JPH08320919A - 指紋撮像装置 - Google Patents

指紋撮像装置

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JPH08320919A
JPH08320919A JP7127959A JP12795995A JPH08320919A JP H08320919 A JPH08320919 A JP H08320919A JP 7127959 A JP7127959 A JP 7127959A JP 12795995 A JP12795995 A JP 12795995A JP H08320919 A JPH08320919 A JP H08320919A
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JP7127959A
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Inventor
Shigeto Koda
成人 幸田
Kazuo Kimura
一夫 木村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指紋撮像装置の小型・薄形化が可能な技術を
提供すること。 【構成】 指の指紋を押し当てるための対接面、該対接
面あるいはその延長面と第1の角度Xをなす第1平面、
および、前記対接面あるいはその延長面と第2の角度Y
をなす第2平面を有するプリズムと、前記対接面に押し
当てられた指の指紋を照明する照明手段と、該照明手段
により照明される指の指紋を指紋画像として撮像する撮
像手段とを具備する指紋撮像装置において、前記撮像手
段は、前記第1平面で反射される前記指紋画像を前記第
2平面を介して撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指紋撮像装置に関し、
特に、新規なプリズム形状による指紋撮像装置の小型・
薄形化に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、指紋撮像装置は、指紋照合による
個人識別システムにおいて、指紋像を撮像し良好な指紋
画像を画像処理・識別装置に供給するための装置であ
り、近年の各種機器の使用者を限定するための個人識別
の重要性の高まりと共に、簡便な個人識別の方法とし
て、指紋照合による個人識別システムの普及が期待され
ると共に、携帯機器への設置を可能とするために、指紋
撮像装置を含めた個人識別システムの小型・薄形化が望
まれている。
【0003】図4は、従来の指紋撮像装置の概略構成を
示す図であり、LED(LightEmitting
Diode)からなる照明用光源201から照射された
光は、直角プリズム401に入射し、入射光として対接
面102に達する。
【0004】対接面102に達した入射光は、対接面1
02に押し当てた指103の指紋谷線部(凹部)111
および背景部分では、対接面102で全反射し、この反
射光が直角プリズム401の結像用レンズおよびエリア
CCD(Charge Coupled Devic
e:電荷結合デバイス)204を含むCCDカメラ20
2側の面402から放射される。
【0005】一方、対接面102に押し当てた指紋隆線
部(凸部)110に達した入射光は、皮膚から生体内に
入射し、生体から散乱光として放射されることになる。
【0006】この結果、CCDカメラ202のエリアC
CD204面では、指紋隆線部110は暗く、指紋谷線
部111は明るく結像するので、対接面102に押し当
てた指紋谷線部111と指紋隆線部110とが濃淡指紋
画像としてCCDカメラ202で撮像される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0008】従来の指紋撮像装置では、CCDカメラ2
02の撮像方向は直角プリズム401の対接面102に
対向して45度の角度となるように配置する必要がある
と共に、できる限り短距離に光学系を構成した場合であ
っても、対接面102の有効長が30mm程度、CCD
カメラ202の結像用レンズの焦点距離が10mm程度
必要となるので、対接面102からエリアCCD204
までの距離は光学系の部分のみでも40mm程度必要で
あった。
【0009】さらには、CCDカメラ202本体の長
さ、および、図示しない組立フレーム等の機械的構造物
の寸法を加味すると、指紋撮像装置の奥行きd(厚さ)
