JP5531279B2 - 立体映像表示システム - Google Patents
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Description
具体的に,ユーザは3Dメガネを掛けることで,図6(a)に示すように表示装置で左目映像が表示されているときは左目だけでその左目映像を観察し,図6(b)に示すように表示装置で右目映像が表示されているときは右目だけでその右目映像を観察することとなり,図6(c)に示すようにその表示映像を立体的に見ることができる。なお,3Dメガネにより左目及び右目の視界を交互に有効化及び無効化する手法としては,特許文献1にも開示されているように,例えば液晶シャッタにより光の透過及び遮蔽を切り替えること等が考えられる。
ところで,3Dメガネでは,表示装置における左目映像及び右目映像の表示の切り替えに同期して,左目及び右目の視界の有効及び無効を切り替える必要がある。例えば,その同期をとる方法として,特許文献1(段落0024,表1)には,垂直同期周波数,右シャッタ開タイミング,右シャッタ閉タイミング,左シャッタ開タイミング,左シャッタ閉タイミング,V−Syncオフセットなどの情報を含むオフセット情報が表示装置から3Dメガネに送信され,3Dメガネにおいてそのオフセット情報に基づく液晶シャッタの開閉制御が行われることが開示されている。なお,このとき表示装置と3Dメガネとの間におけるオフセット情報の伝送には,無指向性のRF(無線周波数)通信方式が採用されているため,指向性が要求されるIR(赤外線)通信方式を利用する場合に比べて安定した通信が実現される。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,表示装置と3Dメガネとの間のデータ通信量を省減しつつ,表示装置及び3Dメガネを同期させることのできる立体映像表示システムを提供することにある。
そして,前記立体表示メガネが,該立体表示メガネにおける視界の切り替えタイミングを前記立体映像表示装置における左目映像及び右目映像の切り替えタイミングに同期させるための各々異なる同期制御情報の候補が予め複数記憶された同期制御情報記憶手段と,前記同期制御情報記憶手段に記憶された前記同期制御情報のいずれかに従って視界の切り替えタイミングを制御する同期制御手段とを備えている。
また,前記立体映像表示装置が,該立体映像表示装置における左目映像及び右目映像の切り替えタイミングに対応する同期制御情報を前記候補から選択させるための候補選択信号を所定期間経過ごとに前記立体表示メガネに送信する候補選択信号送信手段を備えている。
さらに,前記同期制御手段が,前記候補選択信号を受信したことを条件に,視界の切り替えタイミングを計るための計時情報をリセットすると共に,前記候補選択信号が示す同期制御情報を前記同期制御情報記憶手段に記憶された複数の同期制御情報から抽出し,該同期制御情報に従って視界の切り替えタイミングを制御する。
このように構成された本発明に係る立体映像表示システムでは,前記立体映像表示装置から前記立体表示メガネに対して,前記候補選択信号を送信するだけでよいため,従来のように各種の情報を含む前記同期制御情報を送信する場合に比べて,前記立体映像表示装置及び前記立体表示メガネの間のデータ通信量を省減することができる。従って,データ通信時の省電力化やデータ通信の安定化を図ることができる。
このような構成によれば,前記立体表示メガネ側の前記RF通信手段を常に駆動させておく必要がなくなるため,該立体表示メガネにおける消費電力を省減することができる。
他方,前記候補選択信号受信手段が,前記同期制御手段により視界の切り替えタイミングが変更されてから予め定められた調整時間が経過するまでの間は,前記送信要求の送信頻度を高くするものであることも考えられる。これにより,前記所定の処理実行後であって前記立体映像表示装置において連続して左目映像及び右目映像の切り替えタイミングが変更される可能性が高い前記調整時間の間は,前記立体映像表示装置における左目映像及び右目映像の切り替えタイミングの変更に迅速に対応することができる。
