JPH08317426A - 立体映像装置 - Google Patents

立体映像装置

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JPH08317426A
JPH08317426A JP7115976A JP11597695A JPH08317426A JP H08317426 A JPH08317426 A JP H08317426A JP 7115976 A JP7115976 A JP 7115976A JP 11597695 A JP11597695 A JP 11597695A JP H08317426 A JPH08317426 A JP H08317426A
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shutter
video
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stereoscopic
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Masayoshi Kojima
正義 小島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な構成でチャンネル切り替え時における
見辛い映像を遮断し、観察者が最適な映像を認知できる
立体表示装置を得る。 【構成】 立体映像を表示する際には、映像検波回路5
にて検波された映像信号は、立体映像回路13にて左眼
用映像信号と右眼用映像信号が1フィールド毎に交互に
切り替わる立体映像信号に変換され、映像増幅回路6を
介してCRTへ表示される。この時、立体映像回路13
から、シャッタ切り替え同期信号がシャッタ切り替え信
号送信回路14へ出力され、それにより眼鏡の液晶シャ
ッタが左眼用と右眼用の映像信号の切り替えに同期して
切り替えられる。チャンネルを切り替えると、選局回路
3よりミュート信号が映像増幅回路6に出力され、一定
期間だけ映像のブランキングが行われるとともに、この
ミュート信号はシャッタ切り替え信号送信回路14にも
出力され、一定期間だけシャッタ制御信号の送信を停止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右の映像信号を1フ
ィールド毎に交互に陰極線管(以下CRTと略す)に表
示し、この左右映像に対応して交互に開閉する液晶シャ
ッタを有する立体映像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】左右の映像を1フィールド毎に交互に出
力し、CRT上に映像として映し出し、左右映像に対応
して交互に開閉する液晶シャッタを有する立体映像装置
が提案されている。
【0003】この装置においては、映像はある一定のフ
ィールド周波数で左右映像が交互に出力されている。ま
た、左側液晶シャッタは、左眼用映像を表示する時に開
き、右目用映像を表示する時に閉じる。右側液晶シャッ
タは、その逆の動きをする。
【0004】従って、左側液晶シャッタを左眼の前に置
き、右側液晶シャッタを右眼の前に置けば、左眼用映像
は左眼のみに認知され、また右眼用映像は右眼にのみ認
知される。即ち、左右の映像として、両眼の視差を伴っ
たものを表示するようにすれば、立体感をもって認知さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の立体映像
装置においては、チャンネルの切り替え時に、映像の乱
れや音声の乱れ(雑音)を防止するため、チャンネル切
り替え後の一定時間の間、映像のブランキングや音声の
ミュートを実施している。
【0006】しかしながら、上述のチャンネルの切り替
え時でも、眼鏡へのシャッタ切り替え信号は常時出力さ
れており、このためチャンネル切り替え時にCRTに表
示される左眼用映像信号と右眼用映像信号との切り替え
タイミングと、液晶シャッタの切り替えタイミングとが
同期せず、このためチャンネル切り替え時には、観察者
は見辛い映像となっていた。
【0007】本発明は、上述の欠点に鑑み成されたもの
であり、簡単な構成でチャンネル切り替え時における見