は対接面413から40〜50cm必要であった。
【0010】このため、指紋撮像装置を小型・薄形化す
ることが困難であるという問題があった。
【0011】本発明の目的は、小型・薄形化が可能な技
術を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、小型・薄形の装置
で、良好なコントラストの指紋画像を撮像可能な技術を
提供することにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0015】(1)指の指紋を押し当てるための対接
面、該対接面あるいはその延長面と第1の角度Xをなす
第1平面、および、前記対接面あるいはその延長面と第
2の角度Yをなす第2平面を有するプリズムと、前記対
接面に押し当てられた指の指紋を照明する照明手段と、
該照明手段により照明される指の指紋を指紋画像として
撮像する撮像手段とを具備する指紋撮像装置において、
前記撮像手段は、前記第1平面で反射される前記指紋画
像を前記第2平面を介して撮像する。
【0016】(2)前記プリズムの界面での臨界角をθ
0、前記プリズムの屈折率をn、前記対接面の指の指紋
と前記第1平面で反射し撮像される前記指紋画像とを結
ぶ直線が前記対接面の垂線となす角度をθ、前記第2平
面から出射し前記撮像手段に撮像される指紋画像の光線
と前記撮像手段のレンズの光軸とがなす角度をφとした
とき、前記θおよびXはθ0≦θ、X≦90°−θ0であ
り、φはCOS(Y−φ)=nSIN(180−2X−
Y−θ)を満たす。
【0017】ここで、本発明による指紋撮像装置の撮像
原理を図1を用いて説明する。
【0018】図1において、対接面102と第1平面1
05とがなす角度をX、対接面102と第2平面とがな
す角度をY、対接面102の任意の1点109で反射し
た光が、第1平面105、第2平面106を介して撮像
手段107に至る光路113をとる場合の対接面102
での出射角、すなわち、任意の1点109を通る対接面
102の垂線と光路113とがなす角度をθ、対接面1
02の臨界角をθ0とすると、コントラストの高い画像
を得るためには周知のように、臨界角θ0より大きな出
射角θで指紋を撮像する必要がある。
【0019】すなわち、指紋隆線部110から皮膚内に
散乱し、指紋谷線部111で放出された光が、再びプリ
ズム101の第1平面105から第2平面106を介し
て撮像手段107に撮像されないようにする必要があ
る。
【0020】このためには、押し当てられた指紋面全て
でθ≧θ0を満たすようにθを設定する必要がある。
【0021】一方、XはX≦90°−θ0であるので、
コントラストの高い良好な画像を得るためには、θ0
θ≦90°−Xを満たすようにθを設定する必要があ
る。
【0022】前記θの条件を満たす光の光路113は、
第1平面105で全反射した後、第2平面106で屈折
し、プリズム101から出射される。
【0023】このときの第2平面への入射角、すなわ
ち、第1平面105で反射した光の光路113が第2平
面106の垂線となす角度をα、第2平面106の屈折
角、すなわち第2平面から出射した光の光路113が第
2平面106の垂線となす角度をβとすると、αおよび
βと、X,Y,θおよびプリズム101の屈折率nとに
は、
【0024】
【数1】α=180−2X−Y−θ
【0025】
【数2】n=SINβ/SINα が成立する。
【0026】また、対接面102と第2平面106の出
射光とがなす角度をδとすると、δは
【0027】
【数3】β=90−Y+δ となる。一方、撮像手段107の光軸を対接面102と
平行に設置できれば、指紋撮像装置の厚さはプリズム1
01の高さで律則され、薄形化に極めて有効である。
【0028】そこで、数3において、δを撮像手段10
7の最大画角より小さな角度φとすると、撮像手段10
7を対接面102と平行に設置したときの画角内に良好
な指紋画像を取り込むことができる。数3より、
【0029】
【数4】β=90−Y+φ であるから、数2は
【0030】
【数5】
【0031】となる。ここで、SIN(90−Y+φ)
=COS(Y−φ)より、数5は
【0032】
【数6】 COS(Y−φ)=nSIN(180−2X−Y−θ) となる。
【0033】すなわち、数6を満足するようにXおよび
Yを設定することにより、対接面102に押し当てた指
紋を対接面102と平行に光軸を設定した撮像手段10
