JPH08317751A - 防水機構付き電動リールおよびその防水方法 - Google Patents

防水機構付き電動リールおよびその防水方法

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JPH08317751A
JPH08317751A JP12479695A JP12479695A JPH08317751A JP H08317751 A JPH08317751 A JP H08317751A JP 12479695 A JP12479695 A JP 12479695A JP 12479695 A JP12479695 A JP 12479695A JP H08317751 A JPH08317751 A JP H08317751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
side rotor
input side
magnetic coupling
output side
Prior art date
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Pending
Application number
JP12479695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Hirahara
俊之 平原
Kenji Maruyama
憲二 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08317751A publication Critical patent/JPH08317751A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動リールにおいて、簡単且つ確実にモータ
への浸水を防ぐ。 【構成】 モータケース6の内部には、モータ4が内蔵
されており、モータ蓋7でモータケース6の開口部が覆
われている。モータケース6には、非磁性体の物質で構
成された隔壁14が設けられている。隔壁14の内側に
は、出力側ロータ12と対向するように、入力側ロータ
11が設けられている。入力側ロータ11は、モータ4
のモータ軸5と連結されている。モータ軸5が回転する
と、入力側ロータ11が回転し、出力側ロータ12も回
転する。これにより、減速器17にモータ4の回転駆動
力が伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動リールに関し、特に
モータへの水の侵入による作動不良の防止に関する。
【0002】
【従来技術およびその課題】今日、電動リールにおける
モータへの防水構造が提案されている。例えば、実開平
6−34466号公報には、スプールの側部の支持部外
側にフィン状の排出部および排出孔を設けたリールが開
示されている。このリールは、スプールが回転すること
により、前記排出部で侵入する水を飛ばして、前記排出
孔から外部に排出しようとするものである。
【0003】しかし、かかる防水機構では、リールが回
転していない場合にモータへ水が侵入するおそれがあ
る。また、モータと連結された減速器部分からの浸水を
完全に防止することはできない。さらに、前記フィン状
の排出部を設けるスペースが必要となり、リール全体と
して大型化する。
【0004】この発明は上記問題を解決し、簡単且つ確
実にモータへの浸水を防ぐことのできる電動リールにお
けるの防水機構およびその方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の電動リールに
おける防水機構においては、前記モータを水密状態で収
納する筐体であって、少なくとも、非磁気性面を有する
筐体、前記筐体に収納される第1の磁気継手であって、
前記モータの回転軸とともに回転するよう前記回転軸に
取付けられた第1の磁気継手、前記非磁気性面を介し
て、前記第1の磁気継手と磁気的に結合される第2の磁
気継手であって、前記スプールと直接又は間接に結合さ
れた第2の磁気継手、を備えたことを特徴とする請求項
2の電動リールにおけるモータの防水方法においては、
前記モータを防水状態で覆い、前記モータの回転駆動力
を磁気継手を用いて取り出すことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の電動リールにおける防水機構におい
ては、前記筐体は、前記モータを水密状態で収納する。
したがって、前記モータへの水の侵入を完全に防止する
ことができる。また、前記第2の磁気継手は、前記非磁
気性面を介して前記第1の磁気継手と磁気的に結合され
ており、前記第2の磁気継手は、前記スプールと直接又
は間接に結合されている。したがって、前記モータの回
転駆動力を前記スプールに伝達することができる。すな
わち、モータへの水の侵入を防ぎつつ、モータの駆動力
を取り出すことができる。
【0007】請求項2の電動リールにおけるモータの防
水方法においては、前記モータを防水状態で覆い、前記
モータの回転駆動力を磁気継手を用いて取り出してい
る。すなわち、モータへの水の侵入を防ぎつつ、モータ
の駆動力を取り出すことができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例について、図面に基づいて
説明する。図1に、電動リール1の要部断面図を示す。
電動リール1は、スプール3にモータ4が内蔵されてい
るリールである。電動リール1の構造について具体的に
説明する。
【0009】リール本体100の側枠2に、本体塞ぎ1
9がネジ止めされている。この本体塞ぎ19にはモータ
ケース6が保持されている。モータケース6には、ベア
リング21が外装されている。ベアリング21には、ベ
アリング係合部22が係合している。ベアリング係合部
22は、スプール3と固着されている。モータケース6
の内部には、モータ4が内蔵されており、モータ蓋7で
モータケース6の開口部が覆われている。モータ蓋7に
は、一方向クラッチ8が固定されており、一方向クラッ
チ8には、シャフト9が回転自在に保持されている。
【0010】シャフト9の一端は、マグネット継手10
の出力側ロータ12が設けられている。シャフト9の他
端は、減速器17と連結されている。減速器17は、ス
プール3のモータ4とは逆側の端部に内蔵されている。
モータケース6には、非磁性体の物質で構成された隔壁
14が設けられている。隔壁14の内側には、出力側ロ
ータ12と対向するように、入力側ロータ11が設けら
れている。入力側ロータ11は、モータ4のモータ軸5
と連結されている。
【0011】つぎに、入力側ロータ11および出力側ロ
ータ12について、図2を用いて説明する。入力側ロー
