JPH08316865A - 移動体通信端末装置 - Google Patents

移動体通信端末装置

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Publication number
JPH08316865A
JPH08316865A JP7120000A JP12000095A JPH08316865A JP H08316865 A JPH08316865 A JP H08316865A JP 7120000 A JP7120000 A JP 7120000A JP 12000095 A JP12000095 A JP 12000095A JP H08316865 A JPH08316865 A JP H08316865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pll
voltage
output
pass filter
converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP7120000A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Yamagishi
雅司 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP7120000A priority Critical patent/JPH08316865A/ja
Publication of JPH08316865A publication Critical patent/JPH08316865A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】間欠駆動によりPLL回路の消費電流を低減し
て、移動体通信端末装置の待ち受け時間を延ばすこと。 【構成】呼び出しを待ち受けている状態において、PL
L回路にロックがかかっているとき、LPF3の直流電
圧出力をCPU5が保持し、これをVCO1に出力して
VCO1に発振させる。一方、VCO1の出力と基準信
号との位相差を出力するPLL−IC2の電源電圧V
PLL の供給を停止し、消費電流を低減する。所定時間後
再びPLL−IC2に電源電圧VPLL の供給を行うとと
もにPLL回路のループを形成して、ロックをかけ直
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基地局から送信あるい
は受信チャネルの切り換え指示を受ける移動体通信端末
装置に係り、特にPLL回路の改善により呼び出しを待
ち受けている状態での低消費電力化を達成し、待ち受け
時間をより延長しようとするものである。このような通
信端末装置には、セルラー電話システムに用いる携帯電
話などが有る。
【0002】
【従来技術】セルラー電話システムは、基地局が移動局
(携帯電話)に対し、送受信チャネルの切り換え命令メ
ッセージを送信し、移動局は、待ち受け状態にあって
も、常時、基地局からのメッセージを監視し、数有るメ
ッセージの中の一つであるチャネル切り換え命令を受信
したとき、その命令に従い指定されたチャネルに切り換
えるようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】呼び出しを待ち受けて
いる状態では、チャネル切り換え命令メッセージが送ら
れて来ることはそれほど多くないのに対し、移動局はチ
ャネル切り換え命令メッセージの受信に備えて常時、P
LL回路を動作させている。
【0004】本発明は、PLL回路を間欠動作させて、
移動体通信端末装置の待ち受け時間を長くすることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の課題を解
決するために、基地局からチャネル変更指示が無い待ち
受け状態等において、位相同期したPLL回路のローパ
スフィルタの出力を保持してローパスフィルタは電圧制
御発振器から切離し、保持したローパスフィルタの出力
を電圧制御発振器に入力し、電圧制御発振器の出力と基
準信号との位相差を出力するPLL−ICに電源供給を
せずPLL−ICを実質駆動停止し、基地局からチャネ
ル変更指示を受けた時あるいは電圧制御発振器の出力に
変動が生じない程度に所定時間経過したらPLL−IC
への電源供給を再開するとともにローパスフィルタを電
圧制御発振器を接続して再度位相同期を図るようにす
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例を説明
する。
【0007】図1は本発明に係るPLL回路の原理ブロ
ック図を示し、電圧制御発振器(VCO)1、PLL−
IC2、ローパスフィルタ(LPF)3、アナログ/デ
ジタル変換器(A/D)4、CPU5、デジタル/アナ
ログ変換器(D/A)6、メモリ7、スイッチS1、S
2から構成される。PLL−IC2はVCO1の出力電
圧と基準信号の位相差を出力するもので、同期させる周
波数を変更するときその分周比を変化させる可変分周
器、基準信号とVCO1の出力との位相を比較する位相
比較器等がパッケージングされたものであり、電源電圧
PLL で駆動される。
【0008】端末装置の待ち受け状態において、ループ
にロックがかかっており、基地局からチャネル切り換え
指示メッセージが到来していない状態で、CPU5はL
PF3の出力する位相差に応じた直流電圧をA/D4を
介して保持し、D/A6に出力してスイッチS1をDA
