JPH08321451A - 位置合わせ方法 - Google Patents

位置合わせ方法

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JPH08321451A
JPH08321451A JP7127920A JP12792095A JPH08321451A JP H08321451 A JPH08321451 A JP H08321451A JP 7127920 A JP7127920 A JP 7127920A JP 12792095 A JP12792095 A JP 12792095A JP H08321451 A JPH08321451 A JP H08321451A
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JP7127920A
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Kazuya Ota
和哉 太田
Hisashi Masuko
久 益子
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 TTR方式のアライメントセンサを使用して
EGA方式のアライメントを行う場合に、ダイ・バイ・
ダイ方式でアライメントを行う場合の制御シーケンスを
利用できるようにし、且つ計測に要する時間を従来より
短縮する。 【構成】 レチクルステージの初期位置を記憶した後
(ステップ102)、設計上の配列座標に基づいてウエ
ハ上の各サンプルショットを露光位置に位置決めし(ス
テップ104)、TTR方式のアライメントセンサを用
いてレチクルマークとウエハマークとが重なるようにし
た状態で、レチクルステージの平均位置(x n,ynn)
を求める(ステップ105,106)。各サンプルショ
ットに対応するレチクルステージの移動量をアライメン
トデータとしてEGA方式のアライメントを行う(ステ
ップ109,110)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば統計的手法を用
いて予測した配列座標に基づいてウエハ上の各ショット
領域とレチクルのパターンとの位置合わせを行う位置合
わせ(アライメント)方法に関し、特にTTR(スルー
・ザ・レチクル)方式のアライメントセンサを使用する
場合に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子又は液晶表示素子等をフォト
リソグラフィ工程で製造する際に、マスクとしてのレチ
クルのパターンを投影光学系を介してフォトレジストが
塗布されたウエハ(又はガラスプレート等)上の各ショ
ット領域に転写する投影露光装置(ステッパー等)が使
用されている。例えば半導体素子は、ウエハ上に多数層
の回路パターンを重ねて形成されるので、2層目以降の
回路パターンをウエハ上に投影露光する際には、ウエハ
上の既に回路パターンが形成された各ショット領域とこ
れから露光するレチクルのパターンとの位置合わせ、即
ちウエハの位置合わせ(ウエハアライメント)を高精度
に行う必要がある。従来の投影露光装置におけるウエハ
の高精度な位置合わせ方法として、例えば特開昭61−
44429号公報で開示されているように、ウエハ上か
ら選択された所定個数のショット領域(サンプルショッ
ト)に付設されたアライメントマーク(ウエハマーク)
の座標位置を計測し、この計測結果を統計処理してウエ
ハ上の各ショット領域の配列座標を算出するエンハンス
ト・グローバル・アライメント(以下、「EGA」と略
称する)方式のアライメント方法が知られている。
【0003】これに対して、ウエハ上の各ショット領域
への露光を行う前にそれぞれ各ショット領域に付設され
たウエハマークの位置(又はレチクルマークとの位置ず
れ量)の計測を行い、この計測結果に基づいて位置合わ
せを行うサイト・バイ・サイト方式、又はダイ・バイ・
ダイ方式のアライメント方法も知られている。前者のサ
イト・バイ・サイト方式とは、TTL(スルー・ザ・レ
ンズ)方式、又はオフ・アクシス方式のように、計測位
置と露光位置とが異なっているアライメントセンサを使
用する場合のアライメント方法である。一方、後者のダ
イ・バイ・ダイ方式とは、投影光学系を介してウエハマ
ークとレチクル上のアライメントマーク(レチクルマー
ク)との位置ずれ量を直接計測するTTR(スルー・ザ
・レチクル)方式のように、計測位置と露光位置とが同
一のアライメントセンサを使用する場合のアライメント
方法である。このようにTTR方式のアライメントセン
サを使用してダイ・バイ・ダイ方式のアライメントを行
う際には、レチクルステージの制御系にアライメントセ
ンサによって計測される位置ずれ量の情報を送り、その
位置ずれ量が所定の許容値以内に収まるようにレチクル
ステージの位置を微調整していた。
【0004】また、TTL方式、又はオフ・アクシス方
式のアライメントセンサを使用してEGA方式でアライ
メントを行うことも可能である。この際には、元々計測
位置と露光位置とが異なるため、計測動作自体はサイト
・バイ・サイト方式でアライメントを行う場合と同じで
ある。同様に、TTR方式のアライメントセンサを使用
してEGA方式でアライメントを行うことも可能であ
り、このために従来はウエハステージをステッピング駆
動し、計測対象の各ウエハマークを順次TTR方式のア
ライメントセンサの計測位置に設定して、各ウエハマー
クと対応するレチクルマークとの位置ずれ量の計測を行
っていた。そして、その計測後の制御方式として従来
は、アライメントセンサによって得られる位置ずれ量
を中央制御系経由でレチクルステージの制御系に送る方
法、又はその位置ずれ量をパラレルに中央制御系及び
レチクルステージの制御系に送る方式が使用されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、のよ
うに計測された位置ずれ量を中央制御系経由でレチクル
ステージの制御系に送る方式は、信号伝達に時間を要し
アライメントに要する時間が長くなるため、露光工程の
スループット(単位時間当りのウエハの処理枚数)が低
下するという不都合があった。また、のように計測さ
れた位置ずれ量を中央制御系にも送る方式は、ダイ・バ
イ・ダイ方式では使用されない制御方式であるため、そ
の方式を使用するためには装置構成が複雑化すると共
に、別の制御シーケンスを組み込む必要があり、製造コ
ストが増大するという不都合があった。
【0006】本発明は斯かる点に鑑み、TTR方式のア
ライメントセンサを使用してEGA方式のアライメント
を行う場合に、ダイ・バイ・ダイ方式でアライメントを
行う場合の制御シーケンスを利用できると共に、計測に
要する時間を従来より短縮できる位置合わせ方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による位置合わせ