辛い映像を遮断し、観察者が最適な映像を認知できる立
体表示装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、立体映像を表
示するための左眼用映像及び右眼用映像を交互に表示す
る表示手段と、該映像の観察者の右眼及び左眼の視野を
交互に遮断する遮断手段と、前記表示に同期して前記遮
断手段の遮断を制御する制御信号を前記遮断手段へ伝送
する制御信号伝送手段とから構成され、該制御信号伝送
手段はチャンネル切り替え時に前記遮断制御手段への制
御信号の伝送を一定期間停止することを特徴とする立体
映像装置である。
【0009】また、本発明は、入力された信号を中間周
波信号に変換するチューナー手段と、チャンネルの選択
に応じてチャンネル選択信号を出力する選局手段と、前
記チューナー手段からの中間周波信号から映像信号を取
り出し、この映像信号を復調する映像処理手段と、前記
映像処理手段からの中間周波映像信号に基づいて右眼用
映像信号と左眼用映像信号とが交互に発生する立体映像
信号及びシャッタ切り替え信号を作成する立体映像作成
手段と、前記映像処理手段からの復調された映像信号若
しくは前記立体映像作成手段からの立体映像信号を選択
して表示する表示手段と、前記立体映像作成手段からの
立体映像信号の表示に応答して観察者の右眼及び左眼の
視野を交互に遮断するシャッタ手段と、前記立体映像表
示手段からのシャッタ切り替え同期信号に同期して前記
シャッタ手段の遮断を制御するシャッタ切り替え信号を
作成し、該シャッタ切り替え信号を前記シャッタ手段に
伝送するシャッタ切り替え信号伝送手段とから構成さ
れ、前記選局手段からのチャンネル選択信号に応じて一
定期間の間前記表示手段による映像信号若しくは立体映
像信号の表示を停止するとともに、前記シャッタ切り替
え信号伝送手段から前記シャッタ手段への前記シャッタ
切り替え信号の伝送を停止することを特徴とする立体映
像装置である。
【0010】
【作用】入力された映像信号は、チューナー1により中
間周波映像信号に変換された後、映像中間周波増幅回路
4に入力され、増幅される。この中間周波映像信号は、
映像検波回路5にて検波され、映像増幅回路6を介して
CRT8に表示される。
【0011】一方、立体映像を表示する際には、映像検
波回路5にて検波された映像信号は、立体映像回路13
にて左眼用映像信号と右眼用映像信号が1フィールド毎
に交互に切り替わる立体映像信号に変換され、この立体
映像信号が映像増幅回路6を介してCRTへ表示され
る。
【0012】この時、立体映像回路13からは、シャッ
タ切り替え同期信号がシャッタ切り替え信号送信回路1
4へ出力される。シャッタ切り替え信号送信回路14で
は、眼鏡に対してシャッタ切り替え信号が出力され、こ
のシャッタ切り替え信号により眼鏡の液晶シャッタが左
眼用映像信号と右眼用映像信号の切り替えに同期して切
り替えられる。
【0013】ここで、チャンネルを切り替えると、選局
回路3よりミュート信号が映像増幅回路6に出力され、
一定期間だけ映像のブランキングが行われるとともに、
このミュート信号はシャッタ切り替え信号送信回路14
にも出力され、一定期間だけシャッタ制御信号の送信を
停止する。
【0014】
【実施例】本発明立体映像装置を図面に基づいて説明す
る。
【0015】図1は、本発明の立体映像装置のブロック
図である。
【0016】図1において、立体映像装置は、入力され
た信号を中間周波信号に変換するチューナー1と、チュ
ーナー1からの中間周波信号から映像信号を取り出して
増幅する映像中間周波増幅回路4と、この映像信号を検
波する映像検波回路5と、検波された映像信号から同期
信号を取り出すとともに、同期信号が抜き取られた映像
信号を増幅及び復調する映像増幅回路6と、同期信号に
基づいてのこぎり波電流を作成し、偏向コイル(図示せ
ず)に流すための偏向回路7と、映像増幅回路6からの
復調出力の出力を受けて映像を表示するCRT8とを有
している。
【0017】また、立体映像装置は、音声信号を増幅す
る音声中間周波増幅回路9と、音声中間周波増幅回路9
により増幅された音声信号を検波するFM検波回路10
と、検波された音声信号を増幅及び復調する音声増幅回