また,前記立体映像表示装置が,前記立体表示メガネの前記同期制御情報記憶手段に記憶された前記同期制御情報を変更するための同期制御情報変更情報を前記RF通信手段によって前記立体表示メガネに送信する同期制御情報送信手段を更に備えてなり,前記立体表示メガネが,前記立体映像表示装置から受信した前記同期制御情報変更情報に基づいて前記同期制御情報記憶手段に記憶された前記同期制御情報を変更する同期制御情報変更手段を更に備えてなることが考えられる。これにより,前記立体映像表示装置の機種や使用態様に対応して前記同期制御情報を変更することが可能となり汎用性に優れる。
まず,図1に示すブロック図を用いて,本発明の実施の形態に係る立体映像表示システムZの概略構成について説明する。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係る立体映像表示システムZは,表示位置が異なる左目映像及び右目映像を交互に切り替えて表示させるテレビジョン受像機X(立体映像表示装置の一例)と,テレビジョン受像機Xにおける左目映像及び右目映像の表示の切り替えに連動して左目及び右目の視界を交互に切り替えて有効化させる3DメガネY(立体表示メガネの一例)とを備えている。
テレビジョン受像機Xは,チューナ1a,1b,外部入力部2,映像切替回路3,映像処理回路4a,立体映像処理回路4b,RF通信回路5(RF通信手段),LCD制御回路6,液晶表示部7,制御回路8,リモコンインターフェース(I/F)回路9,リモコン9a,音声切替回路10,音声処理回路11,アンプ12,スピーカ13などを具備している。なお,テレビジョン受像機Xは,ここで説明する構成要素以外にも,一般的なテレビジョン受像機が有する構成要素を備えている。
リモコンインターフェース回路9は,当該テレビジョン受像機Xの操作用のリモコン9aから,赤外線伝送などの無線伝送によって,リモコン9aに対するユーザの操作入力の内容を取得し,その操作入力の内容を制御回路8に伝送するものである。例えば,リモコン9aには,テレビジョン受像機Xで視聴するテレビジョン放送のチャンネル選択や音量調節,電源ON/OFFなどの各種操作を行う一般的な操作キー9bが設けられている。また,リモコン9aには,テレビジョン受像機Xの表示映像を立体映像及び平面映像のいずれかに切り替えるための表示切替キー9cが設けられている。もちろん,リモコン9aの操作によって表示されるメニュー画面上の操作により立体映像及び平面映像の切替操作が可能な構成であってもよい。
RF通信回路5は,後述する3DメガネYのRF通信回路35との間で無線周波数(RF)通信方式による無線伝送を行うことにより各種のデータを伝送するRF送信回路及びRF受信回路を有している。また,RF通信回路5を利用してリモコン9aとの間でRF通信方式によるデータ通信が行われることも他の実施例として考えられる。
また,外部入力部2は,外部から入力されるコンポジット方式の映像信号及び音声信号や,セパレート方式の映像信号及び音声信号(いわゆるS端子の信号)等の外部入力映像信号及び外部入力音声信号を,映像切替回路3及び音声切替回路10各々へ伝送するインターフェースである。
音声処理回路11は,制御回路8からの指示に従って,音声切替回路10から伝送される音声信号に対して各種信号処理(例えば,イコライズ処理やサラウンド処理等)を行うものである。
アンプ12は,音声処理回路11による各種信号処理後の音声信号を,制御回路8からの音量指示に従って増幅或いは減衰させる処理を行い,処理後の各音声信号をスピーカ13へ伝送するものである。
映像処理回路4aは,映像切替回路3から伝送された映像信号に対して各種信号処理を行うものである。具体的に,映像処理回路4aは,映像信号のA/D変換や,A/D変換後の映像信号から水平同期信号及び垂直同期信号の分離,その同期信号に位相同期したクロック信号の生成,A/D変換後の映像信号からの輝度信号及び色信号の分離,所定の画質改善処理等を行い,その処理後の映像信号(以下「平面映像信号」という)を立体映像処理回路4bに出力する。