方法は、例えば図1〜図3に示すように、マスク(4)
に形成されたパターンを基板(6)上の各ショット領域
に転写するために、基板(6)の各ショット領域とマス
ク(4)のパターンとの位置合わせを行う位置合わせ方
法において、基板(6)上の全部のショット領域のうち
所定のショット領域(サンプルショット)のそれぞれに
ついて、マスク(4)及び基板(6)の少なくとも一方
を移動してマスク(4)のパターンと当該ショット領域
との位置合わせを行うと共に、マスク(4)及び基板
(6)の少なくとも一方のデータ上の目標位置に対する
移動量を計測する第1工程(ステップ103〜108)
と、この第1工程でそれら所定のショット領域のそれぞ
れについて計測された移動量に基づいて、基板(6)上
の全部のショット領域のそれぞれとマスク(4)のパタ
ーンとの位置合わせを行う第2工程(ステップ109〜
111)と、を有するものである。
【0008】この場合、その第2工程は、一例としてそ
の第1工程で計測された移動量、及び基板(6)上の全
部のショット領域の設計上の配列データを統計処理し
て、基板(6)上の全部のショット領域のそれぞれとマ
スク(4)のパターンとの位置合わせを行うための配列
データを算出する工程(ステップ109,110)を含
むものである。
【0009】また、その第1工程で計測される所定のシ
ョット領域の個数は基板(6)上の全部のショット領域
の個数より少ないことが望ましい。また、その第1工程
でマスク(4)及び基板(6)の少なくとも一方の移動
量を計測する際に、マスク(4)の移動量と基板(6)
の移動量とを独立に計測し、この計測結果の差分を求め
るようにしてもよい。
【0010】
【作用】斯かる本発明を、TTR方式のように計測位置
と露光位置とが同じアライメントセンサを使用してEG
A方式でアライメントを行う場合に適用した場合につき
説明する。この場合、基板(6)上の全部のショット領
域から選ばれた所定のK個のショット領域を計測対象の
サンプルショットとして、これらサンプルショットにつ
いてダイ・バイ・ダイ方式で露光量を0とした露光動作
を行う。即ち、先ず第1工程では、最初に基板側のステ
ージとマスク側のステージとの位置合わせを行ってお
く。その後、例えば基板側のステージを駆動して基板
(6)上の各サンプルショットを設計上の配列データに
基づいてそれぞれ露光位置に設定した後、アライメント
センサにより当該サンプルショットとマスク(4)との
位置ずれ量(正確には2つのアライメントマークの位置
ずれ量)を計測し、この位置ずれ量を所定の目標値とす
るようにマスク側のステージの位置を微調整し、このと
きのマスク側のステージの初期値からの移動量をそれぞ
れ求めて記憶する。
【0011】このようにして得られたマスク側のステー
ジの移動量は、マスク(4)を固定して各サンプルショ
ットとマスクとの位置ずれ量を計測する場合の計測値と
等価であるため、その移動量をアライメントデータとし
てEGA方式のアライメントを行うことができる。そこ
で、第2工程では、第1工程で得られた移動量、及び基
板(6)上の全部のショット領域の設計上の配列データ
を統計処理して基板(6)上の全部のショット領域の配
列座標を求め、この配列座標に基づいて位置合わせを行
う。従って、ダイ・バイ・ダイ方式のアライメントのシ
ーケンスをそのまま使用すると共に、各サンプルショッ
トについてマスク(4)の移動量を計測しておくだけで
EGA方式のアライメントデータが短時間に蓄積できる
ことになる。また、アライメントセンサは必ずしもマス
ク(4)と基板(6)との位置ずれ量を出力する機能を
備える必要はなく、例えばその位置ずれ量が所定の目標
値とほぼ合致したときにアライメント完了を示す信号を
出力する機能を備えているだけでもよい。
【0012】なお、ダイ・バイ・ダイ方式のアライメン
トのシーケンスが、例えばマスク側を固定して基板側の
位置を微調整して位置合わせを行う方式である場合に
は、この方式に本発明を適用して各サンプルショット毎
に基板側の移動量を計測し、この移動量を用いてEGA
方式のアライメントを行うことができる。次に、その第
1工程で計測される所定のショット領域(サンプルショ
ット)を基板(6)上の全部のショット領域とすること
も可能であるが、計測時間を短縮し、且つ平均化効果を
得るためには、その所定のショット領域の個数を全部の
ショット領域の個数より少なくし、且つ或る程度以上の
個数とすることが望ましい。
【0013】また、例えば基板(6)の位置を設計上の
配列データに従って位置決めし、マスク(4)側の移動
量を計測する場合でも、振動等により基板(6)の位置
がずれる場合もある。そこで、基板(6)の移動量をも
計測しておき、マスク(4)の移動量との差分を求める
ことにより、より正確に位置合わせを行うことができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明による位置合わせ方法の一実施
例につき図面を参照して説明する。本実施例は、ステッ
パー型の投影露光装置において2光束ヘテロダイン干渉
方式でTTR方式のアライメントセンサを使用して、E
GA方式でアライメントを行う場合に本発明を適用した
ものである。2光束干渉方式は、LIA(Laser Interf
erometric Alignment)方式とも呼ばれている。
【0015】図2は、本例の投影露光装置の全体の概略
構成を示し、この図1において、露光時には露光照明系
60からの波長λ0 の露光用の照明光がダイクロイック
ミラー3で反射されてレチクル4に照射され、その照明
光のもとでレチクル4のパターンが投影光学系5を介し
て例えば1/5に縮小されてフォトレジストが塗布され
たウエハ6上の各ショット領域に投影される。露光用の
照明光として、本例では水銀ランプのi線(波長:36
5nm)を使用するが、それ以外にエキシマレーザ光
(波長:248nm,193nm等)等も使用できる。
ここで、投影光学系5の光軸AXに平行にZ軸を取り、
Z軸に垂直な平面で図2の紙面に平行にY軸を、図2の
紙面に垂直にX軸を取る。
【0016】この場合、レチクル4はレチクルステージ
9上に保持され、レチクルステージ9は投影光学系5の
光軸AXに垂直な平面内でX方向、Y方向、及び回転方
向(θ方向)にレチクル4の位置決めを行う。レチクル
ステージ9上に固定された移動鏡63m、及び外部に設
置されたレーザ干渉計63によりレチクルステージ9の
X座標、Y座標、及び回転角が常時計測され、計測値が
レチクルステージ制御系64、及び後述のアライメント
信号処理系68に供給され、その計測値はレチクルステ
ージ制御系64を介して装置全体の動作を統轄制御する
中央制御系61にも供給されている。中央制御系61
が、レチクルステージ制御系64にレチクルステージ9