7で、指紋画像として撮像することができる。
【0034】
【作用】前述した手段の項の(1)によれば、前述する
数6を満たすように、φとθを設定するのみで良く、た
とえば、φ=0°すなわち、撮像手段に入射する指紋画
像を含む反射光の入射角を対接面と平行になるように、
照明手段の位置に依存する出射角θを設定し、照明手段
の位置を決定することにより、撮像手段を対接面と平行
に設置できる。
【0035】このように、対接面102に押し当てた指
紋を第1平面を介して第2平面から撮像することによ
り、撮像手段107の光軸、すなわち、撮像手段107
の光軸を対接面102と平行に設定できるので、指紋撮
像装置の厚さをプリズム101の高さにまで薄くするこ
とができる。
【0036】前述した手段の項の(2)によれば、指紋
谷線部および背景部分に照射された光は対接面で反射角
θで全反射し、光路113を通り撮像手段107に入射
する。
【0037】一方、指紋隆線部に照射された光は、生体
内に散乱されることになるが、その一部は散乱光として
指紋谷線部から放射され、対接面から再びプリズム10
1に入射することになる。
【0038】しかしながら、光路113の対接面での出
射角θは、対接面の臨界角θ0より大きく設定されてい
るので、対接面から入射した散乱光は撮像手段に入射す
ることなく第2平面から出射される。
【0039】すなわち、指紋谷線部および背景部分に照
射された光のみが撮像手段によって撮像されることにな
るので、撮像手段はコントラストの高い良好な指紋画像
を得ることができる。
【0040】一方、第2平面から出射し撮像手段に撮像
される指紋画像の光線と、撮像手段のレンズの光軸とが
なす角度φは、数6を満たしているので、対接面と撮像
手段のレンズの光軸とが平行になるように設置した撮像
手段で指紋画像を撮像できることになる。
【0041】このように、θ≧θ0、X≦90°−θ0
および、数6を満たすように、指紋撮像装置のプリズム
101、照明手段および撮像手段を設定することによ
り、対接面と撮像手段のレンズの光軸とが平行になるよ
うに設置した場合であっても、撮像手段はコントラスト
の高い良好な指紋画像を撮像できる。
【0042】
【実施例】以下、本発明について、実施例とともに図面
を参照して詳細に説明する。
【0043】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0044】図1は、本発明の指紋画像撮影装置の一実
施例の概略構成を示す断面図であり、101はプリズム
(透明対接体)、102は対接面、103は指、201
は照明用光源(照明手段)、105は第1平面、106
は第2平面、202はCCDカメラ(撮像手段)、20
3は結像用レンズ、204はエリアCCD、205はC
CDカメラ202の光軸、110は指紋隆線部(凸
部)、111は指紋谷線部(凹部)、114は指紋の撮
像範囲で最もCCDカメラ202に近い点、113は点
114で反射しCCDカメラ202に向かう反射光の光
路、206は対接面102の延長面と第1平面105の
延長面が交わる頂点、207は対接面102と第2平面
106が交わる頂点を示す。
【0045】ただし、1点鎖線はプリズム101の各平
面と垂直に交わる垂線を表わす。
【0046】図1において、プリズム101は、頂点2
06で対接面102の延長面と第1平面105の延長面
が角度X=14°で交わり、頂点207では対接面10
2と第2平面106が角度Y=120°で交わる四角プ
リズムであり、屈折率n=1.5のガラスでできてい
る。
【0047】また、このプリズム101は図示しない支
持機構により、図示しないフレームに固定されている。
【0048】照明用光源201は、対接面102に押し
当てた指紋を第1平面105から照明するための光源で
あり、LEDで構成されている。
【0049】この照明用光源201は図示しない指示機
構により、図示しないフレームに固定されている。
【0050】CCDカメラ202は、光の強弱を電気信
号の強弱に変換する撮像素子であるエリアCCD204
と、入射した光をエリアCCD204上で結像させるた
めの結像用レンズ203とから構成され、エリアCCD
204の中心と結像用レンズ203の中心とを結ぶ光軸
205が対接面102と平行になる位置に、図示しない
支持機構により、図示しないフレームに固定されてい
る。
【0051】本実施例の指紋撮像装置では、照明用光源
201から照射された光は、第1平面105からプリズ
