machine
GB2120463B (en) * 1982-05-13 1985-12-11 Racal Mesl Microwave Improvements in and relating to rotary actuators
JP2763378B2 (ja) * 1990-04-26 1998-06-11 三菱製紙株式会社 写真用支持体
US5275141A (en) * 1991-05-31 1994-01-04 Asmo, Co., Ltd. Actuator
JPH0528907A (ja) * 1991-07-23 1993-02-05 Sony Corp 受像管用カソードの活性方法
JPH06284671A (ja) * 1993-03-30 1994-10-07 Asmo Co Ltd アクチュエータ
JPH06292349A (ja) * 1993-04-05 1994-10-18 Nippondenso Co Ltd 2位置駆動型高速モ−タ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000072486A (ko) * 2000-09-06 2000-12-05 이순영 회전 자장내의 고정 코일을 이용한 동기발전기의 전기발생장치
JP2002176759A (ja) * 2000-09-28 2002-06-21 Nidec Copal Electronics Corp 電磁アクチュエータ
WO2018078848A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 タカノ株式会社 ロータリソレノイド
WO2018078847A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 タカノ株式会社 ロータリソレノイド
JP2018182904A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 タカノ株式会社 ロータリソレノイド及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5708406A (en) 1998-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08322226A (ja) ロータリアクチュエータ
CA1294661C (en) Brushless dc motor
US6573624B2 (en) Stator structure of a reciprocating motor having a plurality of unit-stacked core members
US6441530B1 (en) D.C. PM motor with a stator core assembly formed of pressure shaped processed ferromagnetic particles
JP2003339128A (ja) モータ、ステータコア、ロータコア、モータ製造方法、ステータコアの製造方法、及びロータコアの製造方法
EP2677643B1 (en) Rotary solenoid
US5275141A (en) Actuator
JP2000069734A (ja) 直流トルクモ―タ及びその製造方法
JP2000083364A (ja) 可動鉄心型リニアモータ
JP2001126921A (ja) 電磁アクチュエータのコア
JPH11275830A (ja) リラクタンスモータ
JPH08251902A (ja) ステップモータ
JP2945441B2 (ja) 永久磁石を用いたモータ
JPH06284671A (ja) アクチュエータ
JPH04271240A (ja) 電動機の固定子及び直巻式電動機の固定子の製造方法
JPH08298764A (ja) ロータリアクチュエータ
JP4172093B2 (ja) モータ
JP2000245126A (ja) リニア振動モータ
JPH0122389Y2 (ja)
JP2023045243A (ja) ロータリソレノイド
JP2658742B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH11191952A (ja) ステッピングモータ
JPH11235002A (ja) クローポール形ステッピングモータ
JPH08149784A (ja) ステッピングモータの軸受保持構造
JPH09191622A (ja) アクチュエータ