の目標位置及び目標回転角の情報を供給すると、それに
応じてレチクルステージ制御系64がレチクルステージ
駆動部62を介してレチクルステージ9の位置及び回転
角をそれぞれ目標値に設定する。
【0017】一方、ウエハ6はウエハホルダ7を介して
Xステージ8X及びYステージ8Y等からなるウエハス
テージ上に載置されている。実際には、Xステージ8X
上に、ウエハ6をZ方向に位置決めするZステージ等も
載置されている。ウエハステージは投影光学系5の光軸
AXに垂直な平面内でX方向、Y方向、及び回転方向
(θ方向)にウエハ6の位置決めを行う。Xステージ8
X上に固定された移動鏡66m、及び外部に設置された
レーザ干渉計66によりウエハ6のX座標、Y座標、及
び回転角が常時計測され、計測値がウエハステージ制御
系67に供給され、その計測値はウエハステージ制御系
67を介して中央制御系61にも供給されている。中央
制御系61が、ウエハステージ制御系67にウエハ6の
目標位置及び目標回転角の情報を供給すると、それに応
じてウエハステージ制御系67がウエハステージ駆動部
65を介してウエハステージの位置及び回転角を制御す
る。
【0018】また、ウエハステージ側のXステージ8X
上のウエハ6の近傍に基準マーク部材11が固定され、
基準マーク部材11上にレチクル4の投影光学系5の光
軸AXに対する位置合わせ等において基準となる基準マ
ークが形成されている。それに対応して、レチクル4の
周辺部の上方には、レチクル4上のアライメントマーク
とその基準マークとの位置ずれ量を検出するための2個
のレチクルアライメント顕微鏡39及び40(図2参
照)が配置されている。これらのレチクルアライメント
顕微鏡39及び40による検出結果が中央制御系61に
供給される。
【0019】次に、本例のLIA方式のアライメントセ
ンサにつき詳細に説明する。このアライメントセンサ
は、ダイクロイックミラー3の上方の対物レンズ2、そ
の上方のアライメント光学系1、及びアライメント信号
処理系68より構成されている。アライメントを行う際
には、アライメント光学系1中のレーザ光源から射出さ
れたレーザビームは、所定の周波数変調を受けてアライ
メント光として射出される。アライメント光としては、
ウエハ6上に塗布されているフォトレジストに対する感
光性の弱い波長域の光(例えばHe−Neレーザ光源か
らの波長633nmのレーザビーム等)が使用される。
このアライメント光は対物レンズ2、ダイクロイックミ
ラー3を透過してレチクル4上の回折格子状のレチクル
マーク35A、及び光透過性の窓部(レチクル窓)37
Aに照射され、レチクル窓37Aを透過したアライメン
ト光がウエハ6上の位置決め対象のショット領域に付設
されたウエハマーク48Aに照射される。ここでは、レ
チクルマーク35A及びウエハマーク48Aの計測方向
をX方向とする。
【0020】そして、ウエハマーク48Aでの回折によ
り生じたヘテロダインビーム、及びレチクルマーク35
Aでの回折により生じたヘテロダインビームが、ダイク
ロイックミラー3、及び対物レンズ2を経てアライメン
ト光学系1に戻り、アライメント光学系1内の受光系で
2つのビート信号が生成される。これらのビート信号が
アライメント信号処理系68に供給され、ここで2つの
ビート信号の位相差が検出され、検出された位相差が中
央制御系61に供給される。
【0021】次に、図2〜図6を参照して、本例のLI
A方式のアライメントセンサからのアライメント光の光
路、並びにレチクルマーク及びウエハマークの検出方法
につき説明する。図2において、アライメント光学系1
からは、露光波長λ0 と異なる平均波長λ1 で周波数差
Δf(本例では50kHz)の1対のレチクルアライメ
ント照明光RB1 ,RB2 、及びウエハアライメント照
明光WB1 ,WB2 が射出される。
【0022】図3は、図2をY方向に見た側面図であ
り、この図3に示すように、レチクルアライメント照明
光RB1 ,RB2 は対物レンズ2によってレチクル4上
に集光され、レチクル4の下面の回折格子状のレチクル
マーク35Aにそれぞれ入射角−θR1,θR1で照射され
る。図5は、本例のレチクル4のレチクルマーク35A
の周辺の拡大図であり、この図5において、X軸用のレ
チクルマーク35Aは、X方向にピッチPR で形成され
た回折格子よりなるマークであり、レチクルマーク35
Aの内側にウエハ側に向かうアライメント光を通過させ
るためのレチクル窓37Aが形成されている。そして、
レチクルマーク35Aに照明光RB1 ,RB2 よりなる
光束50が照射され、レチクル窓37Aを照明光W
1 ,WB2 よりなる光束51が通過している。
【0023】図3に戻り、入射角−θR1,θR1とレチク
ルマーク35Aの格子ピッチPR とは次式の関係にあ
り、照明光RB1 の+1次回折光RB1 +1 と照明光RB
2 の−1次回折光RB2 -1 とはそれぞれ真上に発生し、
アライメント検出光(ヘテロダインビーム)として対物
レンズ2を介してアライメント光学系1に戻る。 sin θR1=λ1 /PR 一方、ウエハアライメント照明光WB1 ,WB2 はレチ
クル4のレチクル窓37Aを通過し、投影光学系5中の
色収差制御板10に達する。色収差制御板10の照明光
WB1 ,WB2 が通過する部分には、それぞれ回折格子
状の軸上色収差制御素子が形成されており、照明光WB
1 ,WB2 はそれぞれ角度−θG1,θG1だけ曲げられ
て、回折格子状のウエハマーク48Aに対しそれぞれ入
射角−θW1,θW1で照射される。
【0024】図6は、ウエハマーク48Aの拡大図を示
し、この図6において、ウエハマーク48Aは、X方向
にピッチPW で形成された凹凸の回折格子よりなる。そ
して、ウエハマーク48Aに、照明光WB1 ,WB2
りなる光束51が照射されている。図3に戻り、入射角
−θW1,θW1とウエハマーク48Aの格子ピッチPW
は次式の関係にあり、照明光WB1 の+1次回折光WB
1 +1 と照明光WB2 の−1次回折光WB2 -1 とはそれぞ
れ真上に発生し、これら2つの回折光がアライメント検
出光(ヘテロダインビーム)となる。
【0025】sin θW1=λ1 /PW この場合、図2に示すように、色収差制御板10の偏向
作用によりウエハアライメント照明光は、非計測方向
(Y方向)においてウエハ6に対して角度θm だけ傾い
て入射するため、上記各アライメント検出光が色収差制
御板10上で通過する位置は入射時に通過した位置と異
なる。ウエハマーク48Aからのアライメント検出光
は、色収差制御板10上の別の軸上色収差制御素子を通
ることによって横方向の色収差が補正されて、レチクル
窓37Aに向かう。その後、各検出光はレチクル窓37
A、及び対物レンズ2を介して再びアライメント光学系
1へと戻る。また、ウエハアライメント照明光は、色収
差制御板10が配置されない場合に比べ、ウエハ6の表