具体的に,前記立体映像表示モードにおいて,立体映像処理回路4bは,映像の1フレームごとの画像を左右それぞれに少しずらした左目用画像及び右目用画像を生成し,その左目用画像及び右目用画像を1フレームの半分の時間ごとに交互に合成することにより,前記左目映像及び前記右目映像からなる立体映像信号を生成する。もちろん,左目用画像及び右目用画像の切り替え時に両方が表示されない期間が介在してもよい。
また,立体映像処理回路4bは,生成した前記立体映像信号における左目映像及び右目映像の切り替えタイミングに対応する同期制御情報を示す候補選択信号を,該立体映像信号に対応する垂直同期信号と共にRF通信回路5に入力する。
また,前記候補選択信号は,立体映像処理回路4bで現在生成されている立体映像信号における左目映像及び右目映像の表示タイミングと,3DメガネYにおける左目及び右目の視界の有効化のタイミングとを同期させるための同期制御情報を,後述する3DメガネYの記憶メモリ34に記憶された複数の同期制御情報の候補から選択するための信号である。
具体的に,前記候補選択信号は,3DメガネYの記憶メモリ34に記憶された複数パターンの同期制御情報のいずれか一つを特定するために予め定められた数字など,該同期制御情報よりもデータ量が少ない信号である。例えば,同期制御情報のパターン数が16個以内であれば,候補選択信号は同期制御情報各々に対応する0〜15の数字を示すための4ビットの信号であればよい。その他,立体映像処理回路4bで現在生成されている立体映像信号における左目映像及び右目映像の表示タイミングに対応する前記同期制御情報がない場合,立体映像処理回路4bが最も近似する同期制御情報を選択することも他の実施例として考えられる。
液晶表示部7は,液晶パネルやバックライト装置などを備えており,LCD制御回路6から出力される映像信号に基づく映像を液晶パネルに表示するものである。なお,前記バックライト装置は,前記液晶パネルの背面側にマトリクス状に配置された多数のLED又は複数の冷陰極管(蛍光管)により該液晶パネルを背後から照明するものである。
図2に示すように,3DメガネYは,左目シャッタ31,右目シャッタ32,メガネ制御部33,記憶メモリ34(同期制御情報記憶手段の一例),RF通信回路35(RF通信手段),タイミング基準時計36などを備えている。なお,3DメガネYは,該3DメガネYに装着された不図示の電池などからの供給電力によって作動するものである。
RF通信回路35は,テレビジョン受像機XのRF通信回路5との間で無線周波数(RF)通信方式による無線伝送を行うことにより各種のデータを伝送するRF送信回路及びRF受信回路を有している。
タイミング基準時計36は,3DメガネYにおいてメガネ制御部33の動作の基準となる予め設定された周波数のクロック信号を生成するクロック生成部を備えている。即ち,3DメガネYは,テレビジョン受像機Xとは独立したクロック信号に基づいて自走するよう構成されている。また,タイミング基準時計36で生成されるクロック信号の周波数は,テレビジョン受像機XのLCD制御回路6の動作の基準となるクロック信号の周波数と同じ値に設定されている。さらに,タイミング基準時計36は,該タイミング基準時計36で生成されるクロック信号の数をカウントする。なお,タイミング基準時計36によるクロック信号のカウント値は,RF通信回路35による前記候補選択信号の受信時にメガネ制御部33によってリセットされる。
左目シャッタ31は,3DメガネYを使用するユーザの左目の視界の有効及び無効(光の透過及び遮蔽)を切り替える液晶層を有する液晶シャッタである。また,右目シャッタ32は,3DメガネYを使用するユーザの右目の視界の有効及び無効(光の透過及び遮蔽)を切り替える液晶層を有する液晶シャッタである。なお,3DメガネYの左目及び右目の視界の有効及び無効を切り替えるための構成はこれに限らず各種の従来手法を採用すればよい。
前述したように,前記同期制御情報各々は,垂直同期周波数,右シャッタ開タイミング,右シャッタ閉タイミング,左シャッタ開タイミング,左シャッタ閉タイミングなどの情報を含んでいる。例えば,右(左)シャッタ開タイミング及び右(左)シャッタ閉タイミングは,タイミング基準時計36で生成されるクロック信号に基づいて右シャッタ31(左シャッタ32)を開閉するためのタイミングをパルス数によって定めるものである。