路11と、音声増幅回路11から出力された音声信号を
再生するスピーカ12を有する。
【0018】更に、立体映像装置は、マイクロコンピュ
ータで構成され、リモコン(図示せず)からの赤外線信
号を復調するリモコン受信回路2と、リモコン受信回路
2からの復調出力に基づき、チャンネル選局信号や音量
調節信号等の各種コマンド信号を出力する選局回路3と
を有する。
【0019】また、立体映像装置は、映像検波回路5か
らの映像信号を取り出し、左眼用映像信号と右眼用映像
信号を1フィールド毎に交互に切り替える立体映像を作
成し、眼鏡の液晶シャッタを切り替えるためのシャッタ
切り替え信号を作成する立体映像回路13と、立体映像
回路13にて作成されたシャッタ切り替え信号をリモコ
ン信号に変換するシャッタ切り替え信号送信回路14と
を有する。
【0020】図2は、図1におけるシャッタ切り替え信
号送信回路14の詳細図、また図3は、立体映像を見る
ための液晶シャッタ眼鏡のブロック図である。
【0021】図2において、シャッタ切り替信号送信回
路14は、シャッタ切り替え同期信号及びミュート信号
を入力とするシステムコントロール部14bとシステム
コントロール部14bからの出力信号を受ける変調回路
14cとを有するマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンと略す)14aと、マイコン14aに接続された赤外
LED駆動回路14dと、赤外LED駆動回路dに接続
された赤外LED14eとで構成される。
【0022】ここで、システムコントロール部14bに
左眼用信号か右眼用信号かを記憶するシャッタ切り替え
L/R判定レジスタを有しており、このレジスタはイニ
シャルスタート時(電源投入時)に左眼(L)となるよ
う設定しておく。
【0023】尚、このレジスタの初期設定は、右眼
(R)にしても構わない。
【0024】また、出力端子14fは、有線にて液晶シ
ャッタ眼鏡を制御するためのシャッタ切り替え用リモコ
ン信号の出力端子である。
【0025】図3において、液晶シャッタ眼鏡は、シャ
ッタ切り替え信号送信回路14から赤外線で送信される
リモコン信号を電気信号に変換する受光ダイオード17
と、その電気信号を増幅するとともに搬送波を取り除く
ための積分回路及び波形整形回路を有する受信回路19
と、システムコントロール部21の基準クロックを発生
する発振回路20と、受信回路19からのリモコン信号
と発振回路20からの基準クロックとを入力として液晶
シャッタ切り替え信号を生成するシステムコントロール
部21と、システムコントロール部21に接続された液
晶ドライブ回路23と、液晶ドライブ回路23からの信
号により制御される液晶シャッタ24と、リチウム電池
等を有しする電源25と、液晶シャッタ眼鏡の動作/不
動作を切り替えるスイッチ22とで構成される。
【0026】尚、入力端子18は、有線にて液晶シャッ
タ眼鏡を制御するためのシャッタ切り替え用リモコン信
号の入力端子である。
【0027】また、液晶シャッタ24は、右眼用シャッ
タと左眼用シャッタとから構成されている。
【0028】次に、本発明立体映像装置の概略動作につ
いて説明する。
【0029】以下、リモコン送信器(図示せず)等によ
りチャンネルを切り替えた場合について説明する。
【0030】この時、選局回路3からは、選択されたチ
ャンネルに応じて電圧が異なるチャンネル切り替え信号
がチューナー1に出力される。
【0031】チューナー1では、そのチャンネル切り替
え信号に対応して局部発振周波数が変わり、映像及び音
声中間周波数が映像中間周波増幅回路4に出力され、そ
の信号が図1に示す如く各回路を介してCRT8に映像
が映し出され、また音声はスピーカ12から出力され
る。
【0032】このチャンネル切り替えの際、CRT8の
表示映像が乱れるとともにスピーカ12から不快な音声
が発せられ、観察者が不快感を感じる。
【0033】このため、従来より選局回路3からのチャ
ンネル切り替えの際、映像や音声が安定するまでの一定
時間(ミュート期間)の間、選局回路3よりミュート信
号15を出力して映像や音声を消している。
【0034】このミュート信号15は、選局回路3より