面でY方向にΔβだけずれた位置を照明する。
【0026】ここで、図4を参照して、アライメント光
学系1について詳しく説明する。図4(a)はアライメ
ント光学系1を図3と同じ方向から見た図、図4(b)
は図4(a)の底面図である。図4(a)において、H
e−Neレーザ光源12から射出されたレーザビームB
はハーフプリズム13で2分割され、それぞれ周波数F
1 ,F2 で駆動されている音響光学素子(以下、「AO
M」と言う)15,16に入射する。周波数F1 及びF
2 はそれぞれ数10MHzであり、且つ両周波数の差が
50kHzとなっている。AOM15及び16から射出
された回折光のうち、それぞれ+1次回折光B2 及びB
1 のみをスリット板17及び18で抽出する。抽出され
た一方の+1次回折光B2 の内でハーフプリズム22を
透過した光束と、他方の+1次回折光B1 の内でハーフ
プリズム22で反射された光束とが、やや離れて平行に
集光レンズ23に向かう。
【0027】そして、集光レンズ23で集光された2つ
の光束が視野絞り24により整形され、視野絞り24を
通過した1対の光束がプリズム25で図4(a)の紙面
に垂直な方向に2分割されて1対のレチクルアライメン
ト照明光RB1 ,RB2 、及び1対のウエハアライメン
ト照明光WB1 ,WB2 が生成される。これら2対のア
ライメント照明光は、レンズ26及びハーフプリズム2
7を介して図3の対物レンズ2に向かう。
【0028】一方、図3のレチクルマーク35A及びウ
エハマーク48Aからのアライメント検出光は、図4
(a)のアライメント光学系1に戻った後、ハーフプリ
ズム27により反射され、レンズ28を経てレチクル、
及びウエハと共役な位置にある検出光分離プリズム29
によって、レチクル検出光とウエハ検出光とに分離され
る。図4(b)に示すように、検出光分離プリズム29
はウエハ検出光を反射し、レチクル検出光を透過する部
分反射プリズムであり、レチクル検出光RB1 +1,RB2
-1 は検出光分離プリズム29を透過し、光電検出素子
30によって受光される。そして、ウエハ検出光WB1
+1 ,WB2 -1 は検出光分離プリズム29で反射され
て、図4(a)の光電検出素子31によって受光され
る。光電検出素子30からレチクルマークの位置に対応
するレチクルビート信号SR が出力され、光電検出素子
31からウエハマークの位置に対応するウエハビート信
号SW が出力される。
【0029】図11は、レチクルビート信号SR 、及び
ウエハビート信号SW の一例を示す。レチクルビート信
号SR 、及びウエハビート信号SW はそれぞれ周波数Δ
f(=50kHz)の正弦波状のビート信号であり、両
者の位相差ΔφT[rad]はレチクル4、及びウエハ6
のX方向への相対移動量により変化し、その相対移動量
Δxは以下の式に示す通りである。
【0030】 Δx(レチクル上)=PR ・ΔφT /(4π), Δx(ウエハ上) =PW ・ΔφT /(4π) なお、レチクルマークのピッチPR に、図3の投影光学
系5の投影倍率(縮小倍率)を掛けたものがウエハマー
クのピッチPW となっている。レチクルビート信号SR
及びウエハビート信号SW はそれぞれ図2のアライメン
ト信号処理系68に供給され、ここで両信号SR ,SW
の位相差が検出される。検出された位相差は中央制御系
61に供給される。例えばダイ・バイ・ダイ方式のアラ
イメントを行う場合には、中央制御系61は、両ビート
信号SR ,SWの位相差に基づき、レチクルマークとウ
エハマークとの位置ずれが所定の目標追い込み値になる
ように、レチクルステージ制御系64を介してレチクル
ステージ9の位置を調整する。また、実際にはその他に
3軸のLIA方式のアライメント光学系が設けられ、こ
れら3軸のアライメント光学系からの2つのビート信号
の位相差についてもそれぞれ所定の目標追い込み値とな
るように制御が行われる。その後、レチクル4のパター
ン像がウエハ6の当該ショット領域に投影露光される。
【0031】次に、本例の投影露光装置でEGA方式の
アライメントを行ってから、ウエハ上の各ショット領域
にレチクルのパターンを転写する場合の動作の一例につ
き図1のフローチャート、及び図7〜図10を参照して
説明する。先ず、図7は本例で使用されるレチクル4の
パターン配置を示し、この図7において、レチクル4の
下面で枠状の遮光帯33中がパターン領域32となり、
このパターン領域32内に転写用の回路パターンが描画
されている。そして、矩形のパターン領域32内で各辺
の近傍にX方向に所定ピッチで配列された回折格子状の
1対のレチクルマーク35A,35B、及びY方向に所
定ピッチで配列された回折格子状の1対のレチクルマー
ク36A,36Bが形成され、これらのレチクルマーク
35A,35B,36A,36Bの内側にそれぞれレチ
クル窓37A,37B,38A,38Bが形成されてい
る。また、遮光帯33をX方向に挟むように十字型のア
ライメントマーク34A及び34Bが形成されている。
【0032】これに対応して、図8は、ウエハ6上の一
部のショット領域の拡大図を示し、この図8において、
中央の矩形のショット領域47の内部で各辺の近傍にX
方向に所定ピッチで配列された回折格子状の1対のウエ
ハマーク48A,48B、及びY方向に所定ピッチで配
列された回折格子状の1対のウエハマーク49A,49
Bが形成されている。同様に他のショット領域において
も、それぞれ1対のX軸のウエハマーク、及び1対のY
軸のウエハマークが形成されている。なお、これらのウ
エハマークは、各ショット領域の間のストリートライン
領域上に形成されている場合もある。
【0033】この場合、ショット領域47を計測対象の
サンプルショットとすると、ウエハマーク48Aと対応
する図7のレチクルマーク35Aとの位置ずれ量が図2
のアライメント光学系1により検出され、他の3個のウ
エハマーク48B,49A,49Bと対応する図7のレ
チクルマーク35B,36A,36Bとの位置ずれ量が
不図示の他の3個のアライメント光学系により検出さ
れ、検出結果が図2の中央制御系61に供給される。即
ち、計測される位置ずれ量の自由度は4である。これに
対して、ウエハ6とレチクル4との相対移動の自由度は
3(X方向、Y方向、θ方向)しかないため、例えばX
方向の位置ずれ量については2組のX軸のマークの位置
ずれ量の平均値を使用し、Y方向の位置ずれ量について
は2組のY軸のマークの位置ずれ量の平均値を使用す
る。そして、θ方向のずれ量については、X軸及びY軸
の4組のマークの位置ずれ量の平均値を使用するように
する。これにより平均化効果が得られる。
【0034】また、図9は本例のウエハステージ上にあ
る基準マーク部材11のパターン配置を示し、この図9
において、ガラス基板よりなる基準マーク部材11上に
X方向に所定間隔で枠状の基準マーク41A及び41B