メガネ制御部33は,MPUやRAM,ROMなどの制御機器を有しており,記憶メモリ34に記憶された前記同期制御情報のいずれかに従って,左目シャッタ31及び右目シャッタ32各々の液晶層への通電の有無を切り替えることにより,左目シャッタ31及び右目シャッタ32各々を開閉し,視界の切り替えタイミングを制御する。ここに,係る制御処理を実行するときのメガネ制御部33が同期制御手段に相当する。
具体的に,メガネ制御部33は,タイミング基準時計36でカウントされるクロック信号のカウンタ値が,右(左)シャッタ開タイミング及び右(左)シャッタ閉タイミングとして定められたカウンタ値に達したことを条件に左シャッタ31及び右シャッタ32各々を開閉する。
そして,LCD制御回路6は,立体映像処理回路4bから平面映像信号又は立体映像信号と共に入力される垂直同期信号の発生後,タイミング基準時計61から入力されるクロック信号に従って,平面映像信号又は立体映像信号を液晶表示部7の液晶パネルに映像を表示させる。具体的に,立体映像表示モードでは,1フレームの表示期間において,垂直同期信号の入力後から左目映像が所定時間表示された後,右目映像が所定時間表示されることになる。このとき,LCD制御回路6では,タイミング基準時計61によるクロック信号のカウンタ値(初期値「0」)に基づいて左目映像及び右目映像の表示タイミングが計られる。
以下,図3のフローチャートに従って,本実施の形態に係る立体映像表示システムZで実行される同期制御処理について説明する。なお,図3(a)中のS11,S12,…はテレビジョン受像機X側の処理手順(ステップ)番号,図3(b)中のS21,S22,…は3DメガネY側の処理手順(ステップ)番号を示している。なお,テレビジョン受像機X及び3DメガネY各々において以下の各処理を実行する制御主体は単なる一例であって適宜変更可能である。
まず,テレビジョン受像機X側の処理手順(S11〜S13)について説明し,その後,3DメガネY側の処理手順(S21〜S27)について説明する。
ステップS11において,テレビジョン受像機Xでは,RF通信回路5が,3DメガネYから送信される後述の送信要求信号の受信を待ち受ける(S11のNo側)。そして,3DメガネYからの送信要求信号が受信されると(S11のYes側),処理はステップS12に移行する。
ステップS12において,RF通信回路5は,立体映像処理回路4bからの垂直同期信号の入力を待ち受ける(S12のNo側)。そして,垂直同期信号が入力されると(S12のYes側),処理はステップS13に移行する。
ステップS13において,RF通信回路5は,テレビジョン受像機Xにおける左目映像及び右目映像の切り替えタイミングに対応する同期制御情報を示す候補選択信号を,前記送信要求信号の送信元の3DメガネYに送信する。また,RF通信回路5は,このとき同時にLCD制御回路6のタイミング基準時計61におけるクロック信号のカウンタ値をリセットする。なお,前記カウンタ値のリセットはLCD制御回路6によって行われてもよい。
前記送信要求信号は,後述するように3DメガネYから所定期間経過ごとに送信されるため,RF通信回路5は,その所定期間経過ごとに前記候補選択信号を送信することとなる。ここに,前記候補選択信号を所定期間経過ごとに3DメガネYに送信するときのRF通信回路5が候補選択信号送信手段に相当する。
一方,3DメガネY側では,メガネ制御部33が,予め設定された所定期間(例えば数秒から数十秒程度)の経過を待ち受ける(S21のNo側)。そして,メガネ制御部33は,前記所定期間が経過したと判断すると(S21のYes側),処理をステップS22に移行させる。即ち,ステップS22以後の処理は前記所定期間経過ごとに実行される。
ステップS22において,メガネ制御部33はRF通信回路35の駆動を開始させる。そして,メガネ制御部33は,続くステップS23において,その駆動が開始されたRF通信回路35を用いて,テレビジョン受像機Xに候補選択信号の送信を要求するための送信要求信号を送信する。