タ11および出力側ロータ12は、図2に示すようにS
極とN極が交互に複数形成されている。すなわち、入力
側ロータ11と出力側ロータ12とは、磁気的に結合さ
れており、入力側ロータ11が回転すると出力側ロータ
12も同じ方向に回転する。
【0012】図1を参照して、モータ4のモータ軸5が
回転すると、入力側ロータ11が回転する。入力側ロー
タ11が回転すると、出力側ロータ12も同じ方向に回
転する。これにより、シャフト9を介して、減速器17
にモータ4の回転駆動力が伝達される。すなわち、スプ
ール3がモータ4によって回転駆動される。
【0013】本実施例においては、モータ4がモータケ
ース6およびモータ蓋7で覆われている。したがって、
ベアリング22および減速器17から侵入した水が、モ
ータ4に達することがない。また、モータ4の回転駆動
力を磁気継手10を用いて、外部に取り出すようにして
いる。したがって、モータ4を完全に水密状態とするこ
とができる。
【0014】なお、モータケース6と隔壁14の間に、
より防水効果を高めるためにパッキン等を設けてもよ
い。
【0015】また、本実施例においては、第1の磁気継
手である入力側ロータ11および第2の磁気継手である
出力側ロータ12で、マグネット継手10を構成してい
る。また、減速器17が伝達器を構成している。また、
モータケース6と隔壁14とによって、筐体を構成して
いる。
【0016】なお、本実施例においては、出力側ロータ
12をモータケース6の内部に設けている。しかし、少
なくとも入力側ロータ11が隔壁14によって水密状態
で覆われていればよく、出力側ロータ12をモータケー
ス6の外に設けるようにしてもよい。い。
【0017】図3に、入力側ロータおよび出力側ロータ
の他の実施例を示す。図3においては、入力側ロータお
よび出力側ロータが円筒形状とした実施例である。出力
側ロータ32は、カップ状容器35に固着されており、
入力側ロータ31は、モータ軸5と固着される。したが
って、モータ4の回転駆動力は、カップ状容器35の軸
35aに伝達される。この実施例では、入力側ロータ3
1および出力側ロータ32が円筒形状をしているので、
入力側ロータ31と出力側ロータ32との対向面積を大
きくできる。したがって、入力側ロータ31および出力
側ロータ32の磁気的結合力を強くすることができる。
【0018】なお、図3に示すように円筒形のロータを
用いた場合には、図4に示すように、入力側ロータ31
と出力側ロータ32との間に、円筒形状の隔壁34を設
けるようにすればよい。
【0019】なお、本実施例においては、モータ内蔵型
電動リールに適用した場合を例として、説明したが、モ
ータ内蔵型でない電動リールにも同様に適用することが
できる。
【0020】
【発明の効果】請求項1の電動リールにおける防水機構
においては、前記筐体は、前記モータを水密状態で収納
する。したがって、前記モータへの水の侵入を完全に防
止することができる。また、前記第2の磁気継手は、前
記非磁気性面を介して前記第1の磁気継手と磁気的に結
合されており、前記第2の磁気継手は、前記スプールと
直接又は間接に結合されている。したがって、前記モー
タの回転駆動力を前記スプールに伝達することができ
る。すなわち、モータへの水の侵入を防ぎつつ、モータ
の駆動力を取り出すことができる。これにより、簡単且
つ確実にモータへの浸水を防ぐことのできる電動リール
における防水機構を提供することができる。
【0021】請求項2の電動リールにおけるモータの防
水方法においては、前記モータを防水状態で覆い、前記
モータの回転駆動力を磁気継手を用いて取り出してい
る。すなわち、簡単且つ確実にモータへの浸水を防ぐこ
とのできる電動リールにおける防水方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電動リール1の断面図を示す図
である。
【図2】入力側ロータ11および出力側ロータ12の構
造を示す図である。
【図3】円筒形をした入力側ロータ31および出力側ロ
ータ32を用いた他の実施例を示す図である。
【図4】図3の円筒形ロータを用いた場合の隔壁形状を
示す図である。
【符号の説明】
3・・・・・・スプール 4・・・・・・モータ 5・・・・・・モータ軸 6・・・・・・モータケース 7・・・・・・モータ蓋 8・・・・・・ベアリング 10・・・・・マグネット継手 11・・・・・入力側ロータ 12・・・・・出力側ロータ 14・・・・・隔壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプールをモータで回転させる電動リール
    における防水機構であって、 前記モータを水密状態で収納する筐体であって、少なく
    とも、非磁気性面を有する筐体、 前記筐体に収納される第1の磁気継手であって、前記モ
    ータの回転軸とともに回転するよう前記回転軸に取付け
    られた第1の磁気継手、 前記非磁気性面を介して、前記第1の磁気継手と磁気的
    に結合される第2の磁気継手であって、前記スプールと
    直接又は間接に結合された第2の磁気継手、 を備えたことを特徴とする電動リールにおける防水機
    構。
  2. 【請求項2】電動リールにおけるモータの防水方法にお
    いて、 前記モータを防水状態で覆い、 前記モータの回転駆動力を磁気継手を用いて取り出すこ
    と、 を特徴とする電動リールにおける防水方法。
JP12479695A 1995-05-24 1995-05-24 防水機構付き電動リールおよびその防水方法 Pending JPH08317751A (ja)

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JP (1) JPH08317751A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030085922A (ko) * 2002-05-02 2003-11-07 주식회사 아피스 케이알 낚시용 릴
JP2010029145A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Globeride Inc 魚釣用電動リール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030085922A (ko) * 2002-05-02 2003-11-07 주식회사 아피스 케이알 낚시용 릴
JP2010029145A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Globeride Inc 魚釣用電動リール

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