映像増幅回路6へ出力され、映像を消す動作を行うとと
もに、音声増幅回路11へも出力され、音声を消す動作
を行い、それぞれ映像、音声を一時的に消去させる。
【0035】本発明は、前記ミュート信号15を利用し
てシャッタ切り替え信号送信回路14を制御する構成と
なっている。
【0036】尚、本実施例では、赤外線を使用した方式
について説明するが、電波などの媒体を使用しても適用
されることは言うまでもない。
【0037】一方、チャンネル切り替え時、立体映像回
路13からは、シャッタ切り替え同期信号16とミュー
ト信号15が、マイコン14a中のシステムコントロー
ル部に入力される。
【0038】このミュート信号15は、システムコント
ロール部14bで認識され、ミュート信号15が、ミュ
ート期間中であれば、シャッタ切り替え同期信号が入力
されても前記シャッタ切り替え信号が出力されない。
【0039】また、前記シャッタ切り替え同期信号16
は、図6bの如く、1/120秒(120Hz)毎に左
眼信号のときはハイ信号を右眼信号のときはロー信号を
出力し、システムコントロール部14bで左眼用信号か
右眼用信号かを判断する。
【0040】次に、図4のフローチャートに従い、ミュ
ート信号によるシャッタ切り替え信号送信回路14の制
御動作について説明する。
【0041】ここで、上述の如く、シャッタ切り替えL
/R判定レジスタは、イニシャルスタート時(電源投入
時)に左眼(L)となるよう設定されている。
【0042】まず、ステップ(イ)においてミュート信
号15の有/無を判定し、ミュート信号15が無い場合
はステップ(ロ)に進み、またミュート信号がある場合
は再度ミュート信号15の有/無判定に戻る。
【0043】ステップ(ロ)では、シャッタ切り替えL
/Rレジスタの内容を判定する。本実施例では、電源投
入時に前記レジスタはLに設定されているため、ステッ
プ(ハ)に進む。
【0044】ステップ(ハ)において、シャッタ切り替
え同期信号16の電圧レベルを確認し、電圧レベルがハ
イであればステップ(ニ)に進み、ハイでなければ、ス
テップ(ハ)にて電圧レベルがハイになるまで待ち続け
る。
【0045】次に、電圧レベルがローになるとステップ
(ホ)において、シャッタ左眼(L)信号とみなし、シ
ャッタ左眼用切り替え信号を出力するするとともに、シ
ャッタ切り替えL/R判定レジスタを右眼(R)に設定
する。
【0046】そして、ステップ(イ)に戻り、ミュート
信号の有無の判定を行った後、ステップ(ロ)にてシャ
ッタ切り替えL/Rレジスタの判定を行う。
【0047】ステップ(ロ)において、シャッタ切り替
えL/R判定レジスタはRになっているため、ステップ
(ヘ)に進む。
【0048】ステップ(ヘ)において、シャッタ切り替
え同期信号16の電圧レベルを確認し、電圧レベルがロ
ーであればステップ(ト)に進み、ローでなければ、ス
テップ(ヘ)にて電圧レベルがハイになるまで待ち続け
る。
【0049】次に、電圧レベルがハイになるとステップ
(チ)において、シャッタ右眼(R)信号とみなし、シ
ャッタ右眼用切り替え信号を出力するするとともに、シ
ャッタ切り替えL/R判定レジスタを左眼(L)に設定
する。
【0050】このルーチンをシャッタ切り替え同期信号
に従って繰り返すことになる。
【0051】一方、ミュート信号が検出されれば、ステ
ップ(イ)にて、ミュート信号がなくなるまで待ち続
け、その期間シャッタ切り替えL/R判定レジスタの設
定切り替え、及び各シャッタ切り替え信号の出力は停止
される。
【0052】上述のルーチンをタイミングチャートに示
したのが図6、及び図7であり、図6がミュート信号が
入力されていない状態のタイミングチャート、及び図7
がミュート信号が入力された状態のタイミングチャート
である。
【0053】ここで、(a)がミュート信号、(b)が
シャッタ切り替え同期信号、及び(c)が赤外LED1
4eにて送信する搬送波で変調されたシャッタ切り替え
リモコン送信信号である。
【0054】また、(d)は有線方式の液晶シャッタ眼
鏡を制御するための上述のシャッタ切り替えリモコン送
信信号から搬送波成分を除いた信号である。
【0055】尚、この信号は、上述のシャッタ切り替え