その後,メガネ制御部33は,RF通信回路35によるテレビジョン受像機Xからの候補選択信号の受信を待ち受ける(S24のNo側)。そして,メガネ制御部33は,RF通信回路35により候補選択信号が受信されたと判断すると(S24のYes側),処理をステップS25に移行させる。
このように,前記所定期間経過ごとにテレビジョン受像機Xに前記候補選択信号の送信要求を送信すると共に該テレビジョン受像機Xから前記候補選択信号を受信するときのメガネ制御部33が候補選択信号受信手段に相当する。
ステップS25において,メガネ制御部33は,左目シャッタ31及び右目シャッタ32の視界の有効及び無効の切り替えタイミングを計るためのクロック信号のカウンタ値(計時情報の一例)をリセット(設定)し,タイミング基準時計36におけるクロック信号のカウントを再び開始させる。なお,リセット後のカウンタ値はテレビジョン受像機Xと3DメガネYとの間のRF通信による遅延時間を考慮して予め設定しておけばよい。例えば,2クロック分の遅延時間が生じることがわかっている場合には,リセット後のカウンタ値を「2」に設定することが考えられる。また,前記カウンタ値のリセットはRF通信回路35によって行われてもよい。
また,メガネ制御部33は,前記ステップS25と並行して,前記候補選択信号が示す同期制御情報を記憶メモリ34に予め記憶された複数の同期制御情報から抽出し,該同期制御情報に従って左目シャッタ31及び右目シャッタ32の開閉制御を開始する(S26)。
このステップS25,S26により,3DメガネYでは,テレビジョン受像機Xにおける左目映像及び右目映像の切り替えタイミングに同期して左目及び右目の視界が交互に有効化されることとなり,該3DメガネYを掛けたユーザに対して左目映像及び右目映像を左目及び右目で交互に観察させ,テレビジョン受像機Xに表示される映像を立体的に見せることができる。
その後,続くステップS27では,メガネ制御部33は,RF通信回路35の駆動を停止させる。このように,前記ステップS21〜S24において前記送信要求信号の送信及び前記候補選択信号の受信が行われる間だけRF通信回路35を駆動させているため,該RF通信回路35を常に駆動させる場合に比べて消費電力を省減することができる。ここに,係る処理を実行するときのメガネ制御部33がRF駆動制御手段に相当する。
なお,図4(a)は3DメガネYからテレビジョン受像機Xに送信される送信要求信号,図4(b)はテレビジョン受像機Xから3DメガネYに送信される候補選択信号,図4(c)はテレビジョン受像機Xにおける垂直同期信号の発生タイミング,図4(d)はテレビジョン受像機XのLCD制御回路6の動作に用いられるクロック信号のカウンタ値,図4(e)は3DメガネYにおけるタイマリセットのタイミング,図4(f)は3DメガネYのメガネ制御部33の動作に用いられるクロック信号のカウンタ値を示している。
立体映像表示システムZでは,数秒〜数十秒間隔で3DメガネYからテレビジョン受像機Xに送信要求信号(図4(a))が送信される。そして,送信要求信号が受信されたテレビジョン受像機Xでは,垂直同期信号(図4(c))の発生タイミングと同時に,3DメガネYに対して候補選択信号(図4(b))が送信される。また,このとき同時にテレビジョン受像機Xにおけるタイミング基準時計61のクロック信号のカウンタ値がリセットされる(図4(d)参照)。
一方,3DメガネYでは,前記候補選択信号が受信されると,タイミング基準時計36のクロック信号のカウンタ値がリセットされて該クロック信号のカウントが「2」から再び開始され(図4(e),(f)),そのカウンタ値と前記候補選択信号に対応する前記同期制御情報とに基づいて3DメガネYにおける左目シャッタ31,右目シャッタ32の開閉タイミングが制御される。この「2」という数字は,テレビジョン受像機Xと3DメガネYとの間のRF通信処理などにおける遅延時間Tdを考慮して,テレビジョン受像機X及び3DメガネY各々におけるクロック信号のカウンタ値を同じ値にするために予め設定された数値である。もちろん,遅延時間を考慮する必要が無い場合には,「0」にリセットすればよい。また,同期制御情報において遅延時間Tdがなくなるように設定されており,リセット値が「0」であることも考えられる。