が形成されている。基準マーク41A,41Bの間隔
は、図7に示すレチクル4上のアライメントマーク34
A,34Bの間隔に投影光学系5の投影倍率を乗じて得
られる間隔と同じに設定してあり、且つ基準マーク41
A及び41Bは、底面側から露光用の照明光と同じ波長
域の照明光で投影光学系5側に照明されている。また、
基準マーク41A及び41Bの間に、ウエハマークの位
置決めの基準となるX軸の基準回折格子マーク42A,
42B、及びY軸の基準回折格子マーク43A,43B
が形成されている。
【0035】そして、図1のステップ101において、
図2のレチクル4の投影光学系5に対する位置決め(レ
チクルアライメント)を行う。具体的に、中央制御系6
1は、予め求められているデータに基づいてウエハステ
ージを駆動して、図9の基準マーク部材11の基準マー
ク41A,41Bの中点を投影光学系5の光軸AXと合
致させる。その後、中央制御系61は、図3の2つのレ
チクルアライメント顕微鏡39,40からの撮像信号を
取り込む。
【0036】図10は、それらレチクルアライメント顕
微鏡39,40の観察視野39a,40aを示し、この
図10において、一方の観察視野39a内では基準マー
ク41Aのレチクル上への像41ARとレチクル側のア
ライメントマーク34Aとが観察され、他方の観察視野
40a内では基準マーク41Bの像41BRとアライメ
ントマーク34Bとが観察されている。そこで、図2の
中央制御系61では、レチクルステージ制御系64を介
してレチクルステージ9の位置を微調整することによ
り、図10においてアライメントマーク34A及び34
Bの中心がそれぞれ基準マークの像41AR及び41B
Rの中心と合致するように、レチクル4のX方向、Y方
向、及びθ方向への位置決めを行う。なお、例えばアラ
イメントマーク34A及び34Bの間隔が設計値からず
れているような場合には、アライメントマーク34A及
び34Bの中心をそれぞれ基準マークの像41AR及び
41BRの中心から対称にずらすようにすればよい。
【0037】このようにレチクルアライメントが完了し
た状態で、更に図2のLIA方式のアライメントセンサ
のアライメント光学系1、及び他の3個のアライメント
光学系を作動させて、4組のレチクルビート信号及びウ
エハビート信号をアライメント信号処理系68に取り込
み、このときの4組のビート信号の位相差Δφ1 〜Δφ
4 を目標追い込み値としてアライメント信号処理系68
内の記憶部に記憶する。この場合、アライメント光学系
1から出力される2つのビート信号の位相差Δφ1 は、
図9の基準マーク部材11上の基準回折格子マーク42
Aと、図7のレチクル4上のレチクルマーク35Aとの
X方向の位置ずれ量に対応する。同様に、他の位相差Δ
φ2 〜Δφ4 は、基準回折格子マーク42B,43A,
43Bとそれぞれ対応するレチクルマーク35B,36
A,36Bとの位置ずれ量に対応する。
【0038】次のステップ102において、レチクルア
ライメント完了後のレチクルステージ9の位置を初期位
置としてアライメント信号処理系68内の記憶部に記憶
する。その初期位置は、レーザ干渉計63により計測さ
れるX座標x0 、Y座標y0、及び回転角θ0 よりなる
ため、その初期位置を(x0 ,y0 ,θ0 )で表す。次
に、ウエハ6上の全部のショット領域からK個(Kは3
以上の整数)のショット領域をサンプルショットとして
選択する。この際に、ウエハ6上の全部のショット領域
の中心、及び各ウエハマークのウエハ6上の座標系(試
料座標系)での設計上の配列座標は、中央制御系61内
の記憶部に記憶されている。以下ではn番目(n=1〜
K)のサンプルショットの中心の設計上の配列座標を
(Xn ,Y n)とする。また、図2においてウエハ6のウ
エハステージに対する大まかなアライメント(プリアラ
イメント)は既に実行され、その試料座標系上の座標か
ら、ウエハステージ側のレーザ干渉計66の計測値で規
定されるステージ座標系上の座標を求めるための変換係
数の大まかな値は求められているものとする。
【0039】そして、それらのサンプルショットについ
てダイ・バイ・ダイ方式でアライメントを行いつつ露光
量を0として疑似的に露光を行う。即ち、中央制御系6
1はステップ103において、サンプルショットの順序
を示す整数nを1に初期化した後、ステップ104に移
行して、n番目のサンプルショットの中心の設計上の配
列座標(Xn ,Yn)をステージ座標系での配列座標に変
換する。そして、この変換後の配列座標に基づきウエハ
ステージ制御系67を介してXステージ8X、及びYス
テージ8Yをステッピング駆動することにより、n番目
のサンプルショットの中心を露光フィールドの中心(露
光位置)に設定する。但し、実際にはウエハ6の伸縮、
回転誤差等によってそのサンプルショットの中心は露光
位置から外れている。この位置ずれ量がアライメント誤
差であり、本例ではこのアライメント誤差をレチクルス
テージ9側を移動することにより補正する。ここで説明
の便宜上、n番目のサンプルショットを図8のショット
領域47であるとする。
【0040】そのため、ステップ105において、中央
制御系61はTTR方式でLIA方式の4個のアライメ
ントセンサを作動させて、図7の4個のレチクルマーク
35A,35B,36A,36Bと、対応する図8のn
番目のサンプルショットの4個のウエハマーク48A,
48B,49A,49Bとの位置ずれ量に対応するビー
ト信号の位相差ΔφA,ΔφB,ΔφC,ΔφD を計測させ
る。アライメント信号処理系68内では、計測された位
相差ΔφA 〜ΔφD からステップ101で求められてい
る目標追い込み値Δφ1 〜Δφ4 を差し引いて得られる
位相誤差を中央制御系61に供給する。これに応じて中
央制御系61では、例えばそれらの位相誤差の内の2つ
のX方向の位相誤差の平均値の絶対値が所定の第1の閾
値以下となり、2つのY方向の位相誤差の平均値の絶対
値がその第1の閾値以下となり、且つ4つの位相誤差の
絶対値の和が所定の第2の閾値以下となるように、レチ
クルステージ制御系64を介してレチクルステージ9を
X方向、Y方向、θ方向に位置決めする。このように位
置決めが行われた状態をアライメント完了状態と呼ぶ。
【0041】その後、ステップ106において、アライ
メント完了状態で中央制御系61はウエハステージ、及
びレチクルステージ9を所定時間だけ静止させておく。
通常はこの状態で露光が行われるが、本例では露光は行
わない。即ち、露光用照明系60からの露光用の照明光
をレチクル4に照射することなく、所定時間ウエハステ
ージ及びレチクルステージを静止させておく。そして、
アライメント信号処理系68では、このアライメント完
了状態の所定時間の間に、レチクル側のレーザ干渉計6
3からの計測値を平均化して、レチクルステージ9のX
座標の平均値x n,Y座標の平均値yn,回転角の平均値θ