リモコン送信信号に同期している。
【0056】まず、ミュート信号が入力されていない状
態について、図6を用いて説明する。
【0057】図6において、A期間では、シャッタ切り
替え同期信号(b)がハイレベルになっている。
【0058】そのため、システムコントロール部14b
では、そのハイレベルを検出してローレベルになるまで
待機している。
【0059】そこで、B期間において、ローレベルにな
れば、システムコントロール部14bより時間t2を隔
てた2パルスからなる左眼用シャッタ切り替え信号(L
1)が出力される。
【0060】ここで、左眼用シャッタ切り替え信号(L
1)の立ち上がりが、シャッタ切り替え同期信号(b)
の立ち下がりよりも時間t0だけ遅れているのは、シス
テムコントロール部14bにおける前記シャッタ切り替
え同期信号の判定に一定時間を必要とするためである。
【0061】次に、C期間では、シャッタ切り替え同期
信号(b)がハイレベルになる。
【0062】そこで、C期間において、システムコント
ロール部14bより時間t6隔てた2パルスからなる右
眼用シャッタ切り替え信号(R1)が出力される。
【0063】ここで、右眼用シャッタ切り替え信号(R
1)の立ち上がりが、シャッタ切り替え同期信号(b)
の立ち上がりよりも時間t4だけ遅れているのは、シス
テムコントロール部14bにおける前記シャッタ切り替
え同期信号の判定に一定時間を必要とするためである。
【0064】以降、この動作をシャッタ切り替え同期信
号に従って繰り返すことになる。
【0065】ここで、左眼用シャッタ切り替え信号が出
力されるまでの時間t0と右眼用シャッタ切り替え信号
が出力されるまでの時間t4とは、システムコントロー
ル部14bにおいて同じ時間になるよう設定されてい
る。
【0066】また、左眼用シャッタ切り替え信号と右眼
用シャッタ切り替え信号との区別は、t2とt6の時間
差で区別しており、区別は本方式にとらわれる必要はな
いが、本実施例では、左眼用シャッタ切り替え信号の時
間t2は、右眼用シャッタ切り替え信号の時間t6の2
倍に設定されている。
【0067】次に、ミュート信号が入力された状態につ
いて、図7を用いて説明する。
【0068】尚、時間A1から時間A2の間にがミュー
ト信号15が入力された場合について説明を行う。
【0069】図7において、時間A1から時間A2の間
にミュート信号(a)が、システムコントローラ部14
bに入力されると、システムコントローラ部14bで
は、シャッタ切り替え同期信号の立ち下がり、及び立ち
下がりを検出しても、システムコントロール部14bか
らは、各シャッタ切り替え信号(L1)、(R1)は、
出力されない。
【0070】また、同様にミュート信号が入力されてい
る期間では、有線方式の液晶シャッタ眼鏡を制御するた
めの上述のシャッタ切り替えリモコン送信信号から搬送
波成分を除いた信号(d)についても同様に出力されな
い。
【0071】次に、液晶シャッタ眼鏡における動作につ
いて説明する。
【0072】尚、図5は液晶シャッタ眼鏡の動作のフロ
ーチャート、また図6のルーチンをタイミングチャート
に示したのが図8、及び図9であり、図8がミュート信
号が入力されていない状態のタイミングチャート、及び
図9がミュート信号が入力された状態のタイミングチャ
ートである。
【0073】尚、図8において、(a)がシャッタ切り
替え同期信号、(b)が受光回路19より出力されるリ
モコン送信信号、(c)が右眼用シャッタ切り替え信
号、及び(d)が左眼用シャッタ切り替え信号である。
【0074】また、図9において、(a)が受光回路1
9より出力されるリモコン送信信号、(c)が右眼用シ
ャッタ切り替え信号、及び(d)が左眼用シャッタ切り
替え信号である。
【0075】図5において、ステップ(あ)では、液晶
シャッタは電池駆動であるので、極力消費電力を減らす
必要があり、このため発振回路20の発振を停止状態に
している。
【0076】更に、システムコントロール部21、受光
回路19、及び液晶ドライブ回路23の電源の供給も停
止し、発振回路20が発振を開始すると同時に上述の各
回路の電源も供給されるようになっている。
【0077】次に、ステップ(い)にて、スイッチ22