このように,立体映像表示システムZでは,前記同期制御処理(図3)が実行されることにより,テレビジョン受像機Xにおける左目映像及び右目映像の切り替えタイミングと,3DメガネYにおける左目及び右目の視野の有効化の切り替えタイミングとを同期させることができる。そして,立体映像表示システムZでは,テレビジョン受像機Xから3DメガネYに送信されるデータが前記候補選択信号だけであるため,従来のように前記同期制御情報そのものを送信する場合に比べてRF通信におけるデータ通信量を減らすことができ,該データ通信時における消費電力を省減することができる。
そこで,テレビジョン受像機Xにおいて,制御回路8が,リモコン9aなどに対するユーザ操作に応じて,3DメガネYの記憶メモリ34に記憶された同期制御情報を変更するための同期制御情報変更情報をRF通信回路5により3DメガネYに送信することが考えられる。ここに,係る処理を実行するときの制御回路8が同期制御情報送信手段に相当する。
そして,3DメガネYにおいては,メガネ制御部33が,テレビジョン受像機Xから受信した前記同期制御情報変更情報に基づいて記憶メモリ34に記憶された前記同期制御情報を変更することが考えられる。ここに,係る処理を実行するときのメガネ制御部33が同期制御情報変更手段に相当する。
これにより,3DメガネYで用いられる同期制御情報をテレビジョン受像機Xの機種や仕様に対応して変更することが可能となり,汎用性を高めることができる。
しかしながら,立体映像表示システムZのように,テレビジョン受像機Xと3DメガネYとの同期が数秒から数十秒間隔で行われる構成では,前記所定の処理によってタイミングが変更されても,その後,数秒から数十秒が経過するまでの間は同期を取ることができない。
そこで,テレビジョン受像機Xにおいて,制御回路8が,左目映像及び右目映像の切り替えタイミングの変更を伴う前記所定の処理の実行要求を受けた後,該所定の処理の実行を,次に3DメガネYから前記送信要求信号が受信されるまで待機させ,該送信要求信号が受信されたことを条件に前記所定の処理を実行することが考えられる。ここに,係る処理を実行するときの制御回路8が切替待機手段に相当する。
図5(a)に示すように,本実施例1に係る同期制御処理では,前記実施の形態で説明した同期制御処理(図3参照)に加えて,ステップS31〜S33の処理手順が実行される。
具体的に,図5(a)に示すように,テレビジョン受像機Xでは,ステップS31において,制御回路8が,左目映像及び右目映像の切り替えタイミングの変更を伴う所定の処理の実行要求がなされたか否かを判断する。ここで,前記所定の処理の実行要求がなされたと判断されると(S31のYes側),処理はステップS32に移行し,前記所定の処理の実行要求がなされていなければ(S31のNo側),処理は前記ステップS11に移行する。
ステップS32では,前記制御回路8は,前記所定の処理の実行を待機させたまま処理を前記ステップS11に移行させる。即ち,例えばユーザによりリモコン9aに対して左目映像及び右目映像の切り替えタイミングの変更を伴うチャンネル変更の操作要求がなされた場合であっても,その時点ではチャンネル変更の処理は実行されない。もちろん,チャンネルを変更しても左目映像及び右目映像の切り替えタイミングが変更されない場合には,その変更処理は前記所定の処理ではないため,そのチャンネル変更の処理を即時に行えばよい。
続くステップS33では,制御回路8が,前記ステップS32で待機されていた前記所定の処理を実行する。これにより,左目映像及び右目映像の切り替えタイミングは変更されることとなる。なお,前記所定の処理が待機されていない場合には,そのまま前記ステップS12に移行する。
そして,前述したように前記ステップS12,S13では,RF通信回路5が,垂直同期信号の発生タイミングで候補選択信号を3DメガネYに送信する。このとき,RF通信回路5は,前記ステップS33で前記所定の処理が実行された後の左目映像及び右目映像の切り替えタイミングに対応する同期制御情報を示す候補選択信号を前記送信要求信号の送信元の3DメガネYに送信する。