n を求め、これらの値をレチクルステージ9の平均位置
(xn,ynn)として記憶する。
【0042】続くステップ107で、整数nの値を1だ
け増加させた後、ステップ108に移行してK個のサン
プルショットについて計測が終わったかどうかを判定す
る。従って、ステップ104〜107がK回繰り返され
て、K個のサンプルショットのそれぞれについてアライ
メント完了状態でのレチクルステージ9の平均位置(x
1 ,y1 ,θ1)〜(xK ,yK ,θK)が求めて記憶され
る。このようにしてK個のサンプルショットについてレ
チクルステージ9の平均位置が得られると、動作はステ
ップ108からステップ109に移行する。
【0043】そして、アライメント信号処理系68は、
中央制御系61に対して、K個のサンプルショットのそ
れぞれについて、アライメント完了状態でのレチクルス
テージ9の初期位置からの移動量(xn-x0,yn-y0
n0)(n=1〜K)をアライメントデータとして供給
する。中央制御系61は、供給されたアライメントデー
タを用いてEGA方式でアライメントを行う際の座標変
換パラメータ(以下、「EGAパラメータ」と呼ぶ)を
算出する。なお、別置きのコンピュータでそのEGAパ
ラメータを算出してもよい。
【0044】ここで、EGAパラメータの一例、及びそ
の算出方法の一例につき説明する。先ず、図8において
ウエハ6上の直交座標系(試料座標系)を(x,y)と
して、ショット領域47をn番目のサンプルショットと
する。このサンプルショットの中心の基準点47aの座
標系(x,y)における設計上の座標値は(CXn
Yn)で表されるものとする。この座標値(CXn
Yn)は、ステップ104で使用されるn番目のサンプ
ルショットの設計上の配列座標(Xn,Yn)と同じであ
る。ここで、試料座標系(x,y)に平行で基準点47
aを原点とする直交座標系を(α,β)として、ウエハ
マーク48A,48B,49A,49Bの座標系(α,
β)上における設計上の座標がそれぞれ(S1Xn,
1Yn),(S2Xn,S2Yn),(S3Xn,S3Yn),(S4Xn,S
4Yn)で表されるものとする。なお、図8のウエハマーク
48A,48B,49A,49Bは1次元マークである
ため、各マークの非計測方向での座標は、EGAパラメ
ータを求める際には使用する必要はない。このとき、N
番目(ここではN=1〜4)のウエハマークの試料座標
系(x,y)での設計上の配列座標を(DNXn,DNYn)と
すると、次の関係が成立している。
【0045】
【数1】
【0046】次に、試料座標系(x,y)上の設計上の
座標からステージ座標系(X,Y)上の座標への座標変
換パラメータを次の6個のEGAパラメータとする。 ウエハの残留回転誤差Θ:これはステージ座標系
(X,Y)に対する試料座標系(x,y)の回転で表さ
れる。 ステージ座標系(X,Y)の直交度W:これは主にX
軸方向及びY軸方向のウエハステージの送りが正確に直
交していないことにより生じる。
【0047】ウエハの座標系(x,y)におけるx方
向のスケーリング(線形伸縮)Rx、及びy方向のスケ
ーリングRy:これはウエハ6が加工プロセス等によっ
て全体的に伸縮していることにより生じる。例えばスケ
ーリングRxは、ウエハ6上のx方向の2点間の距離の
実測値と設計値との比である。 ウエハ上の座標系(α,β)のステージ座標系(X,
Y)に対するオフセットOx,Oy:これはウエハ6が
ウエハステージに対して全体的に微小量だけずれること
により生じる。
【0048】更に、各ショット領域内にも重ね合わせ誤
差の要因がある。これらの誤差要因は、オフセット成分
を除いて考えると、図8において座標系(α,β)上の
設計上の座標からウエハ上の座標系(x,y)の座標を
求めるための次のような4個の座標変換パラメータ(こ
れも「EGAパラメータ」と呼ぶ)で表される。 チップローテーションθ:これは、ウエハ上の座標系
(x,y)に対する各ショット領域の回転誤差である。 チップ直交度w:これは、レチクル上のパターン自体
の歪みや投影光学系のディストーション等によって生じ
るチップパターンの直交度の誤差である。 x方向及びy方向のチップスケーリングrx,ry:
これは、例えば投影倍率の誤差等によって生じる各ショ
ット領域内のチップパターンの線形伸縮である。
【0049】上述の〜の10個のEGAパラメー
タ、n番目のサンプルショットの基準点47aの設計上
の座標値(CXn,CYn)、及びウエハマーク48A,4
8B,49A,49Bの設計上の座標(SNXn,SNYn)
(N=1〜4)を用いると、ウエハマーク48A,48
B,49A,49Bのステージ座標系(X,Y)上で実
際にあるべき位置の座標(FNXn,FNYn)(N=1〜4)
は次のように表される。但し、A及びBは2行×2列の
行列である。
【0050】
【数2】
【0051】この場合、ウエハの残留回転誤差Θ、直交
度W、チップローテーションθ、及びチップ直交度wが
それぞれ微小量であるとして近似計算を行うと、行列A
及びBは次のように表される。
【0052】
【数3】
【0053】更に、後述の最小自乗法の適用を容易にす
るためには、それらの行列A及びBを次のような行列
A’及びB’で近似してもよい。この場合、ウエハのス
ケーリングRx、及びRyをそれぞれ新たなパラメータ
Γx、及びΓyを用いて、Rx=1+Γx、及びRy=
1+Γyで表す。同様に、チップスケーリングrx、及
びryをそれぞれ新たなパラメータγx、及びγyを用
いて、rx=1+γx、及びry=1+γyで表す。そ
して、パラメータΓx,Γy,γx,γyが微小量であ
るとすると、(数3)の行列A及びBは次のような行列
A’及びB’で近似できる。
【0054】
【数4】
【0055】次に、行列A’及びB’を用いるものとし
て、(数2)の座標変換式に含まれる10個のEGAパ
ラメータ(Θ,W,Γx(=Rx−1),Γy,Ox,
Oy,θ,w,γx(=rx−1),γy)を最小自乗
法により求める。具体的に、n番目のサンプルショット
の基準点47aの設計上の座標値(CXn,CYn)、及び
ウエハマーク48A,48B,49A,49Bの設計上
の座標(SNXn,SNYn)(N=1〜4)を(数2)に代入
して計算される座標値を(FNXn,FNYn)として、ステー
ジ座標系(X,Y)上で実際に計測されたウエハマーク
48A,48B,49A,49Bの座標値を(FMNXn,
FMNYn)とする。そして、K個のサンプルショットの各
ウエハマークについて、実際に計測された座標値(FM
NXn,FMNYn)とその計算上の座標値(FNXn,FNYn)との
差の自乗和を求めて得られる量を次のように残留誤差成
分ΔEとする。
【0056】
【数5】
【0057】そして、この残留誤差成分ΔEを10個の
EGAパラメータで順次偏微分し、その値がそれぞれ0