ム101内に入射し、対接面102に押し当てた指紋を
照射する。
【0052】このとき、指紋隆線部110では皮膚から
光が入射し、この入射した光が生体から散乱光として放
出される。一方、指紋谷線部111では、光は対接面1
02に入射した入射角と同じ角度の出射角で全反射す
る。
【0053】たとえば、点114で出射角θ=45°で
全反射した光は、光路113を進み、第1平面105と
交わる点で再び全反射し、第2平面106から所定の屈
折角で出射し、光軸205が対接面102と平行になる
ように設置されたCCDカメラ202に入射角φ=15
°で入射し、エリアCCD204面に指紋画像を結像す
る。
【0054】このとき、プリズム101はガラスからで
きているので、対接面102の臨界角θ0は空気とガラ
スとの臨界角である41.5°となる。
【0055】一方、この指紋撮像装置は対接面102に
押し当てた指紋の撮像範囲内でCCDカメラ202に最
も近い点114での出射角θが45°に設定されている
ので、指紋の撮像範囲内全てにわたり、θ≧41.5°
(θ≧θ0)が満たされることになる。
【0056】このため、指紋の隆線部分110から生体
内に散乱した光は、指紋の谷線部分111から放出さ
れ、対接面102から再びプリズム101内に入射した
後、第1平面で反射し、第2平面106から出射される
ことになるが、散乱光はCCDカメラ202には入射し
ないので、コントラストの高い良好な指紋画像の出射光
が第2平面から出射される。
【0057】また、CCDカメラ202は、光軸205
と第2平面から出射される出射光の光路113とがなす
角度φが、CCDカメラ202の最大画角より小さく、
前述する条件式数6を満たす15°に設定されているの
で、CCDカメラ202のエリアCCD204面には、
指紋隆線部110は暗く、指紋谷線部111は明るい、
コントラストの高い濃淡指紋画像が結像することにな
る。
【0058】図3はθ=45°、φ=15°、X≦4
8.5°としたときの数6を満たす、頂点206の角度
Xと頂点207の角度Yの関係を表わしたグラフであ
り、θ=45°、φ=15°、X≦48.5°に設定し
た指紋撮像装置は、曲線301に対応する角度Xの第1
平面105、および、角度Yの第2平面106を有する
ガラスのプリズムを使用することにより、対接面102
とCCDカメラ202の光軸205とを平行に設置して
コントラストの高い良好な指紋画像を得ることができ
る。
【0059】本実施例の指紋撮像装置において、対接面
102を基準として第1平面105と第2平面106と
が交差する稜線までの高さを、プリズム101の厚さと
した場合、その厚さは図2の左右方向に示される対接面
102の長さの40%程度となる。
【0060】この結果、指紋の撮像に必要な対接面10
2の長さを20mmとした場合、プリズム101の厚さ
は8mm程度となる。
【0061】なお、本実施例においては、対接面での照
射光の出射角θをθ=45°の場合においてのみ説明し
たが、出射角θをあまり大きく設定すると斜め撮像によ
る指紋画像の台形歪みが顕著になり、撮像面であるエリ
アCCD204面で部分的に焦点がぼけてしまうという
問題があるので、実用的には出射角θを60°≧θ≧θ
0に設定するのが好ましい。
【0062】以上説明したように、本実施例によれば、
対接面102に押し当てた指紋の撮像範囲内で、最もC
CDカメラ202に近い点114で出射した光の出射角
(反射角)θがθ=45°、CCDカメラ202の画角
(入射角)φがφ=15°、さらには、対接面102と
第1平面105とがなす角度XがX=14°、対接面1
02と第2平面106とがなす角度YがY=120°
と、θ≧θ0、X≦90°−θ0、および、COS(Y−
φ)=nSIN(180−2X−Y−θ)が満たされて
いるので、照明用光源201から照射され、谷線部分1
11あるいは背景部分に達した光は対接面102で全反
射し、次に第1平面105で再び反射して第2平面10
6を介して、CCDカメラ202に入射する。
【0063】一方、隆線部分110に達した光は、隆線
部分110から生体内に散乱し、その一部が谷線部11
1から出射し、再びプリズム101内に散乱光として入
射することになるが、出射角θは臨界角θ0=41.5
°より大きい45°に設定されているので、散乱光はC
CDカメラ202に入射することなく、再びプリズム外
へ出射してしまう。
【0064】このため、コントラストの高い良好な指紋