これにより,左目映像及び右目映像の切り替えタイミングが変更された直後から,次に同期がとられるまでの間の数秒から数十秒が経過するまでの間は,前記所定の処理の実行前の映像が継続して表示されるため,テレビジョン受像機Xと3DメガネYとの同期がとれていない状態で視聴者に映像を視聴させることを防止することができる。
このとき,前記所定の処理が要求された場合には,その後も連続的に同様の処理が要求されるおそれがある。例えば,ユーザが視聴する番組を選択する場合には,自己の所望の番組を見つけるまでの間,チャンネルの変更を繰り返し行うことがあり,この場合には,前記所定の処理が連続して複数回実行されることになる。しかしながら,前記立体映像表示システムZでは,数秒から数十秒の間隔で同期が行われるため,その頻繁な変更に迅速に対応することができない。一方,前記所定の処理が実行された後,ある程度の時間が経過すると,続けて前記所定の処理が実行される可能性は低くなる。
そのため,前記所定の処理が実行された直後だけは,その他の場合に比べて,テレビジョン受像機Xと3DメガネYとの同期をとる頻度を高くすることが望ましい。これにより,前記所定の処理が連続して複数回実行される場合に,その所定の処理による左目映像及び右目映像の切り替えタイミングの変更に迅速に対応して3DメガネYを動作させることができる。
これにより,例えばユーザによるチャンネル変更などの前記所定の処理の要求操作がなされる可能性が高い状態においては,その所定の処理の実行に伴う左目映像及び右目映像の切り替えタイミングの変更に迅速に対応して3DメガネYを動作させることができる。
そこで,テレビジョン受像機Xと3DメガネYとの間で,RF通信とは異なる手法により,テレビジョン受像機Xにおける表示モードの変更を,該テレビジョン受像機Xから3DメガネYに伝達する構成が考えられる。以下,係る構成の一例について説明する。
具体的には,テレビジョン受像機Xの正面に,立体映像表示モードである場合に赤外線の光を照射し,平面映像表示モードである場合に消灯する赤外線照射部を設ける。一方,3DメガネYには,そのテレビジョン受像機Xの赤外線照射部の点灯及び消灯を検知するための赤外線検知部を設ける。ここで,3DメガネYでは,RF通信回路35の駆動が停止されている場合であっても,前記赤外線検知部は駆動されている状態である。
そして,3Dメガネでは,メガネ制御部33が,前記赤外線検知部により赤外線が検知されている場合には,立体映像表示モードであると判断して,前記同期制御処理により左目シャッタ31及び右目シャッタ32を交互に開閉する。他方,前記赤外線検知部により赤外線が検知されていない場合,メガネ制御部33は,左目シャッタ31及び右目シャッタ32の開閉制御を停止して両方の視界を有効にする。これにより,3DメガネYは,テレビジョン受像機Xにおける表示モードの切り替えに迅速に対応して動作することができる。
そこで,テレビジョン受像機Xの表示映像を立体的に視聴するための限界角度と,前記赤外線検知部による赤外線検知が可能な限界角度とが同じになるように前記赤外線照射部及び前記赤外線検知部を配置しておくことが考えられる。これにより,3DメガネYを使用してテレビジョン受像機Xの表示映像を立体的に視聴することができない場合に,自動的に前記同期制御処理による左目シャッタ31及び右目シャッタ32の開閉制御を停止させることができる。
これにより,3DメガネYのメガネ制御部33は,その赤外線照射部の状態の切り替えを条件に左目映像及び右目映像の切り替えタイミングの変更を知得し,RF通信回路35を駆動させて送信要求信号の送信を実行することができる。
2:外部入力部
3:映像切替回路
4a:映像処理回路
4b:立体映像処理回路
5:RF通信回路
6:LCD制御回路
7:液晶表示部
8:制御回路
8a:MPU
8b:ROM
8c:EEPROM
9:リモコンインターフェース回路
9a:リモコン
9b:操作キー
9c:表示切替キー
10:音声切替回路
11:音声処理回路
12:アンプ