になるような方程式をたてて、それら10個の連立方程
式を解けば10個のEGAパラメータを求めることがで
きる。これがEGA演算である。但し、本例のステップ
109では、n番目のサンプルショットのアライメント
データとしてレチクルステージ9の初期位置からの移動
量(xn-x0,yn-y0 n0)(n=1〜K)が供給さ
れ、各ウエハマーク毎の計測データは供給されていな
い。この場合には、先ず、初期位置からのK個の回転誤
差(θn0)の平均値がそのままチップローテーション
θとなり、他のチップスケーリングrx,ry、及びチ
ップ直交度wの値は不明である。更に、(数2)で行列
B(正確には行列B’)を0とおいて、n番目のサンプ
ルショットの基準点47aの設計上の座標値(CXn,C
Yn)を代入して得られる座標を計算上の座標値(FNXn,
NYn)とする。また、投影光学系5の投影倍率をζと
し、プリアライメントで求められた変換係数を用いて設
計上の座標値(CXn,CYn)を変換して得られる大まか
な計算上の座標値、即ちステップ104で位置決めの目
標となるステージ座標系上でのn番目のサンプルショッ
トの座標値を(X’n,Y’n)とする。
【0058】この場合、n番目のサンプルショットのス
テージ座標系(X,Y)上で実際に計測される座標値
(FMNXn,FMNYn)は、(X’n −ζ(xn-x0),Y’
n −ζ(yn-y0))となる。従って、これらの実際に計
測される座標値(FMNXn,FM NYn)、及び計算上の座標
値(FNXn,FNYn)により表される(数5)の残留誤差成
分ΔEを最小にするように、行列A’の4個のEGAパ
ラメータ(ウエハの残留回転誤差Θ,直交度W,スケー
リングΓx(=Rx−1),Γy)、及び残りの2個の
オフセットOx,Oyの値を定めればよい。
【0059】次に、ステップ110に移行して、中央制
御系61はステップ109で求めたEGAパラメータを
含む行列A’及びオフセットOx,Oyを用いて、次式
にウエハ6上の全部のショット領域の基準点の設計上の
配列座標値(CXn,CYn)を順次代入することにより、
それら各基準点のステージ座標系(X,Y)上での計算
上の配列座標値(GXn,GYn)を求める。
【0060】
【数6】
【0061】また、本例ではチップローテーションθも
求められているため、行列A’中のウエハの残留回転誤
差Θとチップローテーションθとの和(Θ+θ)に合わ
せて、レチクルステージ9を回転する。なお、本例では
チップ直交度w、及びチップスケーリングrx,ryは
求められていないが、仮にチップ直交度wが求められて
いる場合、本例のようにステッパー型(一括露光型)の
投影露光装置では厳密な意味での補正はできない。しか
しながら、投影光学系に対してレチクル及びウエハを相
対的に走査して露光を行う走査露光型の投影露光装置を
使用する場合には、露光時に例えばレチクルの走査方向
とウエハの走査方向とをずらすことによりそのチップ直
交度wを補正できる。
【0062】また、仮にチップスケーリングrx,ry
が求められている場合、そのチップスケーリングrx,
ryに合わせて投影光学系5の投影倍率の補正を行うこ
とが望ましい。この際にも、走査露光型の投影露光装置
を使用する場合には、露光時に例えばレチクルとウエハ
との走査速度比を調整することにより、走査方向のチッ
プスケーリングの補正を行うことができる。
【0063】その後、ステップ111において、(数
6)の計算により得られた配列座標(GXn,GYn)に基
づいて、ウエハ6上の各ショット領域の基準点を順次図
2の投影光学系5の露光フィールド内の中心に位置合わ
せして、当該ショット領域に対してレチクル4のパター
ン像を投影露光する。そして、ウエハ6上の全てのショ
ット領域への露光が終了した後に、ウエハ6の現像等の
処理が行われる。
【0064】このように本例によれば、TTR方式のア
ライメントセンサを使用してEGA方式のアライメント
を行う場合に、ダイ・バイ・ダイ方式でアライメント及
び露光を行う際のシーケンスがそのまま使用できる。更
に、各サンプルショットの位置ずれ量の計測を行う際に
は、レチクルマークとウエハマークとの位置合わせを行
った状態で、レチクルステージ9の移動量を計測するの
みであるため、計測時間が短縮され、結果として露光工
程のスループットが改善されている。
【0065】なお、上述実施例では、ステップ106で
レチクルステージ9の回転角θn を求めているが、例え
ばチップローテーションの補正を行う必要がないときに
は必ずしも回転角θn を求めなくともよい。また、上述
実施例で使用されているEGA方式のアライメントで
は、(数5)の残留誤差成分ΔEは各サンプルショット
(又は各ウエハマーク)からの寄与が均等である。しか
しながら、例えばウエハ6が所定の基準点を中心として
歪んでいるような場合には、サンプルショットの位置に
応じて(数5)の残留誤差成分ΔEの各項に異なる重み
を付与することが望ましい。このようにサンプルショッ
ト(又はウエハマーク)毎に重みを付与する方式を重み
付けEGA方式と呼ぶが、重み付けEGA方式でアライ
メントを行う場合にも本発明が適用できる。
【0066】次に、上述実施例の変形例につき説明す
る。この変形例は、特に図2の投影露光装置におけるウ
エハステージの位置決め精度が不十分である場合に有効
なものである。このようにウエハステージの位置決め精
度が不十分である場合には、図1のステップ106にお
いて、アライメント完了状態でウエハステージの位置が
目標位置からずれている恐れがあり、レチクルステージ
9の移動量を計測するだけでは不十分である。そこで、
この変形例の図1のステップ106に対応する工程で
は、アライメント完了状態でレチクルステージ9の平均
位置(xn,ynn)の他に、ウエハ側のレーザ干渉計6
6による計測値に基づいて、ウエハステージのX方向、
Y方向、及び回転方向での目標位置からのずれ量の平均
値(ΔXn,ΔYn,Δφn)を計測する。また、投影光学系
5のレチクルからウエハへの投影倍率はζであるため、
そのレチクルステージ9の平均位置を次式により補正す
る。
【0067】
【数7】(xn',yn',θn')=(xn,ynn)−(1
/ζ)(ΔXn,ΔYn,Δφn) そして、この補正後の平均位置(xn',yn',θn')を
用いてEGA方式のアライメントを行う。この変形例に
よれば、ウエハステージの移動量も計測されているた
め、より高精度に位置合わせが行われる。
【0068】なお、上述実施例のアライメント信号処理
系68からは、レチクルマークとウエハマークとの相対
位置ずれ量に対応する2つのビート信号の位相差が出力
されているが、必ずしもレチクルマークとウエハマーク
との相対位置ずれ量を定量的に計測できなくとも、その
相対位置ずれ量の符号、及びその相対位置ずれ量の絶対
値が所定の許容値より小さいかどうかを示す情報を出力