画像が撮像できると共に、指紋撮像装置の小型・薄形化
が可能となる。
【0065】なお、本実施例においては、画角φをφ=
15°として設定したが、CCDカメラ202の最大画
角以下であれば、φは任意に設定してよいことは言うま
でもない。
【0066】また、本実施例においては、CCDカメラ
202の光軸205は、対接面102と平行になるよう
に設定したが、その画角内に第1平面105で反射した
指紋画像が入射するならば、光軸205を必ず対接面1
02と平行にする必要がないことは言うまでもない。
【0067】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0068】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0069】(1)撮像手段を対接面と平行に設置でき
るので、指紋撮像装置を小型・薄形化することができ
る。
【0070】(2)指紋の隆線部分から皮膚に散乱し、
谷線部分から再び放出される光が、撮像手段に入射する
ことを防ぐことができるので、小型・薄形の指紋撮像装
置で、良好なコントラストの指紋画像を得ることができ
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の指紋撮像装置の撮像原理を説明するた
めの図である。
【図2】本発明の一実施例である指紋撮像装置の概略構
成を示す断面図である。
【図3】θ=45°、φ=15°、X≦48.5°とし
たときの数6を満たす、角度Xと角度Yの関係を表わし
たグラフである。
【図4】従来の指紋撮像装置の概略構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
101…プリズム、102…対接面、103…指、10
4…照明手段、105…第1平面、106…第2平面、
107…撮像手段、110…指紋隆線部、111…指紋
谷線部、113…光路、114…指紋の撮像範囲で最も
CCDカメラに近い対接面上の点、201…照明用光
源、202…CCDカメラ、203…結像用レンズ、2
04…エリアCCD、205…CCDカメラの光軸、2
06…対接面の延長面と第1平面の延長面とが交わる頂
点、207…対接面と第2平面とが交わる頂点、401
…直角プリズム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指の指紋を押し当てるための対接面、該
    対接面あるいはその延長面と第1の角度Xをなす第1平
    面、および、前記対接面あるいはその延長面と第2の角
    度Yをなす第2平面を有するプリズムと、前記対接面に
    押し当てられた指の指紋を照明する照明手段と、該照明
    手段により照明される指の指紋を指紋画像として撮像す
    る撮像手段とを具備する指紋撮像装置において、 前記撮像手段は、前記第1平面で反射される前記指紋画
    像を前記第2平面を介して撮像することを特徴とする指
    紋撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記プリズムの界面での臨界角をθ0
    前記プリズムの屈折率をn、前記対接面の指の指紋と前
    記第1平面で反射し撮像される前記指紋画像とを結ぶ直
    線が前記対接面の垂線となす角度をθ、前記第2平面か
    ら出射し前記撮像手段に撮像される指紋画像の光線と前
    記撮像手段のレンズの光軸とがなす角度をφとしたと
    き、前記θおよびXはθ0≦θ、X≦90°−θ0であ
    り、φはCOS(Y−φ)=nSIN(180−2X−
    Y−θ)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の指
    紋撮像装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392240B1 (ko) * 2001-02-28 2003-07-23 주식회사 우량정보기술 지문인식장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392240B1 (ko) * 2001-02-28 2003-07-23 주식회사 우량정보기술 지문인식장치

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