13:スピーカ
S11〜S13:処理手順(ステップ)番号
S21〜S27:処理手順(ステップ)番号
S31〜S33:処理手順(ステップ)番号
X:テレビジョン受像機(立体映像表示装置の一例)
Y:3Dメガネ(立体表示メガネ)
Z:立体映像表示システム
Claims (5)
- 表示位置が異なる左目映像及び右目映像を交互に切り替えて表示させる立体映像表示装置と,前記立体映像表示装置における左目映像及び右目映像の表示の切り替えに連動して左目及び右目の視界を交互に切り替えて有効化させる立体表示メガネとを備えてなる立体映像表示システムであって,
前記立体表示メガネが,該立体表示メガネにおける視界の切り替えタイミングを前記立体映像表示装置における左目映像及び右目映像の切り替えタイミングに同期させるための各々異なる同期制御情報の候補が予め複数記憶された同期制御情報記憶手段と,前記同期制御情報記憶手段に記憶された前記同期制御情報のいずれかに従って視界の切り替えタイミングを制御する同期制御手段とを備えてなり,
前記立体映像表示装置が,該立体映像表示装置における左目映像及び右目映像の切り替えタイミングに対応する同期制御情報を前記候補から選択させるための候補選択信号を所定期間経過ごとに前記立体表示メガネに送信する候補選択信号送信手段を備えてなり,
前記同期制御手段が,前記候補選択信号を受信したことを条件に,視界の切り替えタイミングを計るための計時情報をリセットすると共に,前記候補選択信号が示す同期制御情報を前記同期制御情報記憶手段に記憶された複数の同期制御情報から抽出し,該同期制御情報に従って視界の切り替えタイミングを制御してなることを特徴とする立体映像表示システム。 - 前記立体映像表示装置及び前記立体表示メガネ各々が,RF通信方式によるデータ通信を行うためのRF通信手段を備えてなり,
前記立体表示メガネが,前記所定期間経過ごとに前記RF通信手段によって前記立体映像表示装置に前記候補選択信号の送信要求を送信すると共に該立体映像表示装置から前記候補選択信号を受信する候補選択信号受信手段と,前記候補選択信号受信手段による前記送信要求の送信及び前記候補選択信号の受信が行われる間だけ前記RF通信手段を駆動させるRF駆動制御手段とを備えてなり,
前記候補選択信号送信手段が,前記所定期間経過ごとに送信される前記送信要求を受信したことを条件に,前記RF通信手段によって前記候補選択信号を前記送信要求の送信元の前記立体表示メガネに送信するものである請求項1に記載の立体映像表示システム。 - 前記立体映像表示装置が,左目映像及び右目映像の切り替えタイミングの変更を伴う所定の処理の実行要求を受けた後,該所定の処理の実行を次に前記立体表示メガネから前記送信要求が受信されるまで待機させ,該送信要求が受信されたことを条件に前記所定の処理を実行する切替待機手段を更に備えてなり,
前記候補選択信号送信手段が,前記送信要求を受信したことを条件に,前記切替待機手段による前記所定の処理の実行により変更された後の左目映像及び右目映像の切り替えタイミングに対応する同期制御情報を前記候補から選択させるための候補選択信号を前記送信要求の送信元の前記立体表示メガネに送信するものである請求項2に記載の立体映像表示システム。 - 前記候補選択信号受信手段が,前記同期制御手段により視界の切り替えタイミングが変更されてから予め定められた調整時間が経過するまでの間は,前記送信要求の送信頻度を高くするものである請求項2に記載の立体映像表示システム。
- 前記立体映像表示装置が,前記立体表示メガネの前記同期制御情報記憶手段に記憶された前記同期制御情報を変更するための同期制御情報変更情報を前記RF通信手段によって前記立体表示メガネに送信する同期制御情報送信手段を更に備えてなり,
前記立体表示メガネが,前記立体映像表示装置から受信した前記同期制御情報変更情報に基づいて前記同期制御情報記憶手段に記憶された前記同期制御情報を変更する同期制御情報変更手段を更に備えてなる請求項1〜4のいずれかに記載の立体映像表示システム。
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