6側に切り換え、かつスイッチS2をオフする。こによ
りVCO1はロックがかかった状態のLPF3の出力を
入力されるのでロックがかかった状態の出力を維持し、
一方スイッチS2はオフされるのでPLL IC2の動
作は停止する。なお、ループにロックがかかっているこ
とは、A/D4の出力により検出できる。
【0009】この状態で時間が経過すると、VCO1の
周波数特性、温度特性、さらには電源電圧VVCO の変動
等で、VCO1の発振周波数が序序に所定周波数からず
れてくるので、所定周波数の許容範囲からずれない程度
の時間間隔(メモリ7に周波数情報、温度情報に対応付
けた時間情報を記憶)でスイッチS1をLPF3側に切
り換え、スイッチS2をオンしてPLL−IC2の動作
を開始させ、PLL回路により再度正確に所定周波数に
ロックをかけるように調整を行う。
【0010】本発明はこのスイッチS1,S2の切り換
え動作を間欠的に行うものである。なお、PLL−IC
2の電源供給停止状態で、基地局よりチャネル変更指示
メッセージを受信すれば、CPU5はスイッチS1をL
PF3側に切り換え、S2をオンしてPLL回路を正常
に動作させ、PLL−IC2の可変分周器の分周比を切
り換えるよう制御することはもちろんである。
【0011】また、PLL−IC2を間欠動作させる時
間間隔は、メモリ7に周波数毎に各所定温度での時間情
報を記憶させるだけでなく、温度情報に基づき間欠時間
を導く周波数毎の計算式を予め求めてメモリ7に記憶さ
せておくことなどでもよい。また、温度情報は、移動体
通信端末装置が具備するサーミスタ等の温度検出手段を
用いてCPU5が間欠時間情報を得られるようにすれば
よい。
【0012】図2は本発明の一実施例を示すセルラー電
話端末の要部ブロック図で、本発明を適用したPLL回
路を周波数シンセサイザに適用している。アンテナで受
信した受信信号をバンドパスフィルタを介して高周波増
幅器で増幅する。増幅信号はミキサーでVCO1の発振
周波数と混合して所定チャンネル周波数を抽出する。P
LL回路の動作については上述の通りである。
【0013】
【発明の効果】待ち受け時の消費電流がPLL−ICを
間欠的に停止する分減少し、待ち受け時間が伸びる。
【0014】電圧制御発振器は常時電源供給をして駆動
しているため、受信部はデータ受信が行え、チャネル変
更命令等来た場合にはPLL−ICを動作させ対応可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示すPLL回路のブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示す携帯電話機の受信回路
ブロック図。
【符号の説明】
1:電圧制御発信器(VCO) 2:PLL−IC 3:ローパスフィルタ(LPF) 4:AD変換器(A/D) 5:CPU 6:DA変換器(D/A) 7:メモリ S1,S2:スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局からチャネルの変更指示を受け、該
    チャネル周波数を生成するためにPLL回路を具備する
    移動体通信端末装置において、前記PLL回路は電圧制
    御発振器と、前記電圧制御発振器の出力と基準信号との
    位相差を出力するPLL−ICと、前記位相差に応じた
    直流電圧を出力するローパスフィルタと、前記直流電圧
    をデジタル化してCPUに入力するAD変換器と、前記
    CPUに入力されたデジタル化された直流電圧を再度ア
    ナログ信号として出力するDA変換器と、前記ローパス
    フィルタの出力と前記DA変換器の出力のうち一方を選
    択して前記電圧制御発振器に入力させる第1切換スイッ
    チと、前記PLL−ICへの電源供給をオン/オフする
    第2切換スイッチとを具備し、 前記CPUは、呼び出しを待ち受け中に前記第1切換ス
    イッチがローパスフィルタ側に接続され第2切換スイッ
    チがオンされたPLL−ICの駆動状態でPLL回路に
    ロックがかかり、さらに基地局からチャネル変更指示が
    無いとき、 前記AD変換器の出力するデジタル化されたローパスフ
    ィルタの直流電圧出力を保持し、第1切換スイッチをD
    A変換器側に切り換え、第2切換スイッチをオフしてP
    LL−ICの駆動を実質停止させ、 該停止状態で基地局からチャネルの変更指示を受けたと
    きあるいは該変更指示を受ける前に所定時間経過したと
    き第1切換スイッチをローパスフィルタ側に戻すととも
    に第2切換スイッチをオンしてPLL−ICの駆動を再
    開させるようにしたことを特徴とする移動体通信端末装
    置。
JP7120000A 1995-05-18 1995-05-18 移動体通信端末装置 Pending JPH08316865A (ja)

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JP7120000A JPH08316865A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 移動体通信端末装置

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JPH08316865A true JPH08316865A (ja) 1996-11-29

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