の状態を判定し、ここでスイッチ22が解放のままであ
れば、ステップ(あ)に戻り、またスイッチ22が閉じ
られれば、ステップ(う)に進む。
【0078】ステップ(う)では、発振回路20が発振
を開始し、シャッタ切り替え信号の受信を可能な状態に
するとともに、液晶シャッタを開放状態にするよう液晶
シャッタL/R制御信号21aをハイに設定し、液晶シ
ャッタに電圧を加えない状態にしてステップ(え)に進
む。
【0079】ステップ(え)では、シャッタ切り替え信
号のリーダーパルスPの判定を行い、リーダーパルスP
が存在すればステップ(お)に進み、また存在しなけれ
ばステップ(さ)に進み、液晶シャッタL/R信号をハ
イの状態に保持して液晶シャッタを開いた状態にし、再
度ステップ(え)に戻る。
【0080】次に、ステップ(お)にて、リーダーパル
スPの立ち上がりから左眼用パルスPLの立ち下がりの
時間(t2)、若しくはリーダーパルスPの立ち上がり
から右眼用パルスPRの立ち下がりの時間(t6)の判
定を行い、この時間がt6と判断すれば、右眼用シャッ
タ切り替え信号と判定してステップ(か)に進み、また
この時間がt2と判断すれば、左眼用シャッタ切り替え
信号と判断してステップ(く)に進む。
【0081】ステップ(か)では、液晶ドライブ回路2
3を制御するための右眼用信号を設定し、ステップ
(き)に進む。
【0082】また、ステップ(く)では、液晶ドライブ
回路23を制御するための左眼用信号を設定し、ステッ
プ(き)に進む。
【0083】ステップ(き)では、右眼用パルス若しく
は左眼用パルスのエンドビットを検出を行い、エンドビ
ットが検出されれば、ステップ(け)に進み、検出され
なければ、ステップ(え)に戻る。
【0084】ステップ(け)では、液晶ドライブ回路2
3に対してシャッタ開閉信号を出力し、ステップ(こ)
に進む。
【0085】ステップ(こ)では、リモコン信号を処理
する時間や受光回路での信号の遅れを原因とする、立体
映像回路13から出力されるシャッタ切り替え信号と、
液晶シャッタ眼鏡で生成されて液晶シャッタドライブ回
路に出力される信号とのタイミングのずれを解消する。
【0086】つまり、ステップ(こ)では、時間t8及
び時間t9の期間でタイミング調整を行い、シャッタ切
り替え同期信号と同期させるためのタイミングの調整を
行う。
【0087】このタイミングのずれが生じたままである
と画面に映し出される映像と液晶シャッタ眼鏡でみる映
像の同期が乱れ立体的に映像を見れないのある。
【0088】次にリモコン信号が途切れた場合、すなわ
ち、ミュート信号が入力された場合について、図9を用
いて説明する。
【0089】図9において、Bの時点からミュート信号
が入力された場合、シャッタ切り替え信号(a)が途切
れ、シャッタ切り替え信号が、Cの時点で右眼用シャッ
タ制御信号(c)、及び左眼用シャッタ制御信号(d)
がハイ、すなわち開放状態になっていることを示す。
【0090】このようにすることによって、チャンネル
切り替え時等のシャッタ切り替え同期信号の乱れによる
液晶シャッタの不自然な開放、遮断の状態を防止するこ
とができる。
【0091】尚、本実施例では、リモコン信号を処理す
る時間や受光回路での信号の遅れを原因とする、立体映
像回路13から出力されるシャッタ切り替え信号と、液
晶シャッタ眼鏡で生成されて液晶シャッタドライブ回路
に出力される信号とのタイミングのずれを液晶シャッタ
眼鏡にて行ったが、リモコン送信回路にて事前にタイミ
ングずれを考慮してリモコン信号を送信しても良い。
【0092】また、本実施例では、赤外線方式のリモコ
ン方式について説明したが、電波などのその他の媒体に
よる無線方式はもちろんのこと、有線式の液晶シャッタ
眼鏡を使用する立体映像装置においても本発明は有効で
ある。
【0093】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成することによ
り、チャンネル切り替え時に発生するCRTへの表示映
像の切り替えタイミングと眼鏡の液晶シャッタの切り替
えタイミングとの間の同期ずれに起因する不所望な映像
を映像ブランキング用のミューティング信号を使用する