するだけのアライメントセンサを使用することも可能で
ある。この場合にも、図1のステップ106において、
そのアライメントセンサからその相対位置ずれ量の絶対
値が所定の許容値より小さいことを示す情報が出力され
ている状態でレチクルステージ9の平均位置を求めるこ
とにより、上述実施例と同様にアライメントを行うこと
ができる。
【0069】また、上述実施例ではアライメントセンサ
として、LIA方式のアライメントセンサが使用されて
いるが、例えば所定の照明光のもとでレチクルマーク及
びウエハマークの像を撮像し、撮像データを画像処理し
て位置ずれ量を計測する画像処理方式(FIA方式)等
のアライメントセンサを使用する場合にも、本発明を適
用することにより上述実施例と同等の効果が得られる。
【0070】このように本発明は上述実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り
得る。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、第1工程において、例
えばTTR方式のアライメントセンサを使用してマスク
パターンと所定のショット領域(サンプルショット)と
の位置合わせを行った状態で、マスクと基板との少なく
とも一方のデータ上の目標位置に対する移動量を計測し
ている。そして、この移動量をアライメント誤差とみな
すことにより第2工程において、基板上の全部のショッ
ト領域の位置合わせが行われている。従って、例えばT
TR方式のアライメントセンサを使用してEGA方式の
アライメントを行う場合に、露光量を0としてダイ・バ
イ・ダイ方式でアライメントを行う場合の制御シーケン
スが利用できると共に、計測時には単にマスク及び基板
の少なくとも一方の移動量を計測して記憶するのみでよ
いため、計測に要する時間を従来より短縮できる利点が
ある。
【0072】また、その第2工程が、その第1工程で計
測された移動量、及び基板上の全部のショット領域の設
計上の配列データを統計処理して、その基板上の全部の
ショット領域のそれぞれとマスクパターンとの位置合わ
せを行うための配列データを算出する工程を含む場合に
は、例えばEGA方式、又は重み付けEGA方式等でア
ライメントが行われる。
【0073】また、その第1工程で計測される所定のシ
ョット領域の個数がその基板上の全部のショット領域の
個数より少ないときには、計測時間が短くて済む利点が
ある。また、その第1工程でマスク及び基板の少なくと
も一方の移動量を計測する際に、そのマスクの移動量と
その基板の移動量とを独立に計測し、これらの計測結果
の差分を求める場合には、より高精度にアライメントを
行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置合わせ方法の一実施例を示す
フローチャートである。
【図2】本発明の実施例で使用される投影露光装置の全
体を示す概略構成図である。
【図3】図2の投影露光装置のステージ系、及びアライ
メント光学系をY方向に見た側面図である。
【図4】(a)は図3中のアライメント光学系1を示す
構成図、(b)は図4(a)の底面図である。
【図5】レチクルに形成されたレチクルマーク35A及
びレチクル窓37Aを示す拡大平面図である。
【図6】ウエハ上のショット領域に付設されたウエハマ
ーク48Aを示す拡大平面図である。
【図7】実施例で使用されるレチクルのパターン配置を
示す平面図である。
【図8】実施例で露光されるウエハ上の一部のショット
領域を示す拡大平面図である。
【図9】図2のウエハステージ上の基準マーク部材11
上のパターン配置を示す拡大平面図である。
【図10】レチクルアライメント顕微鏡の観察視野を示
す図である。
【図11】図4のLIA方式のアライメント光学系から
出力されるレチクルビート信号S R 及びウエハビート信
号SW の一例を示す波形図である。
【符号の説明】
1 アライメント光学系 2 対物レンズ 3 ダイクロイックミラー 4 レチクル 5 投影光学系 6 ウエハ 8X Xステージ 8Y Yステージ 9 レチクルステージ 30,31 光電検出素子 35A,35B,36A,36B レチクルマーク 39,40 レチクルアライメント顕微鏡 48A,48B,49A,49B ウエハマーク 61 中央制御系 68 アライメント信号処理系

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクに形成されたパターンを基板上の
    各ショット領域に転写するために、前記基板の各ショッ
    ト領域と前記マスクのパターンとの位置合わせを行う位
    置合わせ方法において、 前記基板上の全部のショット領域のうち所定のショット
    領域のそれぞれについて、前記マスク及び前記基板の少
    なくとも一方を移動して前記マスクのパターンと当該シ
    ョット領域との位置合わせを行うと共に、前記マスク及
    び前記基板の少なくとも一方のデータ上の目標位置に対
    する移動量を計測する第1工程と、 該第1工程で前記所定のショット領域のそれぞれについ
    て計測された移動量に基づいて、前記基板上の全部のシ
    ョット領域のそれぞれと前記マスクのパターンとの位置
    合わせを行う第2工程と、 を有することを特徴とする位置合わせ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置合わせ方法であっ
    て、 前記第2工程は、前記第1工程で計測された移動量、及
    び前記基板上の全部のショット領域の設計上の配列デー
    タを統計処理して、前記基板上の全部のショット領域の
    それぞれと前記マスクのパターンとの位置合わせを行う
    ための配列データを算出する工程を含むことを特徴とす
    る位置合わせ方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の位置合わせ方法で
    あって、 前記第1工程で計測される所定のショット領域の個数は
    前記基板上の全部のショット領域の個数より少ないこと
    を特徴とする位置合わせ方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の位置合わせ方
    法であって、 前記第1工程で前記マスク及び前記基板の少なくとも一
    方の移動量を計測する際に、前記マスクの移動量と前記
    基板の移動量とを独立に計測し、該計測結果の差分を求
    めることを特徴とする位置合わせ方法。
JP7127920A 1995-05-26 1995-05-26 位置合わせ方法 Withdrawn JPH08321451A (ja)

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