ことにより簡単に遮断することができ、観察者は不快感
を持つことなく、最適な映像を認知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明立体映像装置のブロック図である。
【図2】シャッタ切り替え信号送信回路のブロック図で
ある。
【図3】液晶シャッタ眼鏡のブロック図である。
【図4】シャッタ切り替え信号送信回路の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】液晶シャッタ眼鏡のリモコン信号の動作を示す
フローチャートである。
【図6】ミュート信号が入力されていない時のシャッタ
切り替え信号送信回路のタイミングチャートである。
【図7】ミュート信号が入力された時のシャッタ切り替
え信号送信回路のタイミングチャートである。
【図8】ミュート信号が入力されていない時の液晶シャ
ッタ眼鏡のタイミングチャートである。
【図9】ミュート信号が入力された時の液晶シャッタ眼
鏡のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 チューナー 3 政局回路 4 中間周波増幅回路 5 映像検波回路 6 映像増幅回路 8 CRT 13 立体映像回路 14 シャッタ切り替え信号送信回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体映像を表示するための左眼用映像及
    び右眼用映像を交互に表示する表示手段と、該映像の観
    察者の右眼及び左眼の視野を交互に遮断する遮断手段
    と、前記表示に同期して前記遮断手段の遮断を制御する
    制御信号を前記遮断手段へ伝送する制御信号伝送手段と
    から構成され、該制御信号伝送手段はチャンネル切り換
    え時に前記遮断制御手段への制御信号の伝送を一定期間
    停止することを特徴とする立体映像装置。
  2. 【請求項2】 入力された信号を中間周波信号に変換す
    るチューナー手段と、チャンネルの選択に応じてチャン
    ネル選択信号を出力する選局手段と、前記チューナー手
    段からの中間周波信号から映像信号を取り出し、この映
    像信号を復調する映像処理手段と、前記映像処理手段か
    らの中間周波映像信号に基づいて右眼用映像信号と左眼
    用映像信号とが交互に発生する立体映像信号及びシャッ
    タ切り替え信号を作成する立体映像作成手段と、前記映
    像処理手段からの復調された映像信号若しくは前記立体
    映像作成手段からの立体映像信号を選択して表示する表
    示手段と、前記立体映像作成手段からの立体映像信号の
    表示に応答して観察者の右眼及び左眼の視野を交互に遮
    断するシャッタ手段と、前記立体映像表示手段からのシ
    ャッタ切り替え同期信号に同期して前記シャッタ手段の
    遮断を制御するシャッタ切り替え信号を作成し、該シャ
    ッタ切り替え信号を前記シャッタ手段に伝送するシャッ
    タ切り替え信号伝送手段とから構成され、前記選局手段
    からのチャンネル選択信号に応じて一定期間の間前記表
    示手段による映像信号若しくは立体映像信号の表示を停
    止するとともに、前記シャッタ切り替え信号伝送手段か
    ら前記シャッタ手段への前記シャッタ切り替え信号の伝
    送を停止することを特徴とする立体映像装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッタ切り替え信号伝送手段は、
    前記シャッタ切り替え信号伝送手段からのシャッタ切り
    替え信号と前記選局手段からのチャンネル選択信号を入
    力とするシステムコントロール手段と、該システムコン
    トロール手段により作成されたシャッタ制御信号を変調
    する変調手段と、該変調手段により変調されたシャッタ
    制御信号を入力として前記シャッタ手段に前記シャッタ
    制御信号を伝送する発光手段とから構成されていること
    を特徴とする請求項2記載の立体映像装置。
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